JP7410203B2 - リールシート及びリールシートの交換部材 - Google Patents

リールシート及びリールシートの交換部材 Download PDF

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Description

本発明は、釣竿にリールを固定するためのリールシートとその交換部材に関する。
両軸リールは上を向いた状態で使用される。例えば、ハンドルを右側に備える両軸リールの場合には、左側の手でリールシートと両軸リールを包み込むように把持する。このような把持の仕方を一般的にはパーミングと称する。その際、例えば左手の親指は両軸リールの左側の側壁部の上面に載せ、左手の他の四本の指はリールシートの下面に位置させる。
下記特許文献1には、手のフィット感の向上させるためにリール載置面の左右部分を水平方向に膨出する構成が提案されているが、十分ではない。
実開平1-82765号公報
それゆえに本発明は、パーミング時における手の平のフィット感を向上させることを課題とする。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであって、本発明に係るリールシートは、釣竿にリールを取り付けるためのリールシートであって、竿本体に装着されるリールシート本体と、リールシートを把持する手の平を支持するためのサポート部材とを備え、リールシート本体は、リール脚が載置されるリール脚載置部と、サポート部材を取り付けるための取付部とを有し、取付部は、パーミング時に左手の手の平をサポート部材で支持することができる左手仕様と、パーミング時に右手の手の平をサポート部材で支持することができる右手仕様の双方に、サポート部材を取り付けることができるように構成されていることを特徴とする。
該構成のリールシートに右ハンドルの両軸リールを取り付ける場合、リールシート本体の取付部にサポート部材を左手仕様に取り付ける。パーミング時には、左手の手の平がサポート部材で支持される。一方、リールシートに左ハンドルの両軸リールを取り付ける場合、リールシート本体の取付部にサポート部材を右手仕様に取り付ける。パーミング時には、右手の手の平がサポート部材で支持される。
特に、リールシート本体は、左右両側部に取付部をそれぞれ有しており、リールシート本体の左側の取付部にサポート部材を取り付けると、パーミング時に左手の手の平をサポート部材で支持することができ、リールシート本体の右側の取付部にサポート部材を取り付けると、パーミング時に右手の手の平をサポート部材で支持することができることが好ましく、サポート部材をリールシート本体に容易に左手仕様及び右手仕様に取り付けることができる。
また、リールシート本体は、左右対称形状であって且つサポート部材を取り付けることにより左右非対称形状となることが好ましく、リールシート本体の製造が容易になる。
また、サポート部材は左右兼用であることが好ましく、一つのサポート部材で右ハンドル仕様の両軸リールと左ハンドル仕様の両軸リールに対応できる。
また、本発明に係る釣竿は、上記リールシートを備えたものである。
以上のように、サポート部材をリールシート本体に取り付けることができるので、パーミング時のフィット感が向上し、釣り人の手の負担が軽減される。また、サポート部材をリールシート本体の取付部に左手仕様にも右手使用にも取り付けることができるので、右ハンドル仕様の両軸リールと左ハンドル仕様の両軸リールの何れにも対応可能である。
本発明の一実施形態におけるリールシートの斜視図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシートの斜視図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシートを左側面から見た図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシートを右側面から見た図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシート平面図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシートの底面図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシートを後側から見た図であって、サポート部材を取り付けていない状態を示す。 同リールシートを左側面から見た図であって、交換部材を取り外した状態を示す。 同リールシートのサポート部材を表面側から見た斜視図。 