JP7425440B2 - 支保工設置装置 - Google Patents

支保工設置装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7425440B2
JP7425440B2 JP2020078331A JP2020078331A JP7425440B2 JP 7425440 B2 JP7425440 B2 JP 7425440B2 JP 2020078331 A JP2020078331 A JP 2020078331A JP 2020078331 A JP2020078331 A JP 2020078331A JP 7425440 B2 JP7425440 B2 JP 7425440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
arm
tunnel
erector
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020078331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021173080A (ja
Inventor
弘之 森野
雅信 阪口
秀文 山下
政治 中村
英光 森木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Maruma Technica Co Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Maruma Technica Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp, Maruma Technica Co Ltd filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2020078331A priority Critical patent/JP7425440B2/ja
Publication of JP2021173080A publication Critical patent/JP2021173080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7425440B2 publication Critical patent/JP7425440B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、支保工をトンネル内に建て込む支保工設置装置に関する。
円弧状に分割された一対の支保工を、切羽に中央部で相互に連結したアーチ状に組立設置する支保工設置装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-229796号公報
しかしながら、支保工を保持するハンドとその移動機構とは、長尺のブームの先端に支持されているため、ブーム先端が自重や動作による慣性力等で大きく揺れしてまうことがある。この場合、静止するまでに時間を要するため、ハンドで保持した支保工を素早く正確に位置決めすることができないという問題点があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の課題を解消し、ブーム先端の揺れを抑え、支保工を素早く正確に位置決めすることができる支保工設置装置を提供することにある。
本発明の支保工設置装置は、支保材を保持してトンネルに建て込むエレクターを備えた支保工設置装置であって、前記エレクターは、基端部がベースに揺動可能に連結された可動機構を有するブームと、前記ブームの先端部に揺動可能に連結された可動機構を有するアームと、前記アームに支持され前記支保材を保持するハンドと、一端が前記ブームの先端部に固定されていると共に、当接端である他端が前記トンネルの天端付近の壁面もしくは床面に向けて伸長可能に構成され、前記トンネルの内周面との当接により前記ブームの先端部の揺れを抑制する制揺装置と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明の支保工設置装置において、前記制揺装置は、動力シリンダーであり、当接端を前記トンネルの内周面に押し付けて反力をとり、前記ブームの先端部を固定しても良い。
さらに、本発明の支保工設置装置において、前記制揺装置は、前記トンネルの内周面からの反力を測定する測定装置を具備しても良い。
さらに、本発明の支保工設置装置において、前記制揺装置は、前記トンネルの内周面に磁力もしくは空気圧によって吸着する吸着装置であっても良い。
