JPH0691903B2 - ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 - Google Patents
ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法Info
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- JPH0691903B2 JPH0691903B2 JP63231128A JP23112888A JPH0691903B2 JP H0691903 B2 JPH0691903 B2 JP H0691903B2 JP 63231128 A JP63231128 A JP 63231128A JP 23112888 A JP23112888 A JP 23112888A JP H0691903 B2 JPH0691903 B2 JP H0691903B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating layer
- transparent
- golf club
- club head
- coating
- Prior art date
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/047—Heads iron-type
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B53/00—Golf clubs
- A63B53/04—Heads
- A63B53/0416—Heads having an impact surface provided by a face insert
- A63B53/042—Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head
- A63B53/0425—Heads having an impact surface provided by a face insert the face insert consisting of a material different from that of the head the face insert comprising two or more different materials
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B60/00—Details or accessories of golf clubs, bats, rackets or the like
- A63B60/004—Striking surfaces coated with high-friction abrasive materials
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法に関
する。
する。
近時、ヘッド本体を繊維強化合成樹脂または合成樹脂で
形成したゴルフクラブヘッドが開発されている。
形成したゴルフクラブヘッドが開発されている。
しかしながら、このようなゴルフクラブヘッドでは、そ
の表面が比較的軟質であるため、プレイ中における土,
小石,ボールとの接触あるいは他のクラブとの接触等に
より、表面に傷が形成されるという問題がある。
の表面が比較的軟質であるため、プレイ中における土,
小石,ボールとの接触あるいは他のクラブとの接触等に
より、表面に傷が形成されるという問題がある。
そこで、従来、例えば、実開昭58−86159号公報,実開
昭55−119761号公報に開示されるような塗装あるいは表
面処理が行なわれている。
昭55−119761号公報に開示されるような塗装あるいは表
面処理が行なわれている。
しかしながら、従来の表面処理方法では、表面処理部分
に傷が付き易く、また、色落ち、傷部分の変色等により
その傷が目立つという問題があった。
に傷が付き易く、また、色落ち、傷部分の変色等により
その傷が目立つという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされた
もので、表面に容易に傷が付くことなく、また、傷が付
いた場合にも、傷の目立つことのないゴルフクラブヘッ
ドおよびその製造方法を提供することを目的とする。
もので、表面に容易に傷が付くことなく、また、傷が付
いた場合にも、傷の目立つことのないゴルフクラブヘッ
ドおよびその製造方法を提供することを目的とする。
請求項1のゴルフクラブヘッドは、繊維強化合成樹脂ま
たは合成樹脂からなるヘッド本体の表面に複数層からな
る塗装層を形成してなるゴルフクラブヘッドにおいて、
前記塗装層を、少なくとも、前記ヘッド本体の外側に形
成される着色塗装層と、この着色塗装層の外側に形成さ
れ紫外線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層と、この透
明上塗塗装層の表面に粒状状態で塗布されて形成された
紫外線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗塗装層とから構
成したものである。
たは合成樹脂からなるヘッド本体の表面に複数層からな
る塗装層を形成してなるゴルフクラブヘッドにおいて、
前記塗装層を、少なくとも、前記ヘッド本体の外側に形
成される着色塗装層と、この着色塗装層の外側に形成さ
れ紫外線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層と、この透
明上塗塗装層の表面に粒状状態で塗布されて形成された
紫外線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗塗装層とから構
