JP7376669B2 - 無線ネットワークにおいて送信をスケジュールするための方法、装置およびデバイス可読媒体 - Google Patents

無線ネットワークにおいて送信をスケジュールするための方法、装置およびデバイス可読媒体 Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、無線ネットワークに関し、詳細には、無線ネットワークにおいて送信をスケジュールするための方法、装置およびデバイス可読媒体に関する。
無線通信のために、2.4GHz ISM帯域および5GHz帯域など、未ライセンス帯域を使用することに関心が高まっている。特定の無線アクセス技術(RAT)を使用する異なるデバイス間の共存、ならびに異なるRATを使用するデバイス間の共存を保証するために、共存機構が採用される必要がある。1つの一般的に使用される共存機構は、キャリアセンスマルチプルアクセス/衝突回避(CSMA/CA:Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)によっても実装されるリッスンビフォアトーク(LBT)に基づく。事実上、送信のために無線媒体を利用しようとするデバイスが、チャネルを検知し、チャネルがビジーである(使用中である(in use)または占有されている(occupied))のか、アイドルである(占有されていない(unoccupied))のかを決定する。この決定は、チャネル上で受信された電力を測定し、これをしきい値と比較することに基づき得る。チャネルがビジーである、すなわち、受信電力がしきい値を上回ると決定された場合、送信は延期されるが、チャネルがアイドルである、すなわち、受信電力がしきい値を下回ると決定された場合、送信は開始される。目的は、単にチャネルがまだ使用されていないときに送信を開始することによって、異なるデバイスによる送信間の衝突(干渉)を回避することである。
LBTアセスメントで使用されるしきい値は、送信が、他のデバイスによる進行中の送信との衝突を生じる(すなわち、他のデバイスによる進行中の送信に対して許容できない干渉を引き起こす)であろう場合、送信が延期されるように、十分に低くセットされるべきである。しかしながら、しきい値はまた、送信が進行中の送信に危害を加えないであろうとき、送信が延期されないように適切に高くセットされるべきである。802.11規格において、チャネルがアイドルであると宣言されたときについての電力しきい値は、802.11プリアンブルが検出されたとき(いわゆるプリアンブル検出クリアチャネルアセスメント)、-82dBmであり、802.11プリアンブルが検出されないとき(いわゆるエネルギー検出クリアチャネルアセスメント)、-62dBmである。これは、事実上、802.11デバイスが送信より前にチャネルを検知するとき、802.11プリアンブルを有しない進行中の送信に対して20dB、よりアグレッシブであることを意味する。
しきい値が減少された場合、チャネルアクセスを延期する確率が増加されるが、しきい値が増加された場合、衝突を引き起こす確率が増加されることがわかる。
しきい値が注意して選択された場合でも、好適なしきい値は極めて状況依存であることがわかっている。詳細には、多くの状況において、特に送信電力が低減された場合、チャネルは他のデバイスへの危害を引き起こすことなしにアクセスされ得ることがわかっている。IEEE802.11axにおいて、このことは、OBSS_PDベース空間再利用と呼ばれるものにおいて検討される。使用される送信電力TX_PWRが参照レベルTX_PWR_refを下回って低減される場合、ここではOBSS_PD_levelと示される、重複基本サービスセット(OBSS)からプリアンブルを検出するために使用されるしきい値が、増加され得る。(dB単位で規定される)OBSS_PD_levelの増加は、実際は、OBSS_PD_levelについての最大レベルに達するまで、使用される送信電力の減少と同じである。
基礎をなすアイデアは、チャネルを検知するデバイスが、送信が実際に同じBSSから来たのか、OBSSから来たのかを決定することができ、同じBSSから来た場合、デバイスは、送信を延期することになり、OBSSから来た場合、デバイスは、受信電力がしきい値よりも高い場合でも、デバイスが低減された送信電力を使用するという条件で、送信を開始し得ることである。しかしながら、増加された空間再利用のためのOBSS_PD-levelベース手法は、送信が進行中の送信に干渉しないことを保証しない。この手法に従うことは、チャネルにアクセスすることが、最低しきい値および最高送信電力を使用するよりも悪くならないことを保証するにすぎない。
802.11axにおいて、SRPベース空間再利用と呼ばれる空間再利用を増加させるため別の手法がある。この手法では、送信デバイスは、他の進行中の送信について顕著な劣化を引き起こすことなしに使用され得る可能な最高送信電力を推定する。
SRPベース空間再利用手法は、大部分が最初の手法(OBSS_PDベース空間再利用)に似ていることがあり、これは、SRPベース手法における最大許容送信電力を前者のOBSS_PDしきい値として扱う場合である。詳細には、パケットが、所与の送信電力での送信のために準備され、所与の送信電力は潜在的に最大許容送信電力よりも小さくなり得る。送信デバイス(STA)は、その場合、空間再利用送信中に受信しており、したがって潜在的に干渉を受けることになるデバイスにおいて、送信があるレベルを上回る干渉を引き起こさないという条件で、空間再利用送信が可能にされることを示すパケットを受信する。STAは、干渉要件が許容送信電力に関して暗示するものを計算し、許容送信電力が、パケットを正常に送信するために必要とされるものと少なくとも同じ大きさの場合、パケットを送信する試みが開始され得る。
上記で提示された空間再利用のための手法に関する1つの問題は、それらの手法が、パケットを送信する送信デバイスの能力と、その送信の、他のデバイスによる進行中の送信に対する潜在的干渉影響とのみを考慮することである。手法のいずれも、パケットを受信し、正常に復号する受信デバイスの能力も、(多数のトラフィックタイプのために必要とされるような)受信されたパケットに応答した確認応答メッセージ、または他の応答メッセージを送信する受信デバイスの能力も考慮しない。しかしながら、受信デバイスが、受信デバイスの近傍における干渉送信のために、送信されたパケットを受信し、復号することができない場合、何も獲得されず、送信デバイスは再送信を実施しなければならないことになる。同様に、受信デバイスが、リッスンビフォアトーク失敗により、確認応答メッセージまたは他の応答メッセージを送信することができない(および、確認応答または応答が必要とされる)場合、送信デバイスは再送信を実施しなければならないことになる。両方のケースにおいて、空間再利用の目的、すなわち、追加のスループットは達成されないが、他のデバイスとの干渉の可能性は増加される。
