JP7409011B2 - ベルト搬送装置、画像形成装置、およびベルト搬送装置の制御方法 - Google Patents

ベルト搬送装置、画像形成装置、およびベルト搬送装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ベルト搬送装置、画像形成装置、およびベルト搬送装置の制御方法に関する。
画像形成装置は、記録媒体を搬送するためのベルト搬送装置を備える。ベルト搬送装置は、複数のローラーに無端状の搬送ベルトを掛け渡した構成を有する。このようなベルト搬送装置においては、搬送ベルトの厚さバラツキに起因してベルト搬送速度が変化し、これによって記録媒体に形成される画像に色ずれが発生することが知られている。
これを防止するための技術として、下記特許文献1には、搬送ベルトの周方向における厚みプロファイルデータと、搬送ベルトの厚みの変化によるエンコーダの検出結果とを対応させた厚み-回転速度変動データを、不揮発性メモリに格納する、と記載されている。また、CPUは、磁気センサの検出結果から搬送ベルトの従動ローラに対応する位置の基準位置に対する位置を判別して、該従動ローラ位置に基づいて不揮発性メモリの厚みー回転速度変動データから該従動ローラ位置の搬送ベルトの厚みに対するエンコーダの従動ローラ回転速度値の変動値を取得し、該エンコーダの従動ローラ回転速度値に基づいて搬送ベルトを目標搬送速度で搬送するためにドライバへ出力する駆動信号を、該変動値に基づいて補正することで、搬送ベルトの厚みムラによる速度変動を防止する、と記載されている。
特開2010-191126号公報
ところで、上述したベルト搬送装置においては、経年的な搬送ベルトの摩耗により、搬送ベルトの厚みが全周にわたって薄型化する。薄型化した搬送ベルトは、上述したようにベルト搬送速度が変化するとともに、蛇行補正の際のステアリング動作によって破断し易くなるため搬送ベルトの寿命を短縮化する要因となっていた。
そこで本発明は、搬送ベルトの破断を防止して長寿命化を図ることが可能なベルト搬送装置を提供すること、さらにはこのベルト搬送装置を用いた画像形成装置、およびベルト搬送装置の制御方法を提供することを目的とする。
このような目的を達成するための本発明は、無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの内周に配置され前記搬送ベルトを駆動する駆動ローラーと、前記搬送ベルトの内周に配置され前記搬送ベルトの張力を調整する張力制御ローラーと、前記張力制御ローラーの位置を、前記張力制御ローラーの軸に対して垂直な方向に移動させるための駆動部と、前記駆動部による前記張力制御ローラーの移動を制御することによって前記搬送ベルトのベルト張力を調整する制御部とを備え、前記制御部は、前記ベルト張力が、前記搬送ベルトのベルト厚に応じて設定された目標値となるように、前記駆動部を制御して前記張力制御ローラーを移動させるベルト搬送装置である。
本発明によれば、搬送ベルトの破断を防止して長寿命化を図ることが可能なベルト搬送装置を提供すること、さらにはこのベルト搬送装置を用いた画像形成装置、およびベルト搬送装置の制御方法を提供することができる。
実施形態に係る画像形成装置の要部構成図である。 実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置の上面図である。 実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置の要部構成図(その1)である。 実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置の要部構成図(その2)である。 実施形態に係るベルト搬送装置の駆動機構のブロック図である。 実施形態に係るベルト搬送装置におけるベルト張力の設定を説明するための図である。 実施形態に係るベルト搬送装置におけるベルト張力の上限値を説明するための図である。 実施形態に係るベルト搬送装置の制御方法を示すフローチャートである。 実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置の蛇行補正を説明するグラフである。
以下、本発明を適用した、画像形成装置、画像形成装置に設けたベルト搬送装置、およびベルト搬送装置の制御方法の実施の形態を、この順に説明する。なお、以下の実施形態においては、画像形成装置としてインクジェット方式の画像形成装置を例示するが、本発明の画像形成装置は、ベルト搬送装置を有する構成であれば広く適用可能である。さらに実施形態において説明するベルト搬送装置は、画像形成装置に設けられるものに限定されることはなく、無端ベルトに対して高い走行性能が要求されるベルト搬送装置に広く適用可能である。
