JP6786808B2 - コンクリート構造物 - Google Patents

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Description

本発明は、橋脚基礎のフーチング等のコンクリート構造物に用いられるブロックを用いたコンクリート構造物に関する。
従来、橋脚基礎のフーチング等の大型のコンクリート構造物は、現場において鉄筋を配置してコンクリートを打設することが多い。このように巨大なコンクリート構造物を打設する場合、天候に左右され、製造に長期間を要することがある。
そこで、大型のコンクリート構造物において、プレキャスト工法を用いることが検討されている。(例えば、特許文献1参照)。この文献に記載されたプレキャストブロックは、外殻フレームの外周に沿って配設された補強用の鉄筋に、所要の間隔で中間帯筋を配設する。そして、鉄筋及び中間帯筋で囲まれた領域に、現場打ちコンクリートの打設が可能な空間を形成するように、鉄筋及び中間帯筋をプレキャストコンクリートにより一体化して形成する。更に、この文献には、このプレキャストブロックを複数に分割した形状にすることが記載されている。
特開2004−131988号公報
上記文献に記載のプレキャストブロックを用いる場合、各ブロックを整合させて積層する。ここで、プレキャストブロックを整合、積層すると、コンクリート構造物に目地(ブロック同士の繋ぎ目)が生じる。この目地がそろってしまうと外力が集中しやすく、ここから割れ等が生じ、強度が問題になる可能性がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、強固なコンクリート構造物を効率的に構築するためのブロックを用いたコンクリート構造物を提供することにある。
上記課題を解決するブロックは、平面充填可能な多角形のベース形状の底面を有する柱形状のプレキャストコンクリートのブロックであって、上面から下面に貫通する貫通孔と、前記ベース形状において対向する頂点に設けられた切欠きとを有する。これにより、コンクリート構造物を製造する場合には、平面充填するようにブロックを配置し、下層ブロックの切欠きを組み合わせて形成される孔と、上層ブロックの貫通孔とを整合させて形成した筒空間に固定部材を設けることができる。従って、下層ブロックによって形成された目地と上層ブロックによって形成された目地とをずらして配置することができるため、プレキャストコンクリートで、強固なコンクリート構造物を効率的に構築することができる。
上記ブロックは、前記ベース形状は、正方形であることが好ましい。これにより、ブロックを、簡単に平面充填することができる。
上記ブロックは、前記ベース形状は、六角形であることが好ましい。これにより、ブロックを、簡単に平面充填することができる。
上記ブロックは、前記切欠きを、前記貫通孔の水平断面形状を分割した形状で構成することが好ましい。これにより、下層ブロックの切欠きを組み合わせて形成される孔が、上層ブロックの貫通孔とほぼ同じ断面形状とすることができる。
上記ブロックは、他のブロックを隣接して配置した場合、隣接ブロックの切欠きとの組み合わせにより構成される合成貫通孔と、前記貫通孔とが、水平面内において等間隔で配置される位置に切欠きを設けることが好ましい。これにより、下層ブロックの切欠きを組み合わせて形成される孔と貫通孔とを効率よく整合させることができる。
上記課題を解決するためのコンクリート構造物は、平面充填可能な多角形のベース形状の底面を有する柱形状のプレキャストコンクリートのブロックを積層して構成したコンクリート構造物であって、前記ブロックは、上面から下面に貫通する貫通孔と、前記ベース形状において対向する頂点に設けられた切欠きとを有しており、下層ブロックの切欠きを組み合わせて形成される孔と、上層ブロックの貫通孔とを整合させて形成した筒空間に固定部材を設けるとともに、下層ブロックによって形成された目地と上層ブロックによって形成された目地とがずれる位置に上下層のブロックが配置されている。これにより、ブロックの目地をずらしながら、プレキャストコンクリートのブロックを積層したコンクリート構造物を構築することができるので、強固なコンクリート構造物を効率的に構築することができる。
本発明によれば、強固なコンクリート構造物を効率的に構築することができる。