同リールシートのサポート部材を裏面側から見た斜視図。 同リールシートのサポート部材を前側から見た図。 同リールシートの斜視図であって、サポート部材を左側に取り付けた状態を示す。 同リールシートを左側面から見た図であって、サポート部材を左側に取り付けた状態を示す。 同リールシートの平面図であって、サポート部材を左側に取り付けた状態を示す。 同リールシートの底面図であって、サポート部材を左側に取り付けた状態を示す。 同リールシートを後側から見た図であって、サポート部材を左側に取り付けた状態を示す。 同リールシートを備えた釣竿に両軸リールを取り付けた使用状態を示す左側面から見た図。 同リールシートを備えた釣竿に両軸リールを取り付けた使用状態を示す平面図。 同リールシートの斜視図であって、サポート部材を右側に取り付けた状態を示す。 同リールシートを右側面から見た図であって、サポート部材を右側に取り付けた状態を示す。 同リールシートの平面図であって、サポート部材を右側に取り付けた状態を示す。 同リールシートを後側から見た図であって、サポート部材を右側に取り付けた状態を示す。
以下、本発明の一実施形態に係るリールシートについて図1~図22を参酌しつつ説明する。尚、リールシートの中心線方向(軸線方向)を前後方向とし、前側を竿先側、後側を竿尻側とする。また、後述するリール脚載置部11を上側とし、それとは反対側を下側とする。図3及び図13に、前側を矢印X1で示し、後側を矢印X2で示し、上側を矢印Y1で示し、下側を矢印Y2で示している。
本実施形態におけるリールシートは、両軸リール200を釣竿に取り付けるためのものである。図17及び図18のように、両軸リール200は、一般的に使用状態において釣竿の上側に位置する。両軸リール200は種々の形状であってよいが、その一例を図17及び図18に示している。両軸リール200は、リール本体と、リール脚201とを備えている。リール本体は、左右一対の側壁部202,203と、該左右の側壁部202,203間に位置し、左右の側壁部202,203に回転可能に支持されるスプール204と、該スプール204を回転させるためのハンドル205と、スプール204の回転とハンドル205の回転とを連結、解除するためのクラッチ206とを備えている。
左右一対の側壁部202,203は、互いに略同一形状であって、本実施形態では正面視の形状が円形であって、略円板状の形状となっているが、正面視の形状が前後方向に長い楕円形等であってもよい。左右一対の側壁部202,203は、平面視において左右平行に並んでいて、前後所定箇所において互いに連結されている。また、図18のような平面視において、左右の側壁部202,203は、竿本体100を中心として左右均等に配置される。平面視において、左側の側壁部203は、竿本体100よりも左側に突出、あるいは、はみ出すように位置し、右側の側壁部202は、竿本体1よりも右側に突出、あるいは、はみ出すように位置している。何れにしても、釣竿に両軸リール200を取り付けた状態では、左右の側壁部202,203は、それぞれ竿本体100に対して側方に向けてはみ出した状態となる。スプール204は、左右方向の軸線回りに回転して釣り糸を巻き取る。
ハンドル205は、左右の側壁部202,203の何れかに回転可能に設けられ、本実施形態では右側の側壁部202に設けられていて右ハンドル仕様となっているが、左側の側壁部203に設けられた左ハンドル仕様であってもよい。ハンドル205は、スプール204と同様に、左右方向の軸線回りに回転する。ハンドル205とスプール204は同軸上にあってもよく、即ち、ハンドル205の回転中心線とスプール204の回転中心線が一直線状に位置していてもよいが、ハンドル205の回転中心線とスプール204の回転中心線が同一線上にはなくて平行関係にあってもよい。リール脚201は、両軸リール200をリールシートに取り付けるためのものである。リール脚201は、リール本体の下端部に設けられていて、前後方向に延びている。
リールシートは、竿本体100(ブランク)に外装着される筒状の構成であって、リールシートの中心線は竿挿通孔10の中心線10aであって竿本体100の中心線と一致する。リールシートの軸線方向はリールシートの中心線の方向であり、竿本体100の軸線方向は竿本体100の中心線の方向である。リールシートの軸線方向と竿本体100の軸線方向は一致する。
