JP7420553B2 - 柱脚構造 - Google Patents
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そして、このような錆が発生した場合には、ベースプレートと駒材が錆によって付着したり、アンカーボルトが折れてしまったりすることで、柱材に作用した曲げモーメントを吸収できなくなり、柱脚構造の強度の低下を招く恐れがあった。
また、特に寒冷地においては、隙間に貯まった水が冬季に凍結して体積が膨張することで、基礎や駒材として用いているモルタルにひび割れが発生し、柱脚構造の強度の低下を招くおそれがあった。
また、鋼材の表面に防錆加工を施してもよいが、柱材の建て方時や柱材への曲げモーメントの作用時に、柱脚構造を構成する鋼材同士あるいは鋼材とモルタルとが接触して防錆加工が削られ、その部位から錆が発生するおそれがあった。
また、コンクリートに発生したひび割れや、コンクリートと縁切材との間から、茶色の液体が染み出して、コンクリート表面の美観を損ねるという問題があった。
請求項2に係る発明は、柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、前記スペーサ部材が前記アンカーボルトを挿通させるアンカーボルト挿通孔を有し、前記アンカーボルト挿通孔が、前記アンカーボルトによって拡大された状態で設置されていることを特徴とする柱脚構造である。
請求項3に係る発明は、柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、前記スペーサ部材の下面と前記基礎の上面とが接着されていることを特徴とする柱脚構造である。
請求項4に係る発明は、柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、前記スペーサ部材の上面と前記ベースプレートの下面とが接着されていることを特徴とする柱脚構造である。
請求項5に係る発明は、前記ベースプレートを被覆するコンクリートが前記スペーサ部材の側面に接していることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の柱脚構造である。
請求項6に係る発明は、前記スペーサ部材が、前記基礎と前記ベースプレートにより上下方向に圧縮された状態で設置されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の柱脚構造である。
請求項7に係る発明は、アンカーボルトが埋設された基礎に対して弾性を有するスペーサ部材を設置し、前記スペーサ部材が有する駒材設置孔内にモルタルを打設してモルタル部を製造した後、前記アンカーボルトに対して柱材の下端が接合されるベースプレートを固定し、前記基礎に対してコンクリートを打設することで前記ベースプレートを被覆することを特徴とする柱脚構造の製造方法である。
請求項8に係る発明は、前記駒材設置孔がモルタルを打設する目安とする水平部を有していることを特徴とする請求項7に記載の柱脚構造の製造方法に用いることを特徴とするスペーサ部材である。
また、別発明として、以下のものでもよい。
手段1は、柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っていることを特徴とする柱脚構造である。
また、特許文献1に記載の柱脚構造においては、基礎とベースプレートとの間に隙間を設ける必要があるため、ベースプレートの周囲を塞ぎ板で囲ったのちに、基礎に対してコンクリートを打設する必要があったが、本発明によれば、スペーサ部材の側面によって基礎とベースプレートとの間へのコンクリートの浸入が防止できるため、塞ぎ板が不要となる。
加えて、スペーサ部材が駒材設置孔を有しているため、駒材と駒材設置孔との間へ水が浸入することを防止することができ、駒材を錆びにくくすることができる。
加えて、駒材設置孔が駒材によって拡大された状態で設置されていることで、駒材と駒材設置孔とを密着させることができ、駒材をより錆びにくくすることができる。
加えて、スペーサ部材がアンカーボルト挿通孔を有しているため、アンカーボルトとアンカーボルト挿通孔との間へ水が浸入することを防止することができ、アンカーボルトを錆びにくくすることができる。
加えて、アンカーボルト挿通孔が、アンカーボルトによって拡大された状態で設置されていることで、アンカーボルトとアンカーボルト挿通孔とを密着させることができ、アンカーボルトをより錆びにくくすることができる。
