JP7432374B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は、食品等を収容する容器に関する。
従来、食品等をパック詰めして持ち運び可能とするプラスチック製の容器があり、そのような容器の中には、取っ手を掴み手提げ状態で持ち運ぶ形式の容器が知られている。例えば、食品を収容する容器本体部の開口縁に形成されたフランジ部に縁に沿って切れ目を入れることにより、容器本体部と分離する一対のC字状あるいはコ字状の取っ手となる部分(取っ手構成部分)を設け、使用時に、これら一対の取っ手構成部分を上方に持ち上げて合体させると取っ手が形成される容器が提案されている(例えば、特許文献1~4参照)。
実用新案登録第3132223号公報 実用新案登録第3212220号公報 実用新案登録第3205773号公報 特開平10-95437号公報
上記各特許文献に開示される容器において、一対のC字状あるいはコ字状の取っ手構成部分は、薄い平坦な板状である。このため、双方を合体させて取っ手とした状態であっても撓んで変形しやすく、持ち運ぶ際に不安定になりやすい。また、取っ手が滑りやすく把持しにくいため、容器を落下させてしまうことが懸念される。これらの問題は、例えばおでん等の比較的重量のある食品を収容した場合に顕著に生じ、このため、容器を袋に入れたりトレーに載せたりした方が安全に持ち運ぶことができるという事態を招く。したがって、取っ手の機能が十分に果たされ、袋等の運搬具を用いなくても食品を安定して持ち運ぶことのできる容器が望まれている。
そこで本発明は、取っ手の機能が十分に果たされ、袋等の運搬具を用いなくても食品を安定して持ち運ぶことのできる容器を提供することを目的とする。
(1)本発明の容器は、上方に開口する開口部を有する容器本体部と、前記開口部の外側に形成される第1フランジ部と、前記第1フランジ部の外側に形成される第2フランジ部と、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間に形成される第1スリット部と、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間における前記容器本体部を挟んで前記第1スリット部と反対側の位置に形成される第2スリット部と、を備え、前記第2フランジ部は、その外周縁に、下方に突出するリブ部を有する。
(2)(1)において、前記第2フランジ部は、当該第2フランジ部における、前記第1スリット部の外側部分の第1取っ手片部と、前記第2スリット部の外側部分の第2取っ手片部と、を含み、前記リブ部は、前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部の根元の部分を含んで形成されており、前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部の前記根元の部分には、前記外周縁に交差する方向に延在して前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部が前記開口部の上側へ屈曲することを可能とする折り目がそれぞれ形成される。
(3)(1)において、前記第2フランジ部は、当該第2フランジ部における、前記第1スリット部の外側部分の第1取っ手片部と、前記第2スリット部の外側部分の第2取っ手片部と、を含み、前記リブ部は、前記第2フランジ部における前記外周縁のうち、前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部の根元の部分を除外して形成される。
(4)(2)または(3)において、前記第1取っ手片部の中央部に設けられる第1嵌合部と、前記第2取っ手片部の中央部に設けられ、前記第1嵌合部に嵌合可能な形状の第2嵌合部と、を更に備え、前記第1嵌合部に前記第2嵌合部が嵌合した状態では、前記第1取っ手片部と、前記第2取っ手片部とが、互いに対向した状態で前記開口部の上側に位置する取っ手を形成するとともに、少なくとも当該取っ手の中央部において、前記第1取っ手片部の前記リブ部と、前記第2取っ手片部の前記リブ部とが、前記第1取っ手片部と前記第2取っ手片部とが互いに対向する側とは反対側にそれぞれ突出する。
(5)(1)~(4)のいずれかにおいて、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部の上下の面は、それぞれ互いに同一平面に形成され、前記容器本体部の前記開口部の内側に、該開口部を塞ぐ蓋が着脱可能に嵌合される。
