JP7431432B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関するものである。
従来、インフラが十分に整備されていない地域や中央制御を用いない無線端末間の情報共有方法の1つとして、全ての無線端末がそれぞれブロードキャストを用いて自端末の情報を同報し、無線通信の範囲に存在する他の端末がこのブロードキャストを受信することで、情報共有が図られてきた。例えば、IEEE802.15.8の規格では、この同報型情報共有を用いて無線端末同士が自律的に同期を行い、これに基づいてネットワークを形成し、端末間通信を実現している。
このような端末間通信の技術として、例えば特許文献1に開示された自律分散型無線端末間D2D(Device-to-Device)の無線通信方法が提案されている。
特許文献1の無線通信方法は、端末が専用チャネルに対してクリアチャネルアセスメントを行う工程と、トリガーシグナルの送信回数をランダムに決定する工程と、トリガーシグナルを、所定の間隔で所定回数、専用チャネルを用いてブロードキャストする工程と、トリガーシグナルの送信回数をリセットする工程と、端末がグループへの参加リクエストを送信する工程と、端末が参加リクエストを送信した端末のリストを送信する工程と、端末がグループの確立を示す情報を前記他の端末に送信する工程とを含むことを特徴とする。
特許第6281859号公報
ところで、一般的に、各無線端末は長い通信距離により、広い範囲にある他の無線端末と情報共有できることが望ましい。一方、無線端末は、ブロードキャストを行う前に、CSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式を用いてチャネルの使用が可能であるかどうかを評価する。なお、CSMA/CA方式による他の無線端末に対する検出距離は、一般的に同じ無線端末との受信距離と比較して大きい。最小検出距離と最小受信距離はそれぞれ最小キャリアセンスレベルと最小復調電力に対応する。
CSMA/CA方式により検出した無線端末の数がタイムスロットの数を超えると、無線端末のブロードキャストに輻輳が発生する。ここで、タイムスロットとは無線端末によるCSMA/CA動作およびブロードキャスト等を行うため必要とする時間間隔で、ブロードキャストの周期が決まれば、1周期に含まれるタイムスロットの数が決まる。一例を挙げれば、ある空間に無線端末が一様に分布し、10km2当たりに端末が2台存在するとした場合、任意の1台の無線端末において、CSMA/CA方式による検出距離が10kmの範囲内に約62台の無線端末が存在することになる。タイムスロットの数が62未満の場合には無線端末のブロードキャストに輻輳が発生するため、検出できる無線端末の数を変更可能にすることが望まれている。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、優先度の低い無線端末を取り除き、受信又は検出できる無線端末の数を変更することが可能な無線通信システムを提供することにある。
第1発明に係る無線通信システムは、複数の端末同士の間でCSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式に基づいて信号をブロードキャストする無線通信システムにおいて、減衰器を用いて、自端末と最も近い他の前記端末との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき、受信する信号に対する減衰値を制御する受信電力制御手段と、他の前記端末から送信された少なくとも位置情報を有する信号を受信する受信手段と、前記減衰器を介して復調器に到達した信号を復調する復調手段と、を備えることを特徴とする。なお、閾値は端末間の安全確保等のために確保しなければならない距離で、例えば移動する端末が衝突回避するためにお互いに位置情報を把握する必要な最小距離である。
第2発明に係る無線通信システムは、第1発明において、前記受信電力制御手段は、少なくとも他の前記端末の端末数に基づき、前記減衰値を制御することを特徴とする。
第3発明に係る無線通信システムは、複数の端末同士の間でCSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式に基づいて信号をブロードキャストする無線通信システムにおいて、減衰器を用いて、少なくとも他の前記端末の端末数に基づき、受信する信号に対する減衰値を制御する受信電力制御手段と、他の前記端末から送信された少なくとも位置情報を有する信号を受信する受信手段と、前記減衰器を介して復調器に到達した信号を復調する復調手段と、を備え、前記受信電力制御手段は、タイムスロットの数が他の前記端末数以上の場合、前記タイムスロットの数に1未満の係数を乗算した値が他の前記端末数以上であれば前記減衰値を減少させる手段を有することを特徴とする。