成したものである。
請求項2のゴルフクラブヘッドの製造方法は、繊維強化
合成樹脂または合成樹脂からなるヘッド本体の外側に着
色塗装層を形成した後、この着色塗装層の外側に、紫外
線硬化型塗料からなる塗料を塗布し、これを半硬化させ
て透明上塗塗装層を形成し、この透明上塗塗装層の表面
に紫外線硬化型塗料からなる塗料をノズルから粒状状態
で噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布された微細な凹
凸状の透明凹凸上塗塗装層を形成するものである。
合成樹脂または合成樹脂からなるヘッド本体の外側に着
色塗装層を形成した後、この着色塗装層の外側に、紫外
線硬化型塗料からなる塗料を塗布し、これを半硬化させ
て透明上塗塗装層を形成し、この透明上塗塗装層の表面
に紫外線硬化型塗料からなる塗料をノズルから粒状状態
で噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布された微細な凹
凸状の透明凹凸上塗塗装層を形成するものである。
請求項1のゴルフクラブヘッドでは、ヘッド本体の外側
に着色塗装層が形成され、この着色塗装層の外側に紫外
線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層が形成され、さら
に、この透明上塗塗装層の表面に粒状状態で塗布されて
微細な凹凸状の紫外線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗
塗装層が形成される。
に着色塗装層が形成され、この着色塗装層の外側に紫外
線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層が形成され、さら
に、この透明上塗塗装層の表面に粒状状態で塗布されて
微細な凹凸状の紫外線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗
塗装層が形成される。
請求項2のゴルフクラブヘッドの製造方法では、繊維強
化合成樹脂または合成樹脂からなるヘッド本体の外側に
着色塗装層が形成された後、この着色塗装層の外側に、
紫外線硬化型塗料からなる塗料が塗布され、これを半硬
化させて透明上塗塗装層が形成され、この透明上塗塗装
層の表面に紫外線硬化型塗料からなる塗料がノズルから
粒状状態で噴出されて吹き付けられ、粒状状態で塗布さ
れた微細な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層が形成される。
化合成樹脂または合成樹脂からなるヘッド本体の外側に
着色塗装層が形成された後、この着色塗装層の外側に、
紫外線硬化型塗料からなる塗料が塗布され、これを半硬
化させて透明上塗塗装層が形成され、この透明上塗塗装
層の表面に紫外線硬化型塗料からなる塗料がノズルから
粒状状態で噴出されて吹き付けられ、粒状状態で塗布さ
れた微細な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層が形成される。
以下、本発明の詳細を図面に示す実施例について説明す
る。
る。
第1図は第2図の塗装層の詳細を示しており、第2図
は、本発明のゴルフクラブヘッドの一実施例を示してい
る。
は、本発明のゴルフクラブヘッドの一実施例を示してい
る。
第2図は、本発明が適用されるアイアンクラブヘッドの
前面を示すもので、このアイアンクラブヘッドは、ホー
ゼル部11,フェース部13,トウ部15およびソール部17とか
ら主体部分が構成されている。
前面を示すもので、このアイアンクラブヘッドは、ホー
ゼル部11,フェース部13,トウ部15およびソール部17とか
ら主体部分が構成されている。
このアイアンクラブヘッドは、ヘッド本体19をエポキシ
樹脂をマトリックスとした繊維強化合成樹脂により形成
されており、ヘッド本体19の外周に塗装層が形成されて
いる。
樹脂をマトリックスとした繊維強化合成樹脂により形成
されており、ヘッド本体19の外周に塗装層が形成されて
いる。
第1図は、塗装層の詳細を示すもので、図において符号
19は、ヘッド本体を示している。
19は、ヘッド本体を示している。
このヘッド本体19の表面には、主に色彩美装を目的とし
て、着色ウレタン塗料からなる着色塗装層21が形成され
ている。
て、着色ウレタン塗料からなる着色塗装層21が形成され
ている。
この着色塗装層21の表面には、透明ウレタン塗料からな
る透明中塗塗装層23が形成されており、この透明中塗塗
装層23の表面には、透明上塗塗装層25が形成されてい
る。
る透明中塗塗装層23が形成されており、この透明中塗塗
装層23の表面には、透明上塗塗装層25が形成されてい
る。
なお、透明中塗塗装層23の表面には、必要なマーク26が
印刷されている。
印刷されている。
透明上塗塗装層25は、紫外線硬化型塗料である、例えば
UVウレタン塗料等のUV硬化樹脂塗料により形成されてい
る。
UVウレタン塗料等のUV硬化樹脂塗料により形成されてい
る。
そして、透明上塗塗装層25の表面には、紫外線硬化型塗
料である、例えばUVウレタン塗料等のUV硬化樹脂塗料か
らなる透明凹凸上塗塗装層27が形成されている。
料である、例えばUVウレタン塗料等のUV硬化樹脂塗料か
らなる透明凹凸上塗塗装層27が形成されている。
この透明凹凸上塗塗装層27は、微細な凹凸29からなり、
第3図に示すように、梨地模様とされている。
第3図に示すように、梨地模様とされている。
なお、この実施例では、塗装硬度は、着色塗装層21,透
明中塗塗装層23,透明上塗塗装層25,透明凹凸上塗塗装層
27と順次硬度を高くされており、例えば、着色塗装層21
の硬度はH、透明中塗塗装層23の硬度はH、透明上塗塗
