JPS6034469A - ゴルフボールの製造方法 - Google Patents
ゴルフボールの製造方法Info
- Publication number
- JPS6034469A JPS6034469A JP58143485A JP14348583A JPS6034469A JP S6034469 A JPS6034469 A JP S6034469A JP 58143485 A JP58143485 A JP 58143485A JP 14348583 A JP14348583 A JP 14348583A JP S6034469 A JPS6034469 A JP S6034469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer shell
- golf ball
- dimple
- paint
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はゴルフボール及びその製造方法に関する。
従来、ゴルフボールは白色のものが使用されているが、
近時、黄、オレンジ、ピンク等の色で球面全体を着色し
たものが市場に出ている。これGま、ボールの識別を容
易とする為である。ところが、これ等カラーボールは、
例えば直射日光の照射が激しい真夏時等には逆に見えに
くいという欠点があった。
近時、黄、オレンジ、ピンク等の色で球面全体を着色し
たものが市場に出ている。これGま、ボールの識別を容
易とする為である。ところが、これ等カラーボールは、
例えば直射日光の照射が激しい真夏時等には逆に見えに
くいという欠点があった。
本発明はこのような欠点を解決し、遠くのボールを容易
に識別出来ると共に、プレイヤーが自分の打ったボール
の飛ぶ方向、回転等を目で確認し易り、フオームの改良
に役立つゴルフボール及びその製造方法を提供すること
を目的とする。そこで、第1の発明の特徴とする処は、
外殻層に凹設されたディンプル部と該ディンプル部以外
の最外周面部とを異色に構成した点にあり、第2の発明
の特徴とする処は、 “ ゛ 、 外殻層と異色の塗料を塗布固化して塗料層を形
成後、研削工程を経ることにより該外殻層に凹設された
ディンプル部以外の最外周面部の塗料層を研削除去する
ようにした点にある。
に識別出来ると共に、プレイヤーが自分の打ったボール
の飛ぶ方向、回転等を目で確認し易り、フオームの改良
に役立つゴルフボール及びその製造方法を提供すること
を目的とする。そこで、第1の発明の特徴とする処は、
外殻層に凹設されたディンプル部と該ディンプル部以外
の最外周面部とを異色に構成した点にあり、第2の発明
の特徴とする処は、 “ ゛ 、 外殻層と異色の塗料を塗布固化して塗料層を形
成後、研削工程を経ることにより該外殻層に凹設された
ディンプル部以外の最外周面部の塗料層を研削除去する
ようにした点にある。
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説する。
第1図と第2図と第3図にゴルフボールの一例を示し、
1は中心部に比重の高い液体を詰めたリキッドセンター
、或は固体を詰めたソリッドセンター等の6部であって
、該6部1に平ゴムや糸ゴム等にテンションをかけて巻
き固めて内核2が形成される。3は内核2の表面をガツ
タパーチャ、バラク、アイオノマー等で被覆形成した外
殻層であって、該外殻層3の表面には凹窪状のディンプ
ル部4が多数凹設される。このディンプル部4は、空気
力学的にボールの飛距離を増加させる為のものである。
1は中心部に比重の高い液体を詰めたリキッドセンター
、或は固体を詰めたソリッドセンター等の6部であって
、該6部1に平ゴムや糸ゴム等にテンションをかけて巻
き固めて内核2が形成される。3は内核2の表面をガツ
タパーチャ、バラク、アイオノマー等で被覆形成した外
殻層であって、該外殻層3の表面には凹窪状のディンプ
ル部4が多数凹設される。このディンプル部4は、空気
力学的にボールの飛距離を増加させる為のものである。
しかして、5はディンプル部4に塗着形成された塗料層
であって、例えば該塗料N5を赤色にすれば、ディンプ
ル部4以外の最外周面部6を白色として、外殻層3がデ
ィンプル部4と最外周面部6とで異なる2色に区画形成
される。なお、ディンプル部4と最外周面部6の夫々の
色の明度・彩度・色相の少くとも一つの要素を相違させ
る場合を、本発明にいう異色の定義とするが、要は明瞭
に区別出来るように夫々選択して組合わされるのが好ま
しい。
であって、例えば該塗料N5を赤色にすれば、ディンプ
ル部4以外の最外周面部6を白色として、外殻層3がデ
ィンプル部4と最外周面部6とで異なる2色に区画形成
される。なお、ディンプル部4と最外周面部6の夫々の
色の明度・彩度・色相の少くとも一つの要素を相違させ
る場合を、本発明にいう異色の定義とするが、要は明瞭
に区別出来るように夫々選択して組合わされるのが好ま
しい。
7は透明保護層であって、該透明保護層7はゴルフボー
ルの衝撃による損傷防止、化学変化による劣化防止、表
面光沢等を考慮して外殻N3の表はウレタン系の透明塗
料を塗布形成する。
ルの衝撃による損傷防止、化学変化による劣化防止、表
面光沢等を考慮して外殻N3の表はウレタン系の透明塗
料を塗布形成する。
第4図と第5図に示すものは夫々別の実施例であって、
図例ではディンプル部を図示省略したが区画線8にてデ
ィンプル部の色彩が相違することを示すと共に、夫々の
ディンプル部の色彩は最外周面部の色彩とも相違するも
のとする。そして、第4図は左右外殻層半体3a、3b
のディンプル部の色彩が夫々相違した場合であり、第5
図は外殻層3を上中下の3段階の外殻層部3c、3d。
図例ではディンプル部を図示省略したが区画線8にてデ
ィンプル部の色彩が相違することを示すと共に、夫々の
ディンプル部の色彩は最外周面部の色彩とも相違するも
のとする。そして、第4図は左右外殻層半体3a、3b