リールシートは、筒状のリールシート本体1と、図示しないフード用ナット及び筒状の可動フードと、保持用ナット2と、サポート部材3とを備えている。リールシート本体1は、全体として筒状であって、その内側を竿本体100が挿通する。従って、リールシート本体1は、竿本体100が挿通する竿挿通孔10を有している。竿挿通孔10はリールシート本体1を貫通している。リールシート本体1は、竿本体100の所定位置に取り付けられる。リールシート本体1は竿本体100の外周面に直接接着固定されたり、竿本体100の外周面との間に筒状のスペーサ(図示省略)を介して接着固定されたりする。リールシート本体1は、種々の合成樹脂から射出成形により形成してよい。材質としては、特に繊維強化樹脂が好ましく、長さが1mm以下の短繊維を強化繊維とした繊維強化樹脂が好ましい。また、その繊維としてはカーボン繊維が好ましい。保持用ナット2やサポート部材3も同様に樹脂成形品としてよい。
リールシート本体1は、左右対称形状である。リールシート本体1は、リール脚載置部11と、固定フード部12と、フード用雄ネジ部13と、保持用雄ネジ部14(図8参照)と、グリップ部17と、取付部とを備えている。リール脚載置部11は、両軸リール200のリール脚201を載置するための部分であって、リールシート本体1の上面に形成されている。該リール脚載置部11の後側に固定フード部12が形成されている。固定フード部12は、リール脚201の後端部を保持するための部分であって前側に開口しており、固定フード部12にはリール脚201の後端部が前側から挿入される。
リールシート本体1の前部外周面にフード用雄ネジ部13が形成されている。該フード用雄ネジ部13にフード用ナットが螺合する。該フード用ナットの後側に可動フードが位置し、可動フードはリールシート本体1に対して前後方向に移動可能であるが回転不能である。可動フードは筒状であって、その全周のうちの上部に部分的に径方向外側に膨出したフード部が形成されている。可動フードのフード部は、リール脚201の前端部を保持する部分であって、そのフード部にリール脚201の前端部が相対的に後側から挿入される。フード用ナットの後端部は可動フードの前端部に相対回転可能に係合していて、フード用ナットが回転しながら前後に移動すると、それに合わせて可動フードは前後に移動するものの回転はしない。フード用ナットを後側に移動させることで可動フードを固定フード部12に接近させることができて可動フードと固定フード部12でリール脚201を前後に狭持して固定することができる。逆に、フード用ナットを前側に移動させると、可動フードは固定フード部12から前側に離れていき、両軸リール200を釣竿から取り外すことができる。
<グリップ部17>
リールシート本体1の下部の後側寄りの位置にグリップ部17が形成されている。該グリップ部17は、リールシート本体1の下面1aの後部に下側に向けて大きく膨出している。グリップ部17は、パーミング時に人差し指から小指の手の平側の面である裏面に当接してそれを支持する。グリップ部17には人差し指から小指までの四本の指が当接してもよいし、その四本のうちの複数の指が当接してもよい。グリップ部17は、リールシート本体1の下面1aのうち固定フード部12の下側に対応した位置から後側にかけて形成されている。グリップ部17の下端部17aは固定フード部12よりも後側に位置している。リールシート本体1の下面1aは、グリップ部17の下端部17aに向けて、前側から後側にかけて徐々に下降し、傾斜している。
図8のように、リールシート本体1の後部は固定フード部12よりも後側に長く筒状に延びている。リールシート本体1は、固定フード部12よりも後側に延びる延長筒部19を備えている。該延長筒部19は、グリップ部17よりも後側に延びている。延長筒部19は、一部材としてリールシート本体1に一体的に形成されているが、リールシート本体1とは別体に形成されて接着等によりリールシート本体1に取り付けられていてもよい。延長筒部19の外周面に保持用雄ネジ部14が形成されている。保持用雄ネジ部14は延長筒部19の前端部近傍に形成されている。保持用雄ネジ部14に保持用ナット2が螺合している。
<取付部>
リールシート本体1は、サポート部材3を取り付けるための取付部を有している。取付部は、リールシート本体1の左右両側面にそれぞれ形成されている。左右の取付部は互いに同一形状であって左右対称に配置されている。取付部の構成は任意であるが、本実施形態では取付部としてリールシート本体1の側面に取付用の係合凹部20,21(係合部)が形成されている。係合凹部20,21は前後一対形成されており、前後一対の係合凹部20,21により取付部が構成されている。リールシート本体1の左右両側面にそれぞれ係合凹部20,21が前後一対ずつ形成されている。前後一対の係合凹部20,21は互いに上下方向の位置が同じであり、前後方向に沿った同一線上に位置している。前後一対の係合凹部20,21の上下方向の位置は、リールシート本体1の中心線の上下方向の位置の近傍である。前後一対の係合凹部20,21の形状は任意であるが本実施形態では矩形状であって具体的には上下方向に長い長方形状である。前側の係合凹部20は、フード用雄ネジ部13と固定フード部12との間に位置している。後側の係合凹部21は、固定フード部12よりも後側に位置し、グリップ部17の下端部17aよりも前側に位置し、延長筒部19の直前に位置している。
