JP7091178B2 - 警報器及び操作装置 - Google Patents

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本発明は、警報器及び操作装置に関する。
従来より、ガスセンサを内蔵し、ガス漏れを検出して警報を発する警報器、COセンサを内蔵し、一酸化炭素の発生を検出して警報を発する警報器、火災センサを内蔵し、火災の発生を検出して警報を発する警報器等、異常な状態を判断した場合に警報を発する警報器が知られている。この類の警報器では、操作部を通じて押圧式スイッチを操作することで、警報停止、警報器の点検動作といった各種の機能を実行することができる。
例えば特許文献1には、光源からの光を透過させて表示を行う表示用レンズ(表示部)を筐体(ケース本体)に配置し、このレンズを、筐体に設けたレバーを介して押圧式スイッチを操作する操作部として用いる警報器が開示されている(例えば特許文献1参照)。一方、操作部と表示部とを分離した構成も考えられるが(例えば特許文献2参照)、この構成にあっては、レバーを押圧するための別途の部品が必要となる。
なお、例えば特許文献3には、押圧式スイッチ上にカバー部を設け、このカバー部の弾性変形を利用して押圧式スイッチを操作するとともに、光源からの光をカバー部において透過させることで表示を行う操作装置が開示されている。
特許第5295898号公報 特開2014-194848号公報 特開2012-243509号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法にあっては、以下に示す点において改善の余地があった。第1に、表示用レンズとレバーとが別部品となっているため、部品点数が多くなる。このため、成形用金型もそれぞれ必要となるばかりか、組み立て工数も増加する可能性がある。第2に、表示用レンズを押し下げる構成であるため、レンズとその周囲を囲むケース本体との間に隙間が必要となる。そのため、ケース本体内への液体の侵入、静電気放電を考慮する必要がある。第3に、手の汚れ等が表示用レンズに付着した場合には、表示用レンズが汚れ、表示が見え難くなってしまう可能性がある。第4に、警報器が落下し、表示用レンズに衝撃が加わった場合には、レバーから押圧スイッチへと局所的に大きな衝撃が加わる可能性がある。第5に、表示用レンズにレバーの陰影が現れて、意匠性が損なわれる可能性がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示用レンズそのものを操作しなくても、簡素な構成によってスイッチ操作を行うことができる警報器及び操作装置を提供することである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、箱状のケース本体に、当該ケース本体の正面から視認可能な表示用レンズが設けられた警報器を提供する。この警報器は、ケース本体内に収容されており、可動部を押圧して操作されるスイッチ及び表示用レンズを背面側から照明する光源が実装された配線板と、ケース本体の一部を薄肉化して形成され、ケース本体の外側から押圧力が加えられることでケース本体の厚さ方向に配線板側へと弾性変形する操作部と、表示用レンズのレンズ本体に一体的に形成され、ケース本体とスイッチとの間に配置され、配線板側へ弾性変形した操作部によって押し出されて、スイッチの可動部を押圧するレバー部と、を有し、ケース本体は、正面側が開放された箱状の下ケースと、下ケースの正面側に組み付けられる平板状の上ケースと、を備え、下ケースの下端部は、上ケースの下端よりも下方に延出して、表示用レンズが配設され、操作部は、上ケースの下端側に設けられている
ここで、第1の発明において、操作部におけるケース本体の厚さは、操作部周囲の厚さよりも薄くなっていることが好ましい。
また、第1の発明において、操作部は、当該操作部の背面に、レバー部に向かって突き出した柱部を備えていることが好ましい。
また、第2の発明において、上ケースは、当該上ケースの下端両側に位置する角部が下ケースに接触した状態で、下ケースに組み付けられていることが好ましい。
また、第2の発明は、箱状のケース本体に、当該ケース本体の正面から視認可能な表示用レンズが設けられた操作装置を提供する。この操作装置は、ケース本体内に収容されており、可動部を押圧して操作されるスイッチ及び表示用レンズを背面側から照明する光源が実装された配線板と、ケース本体の一部を薄肉化して形成され、ケース本体の外側から押圧力が加えられることでケース本体の厚さ方向に配線板側へと弾性変形する操作部と、表示用レンズのレンズ本体に一体的に形成され、ケース本体とスイッチとの間に配置され、配線板側へ弾性変形した操作部によって押し出されて、スイッチの可動部を押圧するレバー部と、を有する。