本発明によれば、取っ手の機能が十分に果たされ、袋等の運搬具を用いなくても食品を安定して持ち運ぶことのできる容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る容器及び容器の蓋を示す斜視図である。 一実施形態に係る容器を示す平面図である。 図2のIII―III断面図である。 一実施形態に係る容器の容器本体部から第2フランジ部にわたる部分の断面図である。 図2のV―V断面図である。 一実施形態に係る容器において取っ手を形成した状態を示す平面図である。 一実施形態に係る容器において取っ手を形成した状態を示す正面図である。 一実施形態に係る容器の製造方法の概要を模式的に示す側断面図であって、成形工程を示す図である。 上記製造方法の概要を模式的に示す側断面図であって、切断工程を示す図である。 一実施形態の第1変形例に係る容器を示す平面図である。 第1変形例に係る容器の容器本体部から第2フランジ部にわたる部分の断面図である。 一実施形態の第2変形例に係る容器を示す平面図である。
(実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1~図3は、一実施形態に係る容器1と、容器1の蓋2を示している。
容器1及び蓋2は、いずれも樹脂により一体成形されたものである。蓋2は、食品を目視できるように透明な樹脂であるとよい。例えば、容器1及び蓋2は、熱可塑性を有する薄い樹脂製のシート状材料をプレス成形するなどして成形される。樹脂製のシート状材料としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の弾性を有する樹脂が挙げられる。また、蓋2を装着した容器1ごと食品を電子レンジ等の加熱調理器具で加熱することを考慮すると、比較的耐熱温度が高いポリプロピレンが好適とされる。
はじめに、容器1の構成を説明する。図1~図3に示すように、容器1は、容器本体部5と、第1フランジ部10と、第2フランジ部20と、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に形成された第1スリット部31及び第2スリット部32と、第2フランジ部20に形成された第1嵌合部41及び第2嵌合部42と、第2フランジ部20に形成されたリブ部50と、を備える。
容器本体部5は、上方に開口する開口部6を有する矩形の箱形状に形成されている。図3に示すように、容器本体部5は、平面視が矩形状の底部7と、底部7の周縁から立ち上がる状態に形成される略角筒状の側壁部8と、を有する。図2に示すように、容器本体部5は、平面視において各一対の短辺5a側及び長辺5b側を有する長方形状に形成されている。以下の説明でいう容器1における短辺5a側及び長辺5b側といった区分けは、容器本体部5の短辺5a側及び長辺5b側に基づく。
本実施形態に係る容器1は、底部7を下側に配置した容器本体部5の内部に食品を収容し、開口部6を蓋2で塞いで使用される。以下の説明でいう上下方向は、容器本体部5の内部に食品を収容した容器1の使用状態に基づく方向をいう。したがって容器本体部5の開口部6は、上方に開口する。側壁部8は、複数の容器1をスタック可能とするために、下方に向かうにしたがい僅かに横断面積が小さくなるように形成されている。
図4に示すように、側壁部8の上端よりもやや下方には、側壁部8の周方向に沿った段部8aが形成されている。側壁部8は、段部8aを境に、開口部6側の上側壁部8bと、上側壁部8bよりも開口面積がやや小さい底部7側の下側壁部8cと、を有する。段部8aの内側には、底部7と略平行な段差面8dが形成されている。上側壁部8bは、下方に向かうにしたがって外側に僅かに広がるように形成されている。
容器1においては、底部7と下側壁部8cとで囲まれる空間が、食品が収容される食品収容部9とされる。また、後述するように、上側壁部8bには蓋2が着脱可能に装着される。
本実施形態の容器1は、食品収容部9に食品が収容され、後述する取っ手23を掴んで食品を持ち運ぶことができるようになっている。食品収容部9に収容される食品の種類は特に制限されないが、本実施形態の容器1は、湯豆腐、おでん等の汁の中に固形物が投入される鍋物や、カレーやシチュー等の流動性を有する食品であって、電子レンジ等の加熱調理器具で加熱して食する食品が、収容対象の食品として好適とされる。
図2及び図3に示すように、第1フランジ部10は、開口部6の外側に容器本体部5と一体に、かつ開口部6の縁6aに沿って長方形状に形成された平板状の部分である。図4に示すように、第1フランジ部10は、上側壁部8bの上端縁から上側壁部8bに対して略直交して外側に張り出す状態に形成されている。
図2及び図3に示すように、第2フランジ部20は、第1フランジ部10の外側に第1フランジ部10に沿って形成された平板状の部分である。図4に示すように、第2フランジ部20の、リブ部50と、第1嵌合部41及び第2嵌合部42とを除いた主たる部分の上面20a及び下面20bは、第1フランジ部10の上面10a及び下面10bとそれぞれ同一平面に形成されている。すなわち第2フランジ部20の上記主たる部分は、第1フランジ部10と同一平面内において第1フランジ部10から外側に張り出す状態に形成されている。
