JP7412172B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
従来、陸部に、マイクログルーブを形成されたマイクログルーブ領域と、マイクログルーブが形成されていない非マイクログルーブ領域とを有するトレッドパターンを備えた空気入りタイヤが公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の空気入りタイヤは、初期排水性と耐偏摩耗性の両方については考慮されたものではない。
特開2017-210168号公報
本発明は、初期排水性と耐偏摩耗性の向上を両立させることができる空気入りタイヤを提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
トレッド部に形成された複数の陸部を有し、
前記陸部は、タイヤ周方向に延び、タイヤ幅方向に平面を挟んで形成される複数の排水補助溝を有し、
前記排水補助溝は、タイヤ幅方向外側に向かって浅くなる第1傾斜面および前記第1傾斜面に続いてタイヤ幅方向外側に向かって深くなる第2傾斜面からなる溝底を有
前記第1傾斜面は、前記第2傾斜面よりも大きな幅寸法を有している、空気入りタイヤを提供する。
この構成により、初期排水性能を発揮させることができる。また、排水補助溝の溝底の剛性を高めて耐偏摩耗性を向上させることができる。ここで平面とはタイヤが地面に接地する面のことを言い、曲面であってもよい。
前記陸部は、外表面に複数の前記排水補助溝を形成された補助溝付き陸部と、前記排水補助溝を形成されていない陸部からなるのが好ましい。
前記排水補助溝の深さは、タイヤ幅方向内側に位置する前記排水補助溝に比べてタイヤ幅方向外側に位置する前記排水補助溝の方が大きいのが好ましい。
この構成により、タイヤ幅方向内側に位置する排水補助溝に比べてタイヤ幅方向外側に位置する排水補助溝の剛性を高めることができる。
タイヤ幅方向に隣接する前記平面を含んだ前記排水補助溝の間隔は、タイヤ幅方向内側に比べてタイヤ幅方向外側が大きいのが好ましい。
この構成により、タイヤ幅方向内側に位置する排水補助溝に比べてタイヤ幅方向外側に位置する排水補助溝の剛性を高めることができる。
前記排水補助溝のタイヤ基準面からの深さ寸法は、0.1mm以上0.2mm以下であるのが好ましい。
排水補助溝のタイヤ基準面からの深さ寸法が0.1mm以上0.2mm以下であることにより、初期排水性能を十分に発揮させることができるとともに陸部の剛性を十分に確保できる。
前記排水補助溝の間に形成される前記平面の幅寸法は、1mm以下であるのが好ましい。
この構成により、排水補助溝の間隔が広くなり過ぎて初期排水性能を十分に発揮できなくなることを防止できる。
タイヤ幅方向に隣接する前記平面を含んだ前記排水補助溝の間隔は、0.4mm以上3.3mm以下であるのが好ましい。
この構成により、単位面積当たりの排水補助溝の数を適正値とすることができる。
前記第1傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ1としたとき、
45°<θ1<85°
を満たすのが好ましい。
この構成により、タイヤ径方向内側に急激に深くなる窪みを形成することができ、排水性を確保することができる。
前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
5°<θ2<45°
を満たすのが好ましい。
この構成により、タイヤ径方向外側に向かうに従って緩やかに溝深さを浅くすることができ、十分な剛性を確保することが可能となる。
前記第1傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ1とし、
前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
θ1>θ2、及び、θ1+θ2=90°
を満足するのが好ましい。
この構成により、第1傾斜面と第2傾斜面との交差部分が鋭角となってクラックが発生しやすくなったり、鈍角となって排水性能を十分に発揮できなくなったりといった不具合は発生しない。
前記排水補助溝の溝底は、タイヤ径方向においてタイヤ基準面を跨ぐように形成されているのが好ましい。
本発明によれば、初期排水性と耐偏摩耗性の両方を向上させることができる。
