JP7420470B2 - クラッチ装置 - Google Patents

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本発明は、クラッチ装置に関する。
特許文献1には、クラッチレリーズフォークの一端に支点部、他端にクラッチ操作部材の接続部を設け、支点部と接続部との間にレリーズベアリングの押圧部を設けて、クラッチ操作部材による操作によってクラッチレリーズフォークでレリーズベアリングを押圧するクラッチレリーズ機構が開示されている。
特開平09-317791号公報
上述したクラッチレリーズ機構では、クラッチレリーズフォークの支点部とレリーズフォークサポートとの接触部分が摺動するため、この摺動部分をグリスなどの潤滑材により潤滑することになる。また、そのクラッチレリーズ機構を搭載した車両が、砂や泥水等の環境下で使用された場合、トランスミッションユニットのクラッチハウジング内に砂や泥水などの異物が浸入することがある。そこで、クラッチレリーズ機構をメンテナンスして、クラッチレリーズフォークの支点部とレリーズフォークサポートとの摺動部分に潤滑材を追加供給することが行われる。
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、クラッチレリーズフォークの支点部に潤滑材を供給するためには、トランスミッションユニットの脱着が必要となる。そのため、メンテナンスのたびにトランスミッションユニットを外さなければならず、メンテナンス作業が煩雑になる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、クラッチレリーズ機構のメンテナンス性を向上させることができるクラッチ装置を提供することを目的とする。
本発明は、クラッチレリーズフォークの一端側に支点部、他端側にクラッチ操作部材との接続部を設け、支点部と接続部との間にレリーズベアリングを押圧する押圧部を設けて、クラッチ操作部材による操作によってクラッチレリーズフォークがレリーズベアリングを押圧するクラッチレリーズ機構を有するクラッチ装置であって、クラッチレリーズ機構は、ハウジング内に収容され、ハウジングには、支点部に近い位置に設けられた開口部と、ハウジングのうち接続部に近い位置に設けられ、クラッチ操作部材によってクラッチレリーズフォークが操作される方向とは逆側への移動量を規制するリブと、が設けられ、クラッチレリーズフォークの一端側には、支点部よりも開口部側に向かって延びる延長部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングを外さなくてもハウジングの開口部からクラッチレリーズフォークの支点部に潤滑材を供給することができるようになり、クラッチレリーズ機構のメンテナス性が向上する。
図1は、実施形態のクラッチ装置を模式的に示す図である。 図2は、クラッチレリーズフォークを取り外す場合を説明するための図である。 図3は、クラッチレリーズフォークを組み付ける場合を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るクラッチ装置を具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、実施形態のクラッチ装置を模式的に示す図である。実施形態のクラッチ装置1は、マニュアルトランスミッション車に搭載され、動力源としてのエンジンと変速機(トランスミッション)との間に配置され、エンジンで発生した動力を変速機に伝え、あるいはエンジンを変速機から切り離す装置である。図1に示すように、クラッチ装置1は、動力の断続作用を行うクラッチ本体10と、クラッチ本体10を操作するための操作機構であるクラッチレリーズ機構20と、クラッチ本体10を収容するケース本体としてのハウジング30とを含んで構成される。
クラッチ装置1は、クラッチ本体10の構成部品として、クラッチディスク11と、クラッチカバー12と、プレッシャプレート13と、ダイヤフラムスプリング14と、レリーズベアリング15と、を備える。