第2フランジ部20の外周縁には、下方に屈曲するリブ部50が全周にわたって形成されている。図4に示すように、リブ部50は、第2フランジ部20の外周縁において下方に屈曲する屈曲部51を含んで構成される。屈曲部51は、下方に向かうにしたがって容器本体部5から離れる方向に傾斜し、上面20aに対して鈍角(例えば100°程度)の角度で外側に広がる状態に形成されている。なお、上面20aに対する屈曲部51の傾斜角度は、後述するリブ効果を確保する上では、直角(90°)、または直角に近い角度(例えば、70°~110°)が望ましい。
図2に示すように、第1スリット部31及び第2スリット部32は、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に形成された略コ字状の切れ目である。第1スリット部31及び第2スリット部32は、例えば薄い刃で容器材料を切断することにより形成される。各短辺5a側の第1スリット部31と第2スリット部32との間には、第1フランジ部10と第2フランジ部20とを連結する連結部25がそれぞれ形成されている。各連結部25は各短辺5aの中央部にそれぞれ配置されており、その周方向長さは同等である。
図2に示すように、第2フランジ部20は、第1スリット部31の外側に第1フランジ部10と分離する略C字状の第1取っ手片部21を有し、第2スリット部32の外側に第1フランジ部10と分離する略C字状の第2取っ手片部22を有する。第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、一方の連結部25から他方の連結部25にかけて形成されている。第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、短辺5a側が均一の幅を有する一方、長辺5b側は中央部の幅が最も大きくなるように外側の縁が容器本体部5から離れる方向に膨出する略円弧状に形成されている。
図2及び図5に示すように、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の両端部であって連結部25に連続する根元の部分(基端部)には、それぞれ折り目45が形成されている。これら折り目45は、第2フランジ部20の外周縁に略直交する方向に延在する上側が凹となった溝によって構成されている。第1スリット部31及び第2スリット部32の両端部は、それぞれ折り目45内に位置している。第1取っ手片部及び第2取っ手片部は、折り目45が形成されていることにより、リブ部50に阻害されることなく開口部6の上側へ屈曲することが可能となっている。
図2に示すように、第1嵌合部41は、第1取っ手片部21の中央部に形成されている。第1嵌合部41は、平面視において中央部がくびれ、両端部に膨出部41aが形成されたダンベル形状を有する。図3に示すように、第1嵌合部41は、上方に突出する凸部で構成されている。
図2に示すように、第2嵌合部42は、第2取っ手片部22の中央部に形成されている。第2嵌合部42は、平面視において長円状の形状を有する。図3に示すように、第2嵌合部42は、下方にへこむ凹部で構成されている。
第2嵌合部42は、その内部に第1嵌合部41が入り込むようになっており、そのとき膨出部41aの側面が第2嵌合部42の内面に圧接し、これにより第2嵌合部42に第1嵌合部41が嵌合して互いに結合可能となっている。すなわち第2嵌合部42は、第1嵌合部41がその内部に嵌合して互いに結合し得る形状を有する。
図6及び図7に示すように、容器1は、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22を折り目45を起点として開口部6の上方に屈曲させ、第1嵌合部41と第2嵌合部42とを互いに嵌合させて結合させることができる。この状態で、第1取っ手片部21と第2取っ手片部22とが合体し、開口部6の上側に1つのアーチ状の取っ手23が形成される。
取っ手23を形成した場合、図7に示す拡大図のように、第1取っ手片部21のリブ部50及び第2取っ手片部22のリブ部50は、これら取っ手片部21、22が互いに対向する側(内側)とは反対側(外側)にそれぞれ突出する。これは、図4に示したように第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22が第1フランジ部10と概ね平行な状態でリブ部50が下方に屈曲する屈曲部51で構成されているためである。
リブ部50は、取っ手23の両端部の間にわたって設けられており、第1嵌合部41及び第2嵌合部42の上方にあたる取っ手23の中央部においても、他の部分と同様に取っ手片部21、22が互いに対向する側とは反対側(外側)にそれぞれ突出する。
次に、蓋2の構成を説明する。図2に示すように、蓋2は、第1スリット部31及び第2スリット部32の内側に配置されて開口部6を塞ぐもので、平面視が容器1の開口部6の縁6aに沿った長方形状に形成されている。図4に示すように、蓋2は、平板状の蓋本体部61と、蓋本体部61の外周縁に沿って形成された溝形状の嵌合部62と、嵌合部62の外周縁に沿って形成されたフランジ部63と、を備える。
