JP5115852B2 - コグニティブ無線通信システム、通信方法、および通信機器 - Google Patents
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Description
初めに、第1実施形態の説明を行う。本実施形態において、既存システム(以下、プライマリシステム)は、無線LAN(Local Area Network)システムであるとして説明を行う。プライマリシステムは、IEEE802.11の規格に準じて通信を行う。ここでは、代表的な規格としてIEEE802.11bを考えるが、他の規格での動作もほぼ同じである。すなわち、プライマリシステムは、2.4GHz帯の周波数帯に設定された14の周波数帯域(以下、無線チャネル)のうちから、一つの無線チャネルを選択して通信を行う。本実施形態において、本発明のコグニティブ無線通信システム(以下、セカンダリシステム)は、当該14の無線チャネルから、プライマリシステムの無線チャネル利用率(以下、チャネル利用率)が低いチャネルを選択して、当該選択したチャネル(以下、選択無線チャネル)において通信を行う。また、セカンダリシステムは、選択無線チャネルにおいて、選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいて、通信許可確率を算出する。セカンダリシステムは、通信許可確率に基づいて、送信データを送信するか否かを判定する。セカンダリシステムは、通信許可確率に基づいて、データ送信権を獲得した時にのみ、送信データを送信する。セカンダリシステムは、プライマリシステムが選択無線チャネルにおいて通信を行っている時に、データ送信権を獲得した場合、プライマリシステムの通信が完了した後にデータ送信を開始する。このように構成することで、プライマリシステムは、セカンダリシステムに優先権がある時は送信を控える必要があるものの、プライマリシステムの行う通信機会をその利用率に基づいて確保することで、セカンダリシステムが、プライマリシステムの通信機会を奪うことを防ぐことができる。以下、さらに詳細に説明を行う。
まず、本実施形態のセカンダリシステムにおいて使用されるコグニティブ無線端末(以下、セカンダリ端末)の構成の説明を行う。本実施形態のセカンダリシステムは、複数のセカンダリ端末100によって構成される。図1は、本実施形態のセカンダリ端末100の構成を示している。本実施形態のセカンダリ端末100は、無線部110と、記憶部120と、制御部130を備える。
また、タイマー手段132は、通信制御手段135がデータを送出するタイミングを測定する。本実施形態において、プライマリシステムは、IEEE802.11の規格に準じて通信を行う。IEEE802.11では、自律分散制御を行うためにCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access Collision Avoidance)方式を採用している。タイマー手段132は、CSMA/CAによる通信制御における、IFS(Inter Frame Space)の測定を行い、また、CW(Contention Window)範囲内で乱数に基づくバックオフ時間を設定し、当該バックオフ時間の測定を行う。
また、本実施形態では、選択無線チャネルで通信を行う他システムの通信を保護しつつ、セカンダリシステムの通信を行う。チャネル利用率は、一定時間において他システムが当該無線チャネルを占有している時間の割合である。つまり、チャネル利用率が高い程、他システムが、一定時間において選択無線チャネルを使用していない時間が少なくなる。一方、チャネル利用率が低い程、他システムが、一定時間において選択無線チャネルを使用していない時間が多くなる。そのため、セカンダリシステムは、選択無線チャネルのチャネル利用率が低い程、選択無線チャネルにおいて通信を行える確率が高くなる。一方、セカンダリシステムは、チャネル利用率が高い程、選択無線チャネルにおいて通信を行える確率が低くなる。本実施形態では、この点に着目して、確率算出手段134は、通信許可確率を、チャネル利用率に基づいて算出する。
さらに、確率算出手段134は、通信許可確率を、選択無線チャネルにおけるセカンダリシステムのトラヒックを考慮して算出する。セカンダリシステムのトラヒックは、選択無線チャネルにおけるセカンダリシステムのトラヒック量である。セカンダリシステムは、選択無線チャネルを使用していない時間に通信を行う。そのため、選択無線チャネルにおいて、セカンダリシステムのトラヒックが増加すると、選択無線チャネルを使用していない時間が減少することになる。よって、通信許可確率の算出においては、セカンダリシステムのトラヒックを考慮する必要がある。このように、確率算出手段134は、選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいて、あるいは、選択無線チャネルのチャネル利用率及びセカンダリシステムのトラヒックに基づいて、通信許可確率を算出する。
