JP2019189988A - マスク - Google Patents
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Abstract
Description
使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に設けられ、前記マスク本体部を前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
を備え、
前記耳掛け部は、前記使用者の耳を挿入するためのスリットを有し、前記マスク本体部側から先端部側に最も伸縮する方向を伸縮方向とし、
前記スリットは、前記耳掛け部の前記伸縮方向に延びるとともに、前記耳掛け部の先端側においてなだらかに曲がっている、マスク
を提供する。
図1は、本実施形態のマスクを横から見た平面図である。図2は、本実施形態のマスクの使用時の状態を横から見た平面図である。
図1に示すように、マスク100は、使用者の口および鼻を覆うマスク本体部101と、マスク本体部101の両端部に設けられ、マスク本体部101を使用者の顔に保持する耳掛け部102と、を備え、耳掛け部102は、使用者の耳を挿入するためのスリット150を有し、マスク本体部101側から先端部側に最も伸縮する方向を伸縮方向D1とし、スリット150は、耳掛け部102の伸縮方向D1に延びるとともに、耳掛け部102の先端側においてなだらかに曲がっている。
本実施形態において、マスク本体部101は、縦中央部にマスク本体部101を二分する縦中心線130を有する。縦中心線130により、マスク100が使用されていない状態においては、マスク本体部101が二つ折りにされる。一方、マスクの使用時においては、マスク本体部101を外側に向かって開くことにより立体形状が形成できる。マスク本体部101を縦中心線130で二つ折りにしたとき、縦中心線130が円弧状部分を有することがよい。これにより、マスク本体部101が鼻部に沿って突出し、カップ状の凸部を形成することができる。
シール領域113は、マスク本体部101の一部を圧着することで形成することができる。シール領域113a、シール領域113bは、形成領域全面が圧着されたものでもよいが、マスク100の着用時に耳掛け部102及びマスク本体部101が引っ張られる場合などに過度な力が掛かった場合であってもシール領域113の強度を十分に担保する観点から、形成領域においてマスク本体部101がストライプ模様を形成するように配置されたものであることが好ましい(図1)。
マスク本体部101を形成する一枚のシートとは、単一の構造(即ち1プライ)でもよく、或いは複数枚のシートが積層されて一体的な構造(即ちマルチプライ)でもよい。複数枚のシートを用いることにより、各シートに別個の機能を付与することで、マスク本体部101に種々の機能を付与することができる点から好ましい。複数枚のシートを用いる場合には、各シート同士は、全面接合されたラミネート状態でもよく、シート間が離間した状態でもよい。また、各シート間が離間した状態の場合の各シート同士の接合は、マスク本体部101の形状に沿って各シートの縁をシールしてもよく、縁の一部をポイントシールにより接合するのみでもよい。
マスク100が後述する機能体を有する場合、マスク本体部101を構成する複数枚シートの間に機能体を挿入することにより、機能体が直接肌に触れなくなるので、マスク本体部101としては、複数枚シートを用いた方が好ましい。
本実施形態では、マスク本体部101が単一の構造である例について説明する。
また、マスク本体部101が多層構造を取る場合、着用した際に使用者側とは反対側の面(外側)に配されるマスク本体部101の構成材料と、着用した際に内側に配されるマスク本体部101の構成材料とが異なる方が好ましい。具体的には、着用した際に外側に配されるマスク本体部101の構成材料はマスクに保形性を与える上で適した構成材料を選択する事が好ましく、また、着用した際に内側に配されるマスク本体部101の構成材料は肌あたり改善を目的とした構成材料を選択する事が好ましい。
耳掛け部102は、マスク本体部101の両端部に接合され、使用者の顔に保持するものである。耳掛け部102の接合方法は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
耳掛け部102は、マスク本体部101の長手方向(幅方向)の左右端部に一対で設けられている。本実施形態において、耳掛け部102は、平面視において角丸略四角形状である。