本開示の実施形態は、これらおよび他の問題に対処しようとする。
本開示の一態様では、無線ネットワークにおいて受信デバイスに無線で送信するための、送信デバイスによって実施される方法が提供される。本方法は、1つまたは複数の受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得することと、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の第2のチャネルを使用して1つまたは複数の受信デバイスのうちの受信デバイスに送信すべきかどうかを決定することとを含む。
さらなる態様は、上記で提示された方法を実施するための装置を提供する。たとえば、一態様は、無線ネットワークにおいて受信デバイスに無線で送信するための、送信デバイスを提供する。本送信デバイスは、処理回路と、命令を記憶する非一時的機械可読媒体とを備え、命令は、処理回路によって実行されたとき、本送信デバイスが、1つまたは複数の受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得することと、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の第2のチャネルを使用して1つまたは複数の受信デバイスのうちの受信デバイスに送信すべきかどうかを決定することとを引き起こす。
本開示の別の態様は、無線ネットワークにおいて送信デバイスによる送信をスケジュールするための、受信デバイスによって実施される方法を提供する。本方法は、1つまたは複数の送信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得することと、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の送信デバイスのうちの送信デバイスに、1つまたは複数のアップリンクメッセージを送信するための送信デバイスのためのリソースをスケジュールするポーリングまたはスケジューリングメッセージを送信すべきかどうかを決定することとを含む。
さらなる態様は、上記で提示された方法を実施するための装置を提供する。たとえば、一態様は、無線ネットワークにおいて送信デバイスによる送信をスケジュールするための、受信デバイスを提供する。本受信デバイスは、処理回路と、命令を記憶する非一時的機械可読媒体とを備え、命令は、処理回路によって実行されたとき、本受信デバイスが、1つまたは複数の送信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得することと、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の送信デバイスのうちの送信デバイスに、1つまたは複数のアップリンクメッセージを送信するための送信デバイスのためのリソースをスケジュールするポーリングまたはスケジューリングメッセージを送信すべきかどうかを決定することとを引き起こす。
本開示の実施形態をより良く理解するために、および本開示の実施形態がどのように実現され得るかをより明らかに示すために、次に、単に例として、以下の図面への参照がなされる。
本開示の実施形態による、無線通信ネットワークを示す図である。 本開示の実施形態による、送信デバイスにおける方法のフローチャートである。 本開示のさらなる実施形態による、受信デバイスにおける方法のフローチャートである。 本開示の実施形態による、送信デバイスの概略図である。 本開示の実施形態による、送信デバイスの概略図である。 本開示の実施形態による、受信デバイスの概略図である。 本開示の実施形態による、受信デバイスの概略図である。
図1は、本開示の実施形態による、無線通信ネットワーク100を示す。ネットワーク100は、それぞれの第1の基本サービスセット(BSS)またはセル110および第2のBSSまたはセル160に各々が関連する、第1のアクセスポイント102および第2のアクセスポイント152を備える。ネットワーク100は、第1のBSS110に関連する第1のターゲット無線デバイス104および第2のターゲット無線デバイス106と、第2のBSS160に関連する第1の干渉無線デバイス154および第2の干渉無線デバイス156とをさらに備える。第2のターゲットデバイス106と第2の干渉無線デバイス156とは互いに比較的近くに位置するが、第1のターゲットデバイス104と第1の干渉無線デバイス154とは互いから比較的遠くに位置する。図示の実施形態では、第1のアクセスポイント102から第1のターゲット無線デバイス104への送信は、第2のアクセスポイント152および両方の干渉無線デバイス154、156から離れている方向にあり、逆に、第1のアクセスポイント102から第2のターゲット無線デバイス106への送信は、第2のアクセスポイント152および両方の干渉無線デバイス154、156に向かう方向にあることがわかる。
図示の実施形態では、第1のBSS110のカバレッジエリアと第2のBSS160のカバレッジエリアとが互いに重複し、第2のターゲット無線デバイス106および干渉無線デバイス156は両方のBSS110、160のカバレッジエリア内に位置する。他の実施形態では、BSSは互いに近接しないことがあることを、当業者は諒解されよう。
アクセスポイント102、152および無線デバイス104、106、154、156は、各送信より前にキャリア検知アセスメント(たとえば、クリアチャネルアセスメント(CCA))を実施することを必要とする無線アクセス技術を使用して互いに送信する。たとえば、無線アクセス技術は、複数の無線アクセス技術間で共有される未ライセンススペクトルを利用し得る。一実施形態では、ネットワーク100は、(「Wi-Fi」として知られる)IEEE802.11規格を実装し、その改正のうちの1つまたは複数を実装し得、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)を備える。便宜上、本明細書で使用される用語は、802.11規格において使用される用語(たとえば、「アクセスポイント」、「STA」)に対応し得る。しかしながら、本明細書で説明される概念は、他の無線アクセス技術における用途をも見つけ得る。
ネットワーク100についての高いスペクトル効率を達成するために、互いに比較的近いか、さらには隣接するセルにおいて、同じ周波数が再利用され得ることが望ましい。この概念は、時々、「空間再利用」として知られ、空間的に近いセルにおいて、同じチャネルリソースが再利用される。良好な空間再利用を達成するための1つの重要な構成要素は、セルにおける干渉レベルが、時間的にと空間的にの両方において、極めて変動しているということを検討することである。すなわち、空間再利用は、可能であることもあるが、可能でないこともあり、さらに、空間再利用が可能であるかどうかは、セル内のいずれのデバイスが送信および受信に関与するかに依存し得る。