そして、ケース本体は、正面側が開放された箱状の下ケースと、下ケースの正面側に組み付けられる平板状の上ケースと、を備え、下ケースの下端部は、上ケースの下端よりも下方に延出して、表示用レンズが配設される。操作部は、上ケースの下端側に設けられている。
本発明によれば、表示用レンズそのものを操作しなくても、ケース本体の一部を造形する操作部を通じてスイッチ操作を行うことができるので、簡素な構成によってスイッチ操作を行うことができる。
本実施形態に係る警報器を模式的に示す分解斜視図 本実施形態に係る警報器を示す正面図 図2の線分AAにおける警報器の断面状態を説明する図 図2に示す警報器の側面図 図2の線分AAに沿う上ケースの断面を示す断面図 図2の線分BBに沿う上ケースの断面を示す断面図 表示用レンズを示す正面図 図7の線分CCに沿う表示用レンズの断面を示す断面図
図1は、本実施形態に係る警報器1を模式的に示す分解斜視図である。図2は、本実施形態に係る警報器1を示す正面図である。図3は、図2の線分AAにおける警報器1の断面状態を説明する図である。図4は、図2に示す警報器1の側面図である。
警報器1は、監視センサからの信号に基づいて監視領域内に異常な状態が発生していると判断した場合に警報を発するものである。本実施形態に係る警報器1は、例えば都市ガスに対応したガス漏れ用のガス警報器であり、例えば室内の壁面に設置される。警報器1は、商用電源等の外部電源から供給される電力で駆動する。
警報器1は、ケース本体10と、配線板50とを主体に構成されている。
ケース本体10は、配線板50及びこれに実装された部品を内部に収容する箱状の筐体である。ケース本体10は、下ケース20と上ケース30とで構成されており、下ケース20と上ケース30とを相互に組み付けることにより筐体が構成される。警報器1を設置する場合には、下ケース20が背面(後)、上ケース30が正面(前)となるように固定される。
下ケース20は、正面側が開放された箱状の部材であり、合成樹脂等で形成されている。下ケース20は、平板状のケース基板21と、このケース基板21の周縁に立設された枠状の周壁部22とで構成されている。ケース基板21の背面側には、外部電源に接続するプラグを備えたコードを巻き取るための巻取板23が設けられている。
上ケース30は、平板状の部材であり、合成樹脂等で形成されている。上ケース30は、当該上ケース30の上端、左側端及び右側端のそれぞれが下ケース20の周壁部22に接触した状態で、下ケース20に組み付けられている。このため、下ケース20及び上ケース30が組み付けられた状態において、上ケース30の下端両側に位置する角部30aも、下ケース20に接触した状態となる。
ケース本体10は、表示用レンズ40をさらに備えている。表示用レンズ40は、ケース本体10内に搭載された光源からの光を外部へ出力する領域である。表示用レンズ40は、下ケース20の下端部に設けられており、上ケース30の下側に表示用レンズ40が露出する。すなわち、ケース本体10を正面視した際に、上ケース30の下方に隣接して表示用レンズ40が視認される。
表示用レンズ40は、アクリル樹脂等で形成されており、光を拡散して透過させる拡散透過性を備えている。例えば、表示用レンズ40は、乳白色等の半透明体から構成されたり、微細な凹凸形状を付与するシボ加工がその表面に施されたり、或いは、これらの両方を用いて構成されている。
光源からの光は、表示用レンズ40の背面側に入射され、表示用レンズ40に入射された光は、表示用レンズ40において拡散され、表示用レンズ40の意匠面(外側に露出する面)から出射される。表示用レンズ40は、光源から照射される光を受けて面発光し、その全体が明るく点灯した状態で視認される。この表示用レンズ40により、光源からの光を用いた表示が行われる。
表示用レンズ40は、ケース本体10の幅方向(左右方向)に沿って延在する幅広形状を有している。本実施形態において、表示用レンズ40は、ケース本体10の幅方向のサイズと同一のサイズに設定されている。また、表示用レンズ40の意匠面は、上端側から下端側にかけて下ケース20のケース基板21に向かって傾斜するテーパー形状が付与されている。このテーパー形状により、警報器1の正面のみならず、警報器1の下方からも表示用レンズ40を視認することがきる。
配線板50は、配線パターンがプリントされた基板であり、スイッチ51、ガスセンサ52、LED53、スピーカー(図示せず)、マイクロコンピューター(図示せず)といった各種の電子部品が実装されている。配線板50は、下ケース20のケース基板21及び上ケース30に対して略平行な状態で配置されている。なお、図1では、配線板50に実装される部品の一部が省略して描かれている。