なお、耳掛け部102の伸縮方向に垂直な方向における破断荷重は、引張・圧縮試験機(テンシロン等)を使って測定することができる。耳掛け部102の基端側(第1点)において、基端部(第1点)と、上述の第2点とを結ぶ直線に対して垂直に切断し、耳掛け部102の上下方向においてスリット150近傍をチャックにより挟み、耳掛け部102の上下方向に応力をかけ、耳掛け部102が破断したときの応力を測定することができる。
耳掛け部102は、平面視における中央領域に、使用者の耳を挿入するためのスリット150を有する。スリット150とは、隙間、裂け目であって、耳掛け部102の形成時において、捨て材を発生しないようにして形成されたものを意図する。なお、本実施形態において、耳掛け部102は、開口、すなわち耳掛け部102を貫通する穴を実質的に有さないものである。なお、実質的とは、使用者の耳を挿入するために設けられたものを意図する。
スリット150は、耳掛け部102の伸縮方向D1に延びるとともに、耳掛け部102の先端側においてなだらかに曲がっている。スリット150がなだらかに曲がることにより、耳掛け部102の伸縮方向D1に垂直な方向に向かって、耳掛け部102が千切れやすくなることを効果的に低減できるようになる。
また、図2に示すように、マスク100使用時において、耳掛け部102の基端側から端部側に向かって広がる開口部150Aが形成でき、フラップ150Bが形成される。使用者は、開口部150Aに耳を挿入し、マスク100を装着する。開口部150Aは、耳掛け部102の伸縮方向D1に幅広となっている。これにより、マスク100のフィット感を良好にできる。
すなわち耳掛け部102の伸縮方向D1に延びたスリット150が、耳掛け部102の先端側で折り返す際、耳掛け部102の上側に向かって曲がっていることが好ましい。これにより、マスク100使用時において、開口部150Aに対しフラップ150Bが上側に形成されることになる。そのため、フラップ150Bが使用者の耳、特に耳穴付近に接触することを抑制し、使用感を良好に保持できる。
図3(a)〜(c)には、左部がマスク本体部101との接合部である耳掛け部102に備えられたスリット151〜スリット153がそれぞれ示されている。さらに、スリット151〜スリット153のマスク本体部101側に最も近い点をそれぞれP1とし、P1から伸縮方向D1に最も離れたスリット151〜スリット153上の点をそれぞれP2とし、P1を始点とし、P1から連続したスリット151〜スリット153の終点をそれぞれP3とし、P1を始点とし、P1からP2まで連続したスリット151〜スリット153のうち、P1とP2とを結ぶ直線からの距離が最も遠い点をそれぞれP4とし、P3における接線L3と、P2における接線L2が示されている。
図3(b)に示すように、スリット152は、耳掛け部102の伸縮方向に延在する方向において、P1とP2を結ぶ直線よりも下側の領域において、上側に向かう円弧を有するとともに、耳掛け部102の先端側において円を描くようになだらかに曲がっている例である。
また、図3(c)に示すように、スリット153は、P1からP2に連続する第1スリット150aが、P1とP2を結ぶ直線よりも、上側に湾曲した後に、下側にさらに湾曲し、P2においてマスク本体部101側に向かって折り返すように曲がっている。すなわち、スリット153は、略S字状であり、耳掛け部102の先端側において円を描くようになだらかに曲がっている例である。
スリット152およびスリット153においては、耳掛け部102の伸縮方向に対する強度がより保持されやすくなる。
機能体とは、さらにマスク100の機能を追加させるものであり、その形状や形態は特に限定されない。例えば、保温、加温、保湿、加湿、保冷、急冷、芳香、抗菌、および防塵機能等を付与するものを更に有してもよく、これらを複合した機能であってもよい。
機能体は、マスク100と予め一体になっているものであってもよく、使用者が使用時においてマスク100に付加するものであってもよい。付加する方法としては、例えば、マスク本体部101に形成された機能体を収容する袋内に収容してもよく、また、粘着剤などによりマスク本体部101に付着させてもよい。
また、機能体の形状は、マスクの携帯性、軽量性の観点から、薄く、平坦なものであることが好ましい。さらに機能体は、マスク100のマスクとしての機能が損なわれない範囲において、マスク本体部101のどの領域に配置されてよく、機能が得られやすい位置に配置される。
さらには、機能体が加湿と加温機能を兼ね備え、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生することが好ましい。これによりマスク100の利便性、軽量性を維持しつつ、加温および加湿効果が得られる。以下、温熱蒸気発生体120を備えるマスク100について、詳述する。
