JP6786808B2 - コンクリート構造物 - Google Patents
コンクリート構造物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6786808B2 JP6786808B2 JP2016018703A JP2016018703A JP6786808B2 JP 6786808 B2 JP6786808 B2 JP 6786808B2 JP 2016018703 A JP2016018703 A JP 2016018703A JP 2016018703 A JP2016018703 A JP 2016018703A JP 6786808 B2 JP6786808 B2 JP 6786808B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- block
- hole
- shape
- blocks
- synthetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
上記ブロックは、前記ベース形状は、六角形であることが好ましい。これにより、ブロックを、簡単に平面充填することができる。
以下、図1及び図2を用いて、ブロック及びコンクリート構造物の一実施形態を説明する。ここでは、コンクリート構造物として橋脚のフーチングを製造する場合を想定する。
図1(a)に示すように、ブロック10は、プレキャストコンクリートであり、例えば高さが約0.5mの柱形状の本体部11を有している。本体部11の底面は、正方形のベース形状を有している。ここで、ベース形状は、ブロック10の上面において、後述する切欠きや貫通孔を除いた本体部11の基本形状を意味する。本実施形態のベース形状は、一辺が約3.6mの正方形状(平面充填形状)である。
図2(a)及び図2(b)は、複数のブロック10を積層した状態の平面図及び斜視図である。
(1)本実施形態のブロック10は、正方形のベース形状を有する板状のプレキャストコンクリートであり、貫通孔12と、対向する頂点に設けられた切欠き15とを有している。これにより、コンクリート構造物を効率的に構築することができる。
次に、図3及び図4を用いて、第2の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態における貫通孔12及び切欠き15の形状を変更した構成である。このため、上記実施形態と同一の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
具体的には、図4(a)に示すように、複数のブロック20を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(4つ)のブロック20の各切欠き25によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック20の貫通孔22と同じ大きさの正方形状(菱形)形状となる。
(5)本実施形態のブロック20は、ブロック20のベース形状の各頂点には、45度に切り欠いた切欠き25を有する。これにより、角形状の貫通孔を生成することができる。更に、切欠き25の端部を鈍角(本実施形態では、各辺に対して135度)で構成することができる。
次に、図5を用いて、第3の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状を、他の平面充填形状(六角形状)に変更した構成である。
具体的には、図5(b)に示すように、複数のブロック30を、ベース形状を当接させることにより、所定の広さで平面充填させながら配置する(一層目)。この場合、x方向,y方向に隣接する複数(3つ)のブロック30の各切欠き35によって囲まれた領域に貫通孔(合成貫通孔)が形成される。この合成貫通孔は、本実施形態では、ブロック30の貫通孔32と同じ大きさの円断面形状となる。
(6)本実施形態のブロック30は、ベース形状として六角形状を用いている。これにより、ハニカム構造により平面充填されるので、強固な積層体を構築することができる。
次に、図6を用いて、第4の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状を、他の平面充填形状(平行四辺形状)に変更した構成である。
本実施形態によれば、上記(1)〜(4)の効果と同様な効果を得ることができる。
次に、図7を用いて、第5の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状の各辺を直線以外(波型)に変更した構成である。
(7)本実施形態のブロック50は、正方形状の各辺を波型に変形したベース形状を有している。このため、ベース形状の各辺の凹凸を嵌合させて、ブロック50のずれを抑制することができる。
次に、図8を用いて、第6の実施形態を説明する。本実施形態は、第1の実施形態におけるブロック10のベース形状の各辺を直線以外(一部に凹凸を設けた形状)に変更した構成である。
(8)本実施形態のブロック60には、ベース形状の上辺と左辺の中央には凸部67が形成され、凸部67に対向する位置(下辺と右辺の中央)に凹部68が形成されている。これにより、ブロック60の凹部68に隣接するブロックの凸部67を嵌合させて、ブロック60のずれを抑制することができる。
・上記各実施形態の各ブロック(10〜60)の貫通孔(12〜62)は、ブロック(10〜60)の上面から下面まで同じ大きさで形成されている。貫通孔(12〜62)の水平断面形状は、上面から下面まで同じ大きさでなくてもよい。例えば、図9(a)に示すブロック10aのように、上面から下面に向かって縮径する形状の貫通孔12aであってもよい。また、図9(b)に示すブロック10bのように、上面(一方の設置面)から下面(対向する他方の設置面)に向かって斜めに貫通する形状の貫通孔12bであってもよい。ここで、図9(c)に示すように、貫通孔12aを有するブロック10aを積層した場合には、切欠き15で構成される合成貫通孔と貫通孔12aとによって形成される筒空間は、凹凸形状となる。これにより、この空間にコンクリートを打設した場合、凹凸形状により、強固に固定することができる。
Claims (1)
- 平面充填可能な多角形のベース形状の底面を有する柱形状であって、鉄筋コンクリートの積層体を構成するプレキャストコンクリートのブロックを積層して構成したコンクリート構造物であって、
前記ブロックは、上面から下面に貫通する貫通孔と、前記ベース形状において対向する頂点に設けられた切欠きとを有しており、
下層ブロックの切欠きを組み合わせて形成される孔と、上層ブロックの貫通孔とを整合させて形成した筒空間に、前記積層体の杭及び杭頭補強部材を貫通させるとともに、下層ブロックによって形成された目地と上層ブロックによって形成された目地とがずれる位置に上下層のブロックが配置されていることを特徴とするコンクリート構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016018703A JP6786808B2 (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | コンクリート構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016018703A JP6786808B2 (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | コンクリート構造物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017137676A JP2017137676A (ja) | 2017-08-10 |
