JP7424019B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の画像形成装置がネットワークを介して相互に通信可能に接続された画像形成システムに係わる。
画像形成装置において、近年では記録材の多様化に伴い厚紙、OHPシート、トレーシングペーパー等の他、カラー化の市場要求から白色度や光沢を出すためにシートの表面にコーティング処理を施したアート紙及びコート紙等、表面の平滑なシートにも画像形成の要望が高まっている。しかし、これらOHPシート、トレーシングペーパー、アート紙及びコート紙等は、平滑性や透気性が高いため、特に高湿下の環境でシートを積載した場合、シート同士が吸着し、従来の摩擦分離方式の給紙装置では重送やミスフィードが発生しやすくなっている。
このため、収容部に積載された記録材束の側面からエアーを吹き付け、記録材を一枚づつ分離し、記録材束の上方に配置した吸引装置や搬送ベルトによって1枚ずつ搬送を行うエアー給紙方式の給紙装置が画像形成装置等で採用されている。エアー給紙方式では摩擦分離方式に比べて、多種の記録材や材質に対応でき、重送やミスフィードを抑制することが可能となる。
エアー給紙方式の給紙装置では、エアーの供給条件等を含むエアー給紙条件を最適化することにより、確実に記録材同士の吸着を解き、ミスフィードや重送の発生を抑制止する構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この構成では、記録材の種類や装置の使用状態、使用環境等に応じて、吹き出される空気の風速を操作画面から設定して登録し、登録されたデータに基づいて空気の供給を行うことにより、確実な分離給紙が行われている。
また、エアー給紙方式の給紙装置において、記録材の種類や坪量に応じて風量等のエアーの供給条件(エアー給紙条件)が設定されたテーブルを基に、積載された記録材に対する風量の制御を行うことにより、風切り音や記録材のばたつき音の発生を抑制することが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005-96992号公報 特開2014-40287号公報
上述のように、エアー給紙方式の給紙装置においては、エアーの供給条件等の給紙制御条件を制御することにより、記録材の分離給紙が行われている。これらの給紙制御条件は、ユーザーによって画像形成装置や給紙装置に設定される。
給紙制御条件は、記録材の種類によって好適な条件が異なる場合があるため、記録材の設定を変更した場合には、ユーザーが記録材に合わせた好適な値に給紙制御条件を設定する必要がある。
また、給紙制御条件が好適な値に設定されていない場合には、給紙装置においてジャムが発生する可能性がある。そして、ジャムが発生した場合には、ジャムを解消できる好適な値にユーザーがエアーの供給条件を修正する必要がある。
しかしながら、給紙装置に対する好適な給紙制御条件を、ユーザーが設定することは困難であり、また、ユーザーの手間も増える。このため、画像形成装置や給紙装置に対して、好適な給紙制御条件を容易に設定することが求められている。
上述した問題の解決のため、本発明においては、画像形成装置の給紙装置に対して好適な給紙制御条件を容易に設定することが可能な画像形成システムを提供する。
本発明の画像形成システムは、2以上の画像形成装置がネットワークを介して相互に通信可能に接続された画像形成システムであって、ネットワークに接続された少なくとも1以上の画像形成装置は、エアーを吹き付けることによって記録材を分離して給紙するエアー吹き付け方式の給紙装置と、制御部とを備える。そして、制御部は、給紙装置の給紙トレイに積載された記録材を給紙するための給紙制御条件を格納する条件管理部と、ネットワークとの接続を制御するネットワーク通信制御部とを有する。さらに、制御部は、ネットワークを介して他の画像形成装置で設定された給紙制御条件を、ネットワークを介してネットワーク通信制御部により取得し、条件管理部に格納する。
本発明によれば、画像形成装置の給紙装置に対して好適な給紙制御条件を容易に設定することが可能な画像形成システムを提供することができる。
画像形成システムの概略構成を示す図である。 画像形成装置の全体構成を示す図である。 画像形成装置の構成を示すブロック図である。 給紙装置の要部を示す斜視図である。 給紙装置の給紙方向に沿った断面図をである。 給紙装置の先端送風部の詳細を示す図である。 画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 サーバーの制御部の機能ブロック図である。 サーバーが給紙制御条件に係わる情報を格納する処理のフローチャートである。 画像形成装置が給紙制御条件に係わる情報をサーバーから取得する処理のフローチャートである。 給紙装置の給紙トレイ毎の設定情報のデータテーブルを示す図である。 給紙装置の給紙トレイ毎の設定情報のデータテーブルを示す図である。 給紙装置の給紙トレイ毎の設定情報のデータテーブルを示す図である。 給紙装置の給紙トレイ毎の設定情報のデータテーブルを示す図である。 給紙装置の給紙トレイ毎の設定情報のデータテーブルを示す図である。 給紙装置の設定条件の情報の一例を示す図である。 給紙装置の設定条件の情報の一例を示す図である。 給紙装置の設定条件の情報の一例を示す図である。 給紙装置の設定条件の情報の一例を示す図である。
〈1.画像形成システムの実施の形態〉
以下、画像形成システムの具体的な実施の形態について説明する。
[画像形成システム]
図1に画像形成システムの概略構成図を示す。図1に示す画像形成システムは、画像形成装置100、画像形成装置100A、画像形成装置100B、画像形成装置100C、及び、サーバー600が、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されている。ネットワークは有線であっても無線であってもよい。
画像形成システムにおいて、画像形成装置100,100A,100B,100Cは、エアー吹き付け方式の給紙装置(以下、エアー給紙装置とも言う。)を備える。そして、各画像形成装置は、エアー給紙装置における給紙制御条件として、他の画像形成装置100,100A,100B,100Cにおいて設定された給紙制御条件を取得することができる。特に、画像形成装置100,100A,100B,100Cは、給紙制御条件として、記録材Sを給紙するためのエアー給紙条件と、除湿制御条件とを、他の画像形成装置100,100A,100B,100Cから取得することができる。また、画像形成装置100,100A,100B,100Cは、サーバー600に記憶されている、他の画像形成装置100,100A,100B,100Cにおいて設定された給紙制御条件(エアー給紙条件、及び、除湿制御条件)を取得することができる。
[画像形成装置]
