JP7419373B2 - 発毛領域の分画器具、発毛領域の分画方法、毛髪量の測定方法、及び毛髪の評価方法 - Google Patents

発毛領域の分画器具、発毛領域の分画方法、毛髪量の測定方法、及び毛髪の評価方法 Download PDF

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Description

本発明は、発毛領域の分画器具、発毛領域の分画方法、毛髪量の測定方法、及び毛髪の評価方法に関する。
頭部の毛が生えている領域(以下、発毛領域という)の毛髪を測定する場合等において、発毛領域から所定領域を分画する技術がある。例えば、テープやピン等で毛髪を固定しながら、測定対象の毛髪をピックや櫛等を用いて纏めることにより、発毛領域の一部(所定領域)を隔離する手法がある(例えば、特許文献1参照)。
特表2007‐532263号公報
しかしながら、このような毛髪を纏める作業は、煩雑であり、ある程度の経験を要する。そのため、発毛領域から所定領域を正確に分画することは容易ではない。
本発明の課題は、発毛領域を容易かつ正確に分画することができる分画器具を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、発毛領域のうち所定領域を分画する発毛領域の分画器具であって、前記所定領域を画定するフレームと、前記フレームの一端に形成され、前記一端から高さ方向の下方に延び、かつ櫛歯状に並ぶ複数の突起とを有する、分画器具を提供する。

本発明の一態様によれば、発毛領域を容易かつ正確に分画することができる分画器具を提供することができる。
本発明の実施形態(第1実施形態)に係る分画器具を拡大した斜視図である。 図1の平面図である。 図1の底面図である。 図1の正面図である。 図1の右側面図である。 図4の一部を拡大した図である。 本実施形態に係る分画器具の使用状態(分画器具が頭部に載置された状態)を示す図である。 図7のA-A線断面図(所定領域の毛髪と一緒に所定領域外の毛髪がフレーム内に取り込まれた状態)を示す図である。 図8において、フレームの内側に取り込まれた所定領域外の毛髪がフレームの外側に引き出される状態を示す図である。 図9において、フレームの内側に取り込まれた所定領域外の毛髪がフレームの外側に引き出された後の状態(発毛領域が分画された状態)を示す図である。 第2実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第3実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第4実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第5実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第6実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第7実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第8実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。 第1実施形態の第1変形例に係る分画器具を拡大した斜視図である。 第1実施形態の第1変形例に係る分画器具の使用状態を示す図である。 第1実施形態の第2変形例に係る分画器具を拡大した斜視図である。 第1実施形態の第2変形例に係る分画器具の使用状態を示す図である。 本発明に係る発毛領域の分画方法の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る毛髪量の測定方法及び毛髪の評価方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の説明では、各図において共通する部分に同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、各図における各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。さらに各図では、分画器具の左右方向をX方向とし、前後方向をY方向とし、高さ方向をZ方向とする。なお、分画器具の高さ方向(Z方向)において、上端側を上方といい、下端側を下方という場合がある。
まず、本発明の実施形態に係る発毛領域の分画器具について説明する。図1は、本発明の実施形態(第1実施形態)に係る分画器具を拡大した斜視図である。図2、図3、図4、図5は、それぞれ図1の平面図、底面図、正面図、右側面図である。図6は、図4の一部を拡大した図である。図7~図10は、本実施形態に係る分画器具の使用状態(頭部に載置された状態)を示す図である。
