JP2019189989A - マスク、包装体及び包装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用感、および小型化・携帯性に優れたマスクを提供する。【解決手段】マスク100は、縦中央部に縦中心線130を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部101と、マスク本体部101の両端部に接合され、使用者の顔に保持する耳掛け部102と、マスク本体部101および耳掛け部102を接合する接合部105と、を備え、マスク本体部101は、縦中心線130に沿って、縦中心線130により二分される一方のマスク本体部101と他方のマスク本体部101とが接着されたシール領域113を有し、接合部105が、マスク本体部101と耳掛け部102との境界であり、固定端となる第1外縁115aと、第1外縁115aに対向し自由端となる第2外縁115bと、を有し、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向し、接合部105の第1外縁115aを軸として、耳掛け部102をマスク本体部101の使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、マスク、包装体及び包装方法に関する。
マスクは、外気の粉塵、花粉を遮り、風邪やウィルス感染を予防する観点から、古くから利用され、衛生面だけでなく、機能性、利便性、および使用感など様々な観点から、開発されている。
一方、近年においては、マスクによる息苦しさを低減する等の理由から、マスク使用時に立体形状を形成できるマスクが広く利用されている。立体形状を形成できるマスクとしては、縦中心線により二つ折りされたマスク本体部を開くとカップ状の空間が形成されるタイプと、マスク本体部の横方向に複数のプリーツを有し、使用時にプリーツ部を開いて空間を形成するプリーツタイプのものが知られている。
たとえば、特許文献1には、縦中心線により二つ折りされたマスク本体部を容易に開くため、耳掛け部を有するマスク本体部の外側に摘み部が形成された技術が開示されている。また、特許文献2には、マスク本体部の横方向にプリーツを有するマスクにおいて、マスク本体部と耳掛け部とを接合する接合部を着用者の肌に接触するのを防止する観点から、左右の耳掛け部を左右方向に折り返し、耳掛け部の一部によって接合部を覆う技術が開示されている。
特開2009−201770号公報 特開2011−167419号公報
特許文献1に開示された技術は、まず、マスク本体部を構成するシートと、耳掛け部を構成するシートとを、一部が重なり合うようにして横並びに配置し、マスク本体部の端部を残すようにして上下方向から型押しすることにより、両シートを接合すると同時に摘み部を形成している。その後、トムソン加工によって、シートを打ち抜くことにより、所定の形状を有するマスク本体部および耳掛け部を形成している。そのため、特許文献1のマスクは、耳掛け部とマスク本体部とが横並びの状態となり、両者の境界に接合部が配置された構成となっている。
一方、着用時に立体形状を有するマスクのように、縦中心線を挟んで左右のパネルを融着して作るマスクの場合、上述のように融着等の構成を全て終えた後の最終工程においてシートをマスク形状に打ち抜く方法で製造する事が一般的である。しかし、マスク本体部と耳かけ部とを横並びに配置するマスクの場合、マスク形状に打ち抜いた際に不織布の繊維同士の交絡が発生してしまう。このため、二層に重なった一対の耳かけ部の不織布を単層にほどきづらいという問題があった。
また、特許文献1に記載されるようなマスクは、マスク本体部と耳掛け部の接合部が、マスク本体部の外側の面だけでなく、使用者側の面にも形成されるため、マスクの使用時に接合部が使用者の顔に接し、不快感を生じる場合があった。また、耳掛け部がマスク本体部の外側に位置することとなるため、マスクを包装する際等において、耳掛け部が飛び出し、マスク全体の小型化・携帯性の観点から改善の余地があった。
また、特許文献2に記載された技術は、プリーツタイプのマスク本体部に関するものであり、着用されていない状態では、マスク本体部が平面状に広がるものである。また、マスク本体部の上端部を着用者の顔の凹凸形状に対応させるため、金属等による薄板を備えるものである。そのため、マスク本体部の右側端部と左側端部とが重なり合うようにしてマスク本体部を縦方向に二つ折りすると、当該薄板が破損したり、折り曲げにより硬くなるといった問題があった。そのため、小型化・携帯性の点において十分ではなかった。
本発明は、
縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
を備え、
前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成された、マスクを提供する。
すなわち、本発明は、縦中央部に縦中心線を有し、縦中心線に沿って、二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とを接着するシール領域を有するマスクであり、使用時でないときは二つ折りに畳まれ、使用時においてはカップ状の空間を形成できるマスクに関する。そして、本発明は、前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成されるものである。すなわち、マスク本体部の使用者側となる面上に折り畳まれた耳掛け部が、接合部の内方側の接合境界線を軸に外方に折り返されることとなるため、マスク本体部と耳掛け部の使用者側となる面が見開き状態になり、必然的に接合部が使用者側となる面とは反対側に位置するようになる。その結果、マスク使用時に接合部が使用者の顔等に接触することを抑制できるものである。さらに、マスク本体部が縦中心線を備えることで、マスク本体部が縦方向に二つ折り可能となり、マスク本体部の前記使用者側となる面上に、耳掛け部を配置することができるため、マスクを使用しない際には、マスクを小さくまとめることができ、携帯性を良好にできる。
本発明によれば、使用感、および小型化・携帯性に優れたマスクを提供できる。
本実施形態のマスクを模式的に示す斜視図である。 本実施形態のマスクの耳掛け部を展開したときの平面図である。 本実施形態のマスクの耳掛け部を展開する前の平面図である。 本実施形態の包装方法を模式的に示す説明図である。 本実施形態の包装体を模式的に示す平面図である。 本実施形態の機能体を有するマスクを模式的に示す平面図である。 本実施形態の機能体を説明する断面図である。 本実施形態のマスクを谷折りした状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、本明細書中において「〜」は特に断りがなければ以上から以下を表す。また、各実施形態に記載される構成・要素は発明の効果を損なわない限りにおいて適宜組み合わせることもできる。なお、本実施形態において、縦とはマスク使用時における上下方向を意図する。