第1の実施形態におけるブロックの説明図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図。 第1の実施形態におけるブロックを積層した状態の説明図であって、(a)は平面図、(b)は斜視図。 第2の実施形態におけるブロックの説明図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図。 第2の実施形態におけるブロックを積層した状態の説明図であって、(a)は平面図、(b)は斜視図。 第3の実施形態におけるブロックの説明図であって、(a)はブロックの平面図、(b)はブロックを積層した状態の斜視図。 第4の実施形態におけるブロックの説明図であって、(a)はブロックの平面図、(b)はブロックを積層した状態の平面図。 第5の実施形態におけるブロックの説明図であって、(a)はブロックの平面図、(b)はブロックを積層した状態の平面図。 第6の実施形態におけるブロックの説明図であって、(a)はブロックの平面図、(b)はブロックを積層した状態の平面図。 変更例におけるブロックの説明図であって、(a)は貫通孔を縮径したブロックの立面図、(b)は貫通孔を斜めに形成したブロックの立面図、(c)は貫通孔を縮径したブロックを用いて積層したときの断面図、(d)は貫通孔を小さくしたブロックの平面図、(e)は貫通孔を大きくしたブロックの平面図、(f)は第2の実施形態の変更例のブロックの平面図。 変更例におけるブロックの説明図であって、(a)は第2の実施形態の変更例のブロックの平面図、(b)はブロックを積層した状態の平面図。 変更例におけるブロックの説明図であって、(a)は1対の対向する頂点にのみ切欠きを設けたブロックの平面図、(b)はブロックを積層した状態の平面図。
(第1の実施形態)
以下、図1及び図2を用いて、ブロック及びコンクリート構造物の一実施形態を説明する。ここでは、コンクリート構造物として橋脚のフーチングを製造する場合を想定する。
図1(a)及び図1(b)は、それぞれ、本実施形態のブロック10の斜視図及び平面図を示している。
図1(a)に示すように、ブロック10は、プレキャストコンクリートであり、例えば高さが約0.5mの柱形状の本体部11を有している。本体部11の底面は、正方形のベース形状を有している。ここで、ベース形状は、ブロック10の上面において、後述する切欠きや貫通孔を除いた本体部11の基本形状を意味する。本実施形態のベース形状は、一辺が約3.6mの正方形状(平面充填形状)である。
本体部11の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔12が形成されている。貫通孔12の中心軸は、ブロック10の中心軸と一致している。本実施形態の貫通孔12は、水平断面が円形の筒形状を有している。本実施形態では、この貫通孔12の筒形状の直径は約1.8m(半径:約0.9m)である。更に、貫通孔12の周囲には、複数の係止孔13が離散して形成されている。具体的には、各係止孔13は、ベース形状の中心と各頂点を結ぶ線上の中点に位置している。各係止孔13も、本体部11の上面から下面に貫通している。
図1(b)に示すように、本体部11のベース形状の各頂点には、切欠き15が形成されている。本実施形態では、各切欠き15は、貫通孔12を4分割した扇形状であり、ベース形状の各頂点を中心として形成されている。更に、本実施形態の切欠き15の扇形状の半径は、貫通孔12の半径と同じ約0.9mである。
次に、図2を用いて、以上のように構成したブロック10を用いたフーチングの製造方法について説明する。
図2(a)及び図2(b)は、複数のブロック10を積層した状態の平面図及び斜視図である。
図2(a)に示すように、複数のブロック10を、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。具体的には、ブロック10のベース形状を当接させた状態で、平面状(x方向,y方向)に並べる。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック10の各切欠き15によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック10の貫通孔12と同じ大きさの円筒形状となる。また、この合成貫通孔の中心軸はベース形状の頂点と一致する位置にあるため、合成貫通孔の中心軸とブロック10の貫通孔12の中心軸とは等間隔で配置されることになる。更に、ブロック10を積層する場合には、図2(b)に示すように、係止孔13に鉄筋17を貫通させて、上下層のブロック10の位置合わせを行なう。
そして、図2(a)及び図2(b)に示すように、x方向,y方向と直交する垂直方向(z方向)に、ブロック10の2層目を積層する。この場合、隣接する下層(1層目)のブロック10に対して、水平方向(x方向及びy方向)に半分ずつずらしてブロック10を配置する。これにより、下層のブロック10の貫通孔12と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック10の貫通孔12との位置が整合する。この場合、隣接する上下層の係止孔13も整合する。
このようにして、ブロック10を、所定の高さまで積層する。この場合、合成貫通孔とブロック10の貫通孔12とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。