次に、上記画像形成システムにおける、エアー給紙装置を備える画像形成装置100の構成について説明する。なお、画像形成装置100A、画像形成装置100B、及び、画像形成装置100Cについても、画像形成装置100と同様の構成とすることができる。また、画像形成装置100として複写機を例に説明するが、これに限られず、プリンタ装置、ファクシミリ装置、印刷機、複合機等、エアー給紙装置を備えることが可能な画像形成装置に対して適用することができる。
図2に、画像形成装置100の全体構成図を示す。図2に示すように、画像形成装置100は、画像形成装置本体200、画像読取装置300、自動原稿送り装置400、及び、外部給紙装置500を有する。
画像形成装置本体200は、画像形成部210、定着部220、および搬送部230を有する。この画像形成装置本体200において、画像形成部210は、感光体211、帯電部212、露光部213、現像部214、転写部215、およびクリーニング部216等から構成されている。
感光体211は、像担持体であり、図示しない駆動源による駆動によって回転する。帯電部212は、感光体211に電荷を与えることによって当該感光体211の表面を一様に帯電する。露光部213は、原稿dから読み取られた画像データ等に基づいて、感光体211の表面に対して露光を行うことにより、感光体211上に静電潜像を形成する。
現像部214は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いて、感光体211上に形成された静電潜像を現像してトナー像とする。転写部215は、感光体211上のトナー像を、搬送部230によって搬送される記録材Sに転写する。クリーニング部216は、感光体211上の残留しているトナーを除去する、即ち、感光体211の表面をクリーニングする。
搬送部230は、給紙装置231、第1給紙部232、第2給紙部233、排紙部234、搬送路切換部235、循環再給紙部236、および反転排紙部237から構成されている。
自動原稿送り装置400の原稿台上に載置された原稿dは、画像読取装置300へ搬送される。画像読取装置300へ搬送された原稿dは、その片面又は両面の画像が光学系により露光され、イメージセンサ420によって読み取られる。イメージセンサ420により光電変換されたアナログ信号は、画像処理部430において、アナログ処理、A/D変換処理、シェーデインク補正処理、画像圧縮処理等の各種の処理が行われる。そして、各種の信号処理が行われた画像信号は、画像処理部430から露光部213に送られる。
画像形成部210においては、感光体211の表面が帯電部212により帯電され、露光部213からのレーザ光の照射により静電潜像が形成され、現像部214により静電潜像が顕像化されてトナー像となる。次いで、給紙装置231に収容された記録材Sが第1給紙部232によって搬送される。記録材Sは、レジストローラから成る第2給紙部233でトナー像との同期がとられて搬送される。その後、記録材Sは、転写部215でトナー像が転写され、定着部220で定着される。
定着部220は、トナーが転写された記録材Sを加熱及び加圧してトナーを記録材Sに定着させる定着処理を行う。定着部220は、記録材Sを挟持する加熱ローラー及び加圧ローラーからなる一対のローラーを備えている。加熱ローラーは、加熱源としてのヒーターによって所定の目標温度(例えば180℃以上200℃以下の範囲内の温度)に加熱される。加圧ローラーは、図示しない弾性部材によって加熱ローラーへ向かって付勢されている。転写部215においてトナーで形成された画像が転写された記録材Sが、加熱ローラーと加圧ローラーとのニップ部を通ることにより、トナーで形成された画像が当該記録材Sに定着される。
定着後の記録材Sは、排紙部234によって画像形成装置本体200外に排出される。一方、クリーニング部216により感光体211上の転写残りのトナーの除去処理が行われる。なお、記録材Sの両面に画像を形成する場合、第1面に画像形成された記録材Sは、循環再給紙部236に送り込まれて反転され、再び画像形成部210において第2面に画像形成後、排紙部234によって画像形成装置本体200から排出される。反転排紙の場合は、通常の排紙通路から分岐した記録材Sは、反転排紙部237においてスイッチバックして表裏反転された後、排紙部234によって画像形成装置本体200外に排出される。
外部給紙装置500は、画像形成装置本体200に接続されており、当該画像形成装置本体200に対してエアーの吹き付けによって記録材Sを1枚ずつ分離して給紙するエアー吹き付け方式の給紙装置10が3段に設けられた構成を有している。3段の給紙装置10は、基本的に同じ構成を有する。
給紙装置10の構成については、後述する。
(ブロック図)
次に、上述の画像形成装置100の主要な構成を示すブロック図を図3に示す。
画像形成装置100は、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、及びROM(Read Only Memory)303を有する制御部30と、記憶部31と、操作部32と、表示部33と、通信部34と、画像読取装置300と、画像処理部430と、画像形成部210と、搬送部230と、給紙装置10とを備える。制御部30は、バス3bを介して記憶部31、操作部32、表示部33、通信部34、画像読取装置300、画像処理部430、画像形成部210、搬送部230、及び、給紙装置10と接続されている。
CPU301は、ROM303又は記憶部31に記憶されている制御用プログラムを読み出して実行し、各種演算処理を行う。RAM302は、CPU301に作業用のメモリー空間を提供し、一時データを記憶する。ROM303は、CPU301により実行される各種制御用のプログラムや設定データ等を格納する。なお、ROM303に代えてEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリー等の書き換え可能な不揮発性メモリーが用いられてもよい。
これらのCPU301、RAM302及びROM303を備える制御部30は、各種制御用プログラムに従って画像形成装置100の各部を統括制御する。例えば、制御部30は、画像処理部430に画像データに対する所定の画像処理を行わせて記憶部31に記憶させる。また、制御部30は、搬送部230や給紙装置10に対して、所定の給紙制御条件(エアー給紙条件)によって記録材Sを分離及び搬送させ、記憶部31に記憶された画像データに基づいて画像形成部210により記録材Sに画像を形成させる。
記憶部31は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、画像読取装置300により取得された画像データや、通信部34を介して外部から入力された画像データや画像形成する記録材Sの種類等の情報が記憶される。なお、これらの画像データ等はRAM302に記憶されてもよい。
操作部32は、操作キーや表示部33の画面に重ねられて配置されたタッチパネル等の入力デバイスを備え、これらの入力デバイスに対する入力操作を操作信号に変換して制御部30に出力する。
表示部33は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置を備え、画像形成装置100の状態や、タッチパネルへの入力操作の内容を示す操作画面等を表示する。
