JP3814694B2 - 配線用床材装置及び配線用床材 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はOAルーム等の基礎床面に配線用床材を敷設して二重床を形成し、基礎床面と配線用床材との間の空間に電力線、電話線、信号線等の配線及びコンセントボックス等の配線器具を収納する配線用床材装置及び配線用床材に関するもので、特に、床上の配線を前記二重床の間に収納されている配線器具に接続するときの作業性を向上させた配線用床材装置及び配線用床材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年における電子技術、通信技術の進歩によってOA機器類は急速な進化を遂げ、更に、一般事務のOA化もめざましい勢いで進展している。ところが、一方では、これに伴って、OA機器類に使用される電力線、通信線等の配線及びコンセントボックス等の配線器具が床面に混線、散乱し、オフィス内の美観が損なわれたり、配線につまずいたり、引っかけたりする危険が増大するようになった。このため、床面に配線用床材を敷設して二重床を形成し、二重床内の空間に配線及び配線器具を収容することが行なわれるようになってきている。
【0003】
従来のこの種の配線用床材として、図6及び図7に示したものがある。
図6は従来の配線用床材を示す平面図、図7は図6のB−B切断線による断面図である。
図において、オフィスルームの基礎床面1には下方に開口する箱状の配線床ブロック2が碁盤目状に配列して成る配線用床材が敷設されている。前記配線床ブロック2は隣接する配線床ブロック2との間に開口縁部相互を薄肉の底部2iで連結した構造となっており、隣接する配線床ブロック2と底部2iとによって凹部状の配線ピット5が形成されている。そして、配線ピット5の上部空間は蓋体6によって覆われており、更に、配線床ブロック2と蓋体6の上面にタイルカーペット、ビニルタイル等からなる仕上材7が載置されている。
【0004】
このように構成された従来の配線用床材は配線床ブロック2、蓋体6及び仕上材7によって二重床を形成し、配線ピット5には配線3及び配線器具4が収容される。これにより、配線ピット5内において配線器具4を介して配線3を中継することができ、また、前記配線器具4に床上からの配線3のプラグを接続することができる。
したがって、氾濫する配線3及び配線器具4が二重床の仕上材7によって覆われ、床上に露出しないので、オフィスルームはすっきりとした外観となり、配線3のつまずき、引っかけを防いでオペレーターの安全を確保できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の配線用床材2は載置強度上、配線ピット5の幅は必要最小限に抑えられているので、配線器具4を配線ピット5内に据置いた場合に、配線ピット5内の収納空間全体が閉塞されてしまうため、配線3の施工に支障をきたすことがあった。また、配線器具4の大きさによっては、配線ピット5内に収容することができなかった。
【0006】
このため、図8の従来の別の配線用床材を示す平面図のように、配線床ブロック2の一部を除去し、それによって形成される空間内に配線器具4を収納することも行なわれている。しかし、この場合には、配線ピット5内が配線器具4によって塞がれてしまうことはないが、配線器具4の配線接続口を複数方向に臨ませることができず、更に、配線ピット5の巾が狭いため、配線ピット5に臨む配線接続口へのプラグの接続、解除ができない。
【0007】
一方、OA機器の急速な進歩によって機器の増設や取替えの頻度が多くなるに従い、それに費やされる手間も多大となってきた。
【0008】
そこで、本発明は、二重床の空間に配線器具等を収容することにより配線器具等による配線ピットの閉塞を防止でき、かつ、床上の配線を簡単に前記配線器具等に接続することができる配線用床材装置及び配線用床材の提供を課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1にかかる配線用床材は、配線ピットを形成すべく所定間隔に配置される配線床ブロックを備えたものであって、
前記配線ピットと連通して前記配線床ブロックの天板の下に形成され、前記配線器具等を収容する収容部と、前記配線ピットの反対側に前記収容部と隣接し設けられ、床上から配線を引込むべく前記配線床ブロックに上方に開口する引込部とを有し、前記収容部は、前記配線器具等を前記引込部に臨ませた状態で収容するとともに、前記引込部は、配線器具等に接続されるプラグを差込操作方向に収容可能であり、前記プラグを配線器具等に対して接続及び解除操作可能な大きさに形成されたものとして配線用床材を構成したものである。