第1実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す部分展開図である。 図1の楕円IIに示す排水補助溝の断面図である。 第2実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す部分展開図である。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部1を示す部分展開図である。このトレッド部1には、タイヤ周方向に延びる複数の主溝2と、タイヤ幅方向に延びる複数の横溝3によって複数の陸部、ここではブロック4が形成されている。
主溝2は、車進行方向に対してタイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向かって順に、第1主溝5、第2主溝6及び第3主溝7の3本で構成されている。第1主溝5の溝幅が最も広く、第3主溝7、第2主溝6の順で狭くなっている。第2主溝6は、タイヤ幅方向中心線CL上に位置している。
第1主溝5によって区画されたタイヤ幅方向の最外側の領域が外側ショルダー部8である。第1主溝5と第2主溝6によって区画された領域が外側センター部9である。つまり、タイヤ幅方向中心線CLに対してタイヤ幅方向外側に外側ショルダー部8及び外側センター部9が位置する。第2主溝6と第3主溝7によって区画された領域が内側センター部10である。第3主溝7によって区画されたタイヤ幅方向の最内側の領域が内側ショルダー部11である。つまり、タイヤ幅方向中心線CLに対してタイヤ幅方向内側に内側センター部10及び内側ショルダー部11が位置する。
横溝3は、外側ショルダー部8に形成される第1横溝12と、外側センター部9に形成される第2横溝13と、内側センター部10に形成される第3横溝14と、内側ショルダー部11に形成される第4横溝15とで構成されている。
第1横溝12、第2横溝13、第3横溝14及び第4横溝15はいずれも、タイヤ幅方向外側に向かって同一タイヤ周方向(図中、上側)に傾斜している。第1横溝12と第4横溝15においては、幅寸法がほぼ同一に形成されているとともに、タイヤ幅方向に対する傾斜角度がほぼ同一に形成されている。第2横溝13と第3横溝14とは、幅寸法及びタイヤ幅方向に対する傾斜角度はほぼ同一であり、この傾斜角度は第1横溝12と第4横溝15に比べて大きくなるように形成されている。
ブロック4は、タイヤ幅方向に4列で、タイヤ周方向に並んで配置されている。タイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向かって順に、第1ブロック列16、第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19となっている。第1ブロック列16が最外側ブロック列であり、第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19が内側ブロック列である。
第1ブロック列16では、平面視平行四辺形をした外側ショルダーブロック20がタイヤ周方向に第1横溝12を挟んで複数配置されている。
第2ブロック列17では、平面視平行四辺形をした外側センターブロック21がタイヤ周方向に第2横溝13を挟んで複数配置されている。外側センターブロック21の数は、外側ショルダーブロック20の数の半分であり、1つの外側センターブロック21に対して2つの外側ショルダーブロック20が対応している。
第3ブロック列18では、平面視平行四辺形をした内側センターブロック22がタイヤ周方向に第3横溝14を挟んで複数配置されている。内側センターブロック22の数は、外側センターブロック21の数の2倍であり、1つの外側センターブロック21に対して2つの内側センターブロック22が対応している。
第4ブロック列19では、平面視平行四辺形をした内側ショルダーブロック23がタイヤ周方向に第4横溝15を挟んで複数配置されている。内側ショルダーブロック23の数は、外側センターブロック21の数の3倍であり、1つの外側センターブロック21に対して3つの内側ショルダーブロック23が対応している。
このように、外側センターブロック21、内側センターブロック22及び内側ショルダーブロック23の数の比率は、1:2:3とされている。これにより、タイヤ幅方向内側に向かってブロック数が増大し、各ブロック4のタイヤ周方向のサイズが小さくなる。一方、第4横溝15の溝幅は、第2横溝13及び第3横溝14の溝幅に比べて小さく設定されている。このため、路面走行時に外側センターブロック21に比べて内側センターブロック22が変形しやすくなるとともに、内側センターブロック22に比べて内側ショルダーブロック23が変形しやすくなるものの、溝幅が小さくなっているため、ブロックサイズが小さくなることによる剛性の低下が抑制され、全体として均一な接地面積が得られるようになっている。
