JP7435140B2 - 構造体を有する構造物及びその構築方法 - Google Patents
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Description
はじめに、本発明の第1の実施形態に係る構造体について、図1~図3を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る構造体の外観形状を概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示す構造体の一部である台形板材を示す拡大正面図である。図3は、図1に示す構造体の拡大分解斜視図である。
そして、構造体55を構成する台形板材10は、図2に示すように、台形の板面を有する板材であり、互いに平行かつ長さの異なる第1の辺11及び第2の辺12と、互いに長さの異なる第3の辺13及び第4の辺14とを有している。
本発明の第1の実施形態に係る構造体の構築方法について、さらに図4を加えて説明する。図4は、本発明の第1の実施形態に係る構造物の構築方法を説明する説明図である。
はじめに、切断工程において、図4の(1)に示すように、1枚の矩形形状の板基材50を、短手方向を横切る方向に2箇所で切断する。これにより、互いに平行かつ長さの異なる第1の辺11及び第2の辺12と、互いに長さの異なる第3の辺13及び第4の辺14とを有する第1の台形板材10と、第3の辺13を斜辺とする直角三角形板片51と、第4の辺14を有する台形板基材52とを得る。ここで、板基材50を切断する方法は特に限定されず、用いる板基材50の材質に応じて適宜選択すればよい。
次に、板材形成工程において、図4の(2)に示すように、上記(1)の工程で得られた直角三角形板片51と、台形板基材52とを接合する。これにより、第2の台形板材10を得る。
それから、接合角部(A)形成工程において、図4の(3)に示すように、上記(2)の工程で得られた第1の台形板材10及び第2の台形板材10を第3の辺13同士で接合し、接合角部(A)30を形成する。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る構造体について、図5A及び5Bを参照して説明する。図5Aは、本発明の第2の実施形態に係る構造体の一部である台形板材を示す正面図である。図5Bは、図5Aに示すA-A線断面図である。
(第1の実施形態)
次に、本発明に係る構造物の第1の実施形態について、図6及び図7を参照して説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係る構造物の外観形状を概略的に示す斜視図である。図7は、図6に示す構造物の上縁のみを示す平面図である。
本発明の第1の実施形態に係る構造物の構築方法について、さらに図8を加えて説明する。図8は、本発明の第1の実施形態に係る構造物の構築方法を説明する説明図である。
接合角部(B)形成工程では、図8の(4)に示すように、(3)接合角部(A)形成工程で得られた2つの構造体55を第4の辺14同士で接合して、接合角部(B)40を形成する。なお、接合角部(B)形成工程は、所望の構造物に必要な数の接合角部(B)が形成されるまで繰り返す。
図9は、本発明の第1の実施形態に係る、台形板材の形状を決定する方法の一例を説明する説明図である。
図10は、本発明の第1の実施形態の変形例に係る構造物の外観形状を概略的に示す斜視図である。図10に示す構造物71は、構造物100(図6参照)に用いた台形板材の形状、大きさ及び数を異ならせるとともに、接合角部(A)及び接合角部(B)の数を変更することで得られる構造物である。
次に、本発明の第2の実施形態に係る構造物について、図11を参照して説明する。図11は、本発明の第2の実施形態に構造物の一部を分解して示す拡大斜視図である。
また、本実施形態では、拘束材を構造物の下縁側に設ける構成として説明したが、これに限定されず、拘束材を構造物の上縁側に設けるとともに、水平材により構造物の上縁を連結してもよい。その場合、水平材として、例えば天井板を用いてもよい。さらに、角度固定材及び水平材それぞれの形状は、図11に示したものに限定されず、台形板材の大きさ及び接合角部(A)の接合角度などに応じて、適宜設定すればよい。さらに、本実施形態では、拘束材は、接合角部(A)を拘束するものとして説明したが、これに限定されず、本発明に係る拘束材は、上述した接合角部(B)を拘束するものであってもよい。
次に、本発明の第3の実施形態に係る構造物について、図12を参照して説明する。図12は、本発明の第3の実施形態に係る構造物の外観形状を概略的に示す斜視図である。
最後に、図12に示す構造物の構築方法について説明する。図13は、図12に示す構造物の構築方法を説明する説明図である。
11:第1の辺
12:第2の辺
13:第3の辺
14:第4の辺
30:接合角部(A)
40:接合角部(B)
50:板基材
51:直角三角形板片
52:台形板基材
55:構造体
71:構造物
80:拘束材
81:角度固定材
82:水平材
90:台形板材
90a:台形板材片
90b:台形板材片
91:空隙部
92:断熱材
100,200:構造物
Claims (11)
