JP2022075187A - 配送システム - Google Patents

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Takaaki Yanagibashi
隆宏 岡野
Takahiro Okano
亨 高島
Kyo Takashima
博章 清上
Hiroaki Kiyoue
謙太 宮原
Kenta Miyahara
洋平 谷川
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Abstract

【課題】使い捨ての梱包材を要しないで荷物を配送することができる配送システムを得る。【解決手段】配送システム10のサーバ20は、配送ボックス30の解錠コード60を生成し、解錠コード60を特定のユーザに通知し、解錠コード60を用いて配送ボックス30が解錠されたか否かを判定し、配送ボックス30が解錠されたと判定された場合に、配送ボックス30の回収を依頼する回収依頼情報を受け付けるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、配送ボックスを使用して荷物を配送する配送システムに関する。
特許文献1には、配送ボックスに設けられた電気錠の施錠及び解錠を制御する制御部と、ユーザの携帯端末との間で双方向に通信が行われる配送システムが開示されている。この配送システムでは、ユーザが解錠操作により、宅配ボックスの使用が許諾されたユーザであるか否かの認証を行い、判定をして解錠する。
特開2019-210607号公報
ところで、配送事業者のサービスを利用して配送される荷物は、一般的に、段ボール等の梱包材で梱包されているところ、環境資源に配慮する観点では、梱包材を使用せずに配送することが望ましい。
上記引用文献1に記載された宅配ボックスは、通常、配送先の敷地内に固定して設けられるものであるため、梱包材を使用せずに配送先まで配達することが困難である。そこで、施錠及び解錠機能を有する配送用のボックスを梱包材に替えて使用する配送システムが考えられる。
一方、このような配送システムを実現する場合、配送ボックスを繰り返し利用するために、ユーザが荷物を受け取った後に配送ボックスを回収する必要がある。
本発明は、上記課題を考慮して成されたもので、使い捨ての梱包材を要しないで荷物を配送することができる配送システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の配送システムは、特定のユーザ宛の荷物を配送ボックスに収容し、配送ボックスを施錠した状態で配送先に配達する配送システムであって、前記配送ボックスの解錠コードを生成する解錠コード生成部と、前記解錠コードを前記特定のユーザに通知する通知部と、前記解錠コードを用いて前記配送ボックスが解錠されたか否かを判定する判定部と、前記判定部で前記配送ボックスが解錠されたと判定された場合に、前記配送ボックスの回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける受付部と、を含む。
請求項1に記載の配送システムによれば、特定のユーザ宛の荷物を配送ボックスに収容し、配送ボックスを施錠した状態で配送先に配達するように構成されている。また、配送システムでは、配送ボックスの解錠コードを生成し、ユーザに通知する。ユーザは、通知された解錠コードを使用して配送ボックスを解錠し、ボックス内に収容された荷物を受け取ることができる。ここで、配送システムは、通知した解錠コードを用いて配送ボックスが解錠されたか否かを判定する。そして、当該解錠コードで配送ボックスが解錠されたと判断した場合に、配送ボックスの回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける。これにより、ユーザが荷物を受け取った後に配送ボックスを回収することができる。以上のような配送システムでは、梱包材に替えて配送ボックスを使用し、ユーザが荷物を受け取った後に配送ボックスを回収することが可能になるため、使い捨ての梱包材を要しないで荷物を配送することができる。
本発明によれば、使い捨ての梱包材を要しないで荷物を配送することができる。
実施形態に係る配送システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る配送ボックスの構造を示す斜視図である。 実施形態に係る配送システムで行われる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 (A)~(C)は、ユーザ端末における表示画面の例を示した図である。 本実施形態の変形例に係る配送ボックスの構造を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、なお、図2及び図5において、矢印UPは配送ボックスの上方を示し、矢印Wは配送ボックスの幅方向を示している。また、以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
<概要>
