JP7412172B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
トレッド部に形成された複数の陸部を有し、
前記陸部は、タイヤ周方向に延び、タイヤ幅方向に平面を挟んで形成される複数の排水補助溝を有し、
前記排水補助溝は、タイヤ幅方向外側に向かって浅くなる第1傾斜面および前記第1傾斜面に続いてタイヤ幅方向外側に向かって深くなる第2傾斜面からなる溝底を有し、
前記第1傾斜面は、前記第2傾斜面よりも大きな幅寸法を有している、空気入りタイヤを提供する。
45°<θ1<85°
を満たすのが好ましい。
5°<θ2<45°
を満たすのが好ましい。
前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
θ1>θ2、及び、θ1+θ2=90°
を満足するのが好ましい。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部1を示す部分展開図である。このトレッド部1には、タイヤ周方向に延びる複数の主溝2と、タイヤ幅方向に延びる複数の横溝3によって複数の陸部、ここではブロック4が形成されている。
45°<θ1<85°
を満足するように設定されている。ここでは、θ1は、75°とされている。
5°<θ2<45°
を満足するように設定されている。ここでは、θ2は、15°とされている。
(1)第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19のブロック数の比率が1:2:3に設定されている。これにより、タイヤ幅方向内側に向かってブロック剛性を抑制しつつ、接地性を高めることができる。
(2)横溝3の溝幅が、第2横溝13及び第3横溝14に比べて第4横溝15が小さくなっている。これにより、タイヤ幅方向内側に向かうに従って数が増えるので、タイヤのショルダーの剛性を維持できる。
(3)排水補助溝24を形成した補助溝領域の占有面積が第2ブロック列17、第3ブロック列18及び第4ブロック列19の順で小さくなっている。これにより、接地形状をタイヤ幅方向に均一なものとしやすくなり、接地圧を均等にすることができる。特に、コーナリング時の接地性を高めることができる。
(4)ブロック4に排水補助溝24が形成されている。これを例えば、オールシーズンタイヤに適応すれば、一目でオールシーズンタイヤであることが判別可能になり、さらに、初期排水性能も発揮させることができる。
図3は、本実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部1を示す部分展開図である。このトレッド部1には、タイヤ周方向に延びる主溝2と、タイヤ幅方向に延びる横溝3によって複数のブロック4が形成されている。
(1)外側センターブロック49が、タイヤ幅方向外側に向かって斜めに延びる第1突出部50及び第2突出部51を有する。これにより、コーナリング時等、斜め方向に作用する力に対して十分な剛性を確保することができる。
(2)排水補助溝24を形成された補助溝付きブロック4を第1ブロック列36から第4ブロック列39に向かって斜めに配置している。これにより、排水補助溝24が形成されているブロックと形成されていないブロックの剛性の違いによるタイヤ接地圧の急激な変化を抑制することができる。
(3)溝を構成する側面を傾斜面にすることにより、部分的に補強されている。
2…主溝
3…横溝
4…ブロック(陸部)
5…第1主溝
6…第2主溝
7…第3主溝
8…外側ショルダー部
9…外側センター部
10…内側センター部
11…内側ショルダー部
12…第1横溝
13…第2横溝
14…第3横溝
15…第4横溝
16…第1ブロック列
17…第2ブロック列
18…第3ブロック列
19…第4ブロック列
20…外側ショルダーブロック
21…外側センターブロック(補助溝付きブロック)
22…内側センターブロック
22a…補助溝付き内側センターブロック(補助溝付きブロック)
22b…補助溝無し内側センターブロック(補助溝無しブロック)
23…内側ショルダーブロック
23a…補助溝付き内側ショルダーブロック(補助溝付きブロック)
23b…補助溝無し内側ショルダーブロック(補助溝無しブロック)
24…排水補助溝
24a…第1傾斜面
24b…第2傾斜面
24c…平面
25…第1主溝
26…第2主溝
26a…第1溝部
26b…第2溝部
26c…第3溝部
27…第3主溝
28…外側ショルダー部
29…外側センター部
30…内側センター部
31…内側ショルダー部
32…第1横溝
32a…リブ
33…第2横溝
34…第3横溝
34a…第1溝部
34b…第2溝部
35…第4横溝
36…第1ブロック列
37…第2ブロック列
38…第3ブロック列
39…第4ブロック列
40…第1外側ショルダーブロック
41…第2外側ショルダーブロック
41a…窪み部
42…第1細溝
43…第2細溝
44…第3細溝
45…第4細溝
46…第5細溝
47…第6細溝
48…第7細溝
49…外側センターブロック(補助溝付きブロック)
50…第1突出部
51…第2突出部
52…第3突出部
53…凹部
54…第8細溝
55…第9細溝
56…第10細溝
57…第1内側センターブロック(補助溝付きブロック)
58…第2内側センターブロック(補助溝無しブロック)
59…第11細溝
60…第12細溝
61…リブ
62…第1内側ショルダーブロック(補助溝付きブロック)
63…第2内側ショルダーブロック(補助溝無しブロック)
64…第13細溝
Claims (11)
- トレッド部に形成された複数の陸部を有し、
前記陸部は、タイヤ周方向に延び、タイヤ幅方向に平面を挟んで形成される複数の排水補助溝を有し、
前記排水補助溝は、タイヤ幅方向外側に向かって浅くなる第1傾斜面および前記第1傾斜面に続いてタイヤ幅方向外側に向かって深くなる第2傾斜面からなる溝底を有し、
前記第1傾斜面は、前記第2傾斜面よりも大きな幅寸法を有している、空気入りタイヤ。 - 前記陸部は、外表面に複数の前記排水補助溝を形成された補助溝付き陸部と、前記排水補助溝を形成されていない陸部からなる、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記排水補助溝の深さは、タイヤ幅方向内側に位置する前記排水補助溝に比べてタイヤ幅方向外側に位置する前記排水補助溝の方が大きい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- タイヤ幅方向に隣接する前記平面を含んだ前記排水補助溝の間隔は、タイヤ幅方向内側に比べてタイヤ幅方向外側が大きい、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記排水補助溝のタイヤ基準面からの深さ寸法は、0.1mm以上0.2mm以下である、請求項1から4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記排水補助溝の間に形成される前記平面の幅寸法は、1mm以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- タイヤ幅方向に隣接する前記平面を含んだ前記排水補助溝の間隔は、0.4mm以上3.3mm以下である、請求項1から6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記第1傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ1としたとき、
45°<θ1<85°
を満たす、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
5°<θ2<45°
を満たす、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記第1傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ1とし、
前記第2傾斜面とタイヤ径方向との成す角度をθ2としたとき、
θ1>θ2、及び、θ1+θ2=90°
を満足する、請求項1から7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記排水補助溝の溝底は、タイヤ径方向においてタイヤ基準面を跨ぐように形成されている、請求項1から10のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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