通信制御手段135は、利用率算出手段133から各無線チャネルのチャネル利用率を取得する。通信制御手段135は、各無線チャネルのチャネル利用率に基づいて、通信を行う選択無線チャネルを決定する。なお、選択無線チャネルは、送信データの発生と同時に決定を行ってもよいし、あるいは、送信データの無い状態でも予め定めた時間間隔で決定を行ってもよい。
通信制御手段135は、通信許可確率に基づいて選択無線チャネルにおいてデータ送信権を取得するか否かを判定する。通信制御手段135は、チャネル利用率に基づく通信許可確率の算出を、確率算出手段134へ命令する。また、通信制御手段135は、データ送信権の取得可否判断において、「0」から「1」までの乱数を発生する。通信制御手段135は、発生した乱数の値と、確率算出手段134から入力する通信許可確率との大小関係によって、データ送信権を獲得するか否かを判定する。通信制御手段135は、乱数の値が通信許可確率以下である場合、データ送信権を取得すると判定する。一方、通信制御手段135は、乱数の値が通信許可確率より大きい場合、データ送信権を取得しないと判定する。通信制御手段135は、送信データが発生すると、データ送信権の取得するか否かを判定を行う。
通信制御手段135は、送信データに対するデータ送信権を取得した場合には、無線部110を介して送信パケットを送信する。通信制御手段135は、選択無線チャネルにおいて、他システムが通信を行っている時に、データ送信権を獲得した場合には、他システムの通信が完了後にデータ送信を行う。
初めに、プライマリAPは、報知情報であるビーコン(Beacon)を送信する。送信データを有するプライマリSTAは、ビーコンを受信すると、無線LANの自律分散アクセス制御プロトコルにしたがい、乱数を発生してCW(Contention Window)範囲内でバックオフ(Backoff)時間を決定する。プライマリSTAは、優先権の低いIFS(Inter Frame Space)時間であるDIFSに算出されたバックオフ時間を加えた時間を、キャリアセンスを行いながら待機する。無線LANの自律分散アクセス制御プロトコルでは、プライマリシステムに参加する他の通信端末も同様に、ビーコンを受信した後、それぞれが乱数を発生してバックオフ時間を算出し、DIFS時間にバックオフ時間を加えた時間を、キャリアセンスを行いながら待機する。プライマリSTAは、DIFS時間にバックオフ時間を加えた時間待機した時点で、当該無線チャネルでキャリアを検知しない場合は、当該無線チャネルは使用可能(空いている)と判断を行って送信データの送信を開始する。一方、プライマリSTAは、DIFS時間にバックオフ時間を加えた時間を待機中に、当該無線チャネルでキャリアを検知した場合には、当該通信が完了後に再び同様の方法により待機を行う。
本説明において、プライマリSTAは、待機時間中にキャリアを検出せず送信データの送信を開始するものとする。プライマリSTAが送信データの送信を完了すると、プライマリAPは、最も待機時間が短く優先度の高いIFSであるSIFS時間待機して、受信応答(ACK)を送信する。プライマリSTAの送信データの送信完了から受信応答までは、SIFS時間しかないため、他の通信端末はデータ送信を行えないことになる。プライマリSTAを含むプライマリシステムの各通信端末は、プライマリAPからの受信応答を受信すると、プライマリSTAのデータ送信が完了したことを検知する。
一方、セカンダリSTAは、判定の結果、データ送信権を取得しないと、最大バックオフ時間の待機を行う。セカンダリSTAは、最大バックオフ時間の待機の後、再度、当該無線チャネルが使用中であるかを確認し、通信許可確率を算出してデータ送信権を取得するか否かの判定を行う。このように、セカンダリSTAは、プライマリシステムが通信を開始することが可能な時間を待機してから、再度、通信許可確率に基づいて、データ想新権を取得するか否かの判定を行う。
続いて、図4、図5A、および図5Bを用いて、本実施形態の動作方法の説明を行う。