図4は、本実施形態の機能体を有するマスクを模式的に示す平面図であり、図5は、本実施形態の機能体を説明する断面図である。
図4に示すように、マスク100は、マスク本体部101の使用者側の面に一対の温熱蒸気発生体120を有している。温熱蒸気発生体120は、マスク100の使用時において、使用者の鼻部を左右から覆う領域に備えられている。
なお、温熱蒸気発生体120は、空気中の酸素と反応することにより、発熱すると共に水蒸気を発生するものである。これにより、温められた水蒸気を供給することができる。そのため、温熱蒸気発生体120は、マスク100の使用前まで、酸素が遮断された状態となっている。
水蒸気発生部121が空気と接触すると、それに含まれている被酸化性金属の酸化反応が起こり、熱が発生する。この熱によって水蒸気発生部121に含まれている水が加熱されて所定温度の水蒸気となり、袋体122を通じて外部へ放出される。水蒸気は、袋体122のうち通気性部位から外部へ放出される。これにより、簡便な方法で蒸気を得ることができる。
また、好ましくは、100g/m2以上3000g/m2以下であり、さらに好ましくは、200g/m2以上1600g/m2以下である。これにより、温熱蒸気発生体120の発熱温度を所望の温度に上昇させることができる。
ここで、被酸化性金属の含有量は、JIS P8128に準じる灰分試験や、熱重量測定器で求めることができる。他に外部磁場を印加すると磁化が生じる性質を利用して振動試料型磁化測定試験等により定量することができる。
それぞれの透気度について、以下詳述する。
透気度はJIS P8117(2009年改正版)によって測定される値であり、一定の圧力のもとで100mlの空気が6.42cm2の面積を通過する時間として定義される。したがって、透気度の数値が大きいことは空気の通過に時間がかかること、即ち通気性が低いことを意味している。逆に、透気度の数値が小さいことは通気性が高いことを意味している。このように、透気度の数値の大小と通気性の高低とは逆の関係を示す。透気度は、王研式透気度計で計測することができる。
なお、本明細書中において、この透気度が30000秒/100ml以上となるものを「難通気」、80000秒/100ml以上となるものを「非通気」であるものとして扱う。
また、第1シート122Aは、上記の透気度を満足すれば、その一部が通気性を有しない非通気性シートであってもよい。
水蒸気発生部121が例えばシート状である場合には、例えば本出願人の先の出願にかかる特開2003−102761号公報に記載の湿式抄造法や、ダイコーターを用いたエクストルージョン法を用いることができる。また、水蒸気発生部121が、塗工シートからなる場合は、例えば本出願人の先の出願に係る特開2013−146554号公報に記載の方法で、保水シートに発熱粉体水分散液を塗工して、発熱層と保水シートとを備える発熱物の連続長尺物を任意の大きさに裁断して得られるものであってもよい。水蒸気発生部121は、1枚でもよく、複数枚を積層させた多層状態で収容してもよい。
<1>
使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に設けられ、前記マスク本体部を前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
を備え、
前記耳掛け部は、前記使用者の耳を挿入するためのスリットを有し、前記マスク本体部側から先端部側に最も伸縮する方向を伸縮方向とし、
前記スリットは、前記耳掛け部の前記伸縮方向に延びるとともに、前記耳掛け部の先端側においてなだらかに曲がっている、マスク。
<2>
前記スリットが交点を有さない、<1>に記載のマスク。
<3>
前記スリットが、前記耳掛け部の先端側から前記マスク本体部側に折り返すように曲がっている、<1>または2に記載のマスク。
<4>
前記スリットの前記マスク本体部側に最も近い点を第1点とし、
第1点から前記伸縮方向に最も離れた前記スリット上の点を第2点とし、
第1点を始点とし、第1点から連続した前記スリットの終点を第3点としたとき、
第3点における接線が、第2点における接線に対し、120°以下である、<1>乃至<3>いずれか一に記載のマスク。
<5>
第3点における前記接線が、第2点における前記接線に対し、好ましくは、30°以上であり、より好ましくは、60°以上であり、一方、好ましくは、100°以下である、<4>に記載のマスク。
<6>
第1点を始点とし、第1点から第2点まで連続した前記スリットのうち、第1点と第2点とを結ぶ直線からの距離が最も遠い点を第4点としたとき、
