JP7409937B2 - セキュリティ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、セキュリティ装置に関する。
特許文献1には、窓ガラスの破壊を検知すると、機器本体に収納された報知音発生部によって報知音を発生させる警報装置が開示されている。この警報装置では、機器本体の外部に報知音を放出する放音孔が、機器本体の前壁部を貫通するように設けられている。
特開2008-282361号公報
上述した警報装置では、目立ちやすい前面部分に放音孔が設けられている。警報装置のように、セキュリティを管理するための装置が屋内に設置される場合には、放音孔が目立つことによって屋内の美観が損なわれる可能性がある。また、放音孔から異物が挿入され、筐体内に収容された電子部品等が損傷する可能性がある。そのため、放音孔が目立ちにくい筐体構造が望まれる。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本開示の一形態によれば、セキュリティ装置が提供される。このセキュリティ装置は、第1方向の一方側に配置される第1ケースと、前記第1ケースに対して前記第1方向の他方側に配置される第2ケースとを有する筐体と、前記筐体内に収容され、音を出力する音出力部と、を備える。前記第1ケースは、前記第1方向において前記第2ケースの外周壁に対向する対向部を有し、前記対向部は、前記第2ケースの外周壁の先端部との間に隙間を空けて配置される第1凹部を有し、前記筐体は、前記隙間によって少なくとも一部が形成され、前記音出力部から出力された前記音を前記筐体外へ放出させる放音通路を有する。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1ケースと第2ケースとの隙間を用いて放音通路を形成できるため、放音通路を目立たなくすることができる。
(2)上記形態のセキュリティ装置において、前記対向部は、前記第1ケースの外周壁の先端部に設けられてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1ケースと第2ケースとの両方に外周壁が設けられた形態の筐体において、放音通路を目立たなくすることができる。
(3)上記形態のセキュリティ装置において、前記対向部は、第1凸部を有し、前記第2ケースの外周壁の先端部は、第2凸部および第2凹部を有し、前記第1凸部は、前記第2凸部および前記第2凹部との間に、前記放音通路の一部を形成する前記隙間を空けて配置され、前記第2凸部は、前記第1凹部との間に、前記放音通路の一部を形成する前記隙間を空けて配置されてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、第1凸部と第2凸部とによって放音通路を目立たなくすることができる。
(4)上記形態のセキュリティ装置において、前記放音通路は、前記筐体の内面における前記隙間の入口であり、前記音出力部から出力された前記音を導入する音導入口と、前記筐体の外面における前記隙間の出口であり、前記音導入口から導入された前記音を放出する音放出口とを有し、前記筐体は、前記音放出口から前記放音通路を視たときに、前記第2ケースの外周壁の先端部のうちの少なくとも一部を視認可能であり、かつ、前記音導入口を視認不可能であるように構成されてもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、筐体外のどの位置から視たとしても筐体の色が視認されるので、隙間を通じて筐体の内部が暗く見えることによって放音通路が目立つことを抑制できる。また、音放出口から放音通路に棒状の異物が挿入されたとしても異物が音導入口まで侵入することを抑制できる。
(5)上記形態のセキュリティ装置において、前記第1ケースは、前記第2ケースの外周壁の先端部が接触して配置される接触部を有し、前記筐体は、前記放音通路に連続するように前記接触部に沿って設けられた溝状部を有してもよい。
この形態のセキュリティ装置によれば、筐体20を視た者に対して、放音通路ではなく溝状部が設けられているだけであるとの印象を与えることができるので、放音通路をより目立たなくできる。
本開示は、セキュリティ装置以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、セキュリティ装置の筐体等の形態で実現することができる。
セキュリティシステムの概略構成を示す説明図。 第1実施形態のセキュリティ装置の概略構成を示す斜視図。 第1実施形態のセキュリティ装置の概略構成を示す側面図。 図3のセキュリティ装置のIV-IV線断面図。 図4のV部の部分拡大図。 図3のセキュリティ装置のVI-VI線断面図。
A.第1実施形態:
図1は、第1実施形態におけるセキュリティ装置10を備えるセキュリティシステム100の概略構成を示す説明図である。本実施形態では、セキュリティシステム100は、セキュリティ装置10の他に、コントローラ110と、センサ120と、警報ランプ130と、警報ブザー140とを備えている。セキュリティシステム100は、動作モードとして、保安モードと通常モードとを有している。保安モード時にセンサ120によって、例えば、家屋内の異常が検出された場合、コントローラ110は、予め契約された警備会社200に異常が検出されたことを通報するとともに、警報ランプ130を点灯させ、警報ブザー140を鳴動させる。
本実施形態では、セキュリティ装置10は、家屋の玄関内の壁面に固定されており、セキュリティシステム100の動作モードを切り替えるために用いられる。セキュリティ装置10は、制御部11と、操作部12と、通信部13と、音出力部14とを備えている。制御部11は、CPUやメモリを備えたコンピュータとして構成されており、音出力部14をはじめ、セキュリティ装置10の動作全体を制御する。操作部12は、押しボタンによって構成されている。音出力部14は、スピーカによって構成されている。通信部13は、有線通信または無線通信によってコントローラ110と通信可能に構成されている。
操作部12がユーザからの操作を受け付けると、制御部11は、通信部13を介して、動作モードの切り替えを実行させるための要求信号をコントローラ110に送信する。コントローラ110は、要求信号を受信すると、動作モードの切り替えを実行し、動作モードの切り替えを実行したことを通知するための回答信号をセキュリティ装置10に送信する。制御部11は、通信部13を介して回答信号を受信すると、予め記憶された音声を音出力部14に出力させる。例えば、通常モードから保安モードに切り替えられた場合には、制御部11は、「保安モードに切り替えました」という音声を音出力部14に出力させる。
図2は、本実施形態におけるセキュリティ装置10の概略構成を示す斜視図である。セキュリティ装置10の筐体20は、正面部21と、右側面部22と、上側面部23と、左側面部24と、下側面部25と、背面部26とを有する箱状に構成されている。正面部21には、上述した操作部12が設けられており、筐体20内には、制御部11と音出力部14と通信部13とが収容されている。セキュリティ装置10は、下側面部25が重力方向を向き、背面部26が玄関内の壁面を向くように固定される。右側面部22には、音出力部14によって出力された音を筐体20外に放出させる放音通路50の出口部分が設けられている。各側面部22~25には、溝状部60が設けられている。尚、放音通路50および溝状部60の詳細な構成については後述する。
図2には、互いに直交するX,Y,Z方向を示す矢印が示されている。X方向およびY方向は、水平面に平行な方向であり、Z方向は、重力方向とは反対の方向である。X,Y,Z方向を示す矢印は、他の図においても、図示の方向が図2と対応するように適宜、図示してある。以下の説明において、向きを特定する場合には、矢印の指し示す方向である正の方向を「+」、矢印の指し示す方向とは反対の方向である負の方向を「-」として、方向表記に正負の符合を併用する。
図3は、本実施形態におけるセキュリティ装置10の概略構成を示す側面図である。図3には、技術の理解を容易にするために、図3の下側に背面部26が配置されるようにしてセキュリティ装置10が表されている。図3に示すように、背面部26には、セキュリティ装置10が玄関内の壁面に取り付けられる際の位置決め等に用いられる突起部29が設けられている。
図2および図3に示すように、本実施形態では、筐体20は、第1ケース30と第2ケース40とによって構成されている。第1ケース30は、第1基部31と、第1基部31の外周縁から+X方向側に向かって突き出した第1外周壁32とを有している。第2ケース40は、第2基部41と、第2基部41の外周縁から-X方向側に向かって突き出した第2外周壁42とを有している。第1基部31によって筐体20の正面部21が構成されており、第2基部41によって筐体20の背面部26が構成されている。第1外周壁32と第2外周壁42とによって筐体20の各側面部22~25が構成されている。第1ケース30と第2ケース40とは、ネジ等によって互いに固定されている。第1ケース30と第2ケース40とは、それぞれ、射出成形によって成形された樹脂材料で構成されている。
図4は、図3のセキュリティ装置10のIV-IV線断面図である。音出力部14は、筐体20の内部に設けられた支持部材70によって支持されている。支持部材70は、ネジ等によって第2ケース40に固定されている。本実施形態では、音出力部14と支持部材70との間の内部空間SPと、後述する第1外周壁32の先端部と第2外周壁42の先端部との間の隙間GPとによって放音通路50が形成されている。
図5は、図4のV部の部分拡大図である。第1ケース30は、X方向において第2ケース40の第2外周壁42に対向する対向部35を有している。本実施形態では、対向部35は、第1外周壁32の先端部に設けられている。対向部35には、第1凸部36と第1凹部37とが設けられている。第1凸部36は、第1凹部37よりも筐体20の外側に設けられており、第1凹部37よりも第2ケース40の第2基部41側に向かって突き出すように設けられている。
