JP7422501B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器に関する。
容器の水分を含む内容物を電子レンジで調理すると、水蒸気が発生して内圧によって破裂が生じる。それを回避するため、一定の内圧がかかると自動的に容器内部と外部とを連通させる孔が空き、蒸気を排出する自動通蒸の技術が知られている。例えば、特許文献1には、蒸気出口が形成される部分における容器本体と蓋体との間の接合強度を、他の部分の接合強度よりも低くなるように(低接合強度になるように)シールすることによって、内圧の上昇時に容器本体と蓋体との間の接合を選択的に破壊させて蒸気出口を形成する技術が記載されている。また、特許文献2および特許文献3には、上記のような自動通蒸の技術を、耐内圧性の高い容器に組み合わせることによって、容器の破裂を防止するとともに蒸気出口の大きさおよび数を必要最小限とし、水蒸気を容器内に充満させることで加熱効率を向上させる技術が記載されている。
特開2017-085983号公報 特開2019-081583号公報 特開2019-081584号公報
上記のように容器に蒸気出口を形成した場合も、容器内で発生する蒸気量が蒸気出口から放出される蒸気量よりも多いため、内容物の加熱中に容器は膨張する。このとき、蒸気出口の数や場所、大きさが適切でないと、加熱後に容器に大きな変形が残る。しかしながら、そのような変形を抑制するための蒸気出口の適切な配置については、上記の特許文献1から特許文献3では提案されていない。
そこで、本発明は、開封することなく内容物を加熱することが可能な容器において、蒸気出口を適切な位置および大きさで形成することによって加熱時の容器の変形を抑制することができる容器を提供することを目的とする。
本発明のある観点によれば、第1容器本体と、第1容器本体が形成する内部空間の周縁部に位置する接合領域で第1容器本体に接合される第2容器本体とを備え、接合領域は、周方向の1または複数の区間で、内部空間の内圧が上昇したときに内部空間を外部空間に連通させる蒸気出口が形成されるように構成され、接合領域の外周縁部における蒸気出口の合計幅は、接合領域の全外周長さの4%以上35%以下である容器が提供される。
本発明によれば、開封することなく内容物を加熱することが可能な容器において、蒸気出口を適切な位置および大きさで形成することによって加熱時の容器の変形を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る容器の斜視図である。 図1に示す容器の平面図である。 図1に示す容器の変形例を示す平面図である。 図1に示された容器における接合領域に蒸気出口が形成される区間の構成の例を示す図である。 図1に示された容器における接合領域に蒸気出口が形成される区間の構成の例を示す図である。 図1に示された容器における接合領域に蒸気出口が形成される区間の構成の例を示す図である。 図1に示された容器における接合領域に蒸気出口が形成される区間の構成の例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る容器の部分断面図である。 図5に示された容器における接合領域に蒸気出口が形成される区間の構成の例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る容器の部分断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る容器の斜視図であり、図2は図1に示す容器の平面図である。図示されるように、容器100は、容器本体110と、蓋体130とを含む。容器本体110は、カップ状の凹部111と、凹部111の周縁部に形成されるフランジ部112とを含む。蓋体130は、凹部111の開口を覆うフィルム状の部材であり、フランジ部112に形成される接合領域140でヒートシールまたは超音波シールなどを用いて容器本体110に接合される。これによって、凹部111と蓋体130との間に内部空間SPが形成される。接合領域140は、内部空間SPの周縁部に位置する。
容器本体110は、例えば樹脂組成物で形成される単層のシートまたは多層の積層体を、真空成形または圧空成形などによって凹部111およびフランジ部112を含む形状に成形したものである。具体的には、例えば、容器本体110は、オレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、およびポリエステル系樹脂からなる群の少なくともいずれかを含む樹脂組成物で形成される基材層と、ポリオレフィン系樹脂で形成される表面層とを含む積層体で形成されてもよい。この場合、基材層を無機フィラーが添加されたポリプロピレンで形成することによって、容器本体110の耐熱性および剛性を向上させてもよい。
