JP2005067632A - 食品容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 食品容器を安定かつ確実に把持することができ、野外等のテーブルのない場所においても食事をとることができるようにした食品容器を提供する。
【解決手段】異種食品等を個別に収容する複数の収納凹部4a〜4gを有する食品容器1の上面に把持部10を設ける。この把持部10は、絵画用パレットと同様な把持部を構成するもので、親指嵌入用凹部11を有し、その底板部12に係止部16とつまみ部17を設けている。係止部16は、親指21が食品容器1の側方から係入される部分で、食品容器1の側方に開放するU字状溝で構成されている。つまみ部17は、親指21の腹の部分によって上方から押圧され、下面側が親指21以外の指によって保持される部分である。
【選択図】 図1
【解決手段】異種食品等を個別に収容する複数の収納凹部4a〜4gを有する食品容器1の上面に把持部10を設ける。この把持部10は、絵画用パレットと同様な把持部を構成するもので、親指嵌入用凹部11を有し、その底板部12に係止部16とつまみ部17を設けている。係止部16は、親指21が食品容器1の側方から係入される部分で、食品容器1の側方に開放するU字状溝で構成されている。つまみ部17は、親指21の腹の部分によって上方から押圧され、下面側が親指21以外の指によって保持される部分である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、調理された、または加熱するようにした各種食品を収納する食品容器に関し、特に安定した状態で把持することができ、場所に制約されることなく食事を気軽に楽しめるようにした食品容器に関するものである。
近年、コンビニエンスストア、駅、空港、行楽地等の売店では、調理された、または電子レンジで加熱できるようにした各種食料品、例えば弁当、うどん、そば、寿司等を食品容器に収納して販売している。この種の食品容器は、通常可撓性または柔軟性を有する材料、例えばポリプロピレン系樹脂発泡シート、紙等によって皿状に形成されており、上面に異種食品等を個別に収容する複数の収納凹部を有し、上蓋または包装フィルムによって上面を覆うようにしている(例えば、特許文献1〜5参照)。なお、出願人は本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見つけ出すことはできなかった。
しかしながら、従来のこの種の食品容器、特に安価な使い捨てタイプの食品容器はいずれも格別な把持部を備えていないために、どこを把持してよいか判らず、また把持したときの安定性が著しく低く、テーブルのない公園や行楽地等の野外で食事をするときに収納されている食品を落としたり、あるいは食品容器をひっくり返したりしないように細心の注意を払う必要があった。すなわち、可撓性を有する食品容器の場合、その外周縁部の任意の一箇所を片手で把持して持ち上げると、収納している食品の重量によっては食品容器自体が傾いて内部の食品が零れ落ちることがあった。また、両手で把持すると箸やフォークを使用することができず、手の平や膝あるいは大腿部上に載せておくと、体を動かしたときに滑べり落ちるおそれがある。
また、地面または芝生の上にシートを敷き、その上に食品を盛りつけた食品容器を開いて家族や友人どうしで食事をするようなときは、食品容器までの距離が遠いとその都度手を伸ばしたり体を屈めて食品を箸でつまみ上げる必要がある。
したがって、食事をするために余計な注意を払わなければならず、食品容器を把持したときの安定性の向上が強く要望されている。なお、。食品容器の把持を容易にするために突出部を設けることも考えられるが、このような構造にすると容器の周縁に突出部が形成されるため、持ち運びや袋等に収納しにくくなるという欠点が生じるため、好ましくない。
また、地面または芝生の上にシートを敷き、その上に食品を盛りつけた食品容器を開いて家族や友人どうしで食事をするようなときは、食品容器までの距離が遠いとその都度手を伸ばしたり体を屈めて食品を箸でつまみ上げる必要がある。
したがって、食事をするために余計な注意を払わなければならず、食品容器を把持したときの安定性の向上が強く要望されている。なお、。食品容器の把持を容易にするために突出部を設けることも考えられるが、このような構造にすると容器の周縁に突出部が形成されるため、持ち運びや袋等に収納しにくくなるという欠点が生じるため、好ましくない。
本発明は上記した従来の問題および要請に応えるべくなされたものであり、その目的とするところは、食品容器を安定かつ確実に把持することができ、野外等のテーブルのない場所においても、気軽に食事をとることができるようにした食品容器を提供することにある。