のディンプル部の色彩が夫々相違した場合であり、第5
図は外殻層3を上中下の3段階の外殻層部3c、3d。
3eに区画し夫々ディンプル部の色彩を相違させた場合
である。なお、図示の実施例に限定されず、色彩を相違
したディンプル部4にて外殻層3を種々区画形成し、ボ
ールの区画識別性に加えて意匠的効果を付与するも自由
である。
である。なお、図示の実施例に限定されず、色彩を相違
したディンプル部4にて外殻層3を種々区画形成し、ボ
ールの区画識別性に加えて意匠的効果を付与するも自由
である。
次に、このゴルフボールの製造方法を説明する。
第6図に示すものは、ゴルフボールの各製造工程に於け
る断面図である。まず、第6図Iに示すように6部1に
糸ゴム等を巻装した内核2の表面に、インジェクション
成形にてアイオノマー樹脂の外殻層3を被覆形成すると
共に、この段階でディンプル部4・・・が外殻層3表面
に凹設される。次いで、外殻N3の被覆形成の際に生じ
るシーム部のゲート跡(図示省略)等を削り落とす前に
、ブラスト等により該外殻層3表面を均一な仕上がり状
態となす塗装前処理工程を経た後、該外殻層3と異色の
塗料を1回乃至通数回塗布し、乾燥工程を経て塗料を固
化して第6図■に示すように、塗料層5を該外殻N3表
面に形成する。そして、塗料層5が十分固化した後、セ
ンタレスパフマシンやセンタレスグラインダによる研削
工程を経ることにより、ボール全体を満遍無く研削し、
外殻層3に凹設されたディンプル部4以外の最外周面部
6の塗料層5を研削除去することで、第6図■に示ずよ
うに最外周面部6に外殻層3を露出する。
る断面図である。まず、第6図Iに示すように6部1に
糸ゴム等を巻装した内核2の表面に、インジェクション
成形にてアイオノマー樹脂の外殻層3を被覆形成すると
共に、この段階でディンプル部4・・・が外殻層3表面
に凹設される。次いで、外殻N3の被覆形成の際に生じ
るシーム部のゲート跡(図示省略)等を削り落とす前に
、ブラスト等により該外殻層3表面を均一な仕上がり状
態となす塗装前処理工程を経た後、該外殻層3と異色の
塗料を1回乃至通数回塗布し、乾燥工程を経て塗料を固
化して第6図■に示すように、塗料層5を該外殻N3表
面に形成する。そして、塗料層5が十分固化した後、セ
ンタレスパフマシンやセンタレスグラインダによる研削
工程を経ることにより、ボール全体を満遍無く研削し、
外殻層3に凹設されたディンプル部4以外の最外周面部
6の塗料層5を研削除去することで、第6図■に示ずよ
うに最外周面部6に外殻層3を露出する。
このようにして、ディンプル部4と最外周面部6とを異
色に構成したゴルフボールが得られる。なお、この研削
工程では前記シーム部のゲートは勿論のこと、ディンプ
ル部4以外の最外周面部6の表面層も一部研削して、下
地である外殻N3の色彩を完全に露出し色むらが防止さ
れる。その後、ブランド名等をマーキングし、透明塗料
をボール全面に塗布乾燥して第6図■に示すようにボー
ル外表面に透明保護層7が形成され、ディンプル部4と
最外周面部6とで色分けされた多色ゴルフボールが得ら
れる。
色に構成したゴルフボールが得られる。なお、この研削
工程では前記シーム部のゲートは勿論のこと、ディンプ
ル部4以外の最外周面部6の表面層も一部研削して、下
地である外殻N3の色彩を完全に露出し色むらが防止さ
れる。その後、ブランド名等をマーキングし、透明塗料
をボール全面に塗布乾燥して第6図■に示すようにボー
ル外表面に透明保護層7が形成され、ディンプル部4と
最外周面部6とで色分けされた多色ゴルフボールが得ら
れる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、ツーピース
ボールに適用するも自由である。
ボールに適用するも自由である。
本発明は以上詳述した構成にて所期の目的を有効達成し
た。特に、直射日光の照射が激しい真夏時等に於ても遠
くのボールを容易に識別出来ると共に、プレイヤーが自
分の打ったボールの飛ぶ方向、回転等を目で確認し易く
、例えばアプローチパターの際ボールの回転がよくねか
り、正しくヒントしたか否かの確認が出来、フオームの
改良及びミスショットの防止が可能となる。またその製
造方法によれば、美しい2以上の異色模様のゴルフボー
ルを、安価に大量生産出来る。
た。特に、直射日光の照射が激しい真夏時等に於ても遠
くのボールを容易に識別出来ると共に、プレイヤーが自
分の打ったボールの飛ぶ方向、回転等を目で確認し易く
、例えばアプローチパターの際ボールの回転がよくねか
り、正しくヒントしたか否かの確認が出来、フオームの
改良及びミスショットの防止が可能となる。またその製
造方法によれば、美しい2以上の異色模様のゴルフボー
ルを、安価に大量生産出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は断面
図、第3図は要部拡大断面図、第4図と第5図は夫々別
の実施例を示す簡略正面図、第6図は製造工程を順次示
す断面図である。 2・・・内核、3・・・外殻層、4・・・ディンプル部
、5・・・塗料層、6・・・最外周面部。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社
図、第3図は要部拡大断面図、第4図と第5図は夫々別
の実施例を示す簡略正面図、第6図は製造工程を順次示
す断面図である。 2・・・内核、3・・・外殻層、4・・・ディンプル部
、5・・・塗料層、6・・・最外周面部。 特許出願人 住友ゴム工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ディンプル部4と該ディフプJし部4以外の最外周
面部6とを異色に構成したことを特徴とするゴルフボー
ル。 2、外殻層3と異色の塗料を塗布固化して塗料層5を形
成し、その後研削工程を経ることにより該外殻層3に凹
設されたディンプル部4以外の最外周面部6の塗料N5
を研削除去するようにしたことを特徴とするゴルフボー