クラッチディスク11は、中空の円板形状を有し、その中央部が、変速機側の入力軸3の外周部とスプライン嵌合している。クラッチディスク11は、プレッシャプレート13とフライホイール16との間に挟まれた摩擦面(クラッチフェーシング)を有する。クラッチディスク11は、摩擦面とフライホイール16との間の摩擦力によって、フライホイール16の回転を変速機の入力軸3に伝達する。フライホイール16は、エンジンのクランクシャフト2と一体回転する。クランクシャフト2にフライホイール16がボルト締結されている。
クラッチカバー12と、プレッシャプレート13と、ダイヤフラムスプリング14とは、フライホイール16に固定されており、クランクシャフト2と一体回転する。クラッチカバー12は、クラッチディスク11、プレッシャプレート13、およびダイヤフラムスプリング14を覆うように設けられている。プレッシャプレート13は、円板形状を有し、クラッチディスク11の摩擦面とダイヤフラムスプリング14との間に設けられている。クラッチカバー12にはダイヤフラムスプリング14の中央部が露出するように開口部が形成されている。
ダイヤフラムスプリング14は、プレッシャプレート13に対してクラッチディスク11の摩擦面の反対側に設けられている。ダイヤフラムスプリング14の周縁部はプレッシャプレート13に接続され、ダイヤフラムスプリング14の中央部には、レリーズベアリング15に接続されている。ダイヤフラムスプリング14の周縁部はクラッチカバー12内に収容され、かつピボットリングにより保持されている。このピボットリングが支点となりダイヤフラムスプリング14はプレッシャプレート13を押圧することが可能である。つまり、ダイヤフラムスプリング14は、プレッシャプレート13を介してクラッチディスク11の摩擦面をフライホイール16に向けて押し付けるためのクラッチスプリングとして設けられている。
クラッチ係合時、プレッシャプレート13は、ダイヤフラムスプリング14の弾性力によって、クラッチディスク11の摩擦面を一様な力でフライホイール16に向けて押し付ける。これにより、クラッチディスク11の摩擦面とフライホイール16との間の摩擦力が発生し、フライホイール16の回転がクラッチディスク11に伝達される状態となる。
クラッチ開放時、レリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング14の中央部を押すことによって、ダイヤフラムスプリング14の周縁部がフライホイール16から離れる方向に変位する。このとき、プレッシャプレート13が、ダイヤフラムスプリング14とともにフライホイール16から離れる方向に引き寄せられる。これにより、クラッチディスク11の摩擦面とフライホイール16との間の摩擦力が解消され、フライホイール16の回転がクラッチディスク11に伝達されない状態となる。
クラッチ装置1は、クラッチレリーズ機構20の構成部品として、クラッチレリーズフォーク21と、レリーズフォークサポート22と、クラッチ操作部材23と、を備える。
クラッチレリーズフォーク21は、レリーズベアリング15を軸方向に移動させるための部材として設けられている。このクラッチレリーズフォーク21は、レリーズフォークサポート22によって支持された状態で、クラッチの係合方向または開放方向に揺動可能に構成さている。すなわち、クラッチレリーズフォーク21はレリーズフォークサポート22によって支持された部分を支点にして揺動する。また、レリーズフォークサポート22は、ハウジング30に取り付けられている。
クラッチレリーズフォーク21の一端側は、レリーズフォークサポート22によって支持された支点となり、クラッチレリーズフォーク21の他端側は、クラッチ操作部材23に接続された力点となる。そして、クラッチレリーズフォーク21の支点(一端側)と力点(他端側)との間は、レリーズベアリング15を軸方向に押圧する作用点となる。
図1に示すように、クラッチレリーズフォーク21は、一端側にレリーズフォークサポート22により支持される支点部21aを有し、他端側にクラッチ操作部材23に接続された接続部21bを有する。さらに、クラッチレリーズフォーク21の支点部21aと接続部21bとの間には、レリーズベアリング15を軸方向に押圧する押圧部21cを有する。押圧部21cとレリーズベアリング15とは軸方向に対向し、かつ当接する。押圧部21cは、レリーズベアリング15の外輪を押圧して、軸方向でダイヤフラムスプリング14側にレリーズベアリング15を変位させる。