図1に示されているネットワーク100を使用して説明され得る1つのシナリオは、以下の通りである。第1のアクセスポイント102は、第2のターゲットデバイス106に送信すべきデータを有する。送信を実施するより前に、第1のアクセスポイント102は、第1のアクセスポイント102による送信による悪影響を受けるであろう近傍における他の無線デバイスによる進行中の送信があるかどうかを検出するために、キャリア検知(たとえば、クリアチャネルアセスメント(CCA))を実施しなければならない。したがって、第1のアクセスポイント102は、無線チャネル(たとえば、送信のために第1のアクセスポイントに割り振られた送信周波数または送信周波数の範囲)をリッスンし、知られているまたは知られていない信号および波形の測定されたエネルギーまたは電力を1つまたは複数のしきい値と比較する。
進行中の送信は、第2のBSS160において、第2のアクセスポイント152と第2の干渉デバイス156との間で行われている。しかしながら、第1のケースでは、第1のアクセスポイント102によって実施されたキャリア検知(キャリアセンス)が肯定であり、すなわち、第1のアクセスポイント102によって検出されたエネルギーが1つまたは複数のしきい値を下回り、したがって、第1のアクセスポイント102が、無線媒体が占有されていないと見なし、したがって、第2のターゲット無線デバイス106に送信すると仮定する。第2のアクセスポイント152と第2の干渉デバイス156との間の送信によって引き起こされる干渉は、第1のアクセスポイント102において測定されるように、送信を延期させるほどには十分に高くない。
しかしながら、第2のターゲット無線デバイス106は、第2のアクセスポイント152および(干渉送信が第2のアクセスポイント152において発生するのか第2の干渉デバイス156において発生するのかにかかわらず)干渉送信のソースにより近い。したがって、第2のターゲット無線デバイス106は、第1のアクセスポイント102よりも大きい干渉を経験し、第1のアクセスポイント102によって送信されたパケットを受信し、復号するのが難しいことがある。追加または代替として、第2のターゲット無線デバイス106は、第2のアクセスポイント152と第2の干渉無線デバイス156との間の進行中の送信によって引き起こされたキャリア検知失敗のために、受信されたパケットに応答して、第1のアクセスポイント102に確認応答(または他の応答)を送信することができないことがある。したがって、第1のアクセスポイント102は、第2のターゲット無線デバイス106にパケットを送信することが可能であるが、第2のターゲット無線デバイス106は、送信されたパケットを受信すること、または送信されたパケットに確認応答すること、または送信されたパケットに応答することができないことがある。
本開示の実施形態は、送信デバイスが、受信デバイスに送信すべきかどうかを決定するとき、受信デバイスによって経験される無線状態を考慮に入れる方法、装置、およびデバイス可読媒体を提供することによって、これらおよび他の問題に対処する。無線状態は、(たとえば、受信デバイスおよび任意の干渉デバイスの知られているまたは推論される地理的ロケーションに基づいて)送信デバイスによって推論されるか、または受信デバイスによって送信デバイスに明示的にシグナリングされ得る。ここでは、当該のデバイスが低モビリティまたはゼロモビリティを有し、したがってそれらのデバイスの地理的ロケーションが送信間で比較的不変のままであると仮定され得る。さらに、送信デバイスが複数の潜在的受信デバイスに送信すべきデータを有する場合、送信デバイスは、それらの受信デバイスによって経験される無線状態に基づいて、複数の受信デバイスのうちのいずれに送信すべきかを選択し得る。たとえば、送信デバイスは、比較的高い干渉を経験している受信デバイスに優先して、比較的小さい干渉を経験している受信デバイスを選択し得る。
これらおよび他の実施形態は、本開示の実施形態による、送信デバイスにおける方法のフローチャートである図2に関して以下で説明される。送信デバイスは、局(STA)とも呼ばれる、アクセスポイント(AP)またはモバイルデバイスなど、任意の好適なデバイスであり得る。たとえば、送信デバイスは、図1に関して上記で説明されたシナリオにおける第1のアクセスポイント102であり得る。送信デバイスは、送信デバイスから1つまたは複数の受信デバイスへの無線送信が行われ得る(この実施形態では「第2のチャネル」と呼ばれる)1つまたは複数のチャネルで設定される。チャネルは、特定の送信周波数、または、実際には、特定の周波数を中心とする送信周波数の範囲に対応し得る。受信デバイスは、受信デバイスから送信デバイスへの送信が行われ得る(この実施形態では「第1のチャネル」と呼ばれる)1つまたは複数のチャネルで設定される。多くの実施形態では、第1のチャネルと第2のチャネルとは同じであり得、すなわち、送信デバイスと受信デバイスとが、1つまたは複数の同じチャネルを使用して互いに送信する。
方法は、ステップ200において始まり、送信デバイスが、1つまたは複数の受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線状態を示す情報を取得する。たとえば、送信デバイスは、1つまたは複数の受信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得し得る。
一実施形態では、情報は、1つまたは複数の受信デバイス自体から直接取得される。すなわち、1つまたは複数の受信デバイスは、それぞれの受信デバイスによって経験される、またはそれぞれのデバイスが経験すると予想する干渉の指示を送信デバイスに送信し得る。後者の場合、予想される干渉の予測は、デバイスによって収集された過去の測定、統計的評価、または他の情報に基づき得る。干渉情報は、1つまたは複数の第1のチャネルを通して、異なる無線チャネル上で、他の情報にピギーバックされて、または独立通信チャネルを介して提供され得る。(1つまたは複数の)受信デバイスは、周期的に、またはイベント駆動ベースで、そのような情報を送信し得る。後者の場合、送信デバイスは、無線要求メッセージ中で(1つまたは複数の)受信デバイスに干渉情報を要求し、情報は、その要求に応答して提供され得る。
代替または追加として、情報は、送信デバイスによって、それ自体の測定に基づいて取得され得る。そのような実施形態では、送信デバイスは、1つまたは複数の第1のチャネル上の無線アクティビティのレベルを検出するために測定を実施する。そのような測定は、周期的に、またはイベント駆動ベースで実施され得る。後者の場合、たとえば、測定は、1つまたは複数の受信デバイスへの送信を実施するより前に、キャリア検知(以下で説明されるステップ202を参照)の一部として実施され得る。
情報は、1つまたは複数の干渉デバイスの地理的ロケーションに関し得る。地理的ロケーションは、近似であるか、または部分的な情報のみを含み得る。たとえば、地理的ロケーションは、距離でなく、たとえば、到達角技法を使用して測定されるような、送信デバイスと(1つまたは複数の)干渉デバイスとの間の方向を含み得る。代替的に、距離は、さらに、受信信号強度を測定し、パスロスを計算することによって、決定または推論され得る。
