JP7428106B2 - 情報処理装置および情報処理システム - Google Patents

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Description

本開示は、情報処理装置および情報処理システムに関する。
従来、スタジオや劇場等では、複数の照明機器により照明演出がなされている。そして、各照明機器側に設定される制御アドレスを用いて、照明制御装置が各照明機器の照度や照明する光の色彩等を遠隔制御する照明システムが導入されている。
このような照明システムでは、照明演出の変更等に応じて、複数のポートに接続される複数の照明機器の種類や配置などの対応関係を変更する仕込み作業が行われる。仕込み作業において、ユーザは、各照明機器に対して照度や光の色彩ごとに制御アドレスを設定し、照明制御装置と照明機器との通信を制御する伝送装置に照明機器を接続する。照明機器の接続後、ユーザは、照明制御装置が有する調光用フェーダなどの操作部と各照明機器に設定した制御アドレスとの対応を設定する。
特開2014-120351号公報
しかしながら、従来の照明システムでは、照明演出の変更等が行われるたびに行われる仕込み作業のユーザ負担が大きいという課題がある。
そこで、本開示では、仕込み作業におけるユーザの負担を軽減できる情報処理装置および情報処理システムを提案する。
実施形態の一例に係る情報処理装置は、画像情報記憶部と、生成部と、表示制御部と、設定部と、送信部と、収集部とを具備する。画像情報記憶部は、照明機器の種類ごとに固有の器具画像を記憶する。生成部は、バトンにおける照明機器の接続位置の各々に対応付けて、バトンに接続される照明機器に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成する。表示制御部は、器具配置情報を表示部に表示させる。設定部は、器具配置情報に対し、バトンに接続される照明機器と双方向通信を行うためのアドレス情報を含む設定情報を接続位置に対応付けて設定する。送信部は、設定部により設定された設定情報をバトンに接続される照明機器に送信する。収集部は、バトンに接続される照明機器の各々から、照明機器の接続位置を示す接続位置情報と照明機器の種類を示す器具種情報とを含む器具情報を収集する。表示制御部は、収集部により収集された器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具画像を画像情報記憶部から取得し、代用画像を前記器具画像に更新して表示部に表示させる。
図1は、実施形態に係る照明システムを示す図である。 図2は、実施形態に係る照明制御装置により表示される情報例を示す図である。 図3は、実施形態に係る照明制御装置により表示される情報例を示す図である。 図4は、実施形態に係る照明制御装置の構成例を示す模式図である。 図5は、実施形態に係る図面情報の概要を示す図である。 図6は、実施形態に係る器具画像の概要を示す図である。 図7は、実施形態に係る照明制御装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る設定情報の自動割付の処理例を示す図である。 図9は、変形例に係る照明システムを示す図である。 図10は、変形例に係るバトンの構成例を示す模式図である。
以下に説明する実施形態及び変形例に係る照明制御装置100(情報処理装置の一例)は、画像情報記憶部142と、生成部151と、表示制御部152と、設定部153と、送信部154と、収集部155とを具備する。画像情報記憶部142は、照明機器の種類ごとに固有の器具画像を記憶する。生成部151は、バトンにおける照明機器の接続位置の各々に対応付けて、バトンに接続される照明機器に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成する。表示制御部152は、器具配置情報を表示部120に表示させる。設定部153は、器具配置情報に対し、バトンに接続される照明機器と双方向通信を行うためのアドレス情報を含む設定情報を接続位置に対応付けて設定する。送信部154は、設定部153により設定された設定情報をバトンに接続される照明機器に送信する。収集部155は、バトンに接続される照明機器の各々から、照明機器の接続位置を示す接続位置情報と照明機器の種類を示す器具種情報とを含む器具情報を収集する。表示制御部152は、収集部155により収集された器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具画像を画像情報記憶部142から取得し、代用画像を器具画像に更新して表示部120に表示させる。
また、以下に説明する照明制御装置100において、表示制御部152は、収集部155により収集された器具情報と、設定部153により設定された設定情報とが一致しない場合、器具配置情報において器具情報と設定情報とが不一致である箇所の器具画像の表示態様を変更して表示部120に表示させる。
また、以下に説明する照明制御装置100において、設定部153は、設定情報として、器具配置情報に対し、器具種情報をさらに設定する。表示制御部152は、収集部155により収集された器具情報に含まれる器具種情報と、設定部153により設定された設定情報に含まれる器具種情報とが一致しない場合、器具配置情報において器具種情報が不一致である箇所の器具画像の表示態様を変更して表示部120に表示させる。
また、以下に説明する照明制御装置100において、設定部153は、バトンに接続された照明機器の使用アドレス数をアドレス番号の最大値として、照明機器にアドレス番号を連番で割り付ける。
また、以下に説明する実施形態及び変形例に係る照明システム1B(情報処理システムの一例)は、画像情報記憶部210と、生成部410と、表示制御部420と、設定部430と、送信部440と、収集部450とを具備する。画像情報記憶部210は、照明機器の種類ごとに固有の器具画像を記憶する。生成部410は、バトンにおける照明機器の接続位置の各々に対応付けて、バトンに接続される照明機器に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成する。表示制御部420は、器具配置情報を表示部310に表示させる。設定部430は、器具配置情報に対し、バトンに接続される照明機器と双方向通信を行うためのアドレス情報を含む設定情報を接続位置に対応付けて設定する。送信部440は、設定部430により設定された設定情報をバトンに接続される照明機器に送信する。収集部450は、バトンに接続される照明機器の各々から、照明機器の接続位置を示す接続位置情報と照明機器の種類を示す器具種情報とを含む器具情報を収集する。表示制御部420は、収集部450により収集された器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具画像を画像情報記憶部210から取得し、代用画像を器具画像に更新して表示部310に表示させる。