通信部34は、制御部30からの制御信号に従い、ネットワーク上のコンピューター、サーバー600、他の画像形成装置100A,100B,100C等と通信を行って画像データなどを送受信する(図1参照)。
画像読取装置300は、記録材Sに形成された画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、及びB(青)の色成分ごとの単色画像データを含む画像データを生成して記憶部31に記憶させる。
画像処理部430は、ラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部を備えており、記憶部31に記憶された画像データに各種画像処理を施して記憶部31に記憶させる。
ラスタライズ処理部は、ネットワーク上のコンピューター等から入力された所定のページ記述言語(PDL)で記述されたベクター形式の画像データをビットマップ等のラスター形式の画像データに変換する。ラスタライズ処理部で変換、生成された画像データは、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、及びK(黒)の色成分ごとの単色画像データを含む。
色変換部は、画像読取装置300から出力されたR、G、及びBの各色の画像データを所定のルックアップテーブルを参照して色変換処理し、C、M、Y、及びK各色の単色画像データを含む画像データを生成する。また、色変換部は、画像データに対して所定の色補正処理を行う。
階調補正部は、画像データに係る画像の階調特性が所定の特性となるように、各階調値に対応する補正値が定められたルックアップテーブルを参照して画像データの階調値を補正する。
ハーフトーン処理部は、画像データに対しディザマトリクスを用いたスクリーン処理や誤差拡散処理等のハーフトーン処理を行う。
なお、画像処理部430に含まれるラスタライズ処理部、色変換部、階調補正部、ハーフトーン処理部の一部又は全部を、制御部30により実現させる構成としてもよく、或いは画像形成装置100の外部に設けられた他の画像処理装置により実現させる構成としてもよい。
搬送部230は、記録材Sを挟持した状態で回転することで記録材Sを搬送する搬送ローラーを複数備え、所定の搬送経路に沿って記録材Sを搬送する。搬送部230は、給紙装置10から給紙される記録材Sを搬送ローラーで受け取り、画像形成部210まで記録材Sを搬送する。
[サーバーの構成]
サーバー600は、パーソナルコンピューター等の一般的なコンピューターで実現することができる。すなわち、サーバー600のハードウエア構成は、一般的なコンピューターのハードウエア構成と同様とすることができる。例えば、サーバー600は、給紙装置100と同様に、CPU、RAM、ROM、記憶部からなる制御部601(図8参照)及び通信部を備えて構成される。
画像形成システムでは、画像形成装置100,100A,100B,100Cの制御部30が行う処理を、ネットワークによって接続されたサーバー600が代わりに行ってもよい。また、画像形成装置100,100A,100B,100Cが使用する各種データがサーバー600に保存されていてもよい。
サーバー600は、CPU等の内蔵するプロセッサがプログラムに従って、画像形成装置100,100A,100B,100Cの各部の制御や各種の演算処理を実行する。また、サーバー600は、記憶部において各画像形成装置100,100A,100B,100Cにおける各種情報を記憶する。例えば、各画像形成装置100,100A,100B,100Cの設定状態、給紙制御条件(エアー給紙条件、除湿制御条件)、ジャム発生率等を記憶する。
サーバー600は、通信部においてネットワークを介して各画像形成装置100,100A,100B,100Cと上記各種情報等を送受信する。
[給紙装置]
次に、上述の図2に示す画像形成装置100を構成する、外部給紙装置500内に配置された給紙装置10について説明する。図4に、給紙装置10の要部を示す斜視図を示す。また、図5に、給紙装置10の給紙方向に沿った断面図を示す。
図2、図4及び図5に示す給紙装置10は、給紙トレイ11の上に積載された記録材Sの間に記録材Sの端面からエアーを吹き付けることによって記録材Sを1枚ずつ分離しつつ給紙するエアー吹き付け方式の構成を有する。
給紙装置10において、記録材Sが積載された給紙トレイ11は、図示しない昇降機構によって昇降可能となっている。すなわち、記録材Sは給紙トレイ11上に昇降可能に収容されている。給紙トレイ11上に積載された記録材Sの側方には、側部規制部材12A,12Bが配置されている。側部規制部材12A,12Bは、記録材Sの幅方向(矢印Y方向)に移動自在に設けられており、給紙トレイ11上に積載された記録材Sの幅に対応して、記録材Sの両側から軽く押圧することによって記録材Sの両側位置を規制する。
側部規制部材12A,12Bは、基本的に同じ構成となっている。したがって、ここでは、側部規制部材12Aを例にとって、その構成について説明する。側部規制部材12Aは、頂部に段差があり、記録材Sの搬送方向(矢印X方向)における上流側の上面121が相対的に高く、下流側の上面122が相対的に低い。
上流側の上面121には、側部規制部材12Aの上端を支持するための支持部材(図示省略)が取り付けられている。下流側の上面122は、後述する吸着搬送部13と、記録材Sの搬送方向において重なっている。そして、給紙時に給紙トレイ11を図1の矢印Y方向に引き出したとき、下流側の上面122が吸着搬送部13の下を通過できるようにしている。
給紙トレイ11上に積載された記録材Sの搬送方向(矢印X方向)の先端側には先端規制部材14が配置され、後端側には後端規制部材15が配置されている。先端規制部材14は、記録材Sの搬送方向の先端位置を規制している。後端規制部材15は、記録材Sの搬送方向において移動自在になっており、記録材Sの後端側から軽く押圧することによって記録材Sの搬送方向の後端位置を規制している。
また、図5に示すように、後端規制部材15には、最上部の記録材Sの高さを検知する高さ検知センサ16が配置されている。
給紙トレイ11上に積載された記録材Sの束の高さが、エアーの吹き付けおよび記録材Sの捌きを行うのに最適な高さを維持するために、制御部30(図3参照)が、高さ検知センサ16の検知結果に基づいて、図示しない昇降モータを駆動しつつ、給紙トレイ11を上昇させる制御を行う。
記録材Sの搬送方向(矢印X方向)の先端部の近傍には、吸着搬送部13が配置されている。吸着搬送部13は、駆動源に接続する大ローラ131と、大ローラ131に対して所定の距離だけ離間して設けられた2個の小ローラ132A,132Bと、大ローラ131および小ローラ132A,132Bに巻回されて回動するループ状の吸着ベルト133とを有する。