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58143485A JPS6034469A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ゴルフボールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58143485A JPS6034469A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ゴルフボールの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6034469A true JPS6034469A (ja) | 1985-02-22 |
JPH0332380B2 JPH0332380B2 (ja) | 1991-05-13 |
Family
ID=15339798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58143485A Granted JPS6034469A (ja) | 1983-08-04 | 1983-08-04 | ゴルフボールの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6034469A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2330314A (en) * | 1997-10-16 | 1999-04-21 | Julian Morley | Golf ball with coloured areas |
US7214145B2 (en) * | 2003-06-27 | 2007-05-08 | Fantom Company, Ltd. | Photochromic golf ball |
JP2011147775A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Nike Internatl Ltd | 変動性硬度を有するカバーを持つゴルフボール |
JP2011245269A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボールおよびその製造方法 |
US8926878B2 (en) | 2009-06-12 | 2015-01-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball and method for manufacturing the same |
JP2021003475A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
US20210387384A1 (en) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | Bridgestone Sports Co.,Ltd. | Golf ball manufacturing method |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53129460U (ja) * | 1977-03-18 | 1978-10-14 |
-
1983
- 1983-08-04 JP JP58143485A patent/JPS6034469A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53129460U (ja) * | 1977-03-18 | 1978-10-14 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2330314A (en) * | 1997-10-16 | 1999-04-21 | Julian Morley | Golf ball with coloured areas |
GB2330314B (en) * | 1997-10-16 | 2002-06-05 | Julian Morley | Golf balls |
US7214145B2 (en) * | 2003-06-27 | 2007-05-08 | Fantom Company, Ltd. | Photochromic golf ball |
US8926878B2 (en) | 2009-06-12 | 2015-01-06 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball and method for manufacturing the same |
JP2011147775A (ja) * | 2010-01-20 | 2011-08-04 | Nike Internatl Ltd | 変動性硬度を有するカバーを持つゴルフボール |
JP2011245269A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボールおよびその製造方法 |
JP2021003475A (ja) * | 2019-06-27 | 2021-01-14 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
US20210387384A1 (en) * | 2020-06-10 | 2021-12-16 | Bridgestone Sports Co.,Ltd. | Golf ball manufacturing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0332380B2 (ja) | 1991-05-13 |
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