JP7427339B2 - ラケット及びラケットの表面処理方法 - Google Patents

ラケット及びラケットの表面処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7427339B2
JP7427339B2 JP2020086244A JP2020086244A JP7427339B2 JP 7427339 B2 JP7427339 B2 JP 7427339B2 JP 2020086244 A JP2020086244 A JP 2020086244A JP 2020086244 A JP2020086244 A JP 2020086244A JP 7427339 B2 JP7427339 B2 JP 7427339B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
racket
rough surface
protrusions
convex portions
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020086244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021178148A (ja
Inventor
安夫 宮嶋
克高 清水
雅人 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yonex KK
Original Assignee
Yonex KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yonex KK filed Critical Yonex KK
Priority to JP2020086244A priority Critical patent/JP7427339B2/ja
Priority to TW110117441A priority patent/TWI784520B/zh
Priority to CN202110526082.3A priority patent/CN113663305B/zh
Publication of JP2021178148A publication Critical patent/JP2021178148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7427339B2 publication Critical patent/JP7427339B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B49/00Stringed rackets, e.g. for tennis
    • A63B49/02Frames
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2102/00Application of clubs, bats, rackets or the like to the sporting activity ; particular sports involving the use of balls and clubs, bats, rackets, or the like
    • A63B2102/02Tennis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2102/00Application of clubs, bats, rackets or the like to the sporting activity ; particular sports involving the use of balls and clubs, bats, rackets, or the like
    • A63B2102/04Badminton
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2225/00Miscellaneous features of sport apparatus, devices or equipment
    • A63B2225/01Special aerodynamic features, e.g. airfoil shapes, wings or air passages

