JP4767637B2 - 歯ブラシおよび歯ブラシパッケージ - Google Patents
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Description
1.「手が小さな人」: 示指握り内径38mm未満
2.「手が中程度の人」:示指握り内径38〜41mmの範囲
3.「手が大きな人」: 示指握り内径41mm以上
図1は、本発明の歯ブラシの第1の実施形態を示す平面図である。この第1の実施形態に示す歯ブラシは、手の小さな人、即ち示指握り内径38mm未満の人に好適な歯ブラシである。歯ブラシ10は、多数の刷毛13が植設されたヘッド部(植毛部)11と、このヘッド部11から一方向Yに向かって細長く延びる把持部(グリップ部)12からなる。こうしたヘッド部11と把持部12とは、例えば樹脂の射出成形によって一体に形成される。
図2は、本発明の歯ブラシの第2の実施形態を示す平面図である。この第2の実施形態に示す歯ブラシは、手の大きさが中程度の人、即ち示指握り内径38〜41mmの範囲の人に好適な歯ブラシである。なお、各部分の材質等、第1の実施形態と同様の構成は説明を略す。歯ブラシ20は、多数の刷毛23が植設されたヘッド部(植毛部)21と、このヘッド部21から一方向Yに向かって細長く延びる把持部(グリップ部)22からなる。こうしたヘッド部21と把持部22とは、例えば樹脂の射出成形によって一体に形成される。
図3は、本発明の歯ブラシの第3の実施形態を示す平面図である。この第3の実施形態に示す歯ブラシは、手の大きさが大きい人、即ち示指握り内径41mm以上の人に好適な歯ブラシである。なお、各部分の材質等、第1の実施形態と同様の構成は説明を略す。歯ブラシ30は、多数の刷毛33が植設されたヘッド部(植毛部)31と、このヘッド部31から一方向Yに向かって細長く延びる把持部(グリップ部)32からなる。こうしたヘッド部31と把持部32とは、例えば樹脂の射出成形によって一体に形成される。
1.被験者:手の小さい人 n=6 手の中程度人 n=7 手の大きい人 n=7
2.把持部形状: 断面円形の第1把持領域と第2把持領域を滑らかな曲面(変曲部)でつないた把持部とした。第1把持領域の断面直径は15mm、第2把持領域の断面直径は12.5mmとし、把持部全体で110mmの長さとした。そして、第1把持領域が3種類の長さのものを作成した。
本発明品:第1把持領域の長さ40mm
比較例1:第1把持領域の長さ70mm
比較例2:第1把持領域の長さ85mm
3.被験筋:尺側手根屈筋
4.刷掃部位および時間:口腔内4部位(図5参照)、各5秒間
5.把持部の持ち方:パームグリップ
6.刷掃方法:スクラブ法
7.刷掃圧:歯ブラシのネック部に歪ゲージを貼り付け、被験者がブラッシング時に刷掃圧をリアルタイムでモニターに表示できるシステムを採用し、被験者はモニターを見ながら刷掃圧を200〜300gとなるように統制した。
8.解析:測定した筋電位を被験者ごとに標準化し、把持部変曲点位置を独立変数、標準化筋電位を従属変数とする一元配置図分散分析を行った。
1.被験者:手の小さい人 n=6 手の中程度人 n=7 手の大きい人 n=7
2.把持部形状: 断面円形の第1把持領域と第2把持領域を滑らかな曲面(変曲部)でつないた把持部とした。第1把持領域は断面円形とし、その断面直径は、手が小さい人および手が中程度の人は15mm、手が大きな人は12.5mmとした。また第1把持領域の長さは40mmとした。そして、第2把持領域の断面形状を図6に示すような各形状に形成したサンプルを用意した。
3.被験筋、刷掃部位および時間、持ち方、刷掃方法、刷掃圧は実施例1に準じた。
4.解析:ブラッシング時の3筋の筋電位を測定し、被験者、筋肉ごとに標準化をおこない、把持部断面長さを独立変数、標準化筋電位を従属変数とする2次回帰分析を行い、有意な2次回帰曲線が得られた場合に、回帰曲線より筋負担が最小となる把持部幅を算出した。
1.被験者:手の小さい人 n=6 手の中程度人 n=7 手の大きい人 n=7
2.把持部形状: 断面円形の第1把持領域と第2把持領域を滑らかな曲面(変曲部)でつないた把持部とした。第1把持領域の断面直径は15mm、第2把持領域の断面直径は12.5mmとし、把持部全体で110mmの長さとした。そして、第1把持領域が7種類の長さのものを作成した。
本発明品1:第1把持領域の長さ35mm
本発明品2:第1把持領域の長さ40mm
本発明品3:第1把持領域の長さ45mm
比較例1:第1把持領域の長さ25mm
