JP7408275B2 - マスク - Google Patents

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Description

特許法第30条第2項適用 (その1)開催日 平成30年7月4日~平成30年7月6日 会合名 2018年秋の商談会(東京会場) 東京交通会館(東京都千代田区有楽町2丁目10-1) (その2)開催日 平成30年7月11日~平成30年7月12日 会合名 2018年秋の商談会(大阪会場) マイドームおおさか(大阪府大阪市中央区本町橋2番5号) (その3)開催日 平成30年7月19日 会合名 2018年秋の商談会(福岡会場) 福岡ファッションビル(福岡県福岡市博多区博多駅前2-10-19) (その4) 販売日 2018年8月24日~2018年9月28日 販売した場所 証明書の別紙に添付の通り
本発明は、物品を収容可能な収容部を備えるマスクに関する。
従来、収容部を備えるマスクが使用されている。この種のマスクとして、特許文献1,2には、保水液を含浸させた吸収性コアを収容部に収容するマスクが開示されている。
特許文献1のマスクは、口及び鼻孔を覆うマスク本体と、マスク本体の両端に設けられる耳掛け部とを備える。マスク本体は、同一形状の2枚のシート(不織布)を重ね合わせて、これらシートの外周縁の一部を接合したものであり、シート間の空間が収容部を構成する。各シートでは、外周縁の上端が、接合されない非接合部となっており、2枚のシートの非接合部の間から、吸収性コアを収容部に投入できる。
特許文献2のマスクも、2枚のシートの外周縁の一部が接合されて、シート間の空間が収容部を構成するものであるが、2枚のシートの形状は同一ではなく、内側(顔側)のシートは、収容部の開口縁をなす非接合部が、直線状を呈している。
特開2014-140774号公報 意匠登録第1607273号公報
ところで特許文献1,2のマスクでは、収容部に吸収性コアを収容する際に、収容部の開口を指で広げる必要がある。これに関して、特許文献1のマスクでは、2枚のシートが同一形状であることで、2枚のシートの非接合部が重なっている(一方のシートの非接合部が、他方のシートの非接合部に重なっている)。このため、収容部の開口(2枚のシートの非接合部の間)が分かりにくいという点で改良の余地がある。また特許文献2のマスクは、非接合部(収容部の開口縁)が直線状を呈して指掛かりがない。このため、収容部の開口を広げにくいという点で改良の余地がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、収容部を備えるマスクであって、収容部の開口を容易に広げることが可能なマスクを提供することである。
本発明のマスクは、口及び鼻孔を覆うマスク本体を備え、前記マスク本体は、第一シートと、これに重ね合わせられる第二シートとを備え、前記第一シートと前記第二シートの外周縁の一部が接合されていることで、これらの間に、物品を収容可能な収容部を有し、前記第一シートの外周縁の非接合部及び前記第二シートの外周縁の非接合部が前記収容部の開口縁を構成するマスクであって、前記第二シートの前記非接合部は、非直線状を呈し、且つ、少なくとも一部が、前記第一シートの前記非接合部と重ならない。
また、前記第二シートの前記非接合部は、凸部を少なくとも1つ有することで、非直線状を呈することが好ましい。
また、前記第二シートの前記非接合部は、前記幅中央線の上端から低く傾斜して延びる第一領域と、前記第一領域と前記凸部を形成するように前記第一領域よりも急勾配で低く傾斜して延びる第二領域とを含むことが好ましい。
また、前記第二シートの前記非接合部のうち、前記第一領域は前記第一シートの前記非接合部に重なり、前記第二領域は前記第一シートの前記非接合部よりも下側を延びることが好ましい。
また、前記凸部の頂点と前記幅中央線の上端との間の左右方向の距離は、10mm以上、50mm以下であり、前記凸部の頂点と前記幅中央線の上端との間の上下方向の距離は、5mm以上、30mm以下であることが好ましい。
また、前記マスク本体は、前記第二シートに対して前記第一シートの反対側に配置される第三シートをさらに備え、前記第二シートの外周縁のうち、前記非接合部を除いた部分が、前記第三シートに接合されていることが好ましい。