<リールシート本体1の部材構成>
次に、本実施形態におけるリールシート本体1の部材構成について説明する。本実施形態では、リールシート本体1は、互いに別体に形成された固定部材7と交換部材8とから構成される。固定部材7は、竿本体100に接着固定される。固定部材7は、リールシート本体1の主要部を構成していて、全体として筒状であって、その内側に竿挿通孔10を備えており、リール脚載置部11、固定フード部12、フード用雄ネジ部13、及び延長筒部19を有している。
交換部材8は、固定部材7に対して着脱自在である。交換部材8は、リールシート本体1の前後方向中央部近傍であって下側部分を構成していて、固定部材7に対して下側に向けて分離可能であり、下側から上側に向けて固定部材7に取り付けられる。交換部材8は、グリップ部17と係合凹部20,21とを有している。交換部材8は、固定部材7の前後方向中央部近傍の下側略半分の部分を下側且つ外側から覆う。固定部材7に下側から交換部材8が取り付けられて、固定部材7の下側部分の外面の径方向外側に交換部材8が重なり合う。固定部材7と交換部材は何れも左右対称形状である。交換部材8の下半割状部の後端部には、突片部8aが形成されている。突片部8aは、全周分ではなく下側の略半周分のみに形成されていて、略U字状に形成されている。
<交換部材8の取付、取り外し>
図8のように保持用ナット2を緩めて後側に後退させた状態で交換部材8を固定部材7に対して着脱できる。保持用ナット2の前端部が交換部材8の突片部8aを径方向外側であって下側から覆う。そして、保持用ナット2が交換部材8を前側に押圧することにより交換部材8を固定部材7に固定することができる。交換部材8の取付、取り外し作業は、釣竿にリールシートが取り付けられた状態のままで行うことができる。即ち、竿本体100に固定部材7が取り付けられた状態で、交換部材8を取り付けたり、取り外したりすることができる。従って、他の種類の交換部材8を準備しておけば、釣竿にリールシートが取り付けられている状態のまま交換部材8のみを交換することができる。例えば、グリップ部17の位置や大きさ等、種々の仕様の交換部材8に容易に取り替えて楽しむことができる。また、交換部材8の材質や色、デザイン等が異なる他の交換部材8に容易に交換することもできる。そのため、釣り人の好みや両軸リール200の種類、対象魚や状況等に応じて、釣り人が自由にリールシート及び釣竿をカスタマイズして楽しむことができる。
このような交換部材8の交換は、釣竿にリールシートが取り付けられた状態のままで行うことができ、釣り人自らが容易に交換することができる。例えば、釣りの現場においても交換部材8を容易に交換でき、また、両軸リール200を釣竿に取り付けた状態のままでも交換部材8を交換することができる。特に、保持用ナット2の締め付け操作と緩め操作によって交換することができるので、交換作業は極めて簡単であって素早く交換することができる。
<サポート部材3>
サポート部材3はリールシート本体1に着脱自在に取り付けられる。具体的には、サポート部材3は、リールシート本体1の交換部材8に着脱自在に取り付けられる。サポート部材3は左右兼用であって、リールシート本体1の左右両側面の何れにも取り付けることができる。サポート部材3は、パーミング時に、ハンドル205を操作する手とは反対側の手の平を支持するためのものである。例えば、右ハンドル仕様の両軸リール200のハンドル205を右手で操作する場合、パーミング時に左手の手の平をサポート部材3が支持し、左ハンドル仕様の両軸リール200のハンドル205を左手で操作する場合、パーミング時に右手の手の平をサポート部材3が支持する。
サポート部材3の形状は任意であるが、その一例を図9~図11に示している。サポート部材3は、所定方向に長い形状であって、全体として菱形状である。サポート部材3の長手方向と直交する方向である短手方向を幅方向とも称する。リールシート本体1への取付状態において、サポート部材3の長手方向は略前後方向となり、サポート部材3の長手方向の第一端部30側が前側を向く。即ち、サポート部材3の長手方向の第一端部30が前端部となり、サポート部材3の長手方向の第二端部31が後端部となる。
