JP7414797B2 - 製造管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、製造管理方法、製造管理装置、プログラムに関する。
近年、製造業の製造現場において、製造される製品一つひとつの加工や検査などの製造履歴をビッグデータとして蓄積・解析し、品質管理や生産効率の向上、更には設計や加工精度の向上に生かすことが行われている。特に、製品の品質管理は重要であり、製品個々の製造履歴をさかのぼり、製品個々に評価された品質の要因を特定することが必要となる。
そして、製品個々の製造履歴を蓄積するためには、製品自体である固体を識別する必要がある。つまり、製造ラインを流れる製品の個体識別情報を取得し、かかる個体識別情報に製造状況情報を関連付けて記憶することで、製造履歴を蓄積することができる。
ここで、製品を個体識別するために、製品に製造番号やバーコードなどを付与したり、RFID(Radio Frequency IDentifier)などのタグを取り付けることがある。しかしながら、上記製造番号やバーコード、タグなどを用いて個体識別する場合には、これらを製品個々に対して付与する必要があり、コストが膨大になるという問題が生じる。また、ネジやボルト、錠剤などの小さな製品には、その大きさの制約や製品の特性から、製造番号やバーコード、タグなどを付与することができないこともある。さらに、バーコードやタグ等を物理的に付与することが可能な製品であっても、これらを付与することで、製品の外観や意匠といったデザインを損ねてしまう、という問題も生じる。
そこで、近年では、製品の表面の微細な紋様(物体指紋)を用いて個体識別する物体指紋認証技術が提案されている。具体的に、物体指紋認証技術は、製品表面の微細凹凸や紋様、素材表面のランダムパターン等の製品の製造過程で生じる自然発生的な微細なパターンを、カメラ等の撮影装置を用いて画像として取得し、その微細なパターンを認識することで製品の個体識別を行う。
ここで、上述した物体指紋認証技術を用いて製品の品質を管理する方法の一例が、特許文献1に開示されている。特許文献1では、製品の表面を撮影して表面パターン情報を取得し、かかる表面パターン情報に、製造日時や製造時の気温や湿度などの製造条件、製造工場や製造ラインのID、といった製造にかかる関連情報を紐付けてデータベースに記憶する。そして、その後、使用者や流通業者からの要求に応じて、実際の製品の表面パターン情報とデータベースに記憶されている表面パターン情報とを照合することによって、製品の製造にかかる関連情報を特定している。
また、製品の品質を管理する別の方法として、特許文献2に開示されているように、作業者の動作を確認する方法がある。特許文献2では、製品に対する作業を行う作業場所を撮影することで、作業者の作業内容が基準作業の内容を満たしているか検査を行っている。
特開2015-232853号公報 特開2016-42332号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の技術では、製品の表面パターン情報から、かかる製品の製造日時や製造条件、製造場所といった大まかな製造にかかる情報しか特定することができない。このため、製品の品質が、製品の製造に関わる人物の動作に起因する場合であっても、そのことを特定することができない、という問題が生じる。また、上述した特許文献2に記載の技術では、作業対象となっている製品に関係なく作業者の作業内容のみに着目しているため、作業者のいかなる動作が製品個々の品質の要因となっているかを特定することができない。その結果、製品の品質の要因を詳細に特定することができない、という問題が生じる。
このため、本発明の目的は、上述した課題である、製品の品質の要因を詳細に特定することができない、ことを解決することができる製造管理方法を提供することにある。
本発明の一形態である製造管理方法は、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、
製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出し、
読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する、
という構成を有する。
また、本発明の一形態である製造管理方法は、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する、
という構成を有する。
また、本発明の一形態である製造管理装置は、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得する取得部と、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する関連付け部と、
を備える。
また、本発明の一形態であるプログラムは、
情報処理装置に、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得する取得部と、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する関連付け部と、
を実現させる、
という構成を有する。
本発明は、以上のように構成されることにより、製品の品質の要因を詳細に特定することができる。
本発明の実施形態1における製造システムの構成を示すブロック図である。 図1に開示した管理装置の構成を示すブロック図である。 図2に開示した工程データ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図2に開示した動作データ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図2に開示した評価データ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図2に開示した評価データ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図2に開示した評価データ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図1に開示した製造システムで製造される製品の一例を示す図である。 図1に開示した製造システムで製造される製品の一例を示す図である。 図1に開示した管理装置の動作を説明するための図である。 図1に開示した管理装置の動作を説明するための図である。 図1に開示した管理装置の動作を説明するための図である。 図1に開示した管理装置の動作を説明するための図である。 図1に開示した管理装置の動作を説明するための図である。 図1に開示した管理装置の動作を示すフローチャートである。 図1に開示した管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2における製造システムの構成を示すブロック図である。 図14に開示した管理装置の動作データ記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 図14に開示した管理装置における処理の一例を示す図である。 図14に開示した管理装置における処理の一例を示す図である。 図14に開示した管理装置における処理の一例を示す図である。 本発明の実施形態3における製造管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3における製造管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3における製造管理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3における製造管理装置の動作を示すフローチャートである。
<実施形態1>
本発明の第1の実施形態を、図1乃至図13を参照して説明する。図1乃至図8は、製造システムの構成を説明するための図であり、図9乃至図13は、管理装置の処理動作を説明するための図である。
[構成]
本発明における製造システムは、製造業の製造現場に構築されており、設定された製造過程を経て、所定の製品Gを製造するものである。例えば、本実施形態における製造システムで製造する製品Gは、図7に示すような半導体基盤であることとする。但し、本発明の製造システムで製造する製品Gは、半導体基板であることに限定されず、いかなる製品であってもよい。一例として、製品Gは、ノートパソコンやスマートフォンなどの電子機器、冷蔵庫や掃除機などの家電、自動車、電池、錠剤や包装された薬、鉄鋼材、プラスチック素材、などが挙げられる。