キャリアセンス手段131は、複数の無線チャネルにおいて、他のシステムが通信を行うことによる占有時間を測定する。利用率算出手段133は、キャリアセンス手段131へ、キャリアセンス実行命令を送信する。キャリアセンス手段131は、キャリアセンス実行命令を入力すると、各無線チャネルにおいてキャリアセンスを実行する。本実施形態においてセカンダリ端末100は、2.4GHz帯に設定された14の無線チャネルのうちから、選択無線チャネルを決定する。キャリアセンス手段131は、14の無線チャネルの全てに対してキャリアセンスを行う。タイマー手段132は、予め定められた一定時間を測定している。タイマー手段132は、一定時間経過毎に、キャリアセンス手段131へ通知する。キャリアセンス手段131は、タイマー手段132から一定時間毎に通知を受けるとキャリアセンスを行う無線チャネルを切替える。キャリアセンス手段131は、各無線チャネルにおけるキャリアセンスの結果を利用率算出手段133へ出力する。なお、タイマー手段132は、一定時間を測定するのに変えて、無線部110からの受信無線信号からプライマリシステムで送信されるビーコンを検知して、ビーコンを受信するごとにキャリアセンス手段131へ通知する動作方法としても良い。この場合、ビーコンを受信する間隔が、一定時間となる。
利用率算出手段133は、無線チャネル毎のチャネル利用率を算出する。利用率算出手段133は、キャリアセンス手段131から各無線チャネル毎のキャリアセンス結果を入力する。利用率算出手段133は、各無線チャネルにおいて、一定時間毎に受信電力が一定の閾値以上となっている時間に基づいて、当該無線チャネルのチャネル利用率を算出する。利用率算出手段133は、算出した各無線チャネル毎のチャネル利用率を、記憶部120へ記録する。また、利用率算出手段133は、再度、同じ無線チャネルのチャネル利用率を算出した場合、記憶部120の当該無線チャネルのチャネル利用率を更新して記録する。
通信制御手段135は、複数の無線チャネルから選択無線チャネルを決定する。通信制御手段135は、記憶部120が記録している各無線チャネル毎のチャネル利用率を取得する。通信制御手段135は、各無線チャネルのうちから、最もチャネル利用率が低い無線チャネルを、選択無線チャネルとして決定する。なお、通信制御手段135は、各無線チャネルの利用率が更新される度に、あるいは、予め定めた時間毎に、各無線チャネルの利用率の比較を行って、最もチャネル利用率が低い無線チャネルへ、選択無線チャネルを変更してもよい。
セカンダリ端末100の通信制御手段135は、上位レイヤから送信データを入力する。
通信制御手段135は、他システムが選択無線チャネルにおいて通信中であるかを確認する。通信制御手段135は、キャリアセンス手段131へ選択無線チャネルのキャリアセンス実行命令を出力する。キャリアセンス手段131は、通信制御手段135から、キャリアセンス実行命令を入力すると、選択無線チャネルのキャリアセンスを実行する。キャリアセンス手段131は、選択無線チャネルにおいてキャリアを検出した場合、通信制御手段135へ、他システムが選択無線チャネルを使用中である旨のキャリアセンス結果を出力する。他システムが選択無線チャネルを使用中である場合には、ステップS120へ進む。一方、キャリアセンス手段131は、選択無線チャネルにおいてキャリアを検出しない場合、通信制御手段135へ、選択無線チャネルは使用されていない旨のキャリアセンス結果を出力する。選択無線チャネルが使用されていない場合には、ステップS160へ進む。
通信制御手段135は、通信許可確率を算出する。通信制御手段135は、他システムが選択無線チャネルを使用中である旨のキャリアセンス結果を入力する。通信制御手段135は、確率算出手段134へ、選択無線チャネルの通信許可確率の算出命令を出力する。確率算出手段134は、通信制御手段135から通信許可確率の算出命令を入力すると、記憶部120から選択無線チャネルのチャネル利用率を取得する。確率算出手段134は、選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいて通信許可確率を算出する。確率算出手段134は、算出した通信許可確率を通信制御手段135へ出力する。
通信制御手段135は、データ送信権を取得するか否かの判定を行う。通信制御手段135は、確率算出手段134から通信許可確率を入力する。通信制御手段135は、乱数を発生する。通信制御手段135は、発生した乱数と通信許可確率に基づいて、データ送信権を取得するか否かを判定する。通信制御手段135は、乱数が通信許可確率以下の場合には、データ送信権を取得すると判定する。データ送信権を取得する場合は、ステップS140へ進む。一方、通信制御手段135は、乱数が通信許可確率より大きい場合には、データ送信権を取得しないと判定する。データ送信権を取得しない場合は、ステップS150進む。