スイッチ51は、マイクロコンピューターに対して、ユーザーの操作に応じて操作信号を出力するものである。スイッチ51は、ケース本体10の厚さ方向(前後方向)に変位する可動部51aを備え、この可動部51aが押圧されることにより操作信号の状態が変化する。スイッチ51は、後述する操作部31と対応する位置に実装されている。
ガスセンサ52は、ガスを検出するセンサであり、例えば接触燃焼式ガスセンサである。ガスセンサ52は、雰囲気中に含まれるガスの濃度を検出し、その濃度に応じた検出信号をマイクロコンピューターに出力する。なお、ガスセンサ52としては、半導体ガスセンサ等の周知のガスセンサを用いることもできる。
LED53は、表示用レンズ40の背面側に配置されており、当該表示用レンズ40を背面側から照明する表示用の光源である。LED53は、ケース本体10の幅方向にかけて複数設けられている。複数のLED53は、例えば緑、黄及び白といった様々な色から選択されている。LED53は、マイクロコンピューターに制御され、警報を含む各種の情報を表示する際に点灯又は点滅させられる。また、LED53は、夜間、常夜灯として点灯させられたり、外部電源からの電力が遮断された際に非常灯として点灯させられたりする。
スピーカーは、マイクロコンピューターに制御され、警報を音声出力する。
マイクロコンピューターは、警報器1の制御を司るものである。マイクロコンピューターは、ガスセンサ52から出力される検出信号に基づいてガスの高濃度状態を判断した場合、LED53やスピーカーを制御して警報を発する。
また、ケース本体10には、電池ケース55が収容されている。電池ケース55には、電池を取り付けることができる。電池ケース55に取り付けられた電池により、外部電源が遮断された際に動作用の電力を得ることができ、外部電源が遮断された状況下においても警報器1を動作させることができる。
以下、本実施形態の特徴の一つである、ケース本体10及び表示用レンズ40を利用したスイッチ51の操作構造について説明する。ここで、図5は、図2の線分AAに沿う上ケース30の断面を示す断面図である。図6は、図2の線分BBに沿う上ケース30の断面を示す断面図である。図7は、表示用レンズ40を示す正面図である。図8は、図7の線分CCに沿う表示用レンズ40の断面を示す断面図である。
ケース本体10の正面側の意匠を造形する上ケース30には、スイッチ51を操作するための操作部31が設けられている。操作部31は、上ケース30の下端側に設けられている。操作部31における上ケース30の厚さT1は、操作部31周囲の厚さT2よりも薄くなるように形成されている。操作部31は、薄肉化によって剛性が低下させられており、これにより、ケース本体10の厚さ方向に弾性変形可能となっている。ケース本体10の正面側から押圧力が加えられることで、操作部31は、ケース本体10の内方、すなわち、配線板50側へ弾性変形する。なお、図1及び図2では、操作部31の設定領域を明確にするため、操作部31に相当する領域にハッチングが施されている。
この操作部31の背面には、柱部31aが設けられている。柱部31aは、配線板50側に向かって突き出した柱状の部位であり、上ケース30に一体的に形成されている。柱部31aは、操作部31の略中央に配置されている。
一方、表示用レンズ40は、レンズ本体41と、レバー部42とを備えている。レンズ本体41とレバー部42とは一体に形成されている。
レンズ本体41は、光源(LED53)からの光を外部へ出力する表示用レンズ40の主たる構造部であり、その詳細については上述した通りである。
レバー部42は、レンズ本体41に一体的に形成されており、操作部31の背面とスイッチ51との間に配置されている。レバー部42は、操作部31から入力される押圧力をスイッチ51の可動部51aへと伝達する部材である。
レバー部42は、一対の脚部43と、レバー板44とで構成されている。一対の脚部43は、レンズ本体41の上部に立設されている。一対の脚部43は、幅方向に沿って一定の距離だけ離間して配置されており、レバー板44の両端を支持している。レバー板44は、幅方向にかけて幅広に形成された平板状の部材である。レバー板44において、上ケース30と向き合う面には、第1突起44aが設けられ、配線板50と向き合う面には、第2突起44bが設けられている。
第1突起44aは、上ケース30に向かって飛び出した突起であり、操作部31の柱部31aと対応する位置に設けられている。第1突起44aの突端は、柱部31aの突端と正対している。第1突起44aの高さは、操作部31に押圧力が加えられていない状態において、第1突起44aの突端が柱部31aの突端に当接するように設定されている。