【0010】
請求項2にかかる配線用床材は、請求項1に記載の引込部が、前記配線床ブロックの天板の一部をノックアウトによる打抜きによって開口するものである。
【0011】
請求項3にかかる配線用床材は、請求項1、請求項2に記載の収容部が、前記配線床ブロックの天板の下に下方に開口して形成されたものである。
【0012】
請求項4にかかる配線用床材は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線ピットを形成する各側面に、収容部が前記配線ピットに臨んで設けられたものである。
【0013】
請求項5にかかる配線用床材は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の引込部が、その周縁に前記引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体を載置するための段部を備えたものである。
【0014】
請求項6記載の配線用床材装置は、請求項1から4のいずれか1項に記載された配線用床材と、前記配線用床材の引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体とを具備するものである。
請求項7記載の配線用床材装置は、請求項5に記載された配線用床材と、前記配線用床材の引込部の段部に載置され、仕上材の裏面に貼着されるとともに前記引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体とを具備するものである。
【0015】
【作用】
請求項1の発明においては、配線床ブロックに収容部を設けているので、その内部に配線器具等を収容することができる。その結果、配線ピットが配線器具等によって閉塞されることがない。
そして、配線床ブロックに、床上から配線を引込むために上方に開口する引込部を設けるとともに、前記配線器具等を前記引込部に臨む状態で収容すべく前記収容部を前記引込部と隣接して設けているので、床上の配線を前記引込部の上部から引込んで簡単に前記配線器具等に接続できる。また、収容部が配線ピットと連通するから、配線ピット内の配線を配線器具に容易に接続でき、整備された配線状態が得られる。さらに、収容部を、配線床ブロックの天板の下に形成したものであるから、収容部における天板の載置強度を確保できる。
また、引込部を、収容部に収容された配線器具等に接続されるプラグを収容可能であるとともに前記プラグを配線器具等に対して接続及び解除可能である大きさとしているから、引込部の空間内で床上からのプラグの接続、解除が可能である。
【0016】
請求項2の発明においては、引込部を、前記配線床ブロックの天板の一部をノックアウトによる打抜きによって上方に開口するものであるから、床上の配線を引込むことが必要となった時点で配線床ブロックの一部を除去すればよく、それまでは、蓋体等の補強板などを使用して引込部の上部開口面を覆う手間を必要としない。
【0017】
請求項3の発明においては、収容部を、配線床ブロックの天板の下に下方に開口して形成したものであるから、収容部における天板の載置強度を確保できる。
【0018】
請求項4の発明においては、配線ピットを形成する各側面に、収容部が前記配線ピットに臨んで設けられたものであるから、配線ピット内の配線を配線器具に容易に接続できる。
【0019】
また、本発明においては、引込部を、周縁に設けた段部に仕上材の裏面に貼着された蓋体を載置することにより上方に開口可能に閉塞したものであるから、例えば、この蓋体を柔軟な仕上材の裏面に貼付けるために、当該蓋体に沿って仕上材の一部を残して切断し、当該一部を支点として蓋体とともに仕上材を回動可能とすれば、インナーコンセントの蓋体のごとく構成される。
【0020】
また、本発明は、上記特徴を有する配線用床材に、その引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体とを備えた配線用床材装置でもあるので、前記配線用床材の効果、及び、配線用床材と蓋体を組み合わせた効果を、配線用床材装置として発揮する。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例の配線用床材を示す平面図、図2は図1のA−A切断線による断面図、図3は図1の配線用床材において床上の配線を内部に引込むときの状態を示す斜視図、図4は図3の縦断面図である。