また、前記マスク本体は、前記第一シートに対して前記第二シートの反対側に配置される第四シートをさらに備え、前記第一シートの外周縁のうち、前記第二シートの非接合部に重ならない部分が、前記第四シートに接合されていることが好ましい。
また、前記物品は、保水液が含浸される吸収性コア、或いはカイロであることが好ましい。
本発明のマスクによれば、第一シートの外周縁の非接合部及び第二シートの外周縁の非接合部によって収容部の開口縁が構成されるところ、第二シートの非接合部の少なくとも一部が、第一シートの非接合部に重なっていない。このため、収容部の開口が分かりやすい。また、第二シートの非接合部が、非直線状を呈することで、第二シートの非接合部に指を掛けやすい。以上の理由から、本発明のマスクによれば、収容部の開口を容易に広げることができる。
本発明の実施形態に係るマスクの斜視図である。 本発明の実施形態に係るマスクの背面図(内側(顔側)から視た図)である。 本発明の実施形態に係るマスクを正面図(外側(顔反対側)から視た図)である。 本発明の実施形態に係るマスクの平面図である。
以下、本発明の実施の形態に係るマスクについて添付図面を参照して説明する。図1~図4は、本発明の実施形態に係るマスク1の外観を示す。本願では、「左側」や「右側」の用語を用いるが、これらの用語は、マスク1の装着者を基準とする方向を意味する。つまり、「左側」は図2(背面図)の左側や図3(正面図)の右側に相当し、「右側」は図2(背面図)の右側や図3(正面図)の左側に相当する。
本実施形態に係るマスク1は、顔の口及び鼻孔を覆うマスク本体2と、マスク本体2を顔に保持するための保持部3とを備える。
保持部3は、マスク本体2の両端に設けられる線材であり、ポリエステル等の伸縮性のある材料から形成される。マスク1の使用時には、マスク本体2を広げて、保持部3を耳に掛けることで、マスク本体2が顔に保持される。なお、保持部3は、マスク本体2の両端に両面テープを貼り付けることで構成されてもよく、マスク本体2の両端に耳が入る孔を設けることで構成されてもよい。
マスク本体2は、通気性を有し、顔に保持されたときに口及び鼻孔を覆うものである。マスク本体2は、幅中央線Hを挟んで左右対称の形状を呈する。
幅中央線Hは、これを折り目としてマスク本体2を二つ折りにしたときに、円弧状となるように形成されている。これにより、二つ折りのマスク本体2を広げて顔に装着したときに、マスク本体2は立体的な形状となる。そして、保持部3による引っ張りで、幅中央線Hの上端Haが鼻根(鼻の付け根)に押し付けられ、幅中央線Hの下端Hbが顎に押し付けられて、口又は鼻孔とマスク本体2との間に空間が形成される。この空間は、幅中央線Hを稜線とする空間であり、例えば、10cm~200cmの体積を有することが好ましく、30cm~150cmの体積を有することがさらに好ましい。
マスク本体2は、第一シート4と、第一シート4に重ね合わせられる第二シート5とを備える。マスク本体2が顔に装着される際には、第二シート5が内側(顔側)に配置され、第一シート4が外側(顔反対側)に配置される。
第一シート4と第二シート5とは、外周縁の一部が接合されることで、これらの間に物品Bを収容可能な収容部Pを有する。物品Bは、例えば、保水液が含浸される吸収性コア、或いは使い捨てカイロなどを挙げることができる。吸収性コアが収容部Pに収容される場合には、吸収性コアから蒸発する水分によって、口腔を潤すことができる。使い捨てカイロが収容部Pに収容される場合には、使い捨てカイロが発する熱によって、顔を暖めることができる。
第一シート4及び第二シート5は、それぞれ、通気性を有する織布や不織布から形成される。織布及び不織布を構成する繊維素材は、例えば紙、レーヨン・コットン等の天然繊維、ポリプロピレン・ポリエチレン・ポリエステル等の合成繊維である。生産性の観点から、ポリプロピレン、ポリエチレンを使用することが好ましく、さらに保形性の観点からポリプロピレンを使用することがより好ましい。第一シート4及び第二シート5を不織布から形成する場合には、スパンボンド法、メルトブロー法、サーマルボンド法またはスパンレース法による不織布を使用することが好ましく、肌触りと保形性の観点からスパンボンド法による不織布を使用することがより好ましい。第一シート4及び第二シート5の通気度は、30~100cm3/cm2・secであることが好ましい。上記の通気度は、JIS L1096 8.27.1A法(フラジール形法)で測定される値である。