通信制御手段135は、データ送信権を取得した場合、他システムの通信完了後にデータ送信を行う。キャリアセンス手段131は、選択無線チャネルにおいて他システムの通信が完了したことを検知する。キャリアセンス手段131は、他システムの通信完了を、通信制御手段135へ通知する。通信制御手段135は、通知を受けて、タイマー手段132へPIFS時間の測定命令を出力する。タイマー手段132は、測定命令に基づいてPIFS時間を測定し、PIFS時間計画すると通信制御部135へ、時間経過通知を出力する。通信制御手段135は、時間経過通知を入力すると、PIFS時間の経過を検知してデータ送信を開始する。
通信制御手段135は、データ送信権を取得しない場合は、他システムの通信完了後から、最大バックオフ時間を待機する。キャリアセンス手段131は、選択無線チャネルにおいて他のシステムの通信が完了したことを検知する。キャリアセンス手段131は、他システムの通信完了を、通信制御手段135へ通知する。通信制御手段135は、通知を受けて、タイマー手段132へ、最大バックオフ時間の測定命令を出力する。タイマー手段132は、測定命令に基づいて最大バックオフ時間を測定する。タイマー手段132は、最大バックオフ時間の測定が完了すると、通信制御手段135へ時間経過通知を出力する。通信制御手段135は、タイマー手段132から時間経過通知を入力すると最大バックオフ時間が経過したことを検知する。この後、ステップS110へ戻る。
通信制御手段135は、通信許可確率を算出する。通信制御手段135は、キャリアセンス手段131から、選択無線チャネルは使用されていない旨のキャリアセンス結果を入力する。通信制御手段135は、選択無線チャネルの確率算出命令を、確率算出手段134へ出力する。確率算出手段134は、通信制御手段135から確率算出命令を入力すると、記憶部120から選択無線チャネルのチャネル利用率を取得する。確率算出手段134は、選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいて通信許可確率を算出する。確率算出手段134は、算出した通信許可確率を通信制御手段135へ出力する。
通信制御手段135は、データ送信権を取得するか否かの判定を行う。通信制御手段135は、確率算出手段134から通信許可確率を入力する。通信制御手段135は、乱数を発生する。通信制御手段135は、発生した乱数と通信許可確率に基づいて、データ送信権を取得するか否かを判定する。通信制御手段135は、乱数が通信許可確率以下の場合には、データ送信権を取得すると判定する。データ送信権を取得する場合は、ステップS180へ進む。一方、通信制御手段135は、乱数が通信許可確率より大きい場合には、データ送信権を取得しないと判定する。データ送信権を取得しない場合は、ステップS190進む。
通信制御手段135は、データ送信権を取得した場合、データ送信を行う。通信制御手段135は、PIFS時間の測定命令を、タイマー手段132へ出力する。タイマー手段132は、測定命令に基づいてPIFS時間を測定し、PIFS時間経過すると通信制御部135へ、時間経過通知を出力する。通信制御手段135は、時間経過通知を入力すると、PIFS時間の経過を検知してデータ送信を行う。
通信制御手段135は、データ送信権を取得しない場合、最大バックオフ時間を待機する。通信制御手段135は、最大バックオフ時間の測定命令を、タイマー手段132へ出力する。タイマー手段132は、測定命令に基づいて最大バックオフ時間を測定する。タイマー手段132は、最大バックオフ時間の測定が完了すると、通信制御手段135へ時間経過通知を出力する。通信制御手段135は、タイマー手段132から時間経過通知を入力すると最大バックオフ時間が経過したことを検知する。この後、ステップS110へ戻る。
また、セカンダリ端末100は、選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいて通信許可確率を算出し、通信許可確率を用いてデータ送信権を取得するか否かを判定する。セカンダリ端末100は、データ送信権を取得した場合、送信データを送信する。また、セカンダリ端末100は、プライマリシステムが選択無線チャネルを使用中にデータ送信権を取得した場合、プライマリシステムの通信完了後に送信データを送信する。
このように、構成することによって、セカンダリ端末100は、選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいてデータ送信の可否判定を行うことができる。また、セカンダリシステムは、プライマリシステムの通信を保護しつつ、同じ無線チャネルを使用して通信を行うことができる。
