JP7424071B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置及び画像形成方法に関し、例えば、電子写真方式により印刷を行う中間転写方式の画像形成装置に適用して好適なものである。
従来、長尺の媒体を1ページずつ切断して1ページ分の印刷データずつ印刷を行い、排出口から外部へ排出する画像形成装置がある。そのような画像形成装置においては、1ページ分の印刷データ毎に媒体を排出口から外部に一部を露出させて保持し、ユーザが媒体を引き抜くと、次の1ページ分の媒体を排出口から外部に一部を露出させて保持するものがある(例えば、特許文献1参照)。また画像形成装置においては、劣化した現像剤を印刷開始前に廃棄することにより、現像剤の劣化で画像品位が低下してしまうことを防止するものがある。
特開2019-101411号公報
しかしながら、印刷ジョブに応じて印刷している途中や、印刷ジョブを受信して印刷を行う前に、現像剤廃棄動作、色ずれ補正動作や濃度補正動作等の画質向上処理を行うと、印刷に時間がかかってしまい、ユーザの利便性を損なう可能性があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、利便性を保ちつつ印刷品位を保ち得る画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の画像形成装置においては、受信した印刷データに従い媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成部で画像が形成された媒体を排出口から外部に一部を露出させた状態で保持する保持動作を実行する排出部と、保持動作中において、媒体が排出部に到達してから所定時間経過後に画像形成部の画質向上処理を開始する制御部とを設けるようにした。
また本発明の画像形成方法においては、受信した印刷データに従い、画像形成部が媒体に画像を形成し、画像形成部により画像が形成された媒体を画像形成装置の排出口から外部に一部を露出させた状態で保持する保持動作を行い、保持動作中において、媒体が排出口に到達してから所定時間経過後に画像形成部の画質向上処理を開始するようにした。
これにより本発明は、印刷中や印刷直前に画質向上処理を実行して印刷開始が遅れてユーザを待たせることを防止しつつ、ユーザが媒体を抜き取る可能性が低いタイミングで画質向上処理を開始することにより、印刷品位を保つことができる。
本発明によれば、利便性を保ちつつ印刷品位を保ち得る画像形成装置及び画像形成方法を実現できる。
画像形成装置の構成を示す左側面図である。 プレゼンターモードにおける動作を示す左側面図である。 画像形成装置の制御構成を示すブロック図である。 プレゼンターモード中トナー廃棄処理手順(1)を示すフローチャートである。 プレゼンターモード中トナー廃棄処理手順(2)を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.画像形成装置の構成]
図1に示すように画像形成装置1は、電子写真方式のプリンタとして構成されており、例えば長尺の用紙Pに対し、所望のカラー画像を印刷する。用紙は、左右方向に沿った芯材の周側面を周回するように巻き付けられてロール状となっており、印刷時にその最外周から一端が引き剥がされ、搬送路4に沿って走行する。
画像形成装置1の内部には、前後方向に沿った搬送路4が形成されており、この搬送路4に沿って、用紙Pの搬送方向の上流側(前側)から下流側(後側)に向かって、用紙有無センサ18、第1搬送ローラ10、光学センサ20、カッター28、第2搬送ローラ12、書き出しセンサ22、画像形成部30、定着器34、第1排出センサ24、第1排出ローラ14、第2排出センサ26及び第2排出ローラ16が設けられている。
第1搬送ローラ10、第2搬送ローラ12、第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16は、搬送路4を上下から挟むように配置された2本のローラにより構成されており、用紙Pを挟持して各ローラを適宜回転させることにより、後方向を搬送方向として用紙Pを進行させる。第1搬送ローラ10は、画像形成装置1にセットされた用紙Pを後方へ搬送する。
カッター28は、光学センサ20よりも搬送方向下流側に設けられており、検出したQマーク(後述する)や測定した用紙長で用紙Pの搬送方向に直交する幅方向に沿って用紙Pを切断し、第2搬送ローラ12に引き渡す。第2搬送ローラ12は、カッター28から引き渡された用紙Pを画像形成部30へ搬送する。
画像形成部30は、シアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の各トナー像を形成する3個の画像形成ユニット32C、32M及び32Y(以下ではまとめて画像形成ユニット32とも呼ぶ)が前後方向に沿って整列するように配置されている。各画像形成ユニット32は、画像形成制御部56(図3)の制御に基づいて所定の色のトナー像を形成し、これらを搬送ベルト(図示せず)により搬送された用紙Pにそれぞれ転写する。搬送ベルトは、複数のベルトローラの間に張架されて走行し、搬送路4に沿って用紙Pを後方へ搬送し、定着器34に到達させる。