第一シート4は、幅中央線Hの上端Haから左側に延びる第一左側上縁4aと、幅中央線Hの上端Haから右側に延びる第一右側上縁4bと、幅中央線Hの下端Hbから左側に延びる第一左側下縁4cと、幅中央線Hの下端Hbから右側に延びる第一右側下縁4dと、第一左側上縁4a及び第一左側下縁4cの左端同士を接続する第一左側側縁4eと、第一右側上縁4b及び第一右側下縁4dの右端同士を接続する第一右側側縁4fと、を有する。
第一シート4では、幅中央線Hから幅外側(左側や右側)に向けて上下の幅が徐々に狭くなるように、上縁4a,4b及び下縁4c,4dが傾斜する。上述のように幅中央線Hの上端Ha(つまり上縁4a,4bの基端)が鼻根に押し付けられる部位であるところ、上縁4a,4bの傾斜の勾配は、上縁4a,4bが鼻の外側に向けて延びる勾配に調整される。また、第一左側側縁4e及び第一右側側縁4fは、幅中央線H側に凹む円弧状を呈する。
第二シート5は、その外周縁が、第一シート4の外側に突出しないものである。当該第二シート5は、第一左側下縁4cに重なる第二左側下縁5cと、第一右側下縁4dに重なる第二右側下縁5dと、第一左側側縁4eの下側範囲に重なる第二左側側縁5eと、第一右側側縁4fの下側範囲に重なる第二右側側縁5fと、第二左側側縁5e及び幅中央線Hの上端同士を接続する第二左側上縁5aと、第二右側側縁5f及び幅中央線Hの上端同士を接続する第二右側上縁5bとを有する。
そして、第二シート5は、第二左側下縁5cが第一シート4の第一左側下縁4cに接合され、第二右側下縁5dが第一シート4の第一右側下縁4dに接合され、第二左側側縁5eが第一シート4の第一左側側縁4eの下側範囲に接合され、第二右側側縁5fが第一シート4の第一右側側縁4fの下側範囲に接合される。これにより、マスク1は、第一シート4と第二シート5の外周縁の一部同士が接合されて、第一シート4と第二シート5との間に収容部Pを有するものとなっている。上記の接合は、縫製、超音波溶着、或いは熱融着によって行われる。
第一シート4の外周縁の非接合部及び第二シート5の外周縁の非接合部は、収容部Pに物品Bを出し入れ可能な収容部Pの開口縁を構成する。
第一シート4は、本実施形態では、外周縁のうち、第一左側上縁4aと、第一左側側縁4eの上側範囲と、第一右側上縁4bと、第一右側側縁4fの上側範囲とが非接合部となっており、第一左側上縁4a及び第一左側側縁4eの上側範囲が幅中心線Hから左側に延び、第一右側上縁4b及び第一右側側縁4fの上側範囲が幅中心線Hから右側に延びている。
第二シート5は、本実施形態では、外周縁のうち、第二左側上縁5aと、第二右側上縁5bとが非接合部となっており、第二左側上縁5aが幅中心線Hから左側に延び、第二右側上縁5bが幅中心線Hから右側に延びている。
本実施形態では、収容部Pの開口を容易に広げられるように、第二シート5の非接合部である第二左側上縁5a及び第二右側上縁5bは、凸部を有することで非直線状を呈し、且つ、一部51が第一シート4の非接合部に重ならないものとなっている。
具体的には、第二シート5の非接合部である第二左側上縁5a及び第二右側上縁5bは、それぞれ、幅中央線Hの上端Haから低く傾斜して延びる第一領域50と、第一領域50とともに凸部を形成するように第一領域50よりも急勾配で低く傾斜して延びる第二領域51とを含む。第一領域50は、第一シート4の非接合部(第一左側上縁4aや第一右側上縁4b)に重なっているが、第二領域51は、第一シート4の非接合部(第一左側上縁4aや第一右側上縁4b)の下側を延びることで、第一シート4の非接合部に重なっていない。
本実施形態のマスク1によれば、上述のように、第二シート5の非接合部(第二左側上縁5a及び第二右側上縁5b)の第二領域51が、第一シート4の非接合部に重なっていない。このため、収容部Pの開口(第一シート4の非接合部と第二シート5の非接合部との間)が分かりやすい。また、第二シート5の非接合部(第二左側上縁5a及び第二右側上縁5b)が、非直線状を呈することで、第二シート5の非接合部(第二左側上縁5a及び第二右側上縁5b)に指を掛けやすい。以上の理由から、本実施形態のマスク1によれば、収容部Pの開口を容易に広げることができるので、収容部Pに物品を収容することが容易である。また本実施形態のマスク1では、第二シート5の非接合部(第二左側上縁5a及び第二右側上縁5b)が凸部を有することで、第二シート5の非接合部(第二左側上縁5a及び第二右側上縁5b)を指でつまみやすい。この点からも収容部Pの開口を広げることが容易である。