製造システムにて製品Gを製造する製造過程には、複数の製造工程が含まれる。例えば、図1に示すように、製造システム内に設定された製造ラインLには、複数の製造工程A,B,Cが含まれ、さらに完成した製品Gの品質を評価する評価工程も含まれる。各製造工程A,B,Cでは、製品Gを製造するための製造作業が行われる。例えば、製造工程Aでは作業者Paによる製品Gに対する所定の部品Eaを設置する作業(動作a)、製造工程Bでは作業者Pbによる製品Gに対する工具Tbを用いた接合処理(動作b)、製造工程Cでは作業者Pcによる製品Gに対する工具Tcを用いた組み付け作業(動作c)、がそれぞれ行われる。さらに、評価工程では、製品Gを撮影した画像処理による品質評価が行われる。なお、製造ラインLで行われる上述した各工程における作業内容は一例であり、例えば、医薬品などの化学製品を製造する場合における薬剤の注入作業や撹拌作業など、作業者によっていかなる製造作業が行われてもよい。また、製造ラインLでは、上述した製造工程数に限らず、1工程であってもよく、あるいは、さらに多くの製造工程が行われてもよい。
そして、本発明における製造システムは、特に、製品Gの品質管理のために、製造ラインLを搬送される個々の製品Gを識別して、各製造工程における製品G毎の製造状況を表す作業者(人物)の動作情報を記憶しておく機能を有する。このため、個々の製品Gを識別する技術を利用することが不可欠で有り、本実施形態では、製品Gの表面の微細な紋様(物体指紋)を用いて個体識別する物体指紋認証技術を用いることとする。
ここで、物体指紋認証技術について簡単に説明する。まず、一般的に、同一仕様の工業製品は、同じ仕様の製造装置を使い、ばらつきのないように製造されるものであるが、高精度に切削加工される機械部品や、同一の金型から製造した部品であっても、特定の照明条件下で製品の表面を顕微鏡で拡大すると、個々に表面の凹凸が微妙に違い、異なる紋様パターンとして観測することができる。このような微細な紋様は、製品や部品の性能・品質には無関係なレベルのものであり、個々に異なる唯一な特徴を持っているため、個体の違いは画像で認識することができる。つまり、生物と同様に、工業製品にも個体固有の指紋があり、かかる物体指紋を用いて個体識別を行うことが可能である。
具体的に、製品から物体指紋を抽出する際には、例えば、特定の照明条件下で製品の表面を撮影し、撮影した画像から、輝度の変化が急峻で、位置が安定して求まる場所を特徴点として決定する。続いて、特徴点周辺の局所的な輝度パターンを特徴量としてデータ化することで、製品の物体指紋として抽出する。そして、同一の製品であるかを調べるために物体指紋同士を照合する際には、特徴点の幾何的な配置の整合性を検証することで行う。例えば、照合する物体指紋同士から、特徴量の差が最少となる特徴点をペアとして求め、求められたペア群から、他の特徴点との相対的な位置関係が矛盾しないペア群のみを抽出する。そして、抽出された特徴点の数の合計をNtotoal、幾何的な配置が正しい特徴点ペアの数をninlierとし、両画像の照合スコアS = ninlier / Ntotoal を計算する。この照合スコアが所定のしきい値より高ければ、照合する物体指紋が抽出された製品は、同一の個体であると決定できる。なお、上述した物体指紋の抽出方法や照合方法は一例であって、いかなる方法で行ってもよい。
続いて、製造システムの構成についてさらに説明する。製造システムは、各製造工程A,B,Cと評価工程に、製品Gの固有情報である物体指紋を取得するための撮影装置であるカメラCta,Ctb,Ctc,Ctzを備えている。各カメラCta,Ctb,Ctc,Ctzは、特定の照明条件下で、製品Gの物体指紋を抽出する一部の表面を撮影するよう設置されており、撮影した追跡用画像を管理装置10に送信する。例えば、本実施形態では、各カメラCta,Ctb,Ctc,Ctzは、図7に示す製品Gである半導体基板の四隅のうち、特定のマークMが位置する箇所の角付近の画像を少なくとも撮影する設置されている。
また、製造システムは、各製造工程A,B,Cに、当該各製造工程における各作業者Pa,Pb,Pcの作業動作を表す動作データ(動作情報)を取得するための基となる情報を取得する製造状況取得装置を備えている。そして、各製造状況取得装置は、各製造工程における動作データを表すパラメータの基となる情報を取得すると、かかる情報を管理装置10に送信する。例えば、製造工程Aでは、作業者Paの動作データである部品設置の際に設置される「部品名」及び「設置方向」を取得するために、作業者Paを含む作業状況を撮影するカメラCpaが製造状況計取得置として設けられており、作業時の動画像を取得する。また、製造工程Bでは、作業者Paの動作データである接合作業時の「作業時間」を取得するために、作業者Pcが使用する工具Tbに当該工具Tbの作動時間を計測するセンサが内蔵されており、かかる工具Tbが製造状況取得装置として設けられていて、作業時間を取得する。なお、作業工程Bでは、作業者Pbを含む作業状況を撮影するカメラCpbも設けられており、作業時の動画像を取得する。また、製造工程Cでは、作業者Pcの動作データである組み付け作業に用いる「工具名」を取得するために、作業者Pcを含む作業状況を撮影するカメラCpcが製造状況計取得置として設けられており、作業時の動画像を取得する。
また、製造システムは、評価工程に、製造した製品Gの品質を評価すべく、製品G全体を撮影するカメラCszを備えている。このカメラCszは、製品Gにひび割れが生じていないかといった品質を評価するための情報を検出可能なように、製品G全体を撮影するよう設置されており、撮影した評価用画像を管理装置10に送信する。
なお、各製造工程A,B,Cで取得する作業者Pa,Pb,Pcの作業動作を表す動作データは上述したものに限定されず、作業者Pa,Pb,Pcの動作に起因するデータであれば、いかなるデータであってもよい。これに応じて、各製造工程A,B,Cで動作データを取得するための基となる情報は、上述した作業者の動画像や工具のセンサから計測された計測値に限定されず、作業者の静止画像や他のセンサにて取得したいかなる情報であってもよい。また、評価工程では、製品Gの品質評価を評価用画像に基づいて行うことに限定されない。例えば、サーモグラフィによる熱分布を利用した品質評価や、作業者の目視による品質評価が行われてもよく、その評価結果が管理装置10に入力されてもよい。
そして、製造システムは、図1に示すように、さらに管理装置10を備えている。管理装置10は、演算装置と記憶装置とを備えた1台又は複数台の情報処理装置にて構成される。そして、管理装置10は、図2に示すように、演算装置がプログラムを実行することで構築された、取得部11、蓄積部12、評価部13、特定部14、出力部15、を備える。また、管理装置10は、記憶装置に形成された、工程データ記憶部16、動作データ記憶部17、評価データ記憶部18、を備える。以下、各構成について詳述する。
上記取得部11は、各製造工程A,B,Cに設置されたカメラCta,Ctb,Ctcから撮影された各追跡用画像を取得し、各追跡用画像から製品Gの固有情報である物体指紋を抽出して取得する。本実施形態では、取得部11は、まず、製品Gの少なくとも一部の表面を撮影した追跡用画像から、製品Gである半導体基板の四隅のうち特定のマークMが位置する箇所の角付近の領域を物体指紋領域Fとして特定する。具体的に、取得部11は、図7に示すような製品Gが映る追跡用画像内から特定のマークMを検出し、かかるマークMが位置する角を形成する縁から特定の距離だけ離れた位置の領域を、物体指紋領域Fとして特定する。そして、取得部11は、特定した物体指紋領域Fの紋様のパターン等を特徴量としてデータ化して、製品Gの物体指紋として抽出する。これにより、各製造工程A,B,Cで撮影された製品Gの表面の同一箇所から、物体指紋を抽出することができる。
また、取得部11は、各製造工程A,B,Cに製造状況取得装置として設置されたカメラCpa,Cpb,Cpcや工具Tbから作業者の作業時の動画像や工具Tbに内蔵されたセンサからの計測値を取得し、これら動画像や計測値から各製造工程A,B,Cにおける作業者の動作を表す動作データを取得する。このとき、取得部11は、図3に示すように、工程データ記憶部16に予め記憶された製造工程と動作データとの対応表に基づいて、各製造工程における動作データを取得する。
具体的に、取得部11は、製造工程Aの場合には、動作データとして製品Gに設置する部品の「部品名」及び「設置方向」を取得するよう設定されているため、製造工程Aに設置されたカメラCpaから取得した動画像から、製造工程Aで作業者Paが手に持って製品Gに設置した部品名と部品の設置方向を特定する。このとき、管理装置10には、予め部品の形状情報と部品名とが関連付けられて登録されており、かかる登録された部品形状情報と、カメラCpaから取得した画像に映る部品Eaの形状と、を照合することで、部品名を特定することができる。また、取得部11は、動画像から、作業者Paの手の移動軌跡を抽出することで、部品の設置方向(例えば、作業者の左側から、あるいは、右側から)を表す情報を特定することができる。なお、取得部11は、必ずしも上述した方法で部品名や設置方向を取得することに限定されず、いかなる方法で部品名や設置方向を取得してもよい。
また、取得部11は、製造工程Bの場合には、動作データとして製品Gに対する工具Tbを用いた接合作業の「作業時間」を取得するよう設定されているため、製造工程Bに設置された工具Tbに内蔵されたセンサにて計測して作業時間を取得する。なお、取得部11は、必ずしも上述した方法で作業時間を取得することに限定されず、いかなる方法で温度を取得してもよい。例えば、製造工程Bに設けられたカメラCpbにて撮影された動画像を解析して、作業者Pbが接合作業を行っている動作を抽出し、かかる動作を行っている時間を計測して作業時間を取得してもよい。
また、取得部11は、製造工程Cの場合には、動作データとして製品Gの組み付け作業に用いる「工具」を取得するよう設定されているため、製造工程Cに設置されたカメラCpcから取得した動画像から、製造工程Cで作業者Pcが手に持った工具の工具名を特定する。このとき、管理装置10には、予め工具の形状情報と工具名とが関連付けられて登録されており、かかる登録された工具形状情報と、カメラCpcから取得した画像に映る工具Tcの形状と、を照合することで、工具名を特定することができる。なお、取得部11は、必ずしも上述した方法で工具名を取得することに限定されず、いかなる方法で工具名を取得してもよい。例えば、製造工程Cでは、各工具を工具毎に指定された場所に収容するよう規定されており、各工具の収容場所に載置センサを設けることで、作業者Pcが収容場所から取り出した工具を検出して、組み付け作業に用いられた工具名を特定してもよい。
なお、取得部11が各製造工程A,B,Cで取得する動作データは、上述したものに限定されず、いかなる動作データであってもよい。例えば、取得部11が取得する動作データは、作業者の作業時の動作、視線、姿勢、工具の持ち方、などであってもよい。他の例として、製品Gが医薬品などの化学製品である場合においては、動作データとして、薬剤の注入作業における注入量を注入装置に内蔵されたセンサから取得してもよく、動画像から作業者による薬剤の撹拌作業動作を抽出してその作業時間を取得してもよい。
上記蓄積部12(関連付け部)は、上述した取得部11で取得した製品Gの物体指紋と、かかる製品Gに対する作業者の動作を表す動作データと、を関連付けて、動作データ記憶部17に記憶する。このとき、蓄積部12は、同一の製造工程で取得した物体指紋と動作データとを関連付けて記憶する。つまり、蓄積部12は、ほぼ同一のタイミングで上述した取得部11にて取得された物体指紋と動作データとを関連付ける。さらに、蓄積部12は異なる製造工程で取得された製品Gの物体指紋同士が一致している場合には、各製造工程でそれぞれ取得された動作データを、1つの物体指紋にまとめて関連付けて記憶する。これにより、同一製品Gの各製造工程における動作データは、1つの物体指紋に関連付けてまとめて記憶することができる。このときさらに、蓄積部12は、製造工程A,B,Cにおいて作業者Pa,Pb,Pcの作業動作を撮影した動画像も、各製造工程の動作データに対応付けて記憶しておく。
具体的に、蓄積部12は、取得部11から物体指紋と動作データを取得し、かかる物体指紋と同一の物体指紋が動作データ記憶部17に記憶されていない場合には、新たに個体番号を付与し、かかる個体番号に物体指紋と動作データとを関連付けて記憶する。また、蓄積部12は、取得した物体指紋と同一の物体指紋が動作データ記憶部17に記憶されている場合には、記憶されている物体指紋に関連付けられている個体番号に、さらに動作データを追加して関連付けて記憶する。これにより、図4に示すように、1つの物体指紋に対して1つの個体番号が付与され、さらに各作業工程の動作データが関連付けられて記憶される。なお、図4の例では、動作データに、動画像も関連付けて記憶されている。
上記評価部13は、評価工程に設置されたカメラCtzから撮影された追跡用画像を取得し、追跡用画像から製品Gの固有情報である物体指紋を抽出して取得する。なお、物体指紋の抽出方法は、上述した取得部11にて抽出する方法と同様である。そして、評価部13は、評価工程の製品Gから取得した物体指紋と同一の物体指紋が動作データ記憶部17に記憶されているか否かを調べる。評価部13は、評価工程の製品Gから取得した物体指紋と同一の物体指紋が動作データ記憶部17に記憶されている場合には、かかる同一の物体指紋に付与されている個体番号を読み出し、評価工程の製品Gの個体番号として特定する。
また、評価部13は、評価工程に設置された評価用のカメラCszから撮影された製品G全体が映る評価用画像を取得し、かかる評価用画像を解析して製品Gの品質の評価を行う。例えば、評価部13は、評価用画像から、図8に示すように、製品Gに生じているひび割れHを検出したり、ひび割れHの長さ、幅、位置、などを検出するなどして、製品Gの品質を複数段階で評価する。そして、評価部13は、品質の評価の対象となった評価用画像とほぼ同一のタイミングで取得した物体指紋から特定された個体番号に、評価結果を関連付けて、評価データ記憶部18に記憶する。例えば、評価部13は、図5に示すように、製品Gの評価をR1,R2,R3というように複数段階でランク付けし、個体番号に対応付けて、評価データ記憶部18に記憶する。なお、この場合、ランクの数値が小さいほど評価が高く、ランクの数値が大きいほど評価が低いこととする。例えば、本実施形態では、ランクR1,R2は正常状態の品質であることとし、ランクR3は異常状態の品質であることとする。なお、評価部13は、製品Gの評価を必ずしも複数段階で行う必要はなく、製品Gが異常状態であることのみを検出するなど、特定の状態である製品Gを検出することにより、当該製品Gの品質を評価してもよい。
そして、評価部13は、上述したように製品Gの評価に個体番号を対応付けてことで、かかる個体番号から、その製品Gの製造工程における作業者の作業動作を表す動作データを、動作データ記憶部17から読み出すことができる。例えば、評価部13は、図5に示すように、ランクR3で異常状態であると評価された製品Gの物体指紋と同一の物体指紋が、個体番号「4」として登録されていたとする。この場合には、かかる個体番号「4」の情報を、図6Aの下段に示すように動作データ記憶部17から読み出す。このように動作データ記憶部17から製品Gの情報を読み出すことで、図9の矢印に示すように、評価工程で異常状態と評価した製品Gの各製造工程A,B,C時の作業者の作業動作を表す動作データを、遡って特定することができる。
なお、本実施形態では、評価部13は、製品Gを撮影した評価用画像から製品Gの品質を評価しているが、サーモグラフィによる熱分布を利用して品質評価を行うなど、いかなる方法でいかなる評価を行ってもよい。また、評価部13は、画像処理などにより自動的に製品Gの品質を評価することに限定されず、評価工程において作業者の目視などによる手動で行われた評価結果の入力を受け付けてもよい。
また、評価部13は、製品Gの評価毎に、製品Gの各製造工程における作業者の作業動作を表す動作データを読み出す。例えば、図6Aに示すように、正常状態であると評価されたランクR1,R2の製品Gに相当する個体番号の動作データと、異常状態と評価されたランクR3の製品Gに相当する個体番号の動作データと、を区別して読み出し、評価データ記憶部18に記憶する。これにより、正常状態と評価された製品Gの各製造工程時の動作データと、異常状態と評価された製品Gの各製造工程時の動作データと、を比較でき、それらの差異を認識することができる。
上記特定部14は、上述した評価部13による製品Gの評価と、かかる製品Gの各製造工程時の作業者の作業動作を表す動作データと、に基づいて、製品Gの評価の要因となる作業者の作業動作を特定する。本実施形態では、特定部14は、評価部13によって読み出して評価データ記憶部18に記憶した、図6Aに示す製品Gの評価毎の動作データに基づいて、製品Gの評価の内容と製造工程毎の動作データとの相関関係を特定する。一例として、図6Aの上段に示す正常状態であると評価されたランクR1,R2の製品Gの動作データと、図6Aの下段に示す異常状態と評価されたランクR3の製品Gに相当する個体番号の動作データと、を比較する。このとき、図6Bの符号Y1,Y2に示すように、製造工程Bの動作データである「作業時間」に差異があった場合に、かかる「作業時間」の動作データが製品Gの評価に相関関係があると特定する。つまり、製品Gが異常状態となる要因は、製造工程Bにおける接合作業の「作業時間」であると特定する。