吸着ベルト133には多数の小径の貫通孔134が穿設されている。ループ状の吸着ベルト133の内方には吸引装置135が配置されている。吸引装置135は、吸着ベルト133に穿設された貫通孔134を介して記録材Sを吸引する。すなわち、吸着搬送部13は、記録材Sを吸引装置135によって吸着ベルト133に吸着させつつ当該吸着ベルト133によって搬送し、図5に示す給紙ローラ17へと送る構成となっている。
吸引装置135は、記録材Sの搬送方向(矢印X方向)に沿って2つの吸引ダクト135A,135Bに分割されており、吸引ダクト135Aのみで記録材Sを吸引する場合と、吸引ダクト135A,135Bの双方で記録材Sを吸引する場合とに切り換え可能な構成となっている。
給紙トレイ11上に積載された記録材Sの給紙先側の近傍には、先端送風部18が配置されている。先端送風部18は、送風ファン181やエアーダクト182等によって構成され、給紙装置本体19に固定されている。先端送風部18は、送風ファン181から上向きに吹き付けられるエアーを、エアーダクト182によって向きを変えつつ、積載された記録材Sの上部の先端部端面に吹き付ける。
先端送風部18は、制御部30(図3参照)により、記録材Sの種類に応じて駆動が制御される。より具体的には、制御部30による制御の下に、OHPフィルム、トレース用紙、表面が平滑な塗工紙、ミシン目や筋押し等の加工が施された用紙、打ち粉が塗布されているオフセット印刷済みの用紙など、記録材Sの種類に応じて送風ファン181から送風されるエアーの風量が制御される。先端送風部18の詳細については後述する。
さらに、給紙トレイ11上に積載された記録材Sの両側面側には、側方送風部20A,20Bが配置されている。側方送風部20A,20Bは、記録材Sの搬送方向(矢印X方向)に直交する方向の両側方から、積載された記録材Sの束の上部に記録材Sの端面からエアーを吹き付ける。
より具体的には、側方送風部20A,20Bは、送風ファン201と、当該送風ファン201から送風されるエアーを記録材Sの上部に吹き付ける送風口202とを有する。送風口202は、側部規制部材12A,12Bの下流側の上面122にあって、記録材Sの搬送方向において吸着搬送部13と少なくとも一部が重なるように配置されている。すなわち、図2に示すように、送風口202の先端側の部分は、吸着ベルト133の下に位置している。
側方送風部20A,20Bは、側部規制部材12A,12B内に設けられている。したがって、記録材Sのサイズが変更された場合でも、側部規制部材12A,12Bを移動することによって、側方送風部20A,20Bも一緒に移動できることになる。なお、本例では、側方送風部20A,20Bを記録材Sの両側に設ける構成を採っているが、片側だけに側方送風部20A,20Bを設ける構成を採るようにしてもよい。
側方送風部20A,20Bにおいて、送風ファン201が駆動され、送風口202から吸着搬送部13の下部にエアーが吹き出されるとともに、積載された記録材Sの上部にある数枚にエアーが吹き付けられる。エアーは記録材Sの一方の端部から記録材S間を通り抜けて他方の端部に向けて吹き付けられる。このエアーの吹き付けによって記録材Sが捌かれ、上部数枚が1枚ずつに分離される。吸着搬送部13は、こうして分離された記録材Sから一番上の記録材Sだけを吸着する。
側方送風部20A,20Bの吸気口は、開閉自在な遮蔽部材203によって選択的に遮蔽可能となっている。より具体的には、板状のシャッタからなる遮蔽部材203は軸204により回動可能に軸支され、ソレノイド205による駆動によって開閉される。後述する制御部30は、遮蔽部材203の開閉を制御して側方送風部20A,20Bによるエアーの吹き付けを、オン(吹き付け)とオフ(停止)とに切り換える。
図5において、吸着ベルト133の吸着面の近傍には、吸着検知センサ21が配置されている。吸着検知センサ21は、記録材Sが吸着ベルト133に吸着されたことを検知する。吸着検知センサ21の検知結果を受けて、制御部30(図3参照)による制御の下に、吸着ベルト133は回動を開始し、記録材Sを搬送し始める。
また、吸着ベルト133の搬送方向における下流側の近傍には、フィードセンサ22が配置されている。フィードセンサ22は、吸着ベルト133によって搬送される記録材Sの通過を検知する。吸着ベルト133が記録材Sを吸引しながら回動を続けると、束の最上層の記録材Sが図示の矢印Xの方向に進み、給紙ローラ17にニップされ、給紙先へ送り出される。
図6は、先端送風部18の詳細についての説明図である。先述したように、先端送風部18は、送風ファン181やエアーダクト182等によって構成され、送風ファン181から送風されたエアーを、エアーダクト182を通して、積載された記録材Sの束の上部の先端部に吹き付ける。
エアーダクト182の出口には、先端シャッタ183が設けられている。先端シャッタ183は、制御部30(図3参照)による制御の下に、ソレノイド184によって駆動されることにより、エアーダクト182から吹き付けるエアーの吹き付け角度を制御する。
より具体的には、ソレノイド184がオフのときは、先端シャッタ183は、実線で示す吹き付け角度をとり、エアーを記録材Sの上方に吹き付けることによって最上層の記録材Sを分離する。ソレノイド184がオンのときは、先端シャッタ183は、破線で示す吹き付け角度をとり、先端側の記録材Sの端面にエアーを吹き付けることによって記録材Sの束の上部を浮上させる。
また、給紙装置10は、図2、及び、図5に示すように、湿度センサー23とヒーター24とを備える。例えば、湿度センサー23によって、給紙装置10内の湿度を検知する。そして、検知した湿度に基づいて、ヒーター24によって加熱したエアーを、側方送風部20A,20Bから給紙装置10内に供給することにより、給紙装置10内の湿度を調整することができる。また、ヒーター24は、制御部30(図3参照)による制御の下に、起動や出力制御が行われる。
[画像形成システムの機能ブロック図]
次に、画像形成システムにおける、画像形成装置100の制御部30の機能と、サーバー600の機能について説明する。画像形成装置100の制御部30の機能ブロック図を図7に示す。また、サーバー600の制御部601の機能ブロック図を図8に示す。なお、図1に示す画像形成システムを構成する画像形成装置100A,100B,100Cも、図7に示す画像形成装置100と同様の構成とすることができる。
図7に示すように、画像形成装置100の制御部30は、給紙制御部304と、湿度検知部307と、表示操作部308と、ネットワーク通信制御部309と、条件管理部310とを備える。給紙制御部304は、エアー給紙制御部305と、除湿制御部306とを備える。
図7に示す画像形成装置100の制御部30において、条件管理部310は、記録材情報311と、エアー給紙条件312と、除湿制御条件313と、ジャム発生率情報314とを管理する。
記録材情報311は、給紙装置10の各給紙トレイ11に収容された記録材Sのサイズや種類などの情報(データ)を格納する。記録材Sのサイズとしては、例えば、A4サイズ、B5サイズ、B4サイズ、A3サイズ等が挙げられる。記録材Sの種類としては、例えば、普通紙、上質紙、表面が平滑な塗工紙、OHPフィルム、トレース用紙、厚手紙、光沢紙等が挙げられる。
