JP7409778B2 - 導波管スロットアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、誘電体基板を用いて構成した導波管に一又は複数のスロットを設けた導波管スロットアンテナに関するものである。
従来から、マイクロ波帯やミリ波帯の高周波信号を用いた無線通信において、導波管に複数のスロットを形成し、給電部から給電された高周波信号を導波管に伝搬させて複数のスロットから電磁波として放射する導波管スロットアンテナが知られている。近年では、小型軽量化や加工の容易性に鑑み、誘電体基板とそれを取り囲む金属部材により構成した導波管スロットアンテナが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、このような構造を有する導波管スロットアンテナに関し、導波管の信号伝送方向に沿って複数のスロットを規則的に配置し、隣接するスロット同士の間隔を管内波長λgの1/2に設定した構造が提案されている(特許文献2参照)。この特許文献の図5には、隣接するスロットの間に、導波管の中空内部側(内側)に所謂アイリス(導体突出部)を設けた構造が開示されており、アイリスを設けたことで、各スロットから放射される電界の方向が揃う旨が述べられている。
特開平10-190349号公報 特開2008-167246号公報
一般に、導波管内には前述の管内波長λgに応じて周期的に繰り返す定在波が発生する。一方、導波管スロットアンテナの小型化を図るには、スロットの個数をできるだけ少なくし(例えば、2個)、信号伝送方向に沿って各スロットの中心を定在波の電界が最大となる位置に合致させる構造が望ましい。しかし、このように小型化を図った導波管スロットアンテナは、一般に周波数帯域を広くすることが難しいという課題がある。この場合、特許文献2に開示される構造のアイリスを隣接するスロットの間に設けたとしても、単に各スロットから放射される電界の方向が揃うのみであって、周波数帯域を拡大する効果は得られないことは明らかである。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、簡単な構造で周波数特性を広帯域化することが可能な導波管スロットアンテナを実現するものである。
上記課題を解決するために、本発明の導波管スロットアンテナは、誘電体基板(10)を用いて形成された導波管を具備する導波管スロットアンテナであって、前記誘電体基板の下面に形成され、前記導波管の下壁を構成する第1導体層(11)と、前記誘電体基板の上面に形成され、前記導波管の上壁を構成する第2導体層(12)と、前記第1導体層と前記第2導体層との間を電気的に接続し、前記導波管の両側の側壁を構成する1対の側壁部(20、21)と、前記第1導体層と前記第2導体層との間を電気的に接続し、前記導波管の信号伝送方向である第1の方向(X)に対向する短絡面となる1対の短絡壁部(24、25)と、前記第2導体層に設けられ、前記第1の方向に沿って隣接して配置される少なくとも2個のスロット(14)とを備え、前記1対の側壁部のそれぞれには、前記第1導体層と前記第2導体層との間を電気的に接続し、前記第2導体層に直交する第2の方向(Z)から見た平面視で前記導波管の前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する第3の方向(Y)における中心側に突出する少なくとも1対の導体突出部(22、23)が形成され、前記1対の導体突出部は、前記第2の方向から見た平面視で前記2個のスロットの間の領域のうち前記第1の方向に沿って延在する所定領域を挟んで配置されることを特徴としている。
本発明の導波管スロットアンテナによれば、誘電体基板に構成される導波管の1対の側壁部に、第3の方向の中心側に突出する1対の導体突出部を形成し、この1対の導体突出部と2個のスロットとの適切な位置関係を設定することで、導波管内には、基本構造に基づく第1のモードの定在波に加え、1対の導体突出部の構造に基づく第2のモードの定在波が発生する。よって、それぞれのモードの共振周波数が異なるため、導波管スロットアンテナの全体では2つの周波数特性を合成した広い周波数特性を得ることができる。
