JP7432274B1 - 宅配支援システム、宅配支援方法、宅配支援装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子的表示機能を備えた宅配ボックスを用いて、宅配の発送、荷受け、受取り、及び配送過程における各種手続を簡素化すると共に、迅速かつ適確な宅配を実現する。【解決手段】本発明は、配送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、及び宅配ボックスと通信する宅配支援装置であって、配送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置端末、及び宅配ボックスと通信を行う送受信制御部11aと、少なくとも発送者、受取者、業者、宅配ボックスの情報を記憶した記憶部13と、少なくとも荷物の発送、配送を管理する管理部11cと、宅配について決済を行う決済部11dとを有し、管理部11cは、配送者の端末装置から送られてきた宅配ボックスの識別情報と宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて管理することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば電子ペーパー等の電子的表示機能を備えた宅配ボックスを用いて、宅配の発送、荷受け、受取り、及びその配送過程における各種手続を簡素化する技術に関する。
従来、配送者であるユーザが、荷物を所望とする宛先に宅配で送る場合には、所定の伝票に宛先等の必要事項を記入し、所定の配送料を支払い、宅配業者に依頼をするのが一般的である。そして、今日では、受取者が不在の場合でも、再度の配送の負担を軽減するために、宅配ボックスが導入され、玄関先等での所謂置き配も一般的になされている。そして、このような宅配ボックスとして、各種機能を備えたものが提案されている。
例えば、特許文献1では、住宅に設置され通信手段を有するインターホンと、通信機能を有する宅配ボックスと、住宅の居住者が所持する携帯通信端末とを備え、インターホンは、来訪報知ボタンが押下された際に、インターネットを介して携帯通信端末に特定の通知を行うことができる通知機能を有しており、携帯通信端末は、インターネットを介して宅配ボックスの開閉扉を解錠できる解錠操作手段を有した、配達物保管システムが開示されている。
特開2023-8642号公報
しかしながら、特許文献1では、電子的表示機能を備えた宅配ボックスを用いて、宅配の発送、荷受け、受取り、及びその配送過程における各種手続を簡素化することは開示されていない。更に、従来型の宅配ボックスは、事前に不動産に固定で設定する必要があるため、設置の初期費用がかかり、更に配送先等を事後に変更できない。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電子的表示機能を備えた宅配ボックスを用いて、宅配の発送、荷受け、受取り、及びその配送過程における各種手続を簡素化すると共に、迅速かつ適確な宅配を実現する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る宅配支援システムは、荷物の発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、宅配ボックス、及び宅配支援装置で構成され、宅配を支援する宅配支援システムにおいて、前記宅配支援装置は、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行う第1送受信制御部と、少なくとも前記発送者、受取者、前記業者、前記宅配ボックスの情報を記憶した記憶部と、少なくとも前記荷物の配送を管理する管理部と、前記宅配について決済を行う決済部と、を有し、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、及び前記業者の端末装置は、それぞれが、前記宅配支援装置と通信を行う第2送受信制御部と、前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行う第1表示部と、前記宅配ボックスに表示される二次元コードを撮像する撮像部と、前記二次元コードを処理する二次元コード処理部と、を有し、前記宅配ボックスは、前記宅配支援装置と通信を行う第3送受信制御部と、前記受取者の端末装置からの指示に従いロックを解錠する解錠制御部と、前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行う第2表示部と、位置情報を取得する位置情報取得部と、を有し、前記発送者の端末装置では、前記撮像部により前記宅配ボックスの前記第2表示部に表示された二次元コードを撮像すると、前記宅配ボックスの識別情報が取得され、前記識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて、前記宅配支援装置に送信することで、宅配の申し込みを行い、前記宅配支援装置の前記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの前記第2表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御する。