≪画像形成装置≫
図1は、実施形態に係る画像形成装置の要部構成図であって、インクジェット方式の画像形成装置における画像形成部を側方から見た図である。この図に示すように、インクジェット方式の画像形成装置1は、ベルト搬送装置1a、インク供給装置1b、および操作装置1cを備えている。
このうちベルト搬送装置1aは、記録媒体Pを所定方向に搬送するためのものである。記録媒体Pは、通常の紙材の他、厚紙、段ボール紙、さらには樹脂材料や布材によって構成されたシート状のものが広く用いられる。
このベルト搬送装置1aは、駆動ローラー10、従動ローラー11、張力制御ローラー12、およびこれらに張架された無端状の搬送ベルト13を備え、駆動ローラー10の回転によって搬送ベルト13を周回動作させる。これにより、搬送ベルト13の外周面を記録媒体Pの載置面13sとし、この載置面13s上に保持された記録媒体Pを、搬送ベルト13の周回方向に搬送する構成である。このようなベルト搬送装置1aは、本実施形態に特徴的な駆動機構20を備えている。これらのベルト搬送装置1aおよび駆動機構20の構成は、以降に詳細に説明する。
インク供給装置1bは、ベルト搬送装置1aによって搬送される記録媒体Pに対してインクを供給するためのものである。このインク供給装置1bは、ベルト搬送装置1aによる搬送される記録媒体Pの搬送方向に沿って、各色のインクを供給するインクヘッドが設けられた構成となっている。一例として、記録媒体Pの搬送方向に沿って、イエローインクヘッド100y、マゼンタインクヘッド100m、シアンインクヘッド100c、ブラックインクヘッド100kが順に配置された構成を図示したが、この順に限定されることはない。
操作装置1cは、画像形成装置1を用いて実施される印刷ジョブの設定を入力する部分である。このような操作装置1cは、表示パネルおよび操作ボタンを備え、操作ボタンは表示パネルと一体に設けたタッチパネルであってもよい。なお、このような操作を実施する操作装置1cは、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピューターや他の外部装置であってもよい。またこの操作装置1cは、次に説明するベルト搬送装置1aの構成要素として設けられたものであってもよい。
以上のように構成された画像形成装置1は、ベルト搬送装置1aによって所定方向に搬送されている状態の記録媒体Pに対し、インク供給装置1bから各色のインクを順次に供給することにより記録媒体Pに画像を形成する。次に、この画像形成装置1に設けられるベルト搬送装置1aの構成を説明する。
≪ベルト搬送装置1a≫
図2は、実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置1aの上面図である。先の図1および図2に示すベルト搬送装置1aは、上述した駆動ローラー10、従動ローラー11、張力制御ローラー12、および搬送ベルト13の他に、搬送ベルト13を内周側から支持する支持体14、吸引ファン15、および加熱装置16を備えている。さらにベルト搬送装置1aは、駆動機構20を備えている。以下、これらの構成を順に説明する。
<駆動ローラー10>
このうち駆動ローラー10は、ここでの図示を省略した駆動モーターを備えたものであって、所定方向に自在に回転するローラーである。この駆動ローラー10には、例えばロータリーエンコーダーのような回転速度の測定部が設けられており、この測定部で測定された回転速度を駆動モーターにフィードバックすることにより、回転速度が自在に制御される構成となっている。
<従動ローラー11>
従動ローラー11は、駆動ローラー10との間にインク供給装置1bが配置される間隔を隔てて駆動ローラー10と平行に配置されたローラーである。この従動ローラー11は、駆動ローラー10の回転による搬送ベルト13の周回動作に追従して回転自在である。このような従動ローラー11には、ロータリーエンコーダー11aが設けられており、このロータリーエンコーダー11aで測定された回転速度を、インク供給装置1bの制御部にフィードバックする。これにより、ベルト搬送装置1aによる記録媒体Pの搬送速度に同期させて、インク供給装置1bから各色のインクを吐出させ、記録媒体Pにカラー画像が形成される構成となっている。
<張力制御ローラー12>
