JP7430396B2 - 花粉除去方法及び花粉除去装置 - Google Patents

花粉除去方法及び花粉除去装置 Download PDF

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Description

本発明は花粉除去方法及び花粉除去装置に関し、具体的には、車体に付着した花粉を安全で効率よく除去できる花粉除去方法及び花粉除去装置に関する。
従来から、乗用車その他の車両の外板部を洗浄する機械として、例えば特許文献1の洗車機が知られている。特許文献1記載の洗車機は、2本のレール2上に門型の洗車機本体1を備え、レール2の間に配置した自動車Aを、洗車機本体1がレール2上を往復走行して自動車Aの洗車を行うものである。また、特許文献1記載の洗車機は、洗車機本体1と自動車Aの相対移動に伴って、散水ノズル5a、5bから水、洗剤、ワックス等を散布する行程、ブラシ装置3,4によりブラッシングを行う行程、ブロワノズル6、7から空気を吹き付けて乾燥させる行程を行う。
車両外板部には塵や埃その他の粉塵の他、季節によって花粉が付着することがある。花粉は、球状の殻の内部にペクチンと呼ばれるタンパク質が含まれた構造となっており、車体の塗装面に花粉が付着した状態で降雨等により水に濡れると、花粉の殻からペクチンが流出して塗装面に吸着し、次いで、乾燥するとペクチンの収縮に伴って車体塗装面にシミができる等、塗装表面を痛めてしまうことが知られている。
前述の特許文献1の洗車機による洗車では、花粉によるシミ等の対処としては十分ではなく、車体塗装面に付着した花粉の対処として、従来の洗車に代えて、或いはこれと合わせて、例えば非特許文献1の花粉除去方法が行われる。
非特許文献1の花粉除去方法は花粉が付着した車体塗装面を加熱する方法であり、熱湯、或いはドライヤーやヒートガンを用いて車体塗装面を加熱したのち、マイクロファイバークロス等を用いて花粉を払拭して除去する方法である。
特開2004-001598号広報
http://cp-materials.com/labo/cat21/post-72.html
車体塗装面を熱湯その他により加熱する方法は、花粉により傷んだ塗装面を修復する効果を期待することができ、花粉除去方法として有効な方法である。
花粉除去において、車体塗装面にかける熱水或いは熱風の温度は高い方が望ましく、例えば熱水であれば100℃前後の熱水により加熱することが望ましい。
しかしながら、従来の花粉除去方法では作業者が直接熱水を車体にかけ、或いは、熱水に浸したマイクロファイバークロスで覆う等を行うものであり、作業者の火傷その他の負傷を防ぎ、安全に花粉除去を行うために80℃前後の熱水が使われるのが通常であり、効率よく花粉を除去することができないという問題があった。さらには、熱水による加熱を行う場合には、熱水で濡れた作業場で作業者が転倒する場合があり、作業の安全性を重視すると作業効率が犠牲になってしまうという問題があった。
また、昨今の自動車その他の車両では、車体外部に塗装された金属板の他、合成樹脂やゴムからなる部材が露出していることが通常である。係る合成樹脂部材やゴム部材を長時間に渡って高温下に晒すと変色や変形等をおこす恐れがあり、花粉の除去には高温が有効であるにも関わらず、熱水や熱風による熱処理の温度を高くすることができないという問題があった。
本発明は前述の問題に鑑み、安全に、効率よく車体に付着した花粉を除去することができる花粉除去方法及び花粉除去装置を提供することを、その目的とするものである。
前述の問題を解決するためになされた本発明に係る花粉除去方法は、水及び/又は洗浄液を散布して車両を洗浄する洗車機を用いて前記車両に付着した花粉を除去する花粉除去方法であって、前記車両と相対移動する洗車機の車両移動方向手前側に吐水部を設け、前記吐水部から前記車両に熱水をかけて前記車両を加熱する、熱水加熱工程と、前記熱水加熱工程に続いて、水及び/又は洗浄液を散布する散水部を備える前記洗車機により前記車両を洗車すると共に前記加熱された車両を冷却する洗車行程と、を備えることを特徴としている。
本発明に係る花粉除去方法は、前記吐水部が、少なくとも、前記車両移動方向に沿って配された第1吐水部及び第2吐水部を備え、前記熱水加熱工程が、少なくとも、前記第1吐水部による第1熱水加熱工程と、前記第2吐水部による第2熱水加熱工程と、を備えるようにしてもよい。