上記目的を達成するために第1の発明は、食品を収容する収納凹部を有する食品容器の上面に把持部を設けてなり、前記把持部を、手の親指が係入する係入部と、前記親指と他の指とによって上方および下方から保持されるつまみ部とで構成したものである。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記把持部は、食品容器の上面でかつ隣り合う仕切壁間に設けられた親指嵌入用凹部を有し、この親指嵌入用凹部の底に係入部とつまみ部を設けたものである。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、前記把持部の係入部を、一端が食品容器の側方に開放するU字状溝で構成したものである。
第4の発明は、上記第1または第2の発明において、前記把持部の係入部を、食品容器の上下に開口する親指差込孔で構成したものである。
第5の発明は、上記第1、第2、第3、第4の発明のうちのいずれか1つにおいて、前記把持部のつまみ部の表面を親指の腹の部分が密着し得る凹曲面に形成したものである。
第1の発明においては、親指と他の指とでつまみ部を上方および下方から保持する。この保持方式は、絵画用パレットの保持方式と同様であるために、食品容器の安定かつ確実な保持を可能にする。係入部は親指の横方向への動きを規制する。
第2の発明においては、仕切壁間に囲まれた親指嵌入用凹部内に親指が差し込まれるので、係入部とともに親指の動きを規制し、安定した把持を可能にする。
第3の発明においては、親指を食品容器の側方からU字状溝に差し込むことができる。
第4の発明においては、係入部が親指差込孔であるため、親指の動きを確実に規制することができる。また、親指差込孔の場合は、収納凹部に収納されている食品の重量バランスを考慮した位置(例えば、食品容器の中央部)に形成することができるため、より安定した保持を可能にする。
第5の発明においては、つまみ部の表面を親指の腹の部分が密着し得る凹曲面に形成しているので、親指の押圧力をつまみ部全体に確実に伝達することができ、安定した保持を可能にする。
このように本発明によれば、食品が入っている食品容器を確実に安定した状態で把持することができるから、食事をとる場所に制約されることなく気軽に食べることができる。、また、比較的把持力が弱い子供でも容器の把持が確実に行える。また、容器の周縁から突出するものがないから、持ち運びや袋への収納も容易である。
第2の発明においては、仕切壁間に囲まれた親指嵌入用凹部内に親指が差し込まれるので、係入部とともに親指の動きを規制し、安定した把持を可能にする。
第3の発明においては、親指を食品容器の側方からU字状溝に差し込むことができる。
第4の発明においては、係入部が親指差込孔であるため、親指の動きを確実に規制することができる。また、親指差込孔の場合は、収納凹部に収納されている食品の重量バランスを考慮した位置(例えば、食品容器の中央部)に形成することができるため、より安定した保持を可能にする。
第5の発明においては、つまみ部の表面を親指の腹の部分が密着し得る凹曲面に形成しているので、親指の押圧力をつまみ部全体に確実に伝達することができ、安定した保持を可能にする。
このように本発明によれば、食品が入っている食品容器を確実に安定した状態で把持することができるから、食事をとる場所に制約されることなく気軽に食べることができる。、また、比較的把持力が弱い子供でも容器の把持が確実に行える。また、容器の周縁から突出するものがないから、持ち運びや袋への収納も容易である。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る食品容器の第1の実施の形態を示し、上蓋を取り外した状態を示す外観斜視図、図2は同食品容器の平面図、図3は同食品容器の正面図、図4は同食品容器の左側面図、図5は同食品容器を把持した状態における図2V−V線断面図である。これらの図において、全体を符号1で示す食品容器は、プラスチック、紙等の可撓性を有する素材によって平面視形状が略矩形の浅底箱型に形成された弁当用の容器で、容器自体の外形を規定する外周縁部2と、この外周縁部2aの内側に設けられた複数の仕切壁3a〜3hによって仕切られ異種食品等を個別に収容する上方に開放した複数個、例えば6つの収納凹部4a〜4gとを有している。これらの収納凹部4a〜4gは、収納する食品、調味料、デザート等の種類、量、大きさ等に応じて異なった大きさおよび深さをもってそれぞれ形成されている。