さらに、特定部14は、製品Gの評価毎に、相関関係がある動作データの値を特定してもよい。例えば、異常状態の評価と相関関係がある動作データと特定されたランクR3の製造工程Bにおける「作業時間」から、異常状態となり得る製造工程Bにおける製品Gに対する接合作業の「作業時間」の値(例えば、「12秒以上」)を特定してもよい。さらに、特定部14は、正常状態のうち最高品質と評価されているランクR1の製造工程Bにおける「作業時間」から、最高品質となり得る製造工程Bにおける製品Gに対する接合作業の「作業時間」の値(例えば、「10秒」)を特定してもよい。そして、特定部14は、上述したように特定した製品Gの評価と相関関係のある動作データや、評価に対応する動作データの値を、評価データ記憶部18に記憶しておく。
なお、上記では、特定部14が、一例として、製品Gの評価と相関関係がある動作データが製造工程Bの「作業時間」であることを特定する場合を例示したが、もちろん他の製造工程のパラメータが特定される場合もありうる。例えば、製品Gの異常状態との評価と相関関係がある動作データが、製造工程Aの「部品名」と特定されたり、製造工程Cの「工具名」と特定される場合もある。また、特定部14は、製品Gのある評価と相関関係がある動作データとして、2つ以上の動作データを特定してもよい。
上記出力部15は、上述したように評価部13によって読み出された製品Gの各製造工程時における動作データや、特定部14によって特定された製品Gの評価と相関関係がある動作データを、表示装置などの出力装置から出力する。特に、出力部15は、製品Gの評価毎に対応する動作データに基づいて、作業者に対する作業動作を支援する動作支援情報を生成し、かかる動作支援情報を作業者に対して出力する。
ここで、出力部15による動作支援情報の生成例を説明する。まず、一例として、上述したように、製品Gが異常状態と評価される要因が、製造工程Bにおける製品Gに対する接合作業の「作業時間」が「12秒以上」の場合であると特定され、かつ、正常状態のうち最高品質となり得る製造工程Bにおける製品Gに対する接合作業の「作業時間」が「10秒」の場合である、と特定されているとする。このとき、図10Aに示すように、製造工程Bにおける作業者Pbによる異常状態と特定された作業動作時の動画像V1を取得して、当該動画像V1を、図4に示すように動作データを関連付けて動作データ記憶部17に記憶していることとする。この場合、出力部15は、異常状態と特定された製造工程Bにおける作業動作時の動画像V1と、正常状態のうち最高品質となり得る製造工程Bにおける製品Gに対する接合作業の「作業時間」である「10秒」と、を用いて、動作支援情報を生成する。具体的に、出力部15は、正常状態のうち最高品質となり得る製造工程Bにおける製品Gに対する接合作業の「作業時間」である「10秒」から「10秒間作業する」という文字情報を生成し、かかる文字情報を、図10Bに示すように、異常状態と特定された製造工程Bにおいて撮影した動画像V1に重畳した新たな動画像を動作支援情報W1として生成する。そして、出力部15は、生成した動画像からなる動作支援情報W1を、作業者Pbが閲覧できるよう出力する。
以上のように、出力部15が動作支援情報W1を生成し、作業者Pbに対して出力することで、作業者Pbは製品Gが異常状態となってしまう自身の作業動作を認識でき、さらに正しい動作も認識することができる。
なお、出力部15は、必ずしも上述したような動作支援情報を生成することに限定されない。例えば、出力部15は、作業者Pbの製品Gが異常状態となった作業工程Bにおける動画像V1をそのまま動作支援情報としたり、製品Gが異常状態となったときの動作データである製品Gに対する接合作業の「作業時間」の値である「12秒」のみを動作支援情報とし、異常状態の製品Gとなってしまう作業動作に対する動作支援情報として作業者Pbに対して出力してもよい。あるいは、出力部15は、製品Gが正常状態のうち最高品質となったときの動作データである製品Gに対する接合作業の「作業時間」の値である「10秒」のみを、動作支援情報として作業者Pbに対して出力してもよい。さらに、出力部15は、異常状態の要因となった作業工程の動作データと、予め設定されている作業動作マニュアルと、を比較して、異常状態の要因となった作業工程の動作データに対応する作業動作マニュアルを抽出し、この抽出したマニュアル部分を動作支援情報として作業者Pbに出力してもよい。
また、出力部15による動作支援情報の他の生成例を説明する。ここでは、製品Gが異常状態と評価される要因が、製造工程Aにおける製品Gの「設置方向」が「右側から」であり、かつ、正常状態のうち最高品質となり得る製造工程Aにおける製品Gの「設置方向」が「左側から」である、と特定されたとする。このとき、図11Aに示すように、製造工程Aにおける作業者Paによる異常状態と特定された作業動作時の動画像V2を取得して、当該動画像V2を、動作データに関連付けて動作データ記憶部に記憶していることとする。この場合、出力部15は、異常状態と特定された作業動作時の動画像V2と、正常状態のうち最高品質となり得る製造工程Aにおける製品Gに対する部品の設置方向の値「左側から」と、を用いて、動作支援情報を生成する。具体的に、出力部15は、正常状態のうち最高品質となり得る製造工程Aにおける製品Gに対する部品の設置方向の値「左側から」を用いて「左側から部品を設置する」という文字情報を生成し、かかる文字情報を、図11Bに示すように、異常状態と特定された作業工程Aにおける動画像V2に重畳した新たな動画像を動作支援情報W2として生成する。そして、出力部15は、生成した動画像からなる動作支援情報W2を、作業者Paが閲覧できるよう出力する。
[動作]
次に、上述した管理装置10の動作を、主に図12乃至図13のフローチャートを参照して説明する。まず、図12のフローチャートを参照して、製造ラインL上で製造されている製品Gの各製造工程における作業者の作業動作を表す動作データを蓄積するときの動作を説明する。
管理装置10は、まず、最初の製造工程である製造工程Aに設置されたカメラCtaから撮影された追跡用画像を取得する。そして、管理装置10は、製造工程Aで取得した追跡用画像から製品Gの固有情報である物体指紋を抽出して取得する(ステップS1)。また、管理装置10は、ほぼ同一のタイミングで、製造工程Aに製造状況取得装置として設置されたカメラCpaから製造状況画像を取得する。そして、管理装置10は、製造工程Aで取得した製造状況画像である動画像から、製造工程Aにおける作業者Paの作業動作を表す動作データである「部品名」と「設置方向」を取得する(ステップS2)。
続いて、管理装置10は、製造工程Aで取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋が、既に動作データ記憶部17に記憶されているか否かを調べる(ステップS3)。この時点では、製造工程Aは、製品Gについて最初の製造工程であるため、この製品Gの物体指紋は動作データ記憶部17に記憶されていない(ステップS3でNo)。このため、管理装置10は、製造工程Aで取得した製品Gの物体指紋を新規に登録し、かかる物体指紋に新たな個体番号を付与する。また、管理装置10は、新たに付与した個体番号に、製造工程Aで取得した物体指紋と動作データである「部品名」及び「設置方向」とを関連付けて、動作データ記憶部17に記憶する(ステップS4)。また、このとき、製造工程Aで作業者Paの作業動作を撮影した動画像も、動作データと共に関連付けて動作データ記憶部17に記憶する。
続いて、上述したように製造工程Aで製造作業を終えた製品Gが、次の製造工程である製造工程Bに進むとする。すると、管理装置10は、製造工程Bに設置されたカメラCtbから撮影された追跡用画像を取得する。そして、管理装置10は、製造工程Bで取得した追跡用画像から製品Gの固有情報である物体指紋を抽出して取得する(ステップS1)。また、管理装置10は、ほぼ同一のタイミングで、製造工程Bに製造状況取得装置として設置された工具Tbに内蔵されたセンサから、当該製造工程Bにおける作業者Pbの作業動作を表す動作データである「作業時間」を取得する(ステップS2)。このとき、管理装置10は、ほぼ同一のタイミングで製造工程Bにおける作業者Pbの作業動作を撮影した動画像も取得する。