JP6786808B2 true JP6786808B2 (ja) | 2020-11-18 |
Family
ID=59565633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016018703A Active JP6786808B2 (ja) | 2016-02-03 | 2016-02-03 | コンクリート構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6786808B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112144328B (zh) * | 2019-06-28 | 2023-09-05 | 比亚迪股份有限公司 | 轨道支撑组件及其装配方法、以及轨道和轨道交通系统 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57130633A (en) * | 1981-02-05 | 1982-08-13 | Atsushi Ogura | Construction of artificial ground using buoyancy |
JP2001207409A (ja) * | 2000-01-28 | 2001-08-03 | Sumiya Tsutomu | 橋脚構造物及びその構築方法 |
JP2005054451A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Hiroshi Nojima | 立体的歯合ブロック |
JP2013087533A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Nihon Kogyo Co Ltd | 軟弱地盤用基礎ブロック |
JP5023236B1 (ja) * | 2011-10-27 | 2012-09-12 | 涌太郎 浅井 | コンクリートブロック及びマスコンクリート構造物の構築方法 |
JP2014169551A (ja) * | 2013-03-01 | 2014-09-18 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 構造物基礎建設用ブロック |
JP6073716B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2017-02-01 | 株式会社日本ピーエス | 防潮堤などの壁体の構造 |
KR101454648B1 (ko) * | 2013-07-23 | 2014-10-27 | 김석문 | 방파제 구조물 |
TWI604105B (zh) * | 2015-03-13 | 2017-11-01 | 財團法人國家實驗研究院 | 具有積木式堆疊結構之消能柱 |
-
2016
- 2016-02-03 JP JP2016018703A patent/JP6786808B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017137676A (ja) | 2017-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10323402B1 (en) | Beam-column connection structure | |
KR102534427B1 (ko) | 철근 콘크리트 기둥 | |
JP6499853B2 (ja) | 耐震壁構造 | |
JP6220581B2 (ja) | 壁体、壁体の施工方法 | |
KR101532248B1 (ko) | 트러스 블럭, 트러스 블럭 조립체 및 그들의 축조방법 | |
JP6786808B2 (ja) | コンクリート構造物 | |
JP6091467B2 (ja) | 桟橋の梁部の構築方法 | |
KR200446968Y1 (ko) | 콘크리트 파일 보강용 철근캡 | |
JP6888992B2 (ja) | 基礎構造およびその構築方法 | |
JP4159906B2 (ja) | プレキャストコンクリート耐力壁を用いた連層耐力壁構造 | |
JP6446586B1 (ja) | 組立式基礎ブロック | |
RU2660847C1 (ru) | Строительный блок и способ сборки строительных блоков | |
JP6786809B2 (ja) | ブロック及びコンクリート構造物 | |
WO2011093765A1 (en) | Building structure comprising building elements and means for interlocking the building elements | |
JP2016033318A (ja) | 組立式ユニット橋梁キット | |
JP6869825B2 (ja) | 橋脚基礎構造 | |
JP6966208B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
KR20190098317A (ko) | 건축용 중공체와 이를 이용한 건축물 시공 방법 및 건축물 구조 | |
US20130305630A1 (en) | Pre-cast concrete structures | |
JP6407603B2 (ja) | 基礎杭と地上構造物との接合構造 | |
JP6739206B2 (ja) | 基礎と鉄骨鉄筋コンクリート製の柱との接合構造及び該接合構造を備える建築構造物 | |
JP6253035B2 (ja) | 受け台及び受け台の製造方法 | |
KR20200054504A (ko) | 조립식 벽돌 세트 | |
JP7426522B1 (ja) | 地中埋設型シェルター | |
TWI692568B (zh) | 鋼筋固定裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190107 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191017 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191023 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200929 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201012 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6786808 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |