JP7421393B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は、下部走行体及び上部旋回体を備える作業機械に関する。
下部走行体と、下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、上部旋回体に支持されたキャブとを備える作業機械が知られている。このような作業機械に関して、特許文献1には、作業機械の周囲に障害物を検知した場合に、ゲートロック弁を開いて全ての油圧アクチュエータの動作を停止させる技術が開示されている。
特開2017-206952号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、検知した障害物との関係では停止させる必要のない油圧アクチュエータまで停止させてしまうので、作業機械の作業効率が低下するという課題がある。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業効率の低下を抑制すると共に、周辺の障害物との衝突を防止可能な作業機械を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、下部走行体と、前記下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、前記上部旋回体に支持されて動作する作業装置と、前記下部走行体を走行させる操作を受け付ける操作装置を収容し、前記上部旋回体に支持されたキャブと、互いに異なる方向を向けて前記上部旋回体に取り付けられ、前記上部旋回体の周囲に存在する障害物を検知する複数の障害物検知センサと、前記下部走行体に対する前記上部旋回体の旋回位置を検知する旋回位置センサと、前記下部走行体の動作を制御するコントローラとを備える作業機械であって、前記コントローラは、前記複数の障害物検知センサの一部が前記障害物を検知した場合に、前記障害物を検知した前記障害物検知センサの向きと、前記旋回位置センサで検知された旋回位置との組み合わせに基づいて、前記下部走行体に対する前記障害物の位置を特定し、前記操作装置に対する操作に拘わらず、前記障害物に近づく方向への前記下部走行体の走行を制限し、前記下部走行体は、各々が独立して回転する左右一対のクローラを備え、前記作業装置は、前記上部旋回体に起伏可能に支持されたブームと、前記ブームに起伏可能に支持されたアームと、前記アームに支持されたアタッチメントと、前記ブームを起伏させる油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータに供給される油圧を検知する油圧検知センサとを備え、前記コントローラは、前記旋回位置センサで検知された旋回位置が前記下部走行体の進退方向に交差し、且つ前記油圧検知センサで検知された前記ブームを倒伏させる向きの油圧が閾値以上の場合に、前記作業装置が位置する側の前記クローラが載置面から離間したと判定し、前記下部走行体の進退方向に前記障害物が存在する場合に、載置面から離間した側の前記クローラの回転を制限することを特徴とする。
本発明によれば、作業効率の低下を抑制すると共に、周辺の障害物との衝突を防止することができる。なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1実施形態に係る油圧ショベルの側面図である。 油圧ショベルの平面図である。 油圧ショベルに搭載された回路を示す図である。 油圧ショベルが備えるコントローラの構成を示すブロック図である。 走行制御処理1のフローチャートである。 カメラの向きと旋回角θとの組み合わせに対応する電磁比例弁を特定するためのテーブルの一例である。 一方のクローラを浮状態にした油圧ショベルの正面図である。 走行制御処理2のフローチャートである。 カメラの向きと旋回角θとの組み合わせに対応する電磁比例弁を特定するためのテーブルの他の例である。
本発明に係る作業機械の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、第1実施形態に係る作業機械の代表例である油圧ショベル1の側面図である。図2は、油圧ショベル1の平面図である。なお、本明細書中の前後左右は、特に断らない限り、油圧ショベル1に搭乗して操作するオペレータの視点を基準としている。また、作業機械の具体例は油圧ショベル1に限定されず、下部走行体と上部旋回体とを備えるあらゆる作業機械(例えば、クレーン車)でもよい。
図1及び図2に示すように、油圧ショベル1は、下部走行体2と、下部走行体2に旋回可能に支持された上部旋回体3とを主に備える。下部走行体2は、左右一対のクローラ8a、8bを備える。左右一対のクローラ8a、8bは、走行モータ8c、8d(図3参照)が駆動することによって、それぞれ独立して回転する。クローラ8a、8bが載置面Gに接地して回転することにより、油圧ショベル1は、前進、後退、旋回が可能になる。但し、下部走行体2は、クローラ8a、8bに代えて、装輪式であってもよい。
上部旋回体3は、旋回モータ(図示省略)によって旋回可能な状態で下部走行体2に支持されている。上部旋回体3は、ベースとなる旋回フレーム5と、旋回フレーム5の前方中央に上下方向に回動可能に取り付けられるフロント作業機(作業装置)4と、旋回フレーム5の後方に配置されるカウンタウェイト6と、旋回フレーム5の前方左側に配置されるキャブ(運転席)7とを備える。
フロント作業機4は、上部旋回体3に起伏可能に支持されたブーム4aと、ブーム4aの先端に起伏可能に支持されたアーム4bと、アーム4bの先端に揺動可能に支持されたバケット(アタッチメント)4cと、ブーム4a、アーム4b、及びバケット4cを駆動させる油圧シリンダ4d~4fとを含む。カウンタウェイト6は、フロント作業機4との重量バランスを取るためのもので、円弧状をした重量物である。
キャブ7には、油圧ショベル1を操作するオペレータが搭乗する内部空間が形成されている。キャブ7の内部空間には、油圧ショベル1の動作を指示するオペレータの操作を受け付ける操作装置(ステアリング、ペダル、レバー、スイッチなど)が配置されている。すなわち、キャブ7に搭乗したオペレータが操作装置を操作することによって、油圧ショベル1が動作する。
操作装置は、下部走行体2を走行させ、上部旋回体3を旋回させ、フロント作業機4(より詳細には、油圧アクチュエータ)を動作させるオペレータの操作を受け付ける。走行モータ8c、8d、旋回モータ、及び油圧シリンダ4d~4fは、油圧ショベルに搭載された「油圧アクチュエータ」の一例である。
操作装置は、左右一対のクローラ8a、8bそれぞれを独立して操作する走行レバー9、10(図3参照)と、ブーム4aを操作するブームレバー(図示省略)と、アーム4bを操作するアームレバー(図示省略)と、バケット4cを操作するバケットレバー(図示省略)と、上部旋回体3を旋回させる旋回レバー(図示省略)と、後述する電磁切換弁18(図3参照)の位置を切り換えるゲートロックレバー(図示省略)を含む。
図3は、油圧ショベル1に搭載された回路を示す図である。図3に示すように、油圧ショベル1は、エンジン11と、作動油タンク12と、メインポンプ13と、パイロットポンプ14と、シャトルブロック15と、方向切換弁16、17と、電磁切換弁18と、電磁比例弁19、20、21、22とを主に備える。なお、図3では図示を省略するが、旋回モータ及び油圧シリンダ4d~4fは、走行モータ8c、8dと並列に接続されて、走行モータ8c、8dと同様の仕組みで駆動される。
走行レバー9、10は、パイロット弁9a、10aに接続されている。パイロット弁9a、10aは、エンジン11により駆動されるパイロットポンプ14によって作動油タンク12から圧送された作動油を、対応する走行モータ8c、8dを動作させるためのパイロット圧油としてシャトルブロック15に出力する。パイロット圧油の圧力は、対応する走行レバー9、10の操作量に応じて変化する。
ゲートロックレバーは、油圧アクチュエータの動作を規制するロック位置と、油圧アクチュエータの動作を許容する解除位置とに切り替え可能に構成されている。ゲートロックレバーは、解除位置に配置されているときに解除信号をコントローラ40に出力し、ロック位置に配置されているときに解除信号の出力を停止する。
エンジン11は、油圧ショベル1を動作させるための駆動力を発生させる駆動源である。メインポンプ13及びパイロットポンプ14は、エンジン11の出力軸に連結されて駆動する。メインポンプ13は、エンジン11の駆動力が伝達されて、作動油タンク12に貯留された作動油を方向切換弁16、17に圧送する。メインポンプ13は、例えば、容量可変型の油圧ポンプである。パイロットポンプ14は、エンジン11の駆動力が伝達されて、作動油タンク12に貯留されたパイロット圧油を、電磁切換弁18、パイロット弁9a、10a、及びシャトルブロック15を通じて方向切換弁16、17のパイロットポート16a、16b、17a、17bに圧送する。
シャトルブロック15は、パイロット弁9a、10aから供給されるパイロット圧油を方向切換弁16、17の切換圧としてパイロットポート16a、16b、17a、17bに供給すると共に、メインポンプ13を制御する信号圧を生成する機能を有する。シャトルブロック15の具体的な構成は既に周知なので、詳細な説明は省略する。