[マスク]
図1は、本実施形態のマスクを模式的に示す斜視図であり、図2は、本実施形態のマスクの耳掛け部を展開したときの平面図である。
図1,2に示すように、マスク100は、縦中央部に鼻シール領域、顎シール領域、および折り畳み線103を有する縦中心線130を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部101と、マスク本体部101の両端部に接合され、使用者の顔に保持する耳掛け部102と、マスク本体部101および耳掛け部102を接合する接合部105と、を備える。
さらに、縦中心線130は、マスク本体部101を縦方向に二分するものである。さらに、縦中心線130に沿って、二分される一方のマスク本体部101と他方のマスク本体部101とを接着するシール領域113(シール領域113a、シール領域113b)を有する。
マスク100は、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向し、後述する接合部105の第1外縁115aを軸として、耳掛け部102をマスク本体部101の使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成されている。そのため、マスク使用前の状態においては、マスク本体部101の使用者側となる面側に耳掛け部102が折り畳まれ、接合部105が外側のみに配置される。言い換えると、後述する接合部105が山となるように、接合部105に沿って、マスク本体部101と耳掛け部102とが山折りにされる。
(マスク本体部)
本実施形態において、マスク本体部101は、縦方向に二分する縦中心線130を有する。縦中心線130により、マスク100が使用されていない状態においては、マスク本体部101が二つ折りにされる。一方、マスクの使用時においては、マスク本体部101を外側に向かって開くことにより立体形状が形成できる。マスク本体部101を縦中心線130で二つ折りにしたとき、縦中心線130が円弧状部分を有することがよい。これにより、マスク本体部101が鼻部に沿って突出し、カップ状の凸部を形成することができる。また、本実施形態において、折り畳み線103は、後述するシール領域113a、シール領域113bの間に位置し、マスク本体部101を一層二つ折りしやすくし、畳みによる厚みの増加を抑制するものである
なお、マスク本体部101の縦中央部とは、縦中心線130を含む幅をもった領域であり、マスク100を適切に使用した際に顔の鼻部を通る縦方向の領域である。また、縦中心線130は、マスク本体部101の上端から下端に達する線であり、マスク本体部101に実在する線である。
図1に示すように、マスク本体部101は、縦中心線130にそって、縦中心線130により二分される一方のマスク本体部101と他方のマスク本体部101とを接着するシール領域113を有している。より詳細には、図1に示すように、シール領域113aは使用者の鼻接触領域付近、シール領域113bは使用者の顎接触領域付近に配置されている。シール領域113aは、マスク本体部101の上辺近傍に形成されているが、上辺までは到達しないものである。すなわち、縦中心線130と、マスク本体部101の上辺が交わる領域には、シール領域113aが形成されていない。これにより、使用者の鼻部から目元にかけてマスク本体部101が密着しやすくなり、フィット性が向上するにも関わらず、シール領域113aのシール端部が顔に接触しないので肌あたりを良好にできる。シール領域113bは、マスク本体部101の中央部やや下方から、マスク本体部101の下辺に向かって形成されている。シール領域113bもシール領域113aと同様な理由から、マスク本体部101の下辺までは到達していない。すなわち、シール領域113は、マスク本体部101の上辺および下辺に到達していないものである。
シール領域113は、マスク本体部101の一部を圧着することで形成することができる。シール領域113a、シール領域113bは、形成領域全面が圧着されたものでもよいが、マスク100の着用時に耳掛け部102及びマスク本体部101が引っ張られる場合などに過度な力が掛かった場合であってもシール領域113の強度を十分に担保する観点から、形成領域においてマスク本体部101がストライプ模様を形成するように配置されたものであることが好ましい(図1)。
マスク本体部101の上辺および下辺の形状は、使用者の顔にフィットしやすくなるよう適宜調整されるものであり、直線である場合だけでなく、円弧状、凸部を有するもの、曲線部を有するものであってもよい。
マスク本体部101は、シート状であり、さらに具体的には、一枚のシートから形成されている。
マスク本体部101を形成する一枚のシートとは、単一の構造(即ち1プライ)でもよく、或いは複数枚のシートが積層されて一体的な構造(即ちマルチプライ)でもよい。複数枚のシートを用いることにより、各シートに別個の機能を付与することで、マスク本体部101に種々の機能を付与することができる点からマルチプライとすることが好ましい。複数枚のシートを用いる場合には、各シート同士は、全面接合されたラミネート状態でもよく、シート間が離間した状態でもよい。また、各シート間が離間した状態の場合の各シート同士の接合は、マスク本体部101の形状に沿って各シートの縁をシールしてもよく、縁の一部をポイントシールにより接合するのみでもよい。
マスク100が後述する機能体を有する場合、マスク本体部101を構成する複数枚シートの間に機能体を挿入することにより、機能体が直接肌に触れなくなるので、マスク本体部101としては、複数枚シートを用いた方が好ましい。
本実施形態では、マスク本体部101が単一の構造である例について説明する。
マスク本体部101の材料は、マスクの技術分野において従来から用いられているものを用いることができ、一定の通気性を有するものであれば特にその種類に制限はない。例えば、不織布やガーゼ等の繊維シートを用いることができ、加工のしやすさや経済性の観点から不織布を用いることが好ましい。不織布の繊維素材としては、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のポリエステル;PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、エチレンプロピレン共重合体等のポリオレフィン;レーヨン;コットン等から選択される1種又は2種以上の繊維で構成されるものが好ましい。また、不織布としては、前記の1種又は2種以上の素材の繊維を用いて、エアスルー法、スパンボンド法、ニードルパンチ法、メルトブローン法、カード法、熱融着法、水流交絡法、および溶剤接着法等により製造されたものを用いることができる。