続いて、管理装置10は、製造工程Bで取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋が、既に動作データ記憶部17に記憶されているか否かを調べる(ステップS3)。このとき、製品Gは既に製造工程Aを経ているため、この製品Gの物体指紋は動作データ記憶部17に既に記憶されている(ステップS3でYes)。このため、管理装置10は、製造工程Bで取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋に付与されている個体番号に対して、製造工程Bで取得した動作データである「製造時間」を関連付けて、動作データ記憶部17に記憶する(ステップS5)。これにより、製品Gの物体指紋に対して、製造工程A及び製造工程Bでそれぞれ取得した動作データが関連付けられることとなる。また、このとき、製造工程Bで作業者Pbの作業動作を撮影した動画像も、動作データと共に関連付けて動作データ記憶部17に記憶する。
続いて、製造工程Bで製造作業を終えた製品Gが、次の製造工程である製造工程Cに進むとする。すると、管理装置10は、製造工程Cに設置されたカメラCtcから撮影された追跡用画像を取得する。そして、管理装置10は、製造工程Cで取得した追跡用画像から製品Gの固有情報である物体指紋を抽出して取得する(ステップS1)。また、管理装置10は、ほぼ同一のタイミングで、製造工程Cに製造状況取得装置として設置されたカメラCpcから製造状況画像である動画像を取得する。そして、管理装置10は、製造工程Cで取得した動画像から、製造工程Cにおける作業動作を表す動作データである「工具名」を取得する(ステップS2)。
続いて、管理装置10は、製造工程Cで取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋が、既に動作データ記憶部17に記憶されているか否かを調べる(ステップS3)。このとき、製品Gは既に製造工程A,Bを経ているため、この製品Gの物体指紋は動作データ記憶部17に既に記憶されている(ステップS3でYes)。このため、管理装置10は、製造工程Cで取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋に付与されている個体番号に対して、製造工程Cで取得した動作データである「工具名」を関連付けて、動作データ記憶部17に記憶する(ステップS5)。これにより、製品Gの物体指紋に対して、製造工程A,B,Cでそれぞれ取得した動作データが関連付けられることとなる。また、このとき、製造工程Cで作業者Pcの作業動作を撮影した動画像も、動作データと共に関連付けて動作データ記憶部17に記憶する。
その後も製造工程が存在する場合には、管理装置10は、上述同様に、各製造工程で取得した物体指紋と同一の物体指紋の個体番号に、各製造工程で取得した動作データ及び動画像を関連付けて記憶する。これにより、例えば図4に示すように、物体指紋で特定される製品G毎の個体番号に、各製造工程の動作データ及び動画像が関連付けられて、動作データ記憶部17に蓄積されることとなる。
次に、図13のフローチャートを参照して、製品Gが評価工程に進んだときの動作を説明する。管理装置10は、評価工程に設置されたカメラCtzから撮影された追跡用画像を取得する。そして、管理装置10は、評価工程で取得した追跡用画像から製品Gの固有情報である物体指紋を抽出して取得する(ステップS11)。
また、管理装置10は、ほぼ同一のタイミングで、評価工程に設置された評価用のカメラCszから撮影された製品G全体が映る評価用画像を取得し、かかる評価用画像を解析して製品Gの品質の評価を行う(ステップS12)。例えば、評価部13は、評価用画像から、図8に示すように、製品Gに生じているひび割れHを検出したり、ひび割れHの長さ、幅、位置、などを検出し、複数段階で製品Gの品質を評価し、図5に示すようにランク付けする。
続いて、管理装置10は、評価工程で取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋が、既に製造パラメータ記憶部17に記憶されているか否かを調べる(ステップS13)。このとき、製品Gは既に各製造工程を経ているため、この製品Gの物体指紋は動作データ記憶部17に既に記憶されている(ステップS13でYes)。そして、管理装置10は、評価工程で取得した製品Gの物体指紋と同一の物体指紋に付与されている個体番号に関連付けられている各製造工程での作業動作を表す動作データ及び動画像を、動作データ記憶部17から読み出す(ステップS14)。なお、管理装置10は、現在、評価工程で品質を評価している製品Gの動作データのみを製造パラメータ記憶部17から読み出して、出力してもよい。これにより、評価工程において異常状態が発生したと評価した製品Gの各製造工程における動作データを確認できる。
また、管理装置10は、図6Aに示すように、製品Gの評価毎に、製品Gの各製造工程における作業動作を表す動作データを、動作データ記憶部17から読み出す(ステップS14)。そして、管理装置10は、読み出した製品Gの評価毎の動作データを用いて、製品Gの評価の要因となる動作データや製造工程、動画像といった作業動作を特定する(ステップS15)。例えば、管理装置10は、正常状態である評価の製品G群の動作データと、これとは異なる評価つまり異常状態である評価の製品G群の動作データと、を比較して、図6Bの符号Y1,Y2に示すように、製品Gの評価の内容と製造工程毎の動作データとの相関関係を特定する。そして、管理装置10は、評価と相関関係があると特定した動作データを評価データ記憶部18に記憶すると共に出力する。
また、管理装置10は、製品Gの評価との相関関係を特定した動作データに基づいて、作業者に対する作業動作を支援する動作支援情報を生成する(ステップS16)。例えば、管理装置10は、図10Bや図11Bに示すように、製品Gが異常状態と評価されたときの作業工程の動画像に対して、製品が正常状態と評価されたときの作業工程における動作データ(例えば、作業時間が「10秒間」や、作業方向が「左側から」といった情報)や、予め設定されたマニュアルに含まれる動作データからなる文字情報を含めた動作支援情報W1,W2を生成する。そして、管理装置10は、生成した動作支援情報を、作業者が閲覧できるよう出力する(ステップS17)。
以上のように、本実施形態では、製品Gの製造工程毎に、当該製品Gの固有情報である物体指紋と、製造工程における作業者の作業動作を表す動作データと、を取得して、同一の製造工程で取得した物体指紋と動作データとを関連付けて記憶している。このため、同一の製品Gの各製造工程における動作データをまとめて関連付けて記憶しておくことができる。
そして、本実施形態では、製品Gの評価工程においても、製品Gの物体指紋を取得している。これにより、かかる物体指紋を用いて、同一の物体指紋に関連付けられて記憶されている製品Gの各製造工程時における動作データを読み出すことで、製品の評価に対応する各製造工程時の動作データを遡って確認することができる。
さらに、本実施形態では、評価が異なる製品G毎の各製造工程時の動作データを比較することで、製品Gの評価の内容と動作データとの相関関係を特定している。これにより、製品Gの品質の製造工程上における要因を詳細に特定することができる。そして、特定した要因に基づいて、作業者に対する動作支援情報を生成して出力することで、作業者は製品Gが異常状態となってしまう自身の作業動作を認識でき、製品の品質の向上を図ることができる。
なお、上記では、製品Gの固有情報として物体指紋を用いているが、必ずしも固有情報に物体指紋を用いることに限定されない。例えば、製品Gにバーコードなどの識別情報を付与することが容易である場合には、製品Gを撮影した画像からバーコードなどの識別情報を抽出して固有情報として用いることもできる。
<実施形態2>
次に、本発明の第2の実施形態を、図14乃至図16を参照して説明する。本実施形態における製造システムは、実施形態1で説明した製造システムに加え、さらに以下の構成を備えている。なお、以下では、実施形態1と異なる構成について主に説明する。
図14に示すように、本実施形態における製造システムは、各製造工程A,B,Cに、さらに、各作業者Pa,Pb,Pcに対して作業支援情報を表示出力する表示装置であるディスプレイDa,Db,Dcを備えている。これらディスプレイDa,Db,Dcは、各製造工程A,B,Cにおける作業者Pa,Pb,Pcが、製造作業中に表示画面を視認できるよう設置されている。