前記各ブロック列のブロック4には、外表面に排水補助溝24が形成されたものが含まれる。排水補助溝24は、タイヤ周方向に沿って延びており、タイヤ幅方向に一定間隔で配置されている。排水補助溝24は、図2に示すように、第1傾斜面24aと第2傾斜面24bとで構成されている。
第1傾斜面24aは、溝底からタイヤ幅方向外側に向かってタイヤ径方向外側に傾斜している。子午線断面において、第1傾斜面24aがタイヤ径方向と成す角度θ1は十分に大きく、
45°<θ1<85°
を満足するように設定されている。ここでは、θ1は、75°とされている。
第2傾斜面24bは、外表面からタイヤ径方向内側に向かってタイヤ幅方向外側に傾斜し、第1傾斜面24aに合流することによりV字状の溝底を形成している。子午線断面において、第2傾斜面24bがタイヤ径方向と成す角度θ2は十分に小さく、
5°<θ2<45°
を満足するように設定されている。ここでは、θ2は、15°とされている。
そして、角度θ1と角度θ2の関係は、θ1+θ2=90°を満足するように設定されている。
このように、第1傾斜面24aはなだらかに傾斜しており、この部分での剛性が高められている。一方、第2傾斜面24bは急激に傾斜しており、排水機能を十分に発揮する窪みを形成している。しかも、θ1+θ2=90°を満足することにより、第1傾斜面24aと第2傾斜面24bとは溝底で、鋭角でも鈍角でもなく、直角に交差するように構成されている。溝底での交差が鋭角になるほどクラックが発生しやすくなり、交差が鈍角になるほど溝がなだらかに深くなり所望の排水性が得られなくなる虞がある。但し、第1傾斜面24aと第2傾斜面24bとの交差角度は、正確に90°でなくてもよく、90°±10°であればよい。
また、1つの排水補助溝24で見ると、第2傾斜面24bが形成された第2領域に比べて、第1傾斜面24aが形成された第1領域の方が十分に大きな幅寸法を有し、剛性が高くなっている。つまり、排水補助溝24のタイヤ幅方向外側部分の剛性を高めることにより、コーナリング時のブロック全体としての剛性を向上させるだけでなく、耐摩耗性も向上させ、さらに、タイヤが地面に接地する際に排水補助溝で非接地部ができるので、この場合の排水性能が向上する。
タイヤ幅方向に隣接する排水補助溝24の間には平面24cが形成されている。ここで平面とはタイヤが地面に接地する面のことを言い、曲面であってもよい。平面の幅寸法L1は1mm以下に設定されている。本実施形態では各平面24cの幅寸法L1の大きさは一定であるが、代替的には幅寸法L1はタイヤ幅方向内側に比べてタイヤ幅方向外側が大きくてもよい。平面24cは必ずしも必要なものではなく、排水補助溝24が平面24cなしに連続して隣接するように形成されていてもよい。また、隣接する排水補助溝24の間隔(1ピッチ)の寸法L2は、0.4mm<L2<3.3mmに設定されている。ここで、寸法L2は、排水補助溝24と平面24cとを合わせた幅寸法を示す。本実施形態では、隣接する排水補助溝24の間隔(1ピッチ)の寸法L2の大きさは一定であるが、代替的にはタイヤ幅方向内側に比べてタイヤ幅方向外側が大きくてもよい。第1傾斜面24a、第2傾斜面24b及び平面24cによって形成される突出部は、タイヤ子午線断面図で見ると、タイヤ基準線(タイヤ基準面を示す線)に対して半分がタイヤ径方向外側に位置し、残る半分がタイヤ径方向内側に位置している。つまり、排水補助溝24の溝底はタイヤ径方向においてタイヤ基準面を跨ぐように形成されており、タイヤ基準線に対するタイヤ径方向外側への突出寸法D1と、タイヤ径方向内側への窪み寸法D2とが等しくなっている(D1=D2)。そして、突出寸法D1及び窪み寸法D2は、0.1mm<D1、D2<0.2mmを満足するように設定されている。本実施形態では、各排水補助溝24の深さ(D1+D2)は一定であるが、代替的にはタイヤ幅方向内側に位置する排水補助溝24に比べてタイヤ幅方向外側に位置する排水補助溝24の方が大きくてもよい。これにより、タイヤ幅方向内側に位置する排水補助溝24に比べてタイヤ幅方向外側に位置する排水補助溝24の剛性を高め、タイヤが地面に接地する際の接地性を高めることができる。