続いて、第2実施形態の説明を行う。本実施形態において、既存システム(以下、プライマリシステム)は、第1実施形態と同様に、無線LANシステムであるとして説明を行う。プライマリシステムは、IEEE802.11の規格に準じて通信を行う。すなわち、プライマリシステムは、2.4GHz帯の周波数帯に設定された14の周波数帯域(以下、無線チャネル)のうちから、一つの無線チャネルを選択して通信を行う。
また、本実施形態において、本発明のコグニティブ無線通信システム(以下、セカンダリシステム)の基本的な構成は、第1実施形態で説明を行ったものと同様である。そのため、本実施形態では、第1実施形態と異なる部分を中心に説明を行う。
本実施形態において、セカンダリシステムは、選択無線チャネルにおいて行うキャリアセンスにおいて検出されたキャリアが、プライマリシステムのキャリアであるのか、セカンダリシステムのキャリアであるのかを判別する。これによって、セカンダリシステムは、プライマリシステムのキャリアによるチャネル利用率が算出可能となる。また、セカンダリシステムは、各無線チャネルにおけるセカンダリシステムのトラヒック量の算出が可能となる。以下、さらに詳細に説明を行う。
まず、本実施形態のセカンダリシステムにおいて使用されるコグニティブ無線端末(以下、セカンダリ端末)の構成の説明を行う。図6は、本実施形態における、セカンダリ端末100の構成を示している。本実施形態におけるセカンダリ端末100の構成は、第1実施形態とほぼ同様である。そのため、セカンダリ端末100の構成が、第1実施形態と異なる部分を中心に説明を行う。また、第1実施形態と同様の構成部位については同じ符号を用いて記載する。
本実施形態において、判別手段136は、プライマリシステムとセカンダリシステムの無線信号の判別を可能としている。そのため、利用率算出手段133は、キャリアセンス手段131の検出したキャリアが、プライマリシステムのキャリアであるのか、セカンダリシステムのキャリアであるのかを区別することができる。そのため、利用率算出手段133は、特定の無線チャネルにおける、プライマリシステムのチャネル利用率を算出することができる。これにより、特定の無線チャネルを常に使用するプライマリシステムのキャリアと、複数の無線チャネルのうちからチャネル利用率の低い無線チャネルを選択して通信を行うセカンダリシステムのキャリアとを区別することが可能となり、チャネル利用率をより正確に算出することが可能となる。本実施形態において、チャネル利用率は、特定の無線チャネルで、一定時間においてプライマリシステムが当該無線チャネルを占有している時間の割合である。例えば、一定時間をプライマリシステムによるビーコン間隔として、判別手段136によって判別が可能となった特定の無線チャネルにおけるプライマリシステムの通信時間を用いると、利用率算出手段133は、
また、利用率算出手段133は、各無線チャネルにおけるプライマリシステムのチャネル利用率を算出するのと同時に、セカンダリシステムのトラヒック量を算出する。確率算出手段134は、通信許可確率を算出する際にセカンダリシステムのトラヒック量を使用する。利用率算出手段133は、セカンダリシステムのトラヒック量を算出すると、チャネル利用率と同様に、記憶部120へ各無線チャネルに対応させて記録する。
なお、判別手段136が、セカンダリシステムのキャリアを送信データに埋め込んだ識別子等で判別する場合には、通信制御手段135は、送信データや送信パケットのヘッダ情報に対して識別子等を付与する場合がある。あるいは、上位レイヤにおいて予め識別子を付与された送信データを生成する場合もある。
続いて、本実施形態の動作方法の説明を行う。本実施形態において、セカンダリシステムの動作方法は、第1実施形態とほぼ同様である。そのため、再び、図4、図5A、および図5Bを用いて、第1実施形態との違いを中心に説明を行う。
キャリアセンス手段131は、複数の無線チャネルにおいて、他のシステムが通信を行うことによる占有時間を測定する。キャリアセンス手段131は、タイマー手段132から一定時間毎に通知を受け、キャリアセンスを行う無線チャネルを切替えながら、各無線チャネルのキャリアセンスを行う。
本実施形態において、判別手段136は、キャリアセンス手段131のキャリアセンスと同時に受信キャリアの判別処理を行う。判別手段136は、判別結果を利用率算出手段133へ出力する。