【0022】
図において、オフィスルームの基礎床面1には合成樹脂等によって一体に形成された方形の配線床ブロック2が所定間隔をおいて碁盤目状に敷設されており、各配線床ブロック2は図示しない連結部材によって相互に位置ずれしないようになっている。前記配線床ブロック2は方形板状の天板2aと、前記天板2aの隅部に設けられた支持脚2bと、前記天板2aの中央部の複数箇所に設けられ、天板2aから下垂して基礎床面1と当接する補強用のリブ2cとが一体に形成されてなる。
なお、前記配線床ブロック2は支持脚2bの下端に外側水平方向に突出し、下面が基礎床面1と当接する底板を一体に設け、各配線床ブロック2の底板の端面同士を相互に当接させることにより、連結部材を使用することなく、所定間隔を保持して一定の位置に配設することができる。この場合は、配線用床材は配線床ブロック2と前記底板とで構成されたものとなる。
【0023】
更に、配線床ブロック2の周縁側面の支持脚2bは一部が開口形成されており、また、前記天板2aと基礎床面1との間の空間の周辺部には、収容部2eが形成されている。前記収容部2eの内部には床上及び床下の電源コード、通信ケーブル或いは電話線等の配線3を接続するためのコンセントボックス、電話端子ボックス等の配線器具4が収容できるようになっている。前記配線器具4は前記配線床ブロック2の側面開口部2d側及び収容部2eの反対側にそれぞれ面する、配線用のプラグ3aを接続するための接続口4a及び接続口4bを有している。また、配線床ブロック2の天板2aの中央部には、上方に開口した空間が形成されており、床上の配線3を引込んで前記配線器具4に接続するための作業スペース及び引込配線先端のプラグ3a等を収納するスペースとなる引込部2fが設けられている。
【0024】
更に、隣接する配線床ブロック2との間には所定幅の空間を有する配線ピット5が形成され、その内部には配線3が収容されている。前記配線ピット5の上部は、配線床ブロック2の天板2aの周縁部に形成された段部2gに鋼板、アルミニウム板或いは硬質の合成樹脂等からなる蓋体6が載置されることによって開口可能に閉塞されている。そして、配線床ブロック2の天板2a及び蓋体6の上面にはタイルカーペット、ビニルタイル等からなる仕上材7が敷設されている。前記仕上材7は配線床ブロック2の引込部2fの上部開口面の全体を覆う部分がコ字状に切欠形成され、その切欠部7aの裏面に、配線床ブロック2の引込部2fの部分に形成された段部2hに載置される、鋼板、アルミニウム板或いは硬質の合成樹脂等からなる補強板6aが貼着されている。即ち、コ字状の切欠部7aを上方に回動すれば、補強板6aも一体に回動するようになっている。なお、前記補強板6aは仕上材7と一体化することなく、単独で載置させるものであってもよい。
【0025】
次に、上記のように構成された本実施例の配線用床材における配線器具の収容及び床上の配線の引込み作業を説明する。
配線床ブロック2の収容部2eへの配線器具4の収容は側面開口部2dから挿入して行なうことができる。
【0026】
また、床上の配線3を引込んで配線床ブロック2の収容部2e内の配線器具4に接続するには、まず、配線床ブロック2の引込部2fを覆う部分に敷設されている仕上材7の切欠部7aを裏面に貼着されている補強板6aとともに一端を軸に上方に回動する。このとき、仕上材7はタイルカーペット、ビニルタイル等の可撓性材料で形成されているので、仕上材7の切欠部7aの先端部を把持して簡単に上方に折曲することができる。その後、床上の配線3を配線床ブロック2の引込部2fの上部開口面から斜め下方に挿入し、先端のプラグ3aを引込部2f内の配線器具4の接続口4bに接続する。
そして、配線3先端のプラグ3aを配線器具4の配線接続口4bに接続した後、仕上材7の切欠部7aを下方に回動して元の水平状態に戻す。これによって、床上の配線3の接続作業が完了する。
【0027】
なお、図示しないが、仕上材7の先端縁部または配線床ブロック2の段部2hの一部に配線3を挿通するための切欠を設けておくことにより、仕上材7に貼着された補強板6aによる配線3の挟込みを防止することができる。
【0028】