加えて、スペーサ部材が基礎とベースプレートによって上下方向に圧縮されていることで、基礎とスペーサ部材との間や、基礎とベースプレートとの間へ水が浸入することを防止することができる。
加えて、スペーサ部材の上面とベースプレートの下面とが接着されていることで、スペーサ部材とベースプレートとの間へ水が浸入することを防止することができる。
加えて、スペーサ部材の下面と基礎の上面とが接着されていることで、スペーサ部材と基礎との間へ水が浸入することを防止することができる。
また、本発明によれば、駒材設置孔を、モルタル部を製造する際の型枠として機能させることができる。
加えて、駒材設置孔が水平部を有しているため、モルタル部を適切な高さで打設することができる。
図1~図4は、本発明の第1の実施形態を示し、図1は、柱脚部分の縦断面図、図2は、柱脚部分の横断面図、図3は、スペーサ部材の斜視図。図4は、柱材及びベースプレートの回転変形を説明する図である。
ベースプレート3には、ボルト孔4、及び、ベースプレート3の表面3aと裏面3bを貫通するスリット5が形成される。ボルト孔4及びスリット5は柱材1の位置を避けてその外側に配置される。
基礎2にはアンカーボルト6が埋設される。アンカーボルト6の上端部は基礎2の上面から突出し、ベースプレート3のボルト孔4に挿通される。そして、アンカーボルト6のボルト孔4から上方へ突出した部分に厚座金を介してナット7を締め込み、ベースプレート3及び柱材1を基礎2に固定してある。
スリット5は、ベースプレート3の表面3aと裏面3bとを貫通するとともにボルト孔4から離間してボルト孔4の周囲の少なくとも一部を囲んで形成され、各ボルト孔4の近傍において、ベースプレート3の各辺から直角に内側へ向かって延び、さらに直角に曲がって各辺と平行に延び、全体としてL字形をなす。そして、各ボルト孔4からやや離間した周囲は、L字形のスリット5とベースプレート3の各辺によって3方から囲まれている。
駒材8はベースプレート3の中央部に設けられ、駒材8の外側を囲んでスペーサ部材17が設置される。すなわち、ベースプレート3は、駒材8とその周囲のスペーサ部材17を介して基礎2に固定される。
なお、駒材8の縦横寸法は、柱材1の断面寸法と同じかやや小さく、駒材8の高さは、柱材1の断面寸法によっても異なるが、50mm程度とする。
モルタル部8aの強度は、基礎2の強度以上とするのが望ましい。
金属板8bの縦横寸法は、モルタル部8aの縦横寸法より小さくなっている。これは、ベースプレート3を配置する際に、ベースプレート3が接触して金属板8bがモルタル部8a上をずれたとしてもモルタル部8a上に重なって存在することを維持するような寸法である。このようにモルタル部8aとベースプレート3の裏面3bとの間に金属板8bを設けたことにより、ベースプレート3からの圧力によりモルタル部8aが破損するのを防ぐ。さらに、金属板8bの縦横寸法をモルタル部8aより小さくすることで、ベースプレート3がより点に近い形で支持されることになるのでベースプレート3がスムーズに回転変形することになるが、あまり小さくすると、回転変形したベースプレート3の底部がモルタル部8aの縁に接触し、この部分が破壊される場合があるので、適宜設定する。具体的には、金属板8bの縦横寸法は、例えば、モルタル部8aの0.5倍から1.0未満としている。
また、柱材1の外周面下部とコンクリート11との間には第2の縁切材15が設置される。
第1の縁切材14、第2の縁切材15は、独立気泡構造の発泡樹脂を素材とする板体であり、クッション性及び止水性を有している。
なお、第1の縁切材14と第2の縁切材15は、別体であってもよいし、一体であってもよい。
本実施形態では、駒材8はベースプレート3の中心に設けられているので、ベースプレート3が図4の反時計回りに回転した時、回転中心は図4(ア)の丸印で示すように金属板8bの上面左端の角となり、第1の縁切材14において最も潰れる量が大きいのは、ベースプレート3の右端に相当する部分であり、第2の縁切材15において最も潰れる量が大きいのは、柱材1の左側面とコンクリート11との間に介在された部分の上端である。
金属板8bの幅をBm、ベースプレート3の幅をAとすると、回転中心から第1の縁切材14の右端までの距離L1=Bm/2+A/2となり、ベースプレート3の右端で潰される第1の縁切材14の潰れ代δ1=1/50×L1となる。
また、金属板8bの上面からコンクリート11の上面までの距離L2とすると、第2の縁切材15の潰れ代δ2=1/50×L2となる。