本発明に係る花粉除去方法は、前記第1熱水加熱工程及び第2熱水加熱工程が、前記車両と前記洗車機の前記相対移動に伴って順次行われるようにすると好適である。
本発明に係る花粉除去方法は、前記1吐水部及び第2吐水部が、それぞれ一対の吐水口部を備えるようにしてもよい。
本発明に係る花粉除去方法は、前記熱水の温度が略90℃以上であると好適である。
本発明に係る花粉除去方法は、前記車両をコンベアにより前記車両移動方向に移動させることにより前記車両と前記洗車機が前記相対移動するようにしてもよい。
本発明に係る花粉除去方法は、前記車両の前記車両移動方向両側面側に一対のレールを設け、該一対のレール上を前記洗車機が移動することにより、前記車両と前記洗車機が前記相対移動するようにしてもよい。
本発明に係る花粉除去装置は、車両に付着した花粉を除去する花粉除去装置であって、前記車両と相対移動する洗車機の車両移動方向手前側に設けた吐水部と、前記吐水部に配管部を介して熱水を供給する、熱水供給部と、を備え、前記吐水部から前記車両に熱水をかけて加熱した後に、水及び/又は洗浄液を散布する散水部を備える前記洗車機により前記車両を洗車して、前記車両に付着した花粉を除去すると共に前記加熱された車両を冷却することを特徴としている。
本発明の構成によれば、車両と相対移動する洗車機の車両移動方向手前側に吐水部を設け、吐水部から熱水を車両にかける熱水加熱工程に続いて洗車機による洗車行程が行われる。これにより、熱水加熱工程で加熱された車両は、熱水加熱工程に続く洗車行程により冷却されるので、安全で効率よく、車体に付着した花粉を除去することができる。
本発明の実施形態の一例における、花粉除去装置を設置した洗車・点検設備の構成を示す平面図である。 同実施形態の一例における、花粉除去装置の構成を示す平面図である。 同実施形態の一例における、花粉除去装置の構成を示す正面図である。 同実施形態の一例における、花粉除去装置の構成を示す側面図である。 同実施形態の一例における、吐水口部の外観を示す図であり、(a)は正面図であり、(b)は平面図であり、(c)は側面図である。 同実施形態の一例における、吐水方向を模式的に示す図である。 同実施形態の一例における、花粉除去を含む洗車・点検設備における作業行程の流れを模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の一例における花粉除去装置を設置した洗車・点検設備の構成を示す平面図である。図1で示すように、本実施形態の一例における花粉除去装置10は、車両搬入口21から搬入した車両Aを第1コンベア61~第3コンベア63により車両移動方向Vである車両前後方向に移動させて洗車及び点検を行い車両搬出口22から搬出する洗車・点検設備20において、洗車機30の車両移動方向手前側に設けた第1吐水部11~第3吐水部13と、熱水供給部14と、配管部15を外観上の主な構成としている。なお、本実施形態の一例では、第1コンベア61~第3コンベア63により車両Aを移動させることにより、車両Aと洗車機30を相対移動させる。したがって、本実施形態の一例においては、車両Aの移動方向Vと、車両Aの前後方向は一致している。なお、車両Aの移動方向Vを車両前後方向と一致させるか否かは任意に選択してよく、例えば、車両Aの側面方向に、車両Aと洗車機30を相対移動させるようにしてもよい。
本実施形態の一例における洗車・点検設備20は、乗用車その他の車両Aの洗車及び点検を行う設備であり、車両Aの製造工場や一時保管所、或いは、地域に置ける搬送拠点において、搬送する車両Aを洗車及び点検する目的で、工場、保管所その他の施設内に設けられた設備である。本実施形態の一例における洗車・点検設備20は、車両搬入口21及び車両搬出口22が開口され、車両移動方向、すなわち、車両前後方向に沿って準備区域23、洗車区域24、点検区域25の三の区域からなる幅略7m、高さ略6.3m、長さ略70mの略直方体形状の区域と、洗車区域24に隣接する機械室26から構成されている。
前述の通り、本実施形態の一例において、洗車・点検設備20は、第1コンベア61~第3コンベア63により、車両Aを車両移動方向V、すなわち、車両Aの前後方向に、洗車・点検設備20の車両搬入口21から車両搬出口22に向けて移動させる。第1コンベア61は、具体的にはプッシャーローラーを用いた車両移動用コンベアであり、準備区域23の車両移動方向における中央付近から、洗車区域24の車両移動方向末端側まで車両Aを移動させるコンベアである。一方で、第2コンベア62及び第3コンベア63は、具体的には平行する2本のスラットコンベアであり、洗車区域24の車両移動方向末端側から、点検区域25の車両移動方向中央付近まで車両Aを移動させるコンベアである。