レリーズベアリング15は、ハウジング30から軸方向に延びる円筒部30aに支持された状態で、円筒部30aに対して軸方向に相対移動可能に構成され、ダイヤフラムスプリング14の中央部と接触するように配置されている。円筒部30aの外周部には、スリーブが取り付けられている。円筒部30aの内側には、入力軸3が挿入されている。レリーズベアリング15は、円筒部30aの外周上に設けられたスリーブに支持された外輪と、ダイヤフラムスプリング14に接触する内輪とを有する。レリーズベアリング15では、ダイヤフラムスプリング14側の内輪が回転し、クラッチレリーズフォーク21側の外輪が回転しない。
運転者がクラッチペダルを踏み込むと、クラッチ操作部材23が作動する。クラッチ操作部材23がレリーズフォークサポート22の他端側の接続部21bを押すことによって、クラッチレリーズフォーク21がレリーズフォークサポート22との支点部21aを支点に揺動する。クラッチレリーズフォーク21の揺動に伴ってクラッチレリーズフォーク21の中央側の押圧部21cがレリーズベアリング15を押すことによって、レリーズベアリング15が、フライホイール16に近接する方向にスライド移動する。これにより、レリーズベアリング15がダイヤフラムスプリング14の中央部を押す状態が得られ、クラッチの切断が実行される。このように、クラッチレリーズフォーク21の動作により、クラッチディスク11とフライホイール16との接続および切断が行なわれる。
クラッチ操作部材23は、レリーズシリンダによりクラッチレリーズフォーク21を駆動させる油圧式であってもよく、クラッチレリーズフォーク21をケーブルにより引くことができるケーブル式であってもよい。
次に、クラッチ装置1の潤滑メンテナス構造について説明する。クラッチレリーズ機構20では、クラッチレリーズフォーク21の支点部21aとレリーズフォークサポート22との接触部分が摺動するため、この接触部分(摺動部分)をグリスなどの潤滑材により潤滑する。そして、クラッチ装置1と搭載した車両が、砂や泥水等の環境下で使用された場合には、トランスミッションユニットのハウジング30内に異物が浸入することがある。そのため、クラッチレリーズ機構20をメンテナンスして、支点部21aとレリーズフォークサポート22との接触部分にグリスを追加供給することになる。そこで、クラッチ装置1では、トランスミッションユニットの脱着不要でメンテナスが可能になるための構成として、ハウジング30にメンテナンス用の開口部31が設けられているとともに、クラッチレリーズフォーク21は支点部21aをレリーズフォークサポート22から取り外すことが可能に構成されている。
潤滑メンテナス構造として、ハウジング30には、クラッチレリーズフォーク21の支点部21aに近い位置に開口部31が設けられている。例えば、開口部31は、ハウジング30のうち支点部21aに最も近い位置に開口している。この開口部31は、クラッチレリーズ機構20のメンテナンス時に、クラッチレリーズフォーク21をレリーズフォークサポート22から取り外すための開口部である。メンテナンス時には、ハウジング30を取り付けたままの状態で、ハウジング30の外部から開口部31に治具41(図2に示す)を挿入して、治具41によって、クラッチレリーズフォーク21の支点部21aをレリーズフォークサポート22から取り外すことができる。
クラッチレリーズフォーク21には、後述する治具41を受ける部分として、延長部21dが設けられている。延長部21dは、支点部21aからハウジング30側に向けて延出する部分である。この延長部21dには、取外し時に治具41と接触する第1接触面21eと、組付け時に治具41と接触する第2接触面21fとを有する。このハウジング30には開口部31が設けられているため、延長部21dは、レリーズフォークサポート22との支点よりもハウジング30の開口部31側に向けて延びている。
第1接触面21eは、軸方向でレリーズフォークサポート22側の面である。第2接触面21fは、第1接触面21eとは反対側の面であり、軸方向でクラッチ本体10側を向く面である。第1接触面21eおよび第2接触面21fは、入力軸3の径方向で支点部21aよりも外側に向けて延びる面である。