定着器34は、搬送路4の上下に配置された加熱ローラ及び加圧ローラを所定方向へ回転させながら、用紙Pに熱及び圧力を加えることによりトナーを用紙Pに定着させ、この用紙Pをさらに後方へ進行させて第1排出ローラ14へ引き渡す。
第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16は、定着器34から引き渡された用紙Pを後方へ搬送し、排出口6から外部へ排出する。また第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16は、排出口6よりも前側に設けられ、制御部38(図3)の制御に基づき、プレゼンターモードがONに設定されている際においては、搬送方向の下流側が排出口6から後方へ画像形成装置1の外部へ露出した用紙Pの搬送方向の上流側を上下から挟持することにより、該用紙Pの後部分を排出口6から外部へ露出させた状態で、排出口6から下側へ落下しないように保持する。
ここで、プレゼンターモードとは、印刷データが印刷された用紙Pにおける搬送方向下流側の一部分を排出口6から画像形成装置1の外部に露出させた状態で、第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16により該用紙Pを保持する保持動作を行い、保持された用紙Pがユーザにより排出口6から抜き取られると、抜き取られた用紙Pよりも搬送方向上流側に位置する用紙Pを、搬送方向下流側へ搬送し、ユーザに抜き取られるまで、再び保持動作を行うことを繰り返す動作モードである。画像形成装置1は、プレゼンターモードがONに設定されている場合、上述したプレゼンターモードの動作を行う。一方、画像形成装置1は、プレゼンターモードがOFFに設定されている場合、排紙動作を行う。排紙動作は、印刷データが印刷された用紙Pを第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16により保持することなく、排出口6から画像形成装置1の外部に排出する動作である。
これらに加えて、用紙有無センサ18は、第1搬送ローラ10よりも搬送方向上流側に設けられており、用紙Pを検出し、検出結果を用紙搬送制御部52(図3)へ送出する。用紙搬送制御部52は、用紙有無センサ18から取得した検出結果に基づき、用紙Pが画像形成装置1にセットされているか否かを検出する。光学センサ20は、カッター28よりも搬送方向上流側に設けられた、例えばLED(Light Emitting Diode)のセンサであり、用紙Pの有無やQマークを検出し、検出結果を用紙搬送制御部52(図3)へ送出する。Qマークとは、用紙Pに記された、用紙Pの搬送位置を検出するためのブラックマーク等の位置検出用目印である。用紙搬送制御部52は、光学センサ20から取得した検出結果に基づき、カッター28において用紙Pを切断するタイミングを設定する。
書き出しセンサ22は、画像形成部30よりも搬送方向上流側に設けられており、用紙Pの先端を検出し、検出結果を用紙搬送制御部52(図3)へ送出する。用紙搬送制御部52は、書き出しセンサ22から取得した検出結果に基づき、画像形成部30において画像を出力するタイミングを設定する。第1排出センサ24は、用紙Pを検出し、検出結果を用紙搬送制御部52(図3)へ送出する。用紙搬送制御部52は、第1排出センサ24から取得した検出結果に基づき、プレゼンターモード時に用紙Pを挟持するタイミングを設定する。第2排出センサ26は、用紙Pを検出し、検出結果を用紙搬送制御部52(図3)へ送出する。用紙搬送制御部52は、第2排出センサ26から取得した検出結果に基づき、プレゼンターモード時に用紙Pが抜き取られたことを検出する。
これら第1排出ローラ14、第2排出ローラ16、第1排出センサ24及び第2排出センサ26により、画像形成部30でトナーが転写され定着器34で該トナーが定着された用紙Pを排出口6から外部に用紙Pの一部を露出させて保持する保持動作と、保持動作を行わずに排出口6から用紙Pを排出する排紙動作とを実行する排出部8が形成されている。
ここで、プレゼンターモードにおける制御について具体的に説明する。印刷後に搬送方向上流側から搬送された用紙Pの搬送方向上流側端部が第1排出センサ24上を通過して第1排出センサ24が用紙Pを検出した状態であるOFF状態になると、画像形成装置1は、第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16の回転を停止させることにより、図2に示すように、用紙Pを第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16で挟持させた挟持状態のまま停止させ、ユーザにより抜き取られるまで待機する。挟持状態になった用紙Pをユーザが画像形成装置1からから引き抜くと、第2排出センサ26が用紙Pを検出しない状態であるON状態になるため、画像形成装置1は、これをトリガーとして次ページの印刷を開始する。
[2.画像形成装置の制御構成]