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、テニスやバドミントン等のスポーツで利用されるラケット及びラケットの表面処理方法に関する。
テニスやバドミントンで使用されるラケットは、グリップと、環状のフレームと、グリップとフレームとを連結するシャフトと、を有するものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。ラケットにおいては、フレームの内側に張設されたストリングによって打球面(フェース)が形成され、プレーヤがラケットをスイングすることで打球面にて打球される。
特開平9-154982号公報
一般のラケットにあっては、スイング時にフレームやシャフトの周りを流れる空気流が剥離して渦が発生し、ラケットに空気抵抗が作用する。かかる空気抵抗が高いと、スイングスピードが上がらず、ボールスピードを上げることが困難となるので、空気抵抗を抑制できる構成の出現が望まれていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、スイング時に作用する空気抵抗を低減することができるラケット及びラケットの表面処理方法を提供することを目的とする。
本発明における一態様のラケットは、ストリングが張設されて打球面を形成するフレームと、該フレームと一体化されるシャフトとを有するラケット本体を備えたラケットであって、前記ラケット本体の少なくとも一部の外表面は、複数の凸部を備えた粗面が、吐出圧力が0.004MPa以上0.01MPa以下の条件でのスプレー塗装によって形成され、前記粗面における全ての前記凸部の面積の総和に対し、60%以上の面積を占める前記凸部は、隣り合う前記凸部との間隔が50μm以上500μm以下とされ、且つ、突出高さが20μm以上100μm以下とされることを特徴とする。
本発明における一態様の前記ラケットの表面処理方法は、前記ラケット本体の少なくとも一部の表面に対し、吐出圧力が0.004MPa以上0.01MPa以下の条件にてスプレー塗装して前記粗面を形成することを特徴とする。
本発明によれば、フレームやシャフトに上述のような凸部を有する粗面を形成したので、ラケットをスイングしたときに、フレームやシャフトの周りを流れる空気流が剥離して渦が発生することを抑制でき、ラケットに作用する空気抵抗を低減することができる。
実施の形態に係るラケットの外観図であり、図1Aは、前記ラケットの正面図、図1Bは、前記ラケットの側面図である。 図2Aから図2Cは、前記ラケットの粗面の説明図である。
一般のラケットにおいては、フレームやシャフトの外表面に美的外観(マーク、艶付け、着色など)を付与すべく加飾が施される。かかる加飾として、例えば、特許文献1に開示されるように、ラケットの外表面への塗装が行われている。
かかる塗装にて、塗料にシリカやアクリルビーズ等の粒状物を添加することで、塗装後の外表面に凹凸を形成する構成が考えられる。ところが、かかる構成では、粒状物が塗料に覆われるので、平滑な外表面からの凸部の突出高さが小さすぎ、本発明のような空気抵抗低減作用を得ることができない。
また、ラケットの従来構造として外表面に印刷処理することで凹凸を形成する構成がある。しかしながら、印刷処理では、凹凸における凸部の突出高さを高くするには、凸部同士の間隔を広くしないとインクが滲んでしまう。このため、凸部の間隔が離れて形成されるので、本発明のような空気抵抗低減作用を得ることができなくなる。
言い換えると、本発明は、上述のように粗面を形成した構成を採用することで、従来構成で得られない空気抵抗の低減作用を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下においては、本発明を硬式テニス用のラケットに適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、ソフトテニス用のラケットや、スカッシュ用のラケット、バドミントン用のラケットなどに適用してもよい。
図1は、本発明の実施の形態に係るラケットの外観図であり、図1Aは、前記ラケットの正面図、図1Bは、前記ラケットの側面図である。なお、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1に示すように、ラケット10は、プレーヤがラケット10を把持する部位であるグリップ11と、環状(一般には縦長の略楕円形状)に形成されたフレーム12と、グリップ11とフレーム12とを一体に連結するシャフト13とを備えている。ここで、フレーム12及びフレーム12と一体化されるシャフト13によってラケット本体15が構成される。
フレーム12の内側には、ストリング16が縦方向及び横方向に張設されている。ストリング16は、フレーム12の内側にて打球面(フェース)17を形成している。
シャフト13は、グリップ11からフレーム12に向かって二股に分岐するスロート18を備え、左右のスロート18の間には、フレーム12の下側の一部となるヨーク12aが形成されている。なお、シャフト13は、これに限らず、二股に分岐しないものとしてもよい。
図2Aから図2Cは、前記ラケットの粗面の説明図であり、ラケットの外表面と同様に塗装した平坦なサンプルの表面を表している。ラケット本体15の少なくとも一部の外表面においては、複数の突部を備えた粗面によって形成されている。かかる粗面について図2を用いて説明すると、粗面30の全領域には、多数の凸部31が形成され、図2A~図2Cでは、凸部31が黒塗りの斑点部分で表される。
粗面30における全ての凸部31の面積の総和に対し、60%以上の面積を占める凸部31は、隣り合う凸部31との間隔が50μm以上500μm以下の範囲に設定される。また、粗面30における全ての凸部31の面積の総和に対し、60%以上の面積を占める凸部31の突出高さは、20μm以上100μm以下の範囲に設定される。
上記範囲内に凸部31の間隔及び突出高さが設定されることで、ラケット10のスイング時に、シャークスキン効果と称される空気抵抗の低減効果を得ることができる。かかる効果は、ラケット本体15の外表面における境界層内部にて、凸部31による凹凸で空気の流れが適切に乱流化され、該境界層のはく離による大きな渦の形成を抑制可能としたことで得られる。これにより、フレーム12やシャフト13の周りを流れる空気流によって、スイング時のラケット10の空気抵抗を低減でき、ラケット10のスイングスピードを上げ、ひいては、打球されたボールのスピード向上を図ることができる。
ここで、凸部31の突出高さが100μmより高くなると、凸部31が境界層を突き抜け、空気抵抗が増加する可能性が高くなる。凸部31の突出高さが20μmより小さくなると、境界層をかき乱して乱流化することが難しくなる。なお、凸部31の突出高さは、粗面30にて凸部31が非形成となる面から、それぞれの凸部31で最も高い頂点位置までの高さを意味する。
粗面30において、隣り合う凸部31との間隔が500μmより大きくなると、凸部31一つあたりの境界層を攪乱する範囲が広くなり、境界層の乱流化が難しくなる。隣り合う凸部31との間隔が50μmより小さくなると、境界層をかき乱して乱流化することが難しくなる。なお、隣り合う凸部31の間隔は、隣り合う凸部31の外縁同士にて最接近している位置を直線的に結ぶ距離とされる。
凸部31による境界層での適切な乱流化を図るため、凸部31の突出方向から平行な方向から見たときに、凸部31の最大幅が1mm以上とされるとよい。