第2ブロック列17の1つの外側センターブロック21に対して、第3ブロック列18の2つの内側センターブロック22、第4ブロック列19の3つの内側ショルダーブロック23がそれぞれ対応して1つのブロック組を構成している。排水補助溝24は、第2ブロック列17では外側センターブロック21の全て、第3ブロック列18では内側センターブロック22の半分、第4ブロック列19では内側ショルダーブロック23の1/3にそれぞれ形成されている。すなわち、第3ブロック列18では、排水補助溝24が形成された補助溝付き内側センターブロック22aと、排水補助溝24が形成されていない補助溝無し内側センターブロック22bとがタイヤ周方向に向かって交互に位置している。第4ブロック列19では、排水補助溝24を形成された補助溝付き内側ショルダーブロック23aと、排水補助溝24を形成されていない2つの補助溝無し内側ショルダーブロック23bとを一組としてタイヤ周方向に向かって複数組配置されている。
1つのブロック組で見れば、各列で排水補助溝24が形成されたブロック数は同数となる。但し、各列で排水補助溝24が形成された補助溝領域の占有面積を比較すると、第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19の順で小さくなっている。つまり、第2ブロック列17から第4ブロック列19に向かって各ブロック4の平面視でのサイズは小さくなり、従って補助溝付きブロック21,22a,23aの占有面積もこの順に小さくなっている。
また、内側ブロック列19,18,17を構成するブロック23,22,21のうち、外表面が全て補助溝領域である補助溝付きブロック23a,22a,21が、タイヤ幅方向外側に向かって連なって設けられている。これらの補助溝付きブロック23a,22a,21はタイヤ周方向に傾斜するように配置されるとともに、これらを1組(図1中の二点鎖線枠F1内参照)としてタイヤ周方向に所定間隔で複数組配置されている。タイヤ周方向において隣接する組の間には、補助溝領域を有していない1つの補助溝無しブロック(溝無しブロック)22bと2つの補助溝無しブロック(溝無しブロック)23bとが配置されている。
前記構成の空気入りタイヤは、ホイールに装着された状態で、一定のキャンバー角で地面に接地される。つまり、タイヤ幅方向外側に比べてタイヤ幅方向内側の方が接地圧が大きくなる。そして、前記構成の空気入りタイヤによれば、次のような効果が得られる。
(1)第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19のブロック数の比率が1:2:3に設定されている。これにより、タイヤ幅方向内側に向かってブロック剛性を抑制しつつ、接地性を高めることができる。
(2)横溝3の溝幅が、第2横溝13及び第3横溝14に比べて第4横溝15が小さくなっている。これにより、タイヤ幅方向内側に向かうに従って数が増えるので、タイヤのショルダーの剛性を維持できる。
(3)排水補助溝24を形成した補助溝領域の占有面積が第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19の順で小さくなっている。これにより、接地形状をタイヤ幅方向に均一なものとしやすくなり、接地圧を均等にすることができる。特に、コーナリング時の接地性を高めることができる。
(4)ブロック4に排水補助溝24が形成されている。これを例えば、オールシーズンタイヤに適応すれば、一目でオールシーズンタイヤであることが判別可能になり、さらに、初期排水性能も発揮させることができる。
(第2実施形態)
図3は、本実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部1を示す部分展開図である。このトレッド部1には、タイヤ周方向に延びる主溝2と、タイヤ幅方向に延びる横溝3によって複数のブロック4が形成されている。
主溝2は、第1主溝25、第2主溝26及び第3主溝27の3本で構成されている。
第1主溝25は、タイヤ幅方向外側に配置され、タイヤ周方向にジグザグ状に延びている。すなわち、第1主溝25は、タイヤ周方向(図中、下側)に向かって、タイヤ幅方向内側に傾斜する第1傾斜部25aと、タイヤ幅方向外側に傾斜する第2傾斜部25bとで構成されている。
第2主溝26は、タイヤ幅方向中央部に配置され、タイヤ周方向に蛇行しながら延びている。第2主溝26は、第1溝部26a、第2溝部26b及び第3溝部26cで構成されている。第1溝部26aは、タイヤ周方向に延びており、タイヤ幅方向中心線CLの近傍に位置している。第2溝部26bは、第1溝部26aからタイヤ周方向に向かってタイヤ径方向外側に傾斜しながら延びている。第3溝部26cは、第2溝部26bからタイヤ周方向に向かってタイヤ径方向内側に傾斜しながら延びている。