第4発明に係る無線通信システムは、第3発明において、前記受信電力制御手段は、自端末と最も近い他の前記端末との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき、前記減衰値を制御することを特徴とする。
第5発明に係る無線通信システムは、第4発明において、前記受信電力制御手段は、自端末と最も近い他の前記端末との前記距離と、前記閾値との比較結果に基づき、前記減衰器に設定する減衰係数を算出する減衰係数算出手段と、前記減衰係数算出手段により算出された前記減衰係数を前記減衰器に設定し、前記減衰値を変更させる受信電力制御手段とを有し、前記減衰係数は、前記閾値を超える前記距離の場合に算出される第1減衰係数と、前記閾値以下の前記距離の場合に算出される第2減衰係数とを少なくとも有することを特徴とする。
第6発明に係る無線通信システムは、第5発明において、前記受信電力制御手段は、前記減衰値を増加させた後、タイムスロットの数が他の前記端末数未満の場合、前記減衰値を更に増加させる第2の受信電力減少手段を有することを特徴とする。
第1発明~第発明によれば、受信する信号に対する減衰値は減衰器を用いて制御される。このため、減衰値を制御して、複数の無線端末から送信された信号のうち、一部受信レベルの低い信号(距離的に遠く優先度が低い)に対して、減衰値の挿入で受信レベルを減少させたことによって、取得又はキャリアセンスできないようにすることができる。従って、受信又は検出できる無線端末の数を変更させることができる。また、受信電力制御手段は、自端末と最も近い他の端末との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき、減衰値を制御する。このため、受信又は検出範囲内に自端末から一番近い無線端末を少なくとも含めることができる。従って、自端末は、一番近い無線端末との衝突を回避することができる。また、一番近い無線端末の距離と閾値を考慮することで、隠れ端末の問題を解消することができる。
特に第2発明によれば、受信電力制御手段は、少なくとも他の端末の端末数に基づき、減衰値を制御する。このため、受信またはキャリアセンスする他の無線端末からの信号数を踏まえて、減衰値を制御することができる。従って、タイムスロットの数と無線端末数との比較結果に基づきシステム内での輻輳の発生を抑制することができる。
3発明~第6発明によれば、受信する信号に対する減衰値は減衰器を用いて制御される。このため、減衰値を制御して、複数の無線端末から送信された信号のうち、一部受信レベルの低い信号(距離的に遠く優先度が低い)に対して、減衰値の挿入で受信レベルを減少させたことによって、取得又はキャリアセンスできないようにすることができる。従って、受信又は検出できる無線端末の数を変更させることができる。また、受信電力制御手段は、少なくとも他の端末の端末数に基づき、減衰値を制御する。このため、受信またはキャリアセンスする他の無線端末からの信号数を踏まえて、減衰値を制御することができる。従って、タイムスロットの数と無線端末数との比較結果に基づきシステム内での輻輳の発生を抑制することができる。また、タイムスロットの数が他の端末数以上の場合、タイムスロットの数に1未満の係数を乗算した値が他の端末数以上であれば減衰値を減少させる。このため、輻輳が発生する、あるいは輻輳が発生しないという判断を頻繁に変更する必要がなく、システムの処理負担が増大するのを回避することができる。また、輻輳発生率を抑えつつ、できる限り減衰値を減少できる。
特に第4発明によれば、受信電力制御手段は、自端末と最も近い他の端末との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき、減衰値を制御する。このため、受信又は検出範囲内に自端末から一番近い無線端末を少なくとも含めることができる。従って、自端末は、一番近い無線端末との衝突を回避することができる。また、一番近い無線端末の距離と閾値を考慮することで、隠れ端末の問題を解消することができる。
特に第5発明によれば、自端末と最も近い他の端末との距離と、閾値との比較結果に基づき、減衰器に設定する減衰係数を算出し、算出された減衰係数を減衰器に設定し、減衰値を変更させる。また、減衰係数は、閾値を超える距離の場合に算出される第1減衰係数と、閾値以下の距離の場合に算出される第2減衰係数とを少なくとも有する。このため、複数種類の減衰係数を用いることにより距離に応じて受信又は検出範囲を変えて、受信又は検出できる他の無線端末の数を変更することができる。