たとえば、情報は、干渉デバイスが関連するBSS(たとえば、BSS160)の識別子を含み得る。識別情報は、特定のBSSについての一意の識別情報であるか、または送信デバイスによってBSSについて一意であると見なされ得る識別子であり得る。後者の場合、そのような識別子はBSSの色を含み得、これは、802.11axにおいて送信内の6ビットフィールドとして規定されており、したがって、64個の可能な値のうちの1つをとる。
近くのBSSのロケーションおよびそれらの識別子は、送信デバイスのセットアップ時に(たとえば、第1のアクセスポイント102のセットアップ時に)、送信デバイスにおいて事前プログラムされ得る。その場合、送信デバイスは、BSSについての取得された識別子と、その識別子に関連する事前プログラムされたロケーションとに基づいて、1つまたは複数の干渉デバイスの地理的ロケーションを決定し得る。
代替または追加として、近くのBSSまたは干渉デバイスのロケーションは、(送信デバイスが情報を取得するためにそれ自体の測定を実施する実施形態では)送信デバイスにおける、または(受信デバイスが測定を実施し、送信デバイスに報告する実施形態では)受信デバイスにおける、送信の到達角に基づいて、検出または推論され得る。そのような実施形態では、干渉送信の到達方向は、複数のアンテナエレメントを有し、たとえばビームフォーミングに関係する知られている技法(たとえば、アンテナエレメントの各々における到達時間の差を測定すること)を使用する受信機で決定され得る。
本開示のさらなる実施形態では、ステップ200において取得される情報は、干渉送信を受信すべきである1つまたは複数のデバイスの地理的ロケーションに関し得る。そのような実施形態では、干渉送信についての受信デバイスの識別情報が、少なくとも部分的に、(上記で説明された、送信デバイスまたは1つまたは複数の受信デバイスのいずれかにおいて)干渉送信を復号することと、干渉送信からの識別子を読み取ることとによって、決定され得る。たとえば、1つの好適な識別子は、干渉送信における意図された受信機についてのメディアアクセス制御(MAC)アドレスであり得る。次いで、干渉送信についての受信デバイスのロケーションが、受信デバイスが干渉送信に応答して確認応答メッセージを送信するのを待つことと、送信された確認応答メッセージの到達角を測定することとによって、決定され得る。干渉送信に応答した、確認応答メッセージが検出されない場合、干渉送信についての受信デバイスが遠く離れている(およびしたがって、送信デバイスに対して干渉を引き起こすか、または送信デバイスによる送信による影響を受けるほどには十分に近くない)と結論付けられ得る。
したがって、送信デバイスは、1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線状態に関する情報を取得する。一実施形態では、たとえば送信デバイスが移動局である場合、送信デバイスは、1つの受信デバイスのみ(たとえば、アクセスポイント)に関する情報を取得し得る。代替実施形態では、たとえば、送信デバイスがアクセスポイントである場合、送信デバイスは、複数の受信デバイス(たとえば、アクセスポイントのBSSまたはセルに関連するまたは属する複数の移動局)に関する情報を取得し得る。
送信デバイスはまた、(たとえば、送信デバイスと1つまたは複数の受信デバイスとの間の前のパケットまたはフレーム交換、ビームフォーミング技法の使用などを通して)1つまたは複数の受信デバイスのロケーションの知識を有する。したがって、送信デバイスは、経時的に、それらの1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線状態を示す情報を確立し得る。無線状態は、(たとえば、検出された干渉送信、ならびに干渉デバイスおよび/または干渉受信デバイスの地理的ロケーションの知識に基づいて)送信デバイスによって推論されるか、あるいは1つまたは複数の受信デバイス自体によって送信デバイスに明示的に報告され得る。
ステップ202において、たとえば、送信デバイスが1つまたは複数の受信デバイスのうちの少なくとも1つに送信すべきデータを有すると決定すると、送信デバイスは、送信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第2のチャネル上の無線アクティビティのレベルを検出するためにキャリア検知を実施する。キャリア検知は、たとえば、エネルギー検出またはプリアンブル検出クリアチャネルアセスメントに対応し得る。
一実施形態では、キャリア検知が否定である(すなわち、1つまたは複数の第2のチャネル上で検出された無線アクティビティがしきい値を上回るか、または第2のチャネルが占有されている)場合、送信デバイスは送信を延期する。キャリア検知が肯定である(すなわち、1つまたは複数の第2のチャネル上の無線アクティビティがしきい値を下回るか、または第2のチャネルが占有されていない)場合、方法は、(以下で説明される)ステップ204、および1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線状態の考慮に進む。
代替実施形態では、方法は、ステップ202におけるキャリア検知が肯定であるのか否定であるのかにかかわらず、ステップ204に進み得る。そのような実施形態では、送信デバイスは、続いて、そもそも受信デバイスにパケットを送信すべきかどうかを判断する際に、受信デバイスが送信されたパケットを復号することが可能である可能性があるかどうか、あるいは確認応答または応答メッセージを送信することが可能である可能性があるかどうかを決定する。
ステップ204において、送信デバイスは、受信デバイスのうちの1つまたは複数が、送信デバイスによってそれらの受信デバイスに送信されたメッセージを受信することが可能であるかどうかを(たとえば、受信デバイスにおける干渉がしきい値を下回るか、または高すぎないことに基づいて)決定する。受信デバイスに送信されるべきデータパケットが、(たとえば、ACK/NACKメッセージの送信を通した)確認応答または他の応答を必要とする場合、ステップ204は、追加または代替として、受信デバイスのうちの1つまたは複数が、受信されたパケットに応答した確認応答メッセージ、または応答メッセージを送信するのを妨げられないか(たとえば、受信デバイスにおける干渉は、確認応答または応答メッセージに関する受信デバイスによって実施されるキャリア検知が失敗する可能性があるほど高くないか)どうかを決定することを含む。