張力制御ローラー12は、駆動ローラー10と従動ローラー11との間で、駆動ローラー10および従動ローラー11に対して略平行に配置されたローラーであって、搬送ベルト13に対して内周側から外周側に向かう圧力を加える。この張力制御ローラー12は、従動ローラーであり、ここでは搬送ベルト13の蛇行を制御するためのステアリングローラーとしての機能も有する。このような張力制御ローラー12は、搬送ベルト13に加える圧力を制御するための駆動機構20を備えている。駆動機構20の構成は、以降に詳細に説明する。
<搬送ベルト13>
搬送ベルト13は、駆動ローラー10、従動ローラー11、および張力制御ローラー12に対して張架される無端ベルトである。この搬送ベルト13は、外周面と内周面との間で空気の通過が可能な複数の貫通孔13aを有している。これらの貫通孔13aは、搬送ベルト13の幅方向において、記録媒体Pが載置される箇所に対応して設けられている。
またこのような搬送ベルト13は、例えばスチール製であるが、これに限定されることはない。この搬送ベルト13は、温度変化によって伸縮する。このため、以降に説明する加熱装置16によって加熱されることにより、特に周回方向の長さが延伸するものとなっている。
<支持体14>
支持体14は、駆動ローラー10と従動ローラー11との間において、搬送ベルト13を内周側から支持する板状の部材である。この支持体14は、周回動作する搬送ベルト13に設けられた貫通孔13aに連通して空気が通過可能な複数の貫通孔を有している。このような支持体14は、多孔質材料によって構成されていてもよい。
このような支持体14は、その支持面において搬送ベルト13を摺動させながら支持するため、搬送ベルト13との間に摩擦を生じる。このため、ベルト搬送装置1aの経年的な駆動により、搬送ベルト13を摩耗させてベルト厚[t]を減少させる要因となっている。
<吸引ファン15>
吸引ファン15は、駆動ローラー10と従動ローラー11との間において、支持体14を介して搬送ベルト13の内周側に設けられたものである。この吸引ファン15は、支持体14の貫通孔および搬送ベルト13の貫通孔13aを介して搬送ベルト13における載置面13s側の空気を吸引する。ベルト搬送装置1aは、このような吸引ファン15の駆動により、駆動ローラー10と従動ローラー11との間において、搬送ベルト13の載置面13s上に供給された記録媒体Pを載置面13sに対して吸着させ、吸着させた状態の記録媒体Pを搬送ベルト13の周回方向に搬送する。
<加熱装置16>
加熱装置16は、搬送ベルト13を介して搬送ベルト13上の記録媒体Pを加熱するためのものであって、例えば搬送ベルト13を両側面から挟んで配置されたヒーターによって構成される。このような加熱装置16は、媒体供給部からベルト搬送装置1a側に供給される記録媒体Pを加熱する構成のものであってもよい。この加熱装置16による搬送ベルト13の直接的または間接的な加熱が、搬送ベルト13を延伸させる要因となっている。
<駆動機構20>
図3および図4は、実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置1aの要部構成図(その1)および(その2)であり、図1に示したベルト搬送装置1aにおける張力制御ローラー12を正面側から見た図である。また図5は、実施形態に係るベルト搬送装置1aの駆動機構20のブロック図である。以下、これらの図3~図5に基づき、さら先の図1を参照しつつ、駆動機構20の詳細を説明する。
これらの図に示すように、駆動機構20は、駆動部21、圧力検出部22、位置検出部23、ベルト厚検出部24、エッジ検出部25、および制御部26を備えている。このうち駆動部21、圧力検出部22、および位置検出部23は、張力制御ローラー12の両端にそれぞれ設けられている。これにより、張力制御ローラー12は、搬送ベルト13に対して内周側から外周側に向かう圧力を加えて搬送ベルト13の張力を制御するとともに、両端の位置をそれぞれ個別に制御可能なステアリングローラーとしても機能する構成となっている。以下、駆動機構20を構成する各部材を説明する。
[駆動部21]
駆動部21は、張力制御ローラー12の両端を回動自在に支持するシャフト21aと、各シャフト21aを延設方向に独立して移動させるためのアクチュエーター21bとを有している。2つのシャフト21aは、平行に配置され、かつ駆動ローラー10および従動ローラー11の軸方向に対して垂直に延設されている。これにより駆動部21は、駆動ローラー10および従動ローラー11の軸方向に対して垂直な方向に、張力制御ローラー12の両端を同時に移動させ、搬送ベルト13に印加される張力を制御する。例えば、搬送ベルト13が、加熱装置16によって加熱されたことで延伸した場合、駆動部21は、2本のシャフト21aを同一量だけ押し下げることで、延伸した搬送ベルト13に印加される張力を所定値に保つ張力補正を行う。