第4点における接線が、第2点における接線に対し、60°以上、120°以下である、<1>乃至<4>いずれか一に記載のマスク。
<7>
第4点における前記接線が、第2点における前記接線に対し、好ましくは、70°以上、90°以下である、<6>に記載のマスク。
<8>
前記スリットの第2点を含む曲率半径が、5mm以上20mm以下であり、好ましくは7mm以上15m以下である、<4>乃至<7>いずれか一に記載のマスク。
<9>
前記スリットの第3点が、第1点と第2点を結ぶ直線に対し、前記マスクの使用時において使用者の耳の上側に近い側に配置される、<4>乃至<8>いずれか一に記載のマスク。
<10>
前記耳掛け部において、前記マスクの使用時において使用者の耳の上側に近い側の端部を上端とし、使用者の耳の下側に近い側の端部を下端と定義し、
前記伸縮方向に対して垂直な方向における前記耳掛け部の下端から前記スリットまでの距離が最短となるときの前記耳掛け部の上端から下端までの長さに対する、前記耳掛け部の下端から前記スリットまでの最短距離が1/2未満であり、好ましくは1/5以上である、<1>乃至<9>いずれか一に記載のマスク。
<11>
前記スリットの前記耳掛け部の伸縮方向における最大長さをl(mm)としたとき、l(mm)は前記耳掛け部の前記伸縮方向における最大長さに対し、2/3以上、9/10以下である、<1>乃至<10>いずれか一に記載のマスク。
<12>
第1点から第2点まで連続する第1スリットが第4点を頂点とする円弧状であり、かつ第4点の位置が第1点よりも第2点に近く、
第2点から第3点まで連続する第2スリットが第3点を頂点とする円弧状であり、かつ第1スリットの長さよりも短い、<4>乃至<11>いずれか一に記載のマスク。
<13>
前記耳掛け部は、不織布からなる、<1>乃至<12>いずれか一に記載のマスク。
<14>
前記耳掛け部は、平面視において角丸略四角形状である、<1>乃至<13>いずれか一に記載のマスク。
<15>
前記耳掛け部の伸縮方向に垂直な方向における破断荷重が、6.00N以上である、<1>乃至<14>いずれか一に記載のマスク。
<16>
前記マスク本体部が機能体を有する、<1>乃至<15>いずれか一に記載のマスク。
<17>
前記機能体が水蒸気を発生する、<16>に記載のマスク。
<18>
前記機能体が、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する、<16>または<17>に記載のマスク。
<19>
前記機能体が、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する水蒸気発生部と、前記水蒸気発生部に収容する袋体と、を備える、<16>乃至<18>いずれか一に記載のマスク。
<20>
前記袋体は、前記使用者側の面に第1シート、及び使用者側の面とは反対側の面に第2シートを備える、<19>に記載のマスク。
<21>
前記第1シートの透気度は、好ましくは7000秒/100ml以下であり、好ましくは5000秒/100ml以下であり、さらに好ましくは2500秒/100ml以下であり、ことさら好ましくは1000秒/100ml以下であり、さらには、600秒/100ml以下、10秒/100ml以下、5秒/100ml以下、0秒/100mlの順でより好ましい、<20>に記載のマスク。
<22>
前記第2シートの透気度は、前記第1シートの透気度より高いことが好ましく、8000秒/100ml超であることがより好ましく、非通気性シートであることがさらに好ましい、<20>または<21>に記載のマスク。
<23>
前記マスク本体部は、複数枚のシートが積層された一体的な構造である<1>乃至<22>いずれか一に記載のマスク。
<24>
前記マスク本体部の坪量は、5g/m2以上であることが好ましく、10g/m2以上であることがより好ましく、30g/m2以上であることがさらに好ましく、また、200g/m2以下であることが好ましく、150g/m2以下であることがより好ましく、120g/m2以下であることがさらに好ましいく、また、5g/m2以上200g/m2以下であることが好ましく、10g/m2以上150g/m2以下であることがより好ましく、30g/m2以上120g/m2以下であることがさらに好ましい、<1>乃至<23>いずれか一に記載のマスク。
<25>
前記マスクが前記機能体を備える場合の前記マスク本体部の坪量は、40g/m2以上である事が好ましく、60g/m2以上である事がより好ましく、70g/m2以上である事がより好ましく、また一方で、200g/m2以下である事が好ましく、180g/m2以下である事がより好ましく、150g/m2以下である事が更に好ましい、<16>乃至<24>いずれか一に記載のマスク。