本実施形態の一例における洗車・点検設備20では、作業者が車両Aを運転して車両搬入口21から準備区域23の第1コンベア61に車両Aを載置し、第1コンベア61と、続く第2及び第3コンベア62、63により車両Aを移動させる間に当該車両Aの洗車及び点検を行い、点検が終了した車両Aを作業者が運転して車両搬出口22から搬出する。
準備区域23は、車両Aを第1コンベア61に載置すると共に、洗車及び点検を行う前の準備、例えばドアミラーや外部アンテナ等、車両外部に突出する部品を折りたたむ等を行う区域である。本実施形態の一例では、洗車・点検設備20の車両搬出口21側、すなわち、車両移動方向手前側の略13mに渡る区域が準備区域23であり、床面に点検ピット41を備えている。
点検ピット41は、洗車を行う前に車両Aの下回りを点検するために準備区域23の床面に設けられたピットである。本実施形態の一例では、点検ピット41は、幅略800mm、深さ略2000mm、長さ略5000mmの略矩形状に設けられており、準備区域23に搬入された車両Aの車体下面、及び、懸架装置や制動装置、駆動装置その他の装置の点検を行う際に用いられる。
洗車区域24は、第1コンベア61により移動される車両Aを洗車する区域であり、洗車・点検設備20の車両移動方向Vにおける中央部の長さ略27mの区域である。本実施形態の一例に置ける洗車区域23には、移動する車両Aの両側面側を覆う一対の洗車区域パネル70の内側に、散水部31と、ブラシ部32と、乾燥部33からなる洗車機30が設けられている。
一対の洗車区域パネル70は、洗車区域24において、当該区域24を通過する車両Aの両側面を覆うパネルである。本実施形態の一例では、洗車区域パネル70は、洗車区域24の一口24bから略1.55mの位置から、点検区域25との境界まで、車両移動方向Vに向けて略25.45mの長さに延設された高さ略4mのパネルであり、車両両側面側に、幅、すなわち、車両左右方向に略4.9mの間隔で一対設置されている。
洗車機30は、第1コンベア61により車両Aと相対移動して当該車両Aを洗車する洗車機であり、車両Aに水及び/又は洗浄液を散布する散水部31と、水及び/洗浄液が散布された車両Aを回転ブラシによりブラッシングするブラシ部32と、圧縮空気を車両Aに吹き付けて車両Aを乾燥させる乾燥部33を主な構成としている。なお、散布する水及び/又は洗浄液の供給、回転ブラシの駆動力の供給、乾燥機が吐出する圧縮空気の供給は、後述する機械室26が備える装置群により行われる。
本実施形態の一例において、洗車区域24の車両移動方向手前側、すなわち、後述する洗車機30の手前側には、一対の洗車区域パネル70と、該洗車区域パネル70と直交する方向に延設されたリブ状の飛散防止板71a~71cにより、飛散防止区域24aが設けられている。本実実施形態の一例における飛散防止板71a~71cは、具体的には、洗車区域パネル70の入り口24b側先端部に設けた第1飛散防止板71aと、該第1飛散防止板71aから点検区域25側に向かって略2mの位置に設けた第2飛散防止板71bと、該第2飛散防止板71bから点検区域25側に向かって略1.5mの位置に設けた第3飛散防止版71cから構成されており、第1飛散防止パネル71a~第3飛散防止パネル71cは、それぞれ、一対の洗車区域パネル70の車両側壁面から車両中央側に向かって略0.95mの長さに延設され、正面視略矩形状に形成されている。
本実施形態の一例では、飛散防止区域24aにより、洗車機3により散布された水及び/又は洗浄液が準備区域23に飛散することを防止している。後述するように、本実施形態の一例における花粉除去装置1の第1吐水部11~第3吐水部13は、それぞれが左右の第1飛散防止パネル71a~第3飛散防止パネル71cに横架されており、洗車機3による散水行程の側に、熱水加熱行程を行うものである。
点検区域25は、洗車区域24における洗車が完了した車両Aの点検を行う領域である。本実施形態の一例では、洗車・点検設備20の車両搬出口22側略30mが点検区域25である。点検区域25は、洗車区域24の車両搬出口22側から第2コンベア62が設けられており、当該第2コンベア62と平行して、第3コンベア63が設けられている。第1コンベア61により準備区域23から洗車区域24に移動された車両Aは、第2コンベア62及び第3コンベア63により、洗車区域24から点検区域25の車両移動方向中心付近まで移動される。点検区域25では、移動中及び/又は移動後の車両Aの外装、特に車両Aの塗装面の状態を検査する。検査が完了した車両Aは、作業者の運転により車両搬出口22から搬出される。
