JP2019170328A - リールシートの係合構造 - Google Patents
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Abstract
Description
リールシート本体1は、左右非対称の形状となっている。リールシート本体1は、左右両側面のうち何れか一方の側面のみに左右方向の外方に向けて張り出した側方張り出し部16を備えている。本実施形態におけるリールシートは、右側にハンドルを備えた両軸リールを取り付けるためのもの、即ち、右ハンドル仕様のものである。そのため、側方張り出し部16は、リールシート本体1の左右両側面のうち左側の側面のみに形成されており、左側の側面は右側の側面よりも外側に膨出するように張り出している。
側方張り出し部16の後部には、サポート壁部17が上方に向けて突設されている。サポート壁部17は、パーミング時に手の平に当接してその手の平を内側から支えるためのものである。サポート壁部17は、固定フード部12の側方やや後方に離間して位置していて上方に向けて起立している。サポート壁部17は側方張り出し部16の後部を構成している。
リールシート本体1の下部の後側寄りの位置にグリップ部18が形成されている。該グリップ部18は、リールシート本体1の下面の後部に下側に向けて大きく膨出している。グリップ部18は中空状である。グリップ部18は、パーミング時に人差し指から小指の手の平側の面である裏面に当接してそれを支持する。グリップ部18には人差し指から小指までの四本の指が当接してもよいし、その四本のうちの複数の指が当接してもよい。グリップ部18は、リールシート本体1の下面のうち固定フード部12の下側に対応した位置から後側にかけて形成されていて、延長筒部19の前部の下側位置まで延びている。
次に、本実施形態におけるリールシート本体1の部材構成について説明する。本実施形態では、リールシート本体1は、互いに別体に形成された固定部材7と交換部材8とから構成される。固定部材7は、竿本体100に接着固定される。固定部材7は、リールシート本体1の主要部を構成していて、全体として筒状であって、その内側に竿挿通孔10を備えており、リール脚載置部11、固定フード部12、フード用雄ネジ部13、及び延長筒部19を有している。
図8のように保持用ナット5を緩めて後側に後退させた状態で交換部材8を固定部材7に対して着脱できる。交換部材8の取付、取り外し作業は、釣竿にリールシートが取り付けられた状態のままで行うことができる。竿本体100に固定部材7が取り付けられた状態で、交換部材8を取り付けたり、取り外したりすることができる。従って、他の種類の交換部材8を準備しておけば、釣竿にリールシートが取り付けられている状態のまま交換部材8のみを交換することができる。例えば、左側にサポート壁部17が形成された交換部材8から、右側にサポート壁部17が形成された交換部材8に交換することもできる。従って、交換部材8のみを交換することで、右側のハンドル105を備えた両軸リールから左側にハンドルを備えた両軸リールに付け替えることができる。また、サポート壁部17の形状や大きさ、側方張り出し部16の張り出し量、グリップ部18の位置や大きさやその有無等、種々の仕様の交換部材8に容易に取り替えて楽しむことができる。また、交換部材8の材質や色、デザイン等が異なる他の交換部材8に容易に交換することもできる。そのため、釣り人の好みや両軸リールの種類、対象魚や状況等に応じて、釣り人が自由にリールシートをカスタマイズして楽しむことができる。
2 フード用ナット
3 可動フード(移動筒)
4 延長スリーブ(移動筒)
4a 後端面
5 保持用ナット
5a 前端面
6 開口リング
7 固定部材
8 交換部材
10 竿挿通孔
10a 中心線
11 リール脚載置部
12 固定フード部
13 フード用雄ネジ部
14 第一の保持用雄ネジ部
15 第二の保持用雄ネジ部
16 側方張り出し部
17 サポート壁部
18 グリップ部
19 延長筒部
30 ガイド溝
31 移動用凸部
32 肉抜き凹部
40 延長スリーブの突片部
41 延長スリーブの係合溝
41a 第一の側面
41b 第二の側面
41c 底面
41d 傾斜面
50 保持用ナットの係合凸部
50a 第一の側面
50b 第二の側面
50c 突端面
50d 傾斜面
60 可動フードの突片部
61 可動フードの係合溝
61a 第一の側面
61b 第二の側面
61c 底面
61d 傾斜面
70 フード用ナットの係合凸部
70a 第一の側面
70b 第二の側面
70c 突端面
70d 傾斜面
100 竿本体
Claims (5)
- 釣竿用の筒状のリールシートにおける係合構造であって、
釣竿の竿本体に装着され、雄ネジ部を有する筒状のリールシート本体と、
該リールシート本体の外側に装着され、リールシート本体に対して中心線方向に沿って移動可能であって且つ相対回転不能な移動筒と、リールシート本体の雄ネジ部に螺合して移動筒を中心線方向に沿って移動させるためのナットとを備え、
移動筒とナットのうち、一方の部材の端部内面には係合凸部が形成され、他方の部材の端部には、一方の部材に向けて中心線方向に突出した突片部が周方向に間隔をあけて複数形成され、該複数の突片部の外面には、係合凸部と係合し且つ周方向に延びる係合溝がそれぞれ形成されており、