図1に示されるように、配送システム10は、サーバ20と、配送ボックス30と、ユーザ端末40を含んでいる。サーバ20と、配送ボックス30と、ユーザ端末40は、ネットワークNを介して相互に通信可能とされている。この配送システム10では、特定のユーザ宛の荷物P(図2参照)を、配送ボックス30に収容して配送するサービスを提供している。また、配送システム10は、ユーザによるユーザ端末40に対する操作によって配送ボックス30が解錠されると、配送ボックス30の回収依頼を受け付けるというサービスを提供している。
例えば、ユーザが購入した商品などの荷物Pは、実店舗や倉庫等で予め配送ボックス30に収容される。配送ボックス30は、施錠された状態で、配送物として集配センタAから配送先に配達される。配送を行う作業者Bは、配送先Cまで配送ボックス30を配達する。配送ボックス30は、受取人が配送先Cにいる場合は、作業者Bから受取人に直接手渡されるが、配送先に受取人が不在の場合は、配送先Cの玄関先などに平置きされる。
図2は、配送ボックス30の構造を示す斜視図である。図2に示されるように、配送ボックス30は、上方側に向かって開口された開口部を有する箱体301と、箱体301の開口部を開閉可能とする蓋体302と、を備えている。箱体301の開口部は、荷物の投入口とされている。蓋体302の上面には、ロック装置50が設けられている。このロック装置50は、電子錠で構成されており、図示しないロック機構により、蓋体302の施錠及び解錠(配送ボックス30の施錠及び解錠)が可能となっている。
また、ロック装置50の上面には、解錠用のコード読み取り部52が設けられている。コード読み取り部52は、ユーザによって呈示される解錠コード60(図4(A)参照)を読み取り可能に構成されている。ユーザによって呈示される解錠コード60とは、例えば、ユーザ端末40の表示画面に表示された二次元コードである。この二次元コードは、配送ボックス30に固有の情報をコード化したものであって、バーコード又はQRコード(登録商標)等とされている。
<サーバのハードウェア構成>
図1を参照して、サーバ20に含まれるハードウェア構成について説明する。サーバ20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、ストレージ24及び通信インタフェース(I/F)25を含んで構成されている。CPU21、ROM22、RAM23及び通信インタフェース25は、バス28を介して相互に通信可能に接続されている。
制御部としてのCPU21は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU21は、ROM22又はストレージ24からプログラムを読み出し、RAM23を作業領域としてプログラムを実行する。CPU21は、ROM22又はストレージ24に記録されているプログラムに従って、上記各構成の制御および各種の演算処理を行う。
ROM22は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM23は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。記憶部としてのストレージ24は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)により構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、及び各種データを格納する。本実施形態では、ストレージ36には、配送ボックス30によって配送される荷物Pに関する配送情報を記憶した配送情報データベース(DB)24Aが格納されている。なお、配送情報には、少なくとも、配送ボックス30の識別番号と、配送ボックス30の中に収容された荷物Pの識別番号とが対応付けられて記憶されている。また、配送情報には、荷物Pの送り主及び受取人のID、配送先住所、送り主及び受取人の連絡先アドレス、配達希望日時などが記憶されていてもよい。
通信インタフェース25は、配送ボックス30やユーザ端末40等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、LTE、FDDI、Wi-Fi(登録商標)などの通信規格が用いられる。
<サーバの機能構成>
次に、CPU21の機能構成の例を説明する。CPU21は、解錠コード生成部210、通知部220、判定部230及び受付部240を有している。各機能構成は、CPU21がROM22又はストレージ24に記憶された実行プログラムを読み出し、これを実行することによって実現される。
解錠コード生成部210は、配送ボックスを解錠するための解錠コード60を生成する。
通知部220は、生成された解錠コード60を、配送ボックス30と、配送ボックス30の受取人である特定のユーザのユーザ端末に通知する。具体的には、通知部220は、配送情報DBから、配送ボックス30の識別番号と、配送ボックス30の中に収容された荷物Pの識別番号、荷物の受取人のID及び受取人の連絡先アドレス等の情報を対応付けて取得し、通信インタフェース25を介して、生成した解錠コード60を配送ボックス30とユーザ端末40に通知する。
また、通知部220は、配送ボックス30が解錠された旨の解錠情報を受信した場合に、配送ボックス30の受取人であるユーザのユーザ端末40に、配送ボックス30を解錠したか否かを確認する確認情報を通知する。
