JPH05111550A - ゴルフボールの製造方法 - Google Patents

ゴルフボールの製造方法

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JPH05111550A
JPH05111550A JP3277587A JP27758791A JPH05111550A JP H05111550 A JPH05111550 A JP H05111550A JP 3277587 A JP3277587 A JP 3277587A JP 27758791 A JP27758791 A JP 27758791A JP H05111550 A JPH05111550 A JP H05111550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
golf ball
cover material
dimples
color
golf
Prior art date
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Pending
Application number
JP3277587A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaharu Okumoto
隆治 奥本
Toshio Kobayashi
俊夫 小林
Hideaki Wakagi
秀晃 若木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP3277587A priority Critical patent/JPH05111550A/ja
Publication of JPH05111550A publication Critical patent/JPH05111550A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフのプレー中に、ゴルフボールの傷付き
が目立ち難い上に、汚れも目立ち難く、耐久性及び視認
性に優れ、更にゴルフボールに違和感がなくファッショ
ン性に優れたゴルフボールの製造方法を提供することを
目的とするものである。 【構成】 ゴルフボール1のカバー材2の色と、ディン
プル3に着色塗装した色とを異なった色、例えば、カバ
ー材2を橙色,ディンプル3を白色とした場合、カバー
材2を黄色,ディンプル3を白色とした場合、カバー材
2を透明で地色にし、ディンプル3を白色とした場合、
カバー材2を白色,ディンプル3を橙色とした場合、カ
バー材2を白色,ディンプル3を黄色とした場合等、あ
らゆる組合せのものが考えられ、異なった斑点状のゴル
フボール1にすることが出来るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴルフボールの製造
方法に係わり、更に詳しくは視認性に富み、かつ耐久性
に優れたファッション性を有するカラーゴルフボールの
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーボールには、単一色で球面
全体を着色した物、或いは半球面ずつ異なった色彩で着
色したもの、更にはゴルフボールのディンプルと、ディ
ンプル以外の部分の色を異なった色に着色して形成した
もの(実開昭60-27945号公報)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、上記のよ
うな種々の色に着色塗装されたカラーボールは、ゴルフ
ボールとしての耐久性(傷が付き難く、汚れ難い)等を
考慮したものではなく、ゴルフボールのファッション
性,視認性,意匠的な感覚等で製造されたものであり、
従って成形されたゴルフボールのカバー材に、種々の塗
料を単に塗布して乾燥付着させたものである。このた
め、ゴルフのプレー中に、クラブヘッドのエッヂ等でゴ
ルフボールを強打した場合には、塗料の一部が剥げ落ち
て傷が付き、地色の色が出て来るために、カラーボール
としての美観を損なう上に、ゴルファーとして違和感が
生じ、更にパッティング時の視認性を損なうと言う問題
があった。
【0004】即ち、一般のゴルファーは、ゴルフのスコ
アーとは別に、常に新しいボール、即ちゴルフボールの
表面に傷がなく、しかも汚れていないニューボールを使
用してプレーをしたいと思うものであり、例えば、一つ
のホールでゴルフボールに傷や汚れが生じた場合には、
次のホールではボールを交換してニューボールを使用し
て再びプレーを行う場合が度々ある。このような点か
ら、特にカラーボールにおいては、簡単に塗料が剥げ落
ちず、傷や汚れが生じないものが望ましいのである。
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出されたも
ので、ゴルフのプレー中に、ゴルフボールに対する傷付
や汚れが目立ち難く、耐久性及び視認性に優れ、更にゴ
ルフボールに違和感がなくファッション性に優れたゴル
フボールの製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するため、着色または無着色のカバー材を用いて射出
成形あるいは圧縮成形によりゴルフボールを成形し、こ
のゴルフボールの表面を処理した後、ゴルフボールの全
面に、カバー材の色と異なり、かつカバー材色を覆い隠
すような塗料を塗布し、塗料の乾燥後、研磨工程にてゴ
ルフボールのディンプル以外の塗膜のみを除去し、この
ゴルフボールの表面に透明な塗料を塗布して乾燥するこ
とにより、ディンプル部と、それ以外の部分とが色彩の
異なったものとすることを要旨とするものである。
【0006】
【発明の作用】この発明は上記のように構成され、ゴル
フボールの地色であるカバー材の色とディンプルに着色
する色とを異にすることで、例えゴルフのプレー中に、
クラブヘッドのエッヂ等でゴルフボールを強打した場合