係合溝は、突片部の先端側に位置する第一の側面と、突片部の基端側に位置する第二の側面と、両側面同士をつなぐ底面とを有し、
係合凸部は、他方の部材側に位置する第一の側面と、該第一の側面とは反対側に位置する第二の側面と、両側面同士をつなぐ突端面とを有し、
係合溝における第二の側面と底面との境界部と、係合凸部における第一の側面と突端面との境界部には、それぞれ傾斜面が形成されていることを特徴とするリールシートの係合構造。 - 係合溝の傾斜面は、係合溝の第一の側面よりも大きく、係合凸部の傾斜面は、係合凸部の第二の側面よりも大きい請求項1記載のリールシートの係合構造。
- 係合溝は突片部の基端部に形成されていて、係合溝の第二の側面は、他方の部材の端面の一部を構成している請求項1又は2記載のリールシートの係合構造。
- リールシート本体の外周面には、中心線方向に延びるガイド溝が周方向に間隔をおいて複数形成され、移動筒の内周面には、ガイド溝に係合する移動用凸部が周方向に間隔をおいて複数形成されており、複数の移動用凸部がそれぞれ移動筒の端部から中心線方向に延長されて突片部が形成されていて、突片部は移動用凸部の一部を構成している請求項1乃至3の何れかに記載のリールシートの係合構造。
- 突片部とは反対側の移動用凸部の端部の幅方向中央部には肉抜き凹部が形成されていて、突片部とは反対側の移動用凸部の端部は二股状に形成されている請求項4記載のリールシートの係合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018065194A JP6995000B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | リールシートの係合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018065194A JP6995000B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | リールシートの係合構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019170328A true JP2019170328A (ja) | 2019-10-10 |
JP6995000B2 JP6995000B2 (ja) | 2022-01-14 |
Family
ID=68166153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018065194A Active JP6995000B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | リールシートの係合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6995000B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113558017A (zh) * | 2020-04-28 | 2021-10-29 | 古洛布莱株式会社 | 钓竿用卷线器座及钓竿 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5841169U (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-18 | 富士工業株式会社 | 筒型リ−ル取付装置 |
US4578890A (en) * | 1984-03-19 | 1986-04-01 | Lew Childre & Sons, Inc. | Fishing rod foregrip and reel securement device |
JP2000270722A (ja) * | 1999-03-25 | 2000-10-03 | Daiwa Seiko Inc | 釣竿のリールシート |
JP2003116422A (ja) * | 2001-10-09 | 2003-04-22 | Shimano Inc | リールシート |
JP2014087288A (ja) * | 2012-10-30 | 2014-05-15 | Shimano Inc | 釣竿用リールシート及び釣竿 |
-
2018
- 2018-03-29 JP JP2018065194A patent/JP6995000B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5841169U (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-18 | 富士工業株式会社 | 筒型リ−ル取付装置 |
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JP6995000B2 (ja) | 2022-01-14 |
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