<<実施形態>>
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る照明システムについて説明する。実施形態において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なる数字を付して区別する場合もある。例えば、実質的に同一の機能構成を有する照明機器10等を、必要に応じて照明機器10や照明機器10などのように区別して説明する。また、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付して区別することなく説明する。例えば、照明機器10や照明機器10を特に区別する必要が無い場合には、単に照明機器10と総称する。
<照明システムの構成>
図1は、実施形態に係る照明システムを示す図である。図1では、本発明に係る情報処理装置の一例として、照明制御装置100を適用した例について説明する。図1に示す照明システム1Aは、照明機器10と、バトン20と、ノード30と、照明制御装置100とを有する。
図1に示す照明システム1Aにおいて、ノード30と照明制御装置100とは、例えばLAN(Local Area Network)などの所定のネットワークNW1に接続される。ノード30及び照明制御装置100は、ネットワークNW1を通じて相互に通信できる。ネットワークNW1は、照明システム1Aの導入先となるスタジオや劇場等の施設で使用されるLANであってもよいし、インターネットであってもよい。
照明機器10は、例えばLED(Light Emitting Diodes)等の半導体発光素子を光源とする照明機器である。例えば、照明機器10は、バトン20により所定の位置に吊り下げられたり、所定の位置に置かれたりして用いられる。バトン20は照明機器10を接続するため複数のコネクタCN20を備えている。図1に示す例では、照明機器10がバトン20に備えられたコネクタCN20-1に接続され、照明機器10がバトン20に備えられたコネクタCN20-2に接続され、照明機器10がバトン20に備えられたコネクタCN20-4に接続されている。
また、例えば、照明機器10は、照明制御装置100からノード30を経由して送信される制御情報に従って、明るさや、範囲や、色彩等を変化させることで、スタジオや劇場等の照明演出を行う。また、照明機器10は、所定の通信プロトコル、例えばDMX規格に従った通信プロトコルや、DMXを拡張したRDM(Remote Device Management)規格に沿った通信方式により、ノード30と双方向通信が可能である。
ノード30は、例えばDMXノードやRDMノードと称され、照明機器10と照明制御装置100との間の通信を中継する装置である。すなわち、ノード30は、所定の通信プロトコル、例えばDMX規格に従った通信プロトコルや、DMXを拡張したRDM規格に沿った通信方式により、照明機器10と双方向通信が可能である。図1に示す例では、ノード30は、バトン20に備えられたコネクタCN20-1に対応するポートP30-1を介して照明機器10と接続され、バトン20に備えられたコネクタCN20-2に対応するポートP30-2を介して照明機器10と接続され、バトン20に備えられたコネクタCN20-4に対応するポートP30-4を介して照明機器10と接続されている。
また、ノード30は、前述のネットワークNW1を通じて、照明制御装置100と双方向通信が可能である。また、ノード30は、DMX規格やRDM規格等に従って、照明制御装置100から送信される制御情報を照明機器10に送信する。
照明制御装置100は、各照明機器10に対して制御を行う操作者による操作を受付ける。例えば、照明制御装置100は、調光操作卓あるいは調光卓と称される装置である。照明制御装置100は、操作者による操作等に応じて、各照明機器10の調光等を制御する情報(信号)をノード30に送信する。
照明制御装置100の操作者は、各照明機器の調光等を制御する情報(信号)に基づいて、照明演出等を行うための設定操作を実行する。例えば、照明制御装置100の操作者は、照明空間となるスタジオや劇場等の見取り図に対して、どのバトンのどの位置に、どの照明機器を設置するかといったことが記載された、いわゆる仕込み図面を参照しながら、照明機器10に割り付けるアドレス情報やグル―プ情報の設定を行う。アドレス情報は、バトン20に接続される照明機器10と双方向通信を行うためのDMXアドレス(以下、「アドレス」と称する。)に該当する。グループ情報は、照明機器10の照度や色彩などの照明演出の制御単位を示すCH(Channel)番号に該当する。
<照明システムにおける照明制御装置の処理例>
照明制御装置100は、バトン20に対して照明機器10を接続して吊り込む前に、バトン20における照明機器10の接続位置の各々に対応付けて、全ての照明機器10に共通の代用画像を配置した器具配置情報GZを生成する。例えば、照明制御装置100の操作者による操作に応じて、器具配置情報GZの生成を実行する。
図1に示す器具配置情報GZには、バトン20が備えているコネクタCN20-1~CN20-4の各々の位置に合わせて、照明機器10を示すダミーアイコンD-1~D-4が配置されている。ダミーアイコンD-1~D-4は、照明機器10の種類によらず、バトン20に接続される照明機器10に共通の仮想的な代用画像(以下、「仮想器具」と称する場合がある。)であり、全てやや横長の矩形の図形である。また、ダミーアイコンD-1~D-4の下部には、対応するバトン20のコネクタCN20を特定する情報が表示される。照明制御装置100の操作者は、器具配置情報GZ上のダミーアイコンD-1~D-4を選択して操作可能である。