そして、この筒空間に、杭及び杭頭補強部材を貫通させた後、鉄筋を上下に配置し、固定部材としての繊維コンクリートを打設する。これにより、複数のブロック10を積層した鉄筋コンクリートの積層体(フーチング)を構築することができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のブロック10は、正方形のベース形状を有する板状のプレキャストコンクリートであり、貫通孔12と、対向する頂点に設けられた切欠き15とを有している。これにより、コンクリート構造物を効率的に構築することができる。
更に、平面充填した下層のブロック10の貫通孔12と上層の合成貫通孔との位置を整合させ、下層の合成貫通孔と上層のブロック10の貫通孔12との位置を整合させるように、ブロック10を積層する。この合成貫通孔と貫通孔12とによって形成される筒空間にコンクリートを打設する。これにより、プレキャストコンクリートのブロック10を用いて、上下層の目地を考慮して、強固なコンクリート構造物を構築することができる。
(2)本実施形態のブロック10は、本体部11に、円断面形状の貫通孔12と、ベース形状の各頂点において貫通孔12の大きさの円を四分割した扇形状の切欠き15とを備える。これにより、ブロック10を平面充填することにより切欠き15が囲まれた領域に、貫通孔12と同じ大きさ及び形状の合成貫通孔を形成することができる。従って、ブロック10の下層の合成貫通孔と上層の貫通孔12とによって、コンクリートを打設する筒空間を効率よく形成することができる。
(3)本実施形態のブロック10では、切欠き15がベース形状の各頂点を中心とした形状で形成されている。これにより、切欠き15によって囲まれた領域で形成された合成貫通孔は、ブロック10の貫通孔12の中心軸と等間隔で配置されることになる。従って、切欠き15による合成貫通孔と貫通孔12とを、複数のブロック10を配置した上下層で整合させることができる。
(4)本実施形態のブロック10では、ベース形状の中心と各頂点を結ぶ線上の中点に、係止孔13が設けられている。このため、下層のブロック10の貫通孔12と上層の合成貫通孔とを整合させた場合、下層の係止孔13の位置が整合する。これにより、係止孔13に鉄筋を挿入して、係止孔13によってガイドしながらブロック10を効率よく積層することができる。
(第2の実施形態)
次に、図3及び図4を用いて、第2の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態における貫通孔12及び切欠き15の形状を変更した構成である。このため、上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図3(a)に示すように、ブロック20は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部21を有している。本体部21の底面は、正方形のベース形状を有している。
本体部21の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔22が形成されている。本実施形態の貫通孔22は、正方形状の水平断面を有している。この貫通孔22は、ベース形状の正方形状に対して45度回転した形状(菱形)の水平断面を有する筒形状を有している。
図3(b)に示すように、本実施形態の本体部21のベース形状の各頂点には、45度に切り欠いた切欠き25が形成されている。本実施形態の切欠き25は、貫通孔22を四分割した形状と同じ大きさである。
本実施形態のブロック20を用いてフーチングを製造する場合には、上記第1実施形態と同様にして行なう。
具体的には、図4(a)に示すように、複数のブロック20を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック20の各切欠き25によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック20の貫通孔22と同じ大きさの正方形状(菱形)形状となる。
そして、図4(a)及び図4(b)に示すように、隣接する下層(1層目)のブロック20に対して、水平方向(x方向及びy方向)に半分ずつずらして、2層目のブロック20を積層する。これにより、下層のブロック20の貫通孔22と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック20の貫通孔22との位置が整合する。
このようにして、ブロック20を、所定の高さまで積層する。この場合、合成貫通孔とブロック20の貫通孔22とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。
そして、この筒空間に、杭及び杭頭補強部材を貫通させた後、鉄筋を上下に配置し、繊維コンクリートを打設する。これにより、複数のブロック20を積層した鉄筋コンクリートの積層体(フーチング)を形成することができる。
本実施形態によれば、上記(1)〜(4)の効果と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(5)本実施形態のブロック20は、ブロック20のベース形状の各頂点には、45度に切り欠いた切欠き25を有する。これにより、角形状の貫通孔を生成することができる。更に、切欠き25の端部を鈍角(本実施形態では、各辺に対して135度)で構成することができる。