本発明の他の態様に係る宅配支援方法は、荷物の発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、宅配ボックス、及び宅配支援装置で構成された宅配支援システムにより宅配を支援する宅配支援方法において、前記宅配支援装置では、第1送受信制御部が、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行い、管理部が、少なくとも前記荷物の発送、配送を管理し、決済部が、前記宅配について決済を行い、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、及び前記業者の端末装置では、それぞれが、第2送受信制御部が、前記宅配支援装置と通信を行い、第1表示部が、前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行い、撮像部が、前記宅配ボックスに表示される二次元コードを撮像し、コード処理部が、前記二次元コードを処理し、前記宅配ボックスでは、第3送受信制御部が、前記宅配支援装置と通信を行い、解錠制御部が、前記受取者の端末装置からの指示に従いロックを解錠し、第2表示部が、前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行い、位置情報取得部が、位置情報を取得し、前記発送者の端末装置では、前記撮像部により前記宅配ボックスの前記第2表示部に表示された二次元コードを撮像すると、前記宅配ボックスの識別情報が取得され、前記識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて、前記宅配支援装置に送信することで、宅配の申し込みを行い、前記宅配支援装置の前記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの前記第2表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御することを特徴とする。
本発明の他の態様に係る宅配支援装置は、荷物の発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、及び表示部を有する宅配ボックスと通信し、宅配を支援する宅配支援装置であって、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行う送受信制御部と、少なくとも前記発送者、前記受取者、前記業者、前記宅配ボックスの情報を記憶した記憶部と、少なくとも前記荷物の発送、配送を管理する管理部と、前記宅配について決済を行う決済部と、を有し、前記管理部は、前記発送者の端末装置から送られてきた前記宅配ボックスの識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて管理し、前記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの前記表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御する。
本発明の他の態様に係るプログラムは、少なくとも荷物の発送者、受取者、業者、宅配ボックスの情報を記憶した記憶部を備え、発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、及び宅配ボックスと通信し、宅配を支援する宅配支援装置を、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行う送受信制御部、少なくとも前記荷物の発送、配送を管理する管理部、前記宅配について決済を行う決済部、として機能させ、前記管理部は、前記発送者の端末装置から送られてきた前記宅配ボックスの識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて管理し、前記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう促すことを特徴とする。
本発明によれば、電子的表示機能を備えた宅配ボックスを用いて、宅配の発送、荷受け、受取り、及びその配送過程における各種手続を簡素化すると共に、迅速かつ適確な宅配を実現する技術を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る宅配支援システムの構成図である。 図2(a)は、同システムの宅配支援装置としてのサーバ装置の構成図、図2(b)は、管理部の詳細な構成図である。 図3は、同システムの端末装置の構成図である。 図4は、同システムの宅配ボックスの構成図である。 図5は、配送シーケンスを示す図である。 図6は、荷受シーケンスを示す図である。 図7は、受取シーケンスを示す図である。 図8は、受取シーケンスを示す図である。 図9は、荷情報確認シーケンスを示す図である。 図10は、宅配ボックスにおける画面表示例を示す図である。 図11(a)、図11(b)、及び図11(c)は、端末装置における画面表示例を示す図である。 図12(a)、及び図12(b)は、端末装置における画面表示例を示す図である。 図13(a)、図13(b)、及び図13(c)は、端末装置における画面表示例を示す図である。 図14(a)及び図14(b)は、端末装置における画面表示例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1には、本発明の実施形態に係る宅配支援システムの構成を示し説明する。
同図に示されるように、この宅配支援システムは、宅配支援装置としてのサーバ装置1と、発送者の端末装置2と、受取者の端末装置3と、業者の端末装置4と、宅配ボックス5と、業者の宅配システム6が、インターネット等の通信網7を介して、無線又は有線で通信可能に接続され、構成されている。これらのうち一部の装置をもって宅配支援システムとすることも可能である。
このような構成において、配送者の端末装置2では、宅配ボックス5の表示部の画面に表示された二次元コードを撮像すると、宅配ボックスの識別情報が取得され、識別情報と宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて、サーバ装置1に送信することで、宅配の申し込みを行うことになる。サーバ装置1では、宅配の申し込みに先立ち、複数の宅配業者の料金を検索し、複数の宅配業者を料金に基づき選択可能とする態様で発送者者の端末装置2において表示させ、宅配業者の選択を促す。
宅配ボックス5の表示部に表示された二次元コードを撮像することで、各端末2乃至4では、宅配に関わる情報を宅配ボックス5の表示画面で確認できるが、この際に、サーバ装置1は、発送者、受取者、及び業者の閲覧権限を管理しており、宅配ボックス5の表示部に閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御する。