図1は本発明に係る食品容器の第1の実施の形態を示し、上蓋を取り外した状態を示す外観斜視図、図2は同食品容器の平面図、図3は同食品容器の正面図、図4は同食品容器の左側面図、図5は同食品容器を把持した状態における図2V−V線断面図である。これらの図において、全体を符号1で示す食品容器は、プラスチック、紙等の可撓性を有する素材によって平面視形状が略矩形の浅底箱型に形成された弁当用の容器で、容器自体の外形を規定する外周縁部2と、この外周縁部2aの内側に設けられた複数の仕切壁3a〜3hによって仕切られ異種食品等を個別に収容する上方に開放した複数個、例えば6つの収納凹部4a〜4gとを有している。これらの収納凹部4a〜4gは、収納する食品、調味料、デザート等の種類、量、大きさ等に応じて異なった大きさおよび深さをもってそれぞれ形成されている。
また、食品容器1の上面は、前後2つの上蓋5A,5Bによって覆われている。上蓋5A,5Bは、それぞれ透明なプラスチックによって下方に開放するように形成されており、食品容器1に上方から着脱自在に被冠され、下端開口縁が食品容器1の外周縁2の周囲に突設したフランジ部6の上面に当接される。ただし、上蓋5Aの後方壁の一部と、上蓋5Bの前方壁の一部は、食品容器1の前後に対向する仕切壁3dと3gとの間に設けた狭い隙間7に挿入されている。前方側の上蓋5Aは、前方に位置する5つの収納凹部4a〜4eの上方を覆い、後方側の上蓋5Bは、後方に位置する残り2つの収納凹部4f,4gの上方を覆っている。そして、これらの上蓋5A,5Bは輪ゴムまたはセロテープによって食品容器1に固定される。
また、食品容器1の上面で前後方向中央部の左端部には、本発明を特長づける把持部10が設けられている。この把持部10は、前記上蓋5A,5Bによっては覆われない部分であって、前記仕切壁3a,3gの左端部と、仕切壁3fとの間に形成された左右方向に長い矩形の親指嵌入用凹部11を有し、その底板部(底)12に係入部16とつまみ部17が設けられている。親指嵌入用凹部11は、手20の親指21が入り得るに十分な長さと幅を有し、前記隙間7に連通している。底板部12はフランジ部6の上面高さ、および前記隙間7の底面高さと同一高さを有している。
前記係入部16は、前記仕切壁3a,3gと前記底板部12の左端との間に形成されたU字状溝からなり、一端が食品容器1の側方に開放している。このため、前記底板部12の左端面は円弧状の凹曲面に湾曲し、係入部16の奥壁を形成している。また、この左端面には、親指21との接触面積を大きくするために図5に示すように下方に向かって折り曲げられた折曲部16aが一体に設けられている。なお、U字状溝(係入部)16の食品容器1の側方に開口する開口部16bは、親指21を係入部16に差し込んだとき良好なフィット感が得られるようにするために、相対的に小さな曲率をもたせて湾曲している。また、U字状溝16を挟んで前後に設けられている収納凹部4cと4gの側壁部の互いに対向する角部イ,ロも手の平が当たったときのフィット感を良くするために円弧状に湾曲している。
前記つまみ部17は、前記底板部12の前記係入部16よりも右側部分で、親指21と他の指(通常は人差し指22)によって上方および下方から保持される部分である。
さらに、前記食品容器1には、廃棄するときに便利なように食品容器1の折畳みを可能にするミシン目23が形成されている。このミシン目23は、前記隙間7の底と前記親指嵌入用凹部11の底板部12に食品容器1の左右方向全長にわたって延在するように形成されている。
このような構造からなる食品容器1を食事の際に手で保持するときは、絵画用パレットを保持するときと同様な保持の仕方によって片手で保持される。すなわち、右利きの者が左手20で食品容器1を保持するに当たっては、左手20の親指21を食品容器1の左方から係入部16に係入する。親指21は、係入部16に係入されると付け根部分が底板部12の折曲部16aに当接してそれ以上の挿入を阻止され、親指21の指先部分を下方に折り曲げて腹の部分21aをつまみ部17の上面に押し付ける。
親指21を係入部16に差し込むと、残り4本の指は図1および図5に示すように鉤形に折り曲げられて食品容器1の下方に差し込まれる。このうち、人差し指22を、把持部10の親指嵌入用凹部11を形成する側壁25に銃の引き金に引っ掛けると同様に引っ掛けて親指21とともに前記側壁25を上下から保持する。この状態において、親指21の前後方向の動きは、仕切壁3a,3gおよび係入部16によって規制され、右方への動きは、同じく係入部16によって規制される。したがって、食品容器1を絵画用パレット方式により左手20だけで安定した状態で保持することができる。一方、利き手である右手は完全に自由であるため、テーブルのない野外等であっても右手と左手を上手に使って食事を楽しむことができる。
左利きの者が食品容器1を保持する場合は、食品容器1を前後左右反転させて右手の親指を係入部16に右方から係入してつまみ部17を親指の腹の部分で押圧し、右手人差し指を側壁25に銃の引き金に引っ掛けると同様に引っ掛けて保持すればよい。なお、食事が終わった後は、ミシン目23に沿って食品容器1を2つ折りに折り畳むかまたは破断すると、嵩容量を小さくして廃棄することができる。