マスク本体部101の坪量は、内部が透けて見えてしまうことを防止する観点や保温性、柔軟性、厚み、シート強度をバランスよく高める観点から、坪量が5g/m以上であることが好ましく、10g/m以上であることがより好ましく、30g/m以上であることがさらに好ましく、また、200g/m以下であることが好ましく、150g/m以下であることがより好ましく、120g/m以下であることがさらに好ましい。
なお、マスク100が後述する機能体を備える場合、機能体は例えばマスク本体部101の内側面に貼り付けたり、マスク本体部101に、例えば袋状の機能体収容部を設けるなどの方法でマスク本体部101に保持することが好ましい。この場合マスク本体部101を多層構造とすることができる。機能体を保持した状態であっても、マスク本体部101の形状を安定に保ち、機能体を安定に保持し、更にマスク100内の空間を十分に保持する保形性を持たせる観点から、マスク本体部101はやや硬めの構造である事が好ましく、例えばマスク本体部101の構成材料全体としての坪量が40g/m以上である事が好ましく、60g/m以上である事がより好ましく、70g/m以上である事がより好ましい。また、装着感の観点から、マスク本体部101の構成材料全体としての坪量が200g/m以下である事が好ましく、180g/m以下である事がより好ましく、150g/m以下である事が更に好ましい。
また、マスク本体部101が多層構造を取る場合、着用した際に使用者側とは反対側の面(外側)に配されるマスク本体部101の構成材料と、着用した際に内側に配されるマスク本体部101の構成材料とが異なる方が好ましい。具体的には、着用した際に外側に配されるマスク本体部101の構成材料はマスクに保形性を与える上で適した構成材料を選択する事が好ましく、また、着用した際に内側に配されるマスク本体部101の構成材料は肌あたり改善を目的とした構成材料を選択する事が好ましい。
図3は、本実施形態のマスクの耳掛け部を展開する前の平面図である。図3に示すように、本実施形態においては、マスク本体部101は、使用前は、縦中心線130に沿って山折りにされ、折り畳まれる。この際、マスク本体部101の使用者側の面が内側になり、耳掛け部102がマスク本体部101の内側に折り畳まれ、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向することとなる。マスク100の使用時には、折り畳み線103とは反対側の辺からマスク本体部101を開き、耳掛け部102を外側に展開して、使用する。
(耳掛け部)
耳掛け部102は、マスク本体部101の両端部に接合され、使用者の顔に保持するものである。本実施形態において、耳掛け部102は、マスク本体部101の長手方向(横幅方向)の左右端部に一対で設けられている。
本実施形態において、耳掛け部102は平面上であり、角丸略四角形状である。また、耳掛け部102は、中央部にスリット112を有し、スリット112に使用者の耳を挿入して、使用される。本実施形態において、スリット112とは、耳掛け部102を貫通するための開口を実質的に有さないものである。なお、実質的とは、使用者の耳を挿入するために設けられたものを意図する。また、本実施形態においては、耳掛け部102がスリット112を有する例について説明するが、耳掛け部102は、使用者の耳を挿入できる程度に穴が開いた開口部を有するものであってもよい。
耳掛け部102は、マスク本体部101と同様な材料であってもよく、異なる材料であってもよいが、マスク本体部101のフィット感を良好にする観点から、伸縮性を有する材料であることが好ましく、マスク本体部101の横幅方向に伸長しやすいものがよい。本実施形態においては、耳掛け部102は不織布からなることが好ましく、伸縮性を有する不織布であることがより好ましい。
本実施形態において、マスク100は、耳掛け部102が、マスク本体部101の使用者側となる面と対向するように構成されている。従来のマスクは、一対の耳掛け部同士が対向し、密着しているため、耳掛け部同士を剥離することが困難な場合があったが、マスク100は、耳掛け部102が、マスク本体部101を二分したときの一方の面上に配置されるため、少なくとも耳掛け部102の厚み、形状の違いにより、耳掛け部102を取り出しやすいものである。
本実施形態において、一対の耳掛け部102のマスク本体部101の横幅方向に平行な長さ(mm)の合計が、マスク本体部101の横幅(mm)以下である事が好ましい。本実施形態において、耳掛け部102は、一対であるため、一方の耳掛け部102のマスク本体部101の横幅方向に平行な長さ(mm)が、縦中心線130で二分された一方のマスク本体部101の横幅(mm)よりも小さくなっている。
これにより、マスク100を縦中心線130で二つ折りにした際に、耳掛け部102がマスク本体部101と重なり、マスク本体部101の内部で不自然に折りたたまれ、厚みが増したり、耳掛け部102どうしが絡まる事を抑制し、マスク100をよりコンパクトにまとめることができる。また、耳掛け部102がマスク本体部101の内側に折り畳まれる場合は、耳掛け部102が汚染されにくくなり、さらに衛生面を向上できる。
更にこのように耳かけ部102がマスク本体部101よりも小さいことで、相対的にマスク本体部101が大きくなり、結果的にマスク100を着用する際にマスク本体部101が鼻と口の前に形成する空間がゆったりと広いものになる。そのため、後述するようにマスク本体部101が加湿機能を有する機能体を有する場合には、十分に加湿した空気を吸入しつつ、加湿による息苦しさを低減する事ができる。このような効果は、特に積極的に暖かい湿度を放出する機能体、例えば被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する場合により顕著に得られる。
なお、耳掛け部102のマスク本体部101の横幅方向に平行な長さとは、耳掛け部102を伸長させない状態であって、マスク100の使用前の状態を意図する。
(接合部)