利用率算出手段133は、無線チャネル毎のチャネル利用率を算出する。利用率算出手段133は、キャリアセンス手段131から各無線チャネル毎のキャリアセンス結果と、判別手段136から各無線チャネル毎の判別結果を入力する。利用率算出手段133は、各無線チャネルにおいて、プライマリシステムのキャリアと判別された受信キャリアが、一定時間毎に一定の閾値以上となっている時間に基づいて、当該無線チャネルのチャネル利用率を算出する。また、利用率算出手段133は、各無線チャネルにおいて、セカンダリシステムのキャリアと判別された受信キャリアが、一定時間毎に一定の閾値以上となっている時間に基づいて、当該無線チャネルのセカンダリシステムのトラヒックを算出する。
利用率算出手段133は、各無線チャネル毎のチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックを、記憶部120へ記録する。利用率算出手段133は、再度、同じ無線チャネルのチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックを算出した場合、記憶部120の当該無線チャネルのチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックを更新して記録する。
通信制御手段135は、複数の無線チャネルから選択無線チャネルを決定する。本ステップは、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
通信制御手段135は、通信許可確率を算出する。通信制御手段135は、他システムが選択無線チャネルを使用中である旨のキャリアセンス結果を入力する。通信制御手段135は、確率算出手段134へ、選択無線チャネルの通信許可確率の算出命令を出力する。確率算出手段134は、通信制御手段135から通信許可確率の算出命令を入力すると、記憶部120から選択無線チャネルのチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックを取得する。確率算出手段134は、選択無線チャネルのチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックに基づいて、前述の数式(2)を用いて通信許可確率を算出する。確率算出手段134は、算出した通信許可確率を通信制御手段135へ出力する。
通信制御手段135は、通信許可確率を算出する。通信制御手段135は、キャリアセンス手段131から、選択無線チャネルは使用されていない旨のキャリアセンス結果を入力する。通信制御手段135は、通信制御手段135は、選択無線チャネルの確率算出命令を、確率算出手段134へ出力する。確率算出手段134は、通信制御手段135から確率算出命令を入力すると、記憶部120から選択無線チャネルのチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックを取得する。確率算出手段134は、選択無線チャネルのチャネル利用率とセカンダリシステムのトラヒックに基づいて、前述の数式(2)を用いて通信許可確率を算出する。確率算出手段134は、算出した通信許可確率を通信制御手段135へ出力する。
続いて、第3実施形態の説明を行う。本実施形態において、既存システム(以下、プライマリシステム)は、第1実施形態と同様に、無線LANシステムであるとして説明を行う。プライマリシステムは、IEEE802.11bの規格に準じて通信を行う。すなわち、プライマリシステムは、2.4GHz帯の周波数帯に設定された14の周波数帯域(以下、無線チャネル)のうちから、一つの無線チャネルを選択して通信を行う。
また、本実施形態において、本発明のコグニティブ無線通信システム(以下、セカンダリシステム)の構成は、第2実施形態で説明を行ったものと同様である。本実施形態では、選択無線チャネルの利用率によって、プライマリ通信時間とセカンダリ通信時間を設定する。これによって、セカンダリシステムは、セカンダリ通信時間にのみ通信を行うことが可能となり、プライマリシステムの通信を保護しつつ通信を行うことが可能となる。以下、詳細に説明を行う。
ここで、マージンは、プライマリシステムの通信を十分に保護するために設けられている。そのため、チャネル利用率の変動が激しいような場合には、マージンを大きく取ることによってプライマリシステムの通信を確実に保護するようにしても良い。さらに利用率算出手段133が、定期的にチャネル利用率を更新する場合には、一定期間のチャネル利用率の平均をとって、あるいは、チャネル利用率が更新される度に、プライマリ通信時間とセカンダリ通信時間を更新しても良い。また、第1実施形態のようにセカンダリ端末100において、制御部130の判別手段136が備えられていない場合にも、他システムの通信との間で、他システムの通信時間をプライマリ通信時間として設定することで、他システムの通信を保護しつつ、セカンダリシステムの通信時間を設定することができる。