本発明の1対の短絡壁部の間隔は、導波管の管内波長のN/2倍(Nは2以上の整数)に設定することが望ましい。これにより、第1の方向に沿って導波管内の1対の短絡壁部の位置を定在波の節に設定し、各スロットと1対の導体突出部をそれぞれ定在波の所望の位置に容易に設定することができる。この場合、第1の方向に沿って、2個のスロットを含むN個のスロットと、1対の導体突出部を含むN-1対の導体突出部とを交互に配置してもよい。これにより、スロットの個数及び1対の導体突出部の個数を増加させた大型の導波管スロットアンテナを構成することができる。
本発明において、2個のスロットの第1の方向に沿った間隔は管内波長の1/2倍とし、1対の導体突出部は2個のスロットの間の第1の方向に沿った中心位置に配置することができる。これにより、第1の方向に対して2個のスロット及び1対の導体突出部を対称的な配置とし、導波管に発生する定在波の電界分布に適合させることができる。
本発明において、1対の導体突出部の間の第3の方向に沿った距離Dは、前記1対の側壁部の前記第3の方向に沿った間隔Wに対し、7W/16 ≦ D ≦ 5W/8の関係を満たすことが望ましい。この関係を逸脱する場合には(D<7W/16又は5W/8<D)、周波数特性の2つの共振周波数が現れず(図5参照)、導波管内に前述の2つのモードが発生しないと推認される。
本発明の誘電体基板には、第2導体層の上部に配置され、少なくとも2個のスロットを充填する誘電体層を形成してもよい。これにより、上層の誘電体層を設けたことで各スロットの近傍の誘電率を高くすることでき、導波管スロットアンテナを小型化した場合であっても所望の周波数特性の実現が容易となる。
本発明において、1対の導体突出部を含む1対の側壁部と1対の短絡壁部とは、第1導体層と第2導体層との間をそれぞれ接続する複数のビア導体で構成することができる。これにより、誘電体基板を作製する際に積層技術を適用する場合、導波管の周囲の導体部分を所望の形状で容易に形成することができる。
本発明の2個のスロットは、第2の方向から見た平面視で、第3の方向における1対の側壁部の間の中心位置から偏移した位置に配列してもよい。これにより、導波管内の定在波のうち主に磁界分布に対応して、各々のスロットを最適な位置に配置することができる。
本発明は、導波管に入力信号を給電する給電部を更に備えて構成してもよい。例えば、第2の方向から見た平面視で、第2の方向に延びるビア導体を含む給電部を構成することができる。
本発明によれば、誘電体基板を用いて形成された導波管のうち1対の側壁部にそれぞれ1対の導体突出部を形成し、これにより導波管内に2つのモードを発生させる構造としたので、小型かつ簡単な構造で、各モードの異なる共振周波数に応じて周波数特性の広帯域化を実現することができる。
本発明を適用した一実施例に係る導波管スロットアンテナの構造を示す図であって、図1(A)は導波管スロットアンテナを上方から見た上面図であり、図1(B)は図1(A)の導波管スロットアンテナのA-A断面における断面図であり、図1(C)は図1(A)の導波管スロットアンテナのB-B断面における断面図である。 本実施形態との対比のための比較例であり、図1(A)の構造を有する導波管スロットアンテナから1対の導体突出部22、23を除去した構造を示す上面図である。 図2の比較例に関し、導波管のX方向に沿った電界強度の分布を模式的に示す図である。 図1の構造を有する本実施形態の導波管スロットアンテナに関し、図3と同様の電界強度の分布を模式的に示す図である。 モードM1とモードM2に対応する周波数特性について説明する図であって、図5(A)はモードM1に対応する周波数特性を示す図であり、図5(B)はモードM2に対応する周波数特性を示す図である。 本実施形態の導波管スロットアンテナに対するシミュレーションに基づく周波数特性の検証結果について説明する図であって、図6(A)はD=1.2mm、1.4mm、1.6mmの場合の3つの周波数特性を重ねて示す図であり、図6(B)はD=1.8mm、2.0mm、2.2mmの場合の3つの周波数特性を重ねて示す図である。 図1(A)の構造のうち、スロット14の個数及び導体突出部22、23の個数を増加させた場合の変形例を示す図である。 本実施形態の導波管スロットアンテナの作製方法の概要を説明する図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら説明する。ただし、以下に述べる実施形態は本発明の技術思想を適用した形態の一例であって、本発明が本実施形態の内容により限定されることはない。