サポート部材3は長手方向に沿った中心線を中心として幅方向に対称形状となっている。サポート部材3の幅方向の両縁部にはそれぞれ幅方向の外側に向けて突出した角部32a,32bが形成されている。サポート部材3の幅は、両角部32a,32bにおいて最大となっている。両角部32a,32bは、サポート部材3の長手方向の中央部よりも第二端部31側に位置している。サポート部材3の幅は、長手方向の第一端部30から両角部32a,32bかけて緩やかに増大し、両角部32a,32bから長手方向の第二端部31にかけて急激に減少している。サポート部材3の幅方向の両縁部には、それぞれ、第一端部30から角部32a,32bまで幅方向の外側に向けて傾斜して延びる前部傾斜縁部33a,33bと、角部32a,32bから第二端部31まで幅方向の内側に向けて傾斜して延びる後部傾斜縁部34a,34bとが形成されている。サポート部材3の外縁は、菱形の四つの辺から構成されており、菱形の四つの辺が、二つの前部傾斜縁部33a,33bと二つの後部傾斜縁部34a,34bである。前部傾斜縁部33a,33bは緩やかな傾斜角度であって、後部傾斜縁部34a,34bは前部傾斜縁部33a,33bよりも急な傾斜角度である。取付状態においては、一方の角部32a,32bがサポート部材3の最上部となり、それとは反対側の他方の角部32a,32bがサポート部材3の最下部となる。取付状態において、サポート部材3の上縁は、第一端部30(前端部)から一方の角部32a,32bまでは前部傾斜縁部33a,33bによって緩やかに上昇し、一方の角部32a,32bから第二端部31(後端部)までは後部傾斜縁部34a,34bによって急激に下降する。
サポート部材3は、表面3aと裏面3bとを有している。サポート部材3の表面3aは、リールシート本体1への取付状態において、リールシート本体1とは反対側である外側を向く。従って、サポート部材3の表面3aは、外面である。サポート部材3の裏面3bは、リールシート本体1への取付状態において、リールシート本体1側である内側を向く。従って、サポート部材3の裏面3bは、内面である。サポート部材3の表裏方向の寸法即ち厚さは、幅方向中央部において最も大きく、幅方向中央部から幅方向両端部に向けて徐々に小さくなっている。サポート部材3は、幅方向中央部において最も表面3a側(外側)への膨出量が大きく、幅方向中央部から幅方向両端部に向けて徐々に膨出量が小さくなっていく。
サポート部材3は、リールシート本体1の取付部に取り付けるための取付部を備えている。サポート部材3の裏面3bには、リールシート本体1の係合凹部20,21と係合する取付部としての係合凸部35,36(係合部)が長手方向に間隔をあけて一対突設されている。一対の係合凸部35,36は、リールシート本体1の前後の係合凹部20,21にそれぞれ係合する。係合凸部35,36は裏側に向けて突出しており、その形状はリールシート本体1の係合凹部20,21に対応した形状であって、本実施形態では幅方向(取付状態では上下方向)に長い長方形状である。一対の係合凸部35,36は、互いに幅方向の位置が同じであって、サポート部材3の幅方向中央部に位置しており、サポート部材3の長手方向に沿った中心線上に位置している。第一の係合凸部35は、サポート部材3の長手方向の第一端部30の裏面3bに位置している。第二の係合凸部36は、サポート部材3の長手方向の第二端部31に近い部分の裏面3bに位置し、具体的には、サポート部材3が最も幅広である部分の裏面3bに位置している。
<サポート部材3の取り付け状態>
図12から図18にサポート部材3をリールシート本体1の左側面に取り付けた状態を示している。この状態が左手仕様の取り付け状態である。リールシート本体1の左側面の前後の係合凹部20,21にサポート部材3の第一の係合凸部35と第二の係合凸部36をそれぞれ係合させる。リールシート本体1の前後の係合凹部20,21とサポート部材3の両係合凸部35,36との間の摩擦力によって、サポート部材3の取付状態が維持される。図16のように、サポート部材3は、その上部がリールシート本体1の中心線から外側に離れてその下部がリールシート本体1の中心線に近づくように、左右方向に傾斜した状態となる。
サポート部材3をリールシート本体1の左側面に取り付けることにより、リールシートの左側面は側方に張り出した形状となり、リールシートは、左右非対称形状となる。即ち、リールシートの左側面は右側面に比して径方向外側に膨出した形状となる。また、サポート部材3の上側の角部32aは、固定フード部12よりも後側に位置する。サポート部材3の上側の角部32aは、固定フード部12よりも左側に離れて位置する。サポート部材3の上側の角部32aは、固定フード部12よりも上方に突出するか、あるいは、固定フード部12と略同じ高さとなる。サポート部材3の上側の角部32aは、少なくともリール脚載置部11よりも上側に位置する。