エアー給紙条件312は、記録材Sの種類や坪量等の情報に対応して、風量等のエアーの供給条件(エアー給紙条件)が格納される。エアー給紙条件は、給紙装置10の給紙トレイ11毎に設定される条件であり、収容された記録材Sの情報や環境情報に応じて設定される風量等の条件のデータテーブルが格納されている。
除湿制御条件313は、記録材Sの情報毎に対応して、湿度検知部307で検知される給紙装置10の各給紙トレイ11における湿度(環境情報)に応じたヒーターの出力制御条件が、格納される。
ジャム発生率情報314は、所定の給紙制御条件における給紙ジャムの発生率が格納されている。所定の給紙制御条件としては、例えば、記録材Sの情報毎に設定された、エアー給紙条件、及び、除湿制御条件の各条件が挙げられる。給紙ジャムの発生率は、使用された記録材Sと、この記録材Sに対して設定されたエアー給紙条件、及び、除湿制御条件とにおいて、例えば1000枚以上(好ましくは10000枚以上)の記録材Sを給紙した場合にジャムの発生数から算出される。
給紙制御部304のエアー給紙制御部305は、記録材Sの情報に応じた条件に従って、先端送風部18や側方送風部20A,20B(図4、図5参照)から送風されるエアーの風量の制御を行う。記録材Sの情報に応じた条件とは、条件管理部310のエアー給紙条件312に格納された条件や、ネットワーク通信制御部309を通じて、画像形成システムを構成する他の画像形成装置100A,100B,100Cやサーバー600から取得して条件である。
エアー給紙制御部305は、印刷ジョブが開始される際に側方送風部20A,20Bの送風ファン201をオン状態にするとともに、先端送風部18の送風ファン181及び先端シャッタ183用のソレノイド184をオン状態にする。これにより、送風ファン201及び送風ファン181による送風を開始され、記録材Sの端面(先端)にエアーが吹き付けられて、束の上部の数枚の記録材Sが吹き上げられる。
また、側方送風部20A,20Bの遮蔽部材203用のソレノイド205がオンすることで、側方送風部20A,20Bの吸気口が遮蔽部材203によって遮蔽されるため、側方送風部20A,20Bからのエアーの送風が停止される。そして、分離モードに入ることによって記録材Sの束の最上部の記録材Sが分離され、この分離された記録材Sを吸着搬送部13の吸着ベルト133が吸着する。このとき、制御部30は、吸引装置135に対して、記録材Sの大きさに応じて吸引ダクト135Aのみか、吸引ダクト135A,135Bの双方のいずれかで吸引するかの制御を行う。
次に、吸着ベルト133が記録材Sを吸着したことを吸着検知センサ21が検知すると、当該吸着検知センサ21の検知結果を受けて制御部30は、吸着搬送部13における図示しない給紙クラッチをオン状態にする。そして、給紙クラッチがオンすることで、吸着ベルト133による記録材Sの搬送、即ち給紙が開始される。
給紙制御部304の除湿制御部306は、ヒーターの起動と、ヒーターの出力を制御する。除湿制御部306は、記録材Sの情報や、湿度検知部307によって検知された給紙装置10内の湿度に応じた条件に従って、ヒーターを起動して装置内の温度を上昇させることにより、湿度を低下させる。また、記録材Sの情報に対応して設定された湿度となるように、ヒーター出力を制御することにより装置内の温度を調整する。記録材Sの情報に応じた条件は、条件管理部310の除湿制御条件313に格納された条件や、ネットワーク通信制御部309を通じて、画像形成システムを構成する他の画像形成装置100A,100B,100Cやサーバー600から取得する。
ネットワーク通信制御部309は、ネットワークを介して接続された他の画像形成装置100A,100B,100C(図1参照)やサーバー600に対して情報を送信し、また、他の画像形成装置100A,100B,100Cやサーバー600から情報を受信する。
表示操作部308は、操作部32(図3参照)を用いてユーザーが設定するジョブ情報や、記録材Sの情報の登録び受け付けや、表示部33の表示処理の制御を行う。
湿度検知部307は、給紙装置10内に設けられた湿度センサーで測定された測定結果に基づいて、装置内の湿度の情報(環境情報)を検知する。
また、図8に示すように、サーバー600の制御部601は、画像形成装置の情報管理部602と、ネットワーク通信制御部607とを備える。
画像形成装置の情報管理部602は、ネットワークに接続された画像形成システムを構成するすべての画像形成装置(図1では、画像形成装置100,100A,100B,100C)の情報として、給紙装置10に収容された記録材情報603、エアー給紙条件604、除湿制御条件605、及び、ジャム発生率情報606を格納する。
記録材情報603は、ネットワークに接続されたすべての画像形成装置(図1では、画像形成装置100,100A,100B,100C)から、給紙装置10の各給紙トレイ11に収容された記録材Sのサイズや種類などの情報(データ)を取得して格納する。記録材Sのサイズとしては、例えば、A4サイズ、B5サイズ、B4サイズ、A3サイズ等が挙げられる。記録材Sの種類としては、例えば、普通紙、上質紙、表面が平滑な塗工紙、OHPフィルム、トレース用紙、厚手紙、光沢紙等が挙げられる。
エアー給紙条件604は、画像形成装置100,100A,100B,100Cのエアー給紙条件312から、記録材情報603に格納された記録材Sの情報に対応する、給紙装置10の各給紙トレイ11において設定されたエアー給紙条件を取得して格納する。
除湿制御条件605は、画像形成装置100,100A,100B,100Cの除湿制御条件313から、記録材情報603に格納された記録材Sの情報に対応する、給紙装置10の各給紙トレイ11において湿度情報毎に設定された、除湿制御条件を取得して格納する。
ジャム発生率情報606は、画像形成装置100,100A,100B,100Cのジャム発生率情報314から、記録材Sの情報と設定された給紙制御条件(エアー給紙条件、除湿制御条件)において算出されたジャム発生率の情報を取得して格納する。
ネットワーク通信制御部607は、ネットワークを介して接続された画像形成装置100,100A,100B,100C(図1参照)に対して情報を送信し、また、画像形成装置100,100A,100B,100Cから情報を受信する。
[フローチャート]
次に、画像形成システムにおいて、各画像形成装置100,100A,100B,100Cが、他の画像形成装置で設定されている給紙制御条件(エアー給紙条件、除湿制御条件)を取得する処理について説明する。以下の説明では、画像形成システムを構成する画像形成装置100,100A,100B,100Cが、エアー給紙に係わる情報をサーバー600に送信し、サーバー600が送信された情報を格納する処理について説明する。さらに、画像形成装置100,100A,100B,100Cにおいて、エアー給紙に係わる情報が更新された場合に、サーバー600から給紙制御条件を取得し、給紙制御条件を設定する処理について説明する。
(サーバーへの情報の送信)