このほか、サーバ装置1は、宅配ボックス5にて定期的に取得される位置情報に基づいて、荷物の発送から配送、受取に至るまでの過程をリアルタイムで管理しており、発送者の端末装置2、受取者の端末装置3、業者の端末装置4からのリクエストに応じて、当該過程に係る情報を送信し、表示するよう促すようにしている。
次に、図2(a)には、宅配支援システムの宅配支援装置としてのサーバ装置の構成図を示し、図2(b)には、管理部の詳細な構成図を示し、説明する。
同図に示されるように、サーバ装置1は、制御部11と、通信部12と、記憶部13とを有する。制御部11と、通信部12と、記憶部13とは、バスラインを介して通信可能に接続されている。これら構成のほか、キーボードやマウス等の入力部や、各種表示を行う液晶ディスプレイ等の表示部を有してもよい。通信部12は、例えば、NIC等により実現されるもので、インターネット等の通信網7と有線又は無線で接続され、各端末装置2、3、4等との間で通信を行う通信インタフェースである。
記憶部13は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、HDD、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部11で実行されるプログラムを予め記憶している。そして、記憶部13は、より詳細には、会員情報記憶部14、業者情報記憶部15、管理情報記憶部16等を有している。
会員情報記憶部14は、会員である発送者、受取者等の会員情報を記憶している。具体的には、会員IDと紐づけて、会員の氏名、住所、電話番号、メールアドレス等の属性情報と、決済のための口座番号等の決済情報、履歴情報、及び宅配ボックス5の表示部に情報を表示するレベルを決めるための権限情報等を記憶している。
業者情報記憶部15は、宅配業者の業者情報を記憶している。具体的には、業者IDと紐づけて、業者の名称、住所、電話番号、メールアドレス等の属性情報と、決済のための口座番号等の決済情報、履歴情報、及び宅配ボックス5の表示部に情報を表示するレベルを決めるための権限情報等を記憶している。
管理情報記憶部16は、管理情報として、会員管理情報、発送管理情報、配送管理情報等を記憶している。具体的には、宅配の案件ごとに付される宅配IDと紐づけて、会員管理情報として発送者や受取人のID等を記憶し、発送管理情報として発送先の宛名や使用する宅配ボックスのID、宅配の形式(置き配等)等を記憶し、配送管理情報として荷物の配送状況等の情報を記憶している。尚、これらは一例であって、記憶される情報は、これらには限定されないことは勿論である。
制御部11は、CPUやMPU等で実現される。制御部11は、ASICやFPGA等の集積回路で構成される。制御部11は、記憶部13に記憶されているプログラムを読み出して実行することで、送受信制御部11a、認証部11b、管理部11c、決済部11d、及び主制御部11eとして機能する。管理部11cは、更に、図2(b)に示されるように、少なくとも、会員管理部11c-1、発送管理部11c-2、及び配送管理部11c-3を有している。
このような構成において、送受信制御部11aは、配送者の端末装置2、受取者の端末装置3、業者の端末装置4、及び前記宅配ボックス5との間でのデータの送受信を制御する。送受信制御部11aは、例えば、端末装置2,3,4からの各種リクエストを受信する受信部、画面の表示データ等を送信する送信部として機能する。
認証部11bは、配送者の端末装置2、受取者の端末装置3、業者の端末装置4からのログイン時に、所定の認証を行う。
管理部11cは、会員管理、配送管理、及び発送管理を行う。
より詳細には、会員管理部11c―1は、会員である発送者から、本サービスの利用についてリクエストを受けた際に、会員情報記憶部14、管理情報記憶部16の内容を更新する。また、各端末装置2,3,4から、宅配ボックス5の表示部への情報表示のリクエストを受けると、会員情報記憶部14や業者情報記憶部15の各権限情報を参照して、表示内容を制限するなどして、各端末装置2,3,4での閲覧レベルを調整する。
発送管理部11c-2は、発送者の端末装置2から本サービスの利用のリクエストを受けたときに、受信した宅配ボックス5のIDと発送管理情報を、管理情報記憶部16に記憶するなどして管理する。配送管理部11c-3は、宅配ボックス5からの位置情報を定期的に取得し、当該位置情報と、各端末装置2,3,4での操作入力(例えば、荷受確認や受取確認等)に基づいて、宅配案件の状況をリアルタイムで管理する。この配送管理情報も、管理情報記憶部16にて、記憶、更新されている。
決済部11dは、宅配サービスの申し込み、各種情報入力等がなされた際に、発送者の端末装置2との間で宅配料に関わる電子決済を実行する。そして、主制御部11eは、そのほかの各種制御を司る。
従って、発送者の端末装置2で、撮像部により宅配ボックス5の表示部に表示された二次元コードが撮像されると、宅配ボックス5の識別情報が取得され、識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて宅配支援装置としてのサーバ装置1に送信され、サーバ装置1では、宅配の申し込みを受け付ける。
管理部11cの発送管理部11c-2は、宅配の申し込みに先立ち、複数の宅配業者の料金を検索し、複数の宅配業者を料金に基づき選択可能とする態様で発送者の端末装置2において表示させ、宅配業者の選択を促すようにしている。
さらに、管理部11cの会員管理部11c-1は、発送者、受取者、及び業者の閲覧権限を管理しており、宅配ボックス5の表示部に、閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御する。
また、管理部11cの配送管理部11c-3は、宅配ボックス5にて取得された位置情報に基づいて、荷物の発送から配送、受取に至るまでの過程を管理しており、発送者の端末装置2、受取者の端末装置3、業者の端末装置4からのリクエストに応じて、これら配送過程(状況)に係る情報を送信し、表示するよう促すようにしている。