第2突起44bは、配線板50に向かって飛び出した突起であり、スイッチ51の可動部51aと対応する位置に設けられている。第2突起44bの突端は、可動部51aと正対している。第2突起44bの高さは、操作部31に押圧力が加えられていない状態において、第2突起44bの突端が可動部51aに当接するように設定されている。
本実施形態において、操作部31に設けられた柱部31aは、スイッチ51の可動部51aと比べて下方にオフセットした位置に配置されている。このため、第1突起44aは、第2突起44bと比べて下方にオフセットした位置に配置されている。レバー部42は、柱部31aとスイッチ51の可動部51aとの位置のギャップを埋める機能も担っている。
このような構成の警報器1において、警報器1に対する操作は、操作部31をケース本体10の内方へと押圧することにより行われる。操作部31は、その周囲の領域と比較して薄肉に形成されているため、押圧力が加えられると、配線板50側へと弾性変形する。
操作部31がケース本体10の内方(配線板50側)へと弾性変形すると、その裏面に形成された柱部31aも配線板50側へと進出する。これにより、柱部31aに当接するレバー部42も配線板50側へと押し出される。レバー部42の第2突起44bには、スイッチ51の可動部51aが当接しているため、レバー部42が押し出されることにより、スイッチ51の可動部51aが押圧される。
このような一連の動作により、操作部31に対する押圧力(操作力)がレバー部42を介してスイッチ51の可動部51aへと伝達される。これにより、上ケース30の一部を形成する操作部31を押圧操作することで、スイッチ51の操作を行うことができる。
このように本実施形態によれば、表示用レンズ40とレバー部42とが一体とされているため、部品点数の削減を図ることができる。このため、成形用金型をそれぞれ用意する必要もないし、組み立て工数が増加することもない。また、上ケース30を弾性変形させてレバー部42を押し出す構成であるため、上ケース30に隙間を設ける必要もない。このため、ケース本体10内への液体の侵入、静電気放電を考慮する必要がない。また、ユーザーが操作を行うにあたり表示用レンズ40に触れる必要もない。このため、表示用レンズ40が汚れ、表示が見え難くなることもない。また、警報器1が落下し、上ケース30に衝撃が加わった場合でも、上ケース30の大きな面積で衝撃が分散される。このため、スイッチ51へ局所的に大きな衝撃が加わることを緩和することができる。さらに、レバー部42が上ケース30によって隠れるので、表示用レンズ40からその姿を視認することができない。このため、意匠性が損なわれるといったこともない。加えて、上ケース30を押圧してレバー部42にて操作力を伝達する構成であるため、操作部31を押圧した際にクリック感が得られ易い。このため、操作感を向上させることができる。
また、本実施形態において、操作部31における上ケース30の厚さT1が、操作部31周囲の領域の厚さT2よりも薄く形成されている。
この構成によれば、操作部31における剛性を低下させることができるので、操作部31を弾性的に変形させることができる。また、この構成によれば、上ケース30に隙間を設けることなく、操作部31を弾性変形させることができる。このため、ケース本体10内への液体の侵入、静電気放電を考慮する必要がない。
また、本実施形態において、操作部31は、その背面に、レバー部42に向かって突き出した柱部31aを備えている。
この構成によれば、上ケース30と、レバー部42との間に生じる空間を補完することができる。これにより、操作部31に入力される操作力をレバー部42に対して適切に伝達させることができる。
また、本実施形態において、ケース本体10は、下ケース20と上ケース30とを備えている。そして、下ケース20の下端部は、上ケース30の下端よりも下方に延出して、表示用レンズ40が配設されている。また、操作部31は、上ケース30の下端側に設けられている。
この構成によれば、上ケース30上に形成される操作部31と、表示用レンズ40とをそれぞれ独立して構成することができる。これにより、上述した効果を得ることができる。また、操作部31と表示用レンズ40とが近接するので、レバー部42の配置が容易となり、構成の簡素化を図ることができる。
また、本実施形態において、上ケース30は、当該上ケース30の下端の両側に位置する角部30aが下ケース20に接触した状態で、下ケース20に組み付けられている。