判定部230は、解錠コード60を用いて配送ボックス30が解錠されたか否かを判定する。具体的には、配送ボックス30を解錠したか否かを確認する確認情報に対して受信された回答情報に応じて判定を行う。回答情報は、例えば、ユーザが配送ボックスを解錠したことを認める承認情報、又はユーザが配送ボックスを解錠したことを認めない否認情報とされており、判定部230は、確認情報に対して承認情報を受信した場合に、解錠コード60を用いて配送ボックス30が適切に解錠されたと判定する。一方、判定部230は、確認情報に対して否認情報を受信した場合に、配送ボックス30が不正に解錠されたと判定する。
受付部240は、判定部230で配送ボックス30が解錠コード60を用いて適切に解錠されたと判定された場合に、配送ボックス30の回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける。
<配送ボックスのハードウェア構成>
図1を参照して、配送ボックス30に含まれるハードウェア構成について説明する。配送ボックス30は、CPU31、ROM32、RAM33、ストレージ34、通信インタフェース35、ロック装置36及びGPS(Global Positioning System)装置37を含んでいる。各構成は、バス38を介して相互に通信可能に接続されている。
制御部としてのCPU31は、中央演算処理ユニットでありROM32またはストレージ34からプログラムを読み出し、RAM33を作業領域としてプログラムを実行する。
ROM32は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM33は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ34は、HDD、SSDまたはフラッシュメモリにより構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
通信インタフェース35は、サーバ20やユーザ端末40等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
ロック装置36は、上述した通り、電子錠で構成されており、図示しないロック機構により、配送ボックス30の施錠及び解錠を行うことができると共に、コード読み取り部52で解錠コード60の読み取りを行うことができる。また、GPS装置37は、配送ボックス30の現在位置を取得する。
<配送ボックスの機能構成>
次に、CPU31の機能構成の例を説明する。CPU31は、登録部310、認証部320、解錠部330及び通知部340を有している。各機能構成は、CPU31がROM32又はストレージ34に記憶された実行プログラムを読み出し、これを実行することによって実現される。
登録部310は、サーバ20から通知された解錠コード60をROM32又はストレージ34に、登録(記憶)する。
認証部320は、ユーザによって呈示された解錠コード60と、ROM32又はストレージ34に登録された解錠コード60が一致するか否かの認証作業を行う。具体的には、ロック装置50のコード読み取り部52によって二次元コードの読み取りを行った際に、コード読み取り部52で読み取った二次元コード(ユーザが呈示した解錠コード)と、登録した解錠コード60が一致するか否かの認証作業を行う。
解錠部330は、認証部320でユーザによって呈示された解錠コード60とROM32又はストレージ34に登録された解錠コード60とが一致することを確認した場合に、ロック装置50を解錠状態にし、配送ボックス30を解錠する。
通知部340は、解錠コード60を用いて配送ボックス30が解錠された場合に、通信インタフェース35を介して配送ボックス30が解錠された旨の解錠情報をサーバ20に通知する。また、通知部340は、GPS装置37で取得した配送ボックス30の位置情報を、サーバ20に通知する。
<ユーザ端末のハードウェア構成>
図1を参照して、ユーザ端末40に含まれるハードウェア構成について説明する。ユーザ端末40は、CPU41、ROM42、RAM43、ストレージ44、通信インタフェース45、入力部36及び表示部47を含んでいる。各構成は、バス48を介して相互に通信可能に接続されている。
制御部としてのCPU41は、中央演算処理ユニットでありROM42またはストレージ44からプログラムを読み出し、RAM43を作業領域としてプログラムを実行する。
ROM42は、各種プログラムおよび各種データを格納する。RAM43は、作業領域として一時的にプログラムまたはデータを記憶する。ストレージ44は、HDD、SSDまたはフラッシュメモリにより構成され、オペレーティングシステムを含む各種プログラム、および各種データを格納する。
通信インタフェース45は、サーバ20や配送ボックス30等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、たとえば、イーサネット(登録商標)、FDDI、Wi-Fi(登録商標)等の規格が用いられる。