図3には、宅配支援システムの端末装置の構成を示し説明する。ここでは、発送者の端末装置2の構成を例示するが、受取者の端末装置3、業者の端末装置4も同じ構成であるため、以下の説明では、各装置3,4の構成についても、同図の符号を用いる。
同図に示されるように、端末装置2(3、4)は、制御部21と、通信部22と、撮像部23、操作部24と、表示部25と、記憶部26とを有する。各部21~26は、バスライン27を介して通信自在に接続されている。通信部22は、例えば、NIC等により実現されるもので、インターネット等の通信網7を介して有線又は無線で接続され、サーバ装置1等との間で通信を行う通信インタフェースである。撮像部23は、宅配ボックス5の表示部に表示された二次元コードの撮影を行う。操作部24は、マウスやキーボード等で実現され、ユーザによる各種操作入力を受け付ける。表示部25は、液晶ディスプレイ等により実現されるもので、各種表示を行う。尚、操作部24と表示部25とをタッチパネルとして一体に構成してもよい。記憶部26は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、HDD、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部21で実行されるプログラムを記憶している。
制御部21は、CPUやMPU等で実現されるもので、ASICやFPGA等の集積回路で構成されてよい。制御部21は、記憶部26に記憶されているプログラムを読み出し実行することで、送受信制御部21a、表示制御部21b、及びコード処理部21cとして機能する。より詳細には、送受信制御部21aは、サーバ装置1からの表示データ等を受信する受信部、及びサーバ装置1に対して各種リクエスト等を送信する送信部として機能する。表示制御部21bは、サーバ装置1から送られてきた表示データに基づいて、表示部25に各種の表示を行う。コード処理部21cは、撮像部23により撮像された二次元コードを処理して、サーバ装置1に対して送信するデータを生成する。
従って、発送者の端末装置2では、撮像部23が宅配ボックス5の表示部に表示された二次元コードを撮像し、コード処理部21cが宅配ボックス5の識別情報を取得し、送受信制御部21aが識別情報と宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて宅配支援装置としてのサーバ装置1に送信し、宅配サービスへの申し込みを行う。
図4には、宅配支援システムの宅配ボックスの構成を示し説明する。
同図に示されるように、宅配ボックス5は、制御部51、通信部52、表示部53、操作部54、駆動部55、ロック機構56、GPS部57、及び記憶部58を有する。各部51~57は、バスラインを介して通信自在に接続されている。
通信部52は、例えば、NIC等により実現されるもので、インターネット等の通信網7を介して有線又は無線で接続され、サーバ装置1等との間で通信を行う通信インタフェースである。表示部53は、電子ペーパー等により実現され、各種表示を行う。操作部54は、タッチボタン等で実現され、ユーザによる各種操作入力を受け付ける。駆動部55は、ロック機構56を駆動するものであり、ロック機構56の解錠/施錠を行う。GPS部57は、位置情報を取得する。記憶部58は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、HDD、または光ディスク装置等で実現されるもので、制御部51で実行されるプログラムを記憶している。
制御部51は、CPUやMPU等で実現されるもので、ASICやFPGA等の集積回路で構成されてよい。制御部51は、記憶部58に記憶されているプログラムを読み出し実行することで、送受信制御部51a、解錠制御部51b、表示制御部51c、位置情報取得部51d、及び主制御部51eとして機能する。
このような構成において、送受信制御部51aは、サーバ装置1等とデータの送受信を行うものである。送受信制御部51aは、例えば、サーバ装置1から送られてきた表示部53に表示するための表示データ等を受信する受信部、サーバ装置1に位置情報等を送信する送信部として機能する。解錠制御部51bは、サーバ装置1からの指示に基づいて駆動部55を駆動制御して、ロック機構56の解錠/施錠を制御する。
表示制御部51cは、サーバ装置1から送られてきた表示データ等に基づいて、表示部53に各種の表示を行うように制御する。位置情報取得部51dは、GPS部57が取得したデータに基づいて位置情報を取得する。そして、主制御部51eは、そのほか、各種の制御を司る。
ここで、表示部53の表示例は、図10に示される通りである。
同図に示されるように、宅配ボックス5において、電子ペーパー等で構成された表示部53には、お届け先、ご依頼主、品名、取扱いに係る情報と、配送のステータス(発送/荷受/配送/受取など)が表示される。さらに、受付日時、発送日時、発送店舗、発送方法、配送予定日、配送時間帯、受取店舗、受取方法、サイズ、料金、支払い方法、支払い種類等が表示される。これら情報の全部又は一部が、表示リクエストを行った端末装置2乃至4の権限に応じて表示されるようになっている。
以下、図5を参照して、宅配支援システムによる配送シーケンスを説明する。
発送者の端末装置2の送受信制御部21aがサーバ装置1に対してログイン要求を送信すると、サーバ装置1では、送受信制御部11aがログイン要求を受け付ける(S1)。そして、会員管理部11c-1が、認証部11bに対して認証を指令する(S2)。認証部11bは、この指令を受けて、所定の認証を行い、認証成立の場合には、その旨を会員管理部11c-1に通知する(S3)。会員管理部11c-1は、この通知を受けると、発送者の端末装置2に認証成立の旨を通知する(S4)。