図3に示すように画像形成装置1は、制御部38が全体を統轄制御する。制御部38は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、図示しない記憶部から所定のプログラムを読み出して実行することにより、主制御部40、定着制御部50、用紙搬送制御部52、画像系モータ制御部54、画像形成制御部56、印刷前トナー廃棄タイミング判断部58及びトナー廃棄カウント算出部60、トナー廃棄制御部62及び用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64の各機能を実現する。インターフェース部42は、上位装置であるホストコンピュータ2との通信を制御し、ホストコンピュータ2から印刷データを受信する。
主制御部40は、インターフェース部42から取得した印刷データと、トナー廃棄制御部62及び用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64から取得した、次ページ印刷可能通知とに基づき、定着制御部50、用紙搬送制御部52、画像系モータ制御部54、画像形成制御部56、印刷前トナー廃棄タイミング判断部58及びトナー廃棄カウント算出部60を制御し、画像形成のための動作処理を指示する。
用紙搬送制御部52は、用紙有無センサ18、光学センサ20、書き出しセンサ22、第1排出センサ24及び第2排出センサ26(図1)から検出結果を取得することにより各センサのON/OFF状態を監視すると共に、検出結果に基づき、第1搬送ローラ10、第2搬送ローラ12、第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16の駆動を制御して用紙Pを搬送させる。この用紙搬送制御部52は、プレゼンターモードがONに設定されている場合に第1排出センサ24からOFF状態の検出結果を取得すると、これをトリガーとして所定時間経過後に第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16の回転を停止させて第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16により用紙Pを挟持させ、挟持が完了したことを示す挟持完了通知を、用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64へ送出する。また用紙搬送制御部52は、用紙挟持中において第2排出センサ26からON状態の検出結果を取得すると、その通知を用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64へ送出する。
画像形成制御部56は、画像形成部30(図1)を制御することにより、印刷すべき画像となる舞うトナーを用紙Pに転写する。画像系モータ制御部54は、画像形成ユニット32C、32M及び32Y(図1)内の各種モータの駆動制御を行う。定着制御部50は、定着器34(図1)の温度制御を行い、用紙P上に転写されたトナーを用紙Pに定着させる。
トナー廃棄制御部62は、印刷前トナー廃棄タイミング判断部58及び用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64からトナー廃棄実行の指示を取得した際に、画像系モータ制御部54と画像形成制御部56とに指示を送出することにより、劣化したトナーを画像形成ユニット32(図1)から廃棄させる。具体的にトナー廃棄制御部62は、画像形成ユニット32から搬送ベルトへトナーを転写させることにより、劣化したトナーを廃棄させる。搬送ベルトへ廃棄されたトナーはクリーニングブレードにより掻き取られ除去される。続いてトナー廃棄制御部62は、トナー廃棄完了後に、主制御部40に次ページ印刷可能通知を出す。一方、トナー廃棄制御部62は、トナー廃棄実行中に用紙搬送制御部52から第2排出センサ26のON状態を通知された場合、トナー廃棄を中断させ、中断完了後に、主制御部40に次ページ印刷可能通知を送出する。
EEPROM66は、プレゼンターモード保持部68、挟持後トナー廃棄開始時間保持部70及びトナー廃棄カウント保持部72のデータを、画像形成装置1の電源が遮断された状態でも保持する。
プレゼンターモード保持部68は、ユーザが設定したプレゼンターモードのON/OFFの状態を記憶する。挟持後トナー廃棄開始時間保持部70は、挟持後トナー廃棄開始時間を記憶する。挟持後トナー廃棄開始時間は、排出部8において保持動作が開始されてから、すなわちプレゼンターモードがONに設定されている際に、搬送方向の下流側を排出口6から後方へ露出させた状態で用紙Pを第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16で挟持させたまま停止させ始めてから、トナー廃棄を開始するまでの待機時間である。この挟持後トナー廃棄開始時間は、例えば30秒に設定されている。
トナー廃棄カウント算出部60は、印刷画像密度に基づき算出した、劣化したトナー量を表すトナー廃棄カウントを、画像形成ユニット32毎に算出する。トナー廃棄カウント保持部72は、トナー廃棄カウント算出部60が算出したトナー廃棄カウントを、画像形成ユニット32毎に記憶する。画像形成装置1は、何れかの画像形成ユニット32のトナー廃棄カウントが0以上となると、該画像形成ユニット32のトナー廃棄を実行する。