まず、図9に、画像形成システムを構成する各画像形成装置100,100A,100B,100Cが、給紙制御条件に係わる情報をサーバー600に送信し、サーバー600に各情報が格納される処理のフローチャートを示す。
以下の説明では、画像形成システムを構成する画像形成装置100,100A,100B,100Cにおける処理を代表して、画像形成装置100の処理について記載する。画像形成装置100以外の画像形成装置100A,100B,100Cについても同様に処理が行われる。
図9に示すように、まず、画像形成装置100の制御部30は、記録材Sの情報が変化したかどうかを判定する(ステップS10)。この記録材Sの情報の判定は、画像形成装置100の各給紙装置10の給紙トレイ11毎に行われる。記録材Sの情報の変化は、例えば、給紙装置10の給紙トレイ11に収容される記録材が、ユーザーによって変更された場合や、画像形成装置100の操作部32からユーザーの手動操作によって記録材Sの情報が入力された場合等が挙げられる。
記録材Sの情報が変化した場合(ステップS10のYES)、画像形成装置100の制御部30は、条件管理部310の記録材情報311を更新する(ステップS11)。記録材Sの情報の更新も、給紙装置10の給紙トレイ11毎に行われる。
次に、画像形成装置100は、給紙装置10の給紙トレイ11毎に更新した記録材Sの情報をサーバー600に送信する(ステップS12)。
記録材Sの情報をサーバー600に送信した後、又は、記録材Sの情報が変化していない場合(ステップS10のNO)、画像形成装置100は、エアー給紙条件の情報が変化したかどうかを判定する(ステップS13)。このエアー給紙条件の情報の判定は、画像形成装置100の給紙装置10の給紙トレイ11毎に行われる。エアー給紙条件の情報の変化は、例えば、画像形成装置100の操作部32からユーザーの手動操作によってエアー給紙条件を変更した場合や、画像形成装置100や給紙装置10を駆動するプログラムがアップデートされた場合等が挙げられる。
エアー給紙条件の情報が変化した場合(ステップS13のYES)、画像形成装置100の制御部30は、給紙装置10の給紙トレイ11毎に条件管理部310のエアー給紙条件312を更新する(ステップS14)。
次に、画像形成装置100は、給紙装置10の給紙トレイ11毎に更新したエアー給紙条件の情報をサーバー600に送信する(ステップS15)。
エアー給紙条件の情報をサーバー600に送信した後、又は、エアー給紙条件の情報が変化していない場合(ステップS13のNO)、画像形成装置100は、除湿制御条件の情報が変化したかどうかを判定する(ステップS16)。この除湿制御条件の情報の判定は、画像形成装置100の給紙装置10の給紙トレイ11毎に行われる。除湿制御条件の情報の変化は、例えば、画像形成装置100の操作部32からユーザーの手動操作によって除湿制御条件の情報を変更した場合や、画像形成装置100や給紙装置10を駆動するプログラムがアップデートされた場合等が挙げられる。
除湿制御条件の情報が変化した場合(ステップS16のYES)、画像形成装置100の制御部30は、給紙装置10の給紙トレイ11毎に条件管理部310の除湿制御条件313を更新する(ステップS17)。
次に、画像形成装置100は、給紙装置10の給紙トレイ11毎に更新した除湿制御条件の情報をサーバー600に送信する(ステップS18)。
除湿制御条件の情報をサーバー600に送信した後、又は、除湿制御条件の情報が変化していない場合(ステップS16のNO)、画像形成装置100は、ジャム発生率の情報が変化したかどうかを判定する(ステップS19)。このジャム発生率の情報の判定は、画像形成装置100の給紙装置10の各給紙トレイ11に収容された記録材Sの情報毎に行われる。ジャム発生率の情報は、例えば、上記の各処理において設定されたエアー給紙条件、及び、除湿制御条件において所定の枚数(例えば10000枚)の記録材Sが給紙された際に、制御部30においてジャム発生率が算出された場合に変化する。
ジャム発生率の情報が変化した場合(ステップS19のYES)、画像形成装置100の制御部30は、記録材Sの情報毎に条件管理部310のジャム発生率情報314を更新する(ステップS20)。
次に、画像形成装置100は、給紙装置10の給紙トレイ11に収容された記録材Sの情報毎に更新したジャム発生率の情報をサーバー600に送信する(ステップS21)。
ジャム発生率の情報が変化していない場合(ステップS19のNO)、又は、ジャム発生率の情報をサーバー600に送信した後、サーバー600は、制御部601の画像形成装置の情報管理部602において、画像形成装置100から受信した各種情報に従って、記録材情報603、エアー給紙条件604、除湿制御条件605、及び、ジャム発生率情報606の情報を更新する(ステップS22)。サーバー600では、画像形成装置100の給紙装置10の給紙トレイ11毎に記録材Sの情報を格納する。また、記録材Sの情報毎に、エアー給紙条件と除湿制御条件との情報をそれぞれ格納する。
以上の処理の後、本フローチャートによる処理を終了する。
(画像形成装置のエアー給紙条件の設定)
次に、図10に、各画像形成装置100,100A,100B,100Cにおいて、エアー給紙に係わる情報が更新された場合に、サーバー600からエアー給紙条件を取得し、エアー給紙条件を設定する処理について説明する。以下の説明では、画像形成装置100を用いた処理を例に説明する。画像形成装置100以外の画像形成装置100A,100B,100Cについても同様の処理が行われる。
まず、サーバー600は、画像形成装置100において更新された各種の情報を受信したかどうかを判定する(ステップS30)。画像形成装置100において更新された各種の情報を受信した場合(ステップS30のYES)、サーバー600は、画像形成装置100の各種情報を更新する(ステップS31)。画像形成装置100において更新された各種の情報を受信しない場合(ステップS30のNO)、更新された情報を受け取るまでステップS30の処理を継続する。このステップS30の処理は、上述の図9のフローチャートに示すステップS10からステップS21の処理に対応する処理である。また、ステップS31の更新処理は、上述の図9のフローチャートに示すステップS22の処理と同様の処理である。また、画像形成装置100において更新される各種情報は、上述の図9のフローチャートに示す記録材Sの情報、エアー給紙条件の情報、除湿制御条件の情報、ジャム発生率情報等である。
次に、サーバー600は、画像形成装置100から受け取った更新情報において、給紙装置10に収容される記録材Sの情報が更新されたかどうかを判定する(ステップS32)。記録材Sの情報が更新されていない場合(ステップS32のNO)は、本フローチャートによる処理を終了する。