802.11仕様は、受信デバイスによるキャリア検知がいくつかの条件下で行われることを具陳することを、当業者は諒解されよう。たとえば、データフレームが、無条件に、すなわち、キャリア検知を実施することなしに(または無線媒体の状態(state)にかかわらず)確認応答され得る。送信機会(TXOP)中に、同じ原理が適用される。TXOPが開始されると、すべての後続のパケットが、キャリア検知なしに無条件に確認応答される。しかしながら、TXOPを開始するために、保護フレームセットアップ(たとえば送信要求/送信可またはDATA/ACK)が必要とされる。このセットアップは、近くの局において、ネットワーク割り当てベクトル(NAV)をトリガする。802.11axアップリンク(UL)直交周波数分割多元接続(OFDMA)では、キャリア検知は、UL送信持続時間が584μsよりも小さい場合、随意であり得る。この場合、アクセスポイントは、UL STAがキャリア検知(または、「CS必要ビット(CS required bit)」)を適用しなければならないかどうかを判断する。したがって、802.11において、受信STAがACK生成のためのキャリア検知を適用しない(または受信STAが無線媒体の状態を受け入れ(honor)ない)様々なケースがある。しかしながら、本開示の実施形態は、とはいえ、たとえば、特定の命令されたアクションが実施されたことを確認するメッセージなど、確認応答メッセージ以外の応答メッセージの送信に適用し得る。
ステップ204における決定は、ステップ200において取得された情報に基づく。たとえば、ステップ200において取得された情報に基づいて、送信デバイスは、受信デバイスが特に干渉デバイス(すなわち、受信デバイスにおいて測定される干渉送信のソースであるデバイス)に近いかどうか、または干渉送信についての受信デバイスであるかどうかを決定することが可能であり得る。いずれの場合も、受信デバイスにおいて測定される無線状態は、劣悪である可能性がある(たとえば、受信デバイスは、受信デバイスに送信されたパケットを受信または復号すること、および/あるいは確認応答または応答メッセージを送信することができないことがある)。
図示の実施形態では、ステップ204における決定が否定である、すなわち、受信デバイスのいずれも、送信されたパケットを受信すること、および/または確認応答または応答メッセージを送信することが可能でない場合、方法はステップ206に進み、1つまたは複数の受信デバイスの各々へのパケットの送信が延期される。
ステップ204における決定が肯定である場合、方法は随意のステップ208に進み、送信デバイスが、複数の潜在的受信デバイスから、送信すべき受信デバイスを選択する。したがって、送信デバイスが複数の受信デバイス(たとえば、複数のSTA)についてのデータを有する場合、ステップ208が実施され得る。代替実施形態では、送信デバイスは、ステップ202において実施されたキャリア検知が肯定である限り、受信デバイスへの送信を試み得る。そのような場合、ステップ200において取得された情報に基づいて、送信デバイスは、複数の可能性があるデバイスから受信デバイスを選択し得る。したがって、そのような実施形態では、方法は、ステップ202からステップ208に直接進む。
たとえば、ステップ200において取得された情報に基づいて、送信デバイスは、複数の受信デバイスのうちの他の受信デバイスよりも比較的少ない干渉を経験している、複数の受信デバイスのうちの第1の受信デバイスを選択し得る。送信デバイスは、各受信デバイスが特に干渉デバイス(すなわち、受信デバイスにおいて測定される干渉送信のソースであるデバイス)に近いかどうか、または干渉送信についての受信デバイスであるかどうかを決定し得る。いずれの場合も、受信デバイスにおける無線状態は、劣悪である可能性がある(たとえば、受信デバイスは、受信デバイスに送信されたパケットを受信または復号すること、および/あるいは確認応答または応答メッセージを送信することができないことがある)。受信デバイスが干渉デバイスに近くなく、干渉受信デバイスでもない場合、受信デバイスは比較的良好な無線状態を経験している可能性がある。ステップ208において、後者のデバイスが、前者のデバイスに優先して選択され得る。
ステップ210において、送信デバイスは、(単一の受信デバイスがある実施形態では)受信デバイスに、または(複数の受信デバイスがある実施形態では)ステップ208において選択された受信デバイスにパケットを送信する。送信は、送信されるパケットを受信デバイスに向けるためにビームフォーミング技法を利用し得、したがって、他の方向における干渉デバイスは、送信による影響をあまり受けない。
したがって、本開示の実施形態は、受信デバイスによって経験される無線状態が、その受信デバイスに送信すべきかどうかを決定する際に使用される方法を提供する。送信デバイスが複数の受信デバイスに送信すべきデータを有するとき、送信デバイスは、それらの受信デバイスによって経験される無線状態に基づいて、複数の受信デバイスのうちのいずれのデバイスに送信すべきかを選択し得る。
受信デバイス(たとえば、アクセスポイント)が1つまたは複数の送信デバイス(たとえば、移動局)による送信をスケジュールすることが可能であるマルチユーザアップリンク送信の概念をIEEE802.11axが導入したことを、当業者は知っているであろう。したがって、本開示の実施形態は、(たとえば、送信デバイスが送るべきデータを実際に有するかどうかが知られていない場合、送信デバイスにポーリングメッセージを送信することを通して、またはデバイスが送るべきデータを有することが知られている場合、送信グラントを送ることによって)送信デバイスが送信において使用するための無線リソースで送信デバイスをスケジュールすべきかどうかを決定するとき、受信デバイスが送信デバイスによって経験される無線状態を考慮に入れる、対応する方法、装置、およびデバイス可読媒体をも提供する。
図3は、本開示の実施形態による、受信デバイスにおける方法のフローチャートである。受信デバイスは、アクセスポイントまたはモバイルデバイス(STA)など、任意の好適なデバイスであり得る。たとえば、受信デバイスは、図1に関して上記で説明された第1のアクセスポイント102であり得る。
方法のステップの多くは、図2に関して上記で説明されたものと同様である。したがって、方法は、ステップ300において始まり、受信デバイスが、1つまたは複数の受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される無線状態を示す情報を取得する。たとえば、受信デバイスは、1つまたは複数の送信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得し得る。ステップ300は、(送信デバイスではなく)受信デバイスによって実施され、決定された無線状態が(受信デバイスではなく)送信デバイスによって経験されることを除いて、上記で説明されたステップ200と実質的に同様である。読者は、このステップの完全な記述について、上記の対応する一節に向けられる。
ステップ302において、受信デバイスは、受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数のチャネル上の無線アクティビティのレベルを測定するためにキャリア検知を実施する。