(第3の実施形態)
次に、図5を用いて、第3の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状を、他の平面充填形状(六角形状)に変更した構成である。
図5(a)に示すように、ブロック30は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部31を有している。本体部31の底面は、六角形のベース形状を有している。
本体部31の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔32が形成されている。本実施形態の貫通孔32は、水平断面が円形の筒形状を有している。本体部31のベース形状の各頂点には、貫通孔32を3分割した扇形状の切欠き35が形成されている。本実施形態の切欠き35の扇形状の半径は、貫通孔32の半径と同じである。なお、本実施形態のブロック30は、上記実施形態と同様に、複数の係止孔(図5では図示せず)が形成されている。
本実施形態のブロック30を用いてフーチングを製造する場合には、上記第1実施形態と同様にして行なう。
具体的には、図5(b)に示すように、複数のブロック30を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(3つ)のブロック30の各切欠き35によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック30の貫通孔32と同じ大きさの円断面形状となる。
そして、図5(a)及び図5(b)に示すように、下層(1層目)のブロック20に対して、六角形状の中心から頂角方向にずらして、2層目のブロック30を積層する。この場合、下層のブロック30の貫通孔32と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック30の貫通孔32との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層の合成貫通孔との位置が整合するようにする。
このようにして、ブロック30を、所定の高さまで積層する。この場合、合成貫通孔とブロック30の貫通孔32とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。
そして、この筒空間に、杭及び杭頭補強部材を貫通させた後、鉄筋を上下に配置し、繊維コンクリートを打設する。これにより、複数のブロック30を積層した鉄筋コンクリートの積層体(フーチング)を形成することができる。
本実施形態によれば、上記(1)、(3)、(4)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(6)本実施形態のブロック30は、ベース形状として六角形状を用いている。これにより、ハニカム構造により平面充填されるので、強固な積層体を構築することができる。
(第4の実施形態)
次に、図6を用いて、第4の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状を、他の平面充填形状(平行四辺形状)に変更した構成である。
図6(a)に示すように、ブロック40は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部41を有している。本体部41の底面は、対角線の長さが異なる平行四辺形のベース形状を有している。
本体部41の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔42が形成されている。本実施形態の貫通孔42は、水平断面が円形の筒形状を有している。本体部41のベース形状の各頂点には、貫通孔42を分割した扇形状の切欠き45が形成されている。本実施形態の切欠き45の扇形状の半径は、貫通孔42の半径と同じである。各切欠き45は、対向する頂点に設けられた切欠き45と同じ角度の扇形状であるが、隣の頂点に設けられた切欠き45とは異なる角度の扇形状となっている。なお、本実施形態のブロック40は、上記実施形態と同様に、複数の係止孔(図6では図示せず)が形成されている。
本実施形態のブロック40を用いてフーチングを製造する場合には、上記第1の実施形態と同様にして行なう。具体的には、図6(b)に示すように、複数のブロック40を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック40の各切欠き45によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック40の貫通孔42と同じ大きさの円断面形状となる。