上記範囲内にて隣り合う凸部31との間隔がランダムであり、凸部31の突出高さもランダムとされることで、境界層をより良く乱流化してスイング時における空気抵抗の低減効果を得ることができる。なお、ランダムとは、該間隔や突出高さが大多数の凸部31において不均一であり、一部の凸部31において同一値となることを妨げるものでない。
上記範囲内に設定される凸部31が、粗面30における全ての凸部31の面積の総和に対し、60%より小さい面積で形成されると、境界層での凸部31が不足し、境界層の乱流化が難しくなってスイング時における空気抵抗の低減効果を得られなくなる。上記範囲内に設定される凸部31は、粗面30の全領域中にて30%以上60%以下の面積を占めるとよい。
続いて、本実施の形態のラケット10の表面処理方法について説明する。
ここで、ラケット本体15は、主として、熱硬化性の繊維強化樹脂(FRP:Fiber Reinforced Plastics)によって形成することが例示できる。繊維強化樹脂は、エポキシやビニルエステル樹脂等の熱硬化性樹脂にカーボン繊維からなる強化繊維を配合して半硬化させたものとされる。なお、ラケット本体15は、繊維強化樹脂に金属を含めたり、金属製としたり、それら以外の材質によって構成することを妨げるものでない。
本実施の形態の表面処理方法は、下塗り工程、色塗り工程、スプラッシュ塗装(飛沫塗装)工程、中塗り工程、マーク貼着工程、上塗り工程の順に実施する。
まず、生地となる成形後のラケット本体15に対し、下塗り工程を実施する。下塗り工程は、色塗り工程での塗料とラケット本体15との密着を高めるプライマー的役割の塗装とされ、ラケット本体15の外表面における巣穴等を充填する。
次いで、色塗り工程を実施する。色塗り工程は、下塗り工程が完了したラケット本体15全体に対し、スプレー塗装によってグレー、黒、青や赤等を着色する。
次に、スプラッシュ塗装工程を実施する。スプラッシュ塗装工程は、色塗り工程が完了したラケット本体15に対し、スプレー塗装によって塗料を斑点状に塗装し、該斑点が図2に示す凸部31となって粗面30を形成する。スプラッシュ塗装工程は、作業者がスプレーガンを手に持って手作業で行ってもよいが、予めティーチングした位置にスプレーガンを移動させる所定の移動機構を備えたロボットを用いて行うことが好ましい。
スプラッシュ塗装工程の条件は、以下のように設定される。
・スプレーガンの吐出口の形状:丸形または楕円形
・スプレーガンのガン先からラケット本体の外表面までの距離:約100mm
・スプレーガンの吐出口の口径:0.7mm~1.3mm
・吐出圧力(吐出エアー圧):0.004~0.01MPa
・塗料の種類(主成分):アクリルウレタン、ポリウレタン、エポキシ等
・塗料粘度:9~11秒/60秒
スプラッシュ塗装工程にて、特に、吐出圧力が0.004MPa以上0.01MPa以下に設定することで、図2に示す粗面30を形成することができる。図2Aは吐出圧力を0.004MPa、図2Bは吐出圧力を0.006MPa、図2Cは吐出圧力を0.01MPaにした場合の粗面30の一例を示している。
吐出圧力が0.004MPaより小さくなると、凸部31の大きさのばらつきが大きくなり、上記範囲内に間隔及び突出高さが設定される凸部31が、粗面30における全ての凸部31の面積の総和に対し、60%より小さい面積を占めるようになる。吐出圧力が0.01MPaより大きくなると、凸部31の突出高さ及び大きさが小さく、隣り合う凸部31の間隔も小さくなる。よって、吐出圧力が上記範囲外であると、ラケット本体15の外表面における境界層の乱流化が困難となって空気抵抗の低減効果を得られなくなる。
スプラッシュ塗装工程の実施後に、粗面30を含むラケット本体15全体に対し、中塗り工程を実施する。中塗り工程は、透明または半透明の塗料で塗装し、ラケット本体15での耐久性、色の保護性能(耐候性)、耐薬品性等を向上させる役割をなす。
次に、中塗り工程が完了したラケット本体15に対し、加飾用のマーク等が施されたシールを貼着するマーク貼着工程を実施する。マーク貼着工程の実施後、中塗り工程と同様の要領にて上塗り工程を実施し、本実施の形態の表面処理が完了する。
上記表面処理方法を実施することで、図2に示すような粗面30が形成される。粗面30の形成は、ラケット本体15全体とする他、ラケット本体15の一部として環状をなすフレーム12の内側面及び外側面の少なくとも一方や、シャフト13だけにする等、種々のバリエーションが採用される。よって、粗面30を形成する領域を適宜選択することで、空気抵抗の低減効果を効率良く得ることができ、粗面30を有しない従来構造のラケットに比べてスイングスピードを飛躍的に向上することができる。
このようにスプレー塗装によって粗面30を形成するので、フレーム12とシャフト13との境界部分における入り組んだ部分や複雑な形状となる部分にも、1回のスプレー塗装で粗面30の形成を簡単且つ短時間で行うことができる。また、塗料に粒状物を添加する従来構成に比べ、凸部31の突出高さを大きく確保できる上、粒状物の硬さによってラケット本体15の表面が硬くなってラケット10自体の剛性やしなり等に影響が及ぶことを回避できる。更に、外表面に印刷処理することで凹凸を形成する従来構成に対し、インクが滲む等の制約がなくなるので、粗面30を良好に形成して空気抵抗の低減効果を得ることができる。
また、スプレー塗装による多数の凸部31は、ランダムな形状及び間隔の斑点模様として優れた装飾効果を得ることができ、且つ、塗料の変更によって模様の色についての多様なニーズに容易に対応することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状、方向などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、粗面30がスプレー塗装によって形成される構成としたが、上記実施の形態の凸部31と同様に形成されて空気抵抗の低減効果が得られれば、他の方法によって粗面30を形成してもよい。但し、スプレー塗装とした方が、凸部31が形成されたシールを貼付する場合に比べ、ラケット10表面の凹凸が入り組んだ箇所にも簡単に粗面30を形成できる点で有利となる。また、金型による細かい凸部31の形成は非常に難しく、凸部31の形成面に巣穴が空く可能性が高くなるが、これに比べ、スプレー塗装は凸部31を有する粗面30を容易に形成できる点で有利となる。ここで、ラケット10表面の凹凸が入り組んだ箇所としては、フレーム12の内面及び外面におけるストリング16を挿通する孔の形成部分を溝状とした箇所や、フレーム12とシャフト13との接合部分を具体例とすることができる。また、他の具体例としては、二股に分岐したスロート18下側の接合部分や、フレーム12やシャフト13表面の空気抵抗軽減を目的として形成した凹凸部分を挙げることができる。
また、上記実施の形態の表面処理方法において、スプレー塗装工程は、色塗り工程後であって中塗り工程前に実施する場合を説明したが、上塗り工程の後に変更してもよい。かかる変更によれば、塗装最表面(最外層)にスプレー塗装で凸部31を形成できるので、空気抵抗低減効果を更に高めることができる。
本発明は、スイング時に作用する空気抵抗を低減することができるラケット及びその表面処理方法に関する。
10 ラケット
12 フレーム
13 シャフト
15 ラケット本体
16 ストリング
17 打球面
30 粗面
31 凸部