ステップ304において、受信デバイスは、送信デバイスのうちの1つまたは複数が、受信デバイスにメッセージを送信するのを妨げられないか(たとえば、受信デバイスにおける干渉は、送信デバイスによって実施されるキャリア検知が失敗する可能性があるほど高くないか)どうかを決定する。
ステップ304における決定は、ステップ300において取得された情報に基づく。たとえば、ステップ300において取得された情報に基づいて、受信デバイスは、送信デバイスが特に干渉デバイス(すなわち、受信デバイスにおいて測定される干渉送信のソースであるデバイス)に近いかどうか、または干渉送信についての受信デバイスであるかどうかを決定することが可能であり得る。いずれの場合も、送信デバイスにおける無線状態は、劣悪である可能性がある(たとえば、送信デバイスは、リッスンビフォアトーク失敗を経験する可能性がある)。
図示の実施形態では、ステップ304における決定が否定である、すなわち、送信デバイスのいずれもメッセージを送信することが可能であると決定されない場合、方法はステップ306に進み、1つまたは複数の送信デバイスの各々へのポーリングメッセージの送信が延期される。
ステップ304における決定が肯定である場合、方法は随意のステップ308に進み、受信デバイスが、複数の潜在的送信デバイスから、スケジュールすべき送信デバイスを選択し、それぞれの送信デバイスにどのリソースを割り当てるべきかを選択する。したがって、複数の送信デバイスが受信デバイスに送信すべきデータを有する場合、ステップ308が実施され得る。代替実施形態では、受信デバイスは、ステップ302において実施されたキャリア検知が肯定である限り、リソースで送信デバイスをスケジュールし得る。そのような場合、ステップ300において取得された情報に基づいて、受信デバイスは、複数の可能性があるデバイスから送信デバイスを選択し得る。したがって、そのような実施形態では、方法は、ステップ302からステップ308に直接進む。
たとえば、ステップ300において取得された情報に基づいて、受信デバイスは、複数の送信デバイスのうちの他の送信デバイスよりも比較的少ない干渉を経験している、複数の送信デバイスのうちの第1の送信デバイスを選択し得る。受信デバイスは、各送信デバイスが特に干渉デバイス(すなわち、送信デバイスにおいて測定される干渉送信のソースであるデバイス)に近いかどうか、または干渉送信についての受信デバイスであるかどうかを決定し得る。いずれの場合も、送信デバイスにおける無線状態は、劣悪である可能性がある(たとえば、送信デバイスは、リッスンビフォアトーク失敗により、メッセージを送信することができないことがある)。送信受信デバイスが干渉デバイスに近くなく、干渉受信デバイスでもない場合、送信デバイスは比較的良好な無線状態を経験している可能性がある。ステップ308において、後者のデバイスが、前者のデバイスに優先して選択され得る。
ステップ310において、受信デバイスは、(単一の送信デバイスがある実施形態では)送信デバイスを、あるいは(複数の送信デバイスがある実施形態では)ステップ308において選択された送信デバイスを、受信デバイスに送信するための無線リソースでスケジュールする、ポーリングまたはスケジューリングまたはトリガメッセージを送信する。無線リソースは、時間および/または周波数リソースを含み得る。
したがって、本開示の実施形態は、送信リソースの使用をより効率的にし、送信デバイスがキャリア検知失敗を通して遅延の対象となる可能性を低減する、空間リソースが再利用される方法を提供する。
図4は、本開示の実施形態による、送信デバイス400の概略図である。送信デバイス400は、IEEE802.11仕様に準拠する無線ローカルエリアネットワークなど、無線通信ネットワークにおいて通信するように動作可能である。送信デバイス400は、移動局またはユーザ機器などの無線デバイス、あるいはアクセスポイントまたは基地局などのネットワークノードであり得る。送信デバイス400は、図2に関して上記で説明された方法を実装または実施するように設定され得る。
送信デバイス400は、処理回路402と、(メモリなどの)非一時的デバイス可読媒体404と、1つまたは複数のインターフェース406とを備える。本開示の実施形態によれば、処理回路402は、1つまたは複数の受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得するように設定される。処理回路402は、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の第2のチャネルを使用して1つまたは複数の受信デバイスのうちの受信デバイスに送信すべきかどうかを決定するようにさらに設定される。
図5は、本開示のさらなる実施形態による、送信デバイス500の概略図である。送信デバイス500は、IEEE802.11仕様に準拠する無線ローカルエリアネットワークなど、キャリア検知機構を必要とする無線通信ネットワークにおいて通信するように動作可能である。送信デバイス500は、移動局またはユーザ機器などの無線デバイス、あるいはアクセスポイントまたは基地局などのネットワークノードであり得る。送信デバイス500は、図2に関して上記で説明された方法を実装または実施するように設定され得る。
送信デバイス500は、取得モジュール502と、決定モジュール506とを備える。本開示の実施形態によれば、取得モジュール502は、1つまたは複数の受信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得するように設定される。決定モジュール506は、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の受信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の第2のチャネルを使用して1つまたは複数の受信デバイスのうちの受信デバイスに送信すべきかどうかを決定するように設定される。図示の実施形態では、送信デバイスは、送信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第2のチャネル上の無線アクティビティのレベルを検出するためにキャリア検知を実施するように設定された、キャリア検知モジュール504をさらに備える。そのような実施形態では、決定モジュール506は、さらに、キャリア検知の結果に基づいて、受信デバイスに送信すべきかどうかを決定するように設定される。
図6は、本開示の実施形態による、受信デバイス600の概略図である。受信デバイス600は、IEEE802.11仕様に準拠する無線ローカルエリアネットワークなど、無線通信ネットワークにおいて通信するように動作可能である。受信デバイス600は、移動局またはユーザ機器などの無線デバイス、あるいはアクセスポイントまたは基地局などのネットワークノードであり得る。受信デバイス600は、図3に関して上記で説明された方法を実装または実施するように設定され得る。