そして、図6(a)及び図6(b)に示すように、下層(1層目)のブロック40に対して、平行四辺形の中心から頂角方向にずらして、2層目のブロック40を積層する。この場合、下層のブロック40の貫通孔42と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック40の貫通孔42との位置が整合するように積層する。
このようにして、ブロック40を、所定の高さまで積層する。この場合、合成貫通孔とブロック40の貫通孔42とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。
そして、この筒空間に、杭及び杭頭補強部材を貫通させた後、鉄筋を上下に配置し、繊維コンクリートを打設する。これにより、複数のブロック40を積層した鉄筋コンクリートの積層体(フーチング)を形成することができる。
本実施形態によれば、上記(1)〜(4)の効果と同様な効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
次に、図7を用いて、第5の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状の各辺を直線以外(波型)に変更した構成である。
図7(a)に示すように、ブロック50は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部51を有している。本体部51の底面は、正方形状の各辺を変形させたベース形状を有している。本実施形態では、ベース形状の左辺と右辺、上辺と下辺の各対向辺の凹凸とが整合する形状(波型)を有している。
本体部51の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔52が形成されている。本実施形態の貫通孔52は、水平断面が円形の筒形状を有している。本体部51のベース形状の各頂点には、貫通孔52を4分割した扇形状の切欠き55が形成されている。本実施形態の切欠き55の扇形状の半径は、貫通孔52の半径と同じである。
本実施形態のブロック50を用いてフーチングを製造する場合には、上記第1実施形態と同様にして行なう。具体的には、図7(b)に示すように、複数のブロック50を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック50の各切欠き55によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック50の貫通孔52と同じ大きさの円断面形状となる。
そして、下層(1層目)のブロック50に対して、ベース形状の中心から頂角方向にずらして、2層目のブロック50を積層する。この場合、下層のブロック50の貫通孔52と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック50の貫通孔52との位置が整合する。
このようにして、ブロック50を、所定の高さまで積層する。この場合、合成貫通孔とブロック50の貫通孔52とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。そして、この筒空間に、杭及び杭頭補強部材を貫通させた後、鉄筋を上下に配置し、繊維コンクリートを打設する。これにより、複数のブロック50を積層した鉄筋コンクリートの積層体(フーチング)を形成することができる。
本実施形態によれば、上記(1)〜(3)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(7)本実施形態のブロック50は、正方形状の各辺を波型に変形したベース形状を有している。このため、ベース形状の各辺の凹凸を嵌合させて、ブロック50のずれを抑制することができる。
(第6の実施形態)
次に、図8を用いて、第6の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状の各辺を直線以外(一部に凹凸を設けた形状)に変更した構成である。
図8(a)に示すように、ブロック60は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部61を有している。本体部61の底面は、正方形状の各辺を変形させたベース形状を有している。本実施形態では、ベース形状の各辺には、左辺と右辺、上辺と下辺の各対向辺の凹凸とが整合する形状を有している。具体的には、ブロック60のベース形状の上辺と左辺の中央には凸部67が形成され、凸部67に対向する位置(下辺と右辺の中央)に凹部68が形成されている。
本体部61の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔62が形成されている。本実施形態の貫通孔62は、水平断面が円形の筒形状を有している。本体部61のベース形状の各頂点には、貫通孔62を4分割した扇形状の切欠き65が形成されている。本実施形態の切欠き65の扇形状の半径は、貫通孔62の半径と同じである。