接合部105は、マスク本体部101および耳掛け部102を接合するものである。図1に示すように、接合部105は、第1外縁115aと、第1外縁115aに対向する第2外縁115bと、を有する。第1外縁115aは、マスク本体部101と耳掛け部102との境界であり固定端となる。第2外縁115bは、第1外縁115aに対向し自由端となっている。第2外縁115bは、マスク100の使用時において、マスク100の外側(使用者側とは反対側)に突出するようになっている。突出の程度は、特に限定されず、マスク本体部101と耳掛け部102が適切に接合され、かつ使用者の邪魔になったり見た目を損なわない程度のものであればよい。
本実施形態において、接合部105は、第2外縁縁115bから第1外縁115aに向かって延在する非接合領域116を有する。非接合領域116は、接合部105において部分的にマスク本体部101と耳掛け部102とが接合されていない領域である。本実施形態において、非接合領域116は、接合部105の縦中央部に第2外縁縁115bから第1外縁115aまで直線状に配置されている。
非接合領域116により、後述するマスク本体部101と耳掛け部102の圧着において、接合部105に加工じわが発生することを抑制できる。また、非接合領域116は、圧着に際し、マスク本体部101と耳掛け部102とを位置合わせする目印となり、適切な位置に接合部105を形成しやすくなる。接合部105の位置を高度に制御することで、耳掛け部102をマスク本体部101の使用者側の面に一層折り込みやすくなる。
非接合領域116は、加工じわの発生を抑制する観点からは、接合部105の縦中央部に形成されていることが好ましい。また、非接合領域116は、第2外縁縁115bから第1外縁115aまで到達してもよく、到達しないものであってもよい。非接合領域116の数、形状は、特に限定されない。
本実施形態において、接合部105は、マスク本体部101を構成するシートの使用者側となる面上に耳掛け部102を配置し、マスク本体部101の端部となる領域と耳掛け部102が重なる領域を公知の方法で上下方向から圧着することにより形成される。これにより、マスク本体部101と耳掛け部102を展開したとき、接合部105がマスク100の使用者側とは反対側に位置するようになる。耳掛け部102が面を有するものである場合、耳掛け部102使用者側となる面と、マスク本体部101の使用者側となる面と、が対向するように重ね合わせることがよい。
また、接合部105は、典型的には、熱や超音波により接合部105が溶着されるため、硬くなる場合がある。そのため、マスク100の使用時に接合部105が使用者の肌に接することで不快感を招きやすい。さらに、マスク100の取扱時における使用感を向上させる観点から、接合部105はエンボス加工を施したものであってもよい。
[マスクの製造方法]
本実施形態のマスク100は、例えば、以下のようにして製造される。
帯状のマスク本体部101用のシートを用意し、マスク本体部101の使用者側となる面上に、所定の形状に加工された耳掛け部102用シートを、マスク本体部101の両端部となる位置に重なるようにして配置する。次に、マスク本体部101の両端部となる位置において、帯状のマスク本体部101用のシートと、所定の形状に加工された耳掛け部102用シートとを上下方向から挟み込み、両者を接合する。これによりのちに接合部105となる領域が形成される。次に、マスク本体部101の縦中央部に設けられた縦中心線130においてマスク本体部101の使用者側の面が内側になるようにして、耳掛け部102とともにマスク本体部101を二つ折りにし、縦中心線130に沿ってシール領域113を形成する。その後、二つ折りにされた状態で、帯状のマスク本体部101用のシートを、マスク本体部101の形状となるように裁断する。
かかる方法により製造されたマスクは、縦中心線130によりマスク本体部101を二つ折りにした際、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向するように構成されている。また、後述する機能体を、帯状のマスク本体部101用のシートの使用者側となる面上に、配置し、その後、所定の形状に加工された耳掛け部102用シートを配置することで、機能体を備えるマスク100を効率よく製造できる。また、従来のマスクにおいては、一対の耳掛け部用シートが重なりあった状態で所望の形状となるように抜き打ち加工されるため、得られた耳掛け部同士が密着し、不織布の繊維同士が交絡することで、一対の耳掛け部を剥離しにくい場合があった。これに対し、耳掛け部102は、予め所望の形状に加工されてから、帯状のマスク本体部101用のシート上に配置されるため、マスク本体部101上に対向するように耳掛け部102が配置される。これにより、マスク100の使用に際し、一対の耳掛け部102同士が密着して不織布の繊維同士が交絡することなく、耳掛け部102を取り出しやすくなる。
[マスクの使用方法]
マスク100の使用方法は、接合部105の第1外縁115aを軸として、耳掛け部102をマスク本体部101の使用者側となる面から遠ざかる方向に展開する工程を有する。すなわち、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向しているため、マスク100を使用する際は、耳掛け部102を展開するステップを有することとなる。また、マスク100は縦中心線130を有するため、使用前においてはマスク本体部101が二つ折りに畳まれているため、二つ折りにされたマスク本体部101を外側に向かって展開する工程を有する。
本実施形態においては、マスク本体部101の使用者側となる面が内側となるように折り畳まれている(すなわち、縦中心線130で山折りされている)ため、耳掛け部102はマスク本体部101の内側となるため、まずマスク本体部101を展開した後に、耳掛け部102を展開するステップとなる。この場合、マスク本体部101の使用者側となる面が内側となるように折り畳まれるため、耳掛け部102の衛生面を向上させることができる。
なお、本実施形態では、マスク本体部101の使用者側となる面が内側となるように折り畳まれている場合について説明するが、図8に示すように、マスク本体部101の使用者側となる面が外側となるように折り畳まれていてもよい。言い換えると、マスク本体部101が縦中心線130で谷折りされている。マスク100は、縦中心線130で谷折りされていても、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向している。この場合、耳掛け部102はマスク本体部101の外側となるため、マスク本体部101を展開するステップと、耳掛け部102を展開するステップとは、順不同となる。
[マスクの包装方法]