ここで、容器本体110の厚みは、例えば、300μm以上1700μm以下であることが好ましい。後述するように、本実施形態では加熱時の容器本体110および蓋体130の変形が抑制されるが、加熱中に内部空間SPの内圧上昇による力が発生することには変わりがない。従って、加熱時の変形を抑制し、かつ加熱後にもユーザが容器100を安定して保持することを可能にするために、容器本体110を300μm以上の厚みとして剛性を確保することが好ましい。また、食品包材としてのコストの観点からは、容器本体110の厚みは1700μm以下であることが好ましい。
蓋体130は、例えば樹脂組成物で形成される単層または多層のフィルムで形成される。具体的には、例えば、蓋体130は、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、または二軸延伸ナイロンフィルム(O-Ny)などで形成される外層と、ランダムポリプロピレン(RPP)、ブロックポリプロピレン(BPP)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、またはポリエチレンなどの樹脂組成物で形成されるシール層とを含むフィルム状の積層体で形成されてもよい。他の例では、蓋体をフィルムではなく容器本体110(第1容器本体)と同様の成形体(第2容器本体)としてもよい。
本実施形態において、接合領域140の周方向の1または複数の区間(区間S~Sとして例示する)では、内容物の加熱によって内部空間SPの内圧が上昇したときに、内部空間SPを外部空間に連通させる蒸気出口が形成される。図示された例では、容器本体110が略矩形の平面形状を有し、フランジ部112および接合領域140も略矩形の平面形状を有する。図2に示されるように、区間S~Sは、接合領域140の略矩形の平面形状の角部140Cに近接する長辺部140Lに位置する。図3に示される変形例のように、区間S~Sは接合領域140の略矩形の平面形状の角部140Cに位置してもよい。
さらに、本実施形態では、接合領域140の外周縁部における区間S~Sで内部空間SPの内圧が上昇したときに形成される蒸気出口の合計幅が、接合領域140の全外周長さの4%以上35%以下である。図2の平面図には、接合領域140の全外周長さLが示されている。区間S~Sのすべてで蒸気出口が形成される場合、区間S~Sでそれぞれ形成される蒸気出口の幅をw~wとすると、(w+w+w+w)/Lが4%以上35%以下になる。本実施形態では蒸気出口が形成される4つの区間が配置されるが、他の実施形態では例えば1以上30以下(1≦n≦30)の任意の数の区間が配置されてもよい。それぞれの区間の幅は均等であってもよいし、不均等であってもよい。また、区間の1つあたりの幅は、1mm以上とすることが好ましい。
図4Aから図4Dは、図1に示された容器における接合領域に蒸気出口が形成される区間の構成の例を示す図である。図4Aに示された例では、接合領域140で容器本体110と蓋体130とをヒートシールするときに、シール温度などのシール条件を変更することによって、容器本体110と蓋体130とが相対的に弱い単位面積あたりの接合強度で接合される弱接合区間Sを形成している。一方、図4Bおよび図4Cに示された例では、接合領域140を形成するためのシール盤の形状を変更することによって、接合領域140が部分的に欠落して、または間欠的に形成されている。このように接合領域140が部分的に欠落して、または間欠的に形成された部分も、容器本体110と蓋体130とが相対的に弱い単位面積あたりの接合強度で接合される弱接合区間S,Sになる。なお、接合領域140を部分的に欠落させる、または間欠的に形成する形状については、図4Bおよび図4Cの例に限らず様々な変形が可能である。図4Dに示された例では、接合領域140を形成するためのシール盤に欠落部を設けることによって、容器本体110と蓋体130とが接合されない非接合区間Sを形成している。
ここで、図4Cに示した弱接合区間Sでは、接合領域140の中に互いに孤立した複数の非接合領域141が配列されることによって形成される。ここで、配列は、規則性をもった位置関係で形成されることを意味する。非接合領域141は、例えばシール盤に同形状の凹部を形成し、凹部では熱や超音波を加えないことによって形成される。非接合領域141の1つあたりの面積は、例えば0.1mm以上である。図示された例では非接合領域141が略円形であるが、他の形状、例えば角丸V字形などの非接合領域が配列されてもよい。