図1~図6において、分画器具100は、本発明の実施形態に係る分画器具の一例である。分画器具100は、発毛領域HAのうち所定領域PAを分画する発毛領域HAの分画器具である(図7参照)。本実施形態に係る分画器具100は、所定領域PAを画定するフレーム10と、フレーム10の一端10bに形成され、櫛歯状に並ぶ複数の突起20とを有する。
本明細書において、発毛領域HAとは、人(被験者S)の頭部SHのうち、毛髪HHが生えている領域を示す(図7参照)。所定領域PAとは、任意に定められる発毛領域HAの一部を示す。分画するとは、発毛領域HAの一部を分割して区分するまたは隔離することを示す。画定するとは、発毛領域HAの一部を一定の範囲とみなして扱うことを示す。
また、フレーム10は、高さ方向(Z方向)の両端10a、10bが開口する環状の枠体を示す。フレーム10は、分画器具100のベースを構成し、フレーム10の内側に毛髪HHが取り込まれる(または、引き入れられる)。
フレーム10は、前壁11、後壁12、側壁13、及び側壁14を有する。具体的には、前後方向(Y方向)に対向する前壁11、後壁12と、左右方向(X方向)に対向する側壁13、側壁14とが連続して構成されている。フレーム10を構成する前壁11、後壁12、側壁13、及び側壁14は、略同じ高さHおよび厚さTを有する(図1~図5参照)。
フレーム10を構成する前壁11、後壁12、側壁13、及び側壁14の各高さHの寸法は任意であるが、好ましくは3mm以上20mm以下、より好ましくは4mm以上15mm以下、さらに好ましくは5mm以上10mm以下である。高さHが低すぎると、分画器具100が持ちづらくなり、発毛領域HAを分画する操作の妨げとなる可能性がある。また、高さHが高すぎると、フレーム10の内側に毛髪HHが十分に取り込めない(引き入れられない)可能性がある。
フレーム10を構成する前壁11、後壁12、側壁13、及び側壁14の各厚さTの寸法は任意であるが、好ましくは0.5mm以上5mm以下、より好ましくは0.7mm以上3mm以下、さらに好ましくは0.9mm以上1.5mm以下である。厚さTが薄すぎると、分画器具100の強度が保てず、厚さTが厚すぎると、発毛領域HAの毛髪HHが分画器具100に抑え込まれて、フレーム10の内側に十分に取り込めない可能性がある。
なお、本実施形態の分画器具100では、フレーム10の正面側に前壁11、背面側に後壁12、右側面側に側壁13、左側面側に側壁14が配置されているが、この位置関係に限定されない。例えば、前壁11と後壁12が左右方向(X方向)に対向し、側壁13と側壁14が前後方向(Y方向)に対向するように、フレーム10の前壁11、後壁12、側壁13、側壁14が配置されていてもよい。
フレーム10の材質は、特に制限されないが、フレーム10に保形性を付与する材質を用いることができる。保形性を付与する材質としては、例えば、鉄、ステンレス、アルミ、チタン等の金属、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PPSU(ポリフェニルスルホン)、PEI(ポリエーテルイミド)、POM(ポリアセタール)、PP(ポリプロピレン)、HDPE(高密度ポリエチレン)等の合成樹脂、天然樹脂、紙、木材等が挙げられる。なお、耐薬品性の観点、オートクレーブによる滅菌を行う観点等から、これらの中でも、PEEK、PPSU、PEI、医療用POM、医療用PP、HDPEが好ましい。
また、本明細書において、フレーム10の一端とは、フレーム10の高さ方向(Z方向)の両端10a、10bのうちいずれか一方の端部を示す。櫛歯状に並ぶとは、凸部21と凹部22が交互に連続するように複数の突起20が配置されていることを示す。本実施形態では、複数の突起20は、フレーム10の一端10bに、フレーム10に連続して構成されている。
なお、本実施形態では突起20(凸部21の先端21b)の形状が、四角形となっているが、突起20の形状はこの形状に限定されない。例えば、突起20(凸部21の先端21b)の形状は、四角形の他に、円形、三角形、円錐台、四角錐台、球形等にすることができる。
突起20の材質は、特に制限されないが、例えば、突起20に保形性を付与する材質を用いることができる。保形性を付与する材質としては、上述のフレーム10と同じ材質を用いることができる。また、耐薬品性の観点、オートクレーブによる滅菌を行う観点等から、上述のフレーム10と同じ材質を好適に用いることができる。
なお、本実施形態の分画器具100では、突起20がフレーム10と一体にされており、突起20の材質にはフレーム10と同じ材質が用いられているが、突起20の材質はフレーム10と異なる材質でもよい。例えば、分画器具100を発毛領域HAに載置した際に、発毛領域HAに対する突起20の密着性を高める観点から、フレーム10の材質よりも柔軟性の高い材質(例えば、ゴム、エラストマー等)を突起20の材質として用いてもよい。