図4は、本実施形態の包装方法を模式的に示す説明図である。マスク100の包装方法は、マスク本体部101が縦中心線130に沿って、縦中心線130により二分される一方のマスク本体部101と他方のマスク本体部101とを接着するシール領域113を有し、接合部105が、マスク本体部101と耳掛け部102との境界であり、固定端となる第1外縁115aと、第1外縁115aに対向し自由端となる第2外縁115bと、を有し、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向し、接合部105の第1外縁115aを軸として、耳掛け部102をマスク本体部101の使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成され、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とを対向させる工程と、マスク100を包装する工程と、を有する。
図4に示すように、本実施形態においては、マスク100は、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向し、マスク本体部101の使用者側となる面が内側となるように折り畳まれた状態で、包装袋200に収容される。
包装袋200としては、公知のものを用いることができるが、例えば、プラスチック製の柔軟性を有する袋が挙げられる。中身を確認しやすくする観点からは透明であることが好ましいが、遮光性または意匠性をえる観点からは、不透明であったり、装飾を施したものであってもよい。
また、後述するようにマスク本体部101が機能体、特に被酸化金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する発熱体を有する場合、包装袋200は上述に加え、水分やガスの透過性の低いバリア性の高いものであることがこのましい。このような包装袋としては、例えばアルミニウムなどの金属蒸着層と合成樹脂層とを有するフィルムを用いた包装袋が挙げられる。
また、包装袋200に収容されるマスク100の数は、1又は2以上であってもよく、複数の場合、積層して収容されることがよい。包装袋200は、さらに箱などの自立型容器であってもよい。
なお、本実施形態では、包装する工程として、包装袋に収容される例について説明したが、包装方法はこれに限られず、シートで包むことで包装してもよい。
[包装体]
図5は、本実施形態の包装体を模式的に示す平面図である。
包装体300は、マスク本体部101が縦中心線130に沿って、縦中心線130により二分される一方のマスク本体部101と他方のマスク本体部101とを接着するシール領域113を有し、接合部105が、マスク本体部101と耳掛け部102との境界であり、固定端となる第1外縁115aと、第1外縁115aに対向し自由端となる第2外縁115bと、を有し、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とが対向し、接合部105の第1外縁115aを軸として、耳掛け部102をマスク本体部101の使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成され、マスク本体部101の使用者側となる面と、耳掛け部102とを対向した状態となっている。すなわち、マスク100が、縦中心線130により二つ折りにされつつ、マスク本体部101の使用者側となる面に、耳掛け部102が折り畳まれた状態で、包装袋200に収容されている。
本実施形態においては、マスク100は、マスク本体部101の使用者側となる面が内側となるように折り畳まれた状態で、包装されている。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下のマスク、或いは用途等を開示する。
マスク100のマスク本体部101が、機能体を有するものであってもよい。
機能体とは、さらにマスク100の機能を追加させるものであり、マスクとしての機能が損なわれない限りにおいて、その形状や形態は特に限定されない。例えば、保温、加温、保湿、加湿、保冷、急冷、芳香、抗菌、および防塵機能等を付与するものを更に有してもよく、これらを複合した機能であってもよい。
機能体は、マスク100と予め一体になっているものであってもよく、使用者が使用時においてマスク100に付加するものであってもよい。付加する方法としては、例えば、マスク本体部101に形成された機能体を収容する袋内に収容してもよく、また、粘着剤などによりマスク本体部101に付着させてもよい。機能体のマスク100に対する位置は、マスク本体部101のどの領域に配置されてよく、機能が得られやすい位置に配置される。
また、機能体の形状は、マスクの携帯性、軽量性の観点から、薄く、平坦なものであることが好ましい。
本発明のマスク100のように、耳掛け部102がマスク本体部101の内側に無理なく折りこまれると、マスク100全体がコンパクトに折りたたまれつつ、マスク本体部101の内面中央部に適度に空気の通路ができる。そのため、機能体がマスク本体部101の内部に収容される場合であっても、マスク100を包装袋に収容して密封する際に、包装袋内部の空気を抜きやすくなり、よりコンパクトに収容する事ができる。また、機能体が酸素によって劣化するものである場合、特に機能体が被酸化金属の酸化によって発熱を行う発熱体である場合には、包装袋内部の空気を抜きやすくなることで、発熱体の品質を長期にわたって維持する事も可能となる。
機能体としては、マスク100による香りによるリラックス効果、快適性などが得られる観点からは、芳香機能を有することが好ましい。芳香機能を有する機能体としては、例えば、香り成分を有するシート材料を、マスク本体部101に装着することが挙げられる。
また、マスク100による良好な使用感により、フィット性が向上し効果的に保湿および加湿できる観点から、機能体が加湿機能を有することが好ましい。また、マスク100による良好な使用感により、フィット性が向上し効果的に加温および加温できる観点から、機能体が加温機能を有することが好ましい。温熱蒸気効果を得る観点からは、機能体は一対であり、使用者の鼻部を左右から覆う領域に配置されることが好ましい。
さらには、機能体が加湿と加温機能を兼ね備え、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生することが好ましい。これによりマスク100の利便性、軽量性を維持しつつ、加温および加湿効果が得られる。以下、温熱蒸気発生体120を備えるマスク100について、詳述する。
(温熱蒸気発生体)
図6は、本実施形態の機能体を有するマスクを模式的に示す平面図であり、図7は、本実施形態の機能体を説明する断面図である。