Claims (5)

  1. ストリングが張設されて打球面を形成するフレームと、該フレームと一体化されるシャフトとを有するラケット本体を備えたラケットであって、
    前記ラケット本体の少なくとも一部の外表面は、複数の凸部を備えた粗面が、吐出圧力が0.004MPa以上0.01MPa以下の条件でのスプレー塗装によって形成され、
    前記粗面における全ての前記凸部の面積の総和に対し、60%以上の面積を占める前記凸部は、隣り合う前記凸部との間隔が50μm以上500μm以下とされ、且つ、突出高さが20μm以上100μm以下とされることを特徴とするラケット。
  2. 前記粗面における全ての前記凸部の面積の総和に対し、60%以上の面積を占める前記凸部は、突出方向から平行な方向から見たときに、その最大幅が1mm以上とされることを特徴とする請求項1に記載のラケット。
  3. 前記粗面における全ての前記凸部の面積の総和に対し、60%以上の面積を占める前記凸部は、隣り合う前記凸部との間隔及び突出高さがランダムとされることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラケット。
  4. 隣り合う前記凸部との間隔が50μm以上500μm以下とされ、且つ、突出高さが20μm以上100μm以下とされる前記凸部は、前記粗面の全領域中にて30%以上60%以下の面積を占めることを特徴とする請求項1に記載のラケット。
  5. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載のラケットの表面処理方法であって、
    前記ラケット本体の少なくとも一部の表面に対し、吐出圧力が0.004MPa以上0.01MPa以下の条件にてスプレー塗装して前記粗面を形成することを特徴とするラケットの表面処理方法。
JP2020086244A 2020-05-15 2020-05-15 ラケット及びラケットの表面処理方法 Active JP7427339B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020086244A JP7427339B2 (ja) 2020-05-15 2020-05-15 ラケット及びラケットの表面処理方法
TW110117441A TWI784520B (zh) 2020-05-15 2021-05-14 球拍及球拍的表面處理方法
CN202110526082.3A CN113663305B (zh) 2020-05-15 2021-05-14 球拍及球拍的表面处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020086244A JP7427339B2 (ja) 2020-05-15 2020-05-15 ラケット及びラケットの表面処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021178148A JP2021178148A (ja) 2021-11-18
JP7427339B2 true JP7427339B2 (ja) 2024-02-05

