JP7431197B2 - 作業車両のためのタンク及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、作業車両のためのタンク及びその製造方法に関する。
特許文献1は、熱可塑性樹脂から成る車両の燃料タンクを示している。当該タンクには、外部の給油孔部(filler neck)と接続するための金属製の継手が設けられている。
米国特許第8636163号
特許文献1では、継手はユニオンナットとネジリングとフランジ付きの給油孔部とによって構成され、給油孔部をパイプとみれば、パイプがユニオンナットの形状に対応したフランジをつける加工を要する。また、樹脂製の汎用的なパイプを接続しようとすると、給油孔部に対応する別途のパイプを給油孔部に接続しなければならないため、部品点数が増加する。
本開示の第1態様に係る作業車両のためのタンクは、熱可塑性樹脂製のタンク本体と、金属製の雌ネジ部材と、金属製の継手と、シール部材とを備える。タンク本体は、貫通孔を有する管状の接続口と、接続口と連通し液体を貯留するための内部空間と、を有する。雌ネジ部材は、雌ネジ孔を形成する第1内側面と、雌ネジ孔の中心軸に対する径方向において第1内側面と反対側の第1外側面と、径方向において第1内側面と第1外側面との間に設けられる第1座面とを有し、第1外側面が貫通孔を形成する孔側面に当接する。継手は、雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部と、雄ネジ部に接続するボス部と、雄ネジ部とボス部とを貫通する継手貫通孔とを有する。シール部材は、雄ネジ部が雌ネジ孔に螺入されるときにボス部と孔側面とに当接するように設けられる。ボス部は、雄ネジ部が雌ネジ孔に螺入されるときに、第1座面に当接可能である。
本開示の第2態様に係る作業車両のためのタンクの製造方法は、第1方向に延びて直径が第1長さである貫通孔を有する管状の接続口を含む熱可塑性樹脂製の第1部材を成形することを含む。雌ネジ孔を形成する第1内側面と、雌ネジ孔の中心軸に対する径方向において第1内側面と反対の第1外側面と、径方向において第1内側面と第1外側面との間に設けられる第1座面と、第1座面と反対側において第1内側面と第1外側面とを接続する第2座面とを有する雌ネジ部材が用意される。第1部材の収縮が完了する前に、第1外側面が貫通孔を形成する孔側面に雌ネジ部材が当接するように接続口に圧入される。第1部材の外周に対応する外周を有する熱可塑性樹脂製の第2部材が用意される。第1部材の外周と第2部材の外周とを結合させて、第1部材と第2部材に囲まれた、液体を貯留するための内部空間を含むタンク本体が生成される。外径が第1長さより小さい第2長さである、雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部と、外径が第2長さよりも大きく第1長さよりも小さい第3長さであって雄ネジ部に接続するボス部と、雄ネジ部とボス部とを貫通する継手貫通孔とを有する継手とシール部材とが用意される。雄ネジ部を雌ネジ孔に螺入することによって、シール部材がボス部と孔側面とに当接される。
本願に開示される技術によれば、例えば、既存のパイプを樹脂製のタンク本体に接続させることができる簡易な継手構造のタンクを提供することができる。
図1は、作業車両の側面図である。 図2は、作業車両の上面図である。 図3は、タンクの全体斜視図である。 図4は、タンクの正面図である。 図5は、図4のV-V'切断面によるタンクの部分断面図である。 図6は、雌ネジ部材の斜視図である。 図7は、雌ネジ部材の正面図である。 図8は、係止部材を取り外したときの、タンク本体の内部から外部に中心軸に沿う方向に見たときの雌ネジ部材及び内部突出部の付近を示した図である。 図9は、継手の斜視図である。 図10は、係止部材の斜視図である。 図11は、係止部材の正面図である。 図12は、係止部材の背面図である。 図13は、第1部材の接合面と第2部材の接合面とを軸方向に見た図である。 図14は、タンクの展開図である。 図15は、タンクの製造方法のフローチャートである。 図16は、継手の変形例を示す。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。なお、図中において同じ符号は、対応するまたは実質的に同一の構成を示している。