図6に示すように、マスク100は、マスク本体部101の使用者側の面に一対の温熱蒸気発生体120を有している。温熱蒸気発生体120は、マスク100の使用時において、使用者の鼻部を左右から覆う領域に備えられている。
図7に示すように、温熱蒸気発生体120は内部に水蒸気発生部121を収容している。本実施形態において、温熱蒸気発生体120は、水蒸気発生部121、およびこれを収容する袋体122を有している。袋体122は、使用者側(肌側)の面に第1シート122A、及び使用者側(肌側)の面とは反対側の面に第2シート122Bを備える。
なお、温熱蒸気発生体120は、空気中の酸素と反応することにより、発熱すると共に水蒸気を発生するものである。これにより、温められた水蒸気を供給することができる。そのため、温熱蒸気発生体120は、マスク100の使用前まで、酸素が遮断された状態となっている。
水蒸気発生部121は、被酸化性金属、吸水剤、水、電解質、その他必要に応じて反応促進剤等を含んでいる態様が挙げられる。
水蒸気発生部121が空気と接触すると、それに含まれている被酸化性金属の酸化反応が起こり、熱が発生する。この熱によって水蒸気発生部121に含まれている水が加熱されて所定温度の水蒸気となり、袋体122を通じて外部へ放出される。水蒸気は、袋体122のうち通気性部位から外部へ放出される。これにより、簡便な方法で蒸気を得ることができる。
被酸化性金属は、酸化反応熱を発する金属であり、例えば、鉄、アルミニウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム、及びカルシウムから選ばれる1種又は2種以上の粉末あるいは繊維が挙げられる。中でも、取り扱い性、安全性、製造コスト、保存性及び安定性の点から鉄粉が好ましい。鉄粉としては、例えば、還元鉄粉、及びアトマイズ鉄粉から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。
水蒸気発生部121における被酸化性金属の含有量は、坪量で表して、100g/m以上であることが好ましく、200g/m以上であることがより好ましい。また、水蒸気発生部121における被酸化性金属の含有量は、坪量で表して3000g/m以下であることが好ましく、1600g/m以下であることがより好ましい。
また、好ましくは、100g/m以上3000g/m以下であり、さらに好ましくは、200g/m以上1600g/m以下である。これにより、温熱蒸気発生体120の発熱温度を所望の温度に上昇させることができる。
ここで、被酸化性金属の含有量は、JIS P8128に準じる灰分試験や、熱重量測定器で求めることができる。他に外部磁場を印加すると磁化が生じる性質を利用して振動試料型磁化測定試験等により定量することができる。
吸水剤としては、水の保持が可能なものであればその種類に特に制限はないが、例えば、炭素成分、繊維状物、吸水性ポリマー、及び吸水性の粉体から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。吸水剤は、水蒸気発生部121の形態に応じて適切なものが用いられる。
炭素成分としては、保水能、酸素供給能、及び、触媒能を有するものを用いることができ、例えば、活性炭、アセチレンブラック、及び黒鉛から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。このなかでも、活性炭が好ましく、椰子殻炭、木粉炭、及びピート炭から選ばれる1種又は2種以上の微細な粉末状物又は小粒状物がより好ましい。中でも、良好な加温加湿効果を得る観点から、木粉炭がさらに好ましい。
水蒸気発生部121は、水を含む。水は、電解質水溶液(たとえば、アルカリ金属、アルカリ土類金属等の水溶液)由来のものであってもよく、また、水単独で、水蒸気発生部121に添加されたものでもよく、特に限定されない。
水蒸気発生部121は、上述した各成分に加えて、増粘剤、界面活性剤、薬剤、凝集剤、着色剤、紙力増強剤、pH調整剤(例えば、リン酸三カリウムなど)、嵩高剤等を含むこともできる。
水蒸気発生部121は、温熱蒸気発生体120の第1シート122Aと第2シート122Bを備える袋体122に収容されている。すなわち、温熱蒸気発生体120は、第1シート122Aと第2シート122Bとを含んで構成されており、これらの第1シート122Aと第2シート122Bの周縁部を好ましくは密閉接合することで袋体122が構成されている。第1シート122Aと第2シート122Bの周縁部以外の領域は非接合領域であり、非接合領域内に水蒸気発生部121が配置される。
本実施形態において、水蒸気発生部121の使用者側の面に第1シート122Aが配置され、水蒸気発生部121の使用者側の面と反対側の面上に第2シート122Bが配置される。それぞれの透気度について、以下詳述する。
本実施形態において、シート等の通気度は、以下のようにして計測することができる。
透気度はJIS P8117(2009年改正版)によって測定される値であり、一定の圧力のもとで100mlの空気が6.42cmの面積を通過する時間として定義される。したがって、透気度の数値が大きいことは空気の通過に時間がかかること、即ち通気性が低いことを意味している。逆に、透気度の数値が小さいことは通気性が高いことを意味している。このように、透気度の数値の大小と通気性の高低とは逆の関係を示す。透気度は、王研式通気度計で計測することができる。
なお、本明細書中において、この通気度が30000秒/100ml以上となるものを「難通気」、80000秒/100ml以上となるものを「非通気」であるものとして扱う。
第1シート122Aの通気度は、好ましくは7000秒/100ml以下であり、好ましくは5000秒/100ml以下であり、さらに好ましくは2500秒/100ml以下であり、ことさら好ましくは1000秒/100ml以下であり、さらには、600秒/100ml以下、10秒/100ml以下、5秒/100ml以下、0秒/100mlの順でより好ましい。
このような透気度を有する第1シート122Aとしては、例えば透湿性は有するが透水性を有さない合成樹脂製の多孔性シートを用いることが好適である。具体的には、ポリエチレンまたはポリプロピレンに炭酸カルシウム等を含有させ延伸したフィルムを用いることができる。かかる多孔性シートを用いる場合には、多孔性シートの外面にニードルパンチ不織布、エアスルー不織布、及び、スパンボンド不織布から選択される1種又は2種以上の不織布を始めとする各種の繊維シートをラミネートして、第1シート122Aの風合いを高めてもよい。
また、第1シート122Aは、上記の透気度を満足すれば、その一部が通気性を有しない非通気性シートであってもよい。
