JP7426895B2 - 容器用注出キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、飲食品や化粧品、医薬品等を充填する容器の口頸部に装着される容器用注出キャップに関する。
液状やクリーム状等の飲食品や化粧品、消毒液等の各種の内容物を充填する容器では、例えば、特許文献1に記載のように、片手でキャップを取り外して容器内の内容物を簡単に注出させることのできるヒンジタイプの蓋体が備えられたキャップが広く利用されている。
このようなキャップは、蓋体をキャップ本体に合致させて閉栓状態とした際には、蓋体の裏側に設けられた筒体がキャップ本体に設けられた注出筒に嵌合し、その嵌合が解除されない限りは内容物を排出することができないようになっている。また、蓋体は、周壁外面から突出するように設けられた突起形態の指掛部を、指で上に押し上げることでキャップ本体との嵌合が解除され開蓋できるように構成されている。
ところで、この種のキャップは、上記したように蓋体が、指で上に押し上げることで開蓋できるように構成されているため、流通時や使用者が容器をバックに入れて持ち歩く時等に、蓋体あるいは容器本体に意図せず大きな外力が加わり、蓋体とキャップ本体との嵌合が解除されて内容物が漏れ出すことがあった。
このため、従来より内容物の意図しない漏れ出しの防止を考慮したキャップが数多く開発され、例えば、特許文献2に開示されたキャップが知られている。
特開2003-160162号公報 特開2003-63553号公報
上記特許文献2に開示されたヒンジキャップは、蓋体に内側凸部を有し、蓋体の外側壁に沿ってスライド可能なノブを設け、キャップ本体に、ノブのスライドにて内側凸部を係合させて蓋体の開放する向きへの回動を阻止する凹部を設けた構造からなるものであって、これによれば、蓋体のロックとその解除を片手でもって簡単かつ、確実に行うことができるとともに、非ロック状態を維持することによって通常のヒンジキャップと同様の使用が可能であり、しかもロック機構を付加したことで、漏れ出し防止機能を付与することができるというものである。
本発明は、上記特許文献2のキャップをさらに改良し、意図しない内容物の漏れ出し防止の機能を備えると共に、蓋体のロックとその解除の操作が簡単で、また使用時においては蓋体を小さな力で簡単に開蓋することのできる容器用注出キャップを提供することを目的とする。
上記目的を実現するために開発した本発明の容器用注出キャップは、容器内に充填された内容物を注出する注出口を有し、該容器の口頚部に装着されるキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジを介して回動可能に保持され、該注出口を開閉する蓋体とを備えた容器用注出キャップにおいて、
前記蓋体に、その天面壁の上面を起点に起立する枢軸と、該天面壁を表裏において貫くとともに該枢軸を中心とする半径を持ったC字形状をなし、その内縁中央部に前記枢軸に向かって凹んだ凹部を有する窓孔とを設け、
該蓋体の天面壁の上面に、該枢軸に軸支され、該天面壁の上面に沿って回旋可能なサポートボードを配置してなり、
該サポートボードは、該窓孔を通り抜けて垂下保持され、下端部に係合爪を有する少なくとも1本のアームを有し、
前記キャップ本体は、前記サポートボードが前記蓋体の平面輪郭形状の内側に収まっている回旋姿勢においては該係合爪に引っ掛かって該蓋体の開放を阻止するが、前記サポートボードが前記蓋体の平面輪郭形状からはみ出した回旋姿勢においては該係合爪の引っ掛かりが解除されて該サポートボードのはみ出し部分を指掛かりにして前記蓋体の開放を可能とする一対のリブ状の突起を有し、
該一対のリブ状の突起は、前記窓孔の凹部を挟み、前記蓋体の枢軸を中心とする短軸を対称軸として対称に設けられており、
前記蓋体は、その天面壁の下面に、前記注出口に嵌合して容器内の内容物の流出を防止する筒体を有することを特徴とする。
なお、本発明の容器用注出キャップにおいては、前記アームは、前記窓孔の縁部で前記蓋体の天面壁の下面に当接して前記サポートボードの、該天面壁からの離反を防止する係止片を有することが好ましい。
また、本発明の容器用注出キャップにおいては、前記蓋体は、楕円状の平面輪郭形状を有するものであり、前記サポートボードは、該蓋体を長軸方向に二分したその半部と、該蓋体の短軸と同等の直径を有する半円とを組み合わせた卵形の平面輪郭形状を有することが好ましい。
本発明の容器用注出キャップによれば、蓋体のロックとその解除をサポートボードの回旋のみによって簡単に行うことができ、そのロック状態を外観(サポートボードの位置)によって確認することができるため、蓋体のロックのし忘れを防止することができ、内容物の意図しない漏れ出しを阻止することができる。