<実施形態>
<全体構成>
図1及び図2を参照すると、作業車両1、例えばコンパクトトラックローダは、車体フレーム2と、走行装置3と、作業装置4と、キャビン5とを備えている。車体フレーム2は、走行装置3、作業装置4、及び、キャビン5を支持する。図示の実施形態では、走行装置3は、履帯式の走行装置である。このため、走行装置3は、駆動輪3A、従動輪3B、3C、及び、転輪3Dを含む。ただし、走行装置3は、履帯式走行装置に限定されない。走行装置3は、例えば、前輪/後輪走行装置であってもよいし、前輪と後部クローラとを有する走行装置であってもよい。作業装置4は、作業装置4の末端(distal end)に器具(work equipment)(バケット)41を含む。作業装置4の基端(proximal end)は、車体フレーム2の後部に取り付けられている。作業装置4は、バケットピボット軸43を介してバケット41を回転可能に支持するための一対のアーム組立体(arm assembly)42を含む。一対のアーム組立体42のそれぞれは、リフトリンク44とアーム45を含む。
リフトリンク44は、支点軸(fulcrum shaft)46の周りで車体フレーム2に対して回転可能である。アーム45は、ジョイント軸(joint shaft)47の周りでリフトリンク44に対して回転可能である。作業装置4は、複数のアームシリンダ48と少なくとも1つの器具シリンダ(equipment cylinder)49とをさらに含む。複数のアームシリンダ48のそれぞれは、車体フレーム2およびアーム45に回転可能に接続され、リフトリンク44およびアーム45を移動させて、バケット41を昇降させる。少なくとも1つの器具シリンダ49は、バケット41を傾けるように構成される。キャビン5は、車体フレーム2の前部に取り付けられている。作業車両1は、キャビン5の前方に窓5Aを備え、キャビン5内に運転席5Bおよび操作装置(図示せず)を備えている。キャビン5の外郭を形成する図1に示されるキャビンフレーム5Cは、図2に示される車体フレーム2上の回動軸(rotational shaft)RSL及びRSR周りに回転可能である。図1及び図2では、回動軸RSL及びRSRによって規定される共通の回転軸線(rotational axis)AXCを図示している。
なお、本願に係る実施形態において、前後方向DFB(前方向D/後方向D)とは、キャビン5の運転席5Bに着座したオペレータから見て前後方向(前方向/後方向)を意味する。左方向D、右方向D、幅方向Dとは、当該オペレータから見てそれぞれ、左方向、右方向、左右方向を意味する。上方向D、下方向D、高さ方向Dとは、当該オペレータから見て上方向、下方向、高さ方向を意味する。作業車両1の前後/左右(幅)/上下(高さ)方向とは、それぞれ、当該オペレータから見た前後/左右(幅)/上下(高さ)方向と一致するものとする。
図1は、作業車両1の左側を示している。図2に示すように、車体フレーム2は、車体中央面Mに対して概ね面対称であり、一対のアーム組立体42のうち、車体中央面Mに対して左側に設けられるアーム組立体42が第1アーム組立体42Lとして、車体中央面Mに対して右側に設けられるアーム組立体42が第2アーム組立体42Rとして示されている。車体中央面Mに対して左側に設けられるリフトリンク44が第1リフトリンク44Lとして示されている。車体中央面Mに対して左側に設けられるアーム45が第1アーム45Lとして、車体中央面Mに対して右側に設けられるアーム45が第2アーム45Rとして示されている。車体中央面Mに対して左側に設けられる支点軸46が第1支点軸46Lとして、車体中央面Mに対して右側に設けられる支点軸46が第2支点軸46Rとして示されている。車体中央面Mに対して左側に設けられるジョイント軸47が第1ジョイント軸47Lとして、車体中央面Mに対して右側に設けられるジョイント軸47が第2ジョイント軸47Rとして示されている。