嵌合部62は、容器本体部5の上側壁部8bに着脱可能に嵌合する。嵌合部62は、蓋本体部61の外周縁から下方に向けて略直角に屈曲して形成された内壁部62aと、内壁部62aの外側に、内壁部62aと略平行に形成された外壁部62bと、内壁部62aと外壁部62bの下端どうしをつなぐ底部62cと、を有する。外壁部62bは、下方に向かうにしたがって外側に僅かに広がるように形成されている。フランジ部63は、外壁部62bの上端から略直角に屈曲して外側に張り出す状態に形成されている。
図4に示すように、蓋2は、嵌合部62の容器1の開口部6に入れ込むと、外壁部62bが上側壁部8bの内面に弾性的に当接し、底部62cが段差面8dに当接し、フランジ部63が第1フランジ部10の上面10aに当接する。外壁部62bが上側壁部8bの内面に弾性的に当接することにより、蓋2は、容器1の開口部6の内側に着脱可能に嵌合する。上述したように、外壁部62b及び上側壁部8bは、ともに下方に向かうにしたがって外側に僅かに広がるように形成されている。このため、外壁部62bが上側壁部8bに適度に引っ掛かり、蓋2は開口部6から抜けにくい状態となる。
容器1は、食品収容部9に上述したような食品が収容され、開口部6が蓋2で塞がれ食品が密封された状態で、利用者に供給される。利用者は、図6及び図7に示したように、第1取っ手片部21の第1嵌合部41と第2取っ手片部22の第2嵌合部42とを互いに嵌合させて形成した取っ手23を掴んで、食品を容器1ごと持ち運ぶことができる。
以上が本実施形態に係る容器1及び蓋2の構成であり、次いで、容器1の製造方法の一例を説明する。ここでは容器1の製造方法の一例を図8および図9を参照して説明するが、当該方法は蓋2にも適用可能である。
容器1の製造方法は、はじめに、図8に示すようにポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなるシートSを、金型100によって容器1の形状にプレス成形する成形工程を行う。金型100は、容器1の上側の面を成形する雄型の上型101と、容器1の下側の面を成形する雌型の下型102と、を備える。これら上型101と下型102との間に、300℃程度に加熱して軟化させたシートSを配置し、上型101と下型102とによってシートSを所定圧力でプレス成形する。プレス成形後は、金型100によるプレス状態を保持して、シートSを冷却し硬化させる。
本実施形態では、プレス成形の一方法である真空圧空成形が好適に採用される。真空圧空成形は、金型100とシートSとの間の空気を吸引してシートSを上型101と下型102に吸着させ、同時に圧縮空気を送って上型101および下型102をシートSに押し付け、これによりシートSをプレス成形する。
成形工程後は、図9に示すように、プレス成形して冷却された容器1に近似する形状のシートSに対し、トムソン刃型からなる切断部材200により、容器1の最外周縁すなわち第1フランジ部10の外周縁と、第1スリット部31及び第2スリット部32とを形成する切断工程を行う。切断部材200は、ボード205の下面に、シートSの外周部を打ち抜く環状の第1刃部201と、シートSの所定箇所を打ち抜いて第1スリット部31及び第2スリット部32を形成する一対の半円弧状の第2刃部202と、を備える。
図9に示すように、切断工程は、シートSの第2フランジ部20にあたる部分を下板206で受けた状態から、切断部材200をシートSに対して進退させ、第1刃部201と第2刃部202とによりシートSを打ち抜く。これにより、第1フランジ部10の外周縁と、第1スリット部31及び第2スリット部32とを形成して、容器1を得る。
上記製造方法は、製造ライン上で成形工程と切断工程とを順次行って多数の容器1を連続的に量産することができる。
以上が一実施形態に係る容器1の構成および製造方法であり、以下、容器1によって奏される効果を説明する。
本実施形態に係る容器1は、上方に開口する開口部6を有する容器本体部5と、開口部6の外側に形成される第1フランジ部10と、第1フランジ部10の外側に形成される第2フランジ部20と、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に形成される第1スリット部31と、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間における容器本体部5を挟んで第1スリット部31と反対側の位置に形成される第2スリット部32と、を備え、第2フランジ部20は、その外周縁に、下方に突出するリブ部50を有する。