機械室26は、洗車・点検設備20における駆動力、水、薬液その他を提供する装置群を配置する部屋である。本実施形態の一例における機械室26は、洗車区域24に隣接し、床下に第1貯水槽26a~第4貯水槽26dを設けた部屋であり、散水部31に洗浄液を供給するケミカルポンプ81と、散水部31に水を供給する高圧ポンプ82と、第1貯水槽26a~第4貯水槽26dに蓄えられた水及び/洗浄液の循環及び浄水を行うポンプ83a~83cと、乾燥部33から吐出する圧縮空気を供給するエアーコンプレッサー84と、ブラシ部32及び第1コンベア61~第3コンベア63の駆動力である油圧を供給する油圧ポンプ85と、後述する車両位置検出部90が検出した車両位置と、第1コンベア61~第3コンベア63の車両送り速度に基づいて散水部31、ブラシ部32、及び乾燥部33の動作を制御する制御部86を備えている。
本実施形態の一例における洗車・点検設備20は、洗車区域24の入口24b付近に、移動する車両Aの位置を検出する車両位置検出部90を備えている。本実施形態の一例において、車両位置検出部90は、具体的には赤外線を用いた位置検出センサであり、第1コンベア61により移動する車両Aが洗車区域24の入口24bに到達すると、所定の信号を送信する装置である。
本実施形態の一例では、制御部86により、車両位置検出部90により検出した車両Aの位置に基づいて、当該車両Aの位置と、車両Aの移動速度と、制御する各構成の位置から、車両Aが洗車区域24の各構成が配された位置に到達するタイミングが算出される。例えば、車両Aの移動速度、すなわち、第1コンベア61の送り速度が秒速1mであり、洗車区域24の入口24bから9mの位置に散水部31が配置されている場合、洗車区域24の入口24bから散水部31に車両Aが移動する時間は9秒である。制御部86は、車両位置検出部90が車両Aを検出したタイミング、すなわち、車両Aが洗車区域24の入口24bに到達したタイミングから算出した、散水部31に車両Aが到達する時間である9秒後に散水部31による水及び/又は洗浄液の散布を開始する。また、車両Aの前後方向長さが5mである場合には、散水部31が水及び/又は洗浄液の散布開始から5秒後に当該散水部31による水及び/又は洗浄液の散布を停止する。ブラシ部32及び乾燥部33についても同様に、車両位置検出部90により検出した車両Aの位置に基づいて、ブラシ部32及び乾燥部33の開始及び停止させる。
前述の通り、本実施形態の一例において、花粉除去装置1は、洗車・点検設備20に設けられた洗車機30の車両移動方向手前側に設けた第1吐水部11~第3吐水部13と、熱水供給部14と、配管部15を外観上の主な構成としている。図2は、本実施形態の一例における花粉除去装置1の構成を示す平面図であり、図3は、本実施形態の一例における花粉除去装置1の構成を示す正面図であり、図4は、本実施形態の一例における花粉除去装置1の構成を示す側面図である。
図2~図4で示すように、本実施形態の一例における花粉除去装置1は、第1吐水部11と、第2吐水部12と、第3吐水部13と、熱水供給部14と、配管部15と、開閉弁制御部16を主な構成としている。なお、図3及び図4において、開閉弁制御部16の記載は省略されている。
第1吐水部11は、洗車区域24に設けられた第1飛散防止板71aの床面高さ略2.7mの位置を横架するように設置されたパイプ部17と、一対の吐水口部18と、開閉弁部19により構成されており、配管部15を介して熱水供給部14から供給する熱水を車両Aにかける部材である。第2吐水部12及び第3吐水部13も、第1吐水部11と同様に熱水を車両Aにかける部材であり、それぞれ、第2飛散防止板71b及び第3飛散防止板71cに設置される。
本実施形態の一例では、第1吐水部11~第3吐水部11を、洗車区域25に設けられた飛散防止区域24aを構成する、第1飛散防止板71a~第3飛散防止板71cにそれぞれ設けている。この構成により、第1吐水部11と、第2吐水部12と、第3吐水部13は、車両移動方向Vに沿って配されており、第1吐水部11と第2吐水部12の車両移動方向距離は略2mであり、第2吐水部12と第3吐水部の車両移動方向距離は略1.5mに構成されている。