記録材Sの情報が更新されていた場合(ステップS32のYES)、サーバー600は、更新された記録材Sの情報と同一の情報が、制御部601の画像形成装置の情報管理部602において、記録材情報603に格納されているかどうかを判定する(ステップS33)。記録材情報603に同一の記録材Sの情報が格納されている場合(ステップS33のYES)、サーバー600は、制御部601の画像形成装置の情報管理部602において、ジャム発生率情報606から記録材Sの使用下において最もジャム発生率の低い給紙制御条件(エアー給紙条件と除湿制御条件)を取得する(ステップS34)。そして、サーバー600は、この最もジャム発生率の低いエアー給紙条件と除湿制御条件とを、制御部601の画像形成装置の情報管理部602のエアー給紙条件604と除湿制御条件605とから画像形成装置100に送信する(ステップS35)。
記録材情報603に同一の記録材Sの情報が格納されていない場合(ステップS33のNO)、サーバー600は、制御部601の画像形成装置の情報管理部602のエアー給紙条件604と除湿制御条件605とから、初期値のエアー給紙条件と除湿制御条件とを画像形成装置100に送信する(ステップS36)。なお、画像形成装置100側において初期値のエアー給紙条件と除湿制御条件とを所有及び設定している場合には、この処理では条件を送らずに記録材情報603に同一の記録材Sの情報が格納されていないことを画像形成装置100に送信してもよい。
画像形成装置100は、サーバー600から送信されたエアー給紙条件と除湿制御条件とを取得し、給紙装置10の記録材Sの情報が更新された給紙トレイ11に、取得したエアー給紙条件と除湿制御条件とを設定する(ステップS37)。
以上の処理の後、本フローチャートによる処理を終了する。
以上の処理によれば、記録材Sの情報が更新された給紙装置10(外部給紙装置500)を備えるすべての画像形成装置100,100A,100B,100Cに対して、最もジャム発生率が低い条件の給紙制御条件として、エアー給紙条件の情報、除湿制御条件の情報を設定することができる。
各画像形成装置100,100A,100B,100Cは、他の画像形成装置において設定されている条件をサーバー600から取得することにより、ユーザーによる条件設定や、予め画像形成装置が条件を記憶しておく必要がない。このため、給紙装置に対して好適な給紙制御条件を容易に設定することが可能となる。
(エアー給紙条件の設定)
上記フローチャートによる処理を具体的に説明する。図11から図13に、画像形成装置100,100A,100B,100C(図1参照)の給紙装置10の給紙トレイ11毎の設定情報のデータテーブルを示す。一例として、図11が画像形成装置100Aの設定情報、図12が画像形成装置100Bの設定情報、図13が画像形成装置100の設定情報の設定情報の場合について説明する。
図11から図13に示すデータテーブルには、各画像形成装置100,100A,100Bに搭載された給紙装置10の給紙トレイ11のナンバー(1,2,3・・・)、給紙トレイ11に収容された記録材Sの情報(P1~P8)、ジャム率(J1~J9)、及び、エアー給紙条件と除湿制御条件(エアー給紙除湿条件A1~A9)が示されている。例えば、図11に示す画像形成装置100Aでは、トレイ1に記録材SとしてP1が収容され、このトレイ1に対してエアー給紙条件及び除湿条件(エアー給紙除湿条件)としてA1が設定されている。そして、この記録材Sとエアー給紙除湿条件とにおける給紙動作において、ジャム発生率がJ1であることを示している。図12、図13に示す各データテーブルも同様の情報が示されている。
上記図11から図13に示す情報(データテーブル)は、例えば、画像形成装置100,100A,100Bのそれぞれの制御部30の条件管理部310の各部に格納されている。
画像形成装置100,100A,100Bは、図11から図13に示す情報(データテーブル)をサーバー600に送信する。サーバー600は、画像形成装置100,100A,100Bから情報(データテーブル)を受け取り、サーバー600の制御部601の画像形成装置の情報管理部602の各部に格納する。
次に、画像形成装置100において、給紙装置10の給紙トレイ11に収容される記録材Sの情報が更新された場合について説明する。図14に、図13に示す画像形成装置100の給紙装置10のトレイ1の記録材SがP6からP1に変更された場合のデータテーブルを示している。
図14に示す情報では、トレイ1の記録材情報P1に対応するエアー給紙除湿条件として、制御部30の条件管理部310に格納された各種条件から、エアー給紙条件、除湿制御条件の初期値が設定されている。ジャム発生率は、画像形成装置100において記録材SがP1、エアー給紙除湿条件が初期値の場合において所定枚数以上の記録材Sの搬送が行われておらず、ジャム発生率の算出が行われていないため、初期値が記録されている。
また、画像形成装置100は、図14に示すように、給紙装置10の各給紙トレイ11における情報が変更された場合には、サーバー600に情報が更新されたことを通知する。そして、サーバー600は、画像形成装置100から通知された更新情報を受け取り、該当する情報を更新する。
さらに、サーバー600は、記録材Sの情報が更新されているため、この記録材Sの情報に対応したエアー給紙条件、及び、除湿制御条件を、制御部601の画像形成装置の情報管理部602から検出する。すなわち、図14に示すように、給紙装置10のトレイ1の記録材Sの情報がP6からP1に変更された場合には、記録材SがP1である情報に合うエアー給紙条件、及び、除湿制御条件を、画像形成システムとしてネットワークで接続されている他の画像形成装置で設定された情報を検出する。
例えば、図11に示す画像形成装置100Aのデータテーブルにおいて、記録材SがP1の条件があり、エアー給紙除湿条件としてA1が設定されている。また、記録材SがP1、エアー給紙除湿条件がA1の場合のジャム発生率もJ1として求められている。従って、図14に示すように記録材Sの情報がP6からP1に更新された例では、サーバー600は、画像形成装置100Aで設定されている記録材SがP1の場合の条件のエアー給紙条件と除湿制御条件(エアー給紙除湿条件)とを画像形成装置100に送信する。
画像形成装置100は、サーバー600からの条件を受け取ることにより、図15に示すように、記録材SとしてP1が収容されている給紙装置10のトレイ1に、エアー給紙除湿条件としてA1を設定する。これにより、画像形成装置100は、給紙装置10の給紙トレイ11に収容された記録材Sに好適な給紙制御条件を容易に設定することができる。
(その他の情報)
以上の説明では、記録材の情報、エアー給紙条件の情報、除湿制御条件の情報、及び、ジャム発生率の情報を各画像形成装置とサーバーとで送受信し、記録材の情報、及び、ジャム発生率の情報から、エアー給紙条件と除湿制御条件とを設定する画像形成システムについて説明している。しかし、給紙装置10における設定条件の情報は上記の情報に限られず、他の情報を含んでいてもよい。例えば、図16に示す給紙装置10の機内温度、及び機外温度の情報、図17に示す給紙装置10の機内湿度の情報、図18に示す給紙装置10の機外湿度の情報、並びに、図19に示す給紙トレイ、トレイ切換え時間短縮設定、及び片寄りジャム検知の情報等を給紙装置10の設定条件の情報に含めることができる。