発送者の端末装置2では、続いて送受信制御部21aが、宅配ボックス5の初期値化の要求を送信する(S5)。サーバ装置1では、この要求を送受信制御部11aが受信し、発送管理部11c-2が、宅配ボックス5の情報(例えば、ID、サイズ等)を取得する(S6)。そして、発送管理部11c-2は、取得した情報(例えば、ID、サイズ等)を発送者の端末装置2に送受信制御部11aを介して送信する(S8)。
続いて、発送者の端末装置2では、操作部24の操作により送付先等の情報入力がなされると、送受信制御部21aが入力された発送情報をサーバ装置1へと送信する。サーバ装置1では、送受信制御部11aが発送情報を受け付け、発送管理部11c-2が、管理情報記憶部16に記録、更新する(S9)。
サーバ装置1では、発送管理部11c-2が、送受信制御部11aを介して、複数の業者の宅配システム6に対して料金検索要求を行い、送受信制御部11aを介して、宅配システム6より、検索結果である料金情報を受信する(S10~S13)。発送管理部11c-2は、送受信制御部11aを介して、料金情報に係る表示データ等を発送者の端末装置2に送信する。発送者の端末装置2では、送受信制御部21aが表示データを受信し、表示制御部21bの制御の下、表示部25に複数業者の料金情報等が表示され選択が促されることになる(S14)。
続いて、発送者の端末装置2において、業者の選定等もなされて、発送情報が確定すると、送受信制御部21aが、確定情報をサーバ装置1に送信する。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、確定情報を受信し、発送管理部11c-2が、管理情報記憶部16に記憶、更新すると共に、決済部11dが会員情報記憶部14等を参照して、宅配に関わる電子決済を実行する(S15)。
サーバ装置1では、発送管理部11c-2が、送受信制御部11aを介して、宅配システム6に対して送付状発行の要求を行う(S16)。宅配システム6では、送付状を電子的に発行して、サーバ装置1に送信する。サーバ装置では、送受信制御部11aが、送付状を受信し、発送管理部11c-2が、宅配ボックス5に送付状の送付先情報等を送信することで書き込みを行う(S18)。宅配ボックス5では、送受信制御部51aが、送付先情報等を受信し、主制御部51eの制御の下、記憶部58に記憶され、送受信制御部51aが書き込み完了をサーバ装置1に送信する(S19)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、完了通知を受信し、発送管理部11c-2が、送受信制御部11aを介して、発送者の端末装置2に通知する(S20)。
続いて、発送者の端末装置2では、送受信制御部21aが、宅配ボックス5の内部に荷物を入れた後、ロックの施錠をサーバ装置1に要求する(S21)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、この要求を受け付け、発送管理部11c-2が、宅配ボックス5に対して、ロックの施錠を指令する(S22)。宅配ボックス5は、送受信制御部51aが指令を受け付け、解錠制御部51bが、駆動部55を介してロック機構56を施錠し、施錠完了通知を、送受信制御部51aを介してサーバ装置1に送信する(S23)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが施錠完了通知を受信すると、発送管理部11c-2が送受信制御部11aを介して、発送者の端末装置2に施錠完了通知を送信する(S24)。以上が、発送に関わる一連の処理である。
次に、図6を参照して、宅配支援システムによる荷受シーケンスを説明する。
宅配ボックス5のコード表示ボタンが業者(回収者)により押下されると、宅配ボックス5は、表示制御部51cが、記憶部58の情報を読み出し、当該情報に基づいて二次元コードを表示部53に表示する。そして、業者の端末装置4の撮像部23で二次元コードが撮像されると、コード処理部21cが二次元コードを処理する(S31~S34)。そして、業者の端末装置4は、宅配システム6に対して、送受信制御部21aを介して、受取処理を要求する(S35)。宅配システム6は、この要求を受け付けると、受取処理を実行し、その結果を業者の端末装置4に送信する(S36)。
業者(回収者)により、宅配ボックス5の荷受ボタンが押下されると、宅配ボックス5は、送受信制御部51aを介して、サーバ装置1に荷受処理を要求する(S38)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、この要求を受け付け、発送管理部11c-2が、管理情報記憶部16の情報を更新すると共に、送受信制御部11aを介して、宅配システム6に対して荷受確認を要求する(S39)。宅配システム6では、荷受確認を実行し、その結果をサーバ装置1に送信する(S40)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、この結果を受信し、発送管理部11c-2が、荷受完了通知を、送受信制御部11aを介して宅配ボックス5に送信する(S41)。宅配ボックス5は、送受信制御部51aが荷受完了通知を業者の端末装置4に送信する(S42)。
こうして、業者により荷物の持ち出しがなされた後は、宅配ボックス5は、定期的に位置情報取得部51dで取得した位置情報を、送受信制御部51aを介して、サーバ装置1に送信する。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、位置情報を取得し、配送管理部11c-3が、管理情報記憶部16の情報を更新し、受信確認の通知を宅配ボックス5に送信する(S43,S44)。以上が、荷受に関わる一連の処理である。
次に、図7を参照して、宅配支援システムによる受取シーケンスを説明する。ここでは業者(配達者)側の処理を説明する。