第3主溝27は、タイヤ幅方向内側に配置され、タイヤ周方向に沿って同一円周上に延びている(図中、上下方向に延びる真っ直ぐな溝となっている。)。
第1主溝25によって区画されたタイヤ幅方向の最外側の領域が外側ショルダー部28である。第1主溝25と第2主溝26によって区画された領域が外側センター部29である。つまり、タイヤ幅方向中心線に対してタイヤ幅方向外側に外側ショルダー部28及び外側センター部29が位置する。第2主溝26と第3主溝27によって区画された領域が内側センター部30である。第3主溝27によって区画されたタイヤ幅方向の最内側の領域が内側ショルダー部31である。つまり、タイヤ幅方向中心線に対してタイヤ幅方向内側に内側センター部30及び内側ショルダー部31が位置する。
横溝3は、外側ショルダー部28に形成される第1横溝32と、外側センター部29に形成される第2横溝33と、内側センター部30に形成される第3横溝34と、内側ショルダー部31に形成される第4横溝35とで構成されている。
第1横溝32、第2横溝33、第3横溝34及び第4横溝35はいずれも、深さ寸法が同一又はほぼ同一であり、タイヤ幅方向外側に向かって同一タイヤ周方向(図中、上側)に傾斜している。
第1横溝32と第4横溝35は、幅寸法が同一又はほぼ同一に形成されている。第1横溝32に比べて第4横溝35は、タイヤ幅方向に延びる直線に対する傾斜角度が大きくなっている。第1横溝32には、第1主溝25側の溝底中心にリブ32aが形成されている。
第2横溝33と第3横溝34は、幅寸法が同一又はほぼ同一に形成されている。第4横溝35、第3横溝34、第2横溝33の順で、タイヤ幅方向に延びる直線に対する傾斜角度が大きくなっている。第3横溝34は、第2主溝26の第1溝部26aと第2溝部26bの合流部分から第3主溝27へと延びる第1溝部34aと、第3溝部26cと第1溝部26aの合流部分から第3主溝27へと延びる第2溝部34bとから構成されている。第1溝部34aと第2溝部34bとはタイヤ周方向に交互に位置している。
ブロック4は、タイヤ幅方向に4列で、タイヤ周方向に並んで配置されている。タイヤ幅方向外側からタイヤ幅方向内側に向かって順に、第1ブロック列36、第2ブロック列37、第3ブロック列38及び第4ブロック列39となっている。第1ブロック列36が最外側ブロック列であり第2ブロック列37、第3ブロック列38及び第4ブロック列39が内側ブロック列である。
第1ブロック列36では、第1横溝32と第1主溝25によって区画された第1外側ショルダーブロック40と第2外側ショルダーブロック41とがタイヤ周方向に向かって交互に配置されている。第1外側ショルダーブロック40の第1主溝25側の側面は、タイヤ周方向の一方に向かってタイヤ幅方向中心側に傾斜している。第2外側ショルダーブロック41の第1主溝25側の側面は、第1外側ショルダーブロック40の突出位置からタイヤ周方向の一方に向かってタイヤ幅方向外側に傾斜している。つまり、第1外側ショルダーブロック40と第2外側ショルダーブロック41が第1主溝25側に山型に突出した形状となっている。また、山型に突出した側面は、溝底に向かって徐々に溝内に突出する傾斜面で構成されている。
第1外側ショルダーブロック40には、第1横溝32と平行に延び、第1外側ショルダーブロック40をタイヤ周方向に3分割する位置に第1細溝42及び第2細溝43がそれぞれ形成されている。第1細溝42及び第2細溝43の一端は、第1主溝25の近傍に位置しているが、第1主溝25には連通していない。第1細溝42の他端は、接地端の外側に形成された第3細溝44の一端に合流している。第3細溝44はタイヤ周方向に延び、その途中に第2細溝43の他端が連通している。第3細溝44の他端は、第1横溝32の近傍に位置し、第1横溝32には連通していない。
第2外側ショルダーブロック41には、第1横溝32と平行に延び、第2外側ショルダーブロック41をタイヤ周方向に3分割する位置に第4細溝45及び第5細溝46がそれぞれ形成されている。第4細溝45の一端は、後述する排水補助溝24が形成された補助溝領域に合流している。第5細溝46の一端は、補助溝領域の端に形成した窪み部41aに連通している。第4細溝45の他端は、接地端の外側に形成された第6細溝47に合流している。第6細溝47は、第5細溝46との合流地点で屈曲して幅が広くなり、第6細溝47よりもさらにタイヤ幅方向外側に形成された第7細溝48に合流している。第7細溝48は、第2外側ショルダーブロック41の角部から斜めに延びている。