Family

ID=78509841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020086244A Active JP7427339B2 (ja) 2020-05-15 2020-05-15 ラケット及びラケットの表面処理方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP7427339B2 (ja)
CN (1) CN113663305B (ja)
TW (1) TWI784520B (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004034333A (ja) 2002-06-28 2004-02-05 Daiwa Seiko Inc 装飾部を有する部材及びその製造方法
JP2005273988A (ja) 2004-03-24 2005-10-06 Daiwa Seiko Inc 弓道用の矢
US20070270256A1 (en) 2006-05-17 2007-11-22 Jinan Kesavan Chullikattu Sports racquet
JP2009058184A (ja) 2007-08-31 2009-03-19 Daiwa Seiko Inc
JP2012026433A (ja) 2010-03-26 2012-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 風車部材用の繊維強化複合材、及びその製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM334719U (en) * 2007-11-07 2008-06-21 guo-ying Lu Feather racket
CN102188802B (zh) * 2008-03-14 2013-11-06 威尔逊运动货品公司 球拍穿线机
GB2463507A (en) * 2008-09-16 2010-03-17 Gym Tennis Ltd Exercise Apparatus
TWM364528U (en) * 2009-05-14 2009-09-11 guo-ying Lu Badminton racket
TWM500601U (zh) * 2015-02-13 2015-05-11 Cbn Internat Co Ltd 可降低風阻的網球拍框
CN208405966U (zh) * 2018-05-23 2019-01-22 卢士元 低风阻网状球拍框
CN110368654A (zh) * 2019-07-24 2019-10-25 合肥市尚技体育用品有限公司 一种具有减少风阻的羽毛球拍

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004034333A (ja) 2002-06-28 2004-02-05 Daiwa Seiko Inc 装飾部を有する部材及びその製造方法
JP2005273988A (ja) 2004-03-24 2005-10-06 Daiwa Seiko Inc 弓道用の矢
US20070270256A1 (en) 2006-05-17 2007-11-22 Jinan Kesavan Chullikattu Sports racquet
JP2009058184A (ja) 2007-08-31 2009-03-19 Daiwa Seiko Inc
JP2012026433A (ja) 2010-03-26 2012-02-09 Dainippon Printing Co Ltd 風車部材用の繊維強化複合材、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021178148A (ja) 2021-11-18
TWI784520B (zh) 2022-11-21
TW202144056A (zh) 2021-12-01
CN113663305B (zh) 2022-10-11
CN113663305A (zh) 2021-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102202747B (zh) 用于高尔夫球杆的缠绕元件
US3985363A (en) Golf club wood
JPH03267076A (ja) ゴルフクラブ
EP3711824A1 (en) Racket
US10384101B2 (en) Tennis racket
CN102438709A (zh) 具有憎水和亲水部分的高尔夫球杆
EP4176941A1 (en) Racket
CN107456742A (zh) 羽毛球、羽毛球球头和羽毛产品及其制造方法
US8313391B2 (en) Fairing for a golf club shaft
JP7427339B2 (ja) ラケット及びラケットの表面処理方法
TWI724251B (zh) 網球拍框
US6942581B2 (en) Golf club head
JP4576330B2 (ja) 管状体およびその製造方法
US20220258017A1 (en) Improved sporting articles
JP2023009181A (ja) ラケット
EP3865191A1 (en) Racket
US20070270256A1 (en) Sports racquet
US6234921B1 (en) Sports racquets with tripod weighting
JP7180475B2 (ja) ラケット
US20020072431A1 (en) Golf club with decorative member
JP2970803B2 (ja) 物品の模様とその形成方法
CN202860037U (zh) 运动球拍
JPH0691903B2 (ja) ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法
TWM610144U (zh) 高爾夫球桿頭
KR200299189Y1 (ko) 통기공을 갖는 골프 드라이버 헤드

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231213

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20231213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7427339

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150