容器1においては、第2フランジ部20は、第1スリット部31側と第2スリット部32側に分離して第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22が構成され、これら取っ手片部21、22を容器本体部5の開口部6の上方で合体させると取っ手23が形成される。このように取っ手23を構成する第2フランジ部20の外周縁にリブ部50が形成されているため、取っ手23の剛性が向上するというリブ効果が得られる。したがって取っ手23が撓んで変形することが抑えられ、取っ手23を掴んで容器1を持ち運ぶ際に安定して持ち運ぶことができる。また、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22を取っ手23とした場合、各取っ手片部21、22のリブ部50はそれぞれ図7に示したように外側に突出するため、これらリブ部50に手指が掛かって滑りにくくなっており把持しやすい。このため、容器1を不用意に落下させるおそれが低減する。これらの結果、例えばおでん等の比較的重量のある食品を収容した場合であっても、取っ手23を掴んで容器1を持ち運ぶ際、取っ手23が変形しにくく、容器1を持ち運びやすい。その結果、容器1を袋に入れたりトレーに載せたりせずに、食品を安定して持ち運ぶことができる。本実施形態に係る容器1によれば、取っ手23の機能が十分に果たされ、袋等の運搬具を用いなくても食品を持ち運ぶことができる。
本実施形態に係る容器1は、第2フランジ部20は、第2フランジ部20における、第1スリット部31の外側部分の第1取っ手片部21と、第2スリット部32の外側部分の第2取っ手片部22と、を含み、リブ部50、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の根元の部分を含んで形成されており、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の根元の部分には、外周縁に交差する方向に延在して第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22が開口部6の上側へ屈曲することを可能とする折り目45がそれぞれ形成される。
これにより、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、外周縁にリブ部50が形成されていても、折り目45で容易に屈曲させることができる。
本実施形態に係る容器1は、第1取っ手片部21の中央部に設けられる第1嵌合部41と、第2取っ手片部22の中央部に設けられ、第1嵌合部41に嵌合可能な形状の第2嵌合部42と、を更に備え、第1嵌合部41に第2嵌合部42が嵌合した状態では、第1取っ手片部21と第2取っ手片部22とが、互いに対向した状態で開口部6の上側に位置する取っ手23を形成するとともに、少なくとも取っ手23の中央部において、第1取っ手片部21のリブ部50と、第2取っ手片部のリブ部50とが、第1取っ手片部21と第2取っ手片部22とが互いに対向する側とは反対側(外側)にそれぞれ突出する。
これにより、第1嵌合部41と第2嵌合部42とを嵌合して第1取っ手片部21と第2取っ手片部22が分離せず、取っ手23が保持される。
容器1内の食品を、電子レンジ等の加熱調理器具で容器1ごと加熱して食す場合がある。その際、容器1も加熱されるが、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、それぞれ第1スリット部31及び第2スリット部32により第1フランジ部10と分離している。このため、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、食品の熱が伝わりにくく、把持しやすい。したがって容器1を加熱する際には、取っ手23を形成した状態からそのまま加熱することで、加熱後において高温化していない取っ手23を掴んで容器1を容易に持ち運ぶことができる。
通常、取っ手23を掴んで容器1を持ち運ぶ際には、取っ手23の中央部を掴む。本実施形態では、リブ部50は取っ手23の中央部に設けられているため、リブ部50に手指を掛けて持ち運ぶことが確実に行える。また、第1嵌合部41及び第2嵌合部42は、中央部のリブ部50の下側に配置された状態となるため、リブ部50とともに第1嵌合部41及び第2嵌合部42に手指を掛けて取っ手23を掴む。リブ部50とともに第1嵌合部41及び第2嵌合部42に手指を掛けることにより、落下の抑制効果が増大する。
本実施形態に係る容器1は、第1フランジ部10の上下の面(上面10aと下面10b)及び第2フランジ部20の上下の面(上面20aと下面20b)は、それぞれ互いに同一平面に形成され、容器本体部5の開口部6の内側に、開口部6を塞ぐ蓋2が着脱可能に嵌合される。
これにより、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に段差がないため、容器1を、上述したように金型100を用いて一体成形する場合、金型100を簡素な構成とすることができ、コストの低下が図られる。また、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に段差がなく平坦に連続していると、開口部6を塞ぐ蓋を着脱可能に装着させにくい。しかし本実施形態では開口部6の内側に蓋2が着脱可能に嵌合されるため、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に段差がなく平坦に連続している構成であっても、蓋2で開口部6を確実に塞ぐことができるとともに、開口部6に蓋2を着脱可能に装着させることができる。また、容器1は、開口部6を蓋2で塞ぐことにより、食品を衛生的に収容することができる。