そして、照明制御装置100は、生成した器具配置情報GZを表示部120に表示させる(ステップS11)。照明制御装置100の操作者は、表示部120に表示された器具配置情報GZに対し、照明機器10のアドレス情報及びグル―プ情報を照明機器10の接続位置に対応付けて設定する。アドレス情報は、バトン20に接続される照明機器10と双方向通信を行うためのDMXアドレス(以下、「アドレス」と称する。)に該当する。グループ情報は、照明機器10の照度や色彩などの照明演出の制御単位を示すCH(Channel)番号に該当する。
照明制御装置100の操作者は、例えば、器具配置情報GZ上のダミーアイコンDを操作することにより、照明機器10のアドレス及びCH番号を設定できる。照明機器10に設定したアドレス及びCH番号は、ダミーアイコンDの内部に表示される。図1に示す例では、コネクタCN20-1の位置に対応付けて配置されたダミーアイコンD-1の内部に「ADR:1」と、「CH:1」とが表示されている。「ADR:1」は、バトン20のコネクタCN20-1に接続する照明機器10に対して設定するアドレス番号が「1」であることを示している。「CH:1」は、バトン20のコネクタCN20-1に接続する照明機器10に対して設定するCH番号が「1」であることを示している。また、図1では、照明機器10を接続しないバトン20のコネクタCN20-3に対応付けて配置されたダミーアイコンD-3の内部には、アドレス及びCH番号の設定が行われないので、アドレス及びCH番号の情報が表示されていない。
また、照明制御装置100は、照明機器10のアドレスを含む設定情報をノード30に送信する(ステップS12)。設定情報の送信は、バトン20に対する照明機器10の接続完了後に、照明制御装置100の操作者の操作によって実行される。ノード30は、照明制御装置100から受信した設定情報に含まれるアドレス及びCH番号を、設定情報に含まれるコネクタCN20に対応するポートP30を介して、対応する照明機器10にそれぞれ送信する。なお、照明制御装置100がノード30に送信する設定情報には、照明機器10のCH番号を含んでいても良い。
また、照明制御装置100は、操作者の操作に従って、バトン20に接続された照明機器10の器具情報を収集する(ステップS13)。具体的には、照明制御装置100は、器具情報の送信を要求する要求信号をノード30に送信する。ノード30は、照明制御装置100からの要求信号に従って、照明機器10から器具情報を取得し、取得した器具情報を照明制御装置100に返信する。照明制御装置100が収集する器具情報には、照明機器10が接続されているコネクタCN20の情報と、照明機器10の種類を示す器具種情報とが含まれている。
また、照明制御装置100は、収集した照明機器10の器具情報に基づいて、表示部120に表示されている器具配置情報GZを更新する(ステップS14)。具体的には、照明制御装置100は、画像情報記憶部142を有する。画像情報記憶部142は、照明機器10の種類ごとに個別に用意された各照明機器に固有の仮想的な器具画像である器具アイコンを記憶する。照明制御装置100は、収集した器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具画像を画像情報記憶部142から取得する。そして、照明制御装置100は、照明機器10が接続されているコネクタCN20の情報に基づいて、接続された器具種で表示する。すなわち、照明制御装置100は、ダミーアイコンD-1を器具アイコンK-1に差し替え、ダミーアイコンD-2を器具アイコンK-2に差し替え、ダミーアイコンD-4を器具アイコンK-3に差し替える。また、照明制御装置100は、収集した器具情報から、照明機器10が接続されていないコネクタCN20-3に対応するダミーアイコンD-3を消去する。このようにして、照明制御装置100は、表示部120に表示されている器具配置情報GZを更新して再表示する。
例えば、画面上に表示される照明機器10のレイアウト情報に対する直感的な操作により、照明機器10のアドレスやCH番号などを手動で設定する場合、照明機器10の台数の増加に応じて、ユーザの負担が増加する。これに対し、実施形態に係る照明制御装置100は、照明機器10の接続前に、バトン20が備えているコネクタCN20の全てに、照明機器10のダミーアイコンDが予め配置された照明機器10の器具配置情報GZを照明制御装置100の操作者に提供する。また、実施形態に係る照明制御装置100は、バトン20の照明機器10を接続した後に、照明機器10から器具情報を収集し、収集した器具情報に基づいて、照明機器10の種類に合わせた器具アイコンKが配置された器具配置情報GZに更新する。これにより、照明制御装置100は、照明機器10の種類ごとに異なる形態のアイコンが用意されている場合のアイコン配置の手間を削減できる。
<接続ミス等の表示方法>
また、照明制御装置100は、バトン20の照明機器10を接続した後に、照明機器10から器具情報を収集し、収集した器具情報と設定情報との比較を行うことにより、接続ミスなどを容易に発見でき、仕込み作業を効率化できる。以下、接続ミス等の表示方法の詳細について説明する。図2及び図3は、実施形態に係る照明制御装置により表示される情報例を示す図である。
図2の上段に示すように、照明制御装置100の操作者により、器具配置情報GZに対して、バトン20に接続する予定の照明機器10のアドレス及びCH番号が設定されている。図2では、例えば、バトン20のコネクタCN20-1の位置に対応付けて配置されたダミーアイコンD-1と、バトン20のコネクタCN20-2の位置に対応付けて配置されたダミーアイコンD-2と、コネクタCN20-4の位置に対応付けて配置されたダミーアイコンD-4に対してアドレス及びCH番号が設定されている。
照明制御装置100は、バトン20に接続された照明機器10の各々から器具情報を収集し、収集した器具情報と設定情報と比較する。そして、照明制御装置100は、比較結果を反映した器具配置情報GZを表示部120に表示させる。
