JP5720608B2 - 無線通信システム - Google Patents
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Description
以下に、本発明の第1実施形態の無線通信システムとしての車車間通信システムについて図面と共に説明する。なお、車車間通信システムは、放送用の周波数帯域が割り当てられているプライマリシステムに並存するシステムであって、具体的にはこの放送用の周波数帯域またはこの帯域に隣接する周波数帯域を使用周波数帯域として用いて車車間通信を行うシステムである。このため、車車間通信システムについて説明するために、まず、本実施形態のプライマリシステムとしての放送システムについて図面と共に説明する。
本実施形態の放送システム20aは、図1に示すように、放送データを所定のサービスエリア内にブロードキャストする放送局21と、放送局21のサービスエリア内に設置され、放送局21から送信されてくる放送データを受信する複数の受信機としての複数のテレビ22とから構成される。なお、放送システム20aは、上記サービスエリア単位毎に構築されており、一つのサービスエリア外には別のサービスエリアが存在し、当該放送システム20aの他に、放送用の周波数帯域が近い他の放送システム20b,20cが別のサービスエリア内に設置されているものとする。以下では、これらの放送システム20a,20b,20cを個々に区別する必要がない場合には、放送システム20と記載する。
次に、車車間通信システム10について説明する。なお、車車間通信システム10は、放送システム20a,20b,20cのいずれにも近接した周波数帯域を使用し、図1に示すように、複数の車載装置11が情報交換するために双方向に無線通信を行うシステムである。このため、放送システム20は、車車間通信システム10からのスプリアス干渉などによって受信障害が起こる可能性がある。特に、テレビ22は、ブースターにおける電力の飽和によって車車間通信システム10からの干渉が発生し、受信障害が起こると考えられる。詳細には、テレビ22は、図2(a)に示すように、前述のインターリーブ時間における干渉許容時間以上の干渉(バースト的な干渉)を受けると、受信障害が起こることになり、一方、図2(b)に示すように、バースト的な干渉を回避できれば、自身の誤り訂正能力によって受信障害を回避できると考えられる。
まず、プライマリ情報取得部31として機能するために制御部30のCPUが実行するプライマリ情報取得処理について、図4のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、車載装置11の電源がオンされている間、繰り返し実行される。
干渉量推定処理が開始されると、図5のフローチャートに示すように、S111では、受信部12からの入力に基づいて、放送システム20の信号を継続的に受信しているか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS112に移行し、否定的に判断した場合には本処理を終了する。具体的には、受信部12からの入力された放送用の周波数帯域の信号に関する信号レベルを検出し、この信号レベルが所定の閾値以上である状態が継続した場合に、放送システム20の信号を継続的に受信していると判断する。
送信延期拡大処理が開始されると、任意の延期付加時間を設定し、この設定した延期付加時間を送信タイミング制御部37へ出力する。なお、この延期付加時間は、予め設定された固定値であってもよい。
次に、送信タイミング制御部37として機能するために制御部30のCPUが実行する送信タイミング制御処理について、図6のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理は、レベル判定部15からの入力に応じて開始される。
一方、S133にてバックオフスロット数がゼロになった場合、換言すればバックオフ時間だけ経過した場合に移行するS137では、送信延期拡大処理から延期付加時間が入力されているか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS138に移行し、否定的に判断した場合にはS139に移行する。
[第1実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の車車間通信システム10では、各車載装置11が、放送システム20のサービスエリア内に位置する場合、他の車載装置11によって送信された無線信号を検知する毎に、通常のCSMA/CAに則ったバックオフ時間(待機時間)を、バックオフ時間に延期付加時間を足した送信延期時間に拡張するようにしている。
なお、本実施形態において、プライマリ情報取得部31がプライマリ情報取得手段、受信信号レベル検出部14が他装置信号検知手段、S131の処理を実行する制御部30がバックオフ時間設定手段、S132〜S136の処理を実行する制御部30が送信待機手段、S137〜S138の処理を実行する制御部30が待機時間拡張手段の各一例にそれぞれ相当する。
次に、本発明の第2実施形態の無線通信システムとしての車車間通信システムについて図面と共に説明する。なお、本第2実施形態の車車間通信システムにおいて、第1実施形態と同一である部分についてはその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態の説明で用いたものと同じ図面番号を付す。