まず、図1を用いて、本発明を適用した一実施例に係る導波管スロットアンテナの構造について説明する。図1(A)は本実施形態の導波管スロットアンテナを上方から見た上面図であり、図1(B)は図1(A)の導波管スロットアンテナのA-A断面における断面図であり、図1(C)は図1(A)の導波管スロットアンテナのB-B断面における断面図である。図1においては、説明の便宜のため、互いに直交するX方向(本発明の第1の方向)、Y方向(本発明の第3の方向)、Z方向(本発明の第2の方向)をそれぞれ矢印にて示している。
本実施形態の導波管スロットアンテナは、セラミック等の誘電体材料からなる誘電体基板10と、誘電体基板10の下面に形成された導電材料からなる導体層11(本発明の第1導体層)と、誘電体基板10の上面に形成された導電材料からなる導体層12(本発明の第2導体層)と、上下の導体層11、12の間を電気的に接続する複数のビア導体13と、上面の導体層12に形成された2個のスロット14(14a、14b)と、導体層12を挟んで誘電体基板10の上部に配置された誘電体層15とを備えている。なお、図1(A)では、複数のビア導体13と2個のスロット14とを、誘電体層15及び導体層12の側から透視した状態を示している。
誘電体基板10は、X方向を長尺方向とする直方体の外形形状を有する。図1(B)に示すように、誘電体基板10は、導体層11、12に挟まれた複数の誘電体層を積層してなる。誘電体基板10の周囲には導波管が形成されており、下側の導体層11が導波管の下壁として機能し、上側の導体層12が導波管の上壁として機能し、複数のビア導体13のうちX方向に沿って並ぶ2列が導波管の1対の側壁(後述の側壁部20、21)として機能する。この導波管は、X方向を信号伝送方向として、図1(A)(B)に示すように、短辺の長さがZ方向にT1及び長辺の長さがY方向にWの矩形断面(YZ断面)を有している。一般に、W≒2T1の関係の断面形状を設定することにより、導波管の上下面をH面とするTE10を主モードとして伝搬させることができる。
複数のビア導体13は、それぞれ誘電体基板10を貫く複数の貫通孔に導電材料を充填した複数の柱状導体である。複数のビア導体13の各々は、下端が導体層11と接続され、上端が導体層12と接続され、その柱状導体の側面が外部に露出することなく誘電体基板10で覆われている。図1(A)に示すように、複数のビア導体13は、Z方向から見た平面視で、X方向に2列で並ぶ前述の1対の側壁部20、21と、この1対の側壁部20、21のX方向の中央から導波管の中心側に突出する1対の導体突出部22、23と、Y方向に2列で並ぶ1対の短絡壁部24、25とに区分される。1対の短絡壁部24、25は、導波管のX方向の両側の短絡面として機能する。なお、1対の導体突出部22、23の機能については後述する。1対の側壁部20、21と1対の導体突出部22、23と1対の短絡壁部24、25とを構成する複数のビア導体13において、隣接するビア導体13の間隔が、いずれも導波管の遮断波長の半分以下になるように設定されている。
導体層12には、2個のスロット14a、14bが設けられている。スロット14a、14bの各々は、Z方向から見た平面視で、X方向の所定のスロット長とY方向の所定の幅とを有する矩形の形状を有する。図1(B)からわかるように、2個のスロット14a、14bの位置では、導体層12が開口されており、開口の内部が誘電体層15で充填されている。また、図1(A)に示すように、スロット14a、14bは、1対の側壁部20、21の間のY方向の中心位置から互いに対称的な位置に偏移した配置となっている。2個のスロット14a、14bのY方向の偏移量は、主に導波管内の磁界分布に対してアンテナ特性を最適化するように設定される。
ここで、図1(A)(B)において、2個のスロット14a、14bと、1対の短絡壁部24、25と、1対の導体突出部22、23とに関し、X方向に沿った配置及びサイズの関係を説明する。なお、スロット14a、14bの位置と複数のビア導体13の位置については、各々のX方向の中央位置を基準とする。まず、導波管の管内波長λgに対し、両端の1対の短絡壁部24、25の間隔は、λgに一致する。また、左側の短絡壁部24と左側のスロット14aの間の距離、及び右側の短絡壁部25と右側のスロット14bの間の距離は、いずれもλg/4となっている。従って、2個のスロット14a、14bの間隔は、λg/2に一致する。なお、スロット14a、14bの間隔は、スロット14a、14bの信号伝送方向(X)の中心間距離として定めるものとする。また、1対の導体突出部22、23は、導波管のX方向の中央位置に配置されており、1対の短絡壁部24、25との間の距離がλg/2に一致する。