また、本発明の支保工設置装置は、支保材を保持してトンネルに建て込む第1エレクター及び第2エレクターを備えた支保工設置装置であって、前記第1エレクターは、基端部がベースに揺動可能に連結された可動機構を有する第1ブームと、前記第1ブームの先端部に揺動可能に連結された可動機構を有する第1アームと、前記第1アームに支持され、前記支保材を保持する第1ハンドと、一端が前記第1ブームの先端部に固定されていると共に、当接端である他端が前記トンネルの天端付近の壁面もしくは床面に向けて伸長可能に構成され、前記トンネルの内周面との当接により前記第1ブームの先端部の揺れを抑制する第1制揺装置と、を具備し、前記第2エレクターは、基端部が前記ベースに揺動可能に連結された可動機構を有する第2ブームと、前記第2ブームの先端部に揺動可能に連結された可動機構を有する第2アームと、前記第2アームに支持され、前記支保材を保持する第2ハンドと、一端が前記第2ブームの先端部に固定されていると共に、当接端である他端が前記トンネルの床面に向けて伸長可能に構成され、前記トンネルの床面との当接により前記第2ブームの先端部の揺れを抑制する第2制揺装置と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、制揺装置によってブーム43の先端部の揺れを抑制することができるため、ブームの先端部を起点として支保工を素早く正確に位置決めすることができるという効果を奏する。
本発明に係る支保工設置装置の実施形態の構成を示す側面図である。 図1に示すエレクター装置の構成を示す平面図である。 図2に示す第1エレクターの構成を示す平面図及び側面図である。 図2に示す第1エレクターの構成を示す斜視図である。 図2に示す第2エレクターの構成を示す平面図及び側面図である。 図2に示す第2エレクターの構成を示す斜視図である。 図4及び図6に示す制揺装置を用いた支保材の位置合わせ工程を説明する工程図である。
次に、本発明を実施するための形態(以下、単に「実施形態」という)を、図面を参照して具体的に説明する。
本実施形態の支保工設置装置1は、中央部で相互に連結して切羽にアーチ状に建て込む一対の左右支保材を設置する装置であり、図1及び図2を参照すると、走行車両2と、走行車両2の前方に取付けられたエレクター装置3とを備えている。
エレクター装置3は、左支保材を建て込む第1左エレクター4L及び第2左エレクター6Lと、右支保材を建て込む第1右エレクター4R及び第2右エレクター6Rとを備えている。左支保材と右支保材、第1左エレクター4Lと第1右エレクター4R、第2左エレクター6Lと第2右エレクター6Rは、それぞれ左右対称の同一構成であり、以下、それぞれ支保材、第1エレクター4、第2エレクター6として説明する。
第1エレクター4は、図2を参照すると、支保工を保持する一対のハンド41と、一対のハンド41を一方の辺42aで支持するアーム42と、アーム42の他方の辺42bを先端部に支持するブーム43と、トンネルの内周面であるトンネル天端付近の壁面に当接してブーム43の先端部の揺れを抑制する制揺装置80とを備えている。
ブーム43は、基端部が走行車両2の前方に取り付けられたベース45に上下左右方向に揺動可能に連結され、可動機構として、ベース45に対して上下方向に揺動する上下揺動機構と、ベース45に対して左右方向に揺動する水平揺動機構と、ブーム43が伸縮する伸縮機構とを備えている。
ブーム43の上下揺動機構として、ブーム43の下方には、ブーム43とベース45とを架け渡すようにブーム起伏シリンダー46が設けられている。ブーム起伏シリンダー46が伸縮することにより、ブーム43が上下方向に揺動する。
ブーム43の水平揺動機構として、ブーム43の側方には、ブーム43とベース45とを架け渡すようにブーム旋回シリンダー47が設けられている。ブーム旋回シリンダー47が伸縮することにより、ブーム43が左右方向に揺動する。
ブーム43の伸縮機構として、ブーム43は多重管構造に構成され、ブーム43の下方にはブーム伸縮シリンダー48が設けられている。ブーム伸縮シリンダー48によってブーム43が伸縮する。
アーム42は、一方の辺42aと他方の辺42bとが直角に接続されたL型アームであり、他方の辺42bの基端部がブーム43の先端に上下左右方向に揺動可能に連結され、可動機構として、ブーム43に対して上下方向に揺動する上下揺動機構と、ブーム43に対して左右方向に揺動する水平揺動機構と、他方の辺42bが伸縮する伸縮機構と、他方の辺42bに対する一方の辺42aの傾きを変更する傾動機構とを備えている。
図3を参照すると、アーム42の上下揺動機構として、他方の辺42bの下方には、アーム42とブーム43とを架け渡すようにアーム起伏シリンダー49が設けられている。アーム起伏シリンダー49が伸縮することにより、アーム42が上下方向に揺動する。
アーム42水平揺動機構として、他方の辺42bの側方には、アーム42とブーム43とを架け渡すようにアーム旋回シリンダー50が設けられている。アーム旋回シリンダー50が伸縮することにより、アーム42が左右方向に揺動する。