第2シート122Bは、その一部が通気性を有する通気性シートであってもよいし、通気性を有しない非通気性シートであってもよいが、第1シートの透気度より高いことが好ましく、全体としては通気性の低いシートがより好ましい。具体的にはこの第2シート122Bの透気度として8000秒/100ml超であることが好ましく、効果的にマスク本体部101内を安定的に加温加湿できる観点から、非通気性シートであることがより好ましい。
第2シート122Bは、上記の通気度を満足すれば、用途に応じ、一層又は多層の合成樹脂製のフィルムや、該一層又は多層の合成樹脂製のフィルムの外面にニードルパンチ不織布、エアスルー不織布、及びスパンボンド不織布から選択される1種又は2種以上の不織布を始めとする各種の繊維シートをラミネートして、第2シート122Bの風合いを高めることもできる。具体的には、ポリエチレンフィルムとポリエチレンテレフタレートフィルムからなる2層フィルム、ポリエチレンフィルムと不織布とからなるラミネートフィルム、ポリエチレンフィルムとパルプシートからなるラミネートフィルムなどが用いられるが、ポリエチレンフィルムとパルプシートからなるラミネートフィルムが殊更に好ましい。
第2シート122Bは、上述の通気度の値を満足すれば、第1シート122Aと同様の素材を用いることができるし、あるいは、異なる素材を用いることができる。
水蒸気発生部121の製造方法の例について、以下、説明する。
水蒸気発生部121が例えばシート状である場合には、例えば本出願人の先の出願にかかる特開2003−102761号公報に記載の湿式抄造法や、ダイコーターを用いたエクストルージョン法を用いることができる。また、水蒸気発生部121が、塗工シートからなる場合は、例えば本出願人の先の出願に係る特開2013−146554号公報に記載の方法で、保水シートに発熱粉体水分散液を塗工して、発熱層と保水シートとを備える発熱物の連続長尺物を任意の大きさに裁断して得られるものであってもよい。水蒸気発生部121は、1枚でもよく、複数枚を積層させた多層状態で収容してもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
上述した実施形態に関し、本発明はさらに以下の組成物、製造方法、或いは用途を開示する。
<1>
縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
を備え、
前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成された、マスク。
<2>
前記縦中心線は、前記マスク本体部を前記縦中心線で二つ折りにしたとき、円弧状部分を有する、<1>に記載のマスク。
<3>
前記耳掛け部は、不織布からなる、<1>または<2>に記載のマスク。
<4>
前記縦中心線により前記マスク本体部を二つ折りにした際、前記マスク本体部の前記使用者側の面が内側になるように構成されている、<1>乃至<3>いずれか一に記載のマスク。
<5>
前記耳掛け部の前記マスク本体部の横幅方向に平行な長さ(mm)が、前記マスク本体部の横幅(mm)よりも小さい、<1>乃至<4>いずれか一に記載のマスク。
<6>
前記接合部が前記第2外縁から前記第1外縁に向かって延在する非接合領域を有する、<1>乃至<5>いずれか一に記載のマスク。
<7>
前記シール領域は、前記マスク本体部の上辺および下辺まで到達していない、<1>乃至<6>いずれか一に記載のマスク。
<8>
前記シール領域は前記使用者の鼻接着領域付近に配置される第1シール領域と、前記使用者の顎接着領域付近に配置される第2シール領域とを有する、<1>乃至<7>いずれか一に記載のマスク。
<9>
前記耳掛け部は、平面視において角丸略四角形状である、<1>乃至<8>いずれか一に記載のマスク。
<10>
前記マスク本体部が機能体を有する、<1>乃至<9>いずれか一に記載のマスク。
<11>
前記機能体が加湿機能を有する、<10>に記載のマスク。
<12>
前記機能体が、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する、<10>または<11>に記載のマスク。
<13>
前記機能体が、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する水蒸気発生部と、前記水蒸気発生部に収容する袋体と、を備える、<10>乃至<12>いずれか一に記載のマスク。
<14>
前記水蒸気発生部は、前記被酸化性金属、吸水剤、水、および電解質を含む、<13>に記載のマスク。
<15>
前記水蒸気発生部における前記被酸化性金属の含有量は、坪量で表して、好ましくは100g/m以上であり、より好ましくは200g/m以上であり、一方、好ましくは、3000g/m以下であり、より好ましくは1600g/m以下である、<13>または<14>に記載のマスク。
<16>
前記袋体は、前記使用者側の面に第1シート、及び使用者側の面とは反対側の面に第2シートを備える、<13>乃至<15>いずれか一に記載のマスク。
<17>
前記第1シートの透気度は、好ましくは7000秒/100ml以下であり、好ましくは5000秒/100ml以下であり、さらに好ましくは2500秒/100ml以下であり、ことさら好ましくは1000秒/100ml以下であり、さらには、600秒/100ml以下、10秒/100ml以下、5秒/100ml以下、0秒/100mlの順でより好ましい、<16>に記載のマスク。
<18>
前記第2シートの透気度は、前記第1シートの透気度より高いことが好ましく、8000秒/100ml超であることがより好ましく、非通気性シートであることがさらに好ましい、<16>または<17>に記載のマスク。
<19>
前記マスク本体部は、複数枚のシートが積層された一体的な構造である<1>乃至<<18>いずれか一に記載のマスク。
<20>
前記マスク本体部の坪量は、5g/m以上であることが好ましく、10g/m以上であることがより好ましく、30g/m以上であることがさらに好ましく、また、200g/m以下であることが好ましく、150g/m以下であることがより好ましく、120g/m以下であることがさらに好ましく、また、5g/m以上200g/m以下であることが好ましく、10g/m以上150g/m以下であることがより好ましく、30g/m以上120g/m以下であることがさらに好ましい、<1>乃至<19>いずれか一に記載のマスク。
<21>
前記マスクが前記機能体を備える場合の前記マスク本体部の坪量は、40g/m以上である事が好ましく、60g/m以上である事がより好ましく、70g/m以上である事がより好ましく、また一方で、200g/m以下である事が好ましく、180g/m以下である事がより好ましく、150g/m以下である事が更に好ましい、<10>乃至<<20>いずれか一に記載のマスク。