上記で図1から図3に示された区間S~Sは、例えば図4Aから図4Dに示された弱接合区間S~Sまたは非接合区間Sのいずれかであってもよい。区間S~Sが弱接合区間S~Sまたは非接合区間Sであることによって、内部空間SPの内圧が上昇したときは区間S~Sで容器本体110と蓋体130との間の接合が選択的に破壊され(非接合区間Sの場合は最初から接合されていない)、区間S~Sとほぼ同じ幅の蒸気出口が形成される。上述のように、本実施形態では区間S~Sで形成される蒸気出口の合計幅が接合領域140の全外周長さの4%以上35%以下であるため、後述する実施例によって示されるように、加熱時の容器本体110および蓋体130の変形を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、図5および図6を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下で説明する点を除いて、本実施形態の構成は上記の第1の実施形態の構成と同様であるため、重複した説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る容器の部分断面図である。本実施形態において、容器本体110は、図5に示されるように、基材層114A、表面下層114Bおよび表面層114Cを含む積層体114を、真空成形または圧空成形などによって凹部111およびフランジ部112を含む形状に成形したものである。基材層114Aは、容器本体110の外側に位置し、容器本体110の形状の保持に必要とされる剛性を発揮する。表面下層114Bは、基材層114Aと表面層114Cとの間にあり、それぞれの層に接合されている。表面層114Cは、容器本体110の内側、すなわち内部空間SPに面する側に位置し、フランジ部112に形成される接合領域140に面する。
ここで、積層体114の基材層114Aおよび表面下層114Bは、例えばオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、およびポリエステル系樹脂からなる群の少なくともいずれかを含む樹脂で形成される。オレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、およびポリエチレンが例示される。ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)が例示される。基材層114Aおよび表面下層114Bとの間では、例えば剛性が異なる。基材層114Aには、剛性を向上させるためにタルクなどの無機フィラーが添加されてもよい。
一方、積層体114の表面層114Cは、例えばエチレン-アクリル酸エステル-無水マレイン酸共重合体またはスチレングラフトプロピレン樹脂の少なくともいずれかを、ポリプロピレン系樹脂にブレンドして得られた樹脂組成物で形成される。この場合、エチレン-アクリル酸エステル-無水マレイン酸共重合体またはスチレングラフトプロピレン樹脂は、ポリプロピレン系樹脂100質量部に対して、好ましくは10質量部から50質量部、特に好ましくは15質量部から40質量部程度、添加すればよい。
なお、図示された例において積層体114は基材層114A、表面下層114Bおよび表面層114Cの3つの層を含むが、他の例において積層体114は追加の層を含んでもよい。例えば、積層体114は、高い剛性が必要とされる場合に、複数の基材層と、基材層同士を接着する接着層とを含んでもよい。接着層は、例えばウレタン系エラストマー、スチレン系エラストマー、無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水マレイン酸変性ポリプロピレン、またはエチレン酢酸ビニル(EVA)などで形成される。また、積層体114は、酸素などを遮断するガスバリア層を含んでもよい。ガスバリア層は、例えばエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、またはポリアクリロニトリル(PAN)などで形成される。
蓋体130は、外層131Aおよびシール層131Bを含むフィルム状の積層体131からなる。外層131Aは、蓋体130の表側、すなわち容器本体110に面しない側に位置し、蓋体130に必要とされる柔軟性や引張強度を発揮する。外層131Aは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、または二軸延伸ナイロンフィルム(O-Ny)などで形成される。一方、シール層131Bは、蓋体130の裏側、すなわち容器本体110に向けられる側に位置し、フランジ部112に形成される接合領域140に面する。シール層131Bは、例えばランダムポリプロピレン(RPP)、ブロックポリプロピレン(BPP)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、またはポリエチレンなどの樹脂組成物で形成される。本実施形態において、外層131Aとシール層131Bとは互いに接合されている。なお、他の実施形態では、積層体131にも追加の層が含まれてもよい。