例えば、比較の結果、照明機器10を接続する予定のバトン20のコネクタCN20-2に対して、照明機器10が接続されていない状態である場合、照明制御装置100は、照明機器10の現在の接続状況を操作者に通知するための器具配置情報GZを表示部120に表示させる。すなわち、照明制御装置100は、コネクタCN20-2の位置に対応するダミーアイコンD-2に対してアドレス及びCH番号の設定(割付)が行われているが、コネクタCN20-2から器具情報が収集されていない場合、接続すべき照明機器10の接続が行われていないことを示す未接続器具として表示する。具体的には、図2の下段に示すように、照明制御装置100は、器具配置情報GZにおけるダミーアイコンD-2の表示態様(例えば、図形の輪郭線の表示色)を変更する。これにより、照明制御装置100の操作者は、照明機器10が接続されていないことを把握できる。
また、例えば、比較の結果、照明機器10を接続しない予定のバトン20のコネクタCN20-3に照明機器10が接続されている状態である場合、照明制御装置100は、照明機器10の現在の接続状況を操作者に通知するための器具配置情報GZを表示部120に表示させる。すなわち、照明制御装置100は、コネクタCN20-3の位置に対応するダミーアイコンD-3に対してアドレス及びCH番号の設定(割付)が行われていないが、コネクタCN20-3から器具情報が収集されている場合、照明機器10の外し忘れ(もしくは接続位置の間違い)として表示する。具体的には、図2の下段に示すように、照明制御装置100は、器具配置情報GZにおける器具アイコンK-2の表示態様(例えば、図形の輪郭線の表示色)を変更する。照明制御装置100の操作者は、照明機器10の外し忘れ若しくは接続位置が間違っていることを把握できる。
また、図3の上段に示すように、照明制御装置100の操作者により、器具配置情報GZに対して、バトン20に接続する予定の照明機器10のアドレス及びCH番号に加えて、照明機器10の種類に対応した器具アイコンKが手動により予め設定されている。すなわち、照明制御装置100の操作者により、器具配置情報GZに対して、器具種の指定までが行われている。図3では、バトン20のコネクタCN20-1の位置に対応付けて配置された器具アイコンK-1と、バトン20のコネクタCN20-2の位置に対応付けた配置された器具アイコンK-2と、コネクタCN20-4の位置に対応付けて配置された器具アイコンK-3に対してアドレス及びCH番号が設定されている。
そして、照明制御装置100は、バトン20に接続された照明機器10の各々から器具情報を収集し、設定情報と比較する。その結果、バトン20のコネクタCN20-2に接続される予定の照明機器10とは異なる種類の照明機器10が接続されている状態である場合、照明制御装置100は、照明機器10の現在の接続状況を操作者に通知するための器具配置情報を表示部120に表示させる。すなわち、照明制御装置100は、器具配置情報GZにおいて器具アイコンKにより指定された指定器具種と、収集した器具情報に含まれる接続器具種とが不一致である場合、バトン20に接続された照明機器10の種類が指定器具種とは異なることを示す表示を行う。具体的には、図3の下段に示すように、照明制御装置100は、器具配置情報GZにおいてバトン20のコネクタCN20-2の位置に対応付けて配置された器具アイコンK-2の表示態様(例えば、図形の輪郭線の表示色)を変更するとともに、器具アイコンK-2の右上に機種違いであることを示す記号「*」を表示させる。これにより、照明制御装置100の操作者は、バトン20のコネクタCN20-2に接続すべき照明機器10とは異なる種類の照明機器10が接続されていることを把握できる。なお、図3において、照明制御装置100は、指定器具種と接続器具種が不一致である場合、器具配置情報GZにおいて対応する箇所(例えば、コネクタCN20-2)に配置された器具アイコンKを接続器具種に対応する器具アイコンKに変更して操作者に提示してもよい。これにより、照明制御装置100の操作者が、誤って接続されている照明機器10の器具種についても把握できる。
<照明制御装置の構成例>
以下、図4を用いて、実施形態に係る照明制御装置100の構成例について説明する。図4は、実施形態に係る照明制御装置の構成例を示す模式図である。図4に示すように、照明制御装置100は、入力部110と、表示部120と、通信部130と、記憶部140と、制御部150とを有する。なお、記憶部140は、クラウドサーバー上に設けられていても良く、この場合、照明制御装置100は記憶部140を備えない構成となる。
入力部110は、照明制御装置100の操作者の操作入力を受け付ける。入力部110は、例えば、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力装置により実現される。入力部110は、例えば、表示部120に表示された器具配置情報GZ等に対する操作入力を受け付ける。入力部110が受け付ける操作入力には、器具配置情報GZを介した照明機器10のアドレス及びCH番号を設定するための操作入力や、照明機器10の種類に対応する器具アイコンを配置するための操作入力などがある。
表示部120は、照明制御装置100により実行される照明機器10の制御に関する各種情報等を表示する。表示部120は、例えば、液晶モニタや液晶ディスプレイ等の表示装置により実現される。表示部120は、後述する制御部150による制御に従って、照明機器10のレイアウトを示す器具配置情報GZなどを表示する。また、照明制御装置100は表示部120を備えず、表示信号を照明制御装置100とは異なる、ディスプレイや端末装置に送信することで、表示が行われても良い。
通信部130は、ノード30等との間で情報を送受信する。通信部130は、ノード30等との間の通信を制御する機能を有し、例えば、NIC(Network Interface Card)等の通信装置により実現される。
記憶部140は、制御部150により実現される制御を実現するためのプログラム等を記憶する。記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
図4に示すように、記憶部140は、図面情報記憶部141と、画像情報記憶部142とを有する。
図面情報記憶部141には、例えばバトン20の構成を含む照明空間の見取り図等の図面情報が記憶される。図5は、実施形態に係る図面情報の概要を示す図である。図5は、説明の便宜上、図面情報の概要を模式的に示している。図面情報記憶部141に記憶される図面情報は、図面情報を再現するためのデータであればよく、照明制御装置100が利用可能な任意の形式のデータで構成されてよい。