ここで印刷画像密度とは、画像を画素単位で分解した場合に、全画素数のうち用紙Pにトナーを転写する画素数の割合を表す値である。例えば、所定の領域(感光体ドラムの1周分や印刷媒体1ページ分等)の印刷可能範囲に全面ベタ印刷を行う場合の面積率100[%]印刷のことを印刷画像密度100[%]といい、この印刷画像密度100[%]に対して1[%]の面積に相当する印刷を印刷画像密度1[%]という。
トナー廃棄カウントは、画像形成ユニット32C、32M及び32Yがそれぞれ実行したトナー廃棄単位を1カウントとして累積カウントしたものである。このようにカウントすることによりトナー廃棄カウントは、これまでに廃棄したトナー廃棄量を表したものとなる。このトナー廃棄カウントは、印刷画像密度が高い印刷が実行されると負の値の方向へ進み、印刷画像密度が低い印刷が実行されると正の値の方向へ進む。またこのトナー廃棄カウントは、ドラムカウントとドットカウントとから算出される。ドラムカウントは、感光体ドラムの回転数(印刷距離)の測定値である。ドットカウントは、LEDヘッドでドットを形成する際のドットの点灯数である。
印刷前トナー廃棄タイミング判断部58は、プレゼンターモード保持部68でプレゼンターモードがOFFに設定されている場合に、トナー廃棄カウント保持部72のトナー廃棄カウントに基づき、印刷開始前にトナー廃棄を実行するか否かを判断し、トナー廃棄を実行する場合、トナー廃棄制御部62にトナー廃棄実行の指示を送出する。
用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、プレゼンターモード保持部68でプレゼンターモードがONに設定されている場合に、用紙搬送制御部52から挟持完了通知を取得すると、トナー廃棄カウント保持部72のトナー廃棄カウントに基づき、トナー廃棄を実行するか否かを判断する。ここで用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、トナー廃棄を実行する場合は、挟持後トナー廃棄開始時間保持部70に設定された挟持後トナー廃棄開始時間の経過後に、トナー廃棄制御部62にトナー廃棄実行の指示を送出する。一方、用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、トナー廃棄を実行しない場合は、即座に主制御部40に次ページ印刷可能通知を送出する。
[3.プレゼンターモード中トナー廃棄処理]
画像形成装置1によるプレゼンターモード中トナー廃棄処理の具体的な処理手順について、図4及び図5のフローチャートを用いて説明する。制御部38は、記憶部からプレゼンターモード中トナー廃棄プログラムを読み出して実行することによりプレゼンターモード中トナー廃棄処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
制御部38は、インターフェース部42を介しホストコンピュータ2から印刷データを主制御部40により受信すると、ステップSP1において、主制御部40から印刷前トナー廃棄タイミング判断部58に判断要求を送出することにより、現在プレゼンターモードがONに設定されているか否かを判定する。このとき印刷前トナー廃棄タイミング判断部58は、主制御部40から判断要求を取得すると、プレゼンターモード保持部68から、現在のプレゼンターモードのON/OFF状態を取得し、主制御部40へ送出する。ステップSP1において肯定結果が得られると、このことはプレゼンターモードがONに設定されていることを表し、このとき制御部38はステップSP2へ移る。
ステップSP2において制御部38は、主制御部40から定着制御部50、用紙搬送制御部52、画像系モータ制御部54及び画像形成制御部56に指示を送出することにより、切断済みの1枚の用紙Pに印刷を行い、ステップSP3へ移る。ステップSP3において用紙搬送制御部52は、プレゼンターモード保持部68から、現在のプレゼンターモードのON/OFF状態を取得することにより、現在プレゼンターモードがONに設定されているか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは、プレゼンターモードがONに設定されていることを表し、このとき制御部38はステップSP4へ移る。
一方ステップSP3において否定結果が得られると、このことは、プレゼンターモードがOFFに設定されていることを表し、このとき制御部38はステップSP18へ移る。ステップSP18において用紙搬送制御部52は、第1排出センサ24からOFF状態の検出結果を取得しても、第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16の回転を停止させないことにより、用紙Pを挟持せずに排出口6から排出させる排紙動作を行い、ステップSP14(図5)へ移る。