方向切換弁16は、メインポンプ13から走行モータ8cに至る流路に配置されている。方向切換弁16は、走行レバー9に対する操作に応じた供給量及び供給方向の作動油を、メインポンプ13から走行モータ8cへ供給する。方向切換弁16は、パイロットポート16a、16bに供給されるパイロット圧油によって、位置A、B、Cに切換可能に構成されている。
パイロットポート16a、16bにパイロット圧油が供給されていないとき、方向切換弁16は位置A(初期位置)となる。位置Aの方向切換弁16は、メインポンプ13から走行モータ8cに至る油路を遮断する。すなわち、方向切換弁16が位置Aのとき、メインポンプ13から走行モータ8cに作動油が供給されず、クローラ8aは停止する。
パイロットポート16aにパイロット圧油が供給されると、方向切換弁16は位置Bに切り換えられる。位置Bの方向切換弁16は、メインポンプ13から圧送される作動油を、走行モータ8cを正回転させる向きに供給する。そして、走行モータ8cが正回転すると、クローラ8aが前進方向に回転する。
パイロットポート16bにパイロット圧油が供給されると、方向切換弁16は位置Cに切り換えられる。位置Cの方向切換弁16は、メインポンプ13から圧送される作動油を、走行モータ8cを逆回転させる向きに供給する。そして、走行モータ8cが逆回転すると、クローラ8aが後退方向に回転する。
さらに、位置B、Cの方向切換弁16から走行モータ8cに供給される作動油の流量は、パイロットポート16a、16bに供給されるパイロット圧油の圧力の大きさによって増減する。すなわち、パイロットポート16a、16bに供給されるパイロット圧油の圧力が大きいほど位置B、Cへの切換量が大きくなり、方向切換弁16から走行モータ8cに供給される作動油の流量も多くなる。
方向切換弁17は、メインポンプ13から走行モータ8dに至る流路に配置されている。方向切換弁17は、走行レバー10に対する操作に応じた供給量及び供給方向の作動油を、メインポンプ13から走行モータ8dへ供給する。方向切換弁17の構成は、方向切換弁16と同様である。
すなわち、方向切換弁17は、パイロットポート17a、17bにパイロット圧油が供給されていないとき(位置D)、走行モータ8dに作動油を供給しない(クローラ8bが停止する)。また、方向切換弁17は、パイロットポート17aにパイロット圧油が供給されているとき(位置E)、走行モータ8dを正回転させる(クローラ8bが前進方向に回転する)向きに作動油を供給する。さらに、方向切換弁17は、パイロットポート17bにパイロット圧油が供給されているとき(位置F)、走行モータ8dを逆回転させる(クローラ8bが後退方向に回転する)向きに作動油を供給する。
電磁切換弁18は、パイロットポンプ14からパイロット弁9a、10aに至る流路に設けられている。より詳細には、電磁切換弁18は、パイロット弁9a、10aよりパイロット圧油の流通方向の上流側に配置されている。電磁切換弁18は、コントローラ40による制御に従って、遮断位置と流通位置とに切り換え可能に構成されている。
遮断位置の電磁切換弁18は、パイロットポンプ14からパイロット弁9a、10aへの作動油の供給を遮断する。一方、流通位置の電磁切換弁18は、パイロットポンプ14からパイロット弁9a、10aへ作動油を流通させる。電磁切換弁18は、例えば、初期位置が遮断位置であり、ゲートロックレバーから解除信号が出力されている間だけ流通位置に切り換えられ、解除信号の出力が停止すると遮断位置に戻る。
すなわち、ゲートロックレバーがロック位置(電磁切換弁18が遮断位置)のとき、走行レバー9、10を操作してもパイロット弁9a、10aからパイロット圧油が出力されない。換言すれば、ゲートロックレバーがロック位置(電磁切換弁18が遮断位置)のときは、走行レバー9、10を操作しても走行モータ8c、8dが回転しない。
一方、ゲートロックレバーが解除位置(電磁切換弁18が流通位置)のとき、走行レバー9、10を操作すると、パイロット弁9a、10aからパイロット圧油が出力される。すなわち、ゲートロックレバーが解除位置(電磁切換弁18が流通位置)のときは、走行レバー9、10に対する操作に従って、走行モータ8c、8dが回転する。
電磁比例弁19、20、21、22は、パイロットポンプ14からパイロットポート16a、16b、17a、17bに至る流路に配置されている。より詳細には、電磁比例弁19~22は、パイロット弁9a、10aよりパイロット圧油の流通方向の下流側に配置されている。