特に第6発明によれば、減衰値を増加させた後、タイムスロットの数が他の端末数未満の場合、減衰値を更に増加させる。このため、自端末の周囲に位置する他の無線端末が多い場合には、距離による優先度に基づき可能な限り受信又は検出できる無線端末の数を減少させて、輻輳を抑制することができる。
図1は、実施形態における無線通信システムの例を示す模式図である。 図2は、実施形態における無線端末のブロック図である。 図3(a)及び図3(b)は、実施形態における無線端末の機能構成を示す図である。 図4は、実施形態における無線通信システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図5(a)は、実施形態における受信電力制御手段の一例を示すフローチャートであり、図5(b)は、減衰係数と検出距離との関係の一例を示す図である。 図6(a)~図6(c)は、実施形態における無線端末間の位置関係を示す図である。 図7(a)及び図7(b)は、実施形態における無線端末間の検出範囲を変更したことによる結果の一例を示す図である。
以下、本発明を適用した無線通信システムの一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した無線通信システム100の全体構成の一例を示す模式図である。無線通信システム100は、複数の端末同士の間でCSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式に基づいて信号をブロードキャストする無線通信システム100であり、複数の無線端末1a、1b、1c、1d、1eを有して構成されている。なお、各無線端末1a、1b、1c、1d、1eは、例えばドローンなどの飛翔体(移動体)であり、基地局やアクセスポイントを経由せず、各端末間で通信(各種信号の送受信)を行うことにより情報の共有が可能である。情報の共有は、各端末が定期的に送信(ブロードキャスト)した識別情報を、他の端末が受信することにより行われる。送受信される信号には、少なくとも各端末の位置情報が含まれる。
以下の説明では、説明の便宜上、自端末を無線端末1aとし、他の端末を無線端末1b、1c、1d、1eとする。また、無線端末1a、1b、1c、1d、1eを特に区別しない場合、無線端末1と省略して説明する。なお、無線通信システム100に含まれる無線端末1の個数は5個であることとしているが、これに限定されず5個以外の個数であってもよい。
図1の例では、無線端末(自端末)1aに近い順に無線端末1を無線端末1b、1c、1d、1eとする。即ち、無線端末1aと無線端末1bとの最短距離をdmin(b)、無線端末1aと無線端末1cとの最短距離をdmin(c)、無線端末1aと無線端末1dとの最短距離をdmin(d)、無線端末1aと無線端末1eとの最短距離をdmin(e)、とすると、dmin(b)≦dmin(c)≦dmin(d)≦dmin(e)の関係が成立するように、各無線端末1は位置している。なお、この関係は、説明の便宜上定義したものであり、無線端末1aと無線端末1との位置関係は流動的に変化してもよい。
各無線端末1は、他の無線端末1を受信又は検出することができる範囲(受信又は検出範囲)を変更することができる。例えば、無線端末1aは、無線端末1aに近い無線端末1b及び無線端末1cのみを受信又は検出するように減衰値を制御することができる。減衰値を制御することにより、無線通信システム100のタイムスロットの数と他の無線端末1との対比結果に基づき受信又は検知する無線端末の数を変えることができる。減衰値の制御については後述する。なお、図1はドローンを例にとっているが、車や船舶およびロボットなどの移動体についても同じである。
図2は、本発明が適用される無線端末1の構成の一例を示すブロック図である。無線端末1は、プロセッサー11と、プロセッサー11に接続されるメモリ12及び通信部13とを備える。
プロセッサー11は、メモリ12に記憶されたプログラムやデータに従って各種処理を実行する。プロセッサー11は、例えば、他の無線端末1から受信する信号に対する減衰値を制御する。
メモリ12は、主記憶部及び補助記憶部を含む。例えば、主記憶部はRAMなどの揮発性メモリであり、補助記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。
通信部13は、他の無線端末1と信号の送受信を行い、他の無線端末1から受信した信号をプロセッサー11に出力する。
図3は、無線端末1の機能ブロック図である。図3(a)と図3(b)は、減衰器34が配置されている位置が異なる以外は同じ構成であるため、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