装層25の硬度は2H〜6H、透明凹凸上塗塗装層27の硬度は
2H〜6Hである。
明中塗塗装層23,透明上塗塗装層25,透明凹凸上塗塗装層
27と順次硬度を高くされており、例えば、着色塗装層21
の硬度はH、透明中塗塗装層23の硬度はH、透明上塗塗
装層25の硬度は2H〜6H、透明凹凸上塗塗装層27の硬度は
2H〜6Hである。
以上のように構成されたゴルフクラブヘッドは、以下述
べるようにして製造される。
べるようにして製造される。
すなわち、先ず、ヘッド本体19の表面に着色ウレタン塗
料が塗布され、これが完全に硬化した所で表面が研磨さ
れ、着色塗装層21が形成される。
料が塗布され、これが完全に硬化した所で表面が研磨さ
れ、着色塗装層21が形成される。
なお、ヘッド本体19の表面状態が粗い場合には、着色塗
装層21の形成前に、下塗りを行なうのが望ましい。
装層21の形成前に、下塗りを行なうのが望ましい。
この後、この着色塗装層21の表面に透明ウレタン塗料が
塗布され、透明中塗塗装層23が形成される。
塗布され、透明中塗塗装層23が形成される。
なお、この透明中塗塗装層23は、着色塗装層21と透明上
塗塗装層25との密着性を向上するために行なわれるもの
で、ウレタン塗料は比較的密着性が良いため、必ずしも
行なう必要はない。
塗塗装層25との密着性を向上するために行なわれるもの
で、ウレタン塗料は比較的密着性が良いため、必ずしも
行なう必要はない。
透明中塗塗装層23が完全に硬化した所で表面が研磨さ
れ、透明中塗塗装層23の表面に、例えばUVウレタン塗料
からなる紫外線硬化型塗料が塗布され、透明上塗塗装層
25が形成される。
れ、透明中塗塗装層23の表面に、例えばUVウレタン塗料
からなる紫外線硬化型塗料が塗布され、透明上塗塗装層
25が形成される。
この後、透明上塗塗装層25が半硬化した所で、透明上塗
塗装層25の表面に、例えばUVウレタン塗料からなる紫外
線硬化型塗料が、表面が微細な凹凸29となるように粒状
状態で塗布され、透明凹凸上塗塗装層27が形成される。
塗装層25の表面に、例えばUVウレタン塗料からなる紫外
線硬化型塗料が、表面が微細な凹凸29となるように粒状
状態で塗布され、透明凹凸上塗塗装層27が形成される。
なお、透明凹凸上塗塗装層27は、例えば、紫外線硬化型
塗料をノズルから粒状の状態で噴出し、これを透明上塗
塗装層25の表面に吹き付けることにより容易に形成する
ことができる。
塗料をノズルから粒状の状態で噴出し、これを透明上塗
塗装層25の表面に吹き付けることにより容易に形成する
ことができる。
しかして、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド
では、塗装層を、少なくとも、ヘッド本体19の外側に形
成される着色塗装層21と、この着色塗装層21の外側に形
成された紫外線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層23
と、この透明上塗塗装層23の表面に粒状状態で塗布され
て微細な凹凸状に形成され紫外線硬化型塗料からなる透
明凹凸上塗塗装層27とから構成したので、表面に容易に
傷が付くことがなく、また、傷付いた場合にも、傷の目
立つことのないゴルフクラブヘッドを提供することがで
きる。
では、塗装層を、少なくとも、ヘッド本体19の外側に形
成される着色塗装層21と、この着色塗装層21の外側に形
成された紫外線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層23
と、この透明上塗塗装層23の表面に粒状状態で塗布され
て微細な凹凸状に形成され紫外線硬化型塗料からなる透
明凹凸上塗塗装層27とから構成したので、表面に容易に
傷が付くことがなく、また、傷付いた場合にも、傷の目
立つことのないゴルフクラブヘッドを提供することがで
きる。
すなわち、以上のように構成されたゴルフクラブヘッド
では、着色塗装層21の外側に、紫外線硬化型塗料からな
る透明上塗塗装層25および透明凹凸上塗塗装層27を形成
したので、緩衝効果が増大し、容易に傷が付くことがな
くなる。
では、着色塗装層21の外側に、紫外線硬化型塗料からな
る透明上塗塗装層25および透明凹凸上塗塗装層27を形成
したので、緩衝効果が増大し、容易に傷が付くことがな
くなる。
また、以上のように構成されたゴルフクラブヘッドで
は、最外層が微細な凹凸29からなる透明凹凸上塗塗装層
27により形成されているため、その凹凸29により傷が目
立つことがない。
は、最外層が微細な凹凸29からなる透明凹凸上塗塗装層
27により形成されているため、その凹凸29により傷が目
立つことがない。
さらに、着色塗装層21の外側に透明上塗塗装層25および
透明凹凸上塗塗装層27が形成されているため、傷が着色
塗装層21まで達することは殆どなく、表面に傷が付いて
も透明層であるため目立つこともない。
透明凹凸上塗塗装層27が形成されているため、傷が着色
塗装層21まで達することは殆どなく、表面に傷が付いて
も透明層であるため目立つこともない。
また、以上のように構成されたゴルフクラブヘッドで
は、透明上塗塗装層25および透明凹凸上塗塗装層27を、
例えばUVウレタン塗料からなる紫外線硬化型塗料により
形成したので、長時間の使用により表面硬度が低下する
ことなく逆に上昇するため、さらに、傷付き難くなる。
は、透明上塗塗装層25および透明凹凸上塗塗装層27を、
例えばUVウレタン塗料からなる紫外線硬化型塗料により
形成したので、長時間の使用により表面硬度が低下する
ことなく逆に上昇するため、さらに、傷付き難くなる。
さらに、以上のように構成されたゴルフクラブヘッドで
は、透明上塗塗装層26が半硬化した所で、その表面に例