電磁比例弁19、21(第1電磁比例弁)は、パイロットポンプ14から下部走行体2を前進させる側のパイロットポート16a、17aに至る流路を開閉する。電磁比例弁20、22(第2電磁比例弁)は、パイロットポンプ14から下部走行体2を後退させる側のパイロットポート16b、17bに至る流路を開閉する。
電磁比例弁19は、コントローラ40の制御に従って、パイロットポンプ14からパイロットポート16aに至る油路を開閉する。また、電磁比例弁19は、制御電圧の大きさによって開度を調整可能な比例弁である。さらに、電磁比例弁19は、位置G、Hに切換可能に構成されている。
コントローラ40から電磁比例弁19に制御電圧が印加されてない(非励磁)とき、電磁比例弁19は位置G(初期位置)となる。位置Gの電磁比例弁19は、パイロットポンプ14から吐出されるパイロット圧油をパイロットポート16aに供給する。一方、コントローラ40から電磁比例弁19に制御電圧が印加されると(励磁)、電磁比例弁19はバネの付勢力に抗して位置Hに切り換えられる。位置Hの電磁比例弁19は、パイロットポンプ14から吐出されるパイロット圧油を遮断する。
また、電磁比例弁19に印加される制御電圧が高いほど、パイロットポート16aへのパイロット圧油の供給量が少なくなる。すなわち、コントローラ40から印加される制御電圧の大きさに応じて、電磁比例弁19の開度が調整される。電磁比例弁19の「開度」は、例えば、パイロット圧油が流路を通過できない状態(0%)から、流路を通過するパイロット圧油の圧力が最大となる状態(100%)までを、百分率で表したものである。すなわち、制御電圧が印加されていない電磁比例弁19の開度は100%であり、制御電圧が高くなるほど開度が小さくなる。
同様に、電磁比例弁20~22は、コントローラ40の制御に従って、パイロットポンプ14から対応するパイロットポート16b、17a、17bに至る油路を開閉する。すなわち、コントローラ40から制御電圧が印加されていないとき、電磁比例弁20~22は位置I、K、M(初期位置)となり、対応するパイロットポート16b、17a、17bにパイロット圧油を供給する。また、電磁比例弁20、21、22は、コントローラから印加される制御電圧が大きいほど、位置J、L、Nに近づいて開度が小さくなる。
なお、第1実施形態では、制御電圧が印加されていないときに流路を開放するノーマルオープン型の電磁比例弁19~22の例を説明した。しかしながら、電磁比例弁19~22は、制御電圧が印加されていないときに流路を閉塞し、制御電圧が印加されると流路を開放するノーマルクローズ型であってもよい。
また、図1及び図2に示すように、油圧ショベル1には、複数のカメラ(障害物検知センサ)31F、31B、31L、31R(以下、これらを総称して、「カメラ31」と表記することがある。)が取り付けられている。カメラ31は、油圧ショベル1の周辺に存在する障害物(人、物)を検知する。具体的には、カメラ31は、撮影した映像を示す映像信号をコントローラ40に出力する。但し、障害物検知センサの具体例はカメラ31に限定されず、レーザスキャナ、ミリ波レーダ等であってもよい。
カメラ31F、31B、31L、31Rは、互いに異なる方向を向けて上部旋回体3に取り付けられている。カメラ31F、31B、31L、31Rは、それぞれの指向方向を中心とする所定の角度範囲(例えば、170°)を撮影する。カメラ31は、撮影範囲が広い広角カメラであるのが望ましい。また、カメラ31F、31B、31L、31Rは、それぞれが2つのカメラをセットにした所謂「ステレオカメラ」であってもよい。
より詳細には、カメラ31Fは、上部旋回体3の前方に向けて、キャブ7の前端に取り付けられている。カメラ31Fは、上部旋回体3の後方に向けて、カウンタウェイト6に取り付けられている。カメラ31Lは、上部旋回体3の左方に向けて、上部旋回体3の左端に取り付けられている。カメラ31Rは、上部旋回体3の右方に向けて、上部旋回体3の右端に取り付けられている。但し、カメラ31の数及び設置位置は、前述の例に限定されない。
図4に示すように、油圧ショベル1は、旋回角センサ(旋回位置センサ)32を備えている。旋回角センサ32は、下部走行体2に対する上部旋回体3の旋回角θ(旋回位置)を検知し、検知した旋回角θを示す旋回角信号をコントローラ40に出力する。旋回角センサ32は、例えば、ロータリエンコーダ等の周知の構成を採用することができる。
図2に示すように、上部旋回体3の旋回角θは、上部旋回体3が反時計回りに旋回するときに正の符号で表され、上部旋回体3が時計回りに旋回するときに負の符号で表される。すなわち、旋回角θは、下部走行体2の前進方向を0°として、-180°~+180°の範囲で表される。