図5に示すように、図面情報記憶部141に記憶される図面情報は、スタジオや劇場等の照明空間に設置されているバトン20及びバトン21の位置関係の情報や、各バトンが備えるコネクタの情報を再現可能な情報である。図5に示す例では、バトン20は、バトン21よりもステージ側に設けられていることが示されている。また、図5に示す例では、バトン20が、ステージの下手(客席からステージに向かって左側)から、コネクタCN20-1と、コネクタCN20-2と、コネクタCN20-3と、コネクタCN20-4の4つのコネクタを備えていることが示されている。
画像情報記憶部142は、照明機器10の種類ごとに固有の器具画像を記憶する。図6は、実施形態に係る器具画像の概要を示す図である。図6は、器具情報の概要を模式的に示している。画像情報記憶部142に記憶される器具画像は、器具画像を再現するためのデータであればよく、照明制御装置100が利用可能な任意の形式のデータで構成されてよい。
図6に示すように、画像情報記憶部142に記憶される画像情報は、照明機器10の種類と、照明機器10の固有の画像情報である器具アイコンとを対応付けて構成される。図6に示す例では、器具の種類ごとに、異なる形状の図形が器具アイコンとして記憶されている。
図4に戻り、制御部150は、照明制御装置100の各種処理を実行する。制御部150は、プロセッサやメモリを備えた制御回路により実現できる。制御部150が有する各機能部は、例えば、プロセッサによって内部メモリから読み込まれたプログラムに記述された命令が、内部メモリを作業領域として実行されることにより実現される。プロセッサが内部メモリから読み込むプログラムには、OS(Operating System)やアプリケーションプログラムが含まれる。また、制御部150が有する各機能部は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されてもよい。
図4に示すように、制御部150は、生成部151と、表示制御部152と、設定部153と、送信部154と、収集部155とを有する。なお、図4は、制御部150が有する機能部を例示するものであり、図4に示す例には特に限定される必要はない。
生成部151は、バトン20が備えている照明機器10の接続位置の各々に対応付けて、バトン20に接続される照明機器10に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成する。具体的には、生成部151は、バトン20が備えているコネクタCN20の各々の位置に合わせて、照明機器10を示すダミーアイコンDを配置した器具画像情報GZを生成する(図1等参照)。
表示制御部152は、生成部151により生成された器具配置情報GZを表示部120に表示させる。また、表示制御部152は、収集部155により収集された器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具アイコンを画像情報記憶部142から取得し、ダミーアイコンDを器具アイコンKに更新して表示部120に表示させる。具体的には、表示制御部152は、収集した器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具アイコンKを画像情報記憶部142から取得する。そして、照明制御装置100は、照明機器10が接続されているコネクタCN20の情報に基づいて、ダミーアイコンDを、バトン20に接続されている照明機器10に対応する器具アイコンKに差し換える。また、照明制御装置100は、収集した器具情報から、照明機器10が接続されていないバトン20のコネクタCN20に対応するダミーアイコンDを消去する。このようにして、表示制御部152は、表示部120に表示されている器具配置情報を更新して再表示する。
また、表示制御部152は、バトン20の照明機器10を接続した後に、照明機器10から器具情報を収集し、収集した器具情報と設定情報との比較を行うことにより、比較結果を反映した器具配置情報を表示部120に表示させる。
具体的には、表示制御部152は、器具情報と設定情報とを比較した結果、照明機器10を接続する予定のバトン20のコネクタCN20に対して、照明機器10が接続されていない状態である場合、器具配置情報GZにおけるダミーアイコンD-2の表示態様を変更する(図2等参照)。
また、表示制御部152は、器具情報と設定情報とを比較した結果、照明機器10を接続しない予定のバトン20のコネクタCN20-3に照明機器10が接続されている状態である場合、器具配置情報GZにおける器具アイコンK-2の表示態様を変更する(図2参照)。
また、後述する設定部153により、バトン20に接続する予定の照明機器10のアドレス及びCH番号に加えて、照明機器10の種類に対応した器具アイコンが予め設定されている場合、表示制御部152は、収集した器具情報と設定情報との比較により、照明機器10の種類の取り違いを反映した器具画像情報GZを表示部120に表示させる(図3参照)。
具体的には、表示制御部152は、器具情報と設定情報とを比較した結果、バトン20のコネクタCN20-2に接続される予定の照明機器10とは異なる種類の照明機器10が接続されている状態である場合(指定器具種と接続器具種が不一致である場合)、器具配置情報GZにおいてバトン20のコネクタCN20-2の位置に対応付けて配置された器具アイコンK-2の表示態様を変更するとともに、器具アイコンK-2の右上に機種違いであることを示す記号「*」を表示させる。なお、表示制御部152は、指定器具種と接続器具種が不一致である場合、器具配置情報GZにおいて対応する箇所に配置された器具アイコンを接続器具種に対応する器具アイコンに変更して操作者に提示してもよい。これにより、照明制御装置100の操作者が、誤って接続されている照明機器10の器具種についても把握できる。
設定部153は、照明制御装置100の操作者の操作入力に従って、照明機器10のアドレス及びCH番号を設定する。照明制御装置100の操作者は、器具配置情報GZ上のダミーアイコンDを選択して実施する直感的な操作により、簡便にアドレス及びCH番号の設定を行うことができる。また、設定部153は、照明制御装置100の操作者の操作入力に従って、照明機器10の種類を設定する。
送信部154は、設定部153により照明機器10ごとに設定されたアドレスを含む設定情報をノード30に送信する。