第2外側ショルダーブロック41から第1外側ショルダーブロック40に掛けて、後述する排水補助溝24が形成された補助溝領域が設けられている。補助溝領域は、第2外側ショルダーブロック41の第1主溝25側の縁部から斜めに延び、第1外側ショルダーブロック40の第2細溝43の先端側に至る範囲に形成されている。即ち、最外側ブロック列である第1ブロック列36のブロック(第1外側ショルダーブロック40および第2外側ショルダーブロック41)は、タイヤ幅方向内側端からタイヤ幅方向外側に向かって部分的に排水補助溝24を有する。
第2ブロック列37では、第2横溝33、第1主溝25及び第2主溝26によって区画された外側センターブロック49がタイヤ周方向に並んでいる。外側センターブロック49は、第1主溝25と第2主溝26とによって画定された第1突出部50を有する。外側センターブロック49は、第1主溝25の第2傾斜部25bの一部、第2横溝33及び第2主溝26の第3溝部26cによって画定された第2突出部51を有する。外側センターブロック49は、第2主溝26の第1溝部26a及び第3溝部26cと第2溝部26bの一部とによって画定された第3突出部52を有する。第1突出部50及び第2突出部51は、タイヤ周方向に対して斜めに延び、斜め方向の剛性を高める働きをする。つまり、コーナリング時、外側センターブロック49が接地した際に作用する斜め方向の力に対して耐久力が増し、コーナリング性能が向上する。第1突出部50の先端部分の側面は溝底に向かって徐々に溝内に突出する傾斜面で構成されている。これにより、第1主溝25の第1傾斜部では、両側面が傾斜面で構成されることになる。
外側センターブロック49には三角錐状に窪んだ凹部53が形成されている。外側センターブロック49の外表面に於ける凹部53の頂点あるいはその近傍からは放射状に第8細溝54、第9細溝55及び第10細溝56がそれぞれ延びている。凹部53の頂点の1つは第1突出部50に向かい、その近傍には第8細溝54の一端が位置している。第8細溝54は、第1突出部50をほぼ均等に2分するように延び、その他端は第1主溝25の第1傾斜部25aに連通している。凹部53の頂点のうち、他の1つは第2突出部51に向かい、その近傍には第9細溝55の一端が位置している。第9細溝55は、第2突出部51をほぼ均等に2分する位置に延び、その他端は第2横溝33に連通している。第8細溝54と第9細溝55はほぼ同じ幅寸法及び深さ寸法を有する。凹部53の頂点のうち、残る1つは第3突出部52に向かい、そこには第10細溝56の一端が連通している。第10細溝56の他端は第2主溝26の第1溝部26aに連通している。第10細溝56は、第8細溝54及び第9細溝55よりも幅広で、深さ寸法も大きくなっている。第10細溝56の深さ寸法は、凹部53の最も深い位置に合致している。第8細溝54及び第9細溝55を凹部53に連通させないことにより、第8細溝54及び第9細溝55を形成することによる外側センターブロック49のタイヤ幅方向外側の剛性が低下することを抑制できる。また、第10細溝56を幅広で深いものとして凹部53からの排水性を高めることができる。
第3ブロック列38では、第3横溝34、第2主溝26及び第3主溝27によって区画された第1内側センターブロック(補助溝付きブロック)57と第2内側センターブロック(補助溝無しブロック)58とがタイヤ周方向に向かって交互に配置されている。第1内側センターブロック57の外表面には、後述するように、複数の排水補助溝24が形成されている。また、第1内側センターブロック57には、タイヤ周方向に2分するように第11細溝59が形成されている。第11細溝59の両端は、第2主溝26の第1溝部26aと、第3主溝27とにそれぞれ連通している。また、第1内側センターブロック57は、第3主溝27側の側面が、溝底に向かって徐々に溝内に突出する傾斜面で構成されている。一方、第2内側センターブロック58には、中央部分から第3主溝27に向かってタイヤ周方向に2分する第12細溝60が形成されている。第12細溝60は第11細溝59に比べて大きな幅寸法を有する。第1内側センターブロック57と第2内側センターブロック58とは、第3横溝34の溝底部分に設けたリブ61によって連結されている。これにより、タイヤ幅方向の中心部分に配置される第3ブロック列38に於ける全体の剛性が高められている。