アーム42の伸縮機構として、他方の辺42bは多重管構造に構成され、他方の辺42bの内部にはアーム伸縮シリンダー51が設けられている。アーム伸縮シリンダー51によって他方の辺42bが伸縮する。
アーム42の傾動機構として、一方の辺42aは他方の辺42bと平行な軸を中心として回動可能に取り付けられており、一方の辺42aは他方の辺42bとを架け渡すようにアーム傾動シリンダー52が設けられている。アーム傾動シリンダー52が伸縮することにより、他方の辺42bに対する一方の辺42aの傾きを変更する。
ハンド41は、多重管構造に構成され、ハンド伸縮シリンダー53が設けられている。ハンド伸縮シリンダー52が伸縮することにより、第1把持爪54と第2把持爪55との間の間隔が変化し、支保材Wを保持する。図4には、ハンド41によって支保材Wを保持した状態が示されている。
制揺装置80は、油圧シリンダー、空圧シリンダー、水圧シリンダー、電動シリンダー等の伸縮駆動する動力シリンダーである。制揺装置80は、一端がブーム43の先端部上面に固定され、当接端である他端がトンネル天端付近の壁面に向けて伸長可能に構成されている。
第2エレクター6は、図2を参照すると、支保工を保持するハンド61と、ハンド61を支持する第1アーム62と、第1アーム62を支持する第2アーム63と、第2アーム63を先端部に支持するブーム43と、トンネルの内周面であるトンネルの床面にブーム43の先端部の揺れを抑制する制揺装置80とを備えている。第2エレクター6のブーム43は、第1エレクター4とほぼ同一の構成であるため、以下説明を省略する。
第2アーム63は、ブーム43の先端に上下方向に揺動可能に連結され、可動機構として、ブーム43に対して上下方向に揺動する上下揺動機構を備えている。
第2アーム63の上下揺動機構として、第2アーム63の下方には、第2アーム63とブーム43とを架け渡すようにアーム起伏シリンダー65が設けられている。アーム起伏シリンダー65が伸縮することにより、第2アーム63が上下方向に揺動する。
第1アーム62は、第2アーム63に左右方向に揺動可能に連結され、可動機構として、第2アーム63に対して左右方向に揺動する左右揺動機構と、第1アーム62が伸縮する伸縮機構とを備えている。
第1アーム62の左右揺動機構として、第1アーム62の側方には、第1アーム62と第2アーム63とを架け渡すようにアーム旋回シリンダー66が設けられている。アーム旋回シリンダー66が伸縮することにより、第1アーム62が左右方向に揺動する。
第1アーム62の伸縮機構として、第1アーム62は多重管構造に構成され、アーム伸縮シリンダー67が設けられている。アーム伸縮シリンダー67によって第1アーム62が伸縮する。
ハンド61は、多重管構造に構成され、ハンド伸縮シリンダー68が設けられている。ハンド伸縮シリンダー68が伸縮することにより、第1把持爪69と第2把持爪70との間の間隔が変化し、支保材Wを保持する。図6には、ハンド61によって支保材Wを保持した状態が示されている。
第2エレクター6の制揺装置80は、第1エレクター4の制揺装置80と同様の、伸縮、駆動する動力シリンダーであり、一端が第2アーム63に固定され、当接端である他端がトンネルの床面に向けて伸長可能に構成されている。
次に、制揺装置80を用いた支保材Wの位置合わせ工程について図7を参照して詳細に説明する。
図7を参照すると、図4に示すように第1エレクター4のハンド41で支保材Wの天端側を保持し(ステップS101)、ブーム43及びアーム42を操作することで、保持した支保材Wを建て込み位置の近傍まで移動させる天端側の概略位置合わせを行う(ステップS102)。そして、図4に矢印で示すように、第1エレクター4の制揺装置80を伸長させることで、他端(当接端)をトンネル天端付近の壁面に押し付けて反力をとり、ブーム43の先端部を固定する(ステップS103)。これにより、第1エレクター4のブーム43の揺れが抑制され、先端部がトンネルの壁面に固定された状態になるため、支保材Wの天端側が第1エレクター4のハンド41、アーム42及び制揺装置80を介して壁面に固定される。
次に、図6に示すように、第2エレクター6のハンド61によって支保材Wの床面側を保持し(ステップS104)、ブーム43、第2アーム63及び第1アーム62を操作することで、保持した支保工Wを建て込み位置の近傍まで移動させる床面側の概略位置合わせを行う(ステップS105)。そして、図6に矢印で示すように、第2エレクター6の制揺装置80を伸長させることで、他端(当接端)をトンネルの床面に押し付けて反力をとり、第2アーム63を介してブーム43の先端部を固定する(ステップS106)。これにより、第2エレクター6のブーム43の揺れが抑制され、第2アーム63がトンネルの床面に固定された状態になるため、支保材Wの床面側が第2エレクター6のハンド61、第1アーム62、第2アーム63、制揺装置80を介して床面に固定される。