また駆動部21は、駆動ローラー10および従動ローラー11の軸方向に対して垂直な方向に、張力制御ローラー12の一方の端部を移動させ張力制御ローラー12をステアリング動作させる。例えば搬送ベルト13が、基準位置に対して幅方向に位置ずれしていて蛇行走行する場合、駆動部21は、2本のシャフト21aのうちの何れかを、押し下げる。例えば図4に示した例では、図面上の右側のシャフト21aを押し下げる。これにより、搬送ベルト13の右側のベルト張力を増加させて、搬送ベルト13を左側に移動させて基準位置に戻す。なお、以上のような駆動部21による張力制御ローラー12の動作の手順は、以降のベルト搬送装置1aの制御方法において詳細に説明する。
[圧力検出部22]
圧力検出部22は、張力制御ローラー12に張架された搬送ベルト13によって、張力制御ローラー12に加わる圧力を検出するためのロードセルである。この圧力検出部22によって検出される圧力は、駆動部21のシャフト21aの延設方向であって、搬送ベルト13の内周側に向かう圧力であって、搬送ベルト13に掛かる張力に依存する。このような圧力検出部22は、張力制御ローラー12に加わる圧力を継続的に検出するものである。
[位置検出部23]
位置検出部23は、駆動部21によって移動する張力制御ローラー12の端部の位置であって、シャフト21aの延設方向の位置を検出するためのものである。この位置検出部23は、例えば2つの駆動部21のアクチュエーター21bがそれぞれ備えているアクチュエーター制御部に設けられたものであってよい。このような位置検出部23は、アクチュエーター21bの駆動位置によって、張力制御ローラー12の端部の位置を検知するものである。このような位置検出部23は、張力制御ローラー12の端部の位置を継続的に検出するものである。
[ベルト厚検出部24]
ベルト厚検出部24は、搬送ベルト13の厚みを検出するためのものである。このベルト厚検出部24は、例えば従動ローラー11との間に搬送ベルト13を挟持する位置において、搬送ベルト13に対向して配置された測距センサーであって、一例として反射型の光学式センサーであってよい。
[エッジ検出部25]
エッジ検出部25は、搬送ベルト13の両側の端縁のうちの一方の端縁の位置を、基準位置からのズレ量として測定するものである。このようなエッジ検出部25は、搬送ベルト13の端縁の位置を継続的に検出するものである。
[制御部26]
制御部26は、2つの駆動部21、圧力検出部22、位置検出部23、さらにベルト厚検出部24、およびエッジ検出部25に接続されている。このような制御部26は、圧力検出部22、位置検出部23、ベルト厚検出部24、およびエッジ検出部25によって検出した値に基づいて、2つの駆動部21による張力制御ローラー12の動作を制御する。制御部26による張力制御ローラー12の動作の制御は、搬送ベルト13がスリップすることなく、また蛇行することなく良好な走行性で周回動作するように実施される。このような制御部26は、入出力制御部26a、記憶部26b、および設定値抽出部26cを備えている。以下、これらの詳細を説明する。
-入出力制御部26a-
入出力制御部26aは、先に説明した駆動部21(詳しくは駆動部21のアクチュエーター21b)、圧力検出部22、位置検出部23、ベルト厚検出部24、およびエッジ検出部25、さらに記憶部26bおよび設定値抽出部26cに接続されている。また入出力制御部26aは、駆動ローラー10、吸引ファン15、加熱装置16、さらに操作装置1cに接続されている。
この入出力制御部26aは、圧力検出部22、位置検出部23、ベルト厚検出部24、およびエッジ検出部25において検出した各値と、記憶部26bに保存されたデータとに基づいて、駆動部21の駆動を制御する。また入出力制御部26aは、駆動ローラー10、吸引ファン15、および加熱装置16の駆動を制御する。このような入出力制御部26aによる制御の詳細は、以降のベルト搬送装置の制御方法で説明する。
このような入出力制御部26aは、コンピューターとして用いられるハードウェアであって、計算機によって構成されている。計算機は、ここでの図示を省略したCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)やHDD(hard disk drive)のような不揮発性の記憶部を備え、CPUが、ROMやRAMに記録されたプログラムを実行することにより、以降に説明するベルト搬送装置1aの制御方法を実施する。
-記憶部26b-