第4ブロック列39では、第4横溝35と第3主溝27によって区画された、1つの第1内側ショルダーブロック(補助溝付きブロック)62と、2つの第2内側ショルダーブロック(補助溝無しブロック)63とが交互にタイヤ周方向に向かって配置されている。第1内側ショルダーブロック62の外表面には、後述するように、複数の排水補助溝24が形成されている。また、第1内側ショルダーブロック62には、第3主溝27からタイヤ幅方向内側に延び、途中で終端する第13細溝64が形成されている。
前記各ブロック列のブロック4には、前述のように、外表面に排水補助溝24が形成された補助溝付きブロック4が含まれる。排水補助溝24の構成は、前記第1実施形態と同様な構成であるので、同一符号を付してその説明を省略する。排水補助溝24は、補助溝付きブロック4の外表面にタイヤ周方向に沿ってタイヤ幅方向に一定間隔で並んでいる。
補助溝付きブロック4は、第1ブロック列36では、第1外側ショルダーブロック40と外側センターブロック49の一部が該当し、その一部が排水補助溝24が形成された補助溝領域となっている。第2ブロック列37では全ての外側センターブロック49が該当する。第3ブロック列38では、タイヤ周方向に交互に並んだ内側センターブロック57,58のうち、内側センターブロック58が該当する。第4ブロック列39では、タイヤ周方向に繰り返し順に並んだ1つの内側ショルダーブロック62および2つの内側ショルダーブロック63のうち、内側ショルダーブロック62が該当する。そして、第1ブロック列36から第2ブロック列37、第3ブロック列38、さらに第4ブロック列39に至る、タイヤ幅方向内側に向かってタイヤ周方向の一方に延びる斜めに連なった補助溝付きブロック4のラインが形成されている(図1における二点鎖線枠線F1の部分に対応)。さらに、このラインはタイヤ周方向に並び、ライン同士も外側センターブロック49の第2突出部51の補助溝領域でつながっている。
このように、前記第2実施形態に係る空気入りタイヤによれば、前記第1実施形態で記載した効果に加えて、さらに次のような効果が得られる。
(1)外側センターブロック49が、タイヤ幅方向外側に向かって斜めに延びる第1突出部50及び第2突出部51を有する。これにより、コーナリング時等、斜め方向に作用する力に対して十分な剛性を確保することができる。
(2)排水補助溝24を形成された補助溝付きブロック4を第1ブロック列36から第4ブロック列39に向かって斜めに配置している。これにより、排水補助溝24が形成されているブロックと形成されていないブロックの剛性の違いによるタイヤ接地圧の急激な変化を抑制することができる。
(3)溝を構成する側面を傾斜面にすることにより、部分的に補強されている。
なお、本発明は、前記実施形態に記載された構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
前記実施形態では、ブロック4を4列に形成する場合について説明したが、5列以上であってもよい。また、ブロック数の比率を、タイヤ幅方向の最外側に位置する第1ブロック列16を除いて1:2:3とするようにしたが、タイヤ幅方向内側に向かってブロック数が多くなるのであれば、その比率に限定されるものではないし、各ブロック4の形状も自由に設定することができる。
前記実施形態では、陸部の例として主溝2と横溝3によって区画されたブロック4について説明したが、平行な主溝2によって区画されたタイヤ周方向に延びるリブも陸部の他の例として含まれる。
1…トレッド部
2…主溝
3…横溝
4…ブロック(陸部)
5…第1主溝
6…第2主溝
7…第3主溝
8…外側ショルダー部
9…外側センター部
10…内側センター部
11…内側ショルダー部
12…第1横溝
13…第2横溝
14…第3横溝
15…第4横溝
16…第1ブロック列
17…第2ブロック列
18…第3ブロック列
19…第4ブロック列
20…外側ショルダーブロック
21…外側センターブロック(補助溝付きブロック)
22…内側センターブロック
22a…補助溝付き内側センターブロック(補助溝付きブロック)
22b…補助溝無し内側センターブロック(補助溝無しブロック)
23…内側ショルダーブロック
23a…補助溝付き内側ショルダーブロック(補助溝付きブロック)
23b…補助溝無し内側ショルダーブロック(補助溝無しブロック)
24…排水補助溝