なお、通信制御手段135は、上位レイヤから送信データを入力して、タイマー手段132へ送信タイミング通知命令を出力すると同時に、確率算出手段134へ現在の選択無線チャネルのチャネル利用率に基づいて通信許可確率を算出するように命令を出力し、この命令によって算出された通信許可確率に基づいて、セカンダリ通信時間に送信データを送信するか否かを判定してもよい。
110 無線部
120 記憶部
130 制御部
131 キャリアセンス手段
132 タイマー手段
133 利用率算出手段
134 通信許可確率算出手段
135 通信制御手段
136 判別手段
Claims (19)
- プライマリシステムによる通信で使用される周波数帯域を使用してセカンダリシステムによる通信が可能な複数の通信機器を備え、
複数の通信機器の各々は、
複数の無線チャネルのうちから選択する選択無線チャネルのチャネル利用率を算出する利用率算出手段と、
前記チャネル利用率に基づいて、前記選択無線チャネルにおいて通信を行うことが可能であるかを判定するための通信許可確率を算出する確率算出手段と、
前記セカンダリシステムによる通信において、送信するべき送信データを入力すると、前記通信許可確率に基づいて前記送信データを送信するか否かを判定し、前記送信データを送信すると判定した時に前記送信データを送信する通信制御手段と
を具備し、
前記通信制御手段は、前記送信データを送信すると判定した時に、前記選択無線チャネルにおいて前記プライマリシステムが通信を行っている場合には、前記プライマリシステムの通信が完了した後に前記送信データを送信する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項1に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記通信制御手段は、前記送信データを送信しないと判定した時は、前記プライマリシステムが通信を開始することが可能な時間を待機してから、再度、前記通信許可確率に基づいて前記送信データを送信するか否かを判定する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項1または請求項2に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記利用率算出手段は、予め定められた一定時間に前記プライマリシステムが通信を行う時間の割合に基づいて、前記チャネル利用率を算出する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項3に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記各通信機器は、判別手段をさらに備え、
前記判別手段は、前記選択無線チャネルにおける通信が前記プライマリシステムによるものであるのか、他の前記通信機器による前記セカンダリシステムによるものであるのかを判別する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項4に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記利用率算出手段は、予め定められた一定時間に前記プライマリシステムによる通信が行われる時間の割合に基づいて、前記チャネル利用率を算出する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項5に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記利用率算出手段は、前記選択無線チャネルにおいて、前記一定時間おける他の前記通信機器のトラヒックを測定し、
前記確率算出手段は、前記チャネル利用率と、前記一定時間おける他の前記通信機器のトラヒックに基づいて、前記通信許可確率を算出する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項1に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記各通信機器は、タイマー手段をさらに備え、前記タイマー手段は、前記チャネル利用率に基づいて、前記一定時間において前記プライマリシステムが通信を行うプライマリ通信時間と、前記各通信機器が通信を行うセカンダリ通信時間とを設定して、