図1及び図2を参照すると、作業車両1は、車体フレーム2の後部に設けられたエンジン6をさらに備える。エンジン6は、走行装置3および作業装置4に駆動力を提供するように構成されている。エンジン6は、作業車両1の幅方向Dにおいて、一対のアーム組立体42の間に設けられている。作業車両1は、エンジン6を覆うためのカバー8をさらに備える。作業車両1は、車体フレーム2の後端に設けられているボンネットカバー9をさらに備える。ボンネットカバー9は、開閉可能であり、保守員がエンジン6などの保守作業を行うことができる。
作業車両1は、エンジン6の左側に、タンク7を備える。タンク7とは、具体的には、作動油タンクであるが、尿素水タンクであっても燃料タンクであってもよい。タンク7は、複数のアームシリンダ48と少なくとも1つの器具シリンダ49に供給するための作動油を貯留する。図3はタンク7の全体斜視図、図4はタンク7の正面図、図5は図4のV-V'切断面によるタンク7の部分断面図である。図3~図5を参照すると、タンク7は、タンク本体10と、雌ネジ部材20と、継手30と、シール部材40と、係止部材50とを備える。なお、係止部材50は省略されてもよい。
タンク本体10は、熱可塑性樹脂から成る。より具体的には、タンク本体10は、強化ガラス入りナイロンから成る。図3を参照すると、タンク本体10は、第1部材11と第2部材12とを有する。図5を参照すると、タンク本体10は、貫通孔13Hを有する管状の接続口13と、貫通孔13Hと連通し液体を貯留するための内部空間18と、を有する。接続口13は、タンク本体10の外部に向けて突出する外部突出部14と内部空間に突出する内部突出部15とを含む。つまり、接続口13は、内部空間18に面する第1端13IEと、タンク本体10の外部に面する、第1端13IEと反対の第2端13OEとを有する。なお、外部突出部14の開口の大きさと内部突出部15の開口の大きさが異なるため、外部突出部14と内部突出部15との間には、段差16が設けられている。外部突出部14の開口は、孔側面14HSによって形成される。内部突出部15の開口は、孔側面15HSによって形成される。
図6は雌ネジ部材20の斜視図、図7は雌ネジ部材20の正面図である。雌ネジ部材20は、第2端13OEよりも第1端13IEに近くに設けられる。雌ネジ部材20は、金属から成る。具体的には、雌ネジ部材20は、ステンレスや鉄などの周知の金属から成ってもよい。図5~7を参照すると、雌ネジ部材20は、第1内側面21と、第1外側面22と、第1座面23と、第2座面24と、追加外側面25と、第3座面26とを有する。第1内側面21には、雌ネジ孔が形成される。雌ネジ孔には、継手30の雄ネジ部31が螺入される。雌ネジ孔の中心軸Axは、雄ネジ部31が雌ネジ孔に螺入されるときの雄ネジ部31の進入方向に沿う。第1外側面22は、雌ネジ孔の中心軸Axに対する径方向Drにおいて第1内側面21と反対側に設けられる。第1座面23は、径方向Drにおいて第1内側面21と第1外側面22との間に設けられる。第2座面24は、中心軸Axに沿う軸方向Daにおける第1座面23と反対側において第1内側面21と第1外側面22とを接続する。第3座面26は、径方向Drに延び、第1外側面22と追加外側面25とを接続する。追加外側面25は、軸方向Daに延び、第1座面23と第3座面26とを接続する。第3座面26は、軸方向Daにおいて段差16と当接する。追加外側面25は、貫通孔13Hを形成する孔側面13HSに当接する。より具体的には、追加外側面25は、内部突出部15において貫通孔13Hを形成する孔側面14HSに当接する。
図8は、係止部材50を取り外したときの、タンク本体10の内部から外部に中心軸Axに沿う方向に見たときの雌ネジ部材20及び内部突出部15の付近を示した図である。図5、8を参照すると、第1外側面22は、貫通孔13Hを形成する孔側面13HSに当接する。より具体的には、第1外側面22は、内部突出部15において貫通孔13Hを形成する孔側面15HSに当接する。これによって、貫通孔13Hは、中心軸Axに沿う軸方向Daに延びる。図7及び図8に示すように、軸方向Daに見たときの雌ネジ部材20(第1外側面22)の外周は、正方形の形状を有する。このため、継手30の雄ネジ部31が第1内側面21に螺入されても、雌ネジ部材20が連れ回ることが防止される。雌ネジ部材20(第1外側面22)の外周の形状は正方形に限らず、多角形であってもよい。このような形状であっても、雌ネジ部材20が連れ回ることが防止される。なお、多角形のうち、三角形もしくは四角形であることは、雌ネジ部材20を小型化しやすいという意味で好ましい。