本実施形態のブロック60を用いてフーチングを製造する場合には、上記第1実施形態と同様にして行なう。具体的には、図8(b)に示すように、複数のブロック60を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、ブロック60の凹部68に、隣接するブロック60の凸部67を嵌合させる。そして、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック60の各切欠き65によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック60の貫通孔62と同じ大きさの円断面形状となる。
そして、下層(1層目)のブロック60に対して、ベース形状の中心から頂角方向にずらして、2層目のブロック60を積層する。この場合、下層のブロック60の貫通孔62と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック60の貫通孔62との位置が整合する。
このようにして、ブロック60を、所定の高さまで積層する。この場合、合成貫通孔とブロック60の貫通孔62とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。そして、この筒空間に、杭及び杭頭補強部材を貫通させた後、鉄筋を上下に配置し、繊維コンクリートを打設する。これにより、複数のブロック60を積層した鉄筋コンクリートの積層体(フーチング)を形成することができる。
本実施形態によれば、上記(1)〜(3)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(8)本実施形態のブロック60には、ベース形状の上辺と左辺の中央には凸部67が形成され、凸部67に対向する位置(下辺と右辺の中央)に凹部68が形成されている。これにより、ブロック60の凹部68に隣接するブロックの凸部67を嵌合させて、ブロック60のずれを抑制することができる。
また、上記各実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態の各ブロック(10〜60)の貫通孔(12〜62)は、ブロック(10〜60)の上面から下面まで同じ大きさで形成されている。貫通孔(12〜62)の水平断面形状は、上面から下面まで同じ大きさでなくてもよい。例えば、図9(a)に示すブロック10aのように、上面から下面に向かって縮径する形状の貫通孔12aであってもよい。また、図9(b)に示すブロック10bのように、上面(一方の設置面)から下面(対向する他方の設置面)に向かって斜めに貫通する形状の貫通孔12bであってもよい。ここで、図9(c)に示すように、貫通孔12aを有するブロック10aを積層した場合には、切欠き15で構成される合成貫通孔と貫通孔12aとによって形成される筒空間は、凹凸形状となる。これにより、この空間にコンクリートを打設した場合、凹凸形状により、強固に固定することができる。
・上記第1の実施形態では、ブロック10の切欠き15を、貫通孔12の半径と同じ半径の扇形状とした。ブロックの中央に形成する貫通孔の大きさと、合成貫通孔の大きさとは同じである場合に限定されない。例えば、図9(d)に示すように、ブロック10dの貫通孔12dを、切欠き15の扇形状の半径より小さい半径で構成してもよい。更に、図9(e)に示すように、ブロック10eの貫通孔12eを、切欠き15の扇形状の半径より大きい半径で構成してもよい。
・上記第2の実施形態では、ブロック20は、ベース形状の正方形状に対して45度回転した形状(菱形)の水平断面を有する貫通孔を有している。貫通孔の配置はこれに限らず、図9(f)に示すブロック20aのように、本体部21aのベース形状の正方形状と同心の正方形状とした貫通孔22aを用いてもよい。このブロック20aのベース形状の各頂点には、四角形状に切り欠いた切欠き26を設ける。この切欠き26は、貫通孔22aを四分割した大きさ及び形状で構成する。
・上記各実施形態のブロック(10〜60)は、切欠き(15〜65)によって形成された合成貫通孔と、貫通孔(12〜62)とは同じ形状とした。ブロックに形成される切欠きと貫通孔の形状は、同じ形状に限定されない。例えば、図10(a)に示すようなブロック70としてもよい。このブロック70は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部71を有している。本体部71の底面は、正方形のベース形状を有している。本体部71の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔72が形成されている。本実施形態の貫通孔72は、水平断面が円形の筒形状を有している。本体部71のベース形状の各頂点には、貫通孔72の約1/4の面積となる正方形の切欠き75が形成されている。