無線端末1は、アンテナ31と、サーキュレータ32と、RF受信部33と、減衰器34と、第1のミキサ35と、復調器36と、通信路復号化器37と、MPU38と、通信路符号化器39と、変調器40と、第2のミキサ41と、RF送信部42とを備える。無線端末1では、プロセッサー11に含まれるMPU38が、メモリ12内に格納された各種プログラムを実行することにより、受信部側に位置するアンテナ31と、サーキュレータ32と、RF受信部33と、減衰器34と、第1のミキサ35と、復調器36と、通信路復号化器37と、送信部側に位置する通信路符号化器39と、変調器40と、第2のミキサ41と、RF送信部42を制御する。
無線端末1は、アンテナ31を介して他の端末1から信号を受信するとともに、アンテナ31を介して他の無線端末1に信号を送信する。
サーキュレータ32は、入力される信号、あるいは出力される信号の伝送路を切り替える。具体的には、アンテナ31から入力された信号をRF受信部33に出力し、RF送信部42から出力された信号をアンテナ31に出力する。
RF受信部33は、アンテナ31を介して受信した信号の低雑音増幅、ダウン・コンバート、デジタル信号への変換などのRF受信処理を行った後、減衰器34に信号を出力する。
減衰器34には、例えば無線端末1aと最も近い他の無線端末1との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき算出された減衰係数が設定される。ここで、閾値は端末間の安全確保等のために端末間送受信を保証しなければならない距離で、例えば移動する端末が衝突回避動作のために必要な時間から算出した距離である。また、減衰係数は可変であり、最小復調電力又はキャリアセンスレベルは減衰係数に応じて任意の値に変更することができる。減衰係数を設定することにより、最小復調電力又はキャリアセンスレベル以下の受信信号を無線端末1aが取得又はキャリアセンスできないようにすることができるため、実質的に無線端末1aと通信できる無線端末1の数を増加させ、または減少させることができる。なお、図3(a)に示すように、減衰器34が第1のミキサ35よりもRF受信部33側に配置されている構成でもよく、図3(b)に示すように、減衰器34が第1のミキサ35よりも復調器36側に配置されている構成でもよい。
第1のミキサ35は、減衰器34から出力された信号とローカル搬送周波数f0により周波数が変換され第2のミキサ41から出力された信号をミキシングして復調器36に出力する。
復調器36は、取得した信号を復調し、通信路復号化器37に出力する。通信路復号化器37は、復調した信号に対し、例えば誤り訂正等の処理を施す。
MPU(Micro Processing Unit)38は、無線端末1全体を制御する。MPU38は、減衰器34を用いて、他の無線端末1から受信する信号に対する減衰値を制御する。なお、減衰値の制御とは、例えば最小復調電力や最小キャリアセンスレベルを増加させ、あるいは減少させることを含むが、これらに限定されるものではない。
MPU38を通じて入力された信号は、通信路符号化器39、変調器40、第2のミキサ41、RF送信部42を通じて送信を行う。また、受信側では、RF受信部33から復調器36、通信路復号化器37によって元の情報を再生し、MPU38が元の情報を取得し、メモリ12に記憶される等の処理が行われる。例えば、MPU38が元の情報を取得することで、他の無線端末1から送信された信号の受信が完了する。
RF送信部42は、変調された後のデジタル信号をアナログ信号に変換し、RF送信処理を行った信号をアンテナ31側に出力する。
(無線通信システム100の動作の一例)
次に、図4を参照して、本実施形態における無線通信システム100の動作一例を説明する。図4は、本実施形態における無線通信システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
無線通信システム100は、例えば図4に示すように、受信電力制御手段S10と、受信手段S20と、復調手段S30とを有する。
<受信電力制御手段S10>
受信電力制御手段S10は、減衰器34を用いて、受信する信号に対する減衰値を制御する。具体的には、減衰器34に特定の減衰係数を設定した場合、設定された減衰係数に応じて減衰値を増加させ、あるいは減少させることができる。例えば、減衰値が増加すれば、無線端末1aから一定距離以上離れた他の無線端末1からの信号の受信又はキャリアセンスを遮断することができる。即ち、減衰器34を用いて、無線端末1の受信又は検出範囲を変更することができる。