記憶部26bは、搬送ベルト13のベルト厚[t]に対して関連付けたベルト張力に関する各設定値を保存するROMまたはRAMである。図6は、実施形態に係るベルト搬送装置におけるベルト張力に関する各設定を説明するための図である。図6に示すように、搬送ベルト13のベルト厚[t]に対して関連付けたベルト張力に関する各設定値は、上限値[Tmax]、補正許容張力[Tc]/補正移動量[dc]、補正前上限値[T1]、および目標値[Td]である。なお、このベルト厚[t]は、搬送ベルト13に対して一定のベルト張力を印可した場合にベルト厚検出部24で検出される値である。この際、搬送ベルト13に印可する一定のベルト張力は、各ベルト厚[t]の搬送ベルト13がスリップすることなく走行可能な値であり、一例として400(N)であることとする。
先ず上限値[Tmax]は、各ベルト厚[t]の搬送ベルトに印加できる張力の最大値である。このような上限値[Tmax]は、搬送ベルトの長さ、幅、材質、貫通孔の配置などの構成が異なる搬送ベルト毎、およびベルト搬送装置1a毎に実験的に求められた値であって、搬送ベルトが弾性変形可能に保たれる最大値である。図7は、実施形態に係るベルト搬送装置におけるベルト張力の上限値[Tmax]を説明するための図であって、各ベルト厚[t]においての、搬送ベルトに印加するベルト張力と搬送ベルトの延伸率との関係を示すグラフである。
図7のグラフに示すように、各ベルト厚[t]を有する搬送ベルトは、印加するベルト張力[T]の増加にともなって延伸し、第1延伸率[A](図示した例では1.25%)を超えると、弾性が失われて塑性変形材料となる。さらに各ベルト厚[t]を有する搬送ベルトは、第2延伸率[B](図示した例では1.3%)に達すると破断する。
そこで、搬送ベルトのベルト厚[t]毎に、搬送ベルトが弾性変形領域に保たれるベルト張力の最大値、すなわち上述した第1延伸率[A]となる値を、ベルト張力の上限値[Tmax]に設定する。図6には、このようにして設定したベルト厚[t]毎の上限値[Tmax]を示した。
また補正許容張力[Tc]は、図4を用いて説明した張力制御ローラー12のステアリング動作によって搬送ベルト13の蛇行補正を効果的に実施するために必要とされるベルト張力の上限値であって、搬送ベルト13に対して追加可能なベルト張力の上限値である。このような補正許容張力[Tc]は、搬送ベルト13のベルト厚[t]によらずに一定の値として設定され、ここでは一例として50(N)が補正許容張力[Tc]として設定されている。
さらに補正移動量[dc]は、所定のベルト張力の搬送ベルト13に対して補正許容張力[Tc]を追加で印可する場合のシャフト21aの押し下げ量、すなわち張力制御ローラー12の端部の移動量である。この補正移動量[dc]は、搬送ベルト13のベルト厚[t]に依存し、搬送ベルト13のベルト厚[t]が大きいほど大きな値となる。
また補正前上限値[T1]は、上述した搬送ベルト13の蛇行補正を実施しない状態において、各ベルト厚[t]の搬送ベルトに印加できる張力の最大値である。このような補正前上限値[T1]は、下記式(1)に示すように、各ベルト厚[t]について、上限値[Tmax]から補正許容張力[Tc]を差し引いた値となる。
[T1]=[Tmax]-[Tc]…(1)
さらに目標値[Td]は、各ベルト厚[t]の搬送ベルト13に印加するベルト張力の設定値である。この目標値[Td]は、補正前上限値[T1]以下の範囲で、搬送ベルト13がスリップすることなく走行性可能な張力であることとする。このような目標値[Td]は、下記式(2)に示すように、目標値[Td]と補正許容張力[Tc]との和が、ベルト張力の上限値[Tmax]を超えない値に設定される。ここでは一例として、補正前上限値[T1]に対して、50(N)のマージンを差し引いた値を、目標値[Td]とした。
[Td]+[Tc]≦[Tmax]…(2)
-設定値抽出部26c-
図5に戻り、設定値抽出部26cは、入出力制御部26aからの指示により、記憶部26bに保存されたベルト張力の設定値の中から、目的とする設定値を抽出する。
≪ベルト搬送装置の制御方法≫
図8は、実施形態に係るベルト搬送装置の制御方法を示すフローチャートである。このフローチャートに示すベルト搬送装置の制御方法は、上述した駆動機構20の制御部26において実施されるベルト搬送装置1aの制御方法である。以下、図8のフローチャートに沿って、先の図1~図7を参照しつつ、ベルト搬送装置1aの制御方法の手順を説明する。なお、図8のフローチャートに示す処理は、例えばベルト搬送装置1aの電源、またはベルト搬送装置1aを備えた画像形成装置の電源がオンとなったことをトリガーとして開始される。
[ステップS101]