図9は、継手30の斜視図である。図5及び図9を参照すると、継手30は、雄ネジ部31と、ボス部33と、ヘッド部35と、ホース接続部36と、継手貫通孔39とを有する。継手30は、金属から成る。具体的には、継手30は、ステンレスや鉄などの周知の金属から成ってもよい。雄ネジ部31は、第1内側面21に形成される雌ネジ孔に螺入されるように構成される。ボス部33は、雄ネジ部31に接続する。径方向Drにおけるボス部33の外径D3は、径方向Drにおける雄ネジ部31の外径D2よりも長い。なお、雌ネジ部材20とボス部33との間における、貫通孔13Hの径方向Drにおける直径D1(図13参照)は、ボス部33の外径D3よりも長い。このため、ボス部33は、雄ネジ部31が上述する雌ネジ孔に螺入されるときに、第1座面23に当接可能である。
ヘッド部35は、軸方向Daにおいてボス部33に対して雄ネジ部31との反対側に設けられる。図9に示すように、軸方向Daに見たときのヘッド部35の外周は正六角形の形状を有し、スパナなどの工具で締結しやすいように形成されている。また、取付けの便宜のために、径方向Drにおけるヘッド部35の外径は、ボス部33の外径よりも長いことが好ましい。ホース接続部36は、軸方向Daにおいて雄ネジ部31との反対側に設けられる。ホース接続部36は、概ね円筒形の形状を有している。図5及び図9では、ホース接続部36は、継手30の端部に設けられているが、ヘッド部35の内部に設けられていてもよい。ホース接続部36は、ホース60と接続されるように構成される。具体的には、ホース接続部36は、ホース60の雌ネジ孔61が螺入される付加雄ネジ部37を有する。なお、ホース60の形状は図5に示されるものに限らず、別の形状であってもよい。
継手貫通孔39は、雄ネジ部31、ボス部33、ヘッド部35、及び、ホース接続部36を貫通する。継手貫通孔39は、第2内側面39Sによって形成される。継手貫通孔39は、軸方向Daに延びる。継手貫通孔39は、タンク7から流出またはタンク7へ流入する液体の通り道(passage)を形成する。ボス部33は、継手貫通孔39を形成する第2内側面39Sと反対の第2外側面34Sにおいて係止溝34を有する。なお、ボス部33の外形は、係止溝34を除いて円筒形状を有している。
係止溝34には、シール部材40が設けられる。シール部材40は、例えば、Oリングである。シール部材40は、雄ネジ部31が上述する雌ネジ孔に螺入されるときにボス部33と孔側面13HSとに当接するように設けられる。より具体的には、シール部材40は、第1端13IEよりも第2端13OEに近いため、雄ネジ部31が上述する雌ネジ孔に螺入されるときに外部突出部14において貫通孔13Hを形成する孔側面14HSとボス部33とに当接するように設けられる。このため、孔側面13HSと第2外側面34Sからの油漏れが抑止される。
係止部材50は、接続口13に接続される。係止部材50は、第2座面24と当接する。図10は、係止部材50の斜視図である。図11は、係止部材50の正面図である。図12は、係止部材50の背面図である。図5及び図10~図12を参照すると、係止部材50は、第1当接部51、第2当接部52、溝部53、背面部54、及び、背面突出部55を有する。係止部材50は、熱可塑性樹脂から成る。係止部材50は、タンク本体10と同一の材質から成ることが望ましい。
第1当接部51は、雌ネジ部材20の第2座面24と当接するように構成される。第1当接部51は、略円筒形の形状を有する。第2当接部52は、接続口13の第1端13IEに当接するように構成される。より具体的には、第2当接部52の外形は、略正方形の形状を有する。図5に示すように、第1当接部51のほうが第2当接部52よりも軸方向Daに突出する。溝部53は、第1当接部51と第2当接部52との間に形成された凹部(recess)である。溝部53には接続口13の第1端13IEから突出した突出部17と接続する。突出部17と溝部53とが振動溶着によって結合され、接続口13の第1端13IEと第1当接部51とは接して、溶着された樹脂が内部空間18に漏れ出すことを防ぐ。