まず、プライマリ情報取得部31として機能するために制御部30のCPUが実行するプライマリ情報取得処理について、図10のフローチャートに沿って説明する。
干渉量推定処理が開始されると、図11のフローチャートに示すように、S211では、受信部12からの入力に基づいて、放送システム20の信号を継続的に受信しているか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS212に移行し、否定的に判断した場合には本処理を終了する。
S216では、干渉時間カウンタのカウンタ値Cが、S212にて設定した干渉許容時間に基づく時間以上であるか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS217に移行し、否定的に判断した場合にはS218に移行する。なお、干渉許容時間に基づく時間とは、S202にて取得した干渉許容情報に含まれている干渉許容時間から、送信部16にて自身が他の車載装置11に無線信号を送信するために必要な時間を予め減算した時間をいう。
送信延期拡大処理が開始されると、S212にてタイマにセットされたインターリーブ時間以上の任意の送信延期時間となるように延期付加時間を設定し、この設定した延期付加時間を送信タイミング制御部37へ出力する。つまり、バックオフ時間と延期付加時間との合計時間が少なくともインターリーブ時間以上となるように延期付加時間を設定することになる。
[第2実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の車車間通信システム10では、各車載装置11が、放送システム20のサービスエリア内に位置する場合、他の車載装置11によって送信された無線信号を検知した場合であっても、所定の積算周期において、検知した無線信号の積算時間と、自装置から他の車載装置11への無線信号の送信に必要な時間との合計時間が、所定の干渉許容時間を下回る場合には、通常のCSMA/CAに則ったバックオフ時間の経過後に無線信号を送信するようにしている。
なお、本実施形態において、S214及びS215の処理を実行する制御部30が検知時間積算手段、S216及びS218の処理を実行する制御部30が時間拡張禁止手段、S212の処理を実行する制御部30が積算周期設定手段および閾値時間設定手段の各一例にそれぞれ相当する。
次に、本発明の第3実施形態の無線通信システムとしての車車間通信システムについて図面と共に説明する。なお、本第3実施形態の車車間通信システムにおいて、第2実施形態と同一である部分についてはその説明を省略し、第2実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第2実施形態と同一の構成要素については、第2実施形態(及び第1実施形態)の説明で用いたものと同じ図面番号を付す。
本第3実施形態では、干渉量推定処理が開始されると、図13のフローチャートに示すように、S311では、受信部12からの入力に基づいて、放送システム20の信号を継続的に受信しているか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS312に移行し、否定的に判断した場合には本処理を終了する。
S314では、インターリーブ時間における各車載装置11の無線信号の送信時間(干渉発生時間)の合計時間を計測するための干渉時間カウンタのカウンタ値Cをリセット(C=0)し、S315に移行する。
S319では、干渉時間カウンタのカウンタ値Cが、S312にて設定した干渉許容時間に基づく時間以上であるか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS320に移行し、否定的に判断した場合にはS321に移行する。
送信延期拡大処理が開始されると、インターリーブ時間(干渉観察周期)内にS317にて積算されたカウント値に基づく電力積分量Sに応じて延期付加時間を設定し、この設定した延期付加時間を送信タイミング制御部37へ出力する。なお、ここでの電力積分量Sは、S317にて積算されたカウント値と、自装置から他の車載装置11への無線信号の送信に必要な信号強度との合計強度であるものとする。ちなみに、自装置から他の車載装置11への無線信号の送信に必要な信号強度に関する情報は、送信部16から取得することができる。
[第3実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の車車間通信システム10では、各車載装置11が、放送システム20のサービスエリア内に位置する場合、他の車載装置11によって送信された無線信号を検知した場合であっても、所定の積算周期において、検知した無線信号における電力の積分値と、自装置から他の車載装置11への無線信号の送信に必要な信号強度との合計強度(電力積分量)が、所定の閾値強度を下回る場合には、最小延期時間の経過後に無線信号を送信するようにしている。
なお、本実施形態において、S316及びS317の処理を実行する制御部30が信号強度積算手段の一例に相当する。
次に、本発明の第4実施形態の無線通信システムとしての車車間通信システムについて図面と共に説明する。なお、本第4実施形態の車車間通信システムにおいて、第3実施形態と同一である部分についてはその説明を省略し、第3実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第3実施形態と同一の構成要素については、第3実施形態(及び第1実施形態、第2実施形態)の説明で用いたものと同じ図面番号を付す。