ここで、本実施形態において、積層体114の表面層114Cの凝集強度は、接合領域140における蓋体130と容器本体110との間の接合強度よりも弱く、積層体114および積層体131を構成する表面層114C以外の各層の凝集強度よりも弱く、また積層体114および積層体131の各層の間の層間接合強度よりも弱い。つまり、表面下層114Bを第1層、表面層114Cを第2層、シール層131Bを第3層、外層131Aを第4層とした場合に、第2層の凝集強度は、蓋体130と容器本体110との間の接合強度、第1層、第3層および第4層の凝集強度、ならびに第1層と第2層との間および第3層と第4層との間の層間接合強度よりも弱い。これによって、後述するように、本実施形態では表面層114Cを凝集破壊層とすることによって容器を容易に開封することができる。なお、本明細書において、凝集強度は、積層体の各層を構成する樹脂を結合させている分子間力(凝集力)によって発揮される強度を意味する。
さらに、本実施形態では、図5に示されるように、接合領域140の凹部111側の端縁部に、第1樹脂溜まり部121および第2樹脂溜まり部122が形成される。第1樹脂溜まり部121は、積層体114の表面下層114Bおよび表面層114Cを形成する樹脂からなり、凹部111側に傾いた瘤状断面を有する。第2樹脂溜まり部122は、蓋体130のシール層131Bを形成する樹脂からなり、第1樹脂溜まり部121よりも凹部111側に位置する瘤状断面を有する。図示されているように、表面層114Cは、第1樹脂溜まり部121の表面に沿って、かつ第1樹脂溜まり部121と第2樹脂溜まり部122との隙間を通るように形成される。以下の本実施形態の説明では、第1樹脂溜まり部121および第2樹脂溜まり部122を総称して樹脂溜まり部120ともいう。
次に、図5に示した容器の開封動作について説明する。図5(A)および図5(B)に示すように、ユーザは延出した蓋体130の端部を摘持し、ここから蓋体130を引き剥がすことによって容器の開封を開始することができる。
ここで、上述のように、表面層114Cの凝集強度は、接合領域140における蓋体130と表面層114Cとの間の接合強度、積層体114および積層体131の表面層114C以外の各層の凝集強度、ならびに積層体114および積層体131の各層の間の層間接合強度よりも弱い。従って、ユーザが蓋体130を引き剥がすと、接合領域140に対応する位置で蓋体130に引っ張られた表面層114Cが凝集破壊される。これによって、表面層114Cの一部が蓋体130とともに引き剥がされ、表面層114Cの残りの部分は表面下層114B側に残る。
さらにユーザが蓋体130を引き剥がすと、図5(B)に示すように、樹脂溜まり部120で表面層114Cの凝集破壊が途切れ、そこから先は蓋体130だけが引き剥がされる。これは、樹脂溜まり部120において、表面層114Cの凝集破壊が、第1樹脂溜まり部121の形状に沿って進行するためである。第1樹脂溜まり部121の表面と第2樹脂溜まり部122の表面とが互いに離反する接合領域140の端縁140E付近で表面層114Cは両側から引っ張られて破断し、蓋体130側から離れる。
本実施形態に係る容器は、上記のような手順によって開封される。積層体114の表面層114Cの凝集強度を弱めれば、開封時にユーザが蓋体130を引き剥がす力が小さくて済み、開封が容易になる。その一方で、開封前、容器本体110と蓋体130とが互いに接合された状態では、内部空間SPの内圧は接合領域140に作用する。接合領域140における蓋体130と容器本体110との間の接合強度は、表面層114Cの凝集強度よりも強くすることが可能であるため、上記のように表面層114Cの凝集強度を弱めることによって開封を容易にした場合であっても、蓋体130と容器本体110との間の接合強度は強いままにして高い内圧に対抗することができる。加えて、接合領域140では第1樹脂溜まり部121の凹部111側の根元付近に応力が集中するため、接合領域140は樹脂溜まり部が形成されない場合よりも高い内圧に対抗することが可能である。このようにして、本実施形態に係る容器では、開封性と耐内圧性とを両立させることができる。なお、密封性を保つために、凝集剥離の表面層(上記の例では表面層114C)の厚みは、一例として10μm~200μmであることが好ましく、15μm~80μmであることがより好ましい。また、上記で説明したような樹脂溜まり部120を形成することは必須ではなく、樹脂溜まり部が形成されない場合でも、上記のような凝集強度と層間接合強度との関係が成り立てば、上記の例と同様に開封性と耐内圧性とを両立させることができる。