背面部54は、第1当接部51、第2当接部52、及び溝部53との反対側に設けられる。背面部54の外形は、略正方形の形状を有する。背面突出部55は、背面部54から軸方向Daに突出する。背面突出部55の外形は、略正方形の形状を有する。
次に、本実施形態に係るタンク7の製造方法について説明する。上述したように、タンク本体10は、第1部材11と第2部材12を接合させることによって生成する。図13は、第1部材11の接合面と第2部材12の接合面とを軸方向Daに見た図である。図13に示すように、第1部材11は、接合面11aを有し、第2部材12は、接合面12aを有する。接合面11aの形状は、接合面11aの形状と対応する。接合面11aは軸方向Daに見たときに第1部材11の外周を形成する。接合面12aは軸方向Daに見たときに第2部材12の外周を形成する。
図14は、タンク7の展開図である。図15は、タンク7の製造方法のフローチャートである。図14と図15を参照すると、当該製造方法では、ステップS1において、第1方向(軸方向Da)に延びて直径が第1長さ(D1:図13参考)である貫通孔13Hを有する管状の接続口13を含む熱可塑性樹脂製の第1部材11が成形される。ステップS2において、上述する雌ネジ部材20が用意される。ステップS3において、第1部材11が冷却され、収縮が完了する前に、雌ネジ部材20を第1外側面22が貫通孔13Hを形成する孔側面15HS(13HS)に当接するように接続口13(図13参考)に圧入される。ステップS4において、突出部17と溝部53とを振動溶着させることによって、雌ネジ部材20の第2座面24に当接するように接続口13に上述する係止部材50が結合される。ステップS5において、第1部材11の外周(接合面11a)に対応する外周(接合面12a)を有する熱可塑性樹脂製の第2部材12が用意される。具体的には、第2部材12が成形される。ステップS5の後、第2部材12にも雌ネジ部材20や係止部材50が取り付けられる場合、第2部材12が冷却され、収縮が完了する前に、第2部材12に対してステップS2~S4が実施される。
ステップS6において、第1部材11の外周(接合面11a)と第2部材12の外周(接合面12a)とが振動溶着されて結合されることによって、第1部材11と第2部材12に囲まれた、液体を貯留するための内部空間18を含むタンク本体10が生成される。ステップS6において、外径が第1長さD1より小さい第2長さD2(図9参照)である、上述する雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部31と、外径が第2長さD2よりも大きく第1長さD1よりも小さい第3長さD3(図9参照)であって雄ネジ部31に接続するボス部33と、雄ネジ部31とボス部33とを貫通する継手貫通孔39とを有する継手30とシール部材40とが用意される。ステップS7において、雄ネジ部31が上述する雌ネジ孔に螺入されることによって、シール部材40がボス部33と孔側面14HS(13HS)とに当接される。
<実施形態の作用及び効果>
本実施形態に係るタンク7は、熱可塑性樹脂製のタンク本体10と、金属製の雌ネジ部材20と、金属製の継手30と、シール部材40とを備える。タンク本体10は、貫通孔13Hを有する管状の接続口13と、接続口13と連通し液体を貯留するための内部空間18と、を有する。雌ネジ部材20は、雌ネジ孔を形成する第1内側面21と、雌ネジ孔の中心軸Axに対する径方向Drにおいて第1内側面21と反対側の第1外側面22と、径方向Drにおいて第1内側面21と第1外側面22との間に設けられる第1座面23とを有し、第1外側面22が貫通孔13Hを形成する孔側面13HSに当接する。継手30は、雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部31と、雄ネジ部31に接続するボス部33と、雄ネジ部31とボス部33とを貫通する継手貫通孔39とを有する。シール部材40は、雄ネジ部31が雌ネジ孔に螺入されるときにボス部33と孔側面13HSとに当接するように設けられる。ボス部33は、雄ネジ部31が雌ネジ孔に螺入されるときに、第1座面23に当接可能である。