受信デバイス600は、処理回路602と、(メモリなどの)非一時的デバイス可読媒体604と、1つまたは複数のインターフェース606とを備える。本開示の実施形態によれば、処理回路602は、1つまたは複数の送信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得するように設定される。処理回路602は、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の送信デバイスのうちの送信デバイスに、1つまたは複数のアップリンクメッセージを送信するための送信デバイスのためのリソースをスケジュールするポーリングまたはスケジューリングメッセージを送信すべきかどうかを決定するようにさらに設定される。
図7は、本開示のさらなる実施形態による、受信デバイス700の概略図である。受信デバイス700は、IEEE802.11仕様に準拠する無線ローカルエリアネットワークなど、キャリア検知機構を必要とする無線通信ネットワークにおいて通信するように動作可能である。受信デバイス700は、移動局またはユーザ機器などの無線デバイス、あるいはアクセスポイントまたは基地局などのネットワークノードであり得る。受信デバイス700は、図3に関して上記で説明された方法を実装または実施するように設定され得る。
受信デバイス700は、取得モジュール702と、決定モジュール704とを備える。本開示の実施形態によれば、取得モジュール702は、1つまたは複数の送信デバイスによる送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される、1つまたは複数の干渉デバイスによる干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得するように設定される。決定モジュール704は、1つまたは複数の第1のチャネル上で1つまたは複数の送信デバイスによって経験される無線アクティビティのレベルを示す情報に基づいて、1つまたは複数の送信デバイスのうちの送信デバイスに、1つまたは複数のアップリンクメッセージを送信するための送信デバイスのためのリソースをスケジュールするポーリングまたはスケジューリングメッセージを送信すべきかどうかを決定するように設定される。
図4および図6に関して上記で説明された両方の実施形態では、処理回路402、602は、単体で、またはデバイス可読媒体404、604、送信デバイス400、および受信デバイス600など、他の構成要素と併せてのいずれかで、機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路402、602は、デバイス可読媒体404、604に記憶された命令、または処理回路402、602内のメモリに記憶された命令を実行し得る。いくつかの実施形態では、処理回路402、602は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路402、602は、無線周波数(RF)トランシーバ回路とベースバンド処理回路とを含み得る。
いくつかの実施形態では、送信デバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体404、604または処理回路402、602内のメモリに記憶された命令を実行する処理回路402、602によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路402、602によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路402、602は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路402、602単独に、または送信デバイス400の他の構成要素に限定されないが、全体として送信デバイス400または受信デバイス600によって、ならびに/あるいは概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体404、604は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路402、602によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体404、604は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路402、602によって実行されることが可能であり、送信デバイス400または受信デバイス600によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体404、604は、処理回路502、602によって行われた計算および/またはインターフェース406、606を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路502、602およびデバイス可読媒体404、604は、統合されていると見なされ得る。
(1つまたは複数の)インターフェース406、606は、送信デバイス400と受信デバイスとの間の、および受信デバイス600と送信デバイスとの間のシグナリングおよび/またはデータの無線通信において使用される。(1つまたは複数の)インターフェース406、606は、複数のアンテナエレメントに結合されるか、またはいくつかの実施形態では、複数のアンテナエレメントの一部であり得る、無線フロントエンド回路を含み得る。無線フロントエンド回路は、アンテナエレメントと処理回路402、602との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路は、無線接続を介して受信デバイスに送られるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路は、デジタルデータを、フィルタおよび/または増幅器の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナエレメントを介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナエレメントは無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路402、602に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