本実施形態でも、上記の第1の実施形態で説明したように、接合領域140の周方向の1または複数の区間を、図4Aから図4Dに例示したような弱接合区間S~Sまたは非接合区間Sとすることによって、内部空間SPの内圧が上昇したときにこれらの区間で容器本体110と蓋体130との間の接合を選択的に破壊させて(非接合区間Sの場合は最初から接合されていない)蒸気出口が形成される。
あるいは、本実施形態では、接合領域140の周方向の1または複数の区間において、図6に示すように接合領域140の凹部111側の端縁部に樹脂溜まり部120が形成されなくてもよい。接合領域140では樹脂溜まり部120が形成されることによって耐内圧性がより高い内圧に対抗しているため、樹脂溜まり部120が形成されない区間では対抗可能な内圧が相対的に低くなり、結果として内部空間SPの内圧が上昇したときには容器本体110と蓋体130との間の接合が選択的に破壊されて蒸気出口が形成される。なお、上述のように樹脂溜まり部120を形成することは必須ではないため、接合領域140の全周を図6のような断面で形成し、弱接合区間S~Sまたは非接合区間Sを設けることによって蒸気出口を形成してもよい。
以上で説明した第2の実施形態でも、内部空間SPの内圧が上昇したときに蒸気出口が形成される区間の合計幅を接合領域140の全外周長さの2%以上35%以下にすることによって、加熱時の容器本体110および蓋体130の変形を抑制することができる。区間の位置、数および幅についての好ましい条件も上記の第1の実施形態と同様である。加えて、本実施形態では、容器の開封性を損なうことなく耐内圧性を向上させられるため、開孔の大きさおよび数を必要最小限とし、水蒸気を容器内に充満させることで加熱効率を向上させることもできる。
(第3の実施形態)
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下で説明する点を除いて、本実施形態の構成は上記の第1の実施形態の構成と同様であるため、重複した説明は省略する。なお、上記の第2の実施形態および本実施形態の説明については、それぞれ独立して構成要素に符号が付されているため、第2の実施形態および第3の実施形態の間では符号に対応する構成要素が必ずしも一致しない。
図7は、本発明の第3の実施形態に係る容器の部分断面図である。本実施形態において、容器本体110は、図7に示されるように、基材層114Aおよび表面層114Bを含む積層体114を、真空成形または圧空成形などによって凹部111およびフランジ部112を含む形状に成形したものである。基材層114Aは、容器本体110の外側に位置し、容器本体110の形状の保持に必要とされる剛性を発揮する。表面層114Bは、容器本体110の内側、すなわち内部空間SPに面する側に位置する。接合領域140において、蓋体130は積層体114の表面層114Bに接合される。後述するように、接合領域140における蓋体130と表面層114Bとの間の接合強度は、積層体114における基材層114Aと表面層114Bとの間の層間接合強度よりも強い。
ここで、積層体114の基材層114Aは、例えばオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、およびポリエステル系樹脂からなる群の少なくともいずれかを含む樹脂で形成される。オレフィン系樹脂としては、ポリプロピレン、およびポリエチレンが例示される。ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)が例示される。基材層114Aには、剛性を向上させるためにタルクなどの無機フィラーが添加されてもよい。
一方、積層体114の表面層114Bは、例えばポリオレフィン系樹脂で形成される。ポリオレフィン系樹脂としては、ホモポリプロピレン(HPP)、ランダムポリプロピレン(RPP)、およびブロックポリプロピレンのようなポリプロピレン系樹脂、高密度ポリエチレン(HDPE)、および低密度ポリエチレン(LDPE)のようなポリエチレン系樹脂、ならびに直鎖状エチレン-α-オレフィン共重合体などが例示される。
