JP7415531B2 - ケーブル入線構造 - Google Patents

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Description

この発明は、スイッチギヤへのケーブルの入線に関し、スイッチギヤを嵩上げして設置し、スイッチギヤの設置地面を掘削することなく、ケーブルのスイッチギヤへの引込を可能にするケーブル入線構造に関する。
スイッチギヤは、金属製の箱体の内部に、電力ケーブルや遮断器、継電器等の各電気機器を収容され、変電所等から電力を供給するために、一般には屋内の床面や屋外の地面等に埋設されたケーブルピット又はトラフ内に敷設された電力ケーブルと接続されている(特許文献1、特許文献2)。
そのために、スイッチギヤにはその底面にケーブル入線口が設けられている。
特開2011-167022号公報 特開平09-191510号公報
ところが、スイッチギヤの設置場所の地面下又は床面下を掘削することが出来ない場合、例えば、スイッチギヤを設置しようとした場所が既にコンクリート敷きなどになっている場合や構造物の上に設置しようとした場合などがある。このような場合、電力ケーブルをスイッチギヤまで地面又は床面に埋設したケーブルピット内に敷設することができないという問題があった。
そこでこの発明は、スイッチギヤの設置場所の地面下又は床面下を掘削することが出来ない場合であっても、スイッチギヤ内にケーブルを引き込むことができるケーブル入線構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、ケーブルピット内に敷設されたケーブルをスイッチギヤに入線するケーブル入線構造であって、前記スイッチギヤは地面から嵩上げされて設置され、前記ケーブルピットは前記スイッチギヤの下方に位置されており、前記ケーブルは前記ケーブルピットの蓋体に形成されたケーブル取出孔から導出され、前記スイッチギヤの床面に形成されたケーブル入線口から前記スイッチギヤ内部に入線され、前記ケーブル取出孔は前記蓋体に直交する方向に対して斜めであって、かつ、前記ケーブルが許容曲げ半径内になるように、前記ケーブルの入線方向に貫通するように形成された、ことを特徴とする。
この発明によれば、スイッチギヤを地面又は床面から嵩上げして設置し、スイッチギヤと地面又は床面との間に空間を設け、ケーブルピットから導出されたケーブルをスイッチギヤに入線する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のケーブル入線構造において、前記ケーブル取出孔と前記ケーブル入線口との位置関係が、前記ケーブルの許容曲げ半径内になるように設定された、ことを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のケーブル入線構造において、前記ケーブルピット内には複数のケーブルが配設され、前記複数のケーブルはクリートに保持され、前記クリートが前記ケーブルピット内に配設された、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、スイッチギヤを地面又は床面から嵩上げして設置することで、スイッチギヤと地面又は床面との間に空間が生じ、地面又は床面を掘削することなくケーブルピットを配設することができ、スイッチギヤへのケーブルの引き込みを容易に行なうことができる。また、前記ケーブル取出孔を前記蓋体に直交する方向よりも斜めに貫通するように形成したことで、ケーブルの曲げを緩やかにすることができ、さらに、前記ケーブル取出孔と前記ケーブル入線口との位置関係に自由度を増すことができる。
請求項2に記載の発明によれば、前記ケーブル取出孔と前記ケーブル入線口との位置関係を前記ケーブルの許容曲げ半径内になるように設定したので、ケーブルの曲がりに無理が掛からず、布設することができる。
請求項に記載の発明によれば、ケーブルピット内で複数のケーブルが不要に近づくことなく、熱に依存するケーブルの電流容量に余裕を持つことができる。
この発明の実施の形態に係るケーブルの入線構造の概略平面図である。 図1におけるA-A方向矢視図である。 ケーブル取出孔の拡大断面図である。 図1におけるB-B方向矢視図である。 図1におけるC-C方向矢視図である。 この発明の実施の形態に用いたクリートの一例を示す正面図である。 この発明の実施の形態に用いたクリートの別の一例を示す正面図である。 この発明の実施の形態に用いたクリートのさらに別の一例を示す正面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態に係るスイッチギヤへのケーブル入線構造1に用いられるスイッチギヤ2の一例を示す概略図である。なお、スイッチギヤ2、2Aは仮想線(1点鎖線)で示す。
先ず、このスイッチギヤ2が設置された場所を説明すると、その地面Gはコンクリート敷きとなっており、掘削ができない場所である。
スイッチギヤ2は、金属製の箱体の内部に、遮断器や継電器等の各電気機器を収容され、その底部3には電力ケーブル4をスイッチギヤ2内部に入線するためのケーブル入線口5が設けられている。
また、このスイッチギヤ2は4本の脚部6を備え、前記地面Gよりも嵩上げされている。
地面Gには複数のケーブルピット10が配設されており、その一部が上記スイッチギヤ2の下方に位置されている。
ケーブルピット10はU字状の本体11とこれを覆う蓋体12とからなり、上述のように掘削できない地面G上に置かれた状態で連設され、一端は上記スイッチギヤ2の下方に位置し、他端は後述するケーブルダクト20に連設されている。