本実施形態の一例において、第1吐水部11を構成するパイプ部17は内径略15mmのステンレス管であり、また、開閉弁部19は、後述する開閉弁制御部16により開閉可能な電磁弁である。また、第1吐水部11における一対の吐水口部18は、パイプ部17の中心から車両左右方向にそれぞれ略450mmの位置に設けられている。
第2吐水部12及び第3吐水部13も、第1吐水部11と同様にパイプ部17と、一対の吐水口部18と、開始弁部19を備えているが、一対の吐水口部18を設ける位置はそれぞれ異なっている。第1吐水部11における一対の吐水口部18がパイプ部17中心から略450mmの位置に設けられているのに対して、第2吐水部12における一対の吐水口部18はパイプ部17中心から略375mmの位置に設けられており、第3吐水部13における一対の吐水口部18はパイプ部17中心から略300の位置に設けられている。
第1吐水部11~第3吐水部13のそれぞれは、開閉弁部19を備える一端側が配管部15に接続されており、他端側は閉口されている。
配管部15は後述する熱水供給部14が供給する熱水を第1吐水口部11~第3吐水口部13に供給する配管である。本実施形態の一例では、配管部15としてステンレス管及びフレキシブル継手を用いている。
熱水供給部14は、車両Aにかける熱水を供給する装置である。本実施形態の一例における熱水供給部14は、具体的には、2台の温水高圧洗浄機である。本実施形態の一例において熱水供給部14として用いる温水高圧洗浄機はボイラーを内蔵する高圧洗浄機であり、ボイラーにより略80℃~略155℃に熱した水を、略30bar~略190barの圧力で、毎時略470リットル~1000リットル吐出することができる。車両Aにかける熱水の温度は任意に設定してよいが、略90℃以上の熱水を車両Aにかけることで、花粉除去を効率よく行うことができる。なお、本実施形態の一例では、上記温水高圧洗浄機を用いて、略110℃に加熱した熱水を配管部15に供給し、第1吐水部11~第3吐水部13が備える吐水口部18から吐水される時点において、略98℃の熱水が車両Aに吐水される。
開閉弁制御部16は、前述の開閉弁部19の開閉を制御する装置である。前述のように、本実施形態の一例では、洗車区域24の車両移動方向手前側、すなわち、洗車区域24の入口24bに車両位置検出部90が設けられており、当該車両位置検出部90が検出した車両Aの位置に基づいて、洗車機30が備える散水部31、ブラシ部32,及び乾燥部33の開始及び停止を制御する。本実施形態の一例における花粉除去装置1は、開閉弁制御部16が、当該車両位置検出部90により検出した車両Aの位置に基づいて、第1吐水部11~第3吐水部13それぞれの開閉弁部19を、車両Aと第1吐水部11~第3吐水部13それぞれの相対位置に基づいて開閉し吐水の開始及び停止を制御する。
前述のように、本実施形態の一例では、車両位置検出部90が、車両Aが洗車領域24の入口24bに位置する場合にこれを検出し、制御部86が、車両位置検出部90が検出した車両Aの位置に基づいて、当該検出した車両Aの位置と、車両Aの移動速度と、制御する構成までの距離から、当該構成の開始又は停止させる。開閉弁制御部16も同様に、車両位置検出部90が検出した車両Aの位置に基づいて、当該検出した車両Aの位置と、車両Aの移動速度と、検出した車両Aの位置から第1吐水部11~第3吐水部13それぞれの距離から、第1吐水部11~第3吐水部13それぞれの開閉弁部19を開閉させる。
例えば、車両Aの移動速度、すなわち、第1コンベア61の車両送り速度が秒速1mである場合、車両Aは、洗車区域24の入口24bから略1.55mの位置に設置された第1吐水部11に、車両位置検出部90が車両Aを検出した略1.55秒後に到達する。車両Aの前後長さが5mである場合には、車両位置検出部90が車両Aを検出した略6.55秒後に車両Aが第1吐水部11を完全に通過する。これに対して、開閉弁制御部16は、車両Aが第1吐水部11に到達する30秒前、すなわち、車両検出から略1.05秒経過したタイミングで第1吐水部11の開閉弁部19を開き、第1吐水部11の吐水を開始する。また、車両Aが第1吐水部11を完全に通過した時点、すなわち、車両検出から略6.55秒経過したタイミングで第1吐水部11の開閉弁部19を閉じ、第1吐水部11の吐水を停止する。