宅配ボックス5のコード表示ボタンが業者(配達者)により押下されると、宅配ボックス5は、表示制御部51cが、記憶部58の情報を読み出し、当該情報に基づいて二次元コードを表示部53に表示する。そして、業者の端末装置4の撮像部23で二次元コードが撮像されると、コード処理部21cが二次元コードを処理する(S51~S54)。そして、業者の端末装置4は、宅配システム6に対して、送受信制御部21aを介して、配送完了処理を要求する(S55)。宅配システム6は、この要求を受け付けると、配送完了処理を実行し、その結果を業者の端末装置4に送信する(S56)。
業者(配達者)により宅配ボックス5の配送済ボタンが押下されると、宅配ボックス5は、送受信制御部51aを介して、サーバ装置1に配送完了処理を要求する(S58)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、要求を受け付け、発送管理部11c-2が、管理情報記憶部16の情報を更新すると共に、送受信制御部11aを介して、宅配システム6に対して配送完了確認を要求する(S59)。宅配システム6では、配送完了確認を実行し、その結果をサーバ装置1に送信する(S60)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、この結果を受信し、発送管理部11c-2が、配送完了通知を、送受信制御部11aを介して宅配ボックス5に送信する(S61)。宅配ボックス5は、送受信制御部51aが配送完了通知を業者の端末装置4に送信する(S62)。以上が、受取に関わる業者側の一連の処理である。
次に、図8を参照して、宅配支援システムによる受取シーケンスを説明する。ここでは受取者側の処理を説明する。
受取者の端末装置3の送受信制御部21aが、サーバ装置1に対してログイン要求を送信すると、サーバ装置1では、送受信制御部11aが、このログイン要求を受け付け(S71)、会員管理部11c-1が、認証部11bに対して認証を指令する(S72)。認証部11bは、この指令を受けて、所定の認証を行い、認証成立の場合には、その旨を会員管理部11c-1に通知する(S73)。会員管理部11c-1は、この通知を受けると受取者の端末装置3に認証成立の旨を通知する(S74)。
続いて、受取者により、宅配ボックス5のコード表示ボタンが押下されると、表示部53に二次元コードが表示される(S75,S76)。受取者の端末装置3の撮像部23で二次元コードを撮像すると、コード処理部21cが二次元コードを処理する。そして、送受信制御部21aを介して、解錠要求をサーバ装置1に送信する(S77)。サーバ装置1では、送受信制御部11aが、この解錠要求を受け付け、発送管理部11c-2が、宅配ボックス5に対してロックの解錠指令をなす(S78)。
宅配ボックス5では、この解錠指令に基づいて、解錠制御部51bが、駆動部55を駆動制御して、ロック機構56を解錠する。そして、サーバ装置1に解錠完了通知をなす(S79)。サーバ装置1では、解錠完了通知を受信すると、発送管理部11c-2が送受信制御部11aを介して、受取者の端末装置3に、解錠完了通知を、送信する(S80)。以上が、受取に関わる受取者側の一連の処理である。
次に、図9を参照して、宅配支援システムによる荷情報確認シーケンスを説明する。
受取者の端末装置3(または業者の端末装置4)の送受信制御部21aが、サーバ装置1に対してログイン要求を送信すると、サーバ装置1では、送受信制御部11aが、このログイン要求を受け付け(S81)、会員管理部11c-1が、認証部11bに対して認証を指令する(S82)。認証部11bは、この指令を受けて、所定の認証を行い、認証成立の場合には、その旨を会員管理部11c-1に通知する(S83)。会員管理部11c-1は、この通知を受けると受取者の端末装置3に認証成立の旨を通知する(S84)。認証が成立すると、これ以降、端末装置3との宅配ボックス5との間で、荷物情報のやりとりがなされ、発送情報、配送情報等がリアルタイムで確認可能となる。このとき、端末装置の主体により、閲覧できる情報はその権限に基づいて制限される。
ここで、図11乃至図14を参照して、端末装置側の画面遷移について説明する。
発送者の端末装置2、受取者の端末装置3、業者の端末装置4により、宅配支援装置が提供するサービスにログインする場合には、図11(a)に示される画面において、ユーザID(会員ID)とパスワードを入力し、ログインボタンを押下する。すると、端末装置2,3,4では、図11(b)に示される画面が表示され、「発送申込み」、「受取」、「受取日変更」、「配送照会」、「荷情報照会」の項目の中から所望とする項目を選択する。すると、端末装置2,3,4では、図11(c)に示される画面が表示され、宅配のステータス(この例では、「配送中」)に加えて、ご依頼主情報(氏名、郵便番号、住所等)、お届け先情報(氏名、郵便番号、住所、お届け日時、お受取方法、お受取場所等)、取扱情報(品名、取扱方法、支払方法等)が表示される。このほか、配送中の荷物の現在位置を、図12(a)、図12(b)に示されるようなマップ画面で確認することも可能である。この例では、荷物の所在がマップ上にピン付けされ表示されるので、現在位置をリアルタイムで確認可能となる。
発送の申し込みを行う際には、図13(a)に示されるように、宅配ボックス5に表示された二次元コードを発送者の端末装置2で撮像し、確定ボタンを押下する。すると、端末装置2では、図13(b)に示されるようなお届先入力画面が表示され、お届け先として、ご依頼主情報(氏名、郵便番号、住所等)、お届け先情報(氏名、郵便番号、住所、お届け日時、お受取方法、お受取場所等)、取扱情報(品名、取扱方法、支払方法等)が少なくとも入力可能となる。これら情報が入力され、確定ボタンが押下されると、図13(c)に示されるような業者選択画面に切り替わる。この業者選択画面では、配送先、支払い方法、荷サイズ、取扱い方法が表示されると共に、複数業者の各費用(受取回収費用、持ち込み費用、置き回収費用等)が選択可能に表示される。この画面で、一の業者の発送態様が選択されると、図14(a)に示される業者確定画面に切り替わる。この業者確定画面では、選択された業者が表示され、確定ボタン押下により業者確定となる。こうして業者が確定されると、図14(b)に示されるような結果画面に切り替わり、配送先、支払い方法、荷サイズ、取扱い方法と、確定された業者、発送方法が注意事項と共に表示されることになる。このように、発送申込みに際して、複数の業者の各種宅配態様ごとの料金を提示し、業者を選択可能とする点は特徴の一つである。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、宅配の発送者は、宅配ボックス5の二次元コードを端末装置2で撮像することで、使用する宅配ボックスに紐づけた発送申込みを行うことが可能で、この発送申込みに際しては、複数業者の各種配送態様ごとに設定された料金を確認できるので、送付状記載の必要もなく、しかも適切な業者を選定することが可能となるので、非常に発送申込みが簡便となる。