さらに、本発明の容器用注出キャップによれば、非ロック状態において、サポートボードを指掛かりにして蓋体を上に押し上げることができるため、蓋体の形状や大きさ等に依らず、小さな力で蓋体を開蓋することができ、操作性に優れている。
本発明の容器用注出キャップの一実施形態を容器の口頸部に装着した状態で模式的に示した図であり、(a)は平面図、(b)はA-A位置における断面図である。 図1の容器用注出キャップにおいて、蓋体を開放した状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)はB-B位置における断面図である。 図1の容器用注出キャップの拡大図であり、(a)は平面図、(b)はC-C位置における断面図、(c)は背面図である。 本発明の容器用注出キャップを構成するサポートボードの一実施形態を示す図であり、(a)は平面図、(b)はD-D位置における断面図、(c)はE-E位置における断面図である。 図1の容器用注出キャップにおいて、(a)は非ロック時におけるサポートボードの回旋姿勢を示す平面図であり、(b)はF-F位置における断面図である。 サポートボードを指掛かりとして蓋体を開放した状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態の容器用注出キャップCの、蓋体のロック時の状態を、容器の口頸部に装着した状態で模式的に示した図であり、図1(a)は平面図、(b)はA-A位置における断面図である。図2は、図1の容器用注出キャップCを、蓋体を開放した状態で示した図であり、(a)は平面図、(b)はB-B位置における断面図である。また、図3は、キャップ本体と蓋体の構造を、蓋体を開放した状態で拡大して示す図であり、(a)は平面図、(b)はC-C位置における断面図、(c)は底面図である。図1および図2に示したように、容器用注出キャップCは、容器1の口頸部1aに装着して使用されるものであり、該口頸部1aに装着されるキャップ本体2と、該キャップ本体2の上部にヒンジ4を介して開閉可能に設けられる蓋体3と、該蓋体3の上面に沿って回旋可能に取り付けられるサポートボード5と、から構成される。以下、各構成パーツについて詳細に説明する。
図における符号1は、内容物を充填する容器である。容器1は、上端部から突出する口頸部1aを有し、容器1の胴体部分を押し潰して内容物を注出するスクイズ容器(合成樹脂製)の他、内容物を注出することができれば、胴体部分が変形しない剛性の高いものであってもよく、本発明では容器1については限定されない。また、容器の形状については、図1および図2では、容器1の口頸部1aに装着される容器用注出キャップCの平面輪郭形状と同一形状、同一サイズの楕円状の筒状体にて構成されているが、これに限定されるものではなく、充填される内容物の種類や用途等に応じて、各種の形状およびサイズのものを適宜用いることができる。
また、符号2は、容器用注出キャップCの主要構成部分をなすキャップ本体である。このキャップ本体2は、容器1の平面輪郭形状と同一形状、同一サイズになる周壁2aと、該周壁2aの上端部に一体連結する天面壁2bと、該天面壁2bの中央部に形成された開口の内端部に一体連結する装着部2cと、からなる。
なお、装着部2cは、天面壁2bよりも上方に位置する天面板2c1と、該天面板2c1の下面から垂下保持される筒体2c2とからなり、該装着部2cの内側に容器1の口頸部1aを嵌め入れて、相互にアンダーカット嵌合あるいは螺合(図では筒体2c2の下端部を口頸部1aのリング部1bにアンダーカット嵌合)させることで、キャップ本体2が、容器1の口頸部1aに固定保持されるように構成されている。
天面板2c1には、図2および図3に示すように、中央部に注出口2dが設けられ、容器1をスクイズや傾動等させることで、該注出口2dから内容物を注出させることができる。
また、天面板2c1は、下面から下方に突出する環状の突起2eを有し、装着部2cを容器1の口頸部1aに嵌め入れた際に、該突起2eが口頸部1aの内縁部に嵌合し、液密状態を維持するように構成されている。
さらに、天面板2c1は、周縁から外方に突出する1対のリブ状の突起2fを有し、該突起2fは、後述するように容器用注出キャップCの蓋体を係止してロック状態に保持するように構成されている。
符号3は、蓋体であり、キャップ本体2の天面壁2bの縁部に合致可能な周壁3aと、該周壁3aの上端部に一体連結して該周壁3aと協働してその内側に注出口2dの格納空間を形成する天面壁3bとからなる。
蓋体3は、キャップ本体2の背面側において、該周壁3a下端が、キャップ本体2の周壁2a上端にヒンジ4を介して連結しており、このヒンジ4によって開閉可能に保持されている。蓋体3は、周壁3aの下端がキャップ本体2の天面壁2bに合致したときに、アンダーカット等の手段により着脱自在に嵌合するように構成することができる。