すなわち、第1の縁切材14及び第2の縁切材15は、それぞれ潰れ代δ1、δ2を確保できる厚さとする。
このとき、ベースプレート3の裏面3bと基礎2の間にあるクッション性を有するスペーサ部材17が潰れるため、回転が阻害されない。また、ベースプレート3の表面3aとコンクリート11との間には、クッション性を有する第1の縁切材14が介在され、柱材1の外周面下部とコンクリート11との間には、クッション性を有する第2の縁切材15が介在されており、第1の縁切材14、第2の縁切材15が潰れるため、回転が阻害されない。
そして、柱材1に曲げモーメントが作用しなくなった場合には、ベースプレート3、第1の縁切材14、第2の縁切材15、スペーサ部材17は元の形状に復帰する。
コンクリート11と柱材1の外周面との間隙、コンクリート11とベースプレート3の表面3aとの間隙を通して、水が浸入しようとしても、止水性を有する第1の縁切材14、第2の縁切材15が遮断するため、防水性が高い。
また、基礎2とベースプレート3の間をスペーサ部材17によって密閉した状態とすることで、基礎2とベースプレート3の間に水が浸入することを防止することができるため、ベースプレート3を変形させる機能を維持しつつ、ベースプレート3の裏面3b、アンカーボルト6、駒材8の金属板8bに錆が発生することを防止できる。
また、スペーサ部材17の側面によって、基礎2とベースプレート3の間へのコンクリート11の浸入を防止できるため、特許文献1に記載の柱脚構造において必要であった塞ぎ板が不要となる。
図5を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
柱材取り付け突部16の外側において、ベースプレート3の表面3aには、柱材取り付け突部16の上端面と面一となるか、あるいは柱材取り付け突部16がやや突出するようにコンクリート11が打設される。したがって、柱材取り付け突部16の表面(外側面)はコンクリート11で覆われ、柱材取り付け突部16の表面とコンクリート11との間に第2の縁切材15が設置される。
このようにベースプレート3の表面3aに柱材取り付け突部16を設けると、コンクリート11を打設した後でも、柱材1をベースプレート3に溶接することができる。
図6を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。なお、第1及び第2の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。
すなわち、被覆材であるコンクリート11は、図6に示すように第1被覆部11aと第2被覆部11bとでなり、第1被覆部11aは第1の縁切材14及び第2の縁切材15も被覆している。そして、第2被覆部11bは第1被覆部11aより柱材1側、ベースプレート3側に位置しており、柱材1と第2の縁切材15の間、ベースプレート3と第1の縁切材14との間に位置している。また、折曲部14aの下端はベースプレート3の表面3aの4辺に接するように位置している。
図7、図8を参照して第4の実施形態を説明する。なお、第1~第3の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。図7は、本実施形態における柱脚部分の縦断面図である。図8は、スペーサ部材17の斜視図である。
本実施形態においては、スペーサ部材17に設ける駒材設置孔17aの直径を、モルタル部8aの直径と同じ大きさとしている。なお、これにより金属板8bの外周を囲うように円環状の隙間9が生じている。このような構成とすることで、駒材設置孔17aの構造を簡略化することができる。
図9、図10を参照して第5の実施形態を説明する。なお、第1~第4の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。図9は、本実施形態における柱脚部分の縦断面図である。図10は、スペーサ部材17の斜視図である。
本実施形態においては、駒材設置孔17aの直径を、下部においてはモルタル部8aの直径と同じ大きさにするとともに上部においてはモルタル部8aの直径よりも大きなものとすることで、駒材設置孔17aの内周が段差状に形成されている。そして、駒材設置孔17aの下側よりも上側の直径を大きくしたことで、駒材設置孔17aは、スペーサ部材17の上面や下面と平行な水平部17cを有するものとなっている。水平部17cの高さはモルタル部18aの高さと略一致する高さとなっている。また、金属板8bの外周を囲うように円環状の隙間9が生じている。このような構成とすることで、基礎2に対してスペーサ部材17を設置した状態において、水平部17cとモルタル部8aの高さを比較することができ、モルタル部8aが適切な高さで製造されているか否かを確認することができる。