ステップSP4において用紙搬送制御部52は、第1排出センサ24からOFF状態の検出結果を取得すると、第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16を停止させることにより用紙Pを挟持させ、挟持完了通知を用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64へ通知し、ステップSP5へ移る。
ステップSP5において用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、トナー廃棄カウント保持部72からトナー廃棄カウントを取得し、少なくとも1つの画像形成ユニット32のトナー廃棄カウントが0以上であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは、画像形成ユニット32C、32M及び32Yのうち少なくとも1つの画像形成ユニット32はトナー廃棄を実行する必要があることを表し、このとき用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、ステップSP6へ移る。
一方ステップSP5において否定結果が得られると、このことは、全ての画像形成ユニット32は印刷開始前にトナー廃棄を実行する必要がないことを表し、このとき印刷前トナー廃棄タイミング判断部58は、主制御部40へ次ページ印刷可能通知を送出し、ステップSP14(図5)へ移る。
ステップSP6において用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、トナー廃棄開始タイマを起動させてトナー廃棄開始待機中とし、ステップSP7(図5)へ移る。ステップSP7において用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、第2排出センサ26からON状態の検出結果を取得したことを示す通知を用紙搬送制御部52から取得したか否かに基づき、トナー廃棄開始待機中に、挟持状態の用紙Pがユーザにより抜き取れたか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、トナー廃棄開始タイマを起動してからトナー廃棄開始待機中において、挟持状態の用紙Pがユーザにより抜き取られていないため、引き続きトナー廃棄開始タイマをカウントアップさせることを表し、このとき用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、ステップSP8へ移る。
一方ステップSP7において肯定結果が得られると、このことは、トナー廃棄開始タイマを起動してからトナー廃棄開始待機中、すなわちトナー廃棄開始タイマが満了する前において、挟持状態の用紙Pがユーザにより抜き取られたため、速やかに次ページの印刷を行う必要があることを表し、このとき用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64はトナー廃棄開始タイマを停止して、トナー廃棄を実行せずに、ステップSP14へ移る。
ステップSP8において用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、カウントアップ中のトナー廃棄開始タイマが挟持後トナー廃棄開始時間に到達した、すなわちトナー廃棄開始タイマ≧挟持後トナー廃棄開始時間となったか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、トナー廃棄開始タイマを起動してから挟持後トナー廃棄開始時間が経過していないことを表し、このとき用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は、ステップSP7へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、トナー廃棄開始タイマが挟持後トナー廃棄開始時間に到達すると、トナー廃棄開始タイマが満了したためステップSP8において用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部64は肯定結果を得て、トナー廃棄制御部62にトナー廃棄実行の指示を送出し、ステップSP9へ移る。
ステップSP9においてトナー廃棄制御部62は、トナー廃棄を開始し、ステップSP10へ移る。ステップSP10においてトナー廃棄制御部62は、用紙搬送制御部52から第2排出センサ26のON状態が通知されるか否かを監視することにより、挟持中の用紙Pがトナー廃棄中にユーザにより抜き取られたか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは、トナー廃棄中において挟持状態の用紙Pがユーザにより抜き取られなかったため、通常通りトナー廃棄を終了させることを表し、このときトナー廃棄制御部62は、ステップSP11へ移り、トナー廃棄を終了し、主制御部40に次ページ印刷可能通知を送出してステップSP13へ移る。