本実施形態では、上述のように、所定領域PAを画定するフレーム10の一端10bに、櫛歯状に並ぶ複数の突起20を設けることにより、各突起20がフレーム10から延びる凸部21を構成し、隣り合う凸部21間に凹部22が構成される(図1~図6参照)。このような分画器具100を、発毛領域HAに複数の突起20が当接するように所定領域PAに載置する。
具体的には、櫛歯状の複数の突起20が形成されたフレーム10の一端10b側が所定領域PAに置かれるす(図7参照)。そして、所定領域PA内の毛髪PHを含む発毛領域HAの一部の毛髪IHをフレーム10の内側IRに取り込むと、所定領域外OAの毛髪OHが、突起20の凸部21間に構成された凹部22を介してフレーム10の内側IRに取り込まれる(図7、図8参照)。
この場合に、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHに、ピック200等の細長い器具を引っ掛けることで、所定領域外OAの毛髪OHは、突起20の凸部21間に構成された凹部22を介してフレーム10の内側IRからフレーム10の外側ORに簡単に引き出すことができる(図7~図10参照)。そのため、本実施形態によれば、発毛領域HAを容易に分画することができる。
また、本実施形態では、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHが、突起20の凸部21間に構成された凹部22からフレーム10の外側ORに引き出されることで、所定領域PA内の毛髪PHと所定領域外OAの毛髪OHとを明確に区別することができる(図7~図10参照)。そのため、本実施形態によれば、発毛領域HAを正確に分画することができる。
本実施形態に係る分画器具100は、複数の突起20は、所定のピッチPで配置されている(図3~図6参照)。本明細書において、ピッチPとは、複数の突起20のうち隣り合う2つの突起20(凸部21)間の距離を示す。
なお、複数の突起20の並び方向の幅Wは、特に制限されないが、本実施形態では、上述のように複数の突起20が所定のピッチPで配置されていることで、複数の突起20の幅Wは、ピッチPより短くなっている(図3~図6参照)。
ここで、並び方向の幅Wとは、複数の突起20が並ぶ方向における各突起20(凸部21)の根元21aの寸法を示す。本実施形態では、各突起20(凸部21)の幅Wは、フレーム10を構成する前壁11、後壁12、側壁13、及び側壁14の各厚さTと略同じ寸法になっている。
突起20(凸部21)の幅Wの寸法は任意であるが、好ましくは0.3mm以上3mm以下、より好ましくは0.5mm以上2mm以下、さらに好ましくは0.7mm以上1.5mm以下である。幅Wが小さすぎると、突起20の強度が保てず、また、分画器具100を発毛領域HAに載置した際に突起20が頭部SHに刺さる可能性がある。また、幅Wが大きすぎると、発毛領域HAの毛髪HHが突起20(凸部21)に抑え込まれ、フレーム10の内側に十分に取り込めない可能性がある。
また、突起20の凸部21間に構成された凹部22の並び方向の間隔Dの寸法は任意であるが、好ましくは0.05mm以上5mm以下、より好ましくは0.5mm以上3mm以下、さらに好ましくは1mm以上2mm以下である。なお、間隔Dの下限値を0.05mとしたのは、人の頭部の毛髪径を考慮したものである。また、複数の突起20(凸部21)のピッチPの寸法は、突起20の凸部21の幅Wと凹部22間隔Dとの合計である。
凹部22の間隔Dが小さすぎると、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHが、フレーム10の外側ORに引き出される際に凹部22に引っ掛かる可能性がある。また、凹部22の間隔Dが大きすぎると、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHが、フレーム10の外側ORに引き出される際に、所定領域PA内の毛髪PHが一緒に引き出される可能性がある。
第1実施形態では、上述のように、複数の突起20を、所定のピッチPで配置することで、突起20の隣り合う凸部21間に一定の間隔で凹部22を構成することができる(図1、図2~図6参照)。これにより、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHを、突起20の凸部21間に構成された凹部22からフレーム10の外側ORに引き出す操作が、より簡単になる(図7~図10参照)。
第1実施形態に係る分画器具100は、突起20の長さLが、ピッチPと同じである。本明細書において、突起20の長さLとは、フレーム10に連結する突起20の凸部21の根元21aから先端21bまでの突起20の寸法を示す。ここで、ピッチPと同じとは、ピッチPと略同一の寸法が含まれることを示す。
第1実施形態では、このように各突起20(凸部21)の長さLを各突起20のピッチPと同じにすることで、各突起20の強度を確保しながら、突起20の凸部21間に一定の間隔で凹部22を構成することができる(図6参照)。これにより、凸部21間に構成された凹部22から、所定領域外OAの毛髪OHを引き出す操作を可能にしながら、凹部22から毛髪OHが引き出される際に、各突起20が折れにくくなる(図7~図10参照)。