次に、アーム42を操作し、ハンド41に保持した支保材Wの天端側を建て込み位置に正確に位置決めする精密位置合わせを行う(ステップS107)。支保材Wの床面側が概略位置合わせされ、且つ第2エレクター6のハンド61、第1アーム62、第2アーム63、制揺装置80を介して床面に固定されているため、支保材Wが揺れることなく、ブーム43の先端部を起点として支保材Wにおける天端側の精密位置決めを行うことができる。
次に、第1アーム62を操作するだけで、ハンド61に保持した支保材Wの床面側を建て込み位置に正確に位置決めする床面側精密位置合わせを行い(ステップS108)、支保材Wの位置合わせ工程を終了する。支保材Wの天端側が精密位置合わせされ、且つ第1エレクター4のハンド41、アーム42及び制揺装置80を介して壁面に固定されているため、支保材Wが揺れることなく、第2アーム63を起点として支保材Wにおける床面側の精密位置決めを行うことができる。なお、ステップS107、S108は、順序を逆にして、床面側の精密位置決め後に天端側の精密位置決めを行うようにしても良い。
なお、制揺装置80を壁面や床面に押し付ける際に、壁面や床面からの反力を直接若しくは間接的に測定する測定装置を設け、測定結果を表示部に表示するように構成すると好適である。反力の測定は、例えば、制揺装置80に設けたロードセルや、制揺装置80の動力(油圧、空圧、水圧等)の測定によって行うことができる。測定結果の表示により、操作者は、壁面や床面からの反力が所定の範囲に収めることができる。壁面や床面からの反力を下限値以上にすることで、壁面や床面に確実に固定することができる。また。壁面や床面からの反力を上限値以下にすることで、壁面や床面の破損を防止することができる。さらに、測定結果に基づいて壁面や床面からの反力が所定の範囲に収まるように自動で制御しても良い。
制揺装置80は、壁面や床面に磁力や空気圧によって吸着する吸着装置であっても良い。磁力によって吸着する吸着装置としては、電磁磁石を用いることができ、第1エレクター4の制揺装置80として使用できる。電磁磁石を用いた場合には、ステップS103のタイミングで通電して磁力を発生させ、既設の支保工Wに吸着させると良い。空気圧によって吸着する吸着装置としては、壁面や床面に当接した吸着パッドに負圧を発生させるバキューム吸引装置を用いることができ、第1エレクター4及び第2エレクター6の制揺装置80として使用できる。バキューム吸引装置を用いた場合には、ステップS103、106のタイミングで負圧を発生させ、壁面や床面に吸着させると良い。
以上説明したように、本実施形態は、支保材Wを保持してトンネルに建て込む第1エレクター4(もしくは第2エレクター6)を備えた支保工設置装置1であって、第1エレクター4は、基端部がベース45に揺動可能に連結された可動機構(上下揺動機構、水平揺動機構、伸縮機構)を有するブーム43と、ブーム43の先端部に揺動可能に連結された可動機構(上下揺動機構、水平揺動機構、伸縮機構、傾動機構)を有するアーム42と、アーム42に支持された支保材Wを保持するハンドと、トンネルの内周面に当接してブーム43の先端部の揺れを抑制する制揺装置80とを備える。
この構成により、制揺装置80によってブーム43の先端部の揺れを抑制することができるため、ブーム43の先端部を起点として支保工を素早く正確に位置決めすることができる。
さらに、本実施形態において、制揺装置80は、動力シリンダーであり、当接端をトンネルの内周面に押し付けて反力をとり、ブーム43の先端部を固定する。
この構成により、トンネルの周面状態に拘わらずブーム43の先端部の揺れを確実に抑制することができる。
さらに、本実施形態において、制揺装置80は、トンネルの内周面からの反力を測定する測定装置を具備する。
この構成により、反力を所定の範囲に収めることで、トンネルの内周面に確実に固定することができると共に、トンネルの内周面の破損を防止することができる。
さらに、本実施形態において、制揺装置80は、トンネルの内周面に磁力もしくは空気圧によって吸着する吸着装置である。
この構成により、トンネルの内周面にダメージを与えることなく、ブーム43の先端部の揺れを抑制することができる。
さらに、本実施形態において、第1エレクター4及び第2エレクター6を具備し、第1エレクター4は、ハンド41によって支保材Wの天端側を保持すると共に、制揺装置80がトンネルの天端付近の壁面に当接してブーム43の先端部の揺れを抑制し、第2エレクター6は、ハンド61によって支保材Wの床面側を保持すると共に、制揺装置80がトンネルの床面に当接してブーム43の先端部の揺れを抑制する。
この構成により、支保材Wの揺れを抑制した状態で、支保工を素早く正確に位置決めすることができる。
以上、実施形態をもとに本発明を説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素の組み合わせ等にいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