一方ステップSP10において否定結果が得られると、このことは、トナー廃棄中において挟持状態の用紙Pがユーザにより抜き取られたため、トナー廃棄を途中で中断させることを表し、このときトナー廃棄制御部62は、ステップSP12へ移り、トナー廃棄を中断し、主制御部40に次ページ印刷可能通知を送出してステップSP13へ移る。
ステップSP13においてトナー廃棄カウント算出部60は、トナー廃棄を実行した際に実際に廃棄したトナーの分だけトナー廃棄カウントを減算することにより、トナー廃棄カウント保持部72のトナー廃棄カウントを更新し、ステップSP14へ移る。
ステップSP14において主制御部40は、次ページの印刷要求が存在するか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは次ページの印刷要求が存在することを表し、このとき主制御部40はステップSP2(図4)へ戻り、上述した処理を繰り返し、印刷を継続する。その際、次ページの印刷を行う前に実行したトナー廃棄が途中で中断していた場合、次ページ以降の印刷を行う際に、トナー廃棄制御部62は、既に実行されたトナー廃棄により減算されたトナー廃棄カウントに基づき、トナー廃棄を再度実行する。
一方ステップSP14において否定結果が得られると、このことは次ページの印刷要求が存在しないことを表し、このとき制御部38はステップSP19へ移りプレゼンターモード中トナー廃棄処理手順RT1を終了する。
一方ステップSP1(図4)において否定結果が得られると、このことは現在プレゼンターモードがOFFに設定されているため、印刷を開始する前にトナーを廃棄する必要がある可能性があることを表し、このとき制御部38は、ステップSP15へ移る。
ステップSP15において印刷前トナー廃棄タイミング判断部58は、トナー廃棄カウント保持部72からトナー廃棄カウントを取得し、少なくとも1つの画像形成ユニット32のトナー廃棄カウントが0以上であるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは、画像形成ユニット32C、32M及び32Yのうち少なくとも1つの画像形成ユニット32は印刷開始前にトナー廃棄を実行する必要があることを表し、このとき印刷前トナー廃棄タイミング判断部58は、トナー廃棄制御部62にトナー廃棄実行の指示を送出し、ステップSP16へ移る。
ステップSP16においてトナー廃棄制御部62は、印刷開始前にトナー廃棄を実行し、ステップSP17へ移る。ステップSP17においてトナー廃棄カウント算出部60は、トナー廃棄を実行した際に実際に廃棄したトナーの分だけトナー廃棄カウントを減算することにより、トナー廃棄カウント保持部72のトナー廃棄カウントを更新し、ステップSP2へ移る。
[4.効果等]
従来の画像形成装置においては、プレゼンターモードがONに設定されている状態において、ユーザが今回のページが印刷された用紙Pを取った直後に次の印刷が始まる動作の場合、次の印刷を開始する前にトナー廃棄を実行してしまうと、次のページが印刷された用紙Pを排出するまでに待ち時間が発生していた。このため、次のページが印刷された用紙Pの出力を待っているユーザがいた場合 ユーザを待たせてしまっていた。
これに対し画像形成装置1は、プレゼンターモードがONに設定されている際に、トナー廃棄カウントが0以上になった場合、印刷動作が終了して用紙Pを第1排出ローラ14及び第2排出ローラ16で挟持している最中である用紙挟持中に、トナー廃棄を実行するようにした。すなわち画像形成装置1は、後続の印刷データの有無に限らず、排出口6において用紙Pを挟持しているために、画像形成部30において画像形成は行えるものの用紙Pを搬送できない状態であるため、すなわち、画像形成部30が用紙Pに画像を形成して搬送することができないため、用紙挟持中において、トナー廃棄を実行するようにした。
このため画像形成装置1は、プレゼンターモードがONの状態において、用紙Pが排出口6から抜き取られた後から、次の用紙Pに印刷を行い排出口6へ搬送するまでの間に、トナー廃棄を実行しないようにできる。これにより画像形成装置1は、用紙Pが排出口6から排出されるのを待っているユーザを無駄に待たせてしまうことを防止してユーザの待ち時間を短縮でき、利便性を向上できる。
また画像形成装置1は、排出部8に用紙Pが到達して停止してから挟持後トナー廃棄開始時間(例えば30秒)、用紙Pが抜き取られなかった場合、トナー廃棄を実行するようにした。このため画像形成装置1は、排出部8において用紙Pを挟持する時間(すなわち保持動作を行う時間)が長いと予測されるときにトナー廃棄動作を行うことができる。これにより画像形成装置1は、挟持状態の用紙Pをユーザがすぐに抜き取る可能性が低い状態のときにトナー廃棄動作を実行でき、保持動作中の時間を有効活用してトナー廃棄を行うことができる。
このように画像形成装置1は、印刷前にトナー廃棄動作が入ることで印刷開始が遅れてユーザを待たせることを防止することにより利便性を保ちつつ、ユーザが用紙Pを抜き取る可能性が低いタイミングでトナー廃棄動作を開始することにより、印刷品位を保つことができる。