収集部155は、照明制御装置100の操作者の操作入力に従って、バトン20に接続された照明機器10の器具情報を収集する。収集部155により収集される器具情報には、照明機器10が接続されている接続位置を示すコネクタの情報(接続位置情報の一例)と、照明機器10の種類を示す器具種情報とが含まれる。
<照明制御装置による処理手順>
図7を用いて、実施形態に係る照明制御装置100の処理手順について説明する。図7は、実施形態に係る照明制御装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理手順は、照明制御装置100が有する制御部150により実行される。
図7に示すように、表示制御部152は、バトン20が備える全てのコネクタの確認が終了したか否かを判定する(ステップS101)。
表示制御部152は、全てのコネクタの確認が終了していると判定した場合(ステップS101;Yes)、図7に示す処理手順を終了する。一方、表示制御部152は、全てのコネクタの確認が終了していないと判定した場合(ステップS101;No)、コネクタに照明機器10が接続されているか否かを判定する(ステップS102)。
表示制御部152は、コネクタに照明機器10が接続されていると判定した場合(ステップS102;Yes)、器具配置情報GZ上の仮想器具(ダミーアイコン)にアドレスやCH番号の割付があるか否かを判定する(ステップS103)。
表示制御部152は、仮想器具にアドレスやCH番号の割付があると判定した場合(ステップS103;Yes)、仮想器具に器具種指定があるか否かを判定する(ステップS104)。
表示制御部152は、仮想器具に器具種指定があると判定した場合(ステップS104;Yes)、指定器具種と接続器具種とが同じであるであるか否かを判定する(ステップS105)。
表示制御部152は、指定器具種と接続器具種とが同じであると判定した場合(ステップS105;Yes)、接続された器具種で表示を行い(ステップS106)、上述のステップS101の処理手順に戻る。
一方、表示制御部152は、指定器具種と接続器具種とが同じではないと判定した場合(ステップS105;No)、器具種が異なる表示を行い(ステップS107)、上述のステップS101の処理手順に戻る。
上記ステップS104において、表示制御部152は、仮想器具に器具種指定がないと判定した場合(ステップS104;No)、上述のステップS106の処理手順に移る。すなわち、接続された器具種で表示を行い(ステップS106)、上述のステップS101の処理手順に戻る。
上記ステップS102に戻り、表示制御部152は、コネクタに照明機器10が接続されていないと判定した場合(ステップS102;No)、仮想器具にアドレスやCH番号の割付があるか否かを判定する(ステップS108)。
表示制御部152は、仮想器具にアドレスやCH番号の割付があると判定した場合(ステップS108;Yes)、未接続機器として表示し(ステップS109)、上述のステップS101の処理手順に戻る。
一方、表示制御部152は、仮想器具にアドレスやCH番号の割付がないと判定した場合(ステップS108;No)、器具を表示とし(ステップS110)、上述のステップS101の処理手順に戻る。
上記ステップS103に戻り、表示制御部152は、仮想器具にアドレスやCH番号の割付がないと判定した場合(ステップS103;No)、外し忘れ器具として表示し(ステップS111)、上述のステップS101の処理手順に戻る。
<設定情報の自動割付>
上述の実施形態に係る照明制御装置100は、照明機器10に設定するアドレス及びCH番号を自動的に割り付けてもよい。図8は、実施形態に係る設定情報の自動割付の処理例を示す図である。
図8に示すように、収集部155は、バトン20に接続された照明機器10から器具情報を収集する(ステップS12)。表示制御部152は、収集部155により収集された器具情報を反映した器具配置情報GZを表示部120に表示させる(ステップS22)。図8に示す例では、照明機器10から取得した器具情報に含まれるアドレス及びCH番号が、対応する器具アイコンKの内部に表示されている。
器具情報の収集後、設定部153は、バトン20に接続された照明機器10の使用アドレス数をアドレス番号の最大値として、照明機器10に対して自動的にアドレス番号を連番で割り付ける自動割付を実行する。具体的には、設定部153は、収集した器具情報から、バトン20に接続された照明機器10の使用アドレス数を把握し、把握した使用アドレス数を最大値として、アドレスが重複しないように、連番で自動整列する。図8に示す例では、器具アイコンK-1に対してアドレス「1」が割り付けられ、器具アイコンK-2に対してアドレス「2」が割り付けられ、器具アイコンK-3に対してアドレス「3」が割り付けられている。なお、設定部153は、アドレスの自動整列を実行する際、照明機器10の種類ごとに連番とすることができる。これにより、DMX1系統(512CH:チャンネル)により多くの照明機器10が収めることができる。
また、設定部153は、設定したアドレス番号と同じ数字をCH番号として自動的に割り付ける(ステップS23)。図8に示す例では、器具アイコンK-1に対してCH番号「1」が割り付けられ、器具アイコンK-1に対してCH番号「2」が割り付けられ、器具アイコンK-1に対してCH番号「3」が割り付けられている。
なお、設定部153は、CH番号の割り付けを先に実行し、CH番号と同じ数字をアドレス番号として割り付けることもできる。
送信部154は、設定部153により自動的に割り付けられたアドレスを含む設定情報をノード30に送信する(ステップS24)。ノード30は、照明制御装置100から受信した設定情報に含まれるアドレスを、設定情報に含まれるコネクタCN20に対応するポートP30を介して、対応する照明機器10にそれぞれ送信する。
設定情報の送信後、収集部155は、改めて器具情報を収集する(ステップS25)。そして、表示制御部152は、収集した器具情報と、設定情報とを比較し、両者に齟齬がない場合、アドレス及びCH番号が正しく設定されたことを示す情報(例えば、「OK」)を含むように器具配置情報を更新し、表示部120に再表示する(ステップS26)。
このように、照明制御装置100は、照明機器10の種類に応じたアイコンの配置から、アドレス及びCH番号の自動割付までを自動で完了するので、照明制御装置100の操作者による仕込み作業の時間を大幅に短縮できる。