本実施形態に係る分画器具100において、フレーム10の形状は特に制限されず、三角形、四角形、多角形、円形、楕円形等の形状にすることができる。本実施形態では、フレーム10の形状が、正方形であり、正方形の一辺SLの寸法が、5mm以上50mm以下であり、好ましくは10mm以上40mm以下、より好ましくは15mm以上30mm以下である。
本明細書において、フレーム10の形状とは、フレーム10を平面に見た(上方または下方から見た)ときの輪郭形状を示す。正方形には、略正方形も含まれる。なお、正方形状のフレーム10では、フレーム10を構成する前壁11、後壁12、側壁13、側壁14のいずれも、正方形の一辺を構成することができる。
第1実施形態では、フレーム10の形状を、一辺SLの寸法が5mm以上50mm以下の正方形にすることで、所定領域PA内の毛髪PHをフレーム10の内側IRに十分に取り込むことができる。なお、正方形の一辺SLの寸法が短すぎると、フレーム10の内側の領域が狭くなり、分画器具100の操作性が悪くなる可能性がある。また、正方形の一辺SLの寸法が長すぎると、フレーム10のサイズが大きくなりすぎて、頭部SHの傾斜に対して発毛領域HAの載置面の浮きが生じる可能性があり、また、所定領域PA内の毛髪PHを十分に取り込むことができない可能性がある。
図11は、本発明の第2実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図11において、第1実施形態(図6等)と共通する部分の説明は省略する。第2実施形態に係る分画器具100は、突起20(凸部21)の長さLが、ピッチPより短い。具体的には、第2実施形態におけるピッチPが、図6に示す第1実施形態におけるピッチPよりも長くなっている。本明細書において、突起20の長さLがピッチPより短いとは、ピッチPが各突起20の凸部21の長さLより長いことを示す。
第2実施形態では、このように各突起20(凸部21)の長さLを各突起20のピッチPより短くすることで、突起20の長さLに対して、突起20の凸部21間に構成される凹部22の間隔が相対的に広くなる。そのため、第2実施形態によれば、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHをフレーム10の外側ORに引き出す操作がさらに容易になる(図11参照)。
図12は、本発明の第3実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図12において、第1実施形態(図6等)と共通する部分の説明は省略する。第3実施形態に係る分画器具100も、突起20の長さLが、ピッチPより短い。具体的には、第3実施形態における突起20のピッチPが、図6に示す第1実施形態における突起20のピッチPと同じで、第3実施形態における突起20の長さLが、第1実施形態における突起20の長さLよりも短くなっている。
第3実施形態では、このように各突起20の長さLを各突起20のピッチPより短くすることで、ピッチPを基準に、突起20の長さLが相対的に短くなるため、各突起20がさらに折れにくくなる(図12参照)。
図13は、本発明の第4実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図13において、第1実施形態(図6等)と共通する部分の説明は省略する。第4実施形態に係る分画器具100も、突起20の長さLが、ピッチPより短い。具体的には、第4実施形態におけるピッチPが、図6に示す第1実施形態におけるピッチPよりも長くなっている。また、第4実施形態における突起20の長さLが、図6に示す第1実施形態における突起20の長さLよりも短くなっている。
見方を変えると、第4実施形態における突起20のピッチPが、図11に示す第2実施形態における突起20のピッチPと同じで、第4実施形態における突起20の長さLが、第2実施形態における突起20の長さLよりも短くなっている。
第4実施形態では、このように各突起20の長さLを各突起20のピッチPより短くすることで、第2実施形態と同様に、突起20の凸部21間に構成される凹部22の間隔が広くなり、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHをフレーム10の外側ORに引き出す操作がさらに容易になる。また、第3実施形態と同様に、各突起20がさらに折れにくくなる。
図14は、本発明の第5実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図14において、第1実施形態(図6等)と共通する部分の説明は省略する。本実施形態において、各突起20の形状は上述の形状に限定されない。例えば、第5実施形態に係る分画器具100では、突起20が曲面を有する。具体的には、図14に示すように、各突起20の凸部21の先端21bが曲面になっている。第5実施形態の分画器具100では、各突起20の凸部21の先端21bが略半球面になっている(図14参照)。