なお、旋回位置センサの具体例は、旋回角センサ32に限定されず、下部走行体2に対する上部旋回体3の旋回位置を特定することができれば、どのような構成であってもよい。他の例として、旋回位置センサは、上部旋回体3に設けられたGPSアンテナであってもよい。そして、GPSアンテナは、GPSからの電波を受信して、下部走行体2に対する上部旋回体3の旋回位置を特定してもよい。すなわち、旋回位置は、角度で表されることに限定されない。
図4に示すように、油圧ショベル1は、圧力センサ(油圧検知センサ)33を備える。圧力センサ33は、メインポンプ13から油圧シリンダ4dに供給される作動油の圧力(以下、「油圧」と表記する。)を検知し、検知した油圧を示す圧力信号をコントローラ40に出力する。より詳細には、圧力センサ33は、油圧シリンダ4dのロッド室内の油圧(すなわち、ブーム4aを倒伏させる向きの油圧)を検知する。
図4は、油圧ショベル1が備えるコントローラ40の構成を示すブロック図である。コントローラ40は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、及びRAM(Random Access Memory)43を備える。コントローラ40は、ROM42に格納されたプログラムコードをCPU41が読み出して実行することによって、ソフトウェアとハードウェアとが協働して、後述する処理を実現する。RAM43は、CPU41がプログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。
但し、コントローラ40の具体的な構成はこれに限定されず、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアによって実現されてもよい。
コントローラ40は、油圧ショベル1全体の動作を制御する。第1実施形態に係るコントローラ40は、カメラ31から出力される映像信号と、旋回角センサ32から出力される旋回角信号とに基づいて、電磁比例弁19~22を制御する。図5は、走行制御処理1のフローチャートである。図6は、カメラ31の向きと旋回角θとの組み合わせに対応する電磁比例弁19~22を特定するためのテーブルの一例である。
コントローラ40は、例えば、エンジン11が始動されている間、或いはゲートロックレバーが解除位置に配置されている間、図6に示す走行制御処理1を、所定の時間間隔毎に繰り返し実行する。すなわち、走行制御処理1は、油圧ショベル1が停止しているときにも、油圧ショベル1が走行しているときにも実行される。
まず、コントローラ40は、カメラ31F、31B、31L、31Rから取得した映像信号に基づいて、油圧ショベル1の周囲に存在する障害物を検知する(S11)。障害物は、例えば、油圧ショベル1の走行の妨げになり得る物体(例えば、人)である。コントローラ40は、周知の映像処理によって、カメラ31が撮影した映像から障害物を特定すればよい。
そして、コントローラ40は、障害物を検知した場合に(S11:Yes)、旋回角センサ32から出力される旋回角信号に基づいて、下部走行体2に対する上部旋回体3の現在(すなわち、障害物を検知した時点)の旋回角θを特定する(S12)。次に、コントローラ40は、図6に示すテーブルを用いて、制御対象となる電磁比例弁を特定する(S13)。
より詳細には、コントローラ40は、ステップS11で障害物を検知したカメラ31向き(指向方向)と、ステップS12で特定した旋回角θとの組み合わせに基づいて、下部走行体2に対する障害物の位置を特定する。そして、コントローラ40は、電磁比例弁19~22のうち、特定した障害物に近づく方向へ下部走行体2を走行させる側の電磁比例弁を特定する。
図6は、ステップS11で障害物を検知したカメラ31の向きと、ステップS12で特定した旋回角θの範囲とのマトリックス上に、制御対象となる電磁比例弁19、20、21、22を対応付けたテーブルである。図6には、対応する電磁比例弁19~22の参照番号を図示している。図6に示すテーブルは、例えば、ROM42及びRAM43に予め記憶されている。
次に、コントローラ40は、下部走行体2と障害物との距離ΔLを特定する(S14)。コントローラ40は、ステレオカメラで撮影した2つの映像から、周知のアルゴリズムで障害物までの距離ΔLを測定すればよい。なお、ステップS14の処理は、ステップS11で障害物を検知する際に実行されてもよい。
次に、コントローラ40は、ステップS14で特定した距離ΔLに基づいて、ステップS13で特定した電磁比例弁の開度を制御する(S15~S17)。より詳細には、コントローラ40は、距離ΔLが短いほど、電磁比例弁の開度を小さくする。