サポート部材3の下側の角部32bは、リールシート本体1の下面1aよりも下側には突出せず、リールシート本体1の下面1aと略同じ高さか、あるいは、リールシート本体1の下面1aよりも上側に位置する。サポート部材3の下側の角部32bは、グリップ部17の下端部17aの直上付近に位置する。サポート部材3の下側の前部傾斜縁部33bは、リールシート本体1の下面1aに沿って傾斜し、リールシート本体1の下面1aよりも下側には位置せず、リールシート本体1の下面1aと略同じ高さか、あるいは、リールシート本体1の下面1aよりも上側に位置する。
図17及び図18に両軸リール200をリールシートに取り付けた状態を示している。両軸リール200が釣竿の上側に位置する状態を通常の状態とする。サポート部材3の前部は、両軸リール200の左側の側壁部203の直下に位置し、サポート部材3の後部は、両軸リール200の左側の側壁部203よりも後側に位置する。サポート部材3は、平面視において、両軸リール200の左側の側壁部203よりも外方には突出せず、それよりも内側に位置する。サポート部材3の上側の角部32aは、両軸リール200の左側の側壁部203の後側に位置する。
パーミング時には、左手の手の平にサポート部材3が当接する。左手の手の平はサポート部材3によって内側から支持される。詳細には、手の平のうち人差し指から小指までの四本の指の付け根の関節部分(MP関節)や触球部がサポート部材3に当接する。サポート部材3の後部や上側の角部32aは手の平の母指球に当接する。サポート部材3のうち上側の角部32a近傍の部分は、手の平の母指球を支持するためのサポート壁部となる。特に、両軸リール200の左側の側壁部203の後側にサポート部材3の後部が位置しているので、左手の手の平が両軸リール200の左側の側壁部203の直後においてサポート部材3の後部によって内側から支えられることになる。また、サポート部材3の第一端部30(前端部)から上下両角部32a,32bまでの領域が徐々に幅広となっているので、両軸リール200の左側の側壁部203に干渉することなく、広い面積で手の平をサポートすることができる。このようにサポート部材3が手の平を支持するので、パーミング時のフィット感が向上し、釣り人の手の負担が軽減される。特に手首の負担が軽減されるので、長時間楽に釣りを行うことができる。特に、両軸リール200の左側の側壁部203の直後においてサポート部材3の角部32a近傍の部分が手の平の母指球を支持するので、手首の負担が軽減される。
左ハンドル仕様の両軸リール200を使用する場合には、図19~図22のようにサポート部材3をリールシート本体1の右側面に取り付ける。この状態が右手仕様の取り付け状態である。この場合には、パーミング時に右手の手の平がサポート部材3によって支持されることになる。サポート部材3のうち上側の角部32b近傍の部分は、手の平の母指球を支持するためのサポート壁部となる。このようにサポート部材3が左右兼用の構成であるので、右ハンドル仕様の両軸リール200と左ハンドル仕様の両軸リール200の何れにも対応可能であり、釣り人が任意に取り付けて使用することができる。サポート部材3が幅方向に対称形状であるので、リールシート本体1の左右何れの側面に取り付けても同様の使用感が得られる。また、サポート部材3の係合凸部35,36をリールシート本体1の係合凹部20,21に差し込むだけでよいので、サポート部材3の着脱は極めて容易である。尚、形状やサイズ等の異なるサポート部材3を準備すればそれらにも交換可能であって、釣り人の好みや手の大きさ、両軸リール200の大きさ等によって、釣り人がサポート部材3を交換して釣りを楽しむこともできる。一方、リールシート本体1は左右対称形状となっているので、リールシート本体1の汎用性は高く、その製造も容易である。
尚、本実施形態では、リールシート本体1に係合凹部20,21を設け、サポート部材3に係合凸部35,36を設けたが、逆に、リールシート本体1に係合凸部を設け、サポート部材3に係合凹部を設けてもよい。また、係合部の形態も係合凹部や係合凸部に限らず種々であってよい。
また、取付部の構成は係合部以外であってもよく、例えば、サポート部材3をリールシート本体1にネジ止めする構成であってもよく、ネジを併用する構成であってもよい。サポート部材3をリールシート本体1の交換部材8にネジ止めする構成では、例えば、交換部材8の左右両側部にネジが挿通する内外貫通した孔を形成し、サポート部材3の裏面3bにはネジを締め込むためのネジボスを突設することができる。ネジボスの先端部には例えば十字の切り込みを形成しておくことが好ましい。