さらに本実施形態のマスク1によれば、第二シート5の非接合部(第二左側上縁5a及び第二右側上縁5b)が、非直線状を呈することで、収容部Pの開口縁を長くすることができる。したがって、収容部Pの開口を大きく広げることができるので、収容部Pに大きな物品Bを収容できる。
さらに本実施形態のマスク1では、内側(顔側)に配置される第二シート5の外周縁が、第一シート4の外側に突出しない。このためマスク1の外観が良好になる。またマスク本体2を顔に装着した際には、上述したようにマスク本体2の幅中央線Hの上端Haが鼻根(鼻の付け根)に押し付けられるが、第2シート5では、幅中央線Hの上端Ha近傍にある第一領域50が、第一シート4の非接合部である上縁4a,4bに重なっているので、第一領域50を鼻の外側に延びるものとすることができる。したがって鼻におけるマスク1の感触が良好になる。なお「第一領域50が第一シート4の非接合部(上縁4a,4b)に重なる」とは、「第一領域50が第一シート4の非接合部(上縁4a,4b)に完全に重なる場合」のみならず、「鼻におけるマスク1の感触が良好になる程度に、第一領域50と第一シート4の非接合部(上縁4a,4b)との間に若干の隙間(2mm以下)が存在する場合」も含む概念である。なお第一領域50を鼻の外側に延ばすために、凸部の頂点Tと幅中央線Hの上端Haとの間の左右方向の距離d1を、10mm以上、50mm以下とし、凸部の頂点Tと幅中央線Hの上端Haとの間の上下方向の距離d2を、5mm以上、30mm以下とすることが好ましい。
また本実施形態のマスクでは、物品Bを収容部Pの所定位置に保持するために、第一シート4及び第二シート5の一部を接着することが好ましい。この場合、例えば、図1~図3に示すように、第一シート4と第二シート5とを接着線S1,S2に沿って接着することが行われる。接着線S1は、幅中央線Hの途中位置Hcから左側に延びた後、上側に延びる。接着線S2は、幅中央線Hの途中位置Hの途中位置Hcから右側に延びた後、上側に延びる。上記の接着線S1,S2が形成される場合には、幅中央線Hと接着線S1とよって区画される範囲や、幅中央線Hと接着線S2とによって区画される範囲に、物品Bを位置決めできる。なお図1~図3に示すように、接着線S1の上端部S10を左側に若干延びるものとし、接着線S2の上端部S20を右側に若干延びるものとすることがより好ましい。このようにすれば、指で収容部Pを開く際に強い力が接着線S1,S2に加えられても、接着線S1,S2におけるシート4,5の接着を維持できる。
本発明のマスク1は、上記実施形態に示すものに限定されず、種々改変できる。
例えば、第一シート4や第二シート5の形状は、図1~図4に示す形状に限定されず、口や鼻孔を覆うことの可能な様々な形状とすることができる。例えば、第一シート4は略矩形状や略楕円状とされてもよい。このような場合でも、シート4,5の外周縁の一部のみを接合することで、マスク1は、シート4,5の間に収容部Pを有するものとなる。そしてさらに、収容部Pの開口縁をなす第二シート5の非接合部を、非直線状として、且つ、第二シート5の非接合部の少なくとも一部を第一シート4の非接合部に重ならないものとすれば、上記実施形態と同様の理由から、収容部Pの開口を容易に広げることが可能となる。
また、第二シート5の非接合部に形成する凸部の数は、特に限定されず、1以上の任意の数とすることができる。また、第二シート5の非接合部は、凹部を有するものであってもよく、凹部と凸部が交互に並ぶ波状部を有するものであってもよい。以上のようにしても、第二シート5の非接合部が非直線状になるので、第二シート5の非接合部に指を掛けやすくなり、また収容部Pの開口縁を長くすることができる。また以上のようにシート4,5の形状が変更される場合でも、第二シート5の外周縁が、第一シート4の外側に突出しないようにすれば、マスク1の外観を良好にすることができる。また凸部や凹部は、尖った頂点を有するものであってもよく、湾曲するものであってもよい。なお、第二シート5の外周縁に凸部を形成すれば、第二シート5の外周縁を容易につまめるので、収容部Pの開口を広げることがより容易になる。さらに第二シート5の外周縁の凸部を第一シート4の外側に突出するものとすれば、第二シート5の外周縁(凸部)をさらに容易につまめるので、収容部Pの開口を広げることがより容易になる。