また画像形成装置1は、トナー廃棄開始待機中に挟持状態の用紙Pが排出口6から抜き取られた場合、トナー廃棄を開始することなく、次ページの印刷要求が存在するか否かを判定するようにした。このため画像形成装置1は、トナー廃棄開始待機中に挟持状態の用紙Pが抜き取られ、次ページの印刷要求が存在する場合、速やかに次ページの印刷を開始し、排出口6まで搬送して保持動作を行い、次ページが印刷された用紙Pが引き抜かれることに備えることにより、ユーザを待たせることなく次ページを挟持状態にできる。
さらに画像形成装置1は、トナー廃棄を開始してから終了までのトナー廃棄中に挟持状態の用紙Pが排出口6から抜き取られた場合、トナー廃棄を中断するようにした。このため画像形成装置1は、トナー廃棄中に挟持状態の用紙Pが抜き取られ、次ページの印刷要求が存在する場合、速やかに次ページの印刷を開始し、排出口6まで搬送して保持動作を行い、次ページが印刷された用紙Pが引き抜かれることに備えることにより、ユーザを待たせることなく次ページを挟持状態にできる。
さらに画像形成装置1は、トナー廃棄中に挟持状態の用紙Pが排出口6から抜き取られた場合、トナー廃棄を中断し、その後にトナー廃棄を再度実行する場合、中断した際におけるトナー廃棄カウントに基づき、今回のトナー廃棄を実行するようにした。
以上の構成によれば画像形成装置1は、受信した印刷データに従い媒体としての用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像形成部30で画像が形成された用紙Pを排出口6から外部に一部を露出させた状態で保持する保持動作を実行する排出部8と、保持動作中に画像形成部30の画質向上処理を開始する制御部38とを設けるようにした。
これにより画像形成装置1は、印刷中や印刷直前にトナー廃棄動作を実行して印刷開始が遅れてユーザを待たせることを防止しつつ、ユーザが用紙Pを抜き取る可能性が低いタイミングでトナー廃棄動作を開始することにより、印刷品位を保つことができる。
[5.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、挟持後トナー廃棄開始時間を30秒とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、挟持後トナー廃棄開始時間を他の種々の値としても良い。その場合、挟持後トナー廃棄開始時間の値は、印刷に要する時間も考慮して、画像形成装置1が設置されている環境に応じて、ユーザの使い勝手を考慮して長めや短めに設定すると良い。
また上述した実施の形態においては、挟持後トナー廃棄開始時間を予め設定した固定値である30秒とする場合について述べた。本発明はこれに限らず、挟持後トナー廃棄開始時間を状況に応じて可変にしても良い。その場合、例えば、トナー廃棄を中断した場合はその後の挟持後トナー廃棄開始時間を例えばプラス5秒し、トナー廃棄を中断しなかった場合はその後の挟持後トナー廃棄開始時間を例えばマイナス5秒しても良い。
さらに上述したプレゼンターモード中トナー廃棄処理手順RT1(図5)におけるステップSP10において肯定結果が得られた場合、次に印刷すべきデータ(次ページの印刷要求があるか)が存在するか否かを判定し、存在する場合はステップSP12に移り、存在しない場合はステップSP12をスキップして、トナー廃棄を中断せずに継続し、ステップSP11へ移るようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、排出部8で用紙が挟持されている挟持状態の間に、トナー廃棄動作を実行する場合について述べた。本発明はこれに限らず、排出部8で用紙が挟持されている間に、色ずれ補正動作や濃度補正動作等を実行しても良い。要は、排出部8で用紙が挟持されている間に、画像形成部30から用紙Pに形成される画像の画質を向上させる画質向上処理を実行すればよい。ここで、色ずれ補正動作とは、色ずれ検出用パターンを搬送ベルトに転写し、色ずれセンサで色ずれ検出用パターンを読み取り、読み取り結果に基づきLEDヘッドにおける主走査方向の基準位置等を調整する動作である。また濃度補正動作とは、濃度検出用パターンを搬送ベルトに転写し、濃度センサで濃度検出用パターンを読み取り、読み取り結果に基づき現像電圧や露光時間等を調整する動作である。
さらに上述した実施の形態においては、プレゼンターモードをON又はOFFに設定可能な画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、プレゼンターモードのみを実行する画像形成装置1に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、ロール状の用紙に印刷を行う画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、カット済のカット紙に印刷を行う画像形成装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、イエロー、マゼンタ及びシアンの各色に対応した3個の画像形成ユニット32を有しカラー印刷を行うカラープリンタである画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、カラープリンタにおいて使用されるトナーの色数に応じた2個以下や4個以上の画像形成ユニット32を有するカラープリンタや、ブラックに対応した1個の画像形成ユニット32のみを有しモノクロ印刷を行うモノクロプリンタに本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、電子写真方式のプリンタである画像形成装置1に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、ファクシミリ、MFP(MultiFunction Printer:複合機)や複写機にも本発明を適用して良い。