さらに、発送者、受取者、業者は、宅配の配送中において、いつでもリアルタイムで荷物の状況を確認できるので、安心感も高い。そして、受取者は、端末装置4で、宅配ボックス5の二次元コードを撮像することで、ロックの施錠を解錠することができるので、置き配等も安全に実施することが可能となる。さらに、本発明に係る宅配ボックスは、不動産に固定する必要のない移動型であるため、複数の不動産で共有、共用することが可能であり、前述した配送等の進捗確認が可能であることとも相まって、事後的に配送先を発送者等の意思で変更することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
例えば、宅配ボックスのロックを解錠する際に、受取者からの解錠リクエストを受けて宅配支援装置が発送者の端末装置に承諾を得るようにして、より安全性を高めるようにしてもよいことは勿論である。さらに、本発明の実施形態では、前述したように、複数業者の料金を検索し、当該料金を指標として活用して業者選択可能となっているが、配送時における選択に加えて、例えばオークション型の入札により業者選定を行えるような環境も提供することができる。
1…宅配支援装置(サーバ装置)、2…配送者端末装置、3…受取者端末装置、4…業者端末装置、5…宅配ボックス、6…業者宅配システム、7…通信網、11…制御部、11a…送受信制御部、11b…認証部、11c…管理部、11c-1…会員管理部、11c-2…発送管理部、11c-3…配送管理部、11d…決済部、11e…主制御部、12…通信部、13…記憶部、14…会員情報記憶部、15…業者情報記憶部、16…管理情報記憶部、21…制御部、21a…送受信制御部、21b…表示制御部、21c…コード処理部、22…通信部、23…撮像部、24…操作部、25…表示部、26…記憶部、27…バスライン、51…制御部、51a…送受信制御部、51b…解錠制御部、51c…表示制御部、51d…位置情報取得部、51e…主制御部、52…通信部、53…表示部、54…操作部、55…駆動部、56…ロック機構、57…GPS部、58…記憶部。

Claims (11)

  1. 荷物の発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、宅配ボックス、及び宅配支援装置で構成され、宅配を支援する宅配支援システムにおいて、
    前記宅配支援装置は、
    前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行う第1送受信制御部と、
    少なくとも前記発送者、受取者、前記業者、前記宅配ボックスの情報を記憶した記憶部と、
    少なくとも前記荷物の配送を管理する管理部と、
    前記宅配について決済を行う決済部と、を有し、
    前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、及び前記業者の端末装置は、
    それぞれが、
    前記宅配支援装置と通信を行う第2送受信制御部と、
    前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行う第1表示部と、
    前記宅配ボックスに表示される二次元コードを撮像する撮像部と、
    前記二次元コードを処理する二次元コード処理部と、を有し、
    前記宅配ボックスは、
    前記宅配支援装置と通信を行う第3送受信制御部と、
    前記受取者の端末装置からの指示に従いロックを解錠する解錠制御部と、
    前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行う第2表示部と、
    位置情報を取得する位置情報取得部と、を有し、
    前記発送者の端末装置では、前記撮像部により前記宅配ボックスの前記第2表示部に表示された二次元コードを撮像すると、前記宅配ボックスの識別情報が取得され、前記識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて、前記宅配支援装置に送信することで、宅配の申し込みを行い、
    前記宅配支援装置の前記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの前記第2表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御する
    宅配支援システム。
  2. 前記宅配支援装置の前記管理部は、前記宅配の申し込みに先立ち、複数の前記業者の料金を検索し、前記複数の前記業者を前記料金に基づき選択可能とする態様で前記発送者の端末装置において表示させ、前記業者の選択を促す
    請求項1に記載の宅配支援システム。
  3. 前記宅配支援装置の前記管理部は、前記宅配ボックスの前記位置情報取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記荷物の発送から配送、受取に至るまでの過程を管理しており、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置からのリクエストに応じて、前記過程に係る情報を送信し、表示するよう促す
    請求項1に記載の宅配支援システム。
  4. 前記宅配ボックスの前記第2表示部は、電子ペーパーで構成されている