そして、本実施形態における出力部15は、実施形態1で生成した図10Bや図11Bに示す動作支援情報を、該当する製造工程のディスプレイに表示するよう出力する。例えば、出力部15は、実施形態1で説明した図11Bに示すように、製造工程Bにおける動作支援情報W1を生成した場合には、かかる動作支援情報W1を製造工程Bに設置されたディスプレイDbに常に表示するよう出力する。これにより、製造工程Bの作業者Pbは、動作支援情報W1を見て当該製造工程Bにおける製造作業を行うことができ、正しい作業動作を行うことが促され、製品Gの品質向上を図ることができる。
また、本実施形態における出力部15は、以下に説明するように、各製造工程A,B,Cにて各作業者Pa,Pb,Pcが現在行っている製造作業に対しても、上述したような動作支援情報を生成して、各ディスプレイDa,Db,Dcに出力する機能も有する。また、管理装置10は、現在製造を行っている製品Gの品質を、製造作業中に評価する機能も有する。
上記機能を実現するために、まず、本実施形態における特定部14は、上述した実施形態1と同様に、製品Gの評価と、かかる製品Gの各製造工程時の作業者の作業動作を表す動作データと、に基づいて、製品Gの評価の要因となる作業者の作業動作を特定する。例えば、図15の上段に示す正常状態であると評価されたランクR1,R2の製品Gの動作データと、図15の下段に示す異常状態と評価されたランクR3の製品Gに相当する個体番号の動作データと、を比較する。このとき、図15の符号Y11,Y12に示すように、製造工程Aの動作データである「部品名」に差異があった場合に、かかる「部品名」の動作データが製品Gの評価に相関関係があると特定する。つまり、製品Gが異常状態となる要因は、製造工程Aにおいて製品Gに設置する部品の「部品名」が「Ea2」である場合である、あるいは、「Ea1」ではない場合である、と特定する。
また、特定部14は、製品Gの評価毎に、相関関係がある動作データの値を特定して、学習データとして評価データ記憶部18に記憶しておく。図15の例では、異常状態となり得る製造工程Aにおける製品Gに設置する部品の「部品名」の値(例えば、「Ea2)を特定し、さらに、正常状態と評価されているランクR1,R2の製造工程Aにおける製品Gに設置する部品の「部品名」の値(例えば、「Ea1」)を特定し、学習データとして記憶しておく。
そして、本実施形態おける取得部11は、製造工程Aに設置されているカメラCpaから、現在、製造工程Aで作業を行っている作業者Paの動画像を取得し、製造工程Aで取得すべき動作データである「部品名」を取得する。このとき、取得部11は、例えば上述したように、予め登録された部品の形状情報と、カメラCpaから取得した動画像に映る部品の形状と、を照合することで、部品名を特定する。なお、取得部11は、上述したように製品Gの物体指紋も取得する。
また、本実施形態における評価部14は、上述したように評価データ記憶部18に記憶した学習データを用いて、上記取得部11にて現在の動画像から取得した「部品名」から、現在製造している製品Gを評価する。例えば、図16Aに示す動画像V11のように、取得した「部品名(Ea1)」の部品が学習データにおいて正常状態であると評価されている場合には、現在製造している製品Gは正常状態であると評価する。一方、図16Bに示す動画像V12のように、取得した「部品名(Ea2)」の部品が学習データにおいて異常状態であると評価されている場合には、現在製造している製品Gが異常状態であると評価する。
そして、評価部14は、製造工程Aで取得した製品Gの物体指紋に、当該製造工程Aで評価した製品Gの評価結果を関連付けて、評価データ記憶部18に記憶する。例えば、上述した例では、製造工程Aにおいて「部品名(Ea2)」の部品が設置されることで異常状態であると評価された製品Gの物体指紋に、「異常状態」との評価を関連付け、「部品名(Ea1)」の部品が設置されることで正常状態であると評価された製品Gの物体指紋には、「正常状態」との評価を関連付ける。但し、評価部14は、後述するように、動作支援情報の出力により製造工程Aにおける作業者Paの作業動作が修正され、製品Gの評価が正常状態に変更された場合には、製品Gの物体指紋に関連付ける評価も変更する。また、評価部14は、同一の製品Gについて、後続の製造工程においても上述同様に製造工程中に評価を行う。このため、ある製品Gの物体指紋に正常状態との評価が関連付けられている場合であっても、後続の製造工程で一度でも異常状態と評価された場合には、かかる製品Gの物体指紋には異常状態との評価が関連付けられることとなる。
さらに、本実施形態における出力部15は、各製造工程A,B,Cにおいて、現在の動画像から製品Gが異常状態であると評価された場合には、現在の動画像と、現在の動画像から取得した動作データと、学習データと、に基づいて、動作支援情報を生成する。例えば、製造工程Aにおいて図16Bに示す動画像V12が取得され、かかる動画像V12から取得した「部品名(Ea2)」により、学習データから製品Gが異常状態であると評価されたとする。この場合、学習データから、製造工程Aにおいて正常状態との評価が関連付けられている「部品名(Ea1)」を抽出し、かかる情報から「部品Ea1を設置する」という文字情報を生成し、図16Cに示すように、現在の動画像に重畳した新たな動画像を動作支援情報W12として生成する。そして、出力部15は、生成した動画像からなる動作支援情報W12を、製造工程AのディスプレイDaに出力する。
これにより、製造工程Aの作業者Paは、製造作業中にほぼリアルタイムで、動作支援情報W12を見ることができ、誤った製造作業を正しい作業に修正することができる。その結果、製品Gの品質向上を図ることができる。
なお、上記では、一例として、製造工程Aの製造作業中に製品Gの品質を評価したり、動作支援情報を出力しているが、他の製造工程でも行ってもよい。例えば、製造工程Bで製造作業中の動作データとして「作業時間」を取得し、かかる作業時間が、製品Gが正常状態であると評価されるときの「作業時間」に満たない場合には、その旨や正常状態と評価される「作業時間」を現在の動画像に重畳して動作支援情報を生成し、ディスプレイから出力してもよい。
また、上記では、過去の製品Gの品質の評価結果から学習データを生成して、かかる学習データを用いて製造作業中の製品Gの品質を評価したり、動作支援情報を生成しているが、予め設定されたマニュアルデータを用いて、製造中の製品Gの品質を評価したり動作支援情報を生成してもよい。
また、出力部15は、現在の動画像から上述したように取得した「部品名」を、かかる現在の動画像に重畳して動作支援情報として生成し、ディスプレイから出力してもよい。このとき、出力部15は、現在の動画像内における「部品名」を検出した物体の位置に対応させて、かかる「部品名」を動画像に重畳表示してもよい。これにより、作業者は、自身の作業内容を製造作業中にほぼリアルタイムで詳細に認識することができ、誤りにも気づきやすくなる。
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態を、図17乃至図20を参照して説明する。図17乃至図18は、実施形態3における製造管理装置の構成を示すブロック図であり、図19乃至図20は、製造管理装置の動作を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、実施形態1,2で説明した管理装置10及び管理装置10による処理方法の構成の概略を示している。
まず、図17を参照して、本実施形態における製造管理装置100のハードウェア構成を説明する。製造管理装置100は、一般的な情報処理装置にて構成されており、一例として、以下のようなハードウェア構成を装備している。
・CPU(Central Processing Unit)101(演算装置)
・ROM(Read Only Memory)102(記憶装置)
・RAM(Random Access Memory)103(記憶装置)
・RAM103にロードされるプログラム群104
・プログラム群104を格納する記憶装置105
・情報処理装置外部の記憶媒体110の読み書きを行うドライブ装置106
・情報処理装置外部の通信ネットワーク111と接続する通信インタフェース107
・データの入出力を行う入出力インタフェース108
・各構成要素を接続するバス109
そして、製造管理装置100は、プログラム群104をCPU101が取得して当該CPU101が実行することで、図18に示す取得部121と関連付け部122を構築して装備することができる。なお、プログラム群104は、例えば、予め記憶装置105やROM102に格納されており、必要に応じてCPU101がRAM103にロードして実行する。また、プログラム群104は、通信ネットワーク111を介してCPU101に供給されてもよいし、予め記憶媒体110に格納されており、ドライブ装置106が該プログラムを読み出してCPU101に供給してもよい。但し、上述した取得部121と関連付け部122とは、電子回路で構築されるものであってもよい。