<22>
前記機能体が芳香機能を有する、<10>乃至<21>いずれか一に記載のマスク。
<23>
<1>乃至<22>に記載されたマスクの使用方法であって、
前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開する工程、を有する、マスクの使用方法。
<24>
縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
を備えるマスクが包装された包装体であって、
前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成され、
前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向した状態となっている、包装体。
<25>
縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
を備えるマスクの包装方法であって、
前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成され、
前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とを対向させる工程と、
前記マスクを包装する工程と
を有する、マスクの包装方法。
100 マスク
101 マスク本体部
102 耳掛け部
103 折り畳み線
105 接合部
112 スリット
113 シール領域
113a シール領域
113b シール領域
115a 第1外縁
115b 第2外縁
116 非接合領域
120 温熱蒸気発生体
121 水蒸気発生部
122 袋体
122A 第1シート
122B 際2シート
130 縦中心線
200 包装袋
300 包装体

Claims (13)

  1. 縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
    前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
    を備え、
    前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
    前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
    前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成された、マスク。
  2. 前記縦中心線は、前記マスク本体部を前記縦中心線で二つ折りにしたとき、円弧状部分を有する、請求項1に記載のマスク。
  3. 前記耳掛け部は、不織布からなる、請求項1または2に記載のマスク。
  4. 前記縦中心線により前記マスク本体部を二つ折りにした際、前記マスク本体部の前記使用者側の面が内側になるように構成されている、請求項1乃至3いずれか一項に記載のマスク。
  5. 一対の前記耳掛け部の前記マスク本体部の横幅方向に平行な長さ(mm)の合計が、前記マスク本体部の横幅(mm)よりも小さい、請求項1乃至4いずれか一項に記載のマスク。
  6. 前記接合部が前記第2外縁から前記第1外縁に向かって延在する非接合領域を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のマスク。
  7. 前記マスク本体部が機能体を有する、請求項1乃至6いずれか一項に記載のマスク。
  8. 前記機能体が加湿機能を有する、請求項7に記載のマスク。
  9. 前記機能体が、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する、請求項7または8に記載のマスク。
  10. 前記機能体が芳香機能を有する、請求項7乃至9いずれか一項に記載のマスク。
  11. 請求項1乃至10に記載されたマスクの使用方法であって、
    前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開する工程、を有する、マスクの使用方法。
  12. 縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
    前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
    を備えるマスクが包装された包装体であって、
    前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
    前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
    前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成され、
    前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向した状態となっている、包装体。
  13. 縦中央部に縦中心線を有し、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
    前記マスク本体部の両端部に接合され、前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
    前記マスク本体部および前記耳掛け部を接合する接合部と、
    を備えるマスクの包装方法であって、
    前記マスク本体部は、前記縦中心線に沿って、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とが接着されたシール領域を有し、
    前記接合部が、前記マスク本体部と前記耳掛け部との境界であり、固定端となる第1外縁と、前記第1外縁に対向し自由端となる第2外縁と、を有し、
    前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とが対向し、前記接合部の前記第1外縁を軸として、前記耳掛け部を前記マスク本体部の前記使用者側となる面から遠ざかる方向に展開して使用するように構成され、
    前記マスク本体部の前記使用者側となる面と、前記耳掛け部とを対向させる工程と、
    前記マスクを包装する工程と、
    を有する、マスクの包装方法。
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