(第1変形例)
図10及び図11は、上記実施形態の容器1の第1変形例に係る容器3を示している。容器3は、平面視で矩形状であった部分を円形状に変形した点で容器1と異なっており、構成要素は形状が異なるのみであって同一である。したがって図10及び図11において上記実施形態と同一構成要素には同一の符号を付し、機能面についての説明は省略する。
容器3は、容器本体部5と、第1フランジ部10と、第2フランジ部20と、第1フランジ部10と第2フランジ部20との間に形成された第1スリット部31及び第2スリット部32と、第2フランジ部20に形成された第1嵌合部41及び第2嵌合部42と、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22と、を備える。
容器3において、容器本体部5、第1フランジ部10及び第2フランジ部20は、いずれも平面視が円形状に形成されている。また、容器3において、第1スリット部31及び第2スリット部32は円弧状に形成され、第1スリット部31及び第2スリット部32の外側の第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、それぞれ第1スリット部31及び第2スリット部32に沿って円弧状に形成されている。第1取っ手片部21の中央部には第1嵌合部41が形成され、第1取っ手片部21の中央部には第1嵌合部41が嵌合する形状の第2嵌合部42が形成されている。
図11に示すように、第2フランジ部20の外周縁には、下方に屈曲するリブ部50が全周にわたって形成されている。リブ部50は、第2フランジ部20の外周縁において下方に屈曲する屈曲部51を含んで構成される。
図10及び図11に示した第1変形例に係る容器3は、上記実施形態の容器1と同様の効果を奏する。また、容器3によれば、平面視が円形状の食品収容部9に、円形状の各種食品を無駄なスペースをとることなく効率よく収容することができる。
(第2変形例)
図12は、上記実施形態の容器1の一部を変形させた第2変形例を示している。第2変形例の容器1は、リブ部50が、第2フランジ部20における外周縁のうち、少なくとも第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の根元の部分を除外して形成されているとともに、その根元の部分には折り目45が形成されていない。第2変形例では、リブ部50は、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の長辺5b側の外周縁のみに形成されており、短辺5a側の外周縁には形成されていない。第2変形例はこれらの点のみが上記実施形態の容器1と異なっており、他の構成に関しては同一である。
第2変形例の容器1においては、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の根元の部分にリブ部50が形成されていないため、その根元の部分を上側に容易に湾曲させることができる。このため、折り目45が形成されていなくても第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22を容器1の開口部6の上方に湾曲させて互いに中央部を近接させることにより、第1嵌合部41及び第2嵌合部42を互いに嵌合させて、上記実施形態の取っ手23を形成することができる。
第2変形例に係る容器1は、リブ部50が、第2フランジ部20における外周縁のうち、少なくとも第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の根元の部分を除外して形成されているとともに、その根元の部分には折り目45が形成されていない。
これにより、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22を開口部6の上方に湾曲させて第1嵌合部41と第2嵌合部42とを互いに嵌合させることにより、取っ手23を形成することができる。また、取っ手23の状態を解除すると、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は速やかに分離して元の位置に弾性復帰するように動く。これは、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22の根元部分に折り目45がなく、湾曲させても折り癖がつきにくいことによる。このため、食品収容部9から食品を取り出すときには、取っ手23の状態を解除することにより、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22が邪魔にならずに食品を円滑に取り出すことができる。