また、受信電力制御手段S10は、少なくとも他の端末の端末数に基づき、減衰値を制御してもよい。例えば、無線端末1aの周囲に位置する無線端末1の個数、換言すれば、ネットワークの混雑状況に応じて減衰値を制御することができる。無線端末1aの周囲に位置する無線端末1が多ければ、無線端末のブロードキャストに輻輳が発生している、あるいは輻輳が発生する可能性が高いため、減衰器34を用いて減衰値を増加させることで、システム全体のタイムスロットの数と、他の無線端末1の数(ブロードキャスト数)との対比結果に基づき、受信又は検出できる無線端末数を減少させて、無線端末のブロードキャストに輻輳が発生することを抑制することができる。一方、無線端末1aの周囲に位置する無線端末1が少なければ、受信又は検出する無線端末1の数を増加させることができるため、受信電力制御手段S10は減衰値を減少させることで、受信又は検出範囲を広げることもできる。
また、受信電力制御手段S10は、無線端末と最も近い他の端末との距離と、予め設定された閾値(dth)との比較結果に基づき、減衰値を制御してもよい。この閾値と、無線端末1aと最も近い他の無線端末1との無線端末1同士の最短距離とを比較することで、受信又は検出範囲内に無線端末1aから一番近い無線端末1を少なくとも含めることができる。従って、無線端末1aは、一番近い無線端末との衝突を回避することができる。また、一番近い無線端末における受信又は検出範囲を把握することができ、隠れ端末の問題を解消することができる。
また、受信電力制御手段S10は、無線端末1aと最も近い他の端末との距離と、閾値との比較結果に基づき、減衰器34に設定する減衰係数を算出する減衰係数算出手段と、減衰係数算出手段により算出された減衰係数を減衰器34に設定し、減衰値を変更させる受信電力制御手段とを有し、減衰係数は、閾値を超える距離の場合に算出される第1減衰係数と、閾値以下の距離の場合に算出される第2減衰係数とを少なくとも有してもよい。無線端末1aと最も近い他の無線端末1との最短距離と閾値との比較結果に基づき、少なくとも2種類の減衰係数である第1減衰係数と第2減衰係数により減衰値を増加させることができるようにしてもよい。
また、受信電力制御手段S10は、減衰値を増加させた後、無線端末1aのタイムスロットの数と、他の無線端末1との通信数との対比結果に基づき、減衰値を変更する電力変更手段を有してもよい。受信電力制御手段S10は、減衰値を一度減少させた後であっても、減衰値を変更する電力変更手段を有することにより、無線端末1aの周囲の状況に応じて受信又は検出できる無線端末1の数を変更してもよい。
また、受信電力制御手段S10は、減衰値を増加させた後、タイムスロットの数が他の端末数未満の場合、減衰値を更に増加させる第2の電力制御手段を有してもよい。無線端末1aの周囲に位置する他の無線端末1の配置状況次第では、無線端末1aと最も近い他の無線端末1との最短距離を考慮して減衰値を増加させるだけでは不十分なことがある。そこで、無線端末1aの周囲に存在する他の無線端末1の数に基づき、受信電力制御手段S10は必要に応じて減衰値を2回以上増加させるようにすればよい。
また、受信電力制御手段S10は、タイムスロットの数が他の端末数以上の場合、タイムスロットの数に1未満の係数を乗算した値が他の端末以上であれば、減衰値を減少させてもよい。タイムスロットの数が他の端末以上であるということは、輻輳の発生が抑制されているものと判断される。そこで、この場合には、より多くの無線端末1間で情報共有が行われるよう、減衰値を減少させて受信又は検出範囲を広げてもよい。
<受信手段S20>
受信手段S20は、他の無線端末1から送信された位置情報等を有する信号を受信する。具体的には、無線端末1aと他の無線端末1が衝突する可能性があるか、または他の無線端末1の数が多いことにより無線端末のブロードキャストに輻輳が生じる可能性があるかを判断する必要があるため、無線端末1aと他の無線端末1との正確な距離の情報が必要となる。そこで、受信手段S20は、他の無線端末1の正確な位置情報を受信する。
<復調手段S30>
復調手段S30は、減衰器34を介して復調器36に到達した信号を復調する。即ち、減衰器34により減衰された信号のうち、復調器36に到達した信号を対象に復調する。
次に、図5(a)のフローチャートを参照して、本実施形態における受信電力制御手段S10の一例を説明する。図5(a)は、本実施形態における受信電力制御手段S10の一例を示すフローチャートである。なお、各ステップの説明に先立ち、フローチャートで使用する各種係数の説明をする。nは、無線端末1aの周囲に存在する他の無線端末1の端末数を意味する。Nは、無線通信システム100全体のタイムスロットの数を意味する。kは、前回の減衰器34の減衰係数(Attenuation coefficient:Att)の設定状態を示すパラメータである。また、初期の状態(Att=0)、すなわち検出範囲を変更する前の最大の検出距離(dmax)は、例えば10kmであるとする。