第5実施形態では、このように突起20が曲面を有することで、分画器具100を頭部SHに載置した際に、突起20が毛髪HHを押さえ込むことを抑制することができる。これにより、頭部SHへの負担を軽減することができる。また、突起20により毛髪HHを押さえ込まれにくいことで、発毛領域HAから所定領域PAを分画する際の分画の精度が高くなる。
図15は、本発明の第6実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図15において、第5実施形態(図14)と共通する部分の説明は省略する。第6実施形態に係る分画器具100では、突起20の凸部21間に構成された凹部22が、フレーム10の一端10bから他端10aに向かって凸となるように湾曲している。具体的には、凹部22の底端22aが窪んだ曲面を有する(図15参照)。
第6実施形態では、突起20の凸部21間に構成された凹部22をこのような構成にすることで、凸部21間に構成された凹部22から所定領域外OAの毛髪OHを引き出す際に、毛髪OHが凹部22に引っ掛かりにくくなる。そのため、第6実施形態によれば、突起20の凸部21間に構成された凹部22を介してフレーム10の内側IRからフレーム10の外側ORに、所定領域外OAの毛髪OHをスムーズに引き出すことができる。
図16は、本発明の第7実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図17は、本発明の第8実施形態に係る分画器具の正面図の一部を拡大した図である。図16、図17において、第1実施形態(図6等)と共通する部分の説明は省略する。第7実施形態及び第8実施形態に係る分画器具100では、いずれも突起20がテーパ形状を有する。具体的には、各突起20の凸部21が、根元21aから先端21bに向かって先細りとなっている(図16、図17参照)。
より具体的には、第7実施形態の分画器具100では、凸部21の形状が四角錐台形状になっている(図16参照)。また、第8実施形態の分画器具100では、凸部21の形状が四角錐形状になっている(図17参照)。なお、先細りとなる凸部21の形状は、四角錐台形状、四角錐形状に限定されず、三角錐台形状、三角錐形状、円錐台形状、円錐形状等でもよい。また、先細りとなる凸部21の先端21bは、第5実施形態(図14参照)および第6実施形態(図15参照)のように、曲面になっていてもよい。
第7実施形態及び第8実施形態では、このようなテーパ形状の突起20を設けることで、突起20の強度を確保しながら、凸部21間に構成された凹部22の所定領域外OAの毛髪OHが引き出される空間を大きくすることができる。そのため、第7実施形態によれば、突起20の凸部21間に構成された凹部22からフレーム10の外側ORに所定領域外OAの毛髪OHを引き出す操作が、さらに簡単になる。
図18は、第1実施形態の第1変形例に係る分画器具を拡大した斜視図である。図19は、第1実施形態の第1変形例に係る分画器具の使用状態を示す図である。図18、図19において、第1実施形態(図1等)と共通する部分の説明は省略する。第1実施形態の第1変形例に係る分画器具100では、フレーム10の他端10aにハンドル30が形成されている。ここで、ハンドルは、指で掴むまたは持つことができる摘みまたは取っ手を示す。
第1実施形態の第1変形例に係る分画器具100では、フレーム10の他端10aから一対の延長壁31、32が上方に延出している(図18参照)。具体的には、延長壁31がフレーム10の前壁11から上方に延出し、延長壁32がフレーム10の後壁12から上方に延出している。そして、一対の延長壁31、32が、ハンドル30を構成している。
なお、ハンドル30を構成する延長壁31、32の位置は、この態様に限定されず、例えば、延長壁31がフレーム10の側壁13から上方に延出し、延長壁32がフレーム10の側壁14から上方に延出するものでもよい。また、ハンドル30を構成する延長壁の数は2つに限定されず、1つでも、3つ以上でもよい。さらに、ハンドル30を構成する延長壁が、フレーム10の前壁11、後壁12、側壁13、及び側壁14の上方に一周する1つの壁で構成されていてもよい。
第1実施形態の第1変形例では、このようなハンドル30をフレーム10の他端10aに設けることで、分画器具100に摘みまたは取っ手を設けることができる。これにより、分画器具100を指Fで掴む(または持つ)ことができる(図19参照)。そのため、第1実施形態の第1変形例によれば、分画器具100を発毛領域HA(所定領域PA)に載置する操作が容易になる。また、フレーム10の外側ORに所定領域外OAの毛髪OHを引き出す操作がさらに簡単になる。