<システム構成の変形例>
上述の実施形態に係る照明制御装置100の処理は、以下に説明する他の情報処理装置400により実行されてもよい。図9は、変形例に係る照明システムを示す図である。図9に示す照明システム1Bは、照明機器10と、バトン20と、ノード30と、照明制御装置100と、記憶装置200と、表示装置300と、情報処理装置400とを有する。なお、実施形態と同一の部分については、適宜、説明を省略する。
図9に示す照明システム1Bにおいて、照明制御装置100と情報処理装置400とは所定のネットワークNW2に接続される。照明制御装置100と情報処理装置400とは、ネットワークNW2を通じて相互に通信できる。ネットワークNW2は、照明システム1Bの導入先となるスタジオや劇場等の施設で使用されるLANであってもよいし、インターネットであってもよい。
また、照明システム1Bにおいて、記憶装置200と情報処理装置400とは、所定のネットワークNW3に接続される。記憶装置200と情報処理装置400とは、ネットワークNW3を通じて相互に通信できる。ネットワークNW3は、情報処理装置400のユーザが利用できるVLANなどの専用のネットワークやインターネットなどであってよい。
また、照明システム1Bにおいて、表示装置300と情報処理装置400とは、所定のネットワークNW4に接続される。表示装置300と情報処理装置400とは、ネットワークNW4を通じて相互に通信できる。ネットワークNW4は、照明システム1Bの導入先となるスタジオや劇場等の施設で使用されるLANであってもよいし、インターネットであってもよい。
図9に示す記憶装置200は、画像情報記憶部210を有する。画像情報記憶部210は、実施形態に係る照明制御装置100が有する画像情報記憶部142に対応する。画像情報記憶部210は、照明機器10の種類ごとに固有の器具画像を記憶する。記憶装置200は、クラウド上に配置されたサーバにより構成されるクラウドストレージなどにより実現される。
図9に示す表示装置300は、表示部310を有する。表示部310は、実施形態に係る照明制御装置100が有する表示部120に対応する。表示部310は、バトン20における照明機器の接続位置の各々に対応付けて、バトン20に接続される照明機器10に共通の代用画像を配置した器具配置画像を表示する。表示装置300は、表示デバイスや表示デバイスを有する端末装置など、情報処理装置400からの映像信号を表示可能な任意の装置により実現される。
情報処理装置400は、照明制御装置100により実行される処理を実現するための処理機能を有する。情報処理装置400は、照明制御装置100が有する制御部150の各機能部に対応する生成部410と、表示制御部420と、設定部430と、送信部440と、収集部450とを有する。生成部410は生成部151に対応する機能を有し、表示制御部420は表示制御部152に対応する機能を有し、設定部430は設定部153に対応する機能を有し、送信部440は送信部154に対応する機能を有し、収集部450は収集部155に対応する機能を有する。
情報処理装置400の生成部410は、生成部151に対応する機能を有することにより、バトン20における照明機器10の接続位置の各々に対応付けて、バトン20に接続される照明機器10に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成できる。
また、情報処理装置400の表示制御部420は、表示制御部152に対応する機能を有することにより、器具画像情報を表示装置300が有する表示部310に表示させることができる。具体的には、表示制御部420は、ネットワークNW4を通じて、器具配置情報を表示させるための表示信号(映像信号)を表示装置300に送信する。なお、情報処理装置400は、自装置が有する表示装置に器具配置情報を表示させてもよいし、照明制御装置100が有する表示装置に器具配置情報を表示させてもよい。
また、情報処理装置400の設定部430は、設定部153に対応する機能を有することにより、器具配置情報に対し、バトン20に接続される照明機器10と双方向通信を行うためのアドレス情報を含む設定情報を、照明機器10の接続位置に対応付けて設定できる。
また、情報処理装置400の送信部440は、送信部154に対応する機能を有することにより、設定情報をバトン20に接続される照明機器10に送信できる。具体的には、送信部440は、照明制御装置100に設定情報を送信することにより、照明制御装置100から照明機器10に設定情報を送信させる。
また、情報処理装置400の収集部450は、収集部155に対応する機能を有することにより、バトン20に接続される照明機器10の各々から、照明機器10の接続位置を示す接続位置情報と照明機器10の種類を示す器具種情報とを含む器具情報を収集できる。具体的には、収集部450は、器具情報の収集を要求する信号を照明制御装置100に送信することにより、照明制御装置100に器具情報を収集させ、収集した器具情報を照明制御装置100に返信させることにより、器具情報を収集する。
また、情報処理装置400の表示制御部420は、表示制御部152対応する機能を備えることにより、照明制御装置100から収集された器具情報に含まれる器具種情報に対応する器具画像を記憶装置200が有する画像情報記憶部210から取得し、代用画像を器具画像に更新して表示装置300が有する表示部310に表示させる。具体的には、表示制御部420は、代用画像の器具画像への差し替えを指示する信号を表示装置300に送信する。
<バトンの変形例>
上記実施形態及び変形例において、バトン20に対して、コネクタCN20に接続する照明機器10の機種名を表示する表示部を設けてもよい。図10は、変形例に係るバトンの構成例を示す模式図である。
図10に示すように、バトン20が備える各コネクタCN20に上部に表示部W20を設ける。図10に示す例において、コネクタCN20-1の上部に設けられた表示部W20-1には、コネクタCN20-1に接続すべき照明機器10の機種名(例えば、スポット(1kw))が表示される。同様に、コネクタCN20-2の上部に設けられた表示部W20-2には、コネクタCN20-2に接続すべき照明機器10の機種名(例えば、ブロード(1kw))が表示される。同様に、コネクタCN20-4の上部に設けられた表示部W20-4には、コネクタCN20-4に接続すべき照明機器10の機種名(例えば、スポット(2kw))が表示される。