上述の実施形態は本明細書で開示される概念を限定するのではなく例示するものであること、および、当業者であれば添付の以下の特許請求の範囲から逸脱することなく、多くの代替実施形態を設計することが可能となることに留意されたい。「含む、備える(comprising)」という単語は、記述に列挙されているエレメントまたはステップ以外の、エレメントまたはステップの存在を除外せず、「a」または「an」は複数を除外せず、単一のプロセッサまたは他のユニットが、記述に具陳されているいくつかのユニットの機能を果たし得る。特許請求の範囲の中のいかなる参照符号も、それらの範囲を限定するものと解釈されるべきではない。

Claims (14)

  1. 無線ネットワーク(100)において受信デバイスに無線で送信するための、送信デバイス(102、400、500)によって実施される方法であって、前記方法が、
    1つまたは複数の受信デバイス(104、106)による送信のために設定された1つまたは複数の第1のチャネル上で前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)によって経験される、1つまたは複数の干渉デバイス(154、156)による干渉送信によって引き起こされる無線アクティビティのレベルを示す情報を取得すること(200)と、
    前記1つまたは複数の第1のチャネル上で前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)によって経験される無線アクティビティの前記レベルを示す前記情報に基づいて、前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)が、前記送信デバイスによる送信に応答して確認応答または応答メッセージを送信するのを妨げられるかどうかを決定することと、
    前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)のうちの受信デバイスが前記確認応答または応答メッセージを送信するのを妨げられるかどうかの決定に基づいて、1つまたは複数の第2のチャネルを使用して当該受信デバイスに送信すべきかどうかを決定すること(204)と
    を含む、方法。
  2. 前記送信デバイス(102、400、500)による送信のために設定された1つまたは複数の第2のチャネル上の無線アクティビティのレベルを検出するためにキャリア検知を実施すること(202)をさらに含み、
    前記送信デバイス(102、400、500)が、さらに、前記キャリア検知の結果に基づいて、前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)のうちの受信デバイスに送信すべきかどうかを決定する、
    請求項1に記載の方法。
  3. キャリア検知を実施すること(202)が、前記1つまたは複数の第2のチャネル上で1つまたは複数のさらなる干渉デバイス(154、156)によるさらなる干渉送信を検出することを含み、前記方法が、
    前記1つまたは複数のさらなる干渉デバイス(154、156)の地理的ロケーションを示す情報を取得することをさらに含み、
    受信デバイス(104、106)に送信すべきかどうかの前記決定が、前記1つまたは複数のさらなる干渉デバイス(154、156)の前記地理的ロケーションに基づく、請求項2に記載の方法。
  4. 受信デバイス(104、106)に送信すべきかどうかの前記決定が、前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)が、前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)におけるキャリア検知失敗により、前記送信デバイスよる送信に応答して確認応答または応答メッセージを送信するのを妨げられるかどうかに基づく、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)が複数の受信デバイスを備え、受信デバイスに送信すべきかどうかを決定することが、前記複数の受信デバイスのうちのいずれに送信すべきかを決定すること(208)を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 情報を取得すること(200)が、前記干渉送信を検出することと、検出された1つまたは複数の前記干渉送信から前記情報を取得することとを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 情報を取得すること(200)が、前記1つまたは複数の受信デバイス(104、106)によって送信された1つまたは複数の無線メッセージ中で前記情報を受信することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記情報が、前記1つまたは複数の干渉デバイス(154、156)の地理的ロケーションの指示を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記1つまたは複数の干渉デバイス(154、156)の前記地理的ロケーションの前記指示が、前記1つまたは複数の干渉デバイス(154、156)による前記干渉送信の前記送信デバイス(102、400、500)または前記受信デバイス(104、106)における到達角を含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記1つまたは複数の干渉デバイス(154、156)の前記地理的ロケーションの前記指示は、前記干渉デバイスが属する基本サービスセット(112)に関連する識別子を含む、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記情報は、つまたは複数の干渉送信が向けられる、1つまたは複数の干渉受信デバイスの地理的ロケーションの指示を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記地理的ロケーションの前記指示が、前記1つまたは複数の干渉送信を復号することによって取得された前記1つまたは複数の干渉受信デバイスの識別情報を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記送信デバイス(102、400、500)が、アクセスポイントまたは移動局である、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 無線ネットワーク(100)において受信デバイスに無線で送信するための、送信デバイス(102、400、500)であって、前記送信デバイス(102、400、500)が、処理回路(402)と、命令を記憶する非一時的機械可読記憶媒体とを備え、前記命令は、前記処理回路(402)によって実行されたとき、前記送信デバイス(102、400、500)に、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法を実施させる、
    送信デバイス(102、400、500)。
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