図20は、第1実施形態の第2変形例に係る分画器具を拡大した斜視図である。図20は、第1実施形態の第2変形例に係る分画器具の使用状態を示す図である。図20、図21において、第1実施形態(図1等)と共通する部分の説明は省略する。第1実施形態の第2変形例に係る分画器具100では、フレーム10の他端10aにフック40が形成されている。ここで、フック40は、紐または糸等の細長い部材を引っ掛けることができる係止片を示す。
第1実施形態の第2変形例に係る分画器具100では、フック40が一対の係止片41、42で構成されている。係止片41は、フレーム10の他端10a(前壁11)から延出する延長壁31の高さ方向(Z方向)の上端31a寄りの左右方向(X方向)の中央部31bに形成されている。係止片41は、延長壁31から対向する延長壁32に向かって前後方向(Y方向)に延びる基部41aと、基部41aの先端T1から高さ方向(Z方向)の下方に延びる延出部41bとで構成されている。
また、係止片42は、フレーム10の他端10a(後壁12)から延出する延長壁32の高さ方向(Z方向)の上端32a寄りの左右方向(X方向)の中央部32bに形成されている。係止片42は、延長壁32から対向する延長壁31に向かって前後方向(Y方向)に延びる基部42aと、基部42aの先端T2から高さ方向(Z方向)の下方に延びる延出部42bとで構成されている。
なお、係止片41、42の形状および位置は、この態様に限定されない。すなわち、係止片41、42に紐または糸等の細長い部材を引っ掛けることができ、かつ係止片41、42フレーム10の外側ORに所定領域外OAの毛髪OHを引き出す操作の妨げにならない限り、係止片41、42の形状および位置は、任意に定めることができる。
例えば、延長壁31の延長壁32と対向する面と反対側の面に係止片41を設け、延長壁32の延長壁31と対向する面と反対側の面に係止片42を設けてもよい。また、フレーム10の他端10aにハンドル30(延長壁31、32)を設けず、係止片41、42をフレーム10の他端10aに直接設けてもよい。
第1実施形態の第2変形例では、このようなフック40をフレーム10の他端10aに設けることで、細長い部材(紐EM)を引っ掛けることができる(図21参照)。このような構成では、フック40に引っ掛けられた細長い部材(紐EM)を頭部に結び付けることで、分画器具100を発毛領域HA(所定領域PA)に載置した状態で固定することができる。これにより、第1実施形態の第2変形例では、フレーム10の外側ORに所定領域外OAの毛髪OHを引き出す操作がさらに簡単になる。
本実施形態に係る分画器具100は、ピック200が組み合わされたセットとして提供してもよい。本明細書において、ピック200とは、先端が尖った細長い器具を示す(図8~図10参照)。セットとは、分画器具100とピック200を一組として提供されるものである。
本実施形態に係る分画器具100をこのようなセットとして提供することにより、セットのユーザは、分画器具100を使用する際に、ピック200等の器具を準備する必要がない。そのため、セットのユーザは、分画器具100を用いてフレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHをフレーム10の外側ORに引き出す操作をすぐさま行うことができる。
次に、本発明の実施形態に係る発毛領域の分画方法について説明する。図22は、本発明に係る発毛領域の分画方法の一例を示すフローチャートである。本発明の実施形態に係る分画方法は、発毛領域HAのうち所定領域PAを分画する発毛領域HAの分画方法である(図7参照)。
本実施形態の分画方法では、まず、所定領域PAを画定するフレーム10と、フレーム10の一端10bに形成され、櫛歯状に並ぶ複数の突起20とを有する器具を、複数の突起20が発毛領域HAに当接するように発毛領域HAに載置する。そして、フレーム10の内側IRの毛髪IHのうち、所定領域外OAの毛髪OHを除外し、フレーム10の内側IRを所定領域PAとして画定する。
本明細書において、複数の突起20が発毛領域HAに当接するように分画器具100を発毛領域HAに載置するとは、櫛歯状の複数の突起20が形成されたフレーム10の一端10b側が発毛領域HAに置かれることを示す(図7参照)。
本明細書において、フレーム10の内側IRの毛髪IHのうち、所定領域外OAの毛髪OHを除外するとは、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHをフレーム10の外側ORに引き出すことを示す。フレーム10の内側IRを所定領域PAとして画定するとは、所定領域外OAの毛髪OHがフレーム10の外側ORに引き出された後のフレーム10の内側IRを所定領域PAとみなして扱うことを示す。
具体的には、図22に示すように、上述の分画器具100を発毛領域HAに載置する(ステップS1)。そして、所定領域PA内の毛髪PHを含む発毛領域HAの一部の毛髪IHを、図7、図8に示すように、分画器具100のフレーム10の内側IRに取り込む(ステップS2)。