24a…第1傾斜面
24b…第2傾斜面
24c…平面
25…第1主溝
26…第2主溝
26a…第1溝部
26b…第2溝部
26c…第3溝部
27…第3主溝
28…外側ショルダー部
29…外側センター部
30…内側センター部
31…内側ショルダー部
32…第1横溝
32a…リブ
33…第2横溝
34…第3横溝
34a…第1溝部
34b…第2溝部
35…第4横溝
36…第1ブロック列
37…第2ブロック列
38…第3ブロック列
39…第4ブロック列
40…第1外側ショルダーブロック
41…第2外側ショルダーブロック
41a…窪み部
42…第1細溝
43…第2細溝
44…第3細溝
45…第4細溝
46…第5細溝
47…第6細溝
48…第7細溝
49…外側センターブロック(補助溝付きブロック)
50…第1突出部
51…第2突出部
52…第3突出部
53…凹部
54…第8細溝
55…第9細溝
56…第10細溝
57…第1内側センターブロック(補助溝付きブロック)
58…第2内側センターブロック(補助溝無しブロック)
59…第11細溝
60…第12細溝
61…リブ
62…第1内側ショルダーブロック(補助溝付きブロック)
63…第2内側ショルダーブロック(補助溝無しブロック)
64…第13細溝

Claims (11)

  1. トレッド部に形成された複数の陸部を有し、
    前記陸部は、タイヤ周方向に延び、タイヤ幅方向に平面を挟んで形成される複数の排水補助溝を有し、
    前記排水補助溝は、タイヤ幅方向外側に向かって浅くなる第1傾斜面および前記第1傾斜面に続いてタイヤ幅方向外側に向かって深くなる第2傾斜面からなる溝底を有
    前記第1傾斜面は、前記第2傾斜面よりも大きな幅寸法を有している、空気入りタイヤ。
  2. 前記陸部は、外表面に複数の前記排水補助溝を形成された補助溝付き陸部と、前記排水補助溝を形成されていない陸部からなる、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記排水補助溝の深さは、タイヤ幅方向内側に位置する前記排水補助溝に比べてタイヤ幅方向外側に位置する前記排水補助溝の方が大きい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤ幅方向に隣接する前記平面を含んだ前記排水補助溝の間隔は、タイヤ幅方向内側に比べてタイヤ幅方向外側が大きい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記排水補助溝のタイヤ基準面からの深さ寸法は、0.1mm以上0.2mm以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記排水補助溝の間に形成される前記平面の幅寸法は、1mm以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. タイヤ幅方向に隣接する前記平面を含んだ前記排水補助溝の間隔は、0.4mm以上3.3mm以下である、請求項1から6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第1傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ1としたとき、
    45°<θ1<85°
    を満たす、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
    5°<θ2<45°
    を満たす、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記第1傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ1とし、
    前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
    θ1>θ2、及び、θ1+θ2=90°
    を満足する、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記排水補助溝の溝底は、タイヤ径方向においてタイヤ基準面を跨ぐように形成されている、請求項1から10のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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