比較例2:第1把持領域の長さ55mm
比較例3:第1把持領域の長さ70mm
比較例4:第1把持領域の長さ85mm
3.被験筋:尺側手根屈筋
4.刷掃部位および時間:口腔内4部位(図5参照)、各5秒間
5.把持部の持ち方:パームグリップ
6.刷掃方法:スクラブ法
7.刷掃圧:歯ブラシのネック部に歪ゲージを貼り付け、被験者がブラッシング時に刷掃圧をリアルタイムでモニターに表示できるシステムを採用し、被験者はモニターを見ながら刷掃圧を200〜300gとなるように統制した。
8.解析:測定した筋電位を被験者ごとに標準化し、把持部変曲点位置を独立変数、標準化筋電位を従属変数とする一元配置図分散分析を行った。
11 ヘッド部
12 把持部
12a,22a,32a ネック領域
12b,22b,32b 第1把持領域
12c,22c,32c 第2把持領域
Claims (8)
- ブラシ毛が植設されたヘッド部と、前記ヘッド部から一方向に向けて細長く延びる把持部とからなる歯ブラシであって、
前記把持部は、前記ヘッド部との境から前記一方向に向けて断面積が漸増するネック領域と、このネック領域に連なり、前記一方向に向けて略一定の断面積で延びる第1把持領域と、この第1把持領域に滑らかな曲面を介して連なり、前記一方向に向けて、前記第1把持領域よりも小さく、かつ略一定の断面積で延び、体積が2.5〜4.5cm3 の範囲になるように形成される第2把持領域とからなることを特徴とする歯ブラシ。 - 前記歯ブラシは示指握り内径が38mm未満の範囲の使用者向けであることを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ。
- 前記第2把持領域は、前記一方向に向けてその長さが45〜75mmの範囲になるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ。
- ブラシ毛が植設されたヘッド部と、前記ヘッド部から一方向に向けて細長く延びる把持部とからなる歯ブラシであって、
前記把持部は、前記ヘッド部との境から前記一方向に向けて断面積が漸増するネック領域と、このネック領域に連なり、前記一方向に向けて略一定の断面積で延びる第1把持領域と、この第1把持領域に滑らかな曲面を介して連なり、前記一方向に向けて、前記第1把持領域よりも小さく、かつ略一定の断面積で延び、体積が4.5〜6.5cm3 の範囲になるように形成される第2把持領域とからなることを特徴とする歯ブラシ。 - 前記歯ブラシは示指握り内径が38〜41mmの範囲の使用者向けであることを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
- 前記第2把持領域は、前記一方向に向けてその長さが50〜80mmの範囲になるように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の歯ブラシ。
- 前記第1把持領域は、前記一方向に向けてその長さが30〜50mmの範囲になるように形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の歯ブラシ。
- 請求項2又は5に記載の歯ブラシが、箱体に収容された歯ブラシパッケージであって、
前記箱体の外面には、示指握り内径と収容した歯ブラシとの好適な把持容易性の関係が表示されていることを特徴とする歯ブラシパッケージ。
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JP2005270569A JP4767637B2 (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 歯ブラシおよび歯ブラシパッケージ |
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JP2005270569A JP4767637B2 (ja) | 2005-09-16 | 2005-09-16 | 歯ブラシおよび歯ブラシパッケージ |
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2005
- 2005-09-16 JP JP2005270569A patent/JP4767637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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