なお、図17は、製造管理装置100である情報処理装置のハードウェア構成の一例を示しており、情報処理装置のハードウェア構成は上述した場合に例示されない。例えば、情報処理装置は、ドライブ装置106を有さないなど、上述した構成の一部から構成されてもよい。
そして、製造管理装置100は、上述したようにプログラムによって構築された取得部121と関連付け部122との機能により、図19あるいは図20のフローチャートに示す製造管理方法を実行する。
図19に示すように、製造管理装置100は、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し(ステップS101)、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する(ステップS102)。
また、図20に示すように、製造管理装置100は、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し(ステップS101)、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し(ステップS102)、
製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出し(ステップS103)、
読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する(ステップS104)。
本発明は、以上のように構成されることにより、製品の製造工程において、当該製品の固有情報と、製造工程における製造作業を行う人物の動作を表す動作情報と、を取得して、関連付けて記憶している。このため、同一の製品の各製造工程における人物の動作情報をまとめて関連付けて記憶しておくことができる。
そして、本発明は、製品の評価時に、製品の固有情報を取得して、かかる固有情報を用いて、同一の固有情報に関連付けられて記憶されている製品の各製造工程時における動作情報を読み出す。これにより、製品の評価に対応する各製造工程時の作業動作を遡って確認することができる。
さらに、本発明では、読み出した製造工程毎の作業動作に基づいて、製品の評価に対応する作業動作を特定する。これにより、製品の品質の製造工程上における要因を詳細に特定することができる。
<付記>
上記実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうる。以下、本発明における製造管理方法、製造管理装置、プログラムの構成の概略を説明する。但し、本発明は、以下の構成に限定されない。
(付記1)
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、
製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出し、
読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する、
製造管理方法。
(付記2)
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する、
製造管理方法。
(付記3)
付記2に記載の製造管理方法であって、
製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出す、
製造管理方法。
(付記4)
付記3に記載の製造管理方法であって、
製品の評価の際に読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する、
製造管理方法。
(付記5)
付記4に記載の製造管理方法であって、
評価の内容が異なる製品毎に当該製品の評価の際に読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価の内容と前記動作情報との相関関係を特定する、
製造管理方法。
(付記6)
付記4又は5に記載の製造管理方法であって、
製品の評価と、当該製品の評価に対応する特定した前記人物の作業動作と、に基づいて、人物に対する作業動作を支援する動作支援情報を出力する、
製造管理方法。
(付記7)
付記6に記載の製造管理方法であって、
製造工程において製品に対する製造作業を行う人物に対して前記動作支援情報を出力する、
製造管理方法。
(付記8)
付記6又は7に記載の製造管理方法であって、
製造工程において製品に対する製造作業を行う人物を撮影した人物画像を前記動作情報として取得し、
前記人物画像に基づいて前記動作支援情報を生成して出力する、
製造管理方法。
(付記9)
付記8に記載の製造管理方法であって、
前記人物画像に基づいて、人物に対する作業動作を支援する文字情報からなる前記動作支援情報を生成して出力する、
製造管理方法。
(付記10)
付記4乃至9のいずれかに記載の製造管理方法であって、
製品の評価と、当該製品の評価に対応する特定した前記人物の作業動作と、を関連付けて記憶し、
その後、製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の前記動作情報を取得し、取得した前記動作情報に対応する前記人物の作動動作に関連付けて記憶された製品の評価を、取得した固有情報を有する製品の品質と評価する、
製造管理方法。
(付記11)
付記1乃至10のいずれかに記載の製造管理方法であって、
製造工程毎に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程における前記動作情報を取得し、
同一の製造工程で取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、
製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている製造工程毎の前記動作情報を読み出し、
読み出した製造工程毎の前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する、
製造管理方法。
(付記12)
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得する取得部と、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する関連付け部と、
を備えた製造管理装置。
(付記13)
付記12に記載の製造管理装置であって、
製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出す評価部を備えた、
製造管理装置。
(付記14)
付記13に記載の製造管理装置であって、
製品の評価の際に読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する特定部を備えた、
製造管理装置。
(付記15)
付記14に記載の製造管理装置であって、
前記特定部は、評価の内容が異なる製品毎に当該製品の評価の際に読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価の内容と前記動作情報との相関関係を特定する、
製造管理装置。
(付記16)
付記14又は15に記載の製造管理装置であって、
製品の評価と、当該製品の評価に対応する特定した前記人物の作業動作と、に基づいて、人物に対する作業動作を支援する動作支援情報を出力する出力部を備えた、
製造管理装置。
(付記17)
付記16に記載の製造管理装置であって、
前記出力部は、製造工程において製品に対する製造作業を行う人物に対して前記動作支援情報を出力する、
製造管理装置。
(付記18)
付記16又は17に記載の製造管理装置であって、
前記取得部は、製造工程において製品に対する製造作業を行う人物を撮影した人物画像を前記動作情報として取得し、
前記出力部は、前記人物画像に基づいて前記動作支援情報を生成して出力する、
製造管理装置。
(付記19)
付記18に記載の製造管理装置であって、
前記出力部は、前記人物画像に基づいて、人物に対する作業動作を支援する文字情報からなる前記動作支援情報を生成して出力する、
製造管理装置。
(付記20)
付記14乃至19のいずれかに記載の製造管理装置であって、
前記特定部は、製品の評価と、当該製品の評価に対応する特定した前記人物の作業動作と、を関連付けて記憶し、