第2外周壁42の先端部には、第2凸部46と第2凹部47とが設けられている。第2凸部46は、第2凹部47よりも筐体20の内側に設けられており、第2凹部47よりも第1ケース30の第1基部31側に向かって突き出すように設けられている。第2凸部46は、Y方向に沿って視たときに第2凸部46の一部が第1凸部36に重なるように配置されている。
第1凸部36は、第2凸部46および第2凹部47との間に隙間GPを空けて配置されており、第2凸部46は、第1凸部36および第1凹部37との間に隙間GPを空けて配置されている。当該隙間GPは、後述する第1外周壁32の先端部に設けられた接触部39と第2外周壁42の先端部との間に寸法公差に起因して生じる微小な隙間よりも広い。上述したとおり、放音通路50の一部は、隙間GPによって形成されている。
放音通路50は、筐体20の内面における隙間GPの入口である音導入口51と、筐体20の外面における隙間GPの出口である音放出口52とを有している。本実施形態では、音導入口51は、第2凸部46と第1凹部37との間に設けられている。音放出口52は、第1凸部36と第2凹部47との間に設けられている。音導入口51は、音出力部14から出力された音を隙間GPに導入し、音放出口52は、音導入口51から隙間GPに導入された音を筐体20外に放出する。
筐体20は、音放出口52から放音通路50内を視たときに、第1凸部36と第2凸部46とのうちの少なくともいずれか一方を視認可能であり、かつ、音導入口51を視認不可能であるように構成されている。具体的には、図4に示すように、筐体20は、第2凹部47の+Y方向側の端部P1と第1凸部36の先端部の-Y方向側の端部P2とを通る直線LNが第2凸部46を貫通し、かつ、音導入口51の開口部の外を通るように構成されている。
図5に示すように、本実施形態では、第1凸部36の先端の厚みt1は、第2凸部46の先端の厚みt2と同じである。第1凸部36のX方向における長さL1は、第2凸部46のX方向における長さL2と同じである。第1凸部36のX方向における長さL1は、音放出口52のX方向における高さH2よりも長い。第2凸部46のX方向における長さL2は、音導入口51のX方向における高さH1よりも長い。音放出口52のX方向における高さH1は、音導入口51のX方向における高さH2と同じである。第1凸部36の内側の面と第2凸部46の外側の面とは平行に配置されている。第1凸部36の内側の面と第2凸部46の外側の面との間の幅W1は、第1凸部36のX方向における厚みt1および第2凸部46のX方向における厚みt2と同じである。そのため、隙間GPの広さを十分に確保できるので、隙間GPを通じて、音出力部14から出力された音を筐体20外に効率良く放出できる。
図6は、図3のセキュリティ装置10のVI-VI線断面図である。図6には、技術の理解を容易にするために、当該断面に投影された放音通路50が二点鎖線で表されている。第1外周壁32の先端部は、第2外周壁42の先端部が接触して配置される接触部39を有している。接触して配置されるとは、第1外周壁32の先端部が第2外周壁42の先端部との間に寸法公差に起因して生じる微小な隙間を空けた状態で配置されることをも含んだ意味である。本実施形態では、第2外周壁42の先端部に第2凸部46と第2凹部47との間を階段状に接続する段差部48が設けられ、第1外周壁32の先端部に設けられた第1凹部37が段差部48に接触するように縮小されることによって接触部39が形成されている。上述した溝状部60は、第1凸部36の先端と第2凹部47と段差部48とによって区画されている。接触部39は各側面部22~25に設けられており、溝状部60は接触部39に沿って各側面部22~25に形成されている。右側面部22においては、放音通路50に連続するように溝状部60が形成されている。
図3に示すように、本実施形態では、音放出口52は、筐体20の外側から視て、台形状の開口形状を有している。音放出口52のX方向における高さH2は、溝状部60のX方向における高さH3よりも高い。本実施形態では、音放出口52のX方向における高さH2は、溝状部60のX方向における高さH3の3倍である。音放出口52のZ方向における幅W2は、音放出口52のX方向における高さH2よりも広い。本実施形態では、音放出口52のZ方向における幅W2は、音放出口52のX方向における高さH2の10倍以上である。そのため、音出力部14から出力された音を音放出口52から筐体20外に効率良く放出できる。尚、音放出口52のX方向における高さH2は、溝状部60のX方向における高さH3と同じでもよい。