第2吐水部12及び第3吐水部13も同様である。第2吐水部12は第1吐水部11から略2mの位置に設置されており、開閉弁制御部16は、車両検出から略3.05秒経過したタイミングで第2吐水部12の開閉弁部19を開いて第2吐出部12の吐水を開始し、8.55秒経過したタイミングで第2吐水部12の開閉弁部19を閉じて第2と主部12の吐水を停止する。第3吐水部13は第1吐水部11から略3.5mの位置に設置されており、開閉弁制御部16は同様に車両検出から略4.55秒経過したタイミングで第3吐出部13の開閉弁部19を開いて第3吐出部13の吐水を開始し、8.05秒経過したタイミングで第3吐出部13の開閉弁部19を閉じて、第3吐出部13の吐出を停止する。なお、本実施形態の一例では、開閉弁制御部16は制御部86とは別個の装置として構成されているが、両者の機能を単一の制御部86により実現するように構成してもよい。
図5は、本実施形態の一例における吐水口部19の構成を示す図であり、図5(a)は正面図、図5(b)は平面図、図5(c)は側面図である。図5(a)~(c)で示すように、吐水口部18は、第1分岐部18aと、第2分岐部18bと、第2分岐部18bとフレキシブル継手18cにより接続されたエルボ18d及びノズル18eからなる第1吐水口18f及び第2吐水口18gと、エルボ18h、パイプ18i、フレキシブル継手18j及びノズル18kからなる第3吐水口18lから構成されている。
本実施形態の一例では、熱水供給部14から供給される熱水が、配管部15を介して第1吐水部11~第3吐水部13に供給される。第1吐水部11~第3吐水部13に供給された熱水は、パイプ17から第1分岐部18aにより第2分岐部18bに供給され、第2分岐部18bにより、第1吐水口18f、第2吐水口18g、及び第3吐水口18lにそれぞれ供給され、各吐水口18f、18g、18lから車体に向けて吐水される。
第2吐水部12及び第3吐水部13は、基本的な構成は第1吐水部11と同様であるが、一対の吐水口部18を設ける位置がそれぞれ異なっている。第1吐水口部11では中心から略450mmの位置に一対の吐水口部18を設けているのに対して、第2吐水口部12では中心から略375mmの位置に一対の吐水口部18が設けられており、第3吐水口部13では中心から略300mmの位置に一対の吐水口部18が設けられている。また、第1吐水口部11~第3吐水口部13は、一対の吐水口部18を設ける位置はそれぞれ異なっているが、各吐水口部18の第3吐水口18lは、全て、車両中心から略900mmの位置にノズル18kが位置するように構成されている。
図6は、第1吐水部11~第3吐水部13がそれぞれ備える一対の吐水口部18による、吐水方向を模式的に示した図である。前述のように、本実施形態の一例において、第1吐水部11~第3吐水部13が備える一対の吐水口部18は、それぞれ異なる位置に配置されるよう構成されている。各吐水口部18は、第1吐水口18f及び第2吐水口18gが、中心から車体に向かって平面視略V字状の方向W1に熱水を吐水するとともに、第3吐水口18lは車体移動方向Vと水平な方向W2に熱水を吐水する。この構成により、本実施形態の一例では、車体の前面、上面、背面、及び両側面に熱水をまんべんなくかけることができる。
図7は、本実施形態の一例における、花粉除去を含む洗車・点検設備20における作業行程の流れを概念的に示した図である。前述の通り、本実施形態の一例では、第1コンベア61~第3コンベア63により車両Aを移動させて、準備区域23、洗車区域24、点検区域25のそれぞれを通過する車両Aに各区域における行程を行う。図7で示すように、車両は作業者の運転により車両搬入口21から搬入され(ステップS10)、準備区域23により第1コンベア63に載置されるとともに、点検ピット41に配した作業員による車両下回りの点検その他の準備が行われる(ステップS20)。
次いで、車両は第1コンベア63により車両前後方向、すなわち、車両搬入口21から車両搬出口22に向かう方向に移動される。移動した車両は、洗車区域24において、先ず花粉除去装置1による熱水加熱行程(ステップS30)が行われる。
熱水加熱工程S30は、具体的には、第1散水部11による第1熱水加熱工程(ステップS31)と、第2散水部12による第2熱水加熱工程(ステップS32)と、第3散水部13による第3熱水加熱工程(ステップS33)から構成されている。第1熱水加熱工程S31は、花粉除去装置1の開閉弁制御部16が第1吐水部11の開閉弁部19を開いて第1吐水部11の吐水を開始してから、開閉弁制御部16が第1吐水部11の開閉弁部19を閉じて第1吐水部11の吐水を停止するまでの行程である。同様に、第2熱水加熱行程S32は第2吐水部12の吐水開始から停止までの行程であり、第3熱水加熱工程S33は第3吐水部13の吐水開始から停止までの行程である。