また、蓋体3は、天面壁3bの裏面の略中央部に垂下保持される筒体3cを有し、図1に示すように、該筒体3cが、蓋体3の閉姿勢でキャップ本体2の注出口2dに嵌合することで、該注出口2dを閉塞して容器1内の内容物の漏出を阻止するように構成されている。
さらに、蓋体3の天面壁3bは、該天面壁3b上面から起立する枢軸3dと、該天面壁3bを表裏において貫通し、該枢軸3dを中心とする半径をもったC字形状をなす窓孔3eとを有する。なお、窓孔3eの内縁には、後述するサポートボードを蓋体3に組み付ける際に、アームの係合爪のスムーズな通り抜けを許容する凹部3e1が設けられている。
符号5は、サポートボードであり、図1に示すように蓋体3上に配置される。サポートボード5は、図4に拡大して示すように、楕円状の平面輪郭形状を有する板状部材からなり、図に示す実施形態では短軸方向に延びる仮想線(一点鎖線)によって平面輪郭形状が楕円型の蓋体3を長軸方向の中央で二分したその半部(楕円部分5A)と、蓋体3の短軸と同等の直径を有する半円(半円部分5B)とを組み合わせた卵形からなる。
サポートボード5は、その楕円部分5Aと半円部分5Bとの組み合わせたその境界(一点鎖線で表示した部分)の中央に開孔5aと、楕円部分5Aの下面から垂下保持され、蓋体3の窓孔3eを通り抜ける1本のアーム5bと、を有している。該サポートボード5は、開孔5aに蓋体3の枢軸3dを差し込んでサポートボード5を蓋体3に軸支させることによって、天面壁3bの上面に沿って回旋可能に保持される。なお、枢軸3dは、上端が拡径した形状からなることが好ましく、これにより後述するようにサポートボード5を介して蓋体3を開放する際に、該サポートボード5の枢軸3dからの抜け出しを防止することができる。
アーム5bは、楕円部分5Aの下面に開孔5aから、枢軸3dと窓孔3eとの距離d(図3参照)分、離れた位置に設ける。これにより、サポートボード5を天面壁3bの上面に沿って回旋させた際に、アーム5bを、窓孔3e内に挿通させた状態で、該窓孔3eに沿って回転移動させることができる。なお、本実施形態では、アーム5bを、楕円部分5Aの長軸上に設けているが、これに限定されるものではなく、図示のアーム5bと同心円上のいずれの位置に設けてもよく、また複数のアーム5bを設けることもできる。なお、蓋体3の天面壁3bに複数の窓孔3eを設けると共に、該窓孔3eに合わせてサポートボード5に複数のアーム5bを設けることもできる。
アーム5bは、下端部に開孔5aに向かって(径方向内側に向かって)突出する係合爪5b1と、係合爪5b1の反対側に係止片5b2とを有する。係合爪5b1は、図1に示すようにサポートボード5の非回旋時には、キャップ本体2の天面壁2bとリブ状の突起2fとの間に嵌まり込み、該突起2fの下面に当接するように構成される。これにより、サポートボード5の係合爪5b1と、キャップ本体2の突起2fとが係合し、蓋体3の上方への回動が阻止されて、該蓋体3をロック状態に保持することができる。
一方、蓋体3は、サポートボード5を、図2(a)に示すようにアーム5bの係合爪5b1が、蓋体3の窓孔3eの内縁に設けた凹部3e1位置に来るまで回旋させ、係合爪5b1と突起2fとの係合を解除することで非ロック状態にすることができる。
また、係止片5b2は、窓孔3eの縁部で蓋体3の天面壁3bの下面に当接するように構成され、サポートボード5を回旋した際や、後述するようにサポートボード5の端部を手指で持ち上げて、蓋体3を開放した際に、係止片5b2を窓孔3eの縁部において天面壁3bの下面に引っ掛けて、サポートボード5が天面壁3bから離反するのを防止する役割を有している。
以上説明したように、本実施形態の容器用注出キャップCでは、サポートボード5が、蓋体3の平面輪郭形状の内側に収まっている図1に示す回旋姿勢(非回旋状態)においては、係合爪5b1が突起2fに当接して引っ掛かり、蓋体3の開放が阻止されたロック状態になる。その一方、サポートボード5を、図5(a)に示すように手指によって図に矢印で示す方向に回旋(90°回旋)させて、蓋体3の平面輪郭形状からはみ出した姿勢とすると、図5(b)に示すように突起2fへの係合爪5b1の引っ掛かりが解除されるため、非ロック状態となり、蓋体3の上方への開放が可能になる。
なお、本実施形態では、蓋体3に設けた窓孔3eおよびキャップ本体2の突起2fが、枢軸3dを中心とする短軸を対称軸として対称に設けられているため、サポートボード5を図1に示す回旋姿勢から180°回転させた場合にも、係合爪5b1が突起2fに当接して引っ掛かり、蓋体3をロック状態に保持することができる。そのため、使用者は、使い勝手によってサポートボード5の回転方向を決定することができ、利き手に関係なく、簡単に操作することができる。