以上で説明した本実施形態のセキュリティ装置10によれば、正面部21に比べてユーザ等に視認されにくい右側面部22に設けられた隙間GPが放音通路50の一部として用いられる。そのため、ユーザ等に視認されやすい筐体20の正面部21に放音通路50が設けられた形態に比べて、放音通路50を目立たなくすることができる。さらに、第1ケース30と第2ケース40との間の隙間GPが放音通路50の一部として用いられるので、筐体20を視た者に対して、当該隙間GPが放音のためではなく、例えば、第1ケース30と第2ケース40との合わせ目に装飾用に設けられた隙間であるかのような印象や、メンテナンス時に第2ケース40から第1ケース30を取り外すための作業用の隙間であるかのような印象を与えることができる。そのため、第1ケース30や第2ケース40に放音のために用いられる貫通孔が形成された形態に比べて、放音通路50を目立たなくすることができる。特に、本実施形態では、筐体20を構成する第1ケース30および第2ケース40を射出成形によって成形する際にスライドコアを用いずに、低コストで屈曲した放音通路50を筐体20に設けることができる。
また、本実施形態では、Y方向に沿って筐体20を視たときに、第2外周壁42の先端部に設けられた第2凸部46の一部が、第1外周壁32の先端部に設けられた第1凸部36に重なるように筐体20が構成されている。そのため、放音通路50の一部を形成する第1凸部36と第2凸部との間の隙間GPを目立たなくすることができる。
また、本実施形態では、音放出口52から放音通路50を視たときに、第1凸部36と第2凸部46とのうちの少なくともいずれか一方を視認可能であり、かつ、音導入口51を視認不可能であるように筐体20が構成されている。そのため、筐体20外のどの位置から視たとしても筐体20の色が視認されるので、隙間GPを通じて筐体20の内部が暗く見えてしまうことによって放音通路50が目立つことを抑制できる。また、音放出口52から棒状の異物が挿入されたとしても、第1凸部36や第2凸部46によって筐体20内への異物の侵入が規制されるので、異物が音導入口51まで到達することを抑制できる。そのため、異物が挿入されることによって、制御部11や音出力部14等の筐体20内の電子機器が破損することを抑制できる。特に、本実施形態では、隙間GPを通じて筐体20の内部が暗く見えてしまうことを第1凸部36と第2凸部46とによって抑制できるので、部品点数の増加を抑制できる。
また、本実施形態では、筐体20には、放音通路50に連続するように溝状部60が設けられている。そのため、筐体20を視た者に対して、筐体20には放音通路50が設けられずに溝状部60が設けられているだけであるとの印象を与えることができるので、放音通路50をより目立たなくできる。
B.他の実施形態
(B1)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、放音通路50を構成する隙間GPは、筐体20の右側面部22に1つ設けられている。これに対して、放音通路50を構成する隙間GPは、筐体20の右側面部22ではなく、上側面部23や左側面部24や下側面部25に1つ設けられてもよい。また、右側面部22に複数個の隙間GPが設けられてもよいし、右側面部22と上側面部23と左側面部24と下側面部25とのうちの2つ以上に隙間GPが1つまたは複数個ずつ設けられてもよい。
(B2)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、筐体20を構成する第1ケース30には第1外周壁32が設けられ、かつ、第2ケース40には第2外周壁42が設けられている。これに対して、第1外周壁32と第2外周壁42とのうちのいずれか一方が設けられなくてもよい。例えば、第1ケース30には第1外周壁32が設けられずに、第1基部31の対向部35に第1凹部37が設けられ、第1凹部37と第2外周壁42の先端部との間に放音通路50を構成する隙間GPが設けられてもよい。
(B3)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、第1ケース30は、第1外周壁32の先端部に第1凸部36を有しており、第2ケース40は、第2外周壁42の先端部に第2凸部46および第2凹部47を有している。これに対して、第1ケース30は、第1凸部36を有しなくてもよいし、第2ケース40は、第2凸部46および第2凹部47を有しなくてもよい。例えば、第1ケース30には第1外周壁32が設けられずに第1基部31の対向部35に第1凹部37が設けられ、第2ケース40の第2外周壁42の先端部には第2凸部46や第2凹部47が設けられず、第1凹部37と第2外周壁42の先端部との間に放音通路50を構成する隙間GPが設けられてもよい。
(B4)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、第1凸部36は、第1凹部37よりも筐体20の外側に設けられており、第2凸部46は、第2凹部47よりも筐体20の内側に設けられている。これに対して、第1凸部36は、第1凹部37よりも筐体20の内側に設けられ、第2凸部46は、第2凹部47よりも筐体20の外側に設けられてもよい。