また、クラッチレリーズフォーク21の一端側で支点部21aがレリーズフォークサポート22から取り外されることによって、支点部21aを力点としてクラッチレリーズフォーク21の他端側が動作可能な状態となる。この取外し状態でのクラッチレリーズフォーク21の他端側が移動することを規制するための部位として、ハウジング30の内部には、リブ32が設けられている。
リブ32は、クラッチ操作部材23の近傍に位置するハウジング30の壁部から、クラッチ本体10側に向けて突出する形状を有する。リブ32に先端部はクラッチレリーズフォーク21の他端側と当接する。例えば、リブ32は、クラッチレリーズフォーク21の接続部21b側が回動する移動量を所定量で規制する位置に先端部が設けられるように形成される。リブ32の先端部に、クラッチレリーズフォーク21の他端側の背面(押圧部21cとは反対側の面)が当接することによって、クラッチレリーズフォーク21の回動が規制される。つまり、リブ32は、クラッチ操作部材23によってクラッチレリーズフォーク21が操作される方向とは逆側への移動量を規制する。
なお、リブ32は、クラッチの係合動作時および開放動作時にはクラッチレリーズフォーク21が当接できない位置に設けられている。すなわち、支点部21aがレリーズフォークサポート22に取り付けられた状態では、クラッチレリーズフォーク21が揺動しても、リブ32にクラッチレリーズフォーク21の他端側が接触することはない。
ここで、図2,3を参照して、クラッチレリーズフォーク21と外す場合と再組付けする場合とを説明する。図2は、クラッチレリーズフォーク21を取り外す場合を説明するための図である。図3は、クラッチレリーズフォーク21を組み付ける場合を説明するための図である。
図2に示すように、クラッチレリーズフォーク21を取り外す場合、ハウジング30の外部から開口部31に治具41を挿入し、この治具41を用いて、延長部21dの第1接触面21eをクラッチ本体10側に押すことによって支点部21aをレリーズフォークサポート22から取り外すことができる。つまり、治具41の一端側をクラッチレリーズフォーク21の延長部21dに引っ掛ける。開口部31は、第1接触面21eに治具41の一端側を当接させることが可能な形状で開口している。治具41は、一端側を開口部31からハウジング30の内部に挿入し、他端側がハウジング30の外部に位置する状態で、図2に示す黒矢印の方向に他端側を力点(図2に示す黒点)として操作することによって、治具41とハウジング30との接触箇所が支点(図2に示す黒点)となり、第1接触面21e上を作用点(図2に示す黒点)にして延長部21dを取外し方向(レリーズフォークサポート22から離れる方向)に押すことができる。
このように、一端側の支点部21aが取り外されたクラッチレリーズフォーク21は、一端側を力点して他端側が作用点として回動できるようになるものの、その他端側は、リブ32によって回動が規制される。つまり、取外し状態において、リブ32がクラッチレリーズフォーク21の他端側が回動すること規制することにより、クラッチレリーズフォーク21を静止、すなわち一時的に固定することができる。この取り外し状態で、支点部21aとレリーズフォークサポート22との摺動部分にグリスなどの潤滑材を供給することができる。これにより、クラッチレリーズ機構20の摺動部分に潤滑材を供給する作業性が向上する。そして、支点部21a側の摺動部分に潤滑供給が完了すると、クラッチレリーズフォーク21は再びレリーズフォークサポート22に取り付けられる。
図3に示すように、クラッチレリーズフォーク21を組み付ける場合、治具41を用いて、延長部21dの第2接触面21fを押すことによってレリーズフォークサポート22に支点部21aを取り付けることができる。開口部31は、第2接触面21fに治具41の一端側を当接させることが可能な形状で開口している。治具41は、一端側を開口部31からハウジング30の内部に挿入し、他端側がハウジング30の外部に位置する状態で、図3に示す黒矢印の方向に他端側を力点(図3に示す黒点)として操作することによって、治具41とハウジング30との接触箇所が支点(図3に示す黒点)となり、第2接触面21f上を作用点(図3に示す黒点)にして延長部21dを組付け方向(図3では右側)に押すことができる。