ステップS101において、入出力制御部26aは、搬送ベルト13に対するベルト張力の均一化処理を実施する。この際、入出力制御部26aは、圧力検出部22で検出される圧力に基づいて駆動部21を駆動し、搬送ベルト13に所定のベルト張力を印可する。ここで印可するベルト張力は、図6に示した各ベルト厚[t]を測定した場合の一定のベルト張力であって、一例として400(N)であることとする。
次に入出力制御部26aは、搬送ベルト13に一定のベルト張力を印可した状態で、駆動ローラー10を駆動させ、搬送ベルト13を少なくとも1周させる。これにより、搬送ベルト13に印可される張力を周方向において均一化する。
[ステップS102]
ステップS102において、入出力制御部26aは、ベルト厚検出部24に対して、搬送ベルト13のベルト厚[t]を測定させる。この際、入出力制御部26aは、加熱装置16によって搬送ベルト13を所定温度に加熱する。次いで、駆動ローラー10を駆動させ搬送ベルト13を周回させ、ベルト厚検出部24に対して搬送ベルト13の1周分のベルト厚[t]を測定させ、測定値のうちの最低値をベルト厚[t]とする。
[ステップS103]
ステップS103において、入出力制御部26aは、ステップS102で得たベルト厚[t]は、予め設定された下限値以上の値であるか否かの判断を実施する。ここで、予め設定された下限値とは、搬送ベルト13の交換が必要と判断される程度の大きさであることとする。ここでは一例として、搬送ベルト13のベルト厚[t]が50μm未満となった場合に交換が必要と判断される場合、下限値として50μmが予め設定され、ステップS102で得たベルト厚[t]が、下限値50μm以上であるか否かの判断がなされる。
そして、下限値以上である(YES)と判断された場合には、次のステップS104に進む。一方、下限値以上ではない(NO)と判断された場合には、次のステップS103aに進む。
[ステップS103a]
ステップS103aにおいて、入出力制御部26aは、操作装置1cに対して、搬送ベルト13の交換を促す通知を送信し、処理を終了させる。操作装置1cは、この通知を受信したことにより、搬送ベルト13の交換の告知を表示する。
[ステップS104]
ステップS104において、入出力制御部26aは、設定値抽出部26cに対して、記憶部26bに保存した設定値の中から、ステップS102で得られたベルト厚[t]に対応するベルト張力の目標値[Td]と、補正移動値[dc]を抽出させる。ここでは例えば、ステップS102で得られたベルト厚[t]が85(μm)であった場合、目標値[Td]=350(N)、補正移動値[dc]=0.90(mm)が抽出される。
[ステップS105]
ステップS105において、入出力制御部26aは、圧力検出部22で検出される圧力に基づいて駆動部21を駆動し、搬送ベルト13のベルト張力をステップS104で抽出した目標値[Td]=350(N)とする。この状態で、搬送ベルト13を少なくとも1周させる。これにより、搬送ベルト13に印可される張力を均一化する。
[ステップS106]
ステップS106において、入出力制御部26aは、搬送ベルト13の蛇行補正を行う。この際、入出力制御部26aは、エッジ検出部25で検出された搬送ベルト13のエッジ位置の基準位置からのズレ量をフィードバックしつつ、このズレ量がゼロになるように駆動部21の駆動を制御する。この際、入出力制御部26aは、張力制御ローラー12の一方の端部の移動量の上限が、ステップS104で抽出した補正移動値[dc]=0.90(mm)となるように、アクチュエーター21bの駆動を制御する。この制御には、PID(Proportinal Integral Derivative)制御を適用することが好ましく、これによってスムーズな蛇行制御を実施する。
図9は、実施形態に係る画像形成装置に設けたベルト搬送装置1aの蛇行補正を説明するグラフである。この図に示すように、入出力制御部26aは、エッジ検出部25で検出された搬送ベルト13のズレ量に基づいて、張力制御ローラー12の端縁のうちの一方を押し下げるようにアクチュエーター21bを駆動させる。この際、張力制御ローラー12の端部の移動量の最大値は、補正移動値[dc]とする。このような駆動において、搬送ベルト13のエッジ位置と基準位置との差分が小さくなり、さらにエッジ位置が基準位置を通り過ぎた場合には、押し下げた張力制御ローラー12の端縁を引き戻す。
入出力制御部26aは、エッジ検出部25で検出された搬送ベルト13のエッジ位置のズレ量をフィードバックしつつ、このようなアクチュエーター21bの駆動を繰り返す。これにより、エッジ位置のズレ量をゼロに収束させて蛇行補正を行う。また、アクチュエーター21bの駆動によって移動させた張力制御ローラー12の端縁のうちの一方も、元の位置に収束させ、これによって搬送ベルト13のベルト張力を目標値[Td]=350(N)に戻す。