- 互いに隣接する同一形状の複数の構造体が接合されてなる構造物であって、
前記構造体は、互いに隣接する同一形状の台形板材が接合されてなる構造体であって、前記台形板材は、互いに平行かつ長さの異なる第1の辺及び第2の辺と、互いに長さの異なる第3の辺及び第4の辺とを有しており、前記構造体は、隣接する前記台形板材の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士が接合されてなる接合角部(A)を有する、構造体であり、
前記構造物は、隣接する前記構造体の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士が接合されてなる接合角部(B)を有し、
前記接合角部(A)及び前記接合角部(B)は、前記構造物の一方の板面において交互に繰り返されており、
前記複数の構造体は環状に接合されている、構造物。 - 前記接合角部(A)及び/又は前記接合角部(B)を拘束する拘束材を有する、請求項1に記載の構造物。
- 互いに隣接する同一形状の複数の構造体が接合されてなる構造物であって、
前記構造体は、互いに隣接する同一形状の台形板材が接合されてなる構造体であって、前記台形板材は、互いに平行かつ長さの異なる第1の辺及び第2の辺と、互いに長さの異なる第3の辺及び第4の辺とを有しており、前記構造体は、隣接する前記台形板材の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士が接合されてなる接合角部(A)を有する、構造体であり、
前記構造物は、隣接する前記構造体の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士が接合されてなる接合角部(B)を有し、
前記接合角部(A)及び前記接合角部(B)は、前記構造物の一方の板面において交互に繰り返されており、
前記接合角部(A)及び/又は前記接合角部(B)を拘束する拘束材を有する、構造物。 - 前記拘束材は、前記構造物の上縁又は下縁を連結する水平材を含む、請求項2又は3に記載の構造物。
- 前記台形板材は互いに着脱可能に接合されている、請求項1~4のいずれか1項に記載の構造物。
- 前記台形板材は、2つの台形板材片の積層体であり、第1の前記台形板材片と第2の前記台形板材片との間に空隙部を有する、請求項1~5のいずれか1項に記載の構造物。
- 前記空隙部に断熱材を備える、請求項6に記載の構造物。
- 互いに隣接する同一形状の複数の構造体が接合されてなる構造物の構築方法であって、
互いに隣接する同一形状の台形板材が接合されてなる構造体の構築方法であって、1枚の矩形形状の板基材を、短手方向を横切る方向に2箇所で切断して、互いに平行かつ長さの異なる第1の辺及び第2の辺と、互いに長さの異なる第3の辺及び第4の辺とを有する第1の前記台形板材と、前記第3の辺又は前記第4の辺を斜辺とする直角三角形板片と、前記第3の辺又は前記第4の辺を有する台形板基材とを得る切断工程と、前記直角三角形板片と前記台形板基材とを接合して、第2の前記台形板材を得る板材形成工程と、前記台形板材の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士を接合して接合角部(A)を形成する接合角部(A)形成工程とを含む、構造体の構築方法により構造体を構築する構造体構築工程と、
前記構造体の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士を接合して接合角部(B)を形成する接合角部(B)形成工程とを含み、
前記複数の構造体は環状に接合されている、構造物の構築方法。 - 前記接合角部(A)及び/又は前記接合角部(B)を拘束する拘束材を有する、請求項8に記載の構造物の構築方法。
- 互いに隣接する同一形状の複数の構造体が接合されてなる構造物の構築方法であって、
互いに隣接する同一形状の台形板材が接合されてなる構造体の構築方法であって、1枚の矩形形状の板基材を、短手方向を横切る方向に2箇所で切断して、互いに平行かつ長さの異なる第1の辺及び第2の辺と、互いに長さの異なる第3の辺及び第4の辺とを有する第1の前記台形板材と、前記第3の辺又は前記第4の辺を斜辺とする直角三角形板片と、前記第3の辺又は前記第4の辺を有する台形板基材とを得る切断工程と、前記直角三角形板片と前記台形板基材とを接合して、第2の前記台形板材を得る板材形成工程と、前記台形板材の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士を接合して接合角部(A)を形成する接合角部(A)形成工程とを含む、構造体の構築方法により構造体を構築する構造体構築工程と、
前記構造体の前記第3の辺同士又は前記第4の辺同士を接合して接合角部(B)を形成する接合角部(B)形成工程とを含み、
前記接合角部(A)及び/又は前記接合角部(B)を拘束する拘束材を有する、構造物の構築方法。 - 前記構造体を環状に接合する環状接合工程と、
複数の前記構造物を高さ方向に交互に天地を逆にして積層する積層工程とを含む、請求項8~10のいずれか1項に記載の構造物の構築方法。
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