なお、図示された例において積層体114は基材層114Aおよび表面層114Bの2つの層を含むが、他の例において積層体114は追加の層を含んでもよい。例えば、積層体114は、高い剛性が必要とされる場合に、複数の基材層と、基材層同士を接着する接着層とを含んでもよい。接着層は、例えばウレタン系エラストマー、スチレン系エラストマー、無水マレイン酸変性ポリエチレン、無水マレイン酸変性ポリプロピレン、またはエチレン酢酸ビニル(EVA)などで形成される。また、積層体114は、酸素などを遮断するガスバリア層を含んでもよい。ガスバリア層は、例えばエチレン-酢酸ビニル共重合体ケン化物(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、またはポリアクリロニトリル(PAN)などで形成される。
さらに、本実施形態では、容器本体110のフランジ部112に、接合領域140に沿う切り込み115が形成される。切り込み115は、接合領域140よりも凹部111側のフランジ部112で、少なくとも積層体114の表面層114Bに形成される。後述するように、切り込み115は、表面層114Bの欠落部の例である。図示された例では切り込み115がちょうど表面層114Bだけを貫通して基材層114Aには達していないが、切り込み115は基材層114Aの一部に達していてもよい。あるいは、切り込み115は表面層114Bを貫通せず、表面層114Bが容器の開封時に容易に破断できる程度の厚さで残されてもよい。なお、切り込み115の断面形状は図示された例ではV字形であるが、U字形またはI字形などの他の形状であってもよい。
蓋体130は、外層131Aおよびシール層131Bを含むフィルム状の積層体131からなる。外層131Aは、蓋体130の表側、すなわち容器本体110に面しない側に位置し、蓋体130に必要とされる柔軟性や引張強度を発揮する。シール層131Bは、蓋体130の裏側、すなわち容器本体110に面する側に位置し、接合領域140で容器本体110を構成する積層体114の表面層114Bに接合される。ここで、積層体131の外層131Aは、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、または二軸延伸ナイロンフィルム(O-Ny)などで形成される。また、積層体131のシール層131Bは、例えばランダムポリプロピレン(RPP)、ブロックポリプロピレン(BPP)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、またはポリエチレンなどの樹脂組成物で形成される。
次に、図7に示した容器の開封動作について説明する。図7(A)よび図7(B)に示すように、ユーザは延出した蓋体130の端部を摘持し、ここから蓋体130を引き剥がすことによって容器の開封を開始することができる。
ここで、上述のように、接合領域140における蓋体130と表面層114Bとの間の接合強度は、積層体114の基材層114Aと表面層114Bとの間の層間接合強度よりも強い。従って、上記のようにユーザが蓋体130を引き剥がすと、積層体114の端部に近い接合領域140で蓋体130に接合された表面層114Bが蓋体130とともに引き剥がされる一方で、積層体114の基材層114Aと表面層114Bとの間は層間剥離する。
さらにユーザが蓋体130を引き剥がすと、図7(B)に示すように、切り込み115で表面層114Bが蓋体130から離れ、そこから先は蓋体130だけが引き剥がされる。これは、上述のように、切り込み115が表面層114Bを貫通して形成されているか、または切り込み115によって表面層114Bが容易に破断できる程度の厚さにされているためである。
本実施形態に係る容器は、上記のような手順によって開封される。積層体114の基材層114Aと表面層114Bとの間の層間接合強度を弱めれば、開封時にユーザが蓋体130を引き剥がす力が小さくて済み、開封が容易になる。その一方で、開封前、容器本体110と蓋体130とが互いに接合された状態では、内部空間SPの内圧は接合領域140、より具体的には接合領域140の凹部111側の端縁部に集中する。切り込み115は接合領域140の端縁部から離隔しているため、集中した内圧が切り込み115を起点にして積層体114を層間剥離させるように作用することが防止される。それゆえ、上記のように層間接合強度を弱めることによって開封を容易にした場合であっても、蓋体130と表面層114Bとの間の接合強度を強くすることによって高い内圧に対抗することができる。このようにして、本実施形態に係る容器では、開封性と耐内圧性とを両立させることができる。なお、密封性を保つために、層間剥離の表面層(上記の例では表面層114B)の厚みは、一例として10μm~200μmであることが好ましく、50μm~150μmであることがより好ましい。
本実施形態でも、上記の第1の実施形態で説明したように、接合領域140の周方向の1または複数の区間を、図4Aから図4Dに例示したような弱接合区間S~Sまたは非接合区間Sとすることによって、内部空間SPの内圧が上昇したときにこれらの区間で容器本体110と蓋体130との間の接合を選択的に破壊させて(非接合区間Sの場合は最初から接合されていない)蒸気出口が形成される。