(B5)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、筐体20は、音放出口52から放音通路50内を視たときに、音導入口51を視認不可能であるように構成されている。これに対して、筐体20は、音放出口52から放音通路50内を視たときに、音導入口51の一部を視認可能であるように構成されてもよい。
(B6)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、筐体20には溝状部60が設けられている。これに対して、筐体20に溝状部60が設けられなくてもよい。
(B7)上述した実施形態のセキュリティ装置10では、第1ケース30の第1外周壁32の先端部には、第2ケース40の第2外周壁42の先端部に接触する接触部39が設けられており、第1ケース30は、接触部39を介して第2ケース40に支持されている。これに対して、第1外周壁32の先端部には、第2外周壁42の先端部に接触する部分が設けられなくてもよい。例えば、第1基部31と第2基部41とを接続する部材が筐体20に設けられ、第1ケース30は、この部材を介して第2ケース40に支持されてもよい。
本開示は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…セキュリティ装置、11…制御部、12…操作部、13…通信部、14…音出力部、20…筐体、21…正面部、22…右側面部、23…上側面部、24…左側面部、25…下側面部、26…背面部、29…突起部、30…第1ケース、31…第1基部、32…第1外周壁、35…対向部、36…第1凸部、37…第1凹部、39…接触部、40…第2ケース、41…第2基部、42…第2外周壁、46…第2凸部、47…第2凹部、48…段差部、50…放音通路、51…音導入口、52…音放出口、60…溝状部、100…セキュリティシステム、110…コントローラ、120…センサ、130…警報ランプ、140…警報ブザー、200…警備会社

Claims (5)

  1. セキュリティ装置であって、
    第1方向の一方側に配置される第1ケースと、前記第1ケースに対して前記第1方向の他方側に配置される第2ケースとを有する筐体と、
    前記筐体内に収容され、音を出力する音出力部と、
    を備え、
    前記第1ケースは、前記第1方向において前記第2ケースの外周壁に対向する対向部を有し、
    前記対向部は、前記第2ケースの外周壁の先端部との間に隙間を空けて配置される第1凹部を有し、
    前記筐体は、前記隙間によって少なくとも一部が形成され、前記音出力部から出力された前記音を前記筐体外へ放出させる放音通路を有する、
    セキュリティ装置。
  2. 請求項1に記載のセキュリティ装置であって、
    前記対向部は、前記第1ケースの外周壁の先端部に設けられる、セキュリティ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のセキュリティ装置であって、
    前記対向部は、第1凸部を有し、
    前記第2ケースの外周壁の先端部は、第2凸部および第2凹部を有し、
    前記第1凸部は、前記第2凸部および前記第2凹部との間に、前記放音通路の一部を形成する前記隙間を空けて配置され、
    前記第2凸部は、前記第1凹部との間に、前記放音通路の一部を形成する前記隙間を空けて配置される、セキュリティ装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のセキュリティ装置であって、
    前記放音通路は、前記筐体の内面における前記隙間の入口であり、前記音出力部から出力された前記音を導入する音導入口と、前記筐体の外面における前記隙間の出口であり、前記音導入口から導入された前記音を放出する音放出口とを有し、
    前記筐体は、前記音放出口から前記放音通路を視たときに、前記第2ケースの外周壁の先端部のうちの少なくとも一部を視認可能であり、かつ、前記音導入口を視認不可能であるように構成される、セキュリティ装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のセキュリティ装置であって、
    前記第1ケースは、前記第2ケースの外周壁の先端部が接触して配置される接触部を有し、
    前記筐体は、前記放音通路に連続するように前記接触部に沿って設けられた溝状部を有する、セキュリティ装置。
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JP7039148B2 (ja) 2017-11-14 2022-03-22 三菱電機株式会社 制御システム、設備機器、リモートコントローラ、制御方法、及び、プログラム

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