えばUVウレタン塗料からなる紫外線硬化型塗料がノズル
から粒状状態で噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布さ
れた微細な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層27を形成するも
のであるから、透明凹凸上塗塗装層27が下層の透明上塗
塗装層26に馴染んでしまうことがなく、透明上塗塗装層
26の上に紫外線硬化型塗料が塗布された時の粒状を残し
た状態で付着することができる。
は、透明上塗塗装層26が半硬化した所で、その表面に例
えばUVウレタン塗料からなる紫外線硬化型塗料がノズル
から粒状状態で噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布さ
れた微細な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層27を形成するも
のであるから、透明凹凸上塗塗装層27が下層の透明上塗
塗装層26に馴染んでしまうことがなく、透明上塗塗装層
26の上に紫外線硬化型塗料が塗布された時の粒状を残し
た状態で付着することができる。
そして、本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法では、
繊維強化合成樹脂からなるヘッド本体19の外側に着色塗
装層21を形成した後、この着色塗装層21の外側に、紫外
線硬化型塗料からなる塗料を塗布し、これを半硬化させ
て透明上塗塗装層25を形成し、この透明上塗塗装層25の
外側に紫外線硬化型塗料からなる塗料をノズルから粒状
状態で噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布された微細
な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層27を形成するようにした
ので、前述したゴルフクラブヘッドを容易に製造するこ
とが可能となる。
繊維強化合成樹脂からなるヘッド本体19の外側に着色塗
装層21を形成した後、この着色塗装層21の外側に、紫外
線硬化型塗料からなる塗料を塗布し、これを半硬化させ
て透明上塗塗装層25を形成し、この透明上塗塗装層25の
外側に紫外線硬化型塗料からなる塗料をノズルから粒状
状態で噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布された微細
な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層27を形成するようにした
ので、前述したゴルフクラブヘッドを容易に製造するこ
とが可能となる。
また、本発明方法では、透明上塗塗装層25および透明凹
凸上塗塗装層27を、例えばUVウレタン塗料からなる紫外
線硬化型塗料により形成するようにしたので、透明上塗
塗装層25および透明凹凸上塗塗装層27の硬化が、通常の
ウレタン塗料より早くなり、製造を容易にすることがで
きるとともに、充分な硬度を確保することが可能とな
る。
凸上塗塗装層27を、例えばUVウレタン塗料からなる紫外
線硬化型塗料により形成するようにしたので、透明上塗
塗装層25および透明凹凸上塗塗装層27の硬化が、通常の
ウレタン塗料より早くなり、製造を容易にすることがで
きるとともに、充分な硬度を確保することが可能とな
る。
なお、以上述べた実施例では、本発明をアイアンクラブ
ヘッドに適用した例について説明したが、本発明は、か
かる実施例に限定されるものではなく、例えば、ポリカ
ーボネイトからなる成形ウッドヘッド等にも同様に適用
できることは勿論である。
ヘッドに適用した例について説明したが、本発明は、か
かる実施例に限定されるものではなく、例えば、ポリカ
ーボネイトからなる成形ウッドヘッド等にも同様に適用
できることは勿論である。
以上述べたように、請求項1のゴルフクラブヘッドで
は、塗装層を、少なくとも、ヘッド本体の外側に形成さ
れる着色塗装層と、この着色塗装層の外側に形成され紫
外線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層と、この透明上
塗塗装層の表面に粒状状態で塗布されて形成された紫外
線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗塗装層とから構成し
たので、表面に容易に傷が付くことがなく、また、傷付
いた場合にも、傷の目立つことのないゴルフクラブヘッ
ドを提供することができる。
は、塗装層を、少なくとも、ヘッド本体の外側に形成さ
れる着色塗装層と、この着色塗装層の外側に形成され紫
外線硬化型塗料からなる透明上塗塗装層と、この透明上
塗塗装層の表面に粒状状態で塗布されて形成された紫外
線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗塗装層とから構成し
たので、表面に容易に傷が付くことがなく、また、傷付
いた場合にも、傷の目立つことのないゴルフクラブヘッ
ドを提供することができる。
そして、請求項2のゴルフクラブヘッドの製造方法で
は、繊維強化合成樹脂からなるヘッド本体の外側に着色
塗装層を形成した後、この着色塗装層の外側に、紫外線
硬化型塗料からなる塗料を塗布し、これを半硬化させて
透明上塗塗装層を形成し、この透明上塗塗装層の表面に
紫外線硬化型塗料からなる塗料をノズルから粒状状態で
噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布された微細な凹凸
状の透明凹凸上塗塗装層を形成するようにしたので、請
求項1のゴルフクラブヘッドを容易に製造することがで
きるという利点がある。
は、繊維強化合成樹脂からなるヘッド本体の外側に着色