入力部46は、ユーザによる操作入力を受け付ける。入力部46は、例えば、キーボードやタッチパネル、マイク、カメラ等を含む。表示部47は、情報等を画面表示する。表示部47は、例えば、ディスプレイである。なお、入力部46と表示部47は、タッチパネルとして一体化されていてもよい。
なお、ユーザ端末40には、汎用のスマートフォンやタブレット端末等を利用することが可能である。
<ユーザ端末の機能構成>
次に、CPU41の機能構成の例を説明する。CPU41は、受付部410と表示指示部420を有している。各機能構成は、CPU41がROM42又はストレージ44に記憶された実行プログラムを読み出し、これを実行することによって実現される。
受付部410は、サーバ20から送信された解錠コード60の通知を受け付ける。また、サーバ20で生成された各種表示情報を受け付ける。
表示指示部420は、ユーザのユーザ端末40に対する操作により、解錠コード60をユーザ端末40の表示画面に表示する。また、ユーザのユーザ端末40に対する操作により、サーバ20で生成された各種表示情報を、ユーザ端末40の表示画面に表示する。
<動作>
次に、配送システム10の動作について説明する。図3は、配送システム10で行われる処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、サーバ20のCPU21は、ステップS100でサーバ20に接続された外部装置からの入力に従って、解錠コード60を生成する。
次に、サーバ20のCPU21は、ステップS101で配送情報データベース24Aの情報に基づいて、解錠コード60を通知する配送ボックス30と、当該配送ボックス30に収容された荷物の受取人及び受取人のユーザ端末40の連絡先アドレスに関する情報を特定する。そして、CPU21は、特定した配送ボックス30とユーザ端末40に解錠コード60を通知(送信)する。
配送ボックス30のCPU31は、ステップS102で解錠コード60を受信すると、解錠コード60をROM32又はストレージ34に登録(記憶)する。
ユーザ端末40のCPU41は、ステップS103でサーバ20から通知された解錠コード60を受け付ける。
ユーザ端末40のCPU41は、ステップS104で、ユーザのユーザ端末40に対する操作により、解錠コード60をユーザ端末40の表示画面に表示する。例えば、図4(A)に示されるように、ユーザ端末40を操作するユーザが、配送ボックス30を解錠するためのアプリケーションソフトウェアを起動する操作を行うと、ユーザ端末40の表示画面にQRコード(登録商標)で構成された解錠コード60を表示する。
配送ボックス30のCPU31は、ステップS105でユーザが、ユーザ端末40の表示画面をロック装置50のコード読み取り部52に呈示すると、ステップS106で解錠コード60の読み取りを実行する。
配送ボックス30のCPU31は、ステップS106で、解錠コード60の認証を行う。CPU31は、登録した解錠コード60とコード読み取り部52で読み取られた解錠コード60が一致した場合に、配送ボックス30を解錠する。
配送ボックスのCPU31は、ステップS107で、解錠コード60を用いて配送ボックス30が解錠された旨の解錠情報をサーバ20に通知する。
サーバ20のCPU21は、解錠情報を受信すると、ステップS108において、配送情報データベース24Aの情報に基づいて、解錠情報を送信した配送ボックス30と、配送ボックス30の受取人であるユーザ及びユーザ端末40の連絡先アドレスを特定する。そして、CPU21は、特定したユーザ端末40対して、配送ボックス30を解錠したか否かを確認する確認情報を通知する。例えば、図4(B)に例として示されるように、CPU21は、配送ボックス30を解錠したか否かを確認するメッセージ61をユーザ端末40に表示させると共に、ユーザ端末40に、確認に対する回答候補62を表示する。
ユーザ端末40のCPU41は、ステップS109で、受信した確認情報に対する回答情報を生成し、サーバ20に通知する。例えば、例として図4(B)に示す回答候補62に対してユーザが行った入力操作により、回答情報が生成される。
サーバ20のCPU21は、ステップS110で、配送ボックス30が、受取人である特定のユーザによって解錠されたか否かを判定する。すなわち、CPU21は、解錠コード60を用いて配送ボックス30が適切に解錠されたか否かを判定する。具体的には、受信した回答情報が、承認情報であるか、否認情報であるか否かによって判定する。CPU21は、回答情報が承認情報である場合に、配送ボックス30が、受取人である特定のユーザによって解錠されたと判定し、ステップS111に移行する。また、CPU21は、回答情報が否認情報であった場合に、配送ボックス30が、受取人ではないユーザによって不正に解錠されたと判定し、ステップS112に移行する。
サーバ20のCPU21は、ステップS111で配送ボックス30の回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける。CPU21は、回収依頼情報を受け付けた場合に、ユーザ端末40に対して回収依頼の受付を完了した旨の受付完了情報を送信してもよい。例えば、図4(C)に例として示されるように、CPU21は、配送ボックス30の回収を行うことを連絡するメッセージ63を受付完了情報としてユーザ端末40に表示させる。