この構成によれば、上ケース30の角部30aが下ケース20によって固定されるので、容易に可動することができない。このため、警報器1が落下して、上ケース30の角部30aに衝撃が加えられた場合に、角部30aの変位が規制される。これにより、上ケース30の大きな面積全体で衝撃が分散される。その結果、スイッチ51へ局所的に大きな衝撃が加わることを緩和することができる。
以上、本実施形態に係る警報器について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されることなく、その発明の範囲において種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、ガス漏れを警報する警報器について説明したが、一酸化炭素の高濃度状態を警報する警報器について適用してもよい。また、火災警報器や人感警報器等の他の警報器であってもよい。
また、本実施形態では、スイッチの操作構造を警報器を例に挙げて説明したが、スイッチの操作構造を備える操作装置それ自体も本発明の一部として機能する。この場合、操作装置は、警報器に限らず他の装置に適用されてもよい。
1 警報器
10 ケース本体
20 下ケース
21 ケース基板
22 周壁部
23 巻取板
30 上ケース
30a 角部
31 操作部
31a 柱部
40 表示用レンズ
41 レンズ本体
42 レバー部
43 脚部
44 レバー板
44a 第1突起
44b 第2突起
50 配線板
51 スイッチ
51a 可動部
52 ガスセンサ
53 LED
55 電池ケース
T1,T2 厚さ

Claims (6)

  1. 箱状のケース本体に、当該ケース本体の正面から視認可能な表示用レンズが設けられた警報器において、
    前記ケース本体内に収容されており、可動部を押圧して操作されるスイッチ及び前記表示用レンズを背面側から照明する光源が実装された配線板と、
    前記ケース本体の一部を薄肉化して形成され、前記ケース本体の外側から押圧力が加えられることで前記ケース本体の厚さ方向に前記配線板側へと弾性変形する操作部と、
    前記表示用レンズのレンズ本体に一体的に形成され、前記ケース本体と前記スイッチとの間に配置され、前記配線板側へ弾性変形した前記操作部によって押し出されて、前記スイッチの前記可動部を押圧するレバー部と、を有し、
    前記ケース本体は、
    正面側が開放された箱状の下ケースと、
    前記下ケースの正面側に組み付けられる平板状の上ケースと、を備え、
    前記下ケースの下端部は、前記上ケースの下端よりも下方に延出して、前記表示用レンズが配設され、
    前記操作部は、前記上ケースの下端側に設けられている
    警報器。
  2. 前記操作部における前記ケース本体の厚さは、前記操作部周囲の厚さよりも薄くなっている
    請求項1記載の警報器。
  3. 前記操作部は、当該操作部の背面に、前記レバー部に向かって突き出した柱部を備えている
    請求項1又は2記載の警報器。
  4. 前記上ケースは、当該上ケースの下端両側に位置する角部が前記下ケースに接触した状態で、前記下ケースに組み付けられている
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の警報器。
  5. 箱状のケース本体に、当該ケース本体の正面から視認可能な表示用レンズが設けられた操作装置において、
    前記ケース本体内に収容されており、可動部を押圧して操作されるスイッチ及び前記表示用レンズを背面側から照明する光源が実装された配線板と、
    前記ケース本体の一部を薄肉化して形成され、前記ケース本体の外側から押圧力が加えられることで前記ケース本体の厚さ方向に前記配線板側へと弾性変形する操作部と、
    前記表示用レンズのレンズ本体に一体的に形成され、前記ケース本体と前記スイッチとの間に配置され、前記配線板側へ弾性変形した前記操作部によって押し出されて、前記スイッチの前記可動部を押圧するレバー部と、を有し、
    前記ケース本体は、
    正面側が開放された箱状の下ケースと、
    前記下ケースの正面側に組み付けられる平板状の上ケースと、を備え、
    前記下ケースの下端部は、前記上ケースの下端よりも下方に延出して、前記表示用レンズが配設され、
    前記操作部は、前記上ケースの下端側に設けられている
    操作装置。
  6. 前記上ケースは、当該上ケースの下端両側に位置する角部が前記下ケースに接触した状態で、前記下ケースに組み付けられている
    請求項記載の操作装置
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