この状態で、搬送ベルト13を少なくとも1周させる。これにより、搬送ベルト13に印可される張力を均一化する。
[ステップS107]
ステップS107において、入出力制御部26aは、操作装置1cに対して、ジョブ印刷の開始許可を通知する。操作装置1cは、この通知を受信したことにより、ベルト搬送装置1aおよびインク供給装置1bに対してジョブ印刷の動作を実施させる。
[ステップS108]
ステップS108において、入出力制御部26aは、補正実施するか否かの判断を行う。この判断は、ベルト張力の補正と、蛇行補正とについて実施される。そしてこれらの補正を実施するか否かの判断は、予め設定された補正実施のタイミングに達したか否かによって判断されるか、または圧力検出部22およびエッジ検出部25からフィードバックされた値によって判断されるか、またはその両方によって判断される。補正実施する(YES)と判断された場合に、次のステップS109に進む。また補正実施しない(NO)と判断した場合には、ステップS110に進む。
[ステップS109]
ステップS109において、入出力制御部26aは、ベルト張力の補正であれば、ステップS105で説明した手順と同様の手順を実施する。一方、蛇行補正であれば、ステップS106で説明した手順と同様の手順を実施する。
[ステップS110]
ステップS110において、入出力制御部26aは、電源オフの入力がなされたか否かの判断を行う。電源オフ(YES)と判断された場合には、ステップS111に進み、電源オフではない(NO)と判断された場合には、ステップS108に戻る。
[ステップS111]
ステップS111において、入出力制御部26aは、駆動部21を駆動させることにより、搬送ベルト13に印可するベルト張力を、予め設定された待機時のベルト張力にして処理を終了させる。ここで、待機時のベルト張力とは、搬送ベルト13に対する負荷ができるだけ小さく抑えられる値に設定されていることとする。
<実施形態の効果>
以上説明した実施形態の画像形成装置1、ベルト搬送装置1a、およびベルト搬送装置の制御方法によれば、搬送ベルト13のベルト厚[t]に対応したベルト張力の目標値[Tc]および上限値[Tmax]を設定し、この設定値に基づいてベルト張力の調整や蛇行補正のためのステアリング動作を行われる。このため、搬送ベルト13に無理なベルト張力が印可されることがなく、搬送ベルト13の破断が防止されて長寿命化を図ることが可能になる。
1 画像形成装置
1a ベルト搬送装置
1b インク供給装置
1c 操作装置
10 駆動ローラー
11 従動ローラー
11a ロータリーエンコーダー
12 張力制御ローラー
13 搬送ベルト
14 支持体
16 加熱装置
20 駆動機構
21 駆動部
21a シャフト
21b アクチュエーター
22 圧力検出部
23 位置検出部
24 ベルト厚検出部
25 エッジ検出部
26 制御部
26a 入出力制御部
26b 記憶部
26c 設定値抽出部
[dc]…補正移動量
[t]…ベルト厚
[Td]…目標値
[Tmax]…上限値

Claims (16)

  1. 無端状の搬送ベルトと、
    前記搬送ベルトの内周に配置され前記搬送ベルトを駆動する駆動ローラーと、
    前記搬送ベルトの内周に配置され前記搬送ベルトの張力を調整する張力制御ローラーと

    前記張力制御ローラーの位置を、前記張力制御ローラーの軸に対して垂直な方向に移動
    させるための駆動部と、
    前記駆動部による前記張力制御ローラーの移動を制御することによって前記搬送ベルト
    のベルト張力を調整する制御部とを備え、
    前記駆動部は、前記張力制御ローラーの両端を独立して移動させる構成を有し、
    前記制御部は、
    前記ベルト張力が、前記搬送ベルトのベルト厚に応じて設定された目標値となるように
    、前記駆動部を制御して前記張力制御ローラーを移動させ、
    前記搬送ベルトのベルト厚に応じて設定された補正移動量を上限として、前記張力制御ローラーの一方の端部の位置を移動させるように前記駆動部を制御し、前記搬送ベルトの蛇行補正を実施する
    ベルト搬送装置。
  2. 前記制御部は、前記ベルト厚と前記ベルト張力の目標値とを関連付けたデータを保存す
    る記憶部を有する
    請求項1に記載のベルト搬送装置。
  3. 前記搬送ベルトのベルト厚を測定するベルト厚検出部を備え、