また、交換部材8に、サポート部材3を取り付けるための取付部を設けたが、固定部材7に設けるようにしてもよい。リールシート本体1が固定部材7と交換部材8とから構成されていたが、リールシート本体1が一つの部材から構成されていてもよく、保持用ナット2も省略されてよい。サポート部材3を取り付けるための取付部が例えばリールシート本体1の下部や下面に一箇所のみ形成されていてもよく、グリップ部17に形成されていてもよい。
1 リールシート本体
1a 下面
2 保持用ナット
3 サポート部材
3a 表面
3b 裏面
7 固定部材
8 交換部材
8a 突片部
10 竿挿通孔
10a 中心線
11 リール脚載置部
12 固定フード部
13 フード用雄ネジ部
14 保持用雄ネジ部
17 グリップ部
17a 下端部
19 延長筒部
20 前側の係合凹部(取付部)
21 後側の係合凹部(取付部)
30 第一端部(前端部)
31 第二端部(後端部)
32a 角部
32b 角部
33a 前部傾斜縁部
33b 前部傾斜縁部
34a 後部傾斜縁部
34b 後部傾斜縁部
35 第一の係合凸部(係合部)
36 第二の係合凸部(係合部)
100 竿本体
200 両軸リール
201 リール脚
202 右側の側壁部
203 左側の側壁部
204 スプール
205 ハンドル
206 クラッチ

Claims (4)

  1. 釣竿にリールを取り付けるためのリールシート本体と、
    パーミング時に手の平を支持するサポート部材と、
    を備えたリールシートであって、
    前記リールシート本体は、
    リール脚が載置されるリール脚載置部を有する固定部材と、
    竿尻側に向けて膨出量が大きくなるように前記リール脚載置部に対して径方向の反対側に向けて膨出し、パーミング時に指を支持するグリップ部、及び、側部に設けられ、前記サポート部材が着脱可能に取り付けられる取付部を有し、前記固定部材に対して着脱可能な交換部材と、を備え、
    前記サポート部材が前記取付部に取り付けられていない状態においては、パーミング時に前記側部が手の平を支持すると共に前記グリップ部が指を支持し、
    前記サポート部材が前記取付部に取り付けられた状態においては、パーミング時に前記サポート部材が手の平を支持すると共に前記グリップ部が指を支持する、リールシート。
  2. 前記交換部材は、突片部を有し、
    前記リールシート本体に螺合し、前記交換部材を前記固定部材に保持するように前記突片部を径方向外側から覆う保持用ナットをさらに備える、請求項1に記載のリールシート。
  3. 釣竿にリールを取り付けるためのリールシートであって、
    釣竿に装着されるリールシート本体と、パーミング時に手の平を支持するサポート部材と、を備え、
    前記リールシート本体は、
    リール脚が載置されるリール脚載置部を有する固定部材と、
    前記サポート部材を取り付けるための取付部を有し、前記固定部材に対して着脱可能な交換部材と、
    を有し、
    前記取付部は、前記交換部材の左右両側部にそれぞれ設けられ、
    前記サポート部材は、
    左側の取付部に前記サポート部材が取り付けられるとパーミング時に左手の手の平を支持し、右側の取付部に前記サポート部材が取り付けられるとパーミング時に右手の手の平を支持し、前記交換部材に取り付けられた状態において前記リール脚載置部よりも上側に突出する角部を有する、リールシート。
  4. 釣竿にリールを取り付けるためのリールシートにおけるリールシート本体に着脱可能に取り付けられる交換部材であって、
    竿尻側に向けて膨出量が大きくなるようにリール脚載置部に対して径方向の反対側に向けて膨出し、パーミング時に指を支持するグリップ部と、
    側部に設けられ、パーミング時に手の平を支持するサポート部材が着脱可能に取り付けられる取付部と、
    を有し、
    前記サポート部材が前記取付部に取り付けられていない状態においては、パーミング時に前記側部が手の平を支持すると共に前記グリップ部が指を支持し、
    前記サポート部材が前記取付部に取り付けられた状態においては、パーミング時に前記サポート部材が手の平を支持すると共に前記グリップ部が指を支持する、リールシート本体の交換部材。
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