また、図1(A)(C)において、1対の側壁部20、21と1対の導体突出部22、23とのY方向に沿った配置及びサイズの関係を説明する。1対の側壁部20、21は、間隔Wに設定されている。一方、1対の導体突出部22、23の各々は、いずれも1対の側壁部20、21の中央位置から導波管の中心側に突出する1個のビア導体であり、1対の導体突出部22、23の間がY方向に沿って距離Dだけ離れている。すなわち、1対の側壁部20、21の間隔Wに比べ、1対の導体突出部22、23の間の距離Dは小さい(D<W)ことは明らかであるが、これらの間隔W及び距離Dは、導波管スロットアンテナの性能向上の観点から、次の(1)式の関係を満たすように設定することが望ましい。
7W/16 ≦ D ≦ 5W/8 (1)
なお、導波管スロットアンテナの性能と(1)式の関係については後述する。
本実施形態の導波管スロットアンテナにおいて、図1(A)に示すように、寸法パラメータW、D、λgのそれぞれの始点及び終点の位置は、いずれもビア導体13の中心点に定めるものとする。
また、図1(B)(C)において、誘電体基板10と1対の導体層11、12と誘電体層15とのZ方向に沿った構造及びサイズの関係を説明する。前述したように、Z方向に沿って、誘電体基板10は前述の厚さT1に形成され、導体層12を挟んで誘電体基板10の上部に積層された誘電体層15は厚さT2に形成され、T2<T1の関係を満たしている。誘電体層15は、前述したように、導体層12に開口された2個のスロット14a、14bを充填し、かつ導体層12の上部を覆っている。一般的なスロットは外部に露出した構造を採用することが多いが、本実施形態では、2個のスロット14a、14bの近傍の誘電率を高くするために誘電体層15を設けたものである。誘電体層15に基づく効果については後述する。なお、誘電体基板10と誘電体層15は、同一の誘電体材料を用いて形成するのが通常であるが、異なる誘電体材料を用いて形成してもよい。
図1には示されないが、本実施形態の導波管スロットアンテナにおいて入力信号を給電するための給電部を設けることができる。例えば、Z方向から見た平面視で、2個のスロット14a、14bと重ならない所定位置に、Z方向に延びるビア導体を含む給電部を構成してもよい。給電部を介して給電した入力信号は、導波管を伝搬して2個のスロット14a、14bから外部に放射される。
なお、本実施形態の導波管スロットアンテナにおいて、図1の構造に限定されることなく、多様な構造を採用することができる。例えば、図1のうち1対の側壁部20、21と1対の導体突出部22、23と1対の短絡壁部24、25は、複数のビア導体13を用いて構成する場合に限らず、ベタ状の導体壁を用いて構成してもよい。この場合、Z方向から見た平面視で、誘電体基板10を取り囲む矩形の導体壁により1対の側壁部20、21及び1対の短絡壁部24、25を構成し、この矩形の導体壁に対して導波管の中心側に突出するYZ平面の導体壁を接続することで、1対の導体突出部22、23を構成することができる。
また、図1の構造において、1対の導体突出部22、23は、1対の短絡壁部24、25の間のX方向の中心位置に配置される場合に限らず、X方向に沿って2個のスロット14a、14bの間の所定領域を挟んで配置することができる。この場合、一方の導体突出部22のX方向の位置が、他方の導体突出部23のX方向の位置と若干ずれている配置も採用可能である。ただし、1対の導体突出部22、23のX方向の位置が2個のスロット14a、14bのいずれかのX方向の位置に重なる配置は、互いの干渉によりアンテナ特性に悪影響を与えるので望ましくない。
また、図1の構造において、1対の導体突出部22、23の各々は、1対の側壁部20、21に隣接する1個のビア導体13(計2個のビア導体13)からなるが、より多数のビア導体13を用いて1対の導体突出部22、23の各々を構成することができる。この場合においても、前述の(1)式の関係を満たすことが望ましい。なお、多数のビア導体13を用いて1対の導体突出部22、23を構成する場合であっても、隣接するビア導体13の間隔が前述の遮断波長の半分以下になるように設定する必要がある。