本実施形態の一例では、前述のように、洗車・点検設備20が車両位置検出部90を備えており、車両位置検出部90が検出した車両の位置に基づいて、車両の移動に沿って第1熱水加熱工程S31~第3熱水加熱工程S33が順次行われる。なお、第1熱水加熱工程S31~第3熱水加熱工程S33は、それぞれの熱水処理行程が他の熱水処理行程と一部が重畳して行われても良く、例えば、第1熱水加熱行程S31において、開閉弁制御部16が第1吐水部11の開閉弁部19を閉じるタイミングは、第2熱水加熱工程S32における、第2吐水部12の開閉弁部19を開くタイミングより後であって良いし、第3熱水加熱工程S33において第3吐水部13の開閉弁部19を開くタイミングは、第1熱水加熱工程S31における第1吐水部11の開閉弁部19を閉じるタイミング及び/又は第2熱水加熱工程S32における第2吐水部12の開閉弁部19を閉じるタイミングよりも後であっても良い。
熱水加熱工程S30により加熱された車両は、次いで、洗車機30の散水部31による散水行程(ステップS41)、ブラシ部32によるブラッシング行程(ステップS42)、及び乾燥部33による乾燥工程(ステップS43)による洗車行程が行われる(ステップS40)。
洗車行程S40が完了した車両は、第2コンベア62及び第3コンベア63により点検区域25に移動され、作業員による点検行程(ステップS50)の後、作業員の運転により車両搬出口22より搬出される(ステップS60)。なお、本実施形態の一例では、床面に固定された設備の各工程を、車両を移動させて行うが、車両と洗車機30その他の装置・設備の相対移動をどのように行うかは任意に選択してよい。例えば、2本のレールの間に車両を停止し、当該2本のレール上を洗車機30その他の装置・設備を移動させるようにしてもよい。
本実施形態の一例では、花粉除去装置1による熱水加熱行程S30に続いて洗車行程S4が行われる。洗車構成S4は、先ず車両に水及び/又は洗浄液を散布する散水行程S41が行われるので、熱水加熱行程S30により加熱された車両は、続く散水行程S41により、散布される水及び/又は洗浄液により冷却される。すなわち、本実施形態の一例は、散水行程S41の前に熱水加熱行程S30を行うことにより、散水行程S41を、洗車機30本来の目的である洗車の他に、熱水加熱工程で加熱された車両を冷却する目的にも行うものである。
本実施形態の一例では、車両と相対移動する洗車機30の車両移動方向手前側に設けた第1吐水部11~第3吐水部13による熱水加熱工程S30に続いて、洗車機30の散水部31により水及び/又は洗浄液を散布する散水行程S41が行われる。この構成により、本実施形態の一例では、熱水により加熱された車両が洗車機30により速やかに冷却されるので、合成樹脂やゴムを形成した部材等、長時間にわたって高温にさらされると変形や変色等をおこす恐れのある部材が車両外部に露出する車両であっても、車両にかける熱水の温度を高くすることができ、効率よく花粉を除去することができる。
また、熱水加熱工程S30から散水行程S41に進む際には、車両と洗車機30を相対移動させることにより次の行程に移るので、洗車区域24に作業者が立ち入る必要がなく、したがって、熱水を扱う作業者が火傷を負ったり、熱水や洗浄水等が撒かれた床で作業者が転倒する等の事故を起こす余地がないので、前述の効率の良い花粉の除去を、安全に行うことができる。
本発明の実施形態の一例の説明は以上であるが、本発明の構成は上記実施形態に限られるものではない。例えば、本実施形態の一例では、車両と洗車機30の相対移動を、第1コンベア61~第3コンベア63により車両を前後方向に移動するが、これと反対に、2本のレールの間に車両を配置して、当該2本のレール上に門型洗車機を設けて移動させるようにしてもよい。なお、この場合には、車体に熱水をかける吐水部は当該門型洗車機の車両移動方向手前側に設置するように構成してよい。
また、本実施形態の一例では、車両にかける熱水が吐水口部18から吐水される時点において略98℃になるように構成されているが、車両にかける熱水の温度は任意に設定してよい。