また、蓋体3の開放に際しては、図6に示すようにサポートボード5の、蓋体3からはみ出した部分を手指によって上方に押し上げることで、枢軸3dおよびサポートボード5のアーム5bに設けた係止片5b2を介して蓋体3が持ち上がり開蓋することができる。
とくに、本実施形態のように蓋体3が楕円形状からなる場合には、通常、蓋体3の押し上げ位置と支点となるヒンジ4が、楕円形の短軸側になりその距離が短いため、蓋体3を押し上げて開蓋するのに大きな力が必要になるが、上記のようにサポートボード5のはみ出し部分を利用して、該部分を押し上げ位置としたことで、ヒンジ4からの距離が長くなり、小さな力で簡単に開蓋することができる。
さらに、本実施形態の容器用注出キャップCによれば、蓋体3のロック状態を、サポートボード5の位置によって簡単に確認することができるため、蓋体3のロックを忘れることがなく、意図しない液漏れを阻止することができると共に、サポートボード5を手指で回旋させると共に、該サポートボード5を押し上げるだけで蓋体3を開放させることができるため、片手での操作が可能である。
なお、本実施形態では、サポートボード5が卵形からなる場合を示したが、これに限定されるものではなく、サポートボード5は、蓋体3のロック状態において、蓋体3の平面輪郭形状の内側に収まる一方、非ロック状態において蓋体3の平面輪郭形状からはみ出すものであれば、どのような形状であってもよく、例えば、矩形状や三角形状等の他、用途や内容物に応じて、花や動物などを形取ったものを用いればデザイン性を向上させることができる。また、シャンプーやリンスなどの類似品について、それぞれサポートボード5の形状を変えておけば、容器1を手に取るだけで内容物を識別することができるため、目の不自由な人にも好適に利用することができる。
本発明の容器用注出キャップは、飲食品や化粧品、医薬品、洗剤等を充填する容器の注出キャップとして広く利用することができ、液状のみならず粉粒状や固形の内容物を充填する容器のキャップとしての利用も期待できる。
C 容器用注出キャップ
1 容器
1a 口頸部
1b リング部
2 キャップ本体
2a 周壁
2b 天面壁
2c 装着部
2c1 天面板
2c2 筒体
2d 注出口
2e 突起
2f 突起
3 蓋体
3a 周壁
3b 天面壁
3c 筒体
3d 枢軸
3e 窓孔
3e1 凹部
4 ヒンジ
5 サポートボード
5a 開孔
5b アーム
5b1 係合爪
5b2 係止片

Claims (3)

  1. 容器内に充填された内容物を注出する注出口を有し、該容器の口頚部に装着されるキャップ本体と、該キャップ本体にヒンジを介して回動可能に保持され、該注出口を開閉する蓋体とを備えた容器用注出キャップにおいて、
    前記蓋体に、その天面壁の上面を起点に起立する枢軸と、該天面壁を表裏において貫くとともに該枢軸を中心とする半径を持ったC字形状をなし、その内縁中央部に前記枢軸に向かって凹んだ凹部を有する窓孔とを設け、
    該蓋体の天面壁の上面に、該枢軸に軸支され、該天面壁の上面に沿って回旋可能なサポートボードを配置してなり、
    該サポートボードは、該窓孔を通り抜けて垂下保持され、下端部に係合爪を有する少なくとも1本のアームを有し、
    前記キャップ本体は、前記サポートボードが前記蓋体の平面輪郭形状の内側に収まっている回旋姿勢においては該係合爪に引っ掛かって該蓋体の開放を阻止するが、前記サポートボードが前記蓋体の平面輪郭形状からはみ出した回旋姿勢においては該係合爪の引っ掛かりが解除されて該サポートボードのはみ出し部分を指掛かりにして前記蓋体の開放を可能とする一対のリブ状の突起を有し、
    該一対のリブ状の突起は、前記窓孔の凹部を挟み、前記蓋体の枢軸を中心とする短軸を対称軸として対称に設けられており、
    前記蓋体は、その天面壁の下面に、前記注出口に嵌合して容器内の内容物の流出を防止する筒体を有することを特徴とする容器用注出キャップ。
  2. 前記アームは、前記窓孔の縁部で前記蓋体の天面壁の下面に当接して前記サポートボードの、該天面壁からの離反を防止する係止片を有することを特徴とする請求項1に記載した容器用注出キャップ。
  3. 前記蓋体は、楕円状の平面輪郭形状を有するものであり、前記サポートボードは、該蓋体を長軸方向に二分したその半部と、該蓋体の短軸と同等の直径を有する半円とを組み合わせた卵形の平面輪郭形状を有することを特徴とする請求項1または2に記載した容器用注出キャップ。
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