次に、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHを、図9に示すように、ピック200でフレーム10の外側ORに引き出す(ステップS3)。そして、所定領域外OAの毛髪OHがフレーム10の外側ORに引き出された後のフレーム10(図10参照)の内側IRを所定領域PAとして画定する(ステップS4)。
本実施形態に係る分画方法では、所定領域PAを画定するフレーム10の一端10bに櫛歯状に並ぶ複数の突起20が設けられた器具が、複数の突起20が発毛領域HAに当接するように発毛領域HAに載置される。これにより、本実施形態に係る分画方法では、フレーム10の内側IRの毛髪IHのうち、所定領域外OAの毛髪OHを除外する場合に、上述の分画器具100が実質的に用いられる。
これにより、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHに、ピック200等の細長い器具を引っ掛けることで、所定領域外OAの毛髪OHは、突起20の凸部21間に構成された凹部22を介してフレーム10の内側IRからフレーム10の外側ORに簡単に引き出すことができる。そのため、本実施形態に係る分画方法では、発毛領域HAを容易に分画することができる。
また、フレーム10の内側IRを所定領域PAとして画定する場合に、上述の分画器具100が実質的に用いられる。そのため、フレーム10の内側IRに取り込まれた所定領域外OAの毛髪OHが、突起20の凸部21間に構成された凹部22からフレーム10の外側ORに引き出されるため、所定領域PA内の毛髪PHと所定領域外OAの毛髪OHとを明確に区別することができる。これにより、本実施形態に係る分画方法では、発毛領域HAを正確に分画することができる。
図23は、本発明に係る毛髪量の測定方法の一例を示すフローチャートである。本発明の実施形態に係る毛髪量の測定方法は、発毛領域HAのうち所定領域PAの毛髪量を測定する測定方法である(図7参照)。
本実施形態に係る毛髪量の測定方法では、まず、所定領域PAを画定するフレーム10と、フレーム10の一端10bに形成され、櫛歯状に並ぶ複数の突起20とを有する器具を、複数の突起20が発毛領域HAに当接するように発毛領域HAに載置する。そして、フレーム10の内側IRの毛髪IHのうち、所定領域外OAの毛髪OHを除外し、フレーム10の内側IRの毛髪量を所定領域PAの毛髪量として測定する。
本明細書において、毛髪量とは、発毛領域HAに生える一定量の毛髪の断面積の合計(以下、総断面積という)を示す。フレーム10の内側IRの毛髪量を所定領域PAの毛髪量として測定するとは、所定領域外OAの毛髪OHがフレーム10の外側ORに引き出された後のフレーム10の内側IRの毛髪IHを、所定領域PA内の毛髪PHとみなして、所定領域PAの毛髪量を測定することを示す。
具体的には、上述した発毛領域の分画方法(図22のステップS1~S4参照)により画定された所定領域PA内の毛髪PHを束ねて毛束を作製する(ステップS5)。次に、作製した毛束の総断面積を測定する(ステップS6)。そして、測定して得られた総断面積を所定領域PAの毛髪量とする(ステップS7)。
なお、本実施形態では、毛髪量の測定に、画定された所定領域PA内の毛髪PHを束ねた毛束が用いられているが、本発明の測定方法はこのような態様に限定されない。例えば、画定された所定領域PA内の毛髪PHを約1~2mmの長さにカットして、カットした範囲を写真撮影し、該カットした毛髪PHの本数や太さを測定する方法(以下、フォトトリコグラムという)により、毛髪量を測定してもよい。
本実施形態に係る測定方法では、所定領域PAを画定するフレーム10の一端10bに櫛歯状に並ぶ複数の突起20が設けられた器具を、複数の突起20が発毛領域HAに当接するように発毛領域HAに載置することで、上述した本実施形態に係る分画器具100が実質的に用いられる。
これにより、本実施形態に係る測定方法では、フレーム10の内側IRの毛髪IHのうち、所定領域外OAの毛髪OHを除外する場合に、上述の分画器具100が用いられるため、発毛領域HAを容易に分画することができる。そのため、本実施形態に係る測定方法では、毛髪量を測定する操作が容易になる。
また、本実施形態に係る測定方法では、フレーム10の内側IRの毛髪量を所定領域PAの毛髪量として測定する場合に、上述の分画器具100が用いられるため、発毛領域HAを正確に分画することができる。これにより、本実施形態に係る測定方法では、毛髪量の測定を高い精度で行うことができる。
図23は、本発明に係る毛髪の評価方法の一例を示すフローチャートでもある。本発明の実施形態に係る評価方法は、上述の毛髪量の測定方法により測定した毛髪量から毛髪の状態を評価する毛髪の評価方法である。具体的には、上述した毛髪量の測定方法(図23のステップS5~S7参照)により得られた所定領域PAの毛髪量から毛髪の状態を評価する(ステップS8)。