<26>
前記機能体が香気成分を含む、<16>乃至<25>いずれか一に記載のマスク。
<27>
前記マスク本体部は、縦中央部に前記マスク本体部を二分する縦中心線を有する、<1>乃至<26>いずれか一に記載のマスク。
<28>
前記マスク本体部は、前記縦中心線にそって、前記縦中心線により二分される一方の前記マスク本体部と他方の前記マスク本体部とを接着するシール領域を有している、<1>乃至<27>いずれか一に記載のマスク。
<29>
前記シール領域は、前記マスク本体部の上端および下端まで到達していない、<28>に記載のマスク。
<30>
前記スリットが、前記マスクの使用時において破線部を切り離すことにより形成されるように構成されている、<1>乃至<29>いずれか一に記載のマスク。
<31>
<1>乃至<29>いずれか一に記載のマスクの使用方法であって、前記耳掛け部の前記スリットに使用者の耳を挿入し、前記マスクを装着する、マスクの使用方法。
101 マスク本体部
102 耳掛け部
103 縦中央線
120 温熱蒸気発生体
121 水蒸気発生部
122 袋体
122A 第1シート
122B 第2シート
150 スリット
150A 開口部
150B フラップ
151 スリット
152 スリット
153 スリット
Claims (15)
- 使用者の口および鼻を覆うマスク本体部と、
前記マスク本体部の両端部に設けられ、前記マスク本体部を前記使用者の顔に保持する耳掛け部と、
を備え、
前記耳掛け部は、前記使用者の耳を挿入するためのスリットを有し、前記マスク本体部側から先端部側に最も伸縮する方向を伸縮方向とし、
前記スリットは、前記耳掛け部の前記伸縮方向に延びるとともに、前記耳掛け部の先端側においてなだらかに曲がっている、マスク。 - 前記スリットが交点を有さない、請求項1に記載のマスク。
- 前記スリットが、前記耳掛け部の先端側から前記マスク本体部側に折り返すように曲がっている、請求項1または2に記載のマスク。
- 前記スリットの前記マスク本体部側に最も近い点を第1点とし、
第1点から前記伸縮方向に最も離れた前記スリット上の点を第2点とし、
第1点を始点とし、第1点から連続した前記スリットの終点を第3点としたとき、
第3点における接線が、第2点における接線に対し、120°以下である、請求項1乃至3いずれか一項に記載のマスク。 - 第1点を始点とし、第1点から第2点まで連続した前記スリットのうち、第1点と第2点とを結ぶ直線からの距離が最も遠い点を第4点としたとき、
第4点における接線が、第2点における接線に対し、60°以上、120°以下である、請求項1乃至4いずれか一項に記載のマスク。 - 前記スリットの第2点を含む曲率半径が、5mm以上20mm以下である、請求項1乃至5いずれか一項に記載のマスク。
- 前記スリットの第3点が、第1点と第2点を結ぶ直線に対し、前記マスクの使用時において前記使用者の耳の上側に近い側に配置される、請求項1乃至6いずれか一項に記載のマスク。
- 前記耳掛け部において、前記マスクの使用時において前記使用者の耳の上側に近い側の端部を上端とし、前記使用者の耳の下側に近い側の端部を下端と定義し、
前記伸縮方向に対して垂直な方向における前記耳掛け部の前記下端から前記スリットまでの距離が最短となるときの前記耳掛け部の前記上端から前記下端までの長さに対する、前記耳掛け部の前記下端から前記スリットまでの最短距離が1/2未満である、請求項1乃至7いずれか一項に記載のマスク。 - 第1点から第2点まで連続する第1スリットが第4点を頂点とする円弧状であり、かつ第4点の位置が第1点よりも第2点に近く、
第2点から第3点まで連続する第2スリットが第3点を頂点とする円弧状であり、かつ第1スリットの長さよりも短い、請求項5乃至8いずれか一項に記載のマスク。 - 前記耳掛け部は、不織布からなる、請求項1乃至9いずれか一項に記載のマスク。
- 前記マスク本体部が機能体を有する、請求項1乃至10いずれか一項に記載のマスク。
- 前記機能体が水蒸気を発生する、請求項11に記載のマスク。
- 前記機能体が、被酸化性金属の酸化反応により温熱蒸気を発生する、請求項11または12に記載のマスク。
- 前記機能体が香気成分を含む、請求項11乃至13いずれか一項に記載のマスク。
- 前記スリットが、前記マスクの使用時において破線部を切り離すことにより形成されるように構成されている、請求項1乃至14いずれか一項に記載のマスク。
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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