先ず、最初のステップS100では、端末数nがタイムスロット数Nよりも大きいか否かについて判定する。即ち、各無線端末1は周囲に存在する他の無線端末1の個数と比較して充分なスロット数があるかどうかについて判定する。端末数nがタイムスロット数Nよりも大きくないと判定した場合には、ステップS110に移行する。
次のステップS110では、変数kを初期化状態(k=0にし、ステップS120へ移行する。ステップS120では、タイムスロットの数(N)と係数γとの積とnとを比較する。ここでの係数γとは、例えば95%のような、無線端末1aの受信又は検出範囲を広げるための係数である。γ<1とすることで、n=N付近で減衰係数を頻繁に増減することを防ぐ。nがγとNとの積よりも大きい場合には、充分なスロット数がないと判定し、ステップS100に移行する。
ステップS120において、係数γをNに乗算した値がn未満ではないと判定された場合には、ステップS130に移行し、減衰器34の減衰係数(Att)が0であるか否か判定する。減衰係数が0であると判定された場合には、ステップS100に移行する。
ステップS130において、減衰係数が0でないと判定された場合には、ステップS140に移行し、減衰器34の減衰係数(Att)を減少させる。具体的には、例えば無線端末のブロードキャストに輻輳が生じていない等の理由により、無線端末1aの受信又は検出範囲を広げることが許容される状況では、AΔ(例えば0.5dBや1.0dB)ずつ減衰係数を減少させて、徐々に受信又は検出範囲を増加させるようにすればよい。
なお、無線端末1aが可能な限り遠くの無線端末1を検出して、多くの無線端末1との間で情報共有を行うためにも、ステップS100からステップS140の処理を繰り返し行って受信又は検出範囲を広くするように減衰値を制御することが望ましい。
一方、ステップS100において、端末数nがタイムスロット数Nよりも大きいと判定した場合には、ステップS200に移行し、変数kが初期化された状態(k=0)であるか否か判定する。k=0である場合には、ステップS210に移行し、変数kの値をk=1に変更する。k=1とした後は、ステップS300に移行して、無線端末1同士の最短距離(dmin)と無線端末1同士の接近可能な最短距離である閾値(dth)とを比較する。
dminがdthよりも大きい場合(ステップS310)には、ステップS320に移行する。dminがdthよりも大きい場合とは、無線端末1aと無線端末1bとの最短距離(dmin)が無線端末1aの閾値(dth)の範囲外に位置している場合である。この場合には、無線端末1の数を制御するため、図6(a)に示すように、無線端末1aの受信又は検出範囲(dsen)が、無線端末1aと無線端末1bとの最短距離(dmin)と無線端末1aの閾値(dth)とを併せた範囲となるよう、減衰係数Aεを設定する(数1)。このように、減衰係数を設定することにより、減衰値を増加させて受信端末の数を変化することで、輻輳の発生を抑制することができる。設定された減衰係数は、例えば下記の数2の式により求められる。
Figure 0007431432000001
Figure 0007431432000002
無線端末1aと無線端末1bとの最短距離(dmin)が無線端末1aの閾値(dth)よりも大きい場合には、無線端末1aが無線端末1bの閾値範囲にある他の無線端末からの信号を受信できないことにより生ずる隠れ端末の問題が発生しないよう、無線端末1aの受信又は検出範囲を狭める範囲を数1までの範囲とする。
dminがdth/2以上でありdth以下である場合(ステップS330)には、ステップS340に移行する。dminがdth/2以上でありdth以下場合とは、無線端末1bが無線端末1aの閾値(dth)の範囲内に位置しているものの、閾値の半分(dth/2)の範囲外に位置している場合である。この場合には、無線端末1aは無線端末1bとの最短距離(dmin)の他の無線端末1が隠れ端末とならないよう、図6(b)に示すように、無線端末1aの受信又は検出範囲(dsen)が、無線端末1aと無線端末1bとの最短距離(dmin)の2倍となるよう、減衰係数Aεよりも大きな値である減衰係数Aδを設定する(数3)。このように、減衰係数を設定することにより、減衰値を増加させて無線端末1aの受信又は検出範囲を狭めることで、受信又は検出無線端末の数を変更するとともに、同じ距離以内にある他の無線端末1が隠れ端末となることを回避することができる。設定された減衰係数は、下記の数4の式により求められる。
Figure 0007431432000003