画像形成装置は、記録材Sの情報に加えて、に図17から図19に示す情報を取得し、これらの情報が変更された場合にサーバーに情報を送信する。サーバーは、更新された情報を格納し、記録材Sの情報とともに、これらの情報が一致するエアー給紙条件と除湿制御条件とを画像形成装置に送信する。これにより、画像形成装置において、記録材Sの情報やジャム発生率の情報だけでなく上記の各情報にも適応したエアー給紙条件と除湿制御条件とを設定することができる。
なお、上述の説明では、画像形成装置100,100A,100B,100Cが、給紙制御条件をサーバー600に格納、及び取得する構成について説明したが給紙制御条件を格納及び取得する構成は、サーバーでなくてもよい。給紙制御条件を格納及び取得する構成は、ネットワークに接続可能であり、給紙制御条件を記憶することができれば、特に限定されず、例えば、PC(personal computer)やスマートフォン等の情報処理装置や、記憶装置等を用いることもできる。
さらに、上述の説明では、画像形成装置100,100A,100B,100Cが、給紙制御条件をサーバー600に格納、及び取得する構成について説明したが、サーバー600を介さずに、画像形成装置100,100A,100B,100Cが相互に給紙制御条件を送受信する構成であってもよい。例えば、画像形成装置100の制御部30が、ネットワーク通信制御部35によって、画像形成装置100A,100B,100Cと給紙制御条件を送受信し、画像形成装置100A,100B,100Cのいずれかにおいて設定された給紙制御条件を取得することもできる。
また、上述の説明では外部給紙装置500内の給紙装置10をエアー吹き付けの給紙装置としたが、画像形成装置本体200内に配置された給紙装置231についても、上記の給紙装置10と同様にエアー吹き付けの給紙装置とすることができる。
また、画像形成システムとして、電子写真方式の画像形成装置がエアー吹き付けの給紙装置を備える例を説明したが、画像形成装置は電子写真方式に限らず、その他の方式の画像形成装置であってもよい。例えば、エアー吹き付けの給紙装置を備えたインクジェット方式の画像形成装置を含む画像形成システムであってもよい。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明の構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
10,231 給紙装置、11 給紙トレイ、12A 側部規制部材、13 吸着搬送部、14 先端規制部材、15 後端規制部材、16 検知センサ、17 給紙ローラ、18 先端送風部、19 給紙装置本体、20A,20B 側方送風部、21 吸着検知センサ、22 フィードセンサ、23 湿度センサー、24 ヒーター、30,601 制御部、31 記憶部、32 操作部、33 表示部、34 通信部、100,100A,100B,100C 画像形成装置、121,122 上面、131 大ローラ、132A 小ローラ、133 吸着ベルト、134 貫通孔、135 吸引装置、135A 吸引ダクト、181,201 送風ファン、182 エアーダクト、183 先端シャッタ、184,205 ソレノイド、200 画像形成装置本体、202 送風口、203 遮蔽部材、204 軸、210 画像形成部、211 感光体、212 帯電部、213 露光部、214 現像部、215 転写部、216 クリーニング部、220 定着部、230 搬送部、232 第1給紙部、233 第2給紙部、234 排紙部、235 搬送路切換部、236 循環再給紙部、237 反転排紙部、300 画像読取装置、301 CPU、302 RAM、303 ROM、304 給紙制御部、305 エアー給紙制御部、306 除湿制御部、307 湿度検知部、308 表示操作部、309,607 ネットワーク通信制御部、310 条件管理部、311,603 記録材情報、312,604 エアー給紙条件、313,605 除湿制御条件、314,606 ジャム発生率情報、400 自動原稿送り装置、420 イメージセンサ、430 画像処理部、500 外部給紙装置、600 サーバー、602 情報管理部

Claims (9)

  1. 2以上の画像形成装置がネットワークを介して相互に通信可能に接続された画像形成システムであって、
    前記ネットワークに接続された少なくとも1以上の前記画像形成装置は、エアーを吹き付けることによって記録材を分離して給紙するエアー吹き付け方式の給紙装置と、制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記給紙装置の給紙トレイに積載された前記記録材を給紙するための給紙制御条件を格納する条件管理部と、
    前記ネットワークとの接続を制御するネットワーク通信制御部と、を有し、
    前記ネットワークを介して他の前記画像形成装置で設定された給紙ジャムの発生率が最も低い前記給紙制御条件を、前記ネットワークを介して前記ネットワーク通信制御部により取得し、前記条件管理部に格納する
    画像形成システム。
  2. 前記給紙制御条件として、エアーの風量を制御するためのエアー給紙条件を含む
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記給紙制御条件として、前記給紙装置内の湿度を制御するための除湿制御条件を含む
    請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御部は、前記給紙制御条件における前記給紙ジャムの発生率を算出し、前記条件管理部に格納する
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成システム。
  5. 各画像形成装置の前記給紙制御条件は、各画像形成装置の前記給紙ジャムの発生率と関連付けられて前記条件管理部に格納されている
    請求項1から4のいずれかに記載の画像形成システム。
  6. 前記画像形成装置と前記ネットワークを介して通信可能に接続されたサーバーを備え、
    前記サーバーは、前記画像形成装置から前記給紙制御条件を取得する
    請求項1からのいずれかに記載の画像形成システム。
  7. 前記画像形成装置は、他の前記画像形成装置で設定された前記給紙制御条件を、前記サーバーから取得する
    請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 前記画像形成装置は、前記条件管理部に格納された前記給紙ジャムの発生率を前記サーバーに送信し、
    前記サーバーは、取得した前記給紙ジャムの発生率を格納する
    請求項6又は7に記載の画像形成システム。
  9. 前記画像形成装置は、他の前記画像形成装置で設定された前記給紙ジャムの発生率が最も低い前記給紙制御条件を、前記サーバーから取得する
    請求項8に記載の画像形成システム。
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