本実施形態において、1対の導体突出部22、23の主な役割は、導波管スロットアンテナの周波数帯域(以下、単に「帯域」という)を広げることにある。発明者らの検証の結果、図1の構造を有する導波管スロットアンテナにおいて、1対の導体突出部22、23を設けない場合は、導波管内に1つのモードの定在波のみが存在するのに対し、1対の導体突出部22、23を設けた場合は、導波管内に2つのモードの定在波が存在することが確認された。以下、図2~図6を参照して、本実施形態における導波管内の定在波分布と導波管スロットアンテナの周波数特性に関し、1対の導体突出部22、23の有無に基づく効果の相違を説明する。
図2は、本実施形態との対比のための比較例であり、図1(A)の構造を有する導波管スロットアンテナから1対の導体突出部22、23を除去した構造の上面図を示している。また、図3は、図2の比較例に関し、導波管のX方向に沿った電界強度(電圧定在波)の分布を模式的に示している。矩形の導波管にはZ方向に沿う電界成分が伝搬するが、1対の短絡壁部24、25はYZ平面の短絡面であるため、その位置(0、λg)で電界成分は常にゼロになる。図2の導波管スロットアンテナにおいては、実線で示すように、X方向に沿って第1のモードであるモードM1の定在波が発生する。第1のモードM1では、X方向に沿って、1対の短絡壁部24、25及び両者の中央位置(0、λg/2、λg)が定在波の節に相当し、それぞれ電界が0となり、定在波の隣接する節の間の位置(λg/4、3λg/4)で、それぞれ電界がピークとなる。
これに対し、図4は、図1の構造を有する本実施形態の導波管スロットに関し、図3と同様の電界強度の分布を模式的に示している。そして、本実施形態の導波管スロットアンテナにおいては、前述の第1のモードM1に加えて、図4の破線で示すように、第2のモードであるモードM2の定在波が発生する。第2のモードM2では、X方向に沿って、1対の短絡壁部24、25の位置(0、λg)のみ電界が0である定在波の節に相当し、両者の中央位置(λg/2)のみで電界が1つのピークとなる。
一般に、導波管スロットアンテナの周波数特性は、導波管内の定在波分布の態様に依存する。以下、図5を用いて、前述のモードM1とモードM2にそれぞれ対応する周波数特性について説明する。まず、図5(A)に実線で示すように、モードM1に対応する周波数特性は、反射係数S11が最小となる共振周波数f1と、この共振周波数f1を中心として反射係数S11が所定値Saより低い範囲である帯域B1を有する。一方、図5(A)に破線で示すように、モードM2に対応する周波数特性は、反射係数S11が最小となる共振周波数f2と、この共振周波数f2を中心として反射係数S11が所定値Saより低い範囲である帯域B2を有する。図5(A)から明らかなように、モードM2の共振周波数f2は、モードM1の共振周波数f1に比べて低い周波数になる。
本実施形態の導波管スロットアンテナの全体では、図5(A)におけるモードM1に対応する周波数特性とモードM2に対応する周波数特性とを合成した周波数特性として、図5(B)に示す周波数特性が得られる。図5(B)の周波数特性においては、前述の2つの共振周波数f1、f2を含む広い範囲にわたって反射係数S11が低くなり、十分に広い帯域Bを得られることがわかる。これに対し、図2の構造の比較例の場合、1つのモードM1のみに対応して、例えば、図5(A)の実線のような狭い帯域B1しか得られない。従って、本実施形態の導波管スロットアンテナによれば、1対の導体突出部22、23を設けることで、図5(B)の帯域Bのように周波数特性の広帯域化を図る効果を得ることができる。
さらに、本実施形態の導波管スロットアンテナにおいては、1対の導体突出部22、23に基づく効果に加えて、図1(B)に示す誘電体層15に基づく効果を得ることができる。すなわち、導波管スロットアンテナの薄型化のためには、一般に誘電体基板を薄く形成する必要があるが、導波管スロットアンテナの誘電体基板を薄くすると、共振周波数が高域側にシフトすることになる。この場合、共振周波数を低域側に戻すために、例えば、スロット長を長くする手法があるが、これは隣接するスロット同士が接近して互いの干渉を招くため、有効な手法ではない。これに対し、本実施形態の導波管スロットアンテナは、導体層12の上部に誘電体層15を配置してスロット14の近傍の誘電率を高くしたので、誘電体基板10を薄く形成しつつ、共振周波数が高域側にシフトすることを防止する効果を得ることができる。なお、導波管スロットアンテナにおいて高域側の共振周波数を用いる場合、あるいは薄型化が不要である場合は、誘電体層15を配置しない構造を採用してもよい。