一例として、コントローラ40は、ステップS14で特定した距離ΔLが閾値Lth未満の場合に(S15:Yes)、ステップS13で特定した電磁比例弁の開度を30%にする(S16)。他の例として、コントローラ40は、ステップS14で特定した距離ΔLが閾値Lth以上の場合に(S15:No)、ステップS13で特定した電磁比例弁の開度を50%にする(S17)。
すなわち、コントローラ40は、ステップS16で電磁比例弁に印加する電圧を、ステップS17で電磁比例弁に印加する電圧より大きくする。但し、開度の調整は、二段階に限定されず、三段階以上であってもよい。また、コントローラ40は、距離ΔLと閾値Lthとを比較する方法に代えて、ROM42に記憶された関数に距離ΔLを入力して、当該距離ΔLに対応する開度を取得してもよい。さらに、ステップS16、S17における開度の値は一例である。
一例として、上部旋回体3が左方に旋回した状態(45°<θ≦135°)で、上部旋回体3の右方を撮影するカメラ31Rで障害物を検知した場合、障害物は下部走行体2の前進方向(前方)に位置することになる。このとき、パイロットポンプ14から下部走行体2を前進させる側のパイロットポート16a、17aに至る流路を開閉する電磁比例弁19、21の開度を小さくする。
これにより、下部走行体2を前進させる向きに走行レバー9、10が操作されても、下部走行体2の前進が制限される。一方、電磁比例弁20、22の開度は100%のままなので、下部走行体2を後退させる向きに走行レバー9、10が操作されると、通常の速度で油圧ショベル1が後退する。
他の例として、上部旋回体3が後方に旋回した状態(-180°<θ≦-135°、135°<θ≦135°)で、上部旋回体3の前方を撮影するカメラ31Fで障害物を検知した場合、障害物は下部走行体2の後退方向(後方)に位置することになる。このとき、パイロットポンプ14から下部走行体2を後退させる側のパイロットポート16b、17bに至る流路を開閉する電磁比例弁20、22の開度を小さくする。
これにより、下部走行体2を後退させる向きに走行レバー9、10が操作されても、下部走行体2の後退が制限される。一方、電磁比例弁19、21の開度は100%のままなので、下部走行体2を前進させる向きに走行レバー9、10が操作されると、通常の速度で油圧ショベル1が前進する。
なお、「下部走行体2の走行(前進、後退)を制限する」とは、下部走行体2の走行を完全に阻止(以下、「禁止」と表記する。)ことに限定されず、電磁比例弁19、21の開度が100%のときの速度(「通常の速度」と表記する。)と比較して、走行速度を遅くすることを含む。すなわち、走行レバー9、10を同じ操作量だけ操作したとしても、走行が制限されている場合の走行速度は、走行が制限されていない場合より遅い。
一方、コントローラ40は、ステップS11で障害物を検知しない場合に(S11:No)、全ての電磁比例弁19~22の開度を100%にする(S18)。これにより、下部走行体2は、走行レバー9、10の操作量に応じて、通常の速度で走行する。
第1実施形態によれば、例えば以下の作用効果を奏する。
第1実施形態によれば、下部走行体2の前方に障害物が存在する場合は、下部走行体2の前進が制限され、下部走行体2の後退は制限されない。一方、下部走行体2の後方に障害物が存在する場合は、下部走行体2の後退が制限され、下部走行体2の前進は制限されない。
このように、下部走行体2の前進及び後退のうち、障害物に近づく方向への下部走行体2の走行を選択的に制限することによって、油圧ショベル1の作業効率の低下を抑制しつつ、油圧ショベル1が障害物に衝突するのを防止することができる。また、障害物に近づく方向への下部走行体2の走行速度が通常の速度より遅くなるので、下部走行体2が障害物に近づいていることを、キャブ7に搭乗するオペレータに気づかせることができる。
また、第1実施形態によれば、下部走行体2と障害物との距離ΔLが短いほど、下部走行体2の走行制限を大きくするので、障害物が遠い場合は作業効率を優先し、障害物が近い場合は衝突防止を優先することができる。
なお、第1実施形態では、走行レバー9、10の操作量に応じて、方向切換弁16、17へのパイロット圧油の供給量を異ならせる例を説明した。しかしながら、油圧アクチュエータの動作量を操作装置で制御する具体的な方法は、前述の例に限定されない。
他の例として、操作装置は、オペレータによる操作量及び操作方向を示す操作信号を、コントローラ40に出力してもよい。また、コントローラ40は、パイロットポンプ14からパイロットポート16a、16b、16c、16dに至る流路に設けられた電磁比例弁19~22の開度を、操作信号に基づいて制御してもよい。そして、コントローラ40は、同一の操作信号に対する電磁比例弁19~22の開度を、下部走行体2の走行を制限する場合に、下部走行体2の走行を制限しない場合より小さくしてもよい。