さらに上記実施形態では、マスク本体2が、第一シート4及び第二シート5のみを備える例を示したが、マスク本体2の防塵性等を高めるために、マスク本体2を3以上のシートから構成してもよい。
例えば、マスク本体2は、第二シート5に対して第一シート4の反対側(つまり第二シート5の顔側)に配置される第三シートをさらに備えていてもよい。この場合、例えば、第三シートの形状は、第二シート5と同一の形状とされる。そして、第二シート5の外周縁と第三シートの外周縁とが重なるように、第二シート5と第三シートとが接合される。
なお必ずしも第三シートの形状を第二シート5と同一の形状にする必要はない。また、第三シートの数は、一又は任意の複数とされ得る。また第一シート4と第二シート5との接合とは別に、第二シート5と第三シートとの接合を行う場合には、第二シート5と第三シートとの接合線は特に限定されない。なお第一・第二・第三シートの接合を同時に行う場合には、第二シート5の外周縁のうち、非接合部(第一シート4と接合されない部分)を除いた部分を、第三シートに接合する必要がある。このようにすれば、第二シート5と第三シートとの接合線が、収容部Pの開口を塞ぐものとならない。
また、マスク本体2は、第一シート4に対して第二シート5の反対側(つまり第一シート4の顔反対側)に配置される第四シートをさらに備えていてもよい。この場合、例えば、第四シートの形状は、第一シート4と同一の形状とされる。そして、第一シート4の外周縁と第四シートの外周縁とが重なるように、第一シート4と第四シートとが接合される。
なお必ずしも第四シートの形状を第一シート5と同一の形状にする必要はない。また、第四シートの数は、一又は任意の複数とされ得る。また第一シート4と第二シート5との接合とは別に、第一シート4と第四シートとの接合を行う場合には、第一シート4と第四シートとの接合線は特に限定されない。なお第一・第二・第四シートの接合を同時に行う場合には、第一シート5の外周縁のうち、第二シート4の非接合部に重ならない部分(上記実施形態では、上縁4aの左側範囲、上縁4bの右側範囲、下縁4c,4d、側縁4e,4f)が、第四シートに接合される。このようにすれば、第一シート4と第四シートとの接合線が、収容部Pの開口を塞ぐものとならない。
1 マスク
2 マスク本体
4 第一シート
5 第二シート
50 第一領域
51 第二領域
B 物品
H 幅中央線
Ha 幅中央線の上端
Hb 幅中央線の下端
P 収容部
T 凸部の頂点

Claims (3)

  1. 口及び鼻孔を覆うマスク本体を備え、
    前記マスク本体は、第一シートと、これに重ね合わせられる第二シートとを備え、
    前記第一シートと前記第二シートの外周縁の一部が接合されていることで、これらの間に、物品を収容可能な収容部を有し、
    前記第一シートの外周縁の非接合部及び前記第二シートの外周縁の非接合部が前記収容部の開口縁を構成するマスクであって、
    前記第二シートの前記非接合部は、非直線状を呈し、前記マスク本体の幅中央線の上端から低く傾斜して延びる第一領域と、前記第一領域と凸部を形成するように前記第一領域よりも急勾配で低く傾斜して延びる第二領域とを含み、前記第一領域と前記第二領域の境をなす前記凸部の頂点は、前記幅中央線よりも前記マスク本体の幅外側に位置しており、
    前記第一領域は、前記第一シートの前記非接合部に重なっているが、前記第二領域は、前記第一シートの前記非接合部の下側を延びることで、前記第一シートの前記非接合部に重なっていない、マスク。
  2. 前記凸部の頂点と前記マスク本体の幅中央線の上端との間の左右方向の距離は、10mm以上、50mm以下であり、
    前記凸部の頂点と前記マスク本体の幅中央線の上端との間の上下方向の距離は、5mm以上、30mm以下である、請求項に記載のマスク。
  3. 前記物品は、保水液が含浸される吸収性コア、或いはカイロである、請求項1又は2に記載のマスク。
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