さらに、本実施形態に係るタンク7の製造方法は、第1方向(軸方向Da)に延びて直径が第1長さD1である貫通孔13Hを有する管状の接続口13を含む熱可塑性樹脂製の第1部材11を熱することを含む。雌ネジ孔を形成する第1内側面21と、雌ネジ孔の中心軸Axに対する径方向Drにおいて第1内側面21と反対の第1外側面22と、径方向Drにおいて第1内側面21と第1外側面22との間に設けられる第1座面23と、第1座面23と反対側において第1内側面21と第1外側面22とを接続する第2座面24とを有する雌ネジ部材20が、第1外側面22が貫通孔13Hを形成する孔側面13HSに当接するように圧入される。第1部材11の外周(接合面11a)に対応する外周(接合面12a)を有する熱可塑性樹脂製の第2部材12が熱せられる。第1部材11の外周(接合面11a)と第2部材12の外周(接合面12a)とを溶着させて、第1部材11と第2部材12に囲まれた、液体を貯留するための内部空間18が生成される。第1部材11と第2部材12とを冷却して第1部材11と第2部材12とから成るタンク本体10が生成される。外径が第1長さD1より小さい第2長さD2である、雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部31と、外径が第2長さD2よりも大きく第1長さD1よりも小さい第3長さD3であって雄ネジ部31に接続するボス部33と、雄ネジ部31とボス部33とを貫通する継手貫通孔39とを有する継手30とシール部材40とが用意される。雄ネジ部31を雌ネジ孔に螺入することによって、シール部材40がボス部33と孔側面13HSとに当接される。
このため、熱可塑性樹脂製のタンク本体10に接続される部材が雌ネジ部材20と継手30のみで済むため、簡易な構造で継手構造を実現することができる。また、雄ネジ部31が雌ネジ孔に螺入されるときに、第1座面23に当接可能な構造を有しているため、継手30が雌ネジ部材20に十分締結されているかを作業者が認識することが容易となる。また、継手30と雌ネジ部材20とを支持する樹脂を変形することもない。さらに、シール部材40がボス部33と孔側面13HSとに当接するように設けられるため、シール部材40の潰れ度合いが継手30と雌ネジ部材20との締結度合いに関わらず一定となるため、シール部材40の耐久性が向上する。
<実施形態の変形例>
上述の実施形態において記述したホース接続部36の構造は、実施形態に示した構造に限定されない。ホース60が継手30に接続されるための構造は様々であり、ホース60の構造に対応してホース接続部36の構造が変更されてもよい。また、ヘッド部35の構造も継手30の取付の便宜のために変更されてもよい。これらの構造が変形された例を図16に示す。図16は、継手30の変形例30Aを示す。図16では、継手30とホース60との間に追加継手70が追加されていることのみが図5に示されている構成から変更されていることから、それ以外の構成については同じ符号を付しており、詳細な説明を省略する。
図16において、継手30Aは、ホース接続部36Sがヘッド部35に対して径方向Drの内側に形成されている。ホース接続部36Sは、追加継手貫通孔38を形成する。別の言い方をすれば、ヘッド部35は、軸方向Daに延びて継手貫通孔39と連通する追加継手貫通孔38をさらに有する。径方向Drにおける追加継手貫通孔38の直径D38は、径方向Drにおける継手貫通孔39の直径D39よりも長い。ホース接続部36Sは、付加雌ネジ部37Aを形成している。追加継手70は、雄ネジ部71を有しており、雄ネジ部71を付加雌ネジ部37Aに螺入させることにより、追加継手70と継手30Aとが結合される。なお、油漏れ防止のために、追加シール部材72(例えばOリング)がさらに追加継手貫通孔38に挿入され、追加シール部材72の抜け止めのために座金73とナット74とが設けられている。追加継手70は、雄ネジ部71と反対側の端部において付加雄ネジ部37と同じ構成の雄ネジ部75を有している。雄ネジ部75には、ホース60の雌ネジ孔61が螺入される。