[第2実施形態]
図7は、クローラ8bを浮状態にした油圧ショベル1の正面図である。図8は、走行制御処理2のフローチャートである。図9は、カメラ31の向きと旋回角θとの組み合わせに対応する電磁比例弁19~22を特定するためのテーブルの他の例である。なお、第1実施形態との共通点の詳細な説明は省略し、相違点を中心に説明する。
油圧ショベル1は、クローラ8a、8bに泥が付着する環境で使用される場合がある。このような環境で使用された油圧ショベル1をトレーラ等で搬送する場合、トレーラに搭載するのに先立って、クローラ8a、8bに付着した泥を除去する作業が必要になる。
そこで、下部走行体2の進退方向に交差(直交)する向きに上部旋回体3を旋回させ、バケット4cを載置面Gに接地させた状態でブーム4aをさらに倒伏させると、図7に示すように、フロント作業機4が位置する側(すなわち、上部旋回体3の前側)に位置するクローラ8bが載置面Gから離間する。そして、載置面Gから離間したクローラ8bを回転させると、その遠心力によってクローラ8bに付着した泥を除去することができる。
以下、載置面Gに接地したクローラ8aの状態を「接地状態」と表記し、載置面Gから離間したクローラ8bの状態を「浮状態」と表記する。ここで、接地状態のクローラ8aを回転させると、油圧ショベル1が予期しない動きをする可能性がある。また、下部走行体2の進退方向に障害物(主に、人)が存在する状態で、浮状態のクローラ8bを回転させると、飛び散った泥が障害物(主に、人)に付着する可能性がある。
そこで図8に示すように、第2実施形態に係るコントローラ40は、旋回角センサ32から出力される旋回角信号と、圧力センサ33から出力される圧力信号とに基づいて、クローラ8a、8bの一方が浮状態か否かを判定する(S21)。
クローラ8a、8bの一方を浮き状態にするためには、以下の2つの条件を満たす必要がある。第1の条件として、下部走行体2の進退方向に交差する方向に上部旋回体3を旋回させる必要がある。第2の条件として、バケット4cを載置面Gに当接させた状態で、ブーム4aをさらに倒伏させる必要がある。
一例として、コントローラ40は、旋回角センサ32で検知された旋回角θが45°~135°で、圧力センサ33で検知された油圧が閾値以上の場合に、クローラ8aが浮状態だと判定する。他の例として、コントローラ40は、旋回角センサ32で検知された旋回角θが-135°~-45°で、圧力センサ33で検知された油圧が閾値以上の場合に、クローラ8bが浮状態だと判定する。
そして、コントローラ40は、例えばクローラ8bが浮状態だと判定した場合に(S21:Yes)、反対側のクローラ8a側の電磁比例弁19、20の開度を0%にする(S22)。すなわち、コントローラ40は、クローラ8bが浮状態だと判定した場合に、接地状態のクローラ8aの回転を禁止する。
次に、コントローラ40は、油圧ショベル1の周囲に存在する障害物を検知する(S23)。ステップS23の処理は、ステップS11と共通する。そして、コントローラ40は、障害物を検知した場合に(S23:Yes)、検知した障害物が下部走行体2の進退方向に存在するか否かを判定する(S24)。
より詳細には、コントローラ40は、上部旋回体3の左右方向を向くカメラ31L、31Rで障害物を検知した場合に、検知した障害物が下部走行体2の進退方向に存在すると判定する(S24:Yes)。一方、コントローラ40は、上部旋回体3の前後方向を向くカメラ31F、31Bで障害物を検知した場合に、検知した障害物が下部走行体2の進退方向に存在しない判定する(S24:No)。
そして、コントローラ40は、下部走行体2の進退方向に障害物が存在する場合に(S24:Yes)、図9のテーブルに基づいて、浮状態のクローラ8b側の電磁比例弁21、22の開度を小さく(例えば、50%)する(S25)。これにより、浮状態のクローラ8bの回転が制限される。なお、クローラ8aが浮状態の場合は、図9のテーブルに基づいて、電磁比例弁19、20の開度を小さくする。
一方、コントローラ40は、障害物を検知しない場合(S23:No)、或いは検知した障害物が下部走行体2の進退方向に存在しない場合に(S24:No)、浮状態のクローラ8b側の電磁比例弁21、22の開度を100%にする(S26)。すなわち、コントローラ40は、浮状態のクローラ8bの回転を制限しない。さらに、コントローラ40は、クローラ8a、8bの両方が接地状態の場合に(S21:No)、図5に示す走行制御処理1を実行する(S27)。