前記通信制御手段は、前記送信データを前記セカンダリ通信時間に送信する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項8に記載のコグニティブ無線通信システムであって、
前記利用確率算出手段は、前記チャネル利用率を定期的に算出し、
前記タイマー手段は、前記チャネル利用率に基づいて、前記一定時間における前記プライマリ通信時間と前記セカンダリ通信時間を動的に変更する
コグニティブ無線通信システム。 - 請求項1から請求項9までのいずれかに記載のコグニティブ無線通信システムで使用される通信機器。
- プライマリシステムによる通信のために使用される複数の無線チャネルのうちからセカンダリシステムの通信のために選択される選択無線チャネルのチャネル利用率を算出するステップと、
前記チャネル利用率に基づいて前記選択無線チャネルにおいて前記セカンダリシステムによる通信を行うことが可能であるかを判定するための通信許可確率を算出するステップと、
前記セカンダリシステムによる通信において、送信するべき送信データを入力するステップと、
前記通信許可確率に基づいて前記送信データを送信するか否かを判定するステップと、
前記送信データを送信すると判定した時に前記セカンダリシステムによる通信において前記送信データを送信するステップと、
を備え、
前記送信するステップは、
前記送信データを送信すると判定した時に、前記選択無線チャネルにおいて前記プリマリシステムが通信を行っている場合には、前記プライマリシステムの通信が完了した後に前記セカンダリシステムによる通信により前記送信データを送信するステップと
を含むコグニティブ無線通信方法。 - 請求項11に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記送信データを送信しないと判定する時に、前記プライマリシステムが通信を開始することが可能な時間を待機するステップと、
再度前記通信許可確率に基づいて前記送信データを送信するか否かを判定するステップと
をさらに備えるコグニティブ無線通信方法。 - 請求項11または請求項12に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記チャネル利用率を算出するステップは、
予め定められた一定時間に前記プライマリシステムが通信を行う時間の割合に基づいて前記チャネル利用率を算出するステップ
を含むコグニティブ無線通信方法。 - 請求項13に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記選択無線チャネルにおける通信が前記プライマリシステムによるものであるのか、他の前記通信機器による前記セカンダリシステムによるものであるのかを判別するステップ
をさらに備えるコグニティブ無線通信方法。 - 請求項14に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記チャネル利用率を算出する
予め定められた一定時間に前記プライマリシステムが通信を行う時間の割合に基づいて、前記チャネル利用率を算出するステップ
を含むコグニティブ無線通信方法。 - 請求項15に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記選択無線チャネルにおいて、前記一定時間おける他の前記通信機器のトラヒックを測定するステップをさらに備え、
前記通信許可確率を算出するステップは、
前記チャネル利用率と、前記一定時間おける他の前記通信機器のトラヒックに基づいて、前記通信許可確率を算出するステップ
を含むコグニティブ無線通信方法。 - 請求項11に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記チャネル利用率に基づいて、前記一定時間において前記プライマリシステムが通信を行うプライマリ通信時間と、前記各通信機器が通信を行うセカンダリ通信時間とを設定するステップと、
前記送信データを前記セカンダリ通信時間に送信するステップと
をさらに備えるコグニティブ無線通信方法。 - 請求項18に記載のコグニティブ無線通信方法であって、
前記チャネル利用率を定期的に算出するステップと、
前記チャネル利用率に基づいて、前記一定時間における前記プライマリ通信時間と前記セカンダリ通信時間を動的に変更するステップと
をさらに備えるコグニティブ無線通信方法。
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