本願においては、「備える」およびその派生語は、構成要素の存在を説明する非制限用語であり、記載されていない他の構成要素の存在を排除しない。これは、「有する」、「含む」およびそれらの派生語にも適用される。
「~部材」、「~部」、「~要素」、「~体」、および「~構造」という文言は、単一の部分や複数の部分といった複数の意味を有し得る。
「第1」や「第2」などの序数は、単に構成を識別するための用語であって、他の意味(例えば特定の順序など)は有していない。例えば、「第1要素」があるからといって「第2要素」が存在することを暗に意味するわけではなく、また「第2要素」があるからといって「第1要素」が存在することを暗に意味するわけではない。
程度を表す「実質的に」、「約」、および「およそ」などの文言は、実施形態に特段の説明がない限りにおいて、最終結果が大きく変わらないような合理的なずれ量を意味し得る。本願に記載される全ての数値は、「実質的に」、「約」、および「およそ」などの文言を含むように解釈され得る。
本願において「A及びBの少なくとも一方」という文言は、Aだけ、Bだけ、及びAとBの両方を含むように解釈されるべきである。
上記の開示内容から考えて、本発明の種々の変更や修正が可能であることは明らかである。したがって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、本願の具体的な開示内容とは別の方法で本発明が実施されてもよい。

Claims (16)

  1. 貫通孔を有する管状の接続口と、前記接続口と連通し液体を貯留するための内部空間と、を有する熱可塑性樹脂製のタンク本体と、
    雌ネジ孔を形成する第1内側面と、前記雌ネジ孔の中心軸に対する径方向において前記第1内側面と反対側の第1外側面と、前記径方向において前記第1内側面と前記第1外側面との間に設けられる第1座面と、前記中心軸に沿う軸方向における前記第1座面と反対側において前記第1内側面と前記第1外側面とを接続する第2座面とを有し、前記第1外側面が前記貫通孔を形成する孔側面に当接する金属製の雌ネジ部材と、
    前記接続口に接続され、前記第2座面と当接する係止部材と、
    前記雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部と、前記雄ネジ部に接続するボス部と、前記雄ネジ部と前記ボス部とを貫通する継手貫通孔とを有する金属製の継手と、
    前記雄ネジ部が前記雌ネジ孔に螺入されるときに前記ボス部と前記孔側面とに当接するように設けられるシール部材と、
    を備え、
    前記ボス部は、前記雄ネジ部が前記雌ネジ孔に螺入されるときに、前記第1座面に当接可能である、
    作業車両のためのタンク。
  2. 前記継手の前記ボス部は、前記継手貫通孔を形成する第2内側面と反対の第2外側面において係止溝を有し、
    前記シール部材は、前記係止溝に設けられる、
    請求項1に記載のタンク。
  3. 前記継手貫通孔及び前記貫通孔は、前記軸方向に延び、
    前記径方向における前記ボス部の外径は、前記径方向における前記雄ネジ部の外径よりも長い、
    請求項1または2に記載のタンク。
  4. 前記雌ネジ部材と前記ボス部との間における、前記貫通孔の前記径方向における直径は、前記ボス部の外径よりも長い、
    請求項3に記載のタンク。
  5. 前記継手は、前記軸方向において前記ボス部に対して前記雄ネジ部との反対側にヘッド部をさらに有し、
    前記径方向における前記ヘッド部の外径は、前記ボス部の外径よりも長い、
    請求項3または4に記載のタンク。
  6. 前記軸方向に見たときの前記ヘッド部の外周は、正六角形の形状を有する、
    請求項5に記載のタンク。
  7. 前記継手は、ホースと接続されるように構成されるホース接続部をさらに有し、
    前記ホース接続部は、前記ヘッド部に対して前記軸方向における前記ボス部の反対側もしくは前記ヘッド部の前記径方向の内側に設けられる、請求項5または6に記載のタンク。