次に、図6を用いて、本実施形態の導波管スロットアンテナに対するシミュレーションに基づく周波数特性の検証結果について説明する。図6のシミュレーションでは、図1の構造において、寸法パラメータとして、W=3.2mm、T1=0.4mm、T2=0.2mm、λg/2=2.95mmとし、比誘電率εとして、ε=5.8とし、1対の導体突出部22、23の間の距離Dを変化させた場合の周波数特性の変化を検証したものである。図6(A)には、D=1.2mm、1.4mm、1.6mmの場合の3つの周波数特性を重ねて示すとともに、図6(B)には、D=1.8mm、2.0mm、2.2mmの場合の3つの周波数特性を重ねて示している。
図6(A)(B)に示すように、6つの周波数特性のうち、距離Dが1.2mm、2.2mmの第1のケースでは、26~30GHzの周波数範囲でS11が極小値となる1つの共振周波数のみが現れ、それ以外の距離Dが1.4mm、1.6mm、1.8mm、2.0mmの第2のケースでは、26~30GHzの周波数範囲でS11が極小値となる2つの共振周波数が現れる。図4及び図5の関係性を考慮すると、第1のケースでは導波管に1つのモードM1の定在波のみが発生し、第2のケースでは導波管に2つのモードM1、M2の定在波が発生していると推認できる。
図6のシミュレーションにより、導波管スロットアンテナのモードM1、M2に基づいて帯域を広げる観点から、距離Dが1.2mm、2.2mmの設定は望ましくないのに対し、距離Dが1.4mm以上かつ2.0mm以下の設定が望ましいと判断できる。よって、この判断結果は前述の(1)式に合致することから、寸法パラメータの設定条件として(1)式が適切であることがわかる。なお、図6(A)(B)のそれぞれの帯域は、(1)式を保ったまま寸法パラメータを変更したり、あるいは誘電体基板10や誘電体の誘電率及び厚さT1、T2を変更することで、調整することができる。
本実施形態の導波管スロットアンテナには多様な変形例がある。図7は、図1(A)の構造のうち、スロット14の個数及び導体突出部22、23の個数を増加させた場合の変形例である。すなわち、図1(A)においては1対の短絡壁部24、25のX方向の間隔がλgであるのに対し、図7においては1対の短絡壁部24、25のX方向の間隔を2λgまで延長することで、4個のスロット14a、14b、14c、14d及び3対の導体突出部22、23を設けている。図7の構造は、図1の構造をX方向に沿って繰り返し配置したものであり、各構成要素の寸法や互いの距離は図1と共通である。
また、図7の構造を更にX方向に延長することも可能である。すなわち、1対の短絡壁部24、25の間隔をNλg/2(Nは2以上の整数)に設定し、N個のスロット14と、N-1対の導体突出部22、23とを交互に配置した構造に対しても本発明の適用が可能である。例えば、1対の短絡壁部24、25の間隔を3λg/2とし、3個のスロット14と2対の導体突出部22、23を配置することができる。
次に、本実施形態の導波管スロットアンテナの作製方法の概要について、図8を参照しつつ説明する。まず、誘電体基板10及びその上部の誘電体層15を構成する複数の誘電体層として、例えば、ドクターブレード法により形成した低温焼成用の複数のセラミックグリーンシート30を用意する。そして、図8(A)に示すように、それぞれのセラミックグリーンシート30の所定位置に打ち抜き加工を施して、複数のビアホール31を開口する。なお、各セラミックグリーンシート30における各ビアホール31の位置及び個数は、図1の複数のビア導体13(1対の側壁部20、21、1対の導体突出部22、23、1対の短絡壁部24、25)の配置に対応して設定される。
次に、図8(B)に示すように、それぞれのセラミックグリーンシート30に開口された複数のビアホール31のそれぞれに、Cuを含む導電性ペーストをスクリーン印刷により充填することにより、複数のビア導体13を形成する。続いて、図8(C)に示すように、最下層のセラミックグリーンシート30の下面に、Cuを含む導電性ペーストをスクリーン印刷により塗布することにより、導体層11を形成する。また、誘電体基板10のうち最上層のセラミックグリーンシート30の上面(誘電体層15のセラミックグリーンシート30の直下)に、Cuを含む導電性ペーストをスクリーン印刷により塗布することにより、スロット14となる開口部を含む導体層12を形成する。なお、所定のセラミックグリーンシート30に、給電部の一部である給電端子も形成する。
そして、複数のセラミックグリーンシート30を順に積層した上で、加熱加圧することにより積層体を形成する。その後、得られた積層体を脱脂、焼成することにより、図1を用いて既に説明したように、誘電体基板10に構成された導波管スロットアンテナが完成する。