図6は本発明に係る食品容器の第2の実施の形態を示し、上蓋を取り外した状態を示す外観斜視図、図7は同食品容器の平面図、図8は同食品容器の正面図、図9は図7のIX−IX線断面図である。なお、上記した実施の形態と同一構成部材、部分については同一符号をもって示し、その説明を適宜省略する。これらの図において、本実施の形態は、食品容器30をプラスチック、紙等の可撓性を有する素材によって平面視円形の皿形に形成した例を示す。
前記食品容器30は、容器自体の外形を規定する円形の外周縁部31と、この外周縁部31の内側に設けられた6つの仕切壁3a〜3gと、これら仕切壁と前記外周縁部31とによって仕切られ異種食品等を個別に収容する上方に開放した6つの収納凹部4a〜4fとを有している。これらの収納凹部4a〜4fは、収納する食品、調味料、デザート等の種類、量、大きさ等に応じて異なった大きさおよび深さをもってそれぞれ形成されている。
また、食品容器30の上面は、平面視形状が略半円形に形成された前後2つの上蓋5A,5Bによって覆われている。上蓋5A,5Bは、それぞれ透明なプラスチックによって下方に開放するように形成され、食品容器30に上方から着脱自在に被冠されている。ただし、上蓋5Aの後方壁の一部と、上蓋5Bの前方壁の一部は、食品容器30の前後に対向する仕切壁3cと3fとの間に設けた狭い隙間7に挿入されている。前方側の上蓋5Aは、前方に位置する4つの収納凹部4a〜4dの上方を覆い、後方側の上蓋5Bは、後方に位置する2つの収納凹部4e,4fの上方を覆っている。そして、これらの上蓋5A,5Bは輪ゴムやセロテープによって食品容器30に固定される。
また、食品容器30の上面で前後方向中央部の左半部には、把持部40が設けられている。この把持部40は、前記上蓋5A,5Bによっては覆われない部分で、外周縁部31と、前記仕切壁3a,3fの左半部と、仕切壁3eとによって囲まれた半径方向に長い矩形の親指嵌入用凹部41を有し、その底板部(底)42に係入部43とつまみ部44が設けられている。親指嵌入用凹部41は、手20の親指21が入り得る十分な長さと幅を有し、前記隙間7に連通している。前記係入部43は、前記底板部42に形成された食品容器30の上下に開口する長孔形状の親指差込孔で形成され、親指21が食品容器30の下方から係入される。前記つまみ部44は、前記係入部43より食品容器30の中央寄りに設けられ、親指21の腹の部分21aによって押圧される部分で、その上面が図9に示すように凹曲面に形成されている。これは親指21の腹の部分21a全体を密着させるためである。一方、つまみ部44の下面側は、通常人差し指によって下方から保持される。
さらに、前記食品容器30には、前記第1の実施の形態と同様に、食品容器30の折畳みを可能にするミシン目23が形成されている。このミシン目23は、前記隙間7の底と前記親指嵌入用凹部41の底板部42に食品容器30の左右方向全長にわたって延在するように形成されている。
このような食品容器30は、把持部40の係入部43を食品容器30の上下に開口する親指差込孔で構成した点、およびつまみ部44の上面を凹曲面に形成した点が前記した第1の実施の形態における食品容器1の係入部16、つまみ部17と異なるだけで、その他の構造は略同様である。
このような構造からなる食品容器30を手で保持するときは、図9に示すように絵画用パレットを保持するときと略同様な保持の仕方によって片手で保持する。すなわち、右利きの者が左手20で食品容器30を保持する場合は、左手20の親指21を食品容器30の下方から係入部43に係入し、底板部42の上方に突出させる。そして、親指21を折り曲げて腹の部分21aでつまみ部44の上面を押圧する。
さらに、人差し指で把持部40の親指嵌入用凹部41を形成する側壁25を保持するか、または図9に示すように収納凹部4dの側壁部46と前記側壁25との間に設けられている逆V字状の凹部47に人差し指と中指を下から差し込み、親指21とともにつまみ部44を上下から保持する。したがって、このような食品容器30においても前記第1の実施の形態と同様に、食品容器30を絵画用パレット方式により左手20だけで安定した状態で保持することができる。
また、係入部43を親指差込孔で構成すると親指21の前後左右方向の動きを完全に規制することができるため、より安定した状態で保持することができ、しかもつまみ部44の上面を凹曲面に形成して親指21の腹の部分21aを密着させるようにしているので、親指21による押圧力をつまみ部44全体に確実に伝達することができる。