例えばインクジェット方式の画像形成装置に本発明を適用する場合、排出部で用紙が挟持されている間に、画質向上処理として、ヘッドクリーニングを実行しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、画像形成部としての画像形成部30と、排出部としての排出部8と、制御部としての制御部38とによって、画像形成装置としての画像形成装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる画像形成部と、排出部と、制御部とによって、画像形成装置を構成しても良い。
本発明は、長尺の台紙に所定の間隔でラベルが仮着された長尺の媒体を切断して搬送しラベルに印刷を行う種々の装置でも利用できる。
1……画像形成装置、2……ホストコンピュータ、4……搬送路、6……排出口、8……排出部、10……第1搬送ローラ、12……第2搬送ローラ、14……第1排出ローラ、16……第2排出ローラ、18……用紙有無センサ、20……光学センサ、22……書き出しセンサ、24……第1排出センサ、26……第2排出センサ、28……カッター、30……画像形成部、32……画像形成ユニット、34……定着器、38……制御部、40……主制御部、42……インターフェース部、50……定着制御部、52……用紙搬送制御部、54……画像系モータ制御部、56……画像形成制御部、58……印刷前トナー廃棄タイミング判断部、60……トナー廃棄カウント算出部、62……トナー廃棄制御部、64……用紙挟持中トナー廃棄タイミング判断部、66……EEPROM、68……プレゼンターモード保持部、70……挟持後トナー廃棄開始時間保持部、72……トナー廃棄カウント保持部、P……用紙。

Claims (8)

  1. 受信した印刷データに従い媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で画像が形成された前記媒体を排出口から外部に一部を露出させた状態で保持する保持動作を実行する排出部と、
    前記保持動作中において、前記媒体が前記排出部に到達してから所定時間経過後に前記画像形成部の画質向上処理を開始する制御部と
    を有する画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記画質向上処理の実行中に前記排出口から前記媒体が抜き取られた場合、次に印刷すべきデータがあるときは前記画質向上処理を中断し、次に印刷すべきデータがないときは前記画質向上処理を続行する
    請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画質向上処理として、現像剤廃棄動作を行う
    請求項1又は請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記現像剤廃棄動作の実行中に前記排出口から前記媒体が抜き取られた場合、前記現像剤廃棄動作を中断し、その後に前記現像剤廃棄動作を再度実行する場合、前回の前記現像剤廃棄動作の続きから再開する
    請求項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記現像剤を廃棄した分だけ現像剤廃棄カウントを減算し、前記現像剤廃棄動作の実行中に前記排出口から前記媒体が抜き取られた場合、前記現像剤廃棄動作を中断し、その後に前記現像剤廃棄動作を実行する場合、前回の前記現像剤廃棄動作を中断した際における前記現像剤廃棄カウントに基づき、今回の前記現像剤廃棄動作を再開する
    請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記画質向上処理として、色ずれ補正動作を行う
    請求項1又は請求項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記画質向上処理として、濃度補正動作を行う
    請求項1又は請求項に記載の画像形成装置。
  8. 受信した印刷データに従い、画像形成部が媒体に画像を形成し、
    前記画像形成部により画像が形成された前記媒体を画像形成装置の排出口から外部に一部を露出させた状態で保持する保持動作を行い、
    前記保持動作中において、前記媒体が前記排出口に到達してから所定時間経過後に前記画像形成部の画質向上処理を開始する
    画像形成装置の画像形成方法。
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