また、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22は、長辺5b側にはリブ部50を有するため剛性は確保されている。このため、上記実施形態と同様に、取っ手23を掴んで容器1を持ち運ぶ際に、安定して容器1を持ち運ぶことができるという効果を奏する。
本発明は上記実施形態の態様に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、リブ部50は下方に屈曲する屈曲部51を含む構成の他に、第2フランジ部20の外周縁から下方に突出する形態であって、ある程度の幅(第2フランジ部20の厚さよりも大きい幅)をもった断面形状が反円弧状や矩形状等の凸条で構成されていてもよい。
第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22にそれぞれ形成されている第1嵌合部41及び第2嵌合部42を省略してもよい。その場合、開口部6の上方に屈曲させた第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22を掴むことで、第1取っ手片部21及び第2取っ手片部22による取っ手23が形成される。
蓋2としては、弾性を有する樹脂製の他に、包装材のラップ等に適用されるポリエチレンやポリプロピレン等を材料としたイージーピールフィルムと称されるフィルムを用いてもよい。この種のフィルムからなる蓋は、例えば第1フランジ部10の上面10aに溶着や接着といった方法で剥離可能に貼り付けられる。
1、3 容器
2 蓋
5 容器本体部
6 開口部
10 第1フランジ部
10a 第1フランジ部の上面
10b 第1フランジ部の下面
20 第2フランジ部
20a 第2フランジ部の上面
20b 第2フランジ部の下面
21 第1取っ手片部
22 第2取っ手片部
23 取っ手
31 第1スリット部
32 第2スリット部
41 第1嵌合部
42 第2嵌合部
45 折り目
50 リブ部

Claims (5)

  1. 上方に開口する開口部を有する容器本体部と、
    前記開口部の外側に形成される第1フランジ部と、
    前記第1フランジ部の外側に形成される第2フランジ部と、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間に形成される第1スリット部と、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部との間における前記容器本体部を挟んで前記第1スリット部と反対側の位置に形成される第2スリット部と、を備え、
    前記第2フランジ部は、第1フランジ部10と概ね平行な状態で、その外周縁に、下方に突出するリブ部を有する容器。
  2. 前記第2フランジ部は、当該第2フランジ部における、前記第1スリット部の外側部分の第1取っ手片部と、前記第2スリット部の外側部分の第2取っ手片部と、を含み、
    前記リブ部は、前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部の根元の部分を含んで形成されており、
    前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部の前記根元の部分には、前記外周縁に交差する方向に延在して前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部が前記開口部の上側へ屈曲することを可能とする折り目がそれぞれ形成される請求項1に記載の容器。
  3. 前記第2フランジ部は、当該第2フランジ部における、前記第1スリット部の外側部分の第1取っ手片部と、前記第2スリット部の外側部分の第2取っ手片部と、を含み、
    前記リブ部は、前記第2フランジ部における前記外周縁のうち、前記第1取っ手片部及び前記第2取っ手片部の根元の部分を除外して形成される請求項1に記載の容器。
  4. 前記第1取っ手片部の中央部に設けられる第1嵌合部と、前記第2取っ手片部の中央部に設けられ、前記第1嵌合部に嵌合可能な形状の第2嵌合部と、を更に備え、
    前記第1嵌合部に前記第2嵌合部が嵌合した状態では、前記第1取っ手片部と、前記第2取っ手片部とが、互いに対向した状態で前記開口部の上側に位置する取っ手を形成するとともに、少なくとも当該取っ手の中央部において、前記第1取っ手片部の前記リブ部と、前記第2取っ手片部の前記リブ部とが、前記第1取っ手片部と前記第2取っ手片部とが互いに対向する側とは反対側にそれぞれ突出する請求項2または3に記載の容器。
  5. 前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部の上下の面は、それぞれ互いに同一平面に形成され、
    前記容器本体部の前記開口部の内側に、該開口部を塞ぐ蓋が着脱可能に嵌合される請求項1~4のいずれかに記載の容器。
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