図10(b)に示すように、このブロック70を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック70の各切欠き75によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック70の貫通孔72とほぼ同じ面積の正方形の断面形状となる。そして、隣接する下層(1層目)のブロック70に対して、ベース形状の中心から頂角方向にずらして、2層目のブロック70を積層する。この場合、下層のブロック70の貫通孔72と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック70の貫通孔72との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層の合成貫通孔との位置が整合する。そして、ブロック70を所定の高さまで積層すると、合成貫通孔とブロック70の貫通孔72とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。この筒空間に形成された凹凸形状により、強固に固定することができる。
・上記各実施形態のブロック(10〜60)は、ベース形状の各頂点に切欠き(15〜65)を設けた。ブロックに設ける切欠きは、対向する位置に配置されていれば、すべての頂点に形成されていなくてもよい。例えば、図11(a)に示すブロック80を用いてもよい。このブロック80は、上記実施形態のブロック10と同様に、プレキャストコンクリートであり、柱形状の本体部81を有している。本体部81の底面は、正方形のベース形状を有している。本体部81の上面中央には、上面から下面に貫かれた貫通孔82が形成されている。本実施形態の貫通孔82は、正方形状の水平断面を有している。この貫通孔82は、ベース形状の正方形状と同様な正方形状の水平断面を有する筒形状を有している。更に、貫通孔82は、ブロック80の上面から下面まで同じ大きさを有している。本体部81のベース形状において対向する1対の頂点(左上及び右下の頂点)には、長方形形状の切欠き85が形成されている。この切欠き85は、貫通孔82と同じ面積の正方形状を2分割した形状をしている。
図11(b)に示すように、このブロック80を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック80の各切欠き85によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック80の貫通孔82とほぼ同じ面積の正方形の断面形状となる。そして、下層(1層目)のブロック80に対して、ベース形状の中心から頂角方向にずらして、2層目のブロック80を積層する。この場合、下層のブロック80の貫通孔82と上層の合成貫通孔との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層のブロック80の貫通孔82との位置が整合し、下層の合成貫通孔と上層の合成貫通孔との位置が整合する。そして、ブロック80を所定の高さまで積層すると、合成貫通孔とブロック80の貫通孔82とが垂直方向に整合されて、積層体の最上層の上面から最下層の下面まで貫通する筒空間が形成される。これにより、少ない切欠き85で、貫通孔を構成することができる。
・上記各実施形態においては、各ブロック(10〜60)は、切欠き(15〜65)によって形成された合成貫通孔と、貫通孔(12〜62)とを整合させた筒空間に、コンクリートを打設した。この区画された空間に配置される部材は、場所打ちコンクリートに限定されるものではない。各ブロックを固定する固定部材であればよく、アンカー等の機器固定材を挿入してもよい。
・上記各実施形態においては、各ブロック(10〜60)を積層して、橋脚のフーチングを構成した。これらブロックを用いて積層するコンクリート構造物は、これに限定されず、例えば、土木建築物の基礎や基台等であってもよい。
10,10a,10b,10d,10e,20,20a,30,40,50,60,70,80…ブロック、11,21,21a,31,41,51,61,71,81…本体部、12,12a,12b,12d,12e,22,22a,32,42,52,62,72,82…貫通孔、13…係止孔、15,25,26,35,45,55,65,75,85…切欠き、17…鉄筋、67…凸部、68…凹部。

Claims (1)

  1. 平面充填可能な多角形のベース形状の底面を有する柱形状であって、鉄筋コンクリートの積層体を構成するプレキャストコンクリートのブロックを積層して構成したコンクリート構造物であって、
    前記ブロックは、上面から下面に貫通する貫通孔と、前記ベース形状において対向する頂点に設けられた切欠きとを有しており、
    下層ブロックの切欠きを組み合わせて形成される孔と、上層ブロックの貫通孔とを整合させて形成した筒空間に、前記積層体の杭及び杭頭補強部材を貫通させるとともに、下層ブロックによって形成された目地と上層ブロックによって形成された目地とがずれる位置に上下層のブロックが配置されていることを特徴とするコンクリート構造物。
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