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の宅配支援システム。
  5. 荷物の発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、宅配ボックス、及び宅配支援装置で構成された宅配支援システムにより宅配を支援する宅配支援方法において、
    前記宅配支援装置では、
    第1送受信制御部が、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行い、
    管理部が、少なくとも前記荷物の発送、配送を管理し、
    決済部が、前記宅配について決済を行い、
    前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、及び前記業者の端末装置では、
    それぞれが、
    第2送受信制御部が、前記宅配支援装置と通信を行い、
    第1表示部が、前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行い、
    撮像部が、前記宅配ボックスに表示される二次元コードを撮像し、
    コード処理部が、前記二次元コードを処理し、
    前記宅配ボックスでは、
    第3送受信制御部が、前記宅配支援装置と通信を行い、
    解錠制御部が、前記受取者の端末装置からの指示に従いロックを解錠し、
    第2表示部が、前記宅配支援装置から送られてきたデータに基づく表示を行い、
    位置情報取得部が、位置情報を取得し、
    前記発送者の端末装置では、前記撮像部により前記宅配ボックスの前記第2表示部に表示された二次元コードを撮像すると、前記宅配ボックスの識別情報が取得され、前記識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて、前記宅配支援装置に送信することで、宅配の申し込みを行い、
    前記宅配支援装置の前記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの前記第2表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御することを特徴とする
    宅配支援方法。
  6. 前記宅配支援装置の前記管理部は、前記宅配の申し込みに先立ち、複数の前記業者の料金を検索し、前記複数の前記業者を前記料金に基づき選択可能とする態様で前記発送者の端末装置において表示させ、前記業者の選択を促す
    請求項5に記載の宅配支援方法。
  7. 前記宅配支援装置の前記管理部は、前記宅配ボックスの前記位置情報取得部により取得された前記位置情報に基づいて、前記荷物の発送から配送、受取に至るまでの過程を管理しており、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置からのリクエストに応じて、前記過程に係る情報を送信し、表示するよう促す
    請求項5に記載の宅配支援方法。
  8. 荷物の発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、及び表示部を有する宅配ボックスと通信し、宅配を支援する宅配支援装置であって、
    前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行う送受信制御部と、
    少なくとも前記発送者、前記受取者、前記業者、前記宅配ボックスの情報を記憶した記憶部と、
    少なくとも前記荷物の発送、配送を管理する管理部と、
    前記宅配について決済を行う決済部と、を有し、
    前記管理部は、前記発送者の端末装置から送られてきた前記宅配ボックスの識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて管理し、
    記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの前記表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう制御する
    宅配支援装置。
  9. 前記宅配支援装置の前記管理部は、前記宅配の申し込みに先立ち、複数の前記業者の料金を検索し、前記複数の前記業者を前記料金に基づき選択可能とする態様で前記発送者の端末装置において表示させ、前記業者の選択を促す
    請求項8に記載の宅配支援装置。
  10. 前記宅配支援装置の前記管理部は、前記宅配ボックスの位置情報取得部により取得された位置情報に基づいて、前記荷物の発送から配送、受取に至るまでの過程を管理しており、前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置からのリクエストに応じて、前記過程に係る情報を送信し、表示するよう促す
    請求項8に記載の宅配支援装置。
  11. 少なくとも荷物の発送者、受取者、業者、宅配ボックスの情報を記憶した記憶部を備え、発送者の端末装置、受取者の端末装置、業者の端末装置、及び宅配ボックスと通信し、宅配を支援する宅配支援装置を、
    前記発送者の端末装置、前記受取者の端末装置、前記業者の端末装置、及び前記宅配ボックスと通信を行う送受信制御部、
    少なくとも前記荷物の発送、配送を管理する管理部、
    前記宅配について決済を行う決済部、として機能させ、
    前記管理部は、前記発送者の端末装置から送られてきた前記宅配ボックスの識別情報と前記宅配の宛先を含む発送情報とを関連付けて管理し、
    記管理部は、前記発送者、前記受取者、及び前記業者の閲覧権限を管理しており、前記宅配ボックスの表示部に、前記閲覧権限に基づいて表示内容を制限した態様で情報を表示するよう促すことを特徴とする
    プログラム。
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