1 支保工設置装置
2 走行車両
3 エレクター装置
4 第1エレクター
4L 第1左エレクター
4R 第1右エレクター
6 第2エレクター
6L 第2左エレクター
6R 第2右エレクター
41 ハンド
42 アーム
42a 一方の辺
42b 他方の辺
43 ブーム
45 ベース
46 ブーム起伏シリンダー
47 ブーム旋回シリンダー
48 ブーム伸縮シリンダー
49 アーム起伏シリンダー
50 アーム旋回シリンダー
51 アーム伸縮シリンダー
52 アーム傾動シリンダー
53 ハンド伸縮シリンダー
54 第1把持爪
55 第2把持爪
61 ハンド
62 第1アーム
63 第2アーム
65 アーム起伏シリンダー
66 アーム旋回シリンダー
67 アーム伸縮シリンダー
68 ハンド伸縮シリンダー
69 第1把持爪
70 第2把持爪
80 制揺装置

Claims (5)

  1. 支保材を保持してトンネルに建て込むエレクターを備えた支保工設置装置であって、
    前記エレクターは、
    基端部がベースに揺動可能に連結された可動機構を有するブームと、
    前記ブームの先端部に揺動可能に連結された可動機構を有するアームと、
    前記アームに支持され前記支保材を保持するハンドと、
    一端が前記ブームの先端部に固定されていると共に、当接端である他端が前記トンネルの天端付近の壁面もしくは床面に向けて伸長可能に構成され、前記トンネルの内周面との当接により前記ブームの先端部の揺れを抑制する制揺装置と、を具備することを特徴とする支保工設置装置。
  2. 前記制揺装置は、動力シリンダーであり、当接端を前記トンネルの内周面に押し付けて反力をとり、前記ブームの先端部を固定することを特徴とする請求項1記載の支保工設置装置。
  3. 前記制揺装置は、前記トンネルの内周面からの反力を測定する測定装置を具備することを特徴とする請求項2記載の支保工設置装置。
  4. 前記制揺装置は、前記トンネルの内周面に磁力もしくは空気圧によって吸着する吸着装置であることを特徴とする請求項1記載の支保工設置装置。
  5. 支保材を保持してトンネルに建て込む第1エレクター及び第2エレクターを備えた支保工設置装置であって、
    前記第1エレクターは、
    基端部がベースに揺動可能に連結された可動機構を有する第1ブームと、
    前記第1ブームの先端部に揺動可能に連結された可動機構を有する第1アームと、
    前記第1アームに支持され、前記支保材を保持する第1ハンドと、
    一端が前記第1ブームの先端部に固定されていると共に、当接端である他端が前記トンネルの天端付近の壁面もしくは床面に向けて伸長可能に構成され、前記トンネルの内周面との当接により前記第1ブームの先端部の揺れを抑制する第1制揺装置と、を具備し、
    前記第2エレクターは、
    基端部が前記ベースに揺動可能に連結された可動機構を有する第2ブームと、
    前記第2ブームの先端部に揺動可能に連結された可動機構を有する第2アームと、
    前記第2アームに支持され、前記支保材を前記第1ハンドと共に保持する第2ハンドと、
    一端が前記第2ブームの先端部に固定されていると共に、当接端である他端が前記トンネルの床面に向けて伸長可能に構成され、前記トンネルの床面との当接により前記第2ブームの先端部の揺れを抑制する第2制揺装置と、を具備することを特徴とする支保工設置装置。
JP2020078331A 2020-04-27 2020-04-27 支保工設置装置 Active JP7425440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020078331A JP7425440B2 (ja) 2020-04-27 2020-04-27 支保工設置装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020078331A JP7425440B2 (ja) 2020-04-27 2020-04-27 支保工設置装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021173080A JP2021173080A (ja) 2021-11-01
JP7425440B2 true JP7425440B2 (ja) 2024-01-31

Family