また、図10に示す例において、コネクタCN20-3の上部に設けられた表示部W20-3には、機種名が表示されない。すなわち、コネクタCN20-3には照明機器10が接続されないことを示している。
照明制御装置100は、操作者から、器具配置情報に対して、照明機器10の種類に対応した器具アイコンの設定を受け付けた場合、照明機器10を接続するコネクタCN20の情報と器具種情報と対応付けてノード30に送る。ノード30は、照明制御装置100から取得するコネクタCN20と器具種情報との対応関係に基づいて、バトン20の対応する表示部W20に機種名を表示させる。これにより、図10に示すような表示を実現できる。これにより、接続ミスや、接続する照明機器10の機種の取り違いなどを防止できる。
<<その他>>
上記の実施形態及び変形例に係る照明制御装置100又は情報処理装置200の処理機能を実現するための情報処理プログラムを、光ディスク、半導体メモリ、磁気テープ、フレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよい。このとき、例えば、照明制御装置100又は情報処理装置200は、情報処理プログラムを記憶媒体からインストールし、上述の処理を実行する。
また、前述の情報処理プログラムをインターネット等のネットワーク上に配置されたクラウドストレージに格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。また、上述の機能を、OS(Operating System)とアプリケーションソフトとの協働により実現してもよい。この場合には、OS以外の部分を媒体に格納して配布してもよいし、OS以外の部分をクラウドストレージに格納しておき、コンピュータにダウンロード等できるようにしてもよい。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。また、この実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
1A、1B 照明システム
10 照明機器
20 バトン
30 ノード
100 照明制御装置
110 入力部
120 表示部
130 通信部
140 記憶部
141 図面情報記憶部
142 画像情報記憶部
150 制御部
151 生成部
152 表示制御部
153 設定部
154 送信部
155 収集部
200 記憶装置
210 画像情報記憶部
300 表示装置
310 表示部
400 情報処理装置
410 生成部
420 表示制御部
430 設定部
440 送信部
450 収集部

Claims (5)

  1. 照明機器の種類ごとに固有の器具画像を記憶する画像情報記憶部と;
    バトンにおける照明機器の接続位置の各々に対応付けて、バトンに接続される照明機器に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成する生成部と;
    前記器具配置情報を表示部に表示させる表示制御部と;
    前記器具配置情報に対し、バトンに接続される照明機器と双方向通信を行うためのアドレス情報を含む設定情報を前記接続位置に対応付けて設定する設定部と;
    前記設定部により設定された前記設定情報をバトンに接続される照明機器に送信する送信部と;
    バトンに接続される照明機器の各々から、照明機器の前記接続位置を示す接続位置情報と前記照明機器の種類を示す器具種情報とを含む器具情報を収集する収集部と;
    を具備し、
    前記表示制御部は、
    前記収集部により収集された前記器具情報に含まれる前記器具種情報に対応する前記器具画像を前記画像情報記憶部から取得し、前記代用画像を前記器具画像に更新して表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、
    前記収集部により収集された前記器具情報と、前記設定部により設定された前記設定情報とが一致しない場合、前記器具配置情報において前記器具情報と前記設定情報とが不一致である箇所の前記器具画像の表示態様を変更して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定部は、
    前記設定情報として、前記器具配置情報に対し、前記器具種情報をさらに設定し、
    前記表示制御部は、
    前記収集部により収集された前記器具情報に含まれる前記器具種情報と、前記設定部により設定された前記設定情報に含まれる前記器具種情報とが一致しない場合、前記器具配置情報において前記器具種情報が不一致である箇所の前記器具画像の表示態様を変更して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定部は、
    前記バトンに接続された前記照明機器の使用アドレス数をアドレス番号の最大値として、前記照明機器にアドレス番号を連番で割り付ける
    ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 照明機器の種類ごとに固有の器具画像を記憶する画像情報記憶部と;
    バトンにおける照明機器の接続位置の各々に対応付けて、バトンに接続される照明機器に共通の代用画像を配置した器具配置情報を生成する生成部と;
    前記器具配置情報を表示部に表示させる表示制御部と;
    前記器具配置情報に対し、バトンに接続される照明機器と双方向通信を行うためのアドレス情報を含む設定情報を前記接続位置に対応付けて設定する設定部と;
    前記設定部により設定された前記設定情報をバトンに接続される照明機器に送信する送信部と;
    バトンに接続される照明機器の各々から、照明機器の前記接続位置を示す接続位置情報と前記照明機器の種類を示す器具種情報とを含む器具情報を収集する収集部と;
    を具備し、
    前記表示制御部は、
    前記収集部により収集された前記器具情報に含まれる前記器具種情報に対応する前記器具画像を前記画像情報記憶部から取得し、前記代用画像を前記器具画像に更新して表示部に表示させる
    ことを特徴とする情報処理システム。
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