本明細書において、毛髪の状態とは、毛髪の密度、水分量等のコンディションを示す。毛髪量から評価するとは、測定した毛髪量に基づいて毛髪の状態を評価することを示す。
なお、本実施形態では、毛髪の状態を評価する際に、画定された所定領域PA内の毛髪PHを束ねた毛束が用いられているが、本発明の評価方法はこのような態様に限定されない。例えば、上述のフォトトリコグラムにより測定した毛髪量から毛髪の状態を評価してもよい。
本実施形態に係る評価方法では、上述の毛髪量の測定方法が用いられるため、毛髪量を測定する操作が容易である。これにより、本実施形態に係る評価方法では、毛髪量から毛髪の状態を簡便に評価することができる。
また、本実施形態に係る評価方法では、上述の毛髪量の測定方法が用いられるため、毛髪量の測定を高い精度で行うことができる。これにより、本実施形態に係る評価方法では、毛髪量から毛髪の状態を正確に評価することができる。
このように、本実施形態によれば、発毛領域を容易かつ正確に分画することができる、発毛領域の分画器具、分画方法、毛髪量の測定方法、発明の評価方法を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 分画器具
10 フレーム
10a 他端
10b 一端
11 前壁
12 後壁
13 側壁
14 側壁
20 複数の突起
21 凸部
21a 根元
21b 先端
22 凹部
22a 底端
30 ハンドル
31 延長壁
31a 上端
31b 中央部
32 延長壁
32 延長壁
32a 上端
32b 中央部
40 フック
41 係止片
41a 基部
T1 先端
41b 延出部
42 係止片
42a 基部
T2 先端
42b 延出部
F 指
EM 紐
200 ピック
SL 一辺
H 高さ
T 厚さ
L 長さ
P ピッチ
W 幅
S 被験者
SH 頭部
HH 毛髪
HA 発毛領域
PA 所定領域
PH 所定領域内の毛髪
OA 所定領域外
OH 所定領域外の毛髪
IR フレームの内側
OR フレームの外側

Claims (13)

  1. 発毛領域のうち所定領域を分画する発毛領域の分画器具であって、
    前記所定領域を画定するフレームと、
    前記フレームの一端に形成され、前記一端から高さ方向の下方に延び、かつ櫛歯状に並ぶ複数の突起とを有する、分画器具。
  2. 前記複数の突起は、所定のピッチで配置されている、請求項1に記載の分画器具。
  3. 前記突起の長さが、前記ピッチと同じである、請求項2に記載の分画器具。
  4. 前記突起の長さが、前記ピッチより短い、請求項2に記載の分画器具。
  5. 前記フレームの形状が、正方形であり、
    前記正方形の一辺の寸法が、5mm以上50mm以下である、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の分画器具。
  6. 前記突起が、曲面を有する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の分画器具。
  7. 前記突起が、テーパ形状を有する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の分画器具。
  8. 前記フレームの他端に形成されたハンドルを有する、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の分画器具。
  9. 前記フレームの他端に形成されたフックを有する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の分画器具。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の分画器具と、ピックとが組み合わされたセット。
  11. 発毛領域のうち所定領域を分画する発毛領域の分画方法であって、
    前記所定領域を画定するフレームと、前記フレームの一端に形成され、前記一端から高さ方向の下方に延び、かつ櫛歯状に並ぶ複数の突起とを有する器具を、前記複数の突起が前記発毛領域に当接するように前記発毛領域に載置し、
    前記フレームの内側の毛髪のうち、前記所定領域外の毛髪を除外し、
    前記フレームの内側を前記所定領域として画定する分画方法。
  12. 発毛領域のうち所定領域の毛髪量を測定する毛髪量の測定方法であって、
    前記所定領域を画定するフレームと、前記フレームの一端に形成され、前記一端から高さ方向の下方に延び、かつ櫛歯状に並ぶ複数の突起とを有する器具を、前記複数の突起が前記発毛領域に当接するように前記発毛領域に載置し、
    前記フレームの内側の毛髪のうち、前記所定領域外の毛髪を除外し、
    前記フレームの内側の毛髪量を前記所定領域の毛髪量として測定する毛髪量の測定方法。
  13. 請求項12の測定方法により測定した毛髪量から毛髪の状態を評価する毛髪の評価方法。
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