塗装層を形成した後、この着色塗装層の外側に、紫外線
硬化型塗料からなる塗料を塗布し、これを半硬化させて
透明上塗塗装層を形成し、この透明上塗塗装層の表面に
紫外線硬化型塗料からなる塗料をノズルから粒状状態で
噴出させて吹き付け、粒状状態で塗布された微細な凹凸
状の透明凹凸上塗塗装層を形成するようにしたので、請
求項1のゴルフクラブヘッドを容易に製造することがで
きるという利点がある。
第1図は第2図のゴルフクラブヘッドの塗装層の詳細を
示す縦断面図である。 第2図は本発明のゴルフクラブヘッドの一実施例を示す
正面図である。 第3図は第1図の塗装層の透明凹凸上塗塗装層を示す上
面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 19……ヘッド本体 21……着色塗装層 23……透明中塗塗装層 25……透明上塗塗装層 27……透明凹凸上塗塗装層 29……凹凸。
示す縦断面図である。 第2図は本発明のゴルフクラブヘッドの一実施例を示す
正面図である。 第3図は第1図の塗装層の透明凹凸上塗塗装層を示す上
面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 19……ヘッド本体 21……着色塗装層 23……透明中塗塗装層 25……透明上塗塗装層 27……透明凹凸上塗塗装層 29……凹凸。
Claims (2)
- 【請求項1】繊維強化合成樹脂または合成樹脂からなる
ヘッド本体の表面に複数層からなる塗装層を形成してな
るゴルフクラブヘッドにおいて、前記塗装層を、少なく
とも、前記ヘッド本体の外側に形成される着色塗装層
と、この着色塗装層の外側に形成され紫外線硬化型塗料
からなる透明上塗塗装層と、この透明上塗塗装層の表面
に粒状状態で塗布されて微細な凹凸状に形成された紫外
線硬化型塗料からなる透明凹凸上塗塗装層とから構成し
たことを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】繊維強化合成樹脂または合成樹脂からなる
ヘッド本体の外側に着色塗装層を形成した後、この着色
塗装層の外側に、紫外線硬化型塗料からなる塗料を塗布
し、これを半硬化させて透明上塗塗装層を形成し、この
透明上塗塗装層の表面に紫外線硬化型塗料からなる塗料
をノズルから粒状状態で噴出させて吹き付け、粒状状態
で塗布された微細な凹凸状の透明凹凸上塗塗装層を形成
することを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231128A JPH0691903B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63231128A JPH0691903B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0280069A JPH0280069A (ja) | 1990-03-20 |
JPH0691903B2 true JPH0691903B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=16918722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63231128A Expired - Lifetime JPH0691903B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | ゴルフクラブヘッドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0691903B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001129135A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-05-15 | Callaway Golf Co | ゴルフクラブのテクスチャコーティング |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5158289A (en) * | 1990-08-15 | 1992-10-27 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Golf clubs |
US6596837B2 (en) | 2001-03-27 | 2003-07-22 | Acushnet Company | Abrasion resistant coated golf equipment |
US20130053169A1 (en) * | 2011-08-23 | 2013-02-28 | Nike, Inc. | Golf Club Head or Other Ball Striking Device Having Color Component |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP63231128A patent/JPH0691903B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001129135A (ja) * | 1999-10-12 | 2001-05-15 | Callaway Golf Co | ゴルフクラブのテクスチャコーティング |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0280069A (ja) | 1990-03-20 |
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