このように、本実施例の配線用床材は、天板2a、支持脚2b及びリブ2cからなる配線床ブロック2を、配線ピット5を形成すべく所定間隔に配置するとともに、前記配線床ブロック2に床上から配線3を引込むために上方に開口する引込部2fと配線器具4を収容するための収容部2eとを設け、かつ、前記配線床ブロック2の収容部2eを、配線器具4を前記引込部2fに臨ませた状態に収容すべく前記引込部2fと隣接して設けるとともに、前記配線ピット5と連通させ、更に、前記引込部2fを、周縁の段部2hに載置された補強板6a及び仕上材7の切欠部7aを介して上方に開口可能に閉塞したものである。
【0029】
したがって、配線床ブロック2に配線ピット5と連通する収容部2eを設けているので、配線ピット5内の配線3を配線器具4に接続できる状態で前記収容部2eの内部に収容することができる結果、配線ピット5が配線器具4によって閉塞されるのを防止できる。
また、配線床ブロック2に床上から配線3を引込むために上方に開口する引込部2fを設けるとともに、前記収容部2eを前記配線器具4が前記引込部2fに臨む状態で収容すべく前記引込部2fと隣接して設けているので、床上の配線3を前記引込部2fの上部から引込んで簡単に前記配線器具4に接続することができる。
【0030】
次に、本発明の別の実施例を図5に基づいて説明する。
図5は本発明の別の実施例による配線用床材を示す平面図である。
図において、配線床ブロック2は前述の実施例と比べて大型の場合を示し、収容部2eを周辺部の16箇所に、引込部2fを中央部の4箇所に設けたレイアウトとしたものであり、他の構成部分は前述の実施例と同様である。
したがって、この実施例においても、前述の実施例と同様に作用し、同様の効果を期待できる。
【0031】
ところで、上記各実施例では、仕上材7に切欠部7aを設け、補強板6aと一体として一端を軸に上方に回動することにより配線床ブロック2の引込部2fの上部を開口可能に閉塞した構造としているが、本発明を実施する場合は、これに限定されることなく、引込部2fの上部開口面を取外し可能な蓋体6を載置することによって覆ってもよく、或いは、引込みが必要となった時点で引込部2fの上部開口面を覆う部分の天板2aをノックアウトによって開口し、蓋体6で上部開口面を覆う構造としてもよい。ここで、ノックアウトによる打抜きとした場合には、床上の配線を引き込んで接続が必要となるまでは、引込部2fの上部に蓋体等の補強板を載置する手間は不要であるという効果を奏する。
【0032】
また、上記各実施例では、配線床ブロック2の収容部2eの上部は天板2aによって覆われているが、収容部2eの上方の部分の天板2aを予め除去して開口しておき、その開口面を蓋体等の補強板で覆う構造としてもよく、この場合には、天板2aの上方からの収容が可能となるため、配線器具等の据付け、取外し作業が容易となる。或いは、配線器具等の収容が必要となった時点で、天板2aの該当部分をノックアウトにより開口形成することもできる。
【0033】
更に、配線床ブロック2の収容部2eを下方に開口し、天板2aの下部に配線器具等を保持する保持部を形成するとともに、前記保持部を上方に臨ませるべく、天板2aの一部を上方に回動可能な構造としたものとすることもできる。
【0034】
そして、上記各実施例の収容部2e及び引込部2fの個数、レイアウト等はこれに限定されることなく、配線床ブロック2の大きさ、配線器具4の収納数等に応じて任意に設定すればよい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明は、配線床ブロックの天板の下に収容部を設けているので、その内部に配線器具等を収容することができる結果、配線ピットが配線器具等によって閉塞されるのを防止できる。また、配線床ブロックに上方に開口する引込部を設けるとともに、前記配線器具等を前記引込部に臨む状態で収容すべく前記収容部を前記引込部と隣接して設けているので、床上の配線を前記引込部の上部から引込んで簡単に前記配線器具等に接続することができる。更に、収容部が配線ピットと連通するから、配線ピット内の配線を配線器具に容易に接続でき、整備された配線状態を得ることができる。さらに、収容部を、配線床ブロックの天板の下に形成したものであるから、収容部における天
板の載置強度を確保できる。
そして、引込部を、収容部に収容された配線器具等に接続されるプラグを収容可能であるとともに前記プラグを配線器具等に対して接続及び解除操作可能である大きさとしているから、引込部の空間内で床上からのプラグの接続、解除操作が可能である。
【0036】