その後、前記取得部は、製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の前記動作情報を取得し、前記評価部は、取得した前記動作情報に対応する前記人物の作動動作に関連付けて記憶された製品の評価を、取得した固有情報を有する製品の品質と評価する、
製造管理装置。
(付記20.1)
付記12乃至20のいずれかに記載の製造管理装置であって、
前記取得部は、製造工程毎に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程における前記動作情報を取得し、
前記関連付け部は、同一の製造工程で取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、
前記評価部は、製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている製造工程毎の前記動作情報を読み出し、
前記特定部は、読み出した製造工程毎の前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する、
製造管理装置。
(付記21)
情報処理装置に、
製品の製造過程に含まれる製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得する取得部と、
取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶する関連付け部と、
を実現させるためのプログラム。
(付記21.1)
付記21に記載のプログラムであって、
前記情報処理装置に、製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出す評価部をさらに実現させるためのプログラム。
(付記21.2)
付記21.1に記載のプログラムであって、
前記情報処理装置に、製品の評価の際に読み出した前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する特定部をさらに実現させるためのプログラム。
なお、上述したプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
以上、上記実施形態等を参照して本願発明を説明したが、本願発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明の範囲内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10 管理装置
11 取得部
12 蓄積部
13 評価部
14 特定部
15 出力部
16 工程データ記憶部
17 動作データ記憶部
18 評価データ記憶部
100 製造管理装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 プログラム群
105 記憶装置
106 ドライブ装置
107 通信インタフェース
108 入出力インタフェース
109 バス
110 記憶媒体
111 通信ネットワーク
121 取得部
122 関連付け部

Claims (7)

  1. 製品の製造過程に含まれる複数の製造工程においてそれぞれ製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、複数の製造工程においてそれぞれ製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得し、
    同一の製造工程において取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、さらに、異なる製造工程で取得した製品の固有情報が一致している場合に、異なる製造工程で取得した前記動作情報を1つの固有情報にまとめて関連付けて記憶し、
    製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出し、
    評価の内容が正常状態である製品の評価の際に読み出した前記動作情報と、評価の内容が異常状態である製品の評価の際に読み出した前記動作情報と、の比較に基づいて、異常状態である製品の評価の内容に相関関係がある前記動作情報を特定する、
    製造管理方法。
  2. 請求項に記載の製造管理方法であって、
    製品の評価と、当該製品の評価に対応する特定した前記人物の作業動作と、に基づいて、人物に対する作業動作を支援する動作支援情報を出力する、
    製造管理方法。
  3. 請求項に記載の製造管理方法であって、
    製造工程において製品に対する製造作業を行う人物を撮影した人物画像を前記動作情報として取得し、
    前記人物画像に基づいて前記動作支援情報を生成して出力する、
    製造管理方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の製造管理方法であって、
    製品の評価と、当該製品の評価に対応する特定した前記人物の作業動作と、を関連付けて記憶し、
    その後、製造工程において製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程において製品に対する製造作業を行う人物の前記動作情報を取得し、取得した前記動作情報に対応する前記人物の作業動作に関連付けて記憶された製品の評価を、取得した固有情報を有する製品の品質と評価する、
    製造管理方法。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の製造管理方法であって、
    製造工程毎に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、当該製造工程における前記動作情報を取得し、
    同一の製造工程で取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、
    製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている製造工程毎の前記動作情報を読み出し、
    読み出した製造工程毎の前記動作情報に基づいて、製品の評価に対応する人物の作業動作を特定する、
    製造管理方法。
  6. 製品の製造過程に含まれる複数の製造工程においてそれぞれ製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、複数の製造工程においてそれぞれ製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得する取得部と、
    同一の製造工程において取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、さらに、異なる製造工程で取得した製品の固有情報が一致している場合に、異なる製造工程で取得した前記動作情報を1つの固有情報にまとめて関連付けて記憶する関連付け部と、
    製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出す評価部と、
    評価の内容が正常状態である製品の評価の際に読み出した前記動作情報と、評価の内容が異常状態である製品の評価の際に読み出した前記動作情報と、の比較に基づいて、異常状態である製品の評価の内容に相関関係がある前記動作情報を特定する特定部と、
    を備えた製造管理装置。
  7. 情報処理装置に、
    製品の製造過程に含まれる複数の製造工程においてそれぞれ製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得すると共に、複数の製造工程においてそれぞれ製品に対する製造作業を行う人物の動作を表す動作情報を取得する取得部と、
    同一の製造工程において取得した製品の固有情報と前記動作情報とを関連付けて記憶し、さらに、異なる製造工程で取得した製品の固有情報が一致している場合に、異なる製造工程で取得した前記動作情報を1つの固有情報にまとめて関連付けて記憶する関連付け部と、
    製品の評価の際に、製品を撮影した撮影画像から当該製品の固有情報を取得して、取得した固有情報と同一の固有情報に関連付けて記憶されている前記動作情報を読み出す評価部と、
    評価の内容が正常状態である製品の評価の際に読み出した前記動作情報と、評価の内容が異常状態である製品の評価の際に読み出した前記動作情報と、の比較に基づいて、異常状態である製品の評価の内容に相関関係がある前記動作情報を特定する特定部と、
    を実現させるためのプログラム。
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