図11、図12を参照して第6の実施形態を説明する。なお、第1~第5の実施形態と共通する部分については、説明を省略する。図11は、本実施形態における柱脚部分の縦断面図である。図12は、スペーサ部材17の斜視図である。
本実施形態における駒材設置孔17aの直径は他の実施形態のものよりも大きく、駒材8と駒材設置孔17aとが接触しないように隙間9が設けられている。このような実施形態とすることで、駒材設置孔17aやモルタル部8aの大きさや形状について、精度が問われにくい。
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば以下のようなものも含まれる。
また、駒材8の平面形状を円形としていたが、これにも限られず、平面視において矩形であっても良い。
これにより、スペーサ部材17とベースプレート3をより密着した状態とすることができ、防水性をより高めることができる。
2 基礎
3 ベースプレート
3a 表面
3b 裏面
3c 側面
4 ボルト孔
5 スリット
6 アンカーボルト
7 ナット
8 駒材
8a モルタル部
8b 金属板
9 隙間
11 コンクリート
11a 第1被覆部
11b 第2被覆部
14 第1の縁切材
14a 折曲部
15 第2の縁切材
16 柱材取り付け突部
17 スペーサ部材
17a 駒材設置孔
17b アンカーボルト挿通孔
17c 水平部
Claims (8)
- 柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、
前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、
前記スペーサ部材が前記駒材を設置する駒材設置孔を有し、
前記駒材設置孔が、前記駒材によって拡大された状態で設置されていることを特徴とする柱脚構造。 - 柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、
前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、
前記スペーサ部材が前記アンカーボルトを挿通させるアンカーボルト挿通孔を有し、
前記アンカーボルト挿通孔が、前記アンカーボルトによって拡大された状態で設置されていることを特徴とする柱脚構造。 - 柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、
前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、
前記スペーサ部材の下面と前記基礎の上面とが接着されていることを特徴とする柱脚構造。 - 柱材と、該柱材の下端に接合されたベースプレートと、を備えた柱脚構造であって、
前記ベースプレートはアンカーボルトを介して基礎に固定され、前記ベースプレートと前記基礎との間には、前記ベースプレートを支持する駒材と弾性を有するスペーサ部材とが設置され、該スペーサ部材が前記駒材の周囲を囲っており、
前記スペーサ部材の上面と前記ベースプレートの下面とが接着されていることを特徴とする柱脚構造。 - 前記ベースプレートを被覆するコンクリートが前記スペーサ部材の側面に接していることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の柱脚構造。
- 前記スペーサ部材が、前記基礎と前記ベースプレートにより上下方向に圧縮された状態で設置されていることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の柱脚構造。
- アンカーボルトが埋設された基礎に対して弾性を有するスペーサ部材を設置し、前記スペーサ部材が有する駒材設置孔内にモルタルを打設してモルタル部を製造した後、前記アンカーボルトに対して柱材の下端が接合されるベースプレートを固定し、前記基礎に対してコンクリートを打設することで前記ベースプレートを被覆することを特徴とする柱脚構造の製造方法。
- 前記駒材設置孔がモルタルを打設する目安とする水平部を有していることを特徴とする請求項7に記載の柱脚構造の製造方法に用いることを特徴とするスペーサ部材。
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