本第4実施形態では、干渉量推定処理が開始されると、図15のフローチャートに示すように、S411では、受信部12からの入力に基づいて、放送システム20の信号を継続的に受信しているか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS412に移行し、否定的に判断した場合には本処理を終了する。
S414では、インターリーブ時間における各車載装置11の無線信号の送信時間(干渉発生時間)の合計時間を計測するための干渉時間カウンタのカウンタ値Cをリセット(C=0)し、S415に移行する。
S419では、干渉時間カウンタのカウンタ値Cが、S412にて設定した干渉許容時間に基づく時間以上であるか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS420に移行し、否定的に判断した場合にはS421に移行する。
送信延期拡大処理が開始されると、インターリーブ時間(干渉観察周期)内にS417にて積算されたカウント値に基づく合計相対距離Lに応じて延期付加時間を設定し、この設定した延期付加時間を送信タイミング制御部37へ出力する。
[第4実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の車車間通信システム10では、各車載装置11が、放送システム20のサービスエリア内に位置する場合、他の車載装置11によって送信された無線信号を検知した場合であっても、所定の積算周期において、検知した無線信号の送信元に対する相対距離を積算した合計相対距離が、第2の閾値距離を上回る場合には、最小延期時間の経過後に無線信号を送信し、第1の閾値距離(少なくとも第2の閾値距離よりも小さい距離)を下回る場合には、最大延期時間の経過後に無線信号を送信している。また、送信機会が得られる車載装置11の地理的な偏りを合計相対距離から推測し、合計相対距離が第1の閾値距離以上であり第2の閾値距離以下である場合には、合計相対距離に応じて短い送信延期時間に待機時間を拡張するようにしている。
なお、本実施形態において、第2の閾値距離L2が閾値距離、送信部16が位置情報送信手段、S416及びS417の処理を実行する制御部30が相対距離積算手段の一例に相当する。
次に、本発明の第5実施形態の無線通信システムとしての車車間通信システムについて図面と共に説明する。なお、本第5実施形態の車車間通信システムにおいて、第1実施形態と同一である部分についてはその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態の説明で用いたものと同じ図面番号を付す。
まず、セカンダリ端末記憶部39として機能するために制御部30のCPUが実行するセカンダリ端末記憶処理について、図18のフローチャートに沿って説明する。
次に、本第5実施形態の送信タイミング制御部37として機能するために制御部30のCPUが実行する送信タイミング制御処理について、図19のフローチャートに沿って説明する。なお、本処理が開始されて制御部30のCPUが実行するS531〜539は、第1実施形態の送信タイミング制御処理におけるS131〜S139と同じであるため、その説明を省略する。
[第5実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の車車間通信システム10では、各車載装置11が、放送システム20のサービスエリア内に位置する場合、他の車載装置11に向けて無線信号を送信すると、セカンダリ端末数に応じて少なくとも送信間隔拡大時間のあいだバックオフ時間の設定を待機する。
なお、本実施形態において、S541及びS542の処理を実行する制御部30が時間設定禁止手段、送信部16が識別情報送信手段、セカンダリ端末記憶処理を実行する制御部30が端末数積算手段の一例に相当する。
次に、本発明の第6実施形態の無線通信システムとしての車車間通信システムについて図面と共に説明する。なお、本第6実施形態の車車間通信システムにおいて、第1実施形態と同一である部分についてはその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を中心に説明する。また、第1実施形態と同一の構成要素については、第1実施形態の説明で用いたものと同じ図面番号を付す。
まず、プライマリ情報取得部31として機能するために制御部30のCPUが実行するプライマリ情報取得処理について、図23のフローチャートに沿って説明する。
干渉量推定処理が開始されると、図24のフローチャートに示すように、S511では、受信部12からの入力に基づいて、放送システム20の信号を継続的に受信しているか否かを判断し、ここで肯定的に判断した場合にはS512に移行し、否定的に判断した場合には本処理を終了する。
[第6実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の車車間通信システム10では、各車載装置11が、放送システム20のサービスエリア内に位置する場合、他の車載装置11によって送信された無線信号を検知した場合であっても、その無線信号の強度が干渉許容電力以下である場合には、送信待機時間の拡大を禁止するようにしている。
[発明との対応]