Figure 0007431432000004
dminがdth/2未満である場合(ステップS350)には、ステップS360に移行する。dminがdth/2未満である場合とは、無線端末1aが無線端末1bとの距離が非常に近く、衝突の危険性がかなり高い場合である。この場合には、図6(c)に示すように、無線端末1aの受信又は検出範囲(dsen)が、無線端末1aの閾値(dth)の範囲となるよう、減衰係数Aδよりも更に大きな値である減衰係数Athを設定する(数5)。これは設定可能な最大減衰係数である。設定された減衰係数は、下記の数6の式により求められる。
Figure 0007431432000005
Figure 0007431432000006
このように、2以上の減衰係数を用いることにより距離に応じて受信又は検出範囲を変えて、受信又は検出できる他の無線端末1の数を変更することができる。
また、ステップS200でk=0でないと判定された場合には、ステップS220に移行し、減衰器設定された減衰係数がAthであるか否か判定する。減衰係数がAthである場合には、ステップS100に移行する。
一方、減衰係数がAthでないと判定された場合には、ステップS230に移行し、AΔ(例えば0.5dBや1.0dB)だけ減衰係数を増加させる。即ち、無線端末1aの受信又は検出範囲を狭くするよう減衰値を増加させる。これにより、タイムスロットの数と比較して受信又は検出無線端末1の数を相対的に減少させることができるため、無線端末のブロードキャストに輻輳の発生を抑制することができる。
このように、減衰器34の減衰係数を最小値の0から最大値のAthまで変化させることにより、減少させる電力の値もそれに応じて変化させることができる。dthを1km,dmaxを10kmとした場合は、減衰係数は0から20dBの値をとることできる。図5(a)のフローチャート中で説明した減衰器34の設定値、対応する受信又は検出距離、減少させるべき電力値の対応関係は、図5(b)に示す通りである。
なお、ステップS320、ステップS340、ステップS360で設定された減衰係数により減衰値を増加させた後、更にステップS230で設定された減衰係数によりタイムスロットの数と他の端末数との対比結果に基づき減衰値を増加させることができる。これにより、例えば無線端末1aの受信又は検出範囲を大幅に狭めた後に、更に無線端末1aの受信又は検出範囲を少しずつ減少させることができるため、受信又は検出できる無線端末1の数を柔軟に変更することができる。
無線通信システム100の実施例を図7(a)(b)により説明する。図7(a)では、端末密度が10km2当たり2台の場合を例に説明する。例えば、検出距離が10km、7km、4kmと無線端末1aに近づくにつれて、検出台数は60台、30台、10台と減少している。即ち、無線端末1aの近い範囲内では、輻輳が解消されている。このため、無線端末1aに近い位置に存在している無線端末1に対して、遅滞なく信号をブロードキャストすることができる。
図7(b)に示すように、タイムスロット輻輳率は、無線端末1からの距離と端末密度の関数として得られる。具体的には、1つのタイムスロット長をt=25ms、1つのフレーム長をT=1sとした場合、タイムスロット数Nは40であるから、タイムスロット輻輳率は、下記の数7により表される。図7(b)に示すように、キャリアセンスレベルが大きく(検出距離が小さく)なるにつれて輻輳率が減少している。
Figure 0007431432000007
本実施形態によれば、受信する信号に対する減衰値は減衰器34を用いて制御される。このため、減衰値を制御して、複数の無線端末から送信された信号のうち、最小復調電力を満たさない信号を取得又はキャリアセンスできないようにすることができる。従って、受信又は検出できる無線端末の数を変化することができる。
また、本実施形態によれば、少なくとも無線端末の数に基づき、減衰値が制御される。このため、受信する他の無線端末からの信号数を踏まえて、減衰値を制御することができる。従って、タイムスロットの数と無線端末数との比較結果に基づきシステム内での輻輳の発生を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、自端末と最も近い他の端末との距離と、予め設定された閾値(端末間の安全確保等のために確保しなければならない距離)との比較結果に基づき、減衰値が制御される。このため、受信又は検出範囲内に自端末から一番近い無線端末を少なくとも含めることができる。従って、自端末は、一番近い無線端末との送受信ができる。また、一番近い無線端末における受信又は検出閾値を考慮にいれることによって、隠れ端末の問題を解消することができる。