また、本実施形態の一例では、洗車区域24の飛散防止区域24aに第1吐水部11~第3吐水部13の三の吐水部を備えているが、例えば前述の例ように、レール上を移動する門型洗車機を用いる場合等に、当該門型洗車機に設ける吐水部の数を減じて第1吐水部11及び第2吐水部12の二の吐水部を備えるようにしてよい。本実施形態の一例において第1吐水部11~第3吐水部13は洗車区域24の飛散防止区域24aに設置されているが、飛散防止区域24aその他の吐水部を配置する空間が大きい場合等に、さらに吐水部の数を増やしてもよく、例えば第4吐水部をさらに設ける構成としてもよい。吐水部の数や設置位置は任意に変更してよく、単一の吐水部を備える構成としてもよいし、二以上の吐水部を任意の間隔で設置する構成としてもよい。
本実施形態の一例では、第1吐水部11~第3吐水部13のそれぞれが、一対の吐水口部18を備えているが、当該吐水口部の数や位置についても変更が可能である。例えば、一対の吐水部の中央に、さらに吐水口部を増やして、一の吐水部が三の吐水口部を備えるようにしてもよいし、あるいは、一の吐水部が一の吐水口部を備えるようにしてもよい。一の吐水口部が備える吐水口の数や位置についても同様であり、一の吐水口部が一の吐水口を備えていてもよいし、あるいは、本実施形態の一例における第3吐水口18lを省略して、第1吐水口18f及び第2吐水口18gの二の吐水口を備えるようにしてもよいし、さらに、第4吐水口を備えるようにしてもよい。
その他の具体的な構成も本実施形態の一例に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において様々な変更が可能である。
10 花粉除去装置
11 第1吐水部
12 第2吐水部
13 第3吐水部
14 熱水供給部
15 配管部
16 開閉弁制御部
17 パイプ部
18 吐水口部
19 開閉弁部
20 洗車・点検設備
21 車両搬入口
22 車両搬出口
23 準備区域
24 洗車区域
24a 飛散防止区域
24b 洗車区域入口
25 点検区域
26 機械室
26a 第1貯水槽
26b 第2貯水槽
26c 第3貯水槽
26d 第4貯水槽
30 洗車機
31 散水部
32 回転ブラシ部
33 乾燥部
41 点検ピット
61 第1コンベア
62 第2コンベア
63 第3コンベア
70 洗車区域パネル
71a~c 飛散防止板
81 ケミカルポンプ
82 高圧ポンプ
83a~c ポンプ
84 エアーコンプレッサー
85 油圧ポンプ
86 制御部
90 車両位置検出部

Claims (7)

  1. 水及び/又は洗浄液を散布して車両を洗浄する洗車機を用いて前記車両に付着した花粉を除去する花粉除去方法であって、
    前記車両と相対移動する洗車機の車両移動方向手前側に吐水部を設け、
    前記吐水部から前記車両に熱水をかけて前記車両を加熱する、熱水加熱工程と、
    前記熱水加熱工程に続いて、水及び/又は洗浄液を散布する散水部を備える前記洗車機により前記車両を洗車すると共に前記加熱された車両を冷却する洗車行程と、
    を備えることを特徴とする、花粉除去方法。
  2. 前記吐水部が、少なくとも、前記車両移動方向に沿って配された第1吐水部及び第2吐水部を備え、
    前記熱水加熱工程が、少なくとも、前記第1吐水部による第1熱水加熱工程と、前記第2吐水部による第2熱水加熱工程と、を備える
    ことを特徴とする、請求項1記載の花粉除去方法。
  3. 前記第1熱水加熱工程及び第2熱水加熱工程が、前記車両と前記洗車機の前記相対移動に伴って順次行われる
    ことを特徴とする、請求項2記載の花粉除去方法。
  4. 前記1吐水部及び第2吐水部が、それぞれ一対の吐水口部を備える
    ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の花粉除去方法。
  5. 前記熱水の温度が略90℃以上であることを特徴とする、請求項1記載の花粉除去方法。
  6. 前記車両をコンベアにより前記車両移動方向に移動させることにより前記車両と前記洗車機が前記相対移動することを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の花粉除去方法。
  7. 前記車両の前記車両移動方向両側面側に一対のレールを設け、該一対のレール上を前記洗車機が移動することにより、前記車両と前記洗車機が前記相対移動することを特徴とする、請求項1~5のいずれかに記載の花粉除去方法。
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