なお、本実施形態において、S513の処理を実行する制御部30が時間拡張許可手段の一例に相当する。
Claims (10)
- 専用の周波数帯域が割り当てられているプライマリシステムに並存し、前記専用の周波数帯域または隣接する周波数帯域を使用周波数帯域として、互いに無線通信を行う複数の通信装置からなる無線通信システムであって、
前記各通信装置は、
自装置の周囲に存在する前記プライマリシステムに関する情報を取得するプライマリ情報取得手段と、
他の前記通信装置によって送信された無線信号を検知する他装置信号検知手段と、
前記他装置信号検知手段にて無線信号が検知されると、前記無線信号の衝突を回避するためのバックオフ時間を設定する処理を行うバックオフ時間設定手段と、
前記バックオフ時間設定手段にて前記バックオフ時間が設定されると、他の前記通信装置への無線信号の送信を待機する送信待機手段と、
前記プライマリ情報取得手段にて取得した情報に基づき、前記プライマリシステムが自装置の周囲に存在する場合に、前記送信待機手段による待機時間を少なくとも前記バックオフ時間を上回る送信延期時間に拡張する待機時間拡張手段と、
を備えることを特徴とする無線通信システム。 - 前記各通信装置は、
前記他装置信号検知手段による無線信号の検知時間を積算する検知時間積算手段と、
予め設定された積算周期において、前記検知時間積算手段にて積算された検知時間と、自装置から他の前記通信装置への無線信号の送信に必要な時間との合計時間が、予め設定された閾値時間を下回る場合には、前記待機時間拡張手段による待機時間の拡張を禁止する時間拡張禁止手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記プライマリシステムは、
インターリーブされた複数の符合列からなるデータを送信する通信局と、
該通信局から受信したデータを出力する際に、インターリーブ前の符合の順番に並べ替えてなる符合列を復号する誤り訂正処理を行う複数の受信機とからなり、
前記各通信装置は、
前記通信局にてインターリーブされた各符合列の長さを示すインターリーブ時間を前記積算周期として設定する積算周期設定手段と、
前記各符号列において前記誤り訂正処理により修復可能な一ないし複数の符合の長さを示す干渉許容時間を前記閾値時間として設定する閾値時間設定手段と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記各通信装置は、前記他装置信号検知手段による無線信号の検知強度を積算する信号強度積算手段を備え、
前記待機時間拡張手段は、予め設定された積算周期において、前記信号強度積算手段にて積算された検知強度と、自装置から他の前記通信装置への無線信号の送信に必要な信号強度との合計強度が、予め設定された閾値強度を下回る場合には、最小の前記送信延期時間として予め設定された最小延期時間に前記待機時間を拡張することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記待機時間拡張手段は、前記合計強度が前記閾値強度以上である場合には、該合計強度に応じて長い前記送信延期時間に前記待機時間を拡張することを特徴とする請求項4に記載の無線通信システム。
- 前記各通信装置は、
自装置の位置情報を含む無線信号を送信する位置情報送信手段と、
前記他装置信号検知手段にて検知した無線信号に含まれる位置情報に基づいて、他の前記通信装置との相対距離を積算する相対距離積算手段と、
を備え、
前記待機時間拡張手段は、予め設定された積算周期において、前記相対距離積算手段にて積算された相対距離である積算距離が、予め設定された閾値距離を上回る場合には、最小の前記送信延期時間として予め設定された最小延期時間に前記待機時間を拡張することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の無線通信システム。 - 前記待機時間拡張手段は、前記積算距離が前記閾値距離以下である場合には、該積算距離が小さいほど長い前記送信延期時間に前記待機時間を拡張することを特徴とする請求項6に記載の無線通信システム。
- 前記各通信装置は、前記待機時間拡張手段により前記送信延期時間に拡張された待機時間を経過して無線信号を送信すると、予め設定された送信間隔拡大時間のあいだ、前記バックオフ時間設定手段による処理を禁止する時間設定禁止手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の無線通信システム。
- 前記各通信装置は、
自装置の識別情報を含む無線信号を送信する識別情報送信手段と、
前記他装置信号検知手段にて検知した無線信号に含まれる識別情報に基づいて、他の前記通信装置の数である端末数を積算する端末数積算手段と、
を備え、
前記時間設定禁止手段は、予め設定された積算周期において前記端末数積算手段にて積算された端末数に応じて長い前記送信間隔拡大時間を設定することを特徴とする請求項8に記載の無線通信システム。 - 前記各通信装置は、前記他装置信号検知手段により予め設定された干渉許容強度を上回る強度の無線信号を検知した場合に限り、前記待機時間拡張手段による待機時間の拡張を許可する時間拡張許可手段を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載の無線通信システム。
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