また、係入部43を親指差込孔で構成すると親指21の前後左右方向の動きを完全に規制することができるため、より安定した状態で保持することができ、しかもつまみ部44の上面を凹曲面に形成して親指21の腹の部分21aを密着させるようにしているので、親指21による押圧力をつまみ部44全体に確実に伝達することができる。
また、上記した第1の実施の形態においては、係止部16をU字状溝で構成しているため、係止部16を食品容器1の略中央に形成するとU字状溝が長くなって食品容器1の強度が低下するおそれがあるが、本実施の形態においては係止部4食品容器30の上下に開口する孔で構成しているので、係止部の形成位置の自由度が高く、収納する食品の重量バランスによっては食品容器30の略中央に設けることも可能である。
なお、上記した第1、第2の実施の形態は、いずれも弁当用の食品容器1,30に適用した例を示したが、本発明はこれに何ら限定されるものではなく、寿司、蕎麦、うどん、おかず専用等の食品容器やおとり皿にも適用することができる。
また、第2の実施の形態における食品容器30のつまみ部44と同様に、第1の実施の形態における食品容器1のつまみ部17の上面を凹曲面に形成してもよい。
また、食品等を収容する収納凹部は複数個に限らず1つであってもよい。
さらに、把持部10,40の親指嵌入用凹部11,41は必ずしも必要ではなく、食品容器1,30の上面に形成されるものであってもよい。
また、第2の実施の形態における食品容器30のつまみ部44と同様に、第1の実施の形態における食品容器1のつまみ部17の上面を凹曲面に形成してもよい。
また、食品等を収容する収納凹部は複数個に限らず1つであってもよい。
さらに、把持部10,40の親指嵌入用凹部11,41は必ずしも必要ではなく、食品容器1,30の上面に形成されるものであってもよい。
1…食品容器、2…外周縁部、3a〜3h…仕切壁、4a〜4g…収納凹部、5A,5B…上蓋、10…把持部、11…親指嵌入用凹部、11…底板部、16…係入部、17…つまみ部、30…食品容器、31…外周縁部、40…把持部、41…親指嵌入用凹部、42…底板部、43…係入部、44…つまみ部。
Claims (5)
- 食品を収容する収納凹部を有する食品容器の上面に把持部を設けてなり、
前記把持部を、手の親指が係入する係入部と、前記親指と他の指とによって上方および下方から保持されるつまみ部とで構成したことを特徴とする食品容器。 - 請求項1記載の食品容器において、
前記把持部は、食品容器の上面でかつ隣り合う仕切壁間に設けられた親指収納用凹部を有し、この親指収納用凹部の底に係入部とつまみ部を設けたことを特徴とする食品容器。 - 請求項1または2記載の食品容器において、
前記把持部の係入部を、一端が食品容器の側方に開放するU字状溝で構成したことを特徴とする食品容器。 - 請求項1または2記載の食品容器において、
前記把持部の係入部を、食品容器の上下に開口する親指差込孔で構成したことを特徴とする食品容器。 - 請求項1,2,3,4のうちのいずれか1つに記載の食品容器において、
前記把持部のつまみ部の表面を親指の腹の部分が密着し得る凹曲面に形成したことを特徴とする食品容器。
Priority Applications (1)
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JP2003297253A JP2005067632A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 食品容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013256303A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Yayoi Shokuhin Kk | ゲル状食品用容器 |
JP2015505784A (ja) * | 2011-12-19 | 2015-02-26 | ネステク ソシエテ アノニム | 消費可能製品のためのパッケージ |
WO2017151804A1 (en) * | 2016-03-03 | 2017-09-08 | Michael Lawrence Serpa | Secure-grip disposable dish for food |
JP7082259B1 (ja) | 2021-03-22 | 2022-06-08 | 仲吉商事株式会社 | 竹製食器及び竹製食器の作成方法 |
-
2003
- 2003-08-21 JP JP2003297253A patent/JP2005067632A/ja active Pending
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