第2実施形態によれば、第1実施形態の作用効果に加えて、遠心力によって飛び散る泥が障害物(主に、人)に付着するのを防止することができる。なお、ステップS25における開度の値は一例である。また、コントローラ40は、図5のステップS15~S17と同様に、下部走行体2と障害物との距離ΔLに応じて、電磁比例弁19~22の開度を調整してもよい。
なお、第2実施形態に係るコントローラ40は、ステップS23において、検知した障害物が人か否かをさらに判定してもよい。これにより、障害物が人の場合は泥の飛び散り防止を優先し、障害物が人でない場合は泥の除去作業の効率を優先することができる。
一例として、障害物検知センサがカメラ31の場合、周知の顔認識技術によって、障害物が人か否かを検知できる。他の例として、障害物検知センサがミリ波レーダー等の場合、複数の障害物検知センサを異なる高さに設置し、障害物の高さが予め定められた範囲(例えば、1~2m)の場合に、障害物が人だと検知してもよい。
上述した実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の要旨を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント作業機(作業装置)
4a ブーム
4b アーム
4c バケット(アタッチメント)
4d,4e,4f 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ)
5 旋回フレーム
6 カウンタウェイト
7 キャブ
8a,8b クローラ
9,10 走行レバー(操作装置)
11 エンジン
12 作動油タンク
13 メインポンプ
14 パイロットポンプ
15 シャトルブロック
16,17 方向切換弁
16a,16b,17a,17b パイロットポート
18 電磁切換弁
19,20,21,22 電磁比例弁
31F,31B,31L,31R カメラ(障害物検知センサ)
32 旋回角センサ(旋回位置センサ)
33 圧力センサ(油圧検知センサ)
40 コントローラ
41 CPU
42 ROM
43 RAM

Claims (2)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に支持された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に支持されて動作する作業装置と、
    前記下部走行体を走行させる操作を受け付ける操作装置を収容し、前記上部旋回体に支持されたキャブと、
    互いに異なる方向を向けて前記上部旋回体に取り付けられ、前記上部旋回体の周囲に存在する障害物を検知する複数の障害物検知センサと、
    前記下部走行体に対する前記上部旋回体の旋回位置を検知する旋回位置センサと、
    前記下部走行体の動作を制御するコントローラとを備える作業機械であって、
    前記コントローラは、前記複数の障害物検知センサの一部が前記障害物を検知した場合に、
    前記障害物を検知した前記障害物検知センサの向きと、前記旋回位置センサで検知された旋回位置との組み合わせに基づいて、前記下部走行体に対する前記障害物の位置を特定し、
    前記操作装置に対する操作に拘わらず、前記障害物に近づく方向への前記下部走行体の走行を制限し、
    前記下部走行体は、各々が独立して回転する左右一対のクローラを備え、
    前記作業装置は、
    前記上部旋回体に起伏可能に支持されたブームと、
    前記ブームに起伏可能に支持されたアームと、
    前記アームに支持されたアタッチメントと、
    前記ブームを起伏させる油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータに供給される油圧を検知する油圧検知センサとを備え、
    前記コントローラは、
    前記旋回位置センサで検知された旋回位置が前記下部走行体の進退方向に交差し、且つ前記油圧検知センサで検知された前記ブームを倒伏させる向きの油圧が閾値以上の場合に、前記作業装置が位置する側の前記クローラが載置面から離間したと判定し、
    前記下部走行体の進退方向に前記障害物が存在する場合に、載置面から離間した側の前記クローラの回転を制限することを特徴とする作業機械。
  2. 請求項に記載の作業機械において、
    前記コントローラは、前記クローラが載置面から離間したと判定した場合に、接地している側の前記クローラの回転を禁止することを特徴とする作業機械。
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