以上、本実施形態に基づき本発明の内容を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で多様な変更を施すことができる。例えば、本実施形態の図1の構造例は1例であって、本発明の作用効果を得られる限り、他の構造や材料を用いた多様な導波管スロットアンテナに対して広く本発明を適用することができる。さらに、その他の点についても上記実施形態により本発明の内容が限定されるものではなく、本発明の作用効果を得られる限り、上記実施形態に開示した内容には限定されることなく適宜に変更可能である。
10…誘電体基板
11、12…導体層
13…ビア導体
14…スロット
15…誘電体層
20、21…側壁部
22、23…導体突出部
24、25…短絡壁部
30…セラミックグリーンシート
31…ビアホール

Claims (8)

  1. 誘電体基板を用いて形成された導波管を具備する導波管スロットアンテナであって、
    前記誘電体基板の下面に形成され、前記導波管の下壁を構成する第1導体層と、
    前記誘電体基板の上面に形成され、前記導波管の上壁を構成する第2導体層と、
    前記第1導体層と前記第2導体層との間を電気的に接続し、前記導波管の両側の側壁を構成する1対の側壁部と、
    前記第1導体層と前記第2導体層との間を電気的に接続し、前記導波管の信号伝送方向である第1の方向に対向する短絡面となる1対の短絡壁部と、
    前記第2導体層に設けられ、前記第1の方向に沿って隣接して配置される少なくとも2個のスロットと、
    を備え、
    前記1対の側壁部のそれぞれには、前記第1導体層と前記第2導体層との間を電気的に接続し、前記第2導体層に直交する第2の方向から見た平面視で前記導波管の前記第1の方向及び前記第2の方向に直交する第3の方向における中心側に突出する少なくとも1対の導体突出部が形成され、
    前記1対の導体突出部は、前記第2の方向から見た平面視で前記2個のスロットの間の領域のうち前記第1の方向に沿って延在する所定領域を挟んで配置され
    前記1対の導体突出部の間の前記第3の方向に沿った距離Dは、前記1対の側壁部の前記第3の方向に沿った間隔Wに対し、
    7W/16 ≦ D ≦ 5W/8
    の関係を満たすことを特徴とする導波管スロットアンテナ。
  2. 前記1対の短絡壁部の間隔は、前記導波管の管内波長のN/2倍(Nは2以上の整数)に設定されることを特徴とする請求項1に記載の導波管スロットアンテナ。
  3. 前記第1の方向に沿って、前記2個のスロットを含むN個のスロットと、前記1対の導体突出部を含むN-1対の導体突出部とが交互に配置されることを特徴とする請求項2に記載に導波管スロットアンテナ。
  4. 前記2個のスロットの前記第1の方向に沿った間隔は前記管内波長の1/2倍に相当し、前記1対の導体突出部は前記2個のスロットの間の前記第1の方向に沿った中心位置に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の導波管スロットアンテナ。
  5. 前記誘電体基板には、前記第2導体層の上部に配置され、少なくとも前記2個のスロットを充填する誘電体層が形成されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の導波管スロットアンテナ。
  6. 前記1対の導体突出部を含む前記1対の側壁部と前記1対の短絡壁部とは、前記第1導体層と前記第2導体層との間をそれぞれ接続する複数のビア導体からなることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の導波管スロットアンテナ。
  7. 前記2個のスロットは、前記第2の方向から見た平面視で、前記第3の方向における前記1対の側壁部の間の中心位置から偏移した位置に配列されることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の導波管スロットアンテナ。
  8. 前記導波管に入力信号を給電する給電部を更に備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の導波管スロットアンテナ。
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