にも、カバー材の色が落ちるわけではなく、従って、傷
付きや、汚れが目立ち難く、また従来と同様に視認性及
びファッション性に優れたゴルフボールとすることが出
来るものである。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に基づき、この発明の
実施例を説明する。図1は、この発明を実施したゴルフ
ボール1の正面図を示し、2はゴルフボール1のカバー
材、3はディンプルを示している。この発明では、ゴル
フボール1のカバー材2の色と、ディンプル3に着色塗
装した色とを異なった色、例えば、カバー材2を橙色,
ディンプル3を白色とした場合、カバー材2を黄色,デ
ィンプル3を白色とした場合、カバー材2を透明で地色
にし、ディンプル3を白色とした場合、カバー材2を白
色,ディンプル3を橙色とした場合、カバー材2を白
色,ディンプル3を黄色とした場合等、あらゆる組合せ
のものが考えられ、異なった斑点状のゴルフボール1に
することが出来るものである。
【0008】また、ディンプル3に着色塗装する色も、
単一色に限定されず、ボールの周方向に一定の間隔で色
を異なるものとしたり、所定の模様で着色することも可
能である。次に、この発明にかかるゴルフボール1の製
造方法を、図2を参照しながら説明する。
【0009】まず、着色または無着色のカバー材を用い
て射出成形あるいは圧縮成形によりゴルフボールを成形
し(ステップ(A))、このゴルフボールをステップ
(B)のセンタレス研磨工程で、成形されたゴルフボー
ルの表面のバリ取りや、真球加工を行い、次いでステッ
プ(C)のバレル研磨工程でゴルフボールの塗装前処
理、即ちボール表面の粗面化を行う。このような状態に
したゴルフボールを、ステップ(D)の水洗・乾燥工程
で、水洗すると共に、所定温度で所定時間の乾燥処理を
行い、ステップ(E)及びステップ(F)のプライマー
塗布工程,プライマー乾燥工程で、前記ゴルフボールの
表面に、次の工程で行う塗膜が強固に密着するようにエ
ポキシ系の樹脂を塗布した後、乾燥させる。
【0010】次に、ステップ(G)の着色塗装工程で、
スプレーガン等を使用してゴルフボールの全面に、カバ
ー材の色と異なり、かつカバー材色を覆い隠すようなウ
レタン系の塗料を塗布し、ステップ(H)の着色乾燥工
程において塗布した塗料を所定時間,所定温度により乾
燥させる。このようにして単一色に塗装されたゴルフボ
ールを、次にステップ(I)のセンタレス研磨工程で、
ゴルフボールのディンプル以外の塗膜のみを除去し、前
記塗装した塗料の色をディンプル部分のみ残存させる。
そして、このゴルフボールを水洗すると共に、所定温度
で所定時間の乾燥処理を行った後、ステップ(J)のブ
ランディング工程で、ゴルフボールの表面にネーム等の
文字や番号等を転写またはパット印刷により行う。
【0011】このようにして形成されたゴルフボール
に、ステップ(K)のトップコート(クリヤ工程)で、
無色透明なウレタン系の塗料を塗布し、ゴルフボールに
耐久性及び光沢性を付与させ、これをステップ(L)の
乾燥工程において、所定温度で所定時間乾燥させた後、
ステップ(M)の製品検査工程を経て出荷(ステップ
(N)するものである。
【0012】以上のような各工程を経てゴルフボール1
の地色であるカバー材2の色とディンプル3に着色する
色とを異ったものとすることにより、例えゴルフのプレ
ー中に、クラブヘッドのエッヂ等でゴルフボールを強打
した場合にも、通常傷の付き易いディンプル以外のカバ
ー材の色が落ちるわけではなく、従って、傷が付きが目
立ち難い上に、汚れも目立ち難く、また従来と同様に視
認性及びファッション性に優れたゴルフボールとするこ
とが出来るものである。
【0013】
【発明の効果】この発明は、上記のように着色または無
着色のカバー材を用いて射出成形あるいは圧縮成形によ
りゴルフボールを成形し、このゴルフボールの表面を処
理した後、ゴルフボールの全面に、カバー材の色と異な
り、かつカバー材色を覆い隠すような塗料を塗装工程に
て塗布し、塗料の乾燥後、研磨工程にてゴルフボールの
ディンプル以外の塗膜のみを除去し、このゴルフボール
の表面に透明な塗料を塗布して乾燥することにより、デ
ィンプル部と、それ以外の部分とが色彩の異なったゴル
フボールを製造するので、ゴルフのプレー中に、ゴルフ
ボールの傷付きが目立ち難い上に、汚も目立ち難く、耐
久性及び視認性に優れ、更にゴルフボールに違和感がな
くファッション性に優れたゴルフボールとすることが出
来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施したゴルフボールの正面図であ
る。
【図2】この発明のゴルフボールの製造工程を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 ゴルフボール 2 カバー材 3 ディンプル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色または無着色のカバー材を用いて射
    出成形あるいは圧縮成形によりゴルフボールを成形し、
    このゴルフボールの表面を処理した後、ゴルフボールの
    全面に、カバー材の色と異なり、かつカバー材色を覆い
    隠すような塗料を塗布し、塗料の乾燥後、研磨工程にて
    ゴルフボールのディンプル以外の塗膜のみを除去し、こ
    のゴルフボールの表面に透明な塗料を塗布して乾燥する
    ことにより、ディンプル部と、それ以外の部分とが色彩
    の異なったものとすることを特徴とするゴルフボールの
    製造方法。
JP3277587A 1991-10-24 1991-10-24 ゴルフボールの製造方法 Pending JPH05111550A (ja)

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