    前記制御部は、前記ベルト厚検出部で得られたベルト厚に基づいて前記記憶部から前記
    目標値を抽出する
    請求項2に記載のベルト搬送装置。
  4. 前記搬送ベルトによって前記張力制御ローラーに加わる圧力を検出するための圧力検出部を備え、
    前記制御部は、前記圧力検出部で検出された圧力に基づいて、前記搬送ベルトのベルト張力が前記目標値となるように、前記駆動部を制御して前記張力制御ローラーを移動させる
    請求項1~3のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  5. 前記制御部は、前記ベルト厚と前記補正移動量とを関連付けたデータを保存する記憶部を有する
    請求項1~4のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  6. 前記目標値と、前記補正移動量に相当して前記搬送ベルトに加わるベルト張力との和が、前記ベルト厚に応じて設定されるベルト張力の上限値以下となるように、前記目標値と前記補正移動量とが設定されている
    請求項1~5のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  7. 前記ベルト張力の上限値は、前記搬送ベルトが弾性変形可能な範囲の上限値である
    請求項に記載のベルト搬送装置。
  8. 前記搬送ベルトのエッジ位置のずれ量を測定するエッジ位置検出部を備え、
    前記制御部は、前記エッジ位置検出部で得られたズレ量に基づいて前記駆動部を制御し、前記搬送ベルトの蛇行補正を実施する
    請求項1~7のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  9. 前記搬送ベルトのベルト厚は、前記搬送ベルトに所定のベルト張力を印可した状態において測定された値とする
    請求項1~8のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  10. 前記搬送ベルトのベルト厚は、前記駆動ローラーと前記張力制御ローラーとに張架された前記搬送ベルトについて測定された値のうちの最も小さい値とする
    請求項1~のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  11. 前記搬送ベルトのベルト厚は、前記駆動ローラーと前記張力制御ローラーとに張架された前記搬送ベルトの全周について測定された値のうちの最も小さい値とする
    請求項1~10のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  12. 前記搬送ベルトを加熱する加熱装置を備えた
    請求項1~11のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  13. 前記搬送ベルトのベルト厚が、予め設定された下限値よりも小さい場合に、これを告知するための報知部を備える
    請求項1~12のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置。
  14. 請求項1~13のうちの何れか1項に記載のベルト搬送装置を有する
    画像形成装置。
  15. 無端状の搬送ベルトと、前記搬送ベルトの内周に配置され前記搬送ベルトを駆動する駆動ローラーと、前記搬送ベルトの内周に配置され前記搬送ベルトの張力を調整する張力制御ローラーと、前記張力制御ローラーの両端を、前記張力制御ローラーの軸に対して垂直な方向に独立して移動させるための駆動部と、前記駆動部による前記張力制御ローラーの移動を制御することによって前記搬送ベルトのベルト張力を調整する制御部とを備えたベルト搬送装置の制御方法であって、
    前記制御部によって、前記ベルト張力が、前記搬送ベルトのベルト厚に応じて設定された目標値となるように、前記駆動部を制御して前記張力制御ローラーを移動させ、前記搬送ベルトのベルト厚に応じて設定された補正移動量を上限として、前記張力制御ローラーの一方の端部の位置を移動させるように前記駆動部を制御し、前記搬送ベルトの蛇行補正を実施する
    ベルト搬送装置の制御方法。
  16. 前記駆動ローラーによる前記搬送ベルトの周回動作が終了した後、
    前記制御部は、前記駆動部による前記張力制御ローラーの移動を制御することによって前記搬送ベルトに印可されるベルト張力を緩める
    請求項15に記載のベルト搬送装置の制御方法。
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