以上で説明した第3の実施形態でも、内部空間SPの内圧が上昇したときに蒸気出口が形成される区間の合計幅を接合領域140の全外周長さの2%以上35%以下にすることによって、加熱時の容器本体110および蓋体130の変形を抑制することができる。区間の位置、数および幅についての好ましい条件も上記の第1の実施形態と同様である。加えて、本実施形態では、容器の開封性を損なうことなく耐内圧性を向上させられるため、開孔の大きさおよび数を必要最小限とし、水蒸気を容器内に充満させることで加熱効率を向上させることもできる。
続いて、本発明の実施例について説明する。本実施例では、上記で第2の実施形態として説明した、容器本体110の表面層114Cを凝集破壊層とした容器を用いて、蒸気出口が形成される区間の数、位置および大きさを変化させた複数の例について内容物を加熱する実験を行った。容器本体110、フランジ部112、および接合領域140は略矩形の平面形状を有し、フランジ部112の外寸は長辺205.5mmおよび短辺151mm、接合領域140の外周縁部の寸法は長辺201.25mmおよび短辺146.4mm、従って接合領域140の全外周長さは695.3mmである。実験では、表1に示すように、略矩形状の接合領域140の1つの長辺部の2つまたは3つの区間で樹脂溜まり部120を形成せず、さらに同区間を図4Cに示したような略円形の非接合領域141が配列される弱接合区間Sとすることによって、内部空間SPの内圧が上昇したときはこれらの区間に蒸気出口が形成されるようにした。容器本体110を形成する積層体の厚みは550μm、内容物は冷凍パスタであり、出力600Wの電子レンジを用いて4分50秒間、内容物を加熱した。蒸気出口を形成するのに必要な内部空間SPの内圧は、常温で空気の送入によって測定したところ0.01MPaであった。
Figure 0007422501000001
表1に示されるように、蒸気出口の合計幅が接合領域140の全外周長さの4.3%の実施例では容器の変形は発生しなかった。これに対して、合計幅が全周の1.7%の比較例1、および合計幅が全周の3.2%の比較例2および比較例3ではいずれも容器の変形が発生した。これらの実施例および比較例から、蒸気出口の合計幅は接合領域140の全外周長さの4%以上であることが好ましい。なお、本発明者らの知見によれば、合計幅が大きすぎても内部空間SPの内圧が上昇しなくなって蒸気出口が安定して形成されないため、蒸気出口の合計幅は接合領域140の全外周長さの35%以下であることが好ましい。蒸気出口の合計幅の上限については、ユーザが加熱後に高温になる蒸気出口を避けてフランジ部112を把持することを容易にする観点からも、上記の通り接合領域140の全外周長さの35%以下とすることが好ましい。
なお、比較例3では、蒸気出口が形成されるように構成された区間が接合領域140の長辺部140L(図2参照)に3つ配置されたが、角部140Cに近接する2つの区間では蒸気出口が形成される一方で、長辺部140Lの中央の1つの区間では蒸気出口が形成されなかった。結果として、比較例3では蒸気出口の合計幅が接合領域140の全外周長さの3.2%に留まり(すべての区間で蒸気出口が形成されていれば4.7%)、容器の変形が発生した。本発明者らの知見によれば、区間が角部140Cに近接していなくても蒸気出口が形成される場合はあるが、上記の結果から、蒸気出口を安定的に形成するためには、略矩形の平面形状の接合領域140において、蒸気出口が形成されるように構成される区間が角部140Cに近接する長辺部140L、または角部140Cに位置することが好ましい。
また、本発明者らの知見によれば、蒸気出口が形成されるように構成される区間の数は、例えば図4A~図4Dに示されたような弱接合区間S~Sまたは非接合区間S、または図6に示されたような樹脂溜まり部120がない区間を形成するためのシール盤やバケットの加工が煩雑になりすぎない観点から、例えば1以上30以下とすることが好ましい。蒸気出口が形成されるように構成される区間の数は、ユーザが加熱後に高温になる蒸気出口を避けてフランジ部112を把持することを容易にする観点からも、例えば1以上30以下とすることが好ましい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はこれらの例に限定されない。本発明の属する技術の分野の当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100…容器、110…容器本体、111…凹部、112…フランジ部、130…蓋体、140…接合領域、140C…角部、140L…長辺部、S…区間、S…区間、S…区間、S…区間、S…弱接合区間、S…弱接合区間、S…弱接合区間、S…非接合区間、SP…内部空間。