請求項2の発明は、引込部を、前記配線床ブロックの天板の一部をノックアウトによる打抜きによって上方に開口するものであるから、床上の配線を引込むことが必要となった時点で配線床ブロックの一部を除去すればよく、それまで、蓋体等の補強板などを使用して引込部の上部開口面を覆う手間を不要とすることができる。
【0037】
請求項3の発明は、収容部を、配線床ブロックの天板の下に下方に開口して形成したものであるから、収容部における天板の載置強度を確保できる。
【0038】
請求項4の発明は、配線ピットを形成する各側面に、収容部が前記配線ピットに臨んで設けられたものであるから、配線ピット内の配線を配線器具に容易に接続できる。
【0039】
また、本発明は、引込部を、周縁に設けた段部に仕上材の裏面に貼着された蓋体を載置することにより上方に開口可能に閉塞したものであるから、例えば、この蓋体を柔軟な仕上材の裏面に貼付けるために、当該蓋体に沿って仕上材の一部を残して切断し、当該一部を支点として蓋体とともに仕上材を回動可能とすれば、インナーコンセントの蓋体のごとく構成することができる。
【0040】
また、本発明は、上記特徴を有する配線用床材に、その引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体とを備えた配線用床材装置でもあるので、前記配線用床材の効果、及び、配線用床材と蓋体を組み合わせた効果を、配線用床材装置として発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例の配線用床材を示す平面図である。
【図2】図2は図1のA−A切断線による断面図である。
【図3】図3は図1の配線用床材において床上の配線を内部に引込むときの状態を示す斜視図である。
【図4】図4は図3の縦断面図である。
【図5】図5は本発明の別の実施例による配線用床材を示す平面図である。
【図6】図6は従来の配線用床材を示す平面図である。
【図7】図7は図6のB−B切断線による断面図である。
【図8】図8は従来の別の配線用床材を示す平面図である。
【符号の説明】
1 基礎床面
2 配線床ブロック
2a 天板
2e 収容部
2f 引込部
2h 段部
3 配線
3a プラグ
4 配線器具
5 配線ピット
6a 補強板
7a 切欠部
Claims (7)
- 配線ピットを形成すべく所定間隔に配置される配線床ブロックを備えた配線用床材であって、
前記配線ピットと連通して前記配線床ブロックの天板の下に形成され、配線器具を収容する収容部と、前記収容部と隣接して前記配線ピットと反対側に設けられ、床上から配線を引込むべく前記配線床ブロックに上方に開口する引込部とを有し、前記収容部は、前記配線器具を前記配線ピットと連通させるとともに前記引込部に臨ませた状態で収容し、前記引込部は、前記配線器具に接続されるプラグを差込方向に収容可能であり、前記プラグを前記配線器具に対して接続及び解除操作可能な大きさに形成されたことを特徴とする配線用床材。 - 前記配線用床材の引込部は、前記配線床ブロックの天板の一部をノックアウトによる打抜きによって上方に開口することを特徴とする請求項1に記載の配線用床材。
- 前記配線用床材の収容部は、前記配線床ブロックの天板の下に下方に開口して形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線用床材。
- 前記配線ピットを形成する各側面に、収容部が前記配線ピットに臨んで設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線用床材。
- 前記配線用床材の引込部は、その周縁に前記引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体を載置するための段部を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の配線用床材。
- 請求項1から4のいずれか1項に記載された配線用床材と、前記配線用床材の引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体とを具備することを特徴とする配線用床材装置。
- 請求項5に記載された配線用床材と、前記配線用床材の引込部の段部に載置され、仕上材の裏面に貼着されるとともに前記引込部の開口を開口可能に閉塞する蓋体とを具備することを特徴とする配線用床材装置。
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