一方、サーバ20のCPU21は、ステップS112で配送ボックス30が、受取人ではないユーザによって不正に解錠されたと判定した場合、CPU21は、ステップS112において、配送ボックス30の位置を追跡する。具体的には、配送ボックス30のGPS装置37で取得された位置情報に基づいて、配送ボックス30の位置を追跡する。
以上、本実施形態の配送システム10は、特定のユーザ宛の荷物Pを配送ボックス30に収容し、配送ボックス30を施錠した状態で配送先Cに配達するように構成されている。また、配送システム10では、配送ボックス30の解錠コード60を生成し、ユーザに通知する。ユーザは、通知された解錠コード60を使用して配送ボックス30を解錠し、ボックス内に収容された荷物Pを受け取ることができる。
更に、配送システム10は、特定のユーザに通知した解錠コード60を用いて配送ボックス30が適切に解錠されたか否かを判定する。そして、配送ボックス30が適切に解錠されたと判定した場合に、配送ボックス30の回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける。これにより、ユーザが荷物を受け取った後に配送ボックス30を回収することができる。その結果、梱包材に替えて配送ボックスを使用し、ユーザが荷物を受け取った後に配送ボックスを回収することが可能になるため、使い捨ての梱包材を要しないで荷物を配送することができる。
(変形例)
なお、上記実施形態では、配送ボックス30が適切に解錠されたと判定した場合に、配送ボックス30の回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける構成としたが、配送ボックス30を回収する際の回収効率を向上させる観点では、図5に変形例として示す配送ボックス70を上記実施形態に適用してもよい。
図5に示す配送ボックス70は、上記実施形態の配送ボックス30と同様に、上方側に開口するする箱体701と、箱体701の開口部を開閉可能とする蓋体702を備えている。一方、配送ボックス70は、ロック装置50の解錠状態では、箱体701を折りたたんで収容でき、小型化された回収形態に変更できる点で上記実施形態の配送ボックス30と異なる。配送ボックス70の回収形態では、幅方向両側の側面701Wと、奥行方向両側の側面701Dとを、配送ボックス70の蓋体702と底面701Bとの間に折り畳んで収容可能になっている(図5の二点鎖線参照)。幅方向の側面701Wは、上端部が蓋体702に対して回動可能に構成されており、回収形態では、蓋体702の下方に重ねて収容される。また、奥行方向両側の側面701Dは、上下方向(高さ方向)の中間部分を箱体701の内側に折り畳んで収容可能とされている。また、図5に実線で示す回収形態では、蓋体702と底面701Bの四隅を重ね合わせて収容可能とされている。また、重ねられた四隅には、これらを相互に固定する固定部80が設けられている。配送ボックス70は、ユーザが、解錠コードを用いて配送ボックス70を解錠した後において、図示しないセンサ部の検知結果に基づいて配送ボックス70の蓋体702と底面701Bが相互に固定されたことを検知した場合に、サーバ20に配送ボックス70の回収を依頼する回収依頼情報を通知してもよい。これにより、配送ボックス70を回収する際に、回収形態に変更された配送ボックス70を回収することができるため、回収時の効率を向上させることができる。
なお、上記実施形態では、解錠コード生成部と通知部と判定部と受付部をサーバ20の内部構成としたが、これらの一部を他の外部装置の内部に設ける構成としてもよい。
また、上記各実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。また、上記実施形態の処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、上記各実施形態の処理のプログラムがROMまたはストレージに予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
10 配送システム
30 配送ボックス
210 解錠コード生成部
220 通知部
230 判定部
240 受付部

Claims (1)

  1. 特定のユーザ宛の荷物を配送ボックスに収容し、配送ボックスを施錠した状態で配送先に配達する配送システムであって、
    前記配送ボックスの解錠コードを生成する解錠コード生成部と、
    前記解錠コードを前記特定のユーザに通知する通知部と、
    前記解錠コードを用いて前記配送ボックスが解錠されたか否かを判定する判定部と、
    前記判定部で前記配送ボックスが解錠されたと判定された場合に、前記配送ボックスの回収を依頼する回収依頼情報を受け付ける受付部と、を含む配送システム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7432274B1 (ja) 2023-07-03 2024-02-16 株式会社アイフォーカス 宅配支援システム、宅配支援方法、宅配支援装置、及びプログラム

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