ケーブルピット10には複数の電力ケーブル4が敷設されており、スイッチギヤ2の下方に位置したケーブルピット10の蓋体12には電力ケーブル4を取り出すためのケーブル取出孔13が形成されている。
ケーブル取出孔13は前記スイッチギヤ2のケーブル入線口5の真下ではなく、電力ケーブル4の長さ方向のやや手前に形成され、かつ、ケーブル取出孔13は前記蓋体12に直交する方向よりも斜めに貫通するように形成されている。これにより、ケーブルピット1から取り出された電力ケーブル4は緩やかな弧を描いてスイッチギヤ2のケーブル入線口5からスイッチギヤ2内に入線され、前記電力ケーブル4の許容曲げ半径内になるように設定することができる。
電力ケーブル4はケーブル取出孔13内からスイッチギヤ2のケーブル導入口5までの間は蛇腹状のケーブルカバー14で覆われて保護されているとともに、ケーブル取出孔13から蓋12側開口縁部にシーリング剤15によりシールされており、これにより、ケーブルピット10内への雨水の侵入が防止されている。
ケーブルピット10内においては、電力ケーブル4がクリート16により支持されている。
クリート16は複数の電力ケーブル4を支持するもので、ブロック状又は板状で電力ケーブル4を支持する支持凹部17が複数形成され、複数のクリート16が連設されたケーブルピット10内に適宜な間隔を開けて配設される。これにより、クリート16に支持された電力ケーブル4は互いに接触せず、電力ケーブル4を束ねることによる発熱から回避でき電力ケーブル4の電流容量を上げることができる。
クリート16は、ケーブルピット10に何本の電力ケーブル4を敷設するか、或いは、どのサイズ(種類)の電力ケーブル4を敷設するかによって、適宜、選定することができる。図6~図8は3つのタイプのクリート16を示したものである。もちろん、これ以外にも、ケーブルピット10に敷設する電力ケーブル4の種類、本数により適宜選定することができる。
クリート16の電力ケーブル4を支持する部分は支持凹部17となっており、挿通孔になっていないため電力ケーブル4を敷設した後に、クリート16を配設することができる。例えば、クリート16に挿通孔を形成し、この挿通孔に電力ケーブル4を挿通することで、各電力ケーブル4の接触を防止することはできるが、電力ケーブル4の敷設時に、電力ケーブル4を上記挿通孔に挿通しなければならず、また、ケーブル4をケーブルピット10に敷設した後、クリート16を配設することはできない。
ケーブルピット10の他端は、ほぼ垂直に設置されたケーブルダクト20の下端側面に連設されている。
垂直に配設されたケーブルダクト20は通常、その下端開口が埋設されたケーブルピットに接続される。
ところで、この実施の形態のように地面を掘削できず、地面上に配設したケーブルピット10にあっては、ケーブルダクト20の下端側面に開口部を設け、ケーブルピット10の他端を開口して、両開口を連結することでダクト接続部21としている。
ダクト接続部21はケーブルダクト20の側板とケーブルピット10の蓋体12を外した上面とを斜めに覆う斜板22を有する。
ダクト接続部21において、斜板22を設けることにより、内部空間にはケーブルピット10からケーブルダクト20に行くに従い上方が広くなる空間ができ、この空間に電力ケーブル4を斜めに配設することで、電力ケーブル4の許容曲げ半径内での使用を容易に行うことができる。
なお、このようなケーブルダクト20から電力ケーブル4の入線を行うタイプのスイッチギヤ2Aもあり、このようなタイプのスイッチギヤ2Aがコンクリート敷きの台Cに設置されることもある。
そして、スイッチギヤ2Aと上記スイッチギヤ2とを電力ケーブル4で接続する場合などに本発明ケーブル入線構造が適用される。
なお、前記実施の形態ではスイッチギヤ2の嵩上げとして、脚部6を用いて実現したが、本発明はこれに限らず、三方を囲うような壁で構成しても良い。要はスイッチギヤ2の下部に空間を確保できる構造であれば良い。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。
1 ケーブル入線構造
2 スイッチギヤ
4 電力ケーブル
5 ケーブル入線口
G 地面
10 ケーブルピット
12 蓋体
13 ケーブル取出孔
16 クリート

Claims (3)

  1. ケーブルピット内に敷設されたケーブルをスイッチギヤに入線するケーブル入線構造であって、
    前記スイッチギヤは地面から嵩上げされて設置され、
    前記ケーブルピットは前記スイッチギヤの下方に位置されており、
    前記ケーブルは前記ケーブルピットの蓋体に形成されたケーブル取出孔から導出され、前記スイッチギヤの床面に形成されたケーブル入線口から前記スイッチギヤ内部に入線され、
    前記ケーブル取出孔は前記蓋体に直交する方向に対して斜めであって、かつ、前記ケーブルが許容曲げ半径内になるように、前記ケーブルの入線方向に貫通するように形成された、
    ことを特徴とするケーブル入線構造。
  2. 前記ケーブル取出孔と前記ケーブル入線口との位置関係が、前記ケーブルの許容曲げ半径内になるように設定された、
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル入線構造。
  3. 前記ケーブルピット内には複数のケーブルが配設され、前記複数のケーブルはクリートに保持され、前記クリートが前記ケーブルピット内に配設された、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のケーブル入線構造。
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