ID=78279431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020078331A Active JP7425440B2 (ja) 2020-04-27 2020-04-27 支保工設置装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7425440B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115387823A (zh) * 2022-08-08 2022-11-25 武汉容晟吉美科技有限公司 钢环片全自动托举装置及其施工方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107694A (ja) 1999-10-07 2001-04-17 Ohbayashi Corp トンネル支保工の把持装置
JP2004052232A (ja) 2002-07-16 2004-02-19 Maeda Corp 支保工建込み装置
US20150050088A1 (en) 2012-01-24 2015-02-19 Sandvik Mining And Construction G.M.B.H. Tunneling or extraction machine with an anchor-setting device and support manipulator or supporting device
JP2019073880A (ja) 2017-10-13 2019-05-16 鹿島建設株式会社 トンネル施工装置及びトンネル施工方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001107694A (ja) 1999-10-07 2001-04-17 Ohbayashi Corp トンネル支保工の把持装置
JP2004052232A (ja) 2002-07-16 2004-02-19 Maeda Corp 支保工建込み装置
US20150050088A1 (en) 2012-01-24 2015-02-19 Sandvik Mining And Construction G.M.B.H. Tunneling or extraction machine with an anchor-setting device and support manipulator or supporting device
JP2019073880A (ja) 2017-10-13 2019-05-16 鹿島建設株式会社 トンネル施工装置及びトンネル施工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021173080A (ja) 2021-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7425440B2 (ja) 支保工設置装置
WO2019239811A1 (ja) エンドエフェクタおよび部材取り付け方法
JP6349294B2 (ja) 構造物用点検具
JP6151606B2 (ja) カウンタウエイト位置調整機構
JP2013014418A (ja) 高所作業車
JP4377311B2 (ja) 杭柱建込装置
JP6308078B2 (ja) ワーク昇降装置
JPH07197461A (ja) 杭打ち装置、杭打ち装置を載せる移動架台、及び杭打ちに伴う汚濁水の拡散防止装置並びに打込み工法
JP2007001689A (ja) リフター装置
JP2001213592A (ja) 高所作業車のジャッキ装置
JP2721493B2 (ja) 屈伸用平行リンク機構
JP6863575B2 (ja) 異形ブロックの反転装置及び異形ブロックの据え付け方法
JP2007031124A (ja) リフター装置
JPH0751265Y2 (ja) 作業台装置
CN110936385A (zh) 建筑外架及外墙导轨安装与拆卸机器人
JP2000272892A (ja) 屈伸ブーム
JP4420487B2 (ja) 補助ジブ付移動式クレーン装置
JP2004231353A (ja) 屈折ブーム型高所作業車
JP2004291894A (ja) ジャッキ装置
CN209874403U (zh) 支撑结构及抹墙机
JP2000072375A (ja) クレーンのアタッチメント
JPH0242710Y2 (ja)
JP2721495B2 (ja) 屈伸型伸縮ブームの自動格納装置および作動制御装置
JPH0628895Y2 (ja) 電線仮支持車
JP4188803B2 (ja) 柱材の建て起こし装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230303

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20231031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7425440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150