また、本実施形態によれば、自端末と最も近い他の端末との距離と、閾値との比較結果に基づき、減衰器34に設定する減衰係数を算出し、算出された減衰係数を減衰器34に設定し、減衰値を変化させる。また、減衰係数は、閾値を超える距離の場合に算出される第1減衰係数と、閾値以下の距離の場合に算出される第2減衰係数とを少なくとも有する。このため、複数種類の減衰係数を用いることにより距離に応じて受信又は検出範囲を変えて、受信又は検出できる他の無線端末の数を変更することができる。
また、本実施形態によれば、減衰値を増加させた後、タイムスロットの数が他の端末数未満の場合、減衰値を更に増加させる。このため、自端末の周囲に位置する他の無線端末が多い場合には、可能な限り受信又は検出できる無線端末の数を減少させて、輻輳を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、タイムスロットの数が他の端末数以上の場合、タイムスロットの数に1未満の係数を乗算した値が他の端末数以上であれば減衰値を減少させる。このため、輻輳が発生する、あるいは輻輳が発生しないという判断を頻繁に変更する必要がなく、システムの処理負担が増大するのを回避することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 無線端末
11 プロセッサー
12 メモリ
13 通信部
31 アンテナ
32 サーキュレータ
33 RF受信部
34 減衰器
35 第1のミキサ35
36 復調器
37 通信路復号化器
38 MPU
39 通信路符号化器
40 変調器
41 第2のミキサ
42 RF送信部
100 無線通信システム

Claims (6)

  1. 複数の端末同士の間でCSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式に基づいて信号をブロードキャストする無線通信システムにおいて、
    減衰器を用いて、自端末と最も近い他の前記端末との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき、受信する信号に対する減衰値を制御する受信電力制御手段と、
    他の前記端末から送信された少なくとも位置情報を有する信号を受信する受信手段と、
    前記減衰器を介して復調器に到達した信号を復調する復調手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記受信電力制御手段は、少なくとも他の前記端末の端末数に基づき、前記減衰値を制御すること
    を特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 複数の端末同士の間でCSMA(Carrier Sense Multiple Access)/CA(Collision Avoidance)方式に基づいて信号をブロードキャストする無線通信システムにおいて、
    減衰器を用いて、少なくとも他の前記端末の端末数に基づき、受信する信号に対する減衰値を制御する受信電力制御手段と、
    他の前記端末から送信された少なくとも位置情報を有する信号を受信する受信手段と、
    前記減衰器を介して復調器に到達した信号を復調する復調手段と、
    を備え
    前記受信電力制御手段は、タイムスロットの数が他の前記端末数以上の場合、前記タイムスロットの数に1未満の係数を乗算した値が他の前記端末数以上であれば前記減衰値を減少させる手段を有すること
    を特徴とする無線通信システム。
  4. 前記受信電力制御手段は、自端末と最も近い他の前記端末との距離と、予め設定された閾値との比較結果に基づき、前記減衰値を制御すること
    を特徴とする請求項記載の無線通信システム。
  5. 前記受信電力制御手段は、
    自端末と最も近い他の前記端末との前記距離と、前記閾値との比較結果に基づき、前記減衰器に設定する減衰係数を算出する減衰係数算出手段と、
    前記減衰係数算出手段により算出された前記減衰係数を前記減衰器に設定し、前記減衰値を変更させる受信電力制御手段とを有し、
    前記減衰係数は、前記閾値を超える前記距離の場合に算出される第1減衰係数と、前記閾値以下の前記距離の場合に算出される第2減衰係数とを少なくとも有すること
    を特徴とする請求項記載の無線通信システム。
  6. 前記受信電力制御手段は、
    前記減衰値を増加させた後、タイムスロットの数が他の前記端末数未満の場合、前記減衰値を更に増加させる第2の受信電力減少手段を有すること
    を特徴とする請求項記載の無線通信システム。
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