Claims (12)

  1. 第1容器本体と、前記第1容器本体が形成する内部空間の周縁部に位置する接合領域で前記第1容器本体に接合される第2容器本体とを備え、
    前記接合領域は、周方向の1または複数の区間で、前記内部空間の内圧が上昇したときに前記内部空間を外部空間に連通させる蒸気出口が形成されるように構成され、
    前記接合領域の外周縁部における前記蒸気出口の合計幅は、前記接合領域の全外周長さの4%以上35%以下であり、
    前記接合領域は、略矩形の平面形状を有し、
    前記1または複数の区間は、前記略矩形の平面形状の角部、または前記角部に近接する前記略矩形の平面形状の長辺部に位置し、
    前記1または複数の区間は、前記第2容器本体と前記第1容器本体とが相対的に弱い単位面積あたりの接合強度で接合される弱接合区間である容器。
  2. 前記1または複数の区間の1つあたりの幅は、1mm以上である、請求項1に記載の容器。
  3. 前記1または複数の区間の数は、1以上30以下である、請求項1または請求項2に記載の容器。
  4. 前記第1容器本体の厚みは、300μm以上1700μm以下である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の容器。
  5. 前記第1容器本体の少なくとも一部は、オレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂の少なくともいずれかを含む樹脂組成物で形成される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の容器。
  6. 前記樹脂組成物は、無機フィラーが添加されたポリプロピレンである、請求項5に記載の容器。
  7. 前記第1容器本体は、前記内部空間を形成するカップ状の凹部と、前記凹部の周縁部に形成されるフランジ部とを含み、
    前記第2容器本体は、前記フランジ部に位置する前記接合領域で前記第1容器本体に接
    合されるフィルム状の蓋体である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の容器。
  8. 前記第1容器本体は、凹部および前記凹部の周縁部に形成されるフランジ部を含み、前記接合領域は前記フランジ部に形成され、
    前記第1容器本体は、第1層と、前記第1層に接合され前記接合領域に面する第2層とを少なくとも含む積層体からなり、
    前記第2容器本体は、前記接合領域に面する第3層と、前記第3層に接合される第4層とを少なくとも含む積層体からなり、
    前記第2層または前記第3層のいずれかが凝集破壊層であり、前記凝集破壊層の凝集強度は前記第2容器本体と前記第1容器本体との間の接合強度、前記第1層から前記第4層までのうち前記凝集破壊層以外の各層の凝集強度、ならびに前記第1層と前記第2層との間および前記第3層と前記第4層との間の層間接合強度よりも弱い、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の容器。
  9. 前記接合領域の前記凹部側の端縁部に、前記第1層および前記第2層を形成する樹脂からなり前記凹部側に傾いた瘤状断面の第1樹脂溜まり部と、前記第3層の樹脂からなり前記第1樹脂溜まり部よりも前記凹部側に位置する瘤状断面の第2樹脂溜まり部とが形成される、請求項8に記載の容器。
  10. 前記1または複数の区間では、前記第1樹脂溜まり部および前記第2樹脂溜まり部が形成されない、請求項9に記載の容器。
  11. 前記第1容器本体は、少なくとも第1層および第2層を含む積層体からなり、凹部および前記凹部の周縁部に形成されるフランジ部を含み、前記接合領域は前記フランジ部に形成され、
    前記第2容器本体と前記第2層との間の接合強度は、前記第2層と前記第1層との間の層間接合強度よりも強く、
    前記接合領域よりも前記凹部側に前記第2層の欠落部が形成される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の容器。
  12. 前記弱接合区間は、前記接合領域の中に互いに孤立した複数の非接合領域が配列されることによって形成される、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の容器。
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