このように、ハウジング30の開口部31から治具41を挿入して、クラッチレリーズフォーク21の支点部21aをレリーズフォークサポート22から取り外すことができるため、クラッチレリーズ機構20のメンテナス時に、ハウジング30を取り外さなくてもよくなる。これにより、トランスミッションユニットを脱着しなくても、クラッチレリーズ機構20のメンテナンスが可能になる。
なお、開口部31によって、グリスの供給ルートが確保されている。図2に示すように、クラッチレリーズフォーク21の一端側には、キャップ21gと、グリス供給孔21hと、グリス溜まり21iとが設けられている。グリス供給孔21hは、延長部21dの内部に形成されている。グリス供給孔21hの一端は、開口部31側を向く開口であり、グリス供給孔21hの他端は、グリス溜まり21iに連通する。キャップ21gはグリス供給孔21hの開口を塞ぐものである。グリス溜まり21iは、グリス供給孔21hから供給されたグリスを、支点部21aとレリーズフォークサポート22との摺動部分に保持するものである。クラッチ装置1では、第1接触面21eおよび第2接触面21fがグリス供給孔21hの開口を避けた位置に設けられている。すなわち、第1接触面21eおよび第2接触面21fを避けた位置にグリス供給孔21hが設けられている。
以上説明した通り、実施形態によれば、クラッチレリーズ機構20の摺動部分にグリスを再塗布する際には、ハウジング30の開口部31から治具41を挿入して、延長部21dに引っ掛けることでクラッチレリーズフォーク21の一端側の支点部21aをレリーズフォークサポート22から取り外すことができる。そして、摺動部分へのグリスの再塗布が完了すると、再び治具41を開口部31に挿入して、延長部21dに引っ掛けることでクラッチレリーズフォーク21の支点部21aをレリーズフォークサポート22に嵌めることができる。これにより、ハウジング30を外さなくてもよくなり、潤滑供給のためのメンテナス性を向上できる。
1 クラッチ装置
10 クラッチ本体
11 クラッチディスク
12 クラッチカバー
13 プレッシャプレート
14 ダイヤフラムスプリング
15 レリーズベアリング
16 フライホイール
20 クラッチレリーズ機構
21 クラッチレリーズフォーク
21a 支点部
21b 接続部
21c 押圧部
21d 延長部
21e 第1接触面
21f 第2接触面
22 レリーズフォークサポート
23 クラッチ操作部材
30 ハウジング
31 開口部
32 リブ
41 治具

Claims (1)

  1. レリーズベアリングを含んで構成されるクラッチ本体と、
    前記クラッチ本体を収容するハウジングと、
    クラッチレリーズフォークの一端側に支点部、他端側にクラッチ操作部材との接続部を設け、前記支点部と前記接続部との間に前記レリーズベアリングを押圧する押圧部を設けて、前記クラッチ操作部材による操作によって前記クラッチレリーズフォークが前記レリーズベアリングを押圧するクラッチレリーズ機構と、
    を備えるクラッチ装置であって、
    前記クラッチレリーズ機構は、前記ハウジング内に収容され、前記クラッチ本体を操作するための操作機構であり、
    前記クラッチレリーズフォークの前記支点部は、前記ハウジングに取り付けられたレリーズフォークサポートに支持され、
    メンテナンス時には、前記ハウジングを取り付けたままの状態で、治具によって前記クラッチレリーズフォークの前記支点部を前記レリーズフォークサポートから取り外すことが可能に構成され、
    前記ハウジングには、
    前記押圧部に対して前記接続部よりも前記支点部に近い位置に設けられ、前記ハウジングの外部から前記治具を挿入する開口部と、
    前記ハウジングのうち、前記押圧部に対して前記支点部よりも前記接続部に近い位置に設けられ、前記クラッチ操作部材によって前記クラッチレリーズフォークが操作される方向とは逆側への移動量を規制するリブと、が設けられ、
    前記リブは、前記ハウジングの壁部からクラッチ本体側に向けて突出するリブであり、
    前記クラッチレリーズフォークの一端側には、前記支点部よりも前記開口部側に向かって延び、メンテナンス時に前記支点部を前記レリーズフォークサポートから取り外す際に前記治具と接触する延長部が設けられている
    ことを特徴とするクラッチ装置。
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