  8. 前記軸方向に見たときの前記雌ネジ部材の外周は、多角形の形状を有する、請求項1から7のいずれかに記載のタンク。
  9. 前記接続口は、前記内部空間に突出する内部突出部と、前記タンク本体の外部に向けて突出する外部突出部とを含む、
    請求項1から8のいずれかに記載のタンク。
  10. 前記接続口は、前記内部空間に面する第1端と、前記タンク本体の外部に面する、前記第1端と反対の第2端とを有し、
    前記雌ネジ部材は、前記第2端よりも前記第1端に近く、
    前記シール部材は、前記第1端よりも前記第2端に近い、
    請求項9に記載のタンク。
  11. 前記タンク本体は、強化ガラス入りナイロンから成る、
    請求項1から10のいずれかに記載のタンク。
  12. 前記シール部材はOリングである、
    請求項1から11のいずれかに記載のタンク。
  13. 請求項1から12のいずれかのタンクを備える、
    作業車両。
  14. 第1方向に延びて直径が第1長さである貫通孔を有する管状の接続口を含む熱可塑性樹脂製の第1部材を成形し、
    雌ネジ孔を形成する第1内側面と、前記雌ネジ孔の中心軸に対する径方向において前記第1内側面と反対の第1外側面と、前記径方向において前記第1内側面と前記第1外側面との間に設けられる第1座面と、前記第1座面と反対側において前記第1内側面と前記第1外側面とを接続する第2座面とを有する雌ネジ部材を用意し、
    前記第1部材が冷却される前に、前記第1外側面が前記貫通孔を形成する孔側面に当接するように前記雌ネジ部材を前記接続口に圧入し、
    前記雌ネジ部材を前記孔側面に当接するように圧入した後、前記第2座面に当接するように前記接続口に係止部材を結合させ、
    前記第1部材の外周に対応する外周を有する熱可塑性樹脂製の第2部材を用意し、
    前記接続口に係止部材を結合させた後に前記第1部材の前記外周と前記第2部材の前記外周とを結合させて、前記第1部材と前記第2部材に囲まれた、液体を貯留するための内部空間を含むタンク本体を生成し、
    外径が前記第1長さより小さい第2長さである、前記雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部と、外径が前記第2長さよりも大きく前記第1長さよりも小さい第3長さであって前記雄ネジ部に接続するボス部と、前記雄ネジ部と前記ボス部とを貫通する継手貫通孔とを有する継手とシール部材とを用意し、
    前記雄ネジ部を前記雌ネジ孔に螺入することによって、前記シール部材を前記ボス部と前記孔側面とに当接させる、
    作業車両のためのタンクの製造方法。
  15. 液体を貯留するための内部空間と、前記内部空間に突出する内部突出部と前記内部空間と反対側の外部に向けて突出する外部突出部とを含む管状の接続口とを有し、前記接続口が前記外部突出部の第1開口を定義する第1孔側面と、前記第1開口よりも大きい前記内部突出部の第2開口を定義する第2孔側面とを有し、前記第1開口と前記第2開口とが連通して貫通孔を形成する熱可塑性樹脂製のタンク本体と、
    雌ネジ孔を形成する第1内側面と、前記雌ネジ孔の中心軸に対する径方向において前記第1内側面と反対側の第1外側面及び追加外側面と、前記径方向において前記第1内側面と前記第1外側面との間に設けられる第1座面とを有し、前記追加外側面が前記第1孔側面に当接し、前記第1外側面が前記第2孔側面に当接する金属製の雌ネジ部材と、
    前記雌ネジ孔に螺入されるための雄ネジ部と、前記雄ネジ部に接続するボス部と、前記雄ネジ部と前記ボス部とを貫通する継手貫通孔とを有する金属製の継手と、
    前記雄ネジ部が前記雌ネジ孔に螺入されるときに前記ボス部と前記第1孔側面とに当接するように設けられるシール部材と、
    を備え、
    前記ボス部は、前記雄ネジ部が前記雌ネジ孔に螺入されるときに、前記第1座面に当接可能である、
    作業車両のためのタンク。
  16. 前記中心軸に沿う軸方向に見たときの第1外側面の外周は、三角形または四角形の形状を有する、請求項15に記載のタンク。
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