JP2011188947A - 水蒸気発生具 - Google Patents

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一男 大橋
Katsutoshi Hara
克俊 原
Takayuki Kaneda
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Abstract

【課題】息苦しくなく、また容易に立体形状になりやすく使いやすい水蒸気発生具を提供すること。
【解決手段】水蒸気発生具10は、平板状の水蒸気発生体20をそれぞれ有する第1パネル101及び第2パネル102を備える。両パネル101,102は、両パネルが重ね合わされた状態で、該パネルの周縁部のうちの一部10Bを残し、互いに結合することにより袋状をなしている。両パネル101,102は、水蒸気発生体20の周縁部に沿って易折曲が可能になっており、該周縁部に沿って両パネルを折曲し、かつ両パネルの結合されていない周縁部10Bを拡開することで、開口部を有する略カップ状の形状をなすように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、所定温度に加熱された水蒸気を発生する、略カップ形状の水蒸気発生具に関する。
本出願人は先に、簡易かつ手軽に用いることができるとともに、発熱によって生じる適度な量及び温度の水蒸気を効果的に顔の肌等の身体の一部に供給することのできる水蒸気発生具を提案した(特許文献1参照)。この水蒸気発生具は、シート材料を用いて身体の一部を覆う開口面を備える中空の保形立体形状となるように形成されたマスク本体と、シート材料によりマスク本体と一体に形成されたフラップ状保持片と、このフラップ状保持片によってマスク本体の表面に沿って取り付けられた、酸化反応により発熱して水蒸気を発散する面状発熱体とからなる。この水蒸気発生具においては、酸化反応による発熱を利用して発生した水蒸気を、マスク本体の内側に滞留させつつ、例えば開口面を顔の肌に対向させて、又は開口面で顔の肌を覆って使用される。
上述の技術とは別に、特許文献2には、鼻と口及び両頬を覆う本体部と、前記本体部の左右両側から側方へ延出した一対の耳掛け部とを有するマスクが記載されている。このマスクにおける本体部には、本体部を形成する本体シートよりも剛性の高い補強体が設けられている。この補強体は、本体部を左右に二分する縦中心線から左右両側に離れた位置で、かつ本体部の上縁に接近した位置又は上縁に接する位置に部分的に設けられている。この補強体は、酸素が与えられたときに発熱する発熱体を有している。
一方、本出願人は、水蒸気発生能を有する発熱体を収容した収容体を具備し、収容体が発熱体の発熱に伴って発生する水蒸気により膨張する加温具を提案している。
特開2004−073828号公報 特開2006−102145号公報 特開2005−328852号公報
しかしながら、これらマスク等の加温具は、携帯性や使用性に依然課題があった。
したがって、本発明の課題は、使用前はコンパクト性を有し、使用時には手軽に使用でき、かつ、鼻や口を被覆するように水蒸気発生具を適用しても息苦しくない水蒸気発生具を提供することにある。
本発明は、平板状の水蒸気発生体をそれぞれ有する第1パネル及び第2パネルを備え、
両パネルは、両パネルが重ね合わされた状態で、該パネルの周縁部のうちの一部を残し、互いに結合することにより袋状をなしており、
両パネルは、該水蒸気発生体の周縁部に沿って易折曲が可能になっており、該周縁部に沿って両パネルを折曲し、かつ両パネルの結合されていない周縁部を拡開することで、開口部を有する略カップ状の形状をなすように構成されている水蒸気発生具を提供するものである。
本発明によれば、使用前はコンパクトで携帯性が良好であるにもかかわらず、使用時には容易に立体形状になりやすく使いやすく、かつ、例えば鼻や口を被覆するように水蒸気発生具を適用しても息苦しくない水蒸気発生具が提供される。
図1は、本発明の第1実施形態の水蒸気発生具が、立体形状になる前の状態を示す平面図である。 図2は、図1に示す水蒸気発生具における各パネルの結合部を開いて展開した状態を示す展開図である。 図3は、図1に示す水蒸気発生具を立体形状にして使用する状態を示す図である。 図4は、図1に示す水蒸気発生具における各パネルの構造を示す断面図である。 図5は、図1に示す水蒸気発生具における水蒸気発生体を示す一部破断斜視図である。 図6は、本発明の第2実施形態の水蒸気発生具が、立体形状になる前の状態を示す平面図である。 図7は、図6に示す水蒸気発生具における各パネルの結合部を開いて展開した状態を示す展開図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1には、本発明の第1実施形態の水蒸気発生具が示されている。同図に示す水蒸気発生具10Xは、平板状の第1パネル101と、同じく平板状の第2パネル102を備えている。両者はほぼ同形になっているが、一部異なる形状の部分も有している。各パネル101,102は、互いに平行な直線状の第1側縁10A、及び第2側縁10Bを有している。第2側縁10Bは、その下端に曲線状の部分も有している。また、各パネル101,102は、第1側縁10Aと第2側縁10Bとを連結する上縁10C及び下縁10Dを有している。各パネル101,102は、両パネル101,102が重ね合わされた状態で、パネル101,102の周縁部のうちの一部を残し、他の周縁部どうしが互いに結合することにより袋状をなしている。具体的には、第2側縁10Bを残し、他の周縁部である第1側縁10A、上縁10C及び下縁10Dが結合し、袋状をなしている。
図2には、図1に示す水蒸気発生具10Xの製造前の展開図が示されている。製造前の状態の水蒸気発生具は、第1パネル101及び第2パネル102が一体になっている展開体10X’を構成している。各パネル101,102は、第1側縁10Aの位置において連接している。そして、第1側縁10Aに沿って展開体10X’を二つ折りし、二つ折りした状態下に、各パネル101,102の上縁10C及び下縁10Dが、所定の結合手段によって結合される。これによって、図1に示す形状の水蒸気発生具10Xが得られる。結合手段に特に制限はなく、パネル101,102を構成する材料に応じて適切な結合手段を採用することができる。例えば熱融着、接着剤による接着、超音波結合等を用いることができる。
第1パネル101及び第2パネル102はそれぞれ、水蒸気発生体20を1個ずつ備えている。各水蒸気発生体20は同形のものであり、図2に示す展開体10X’において、各水蒸気発生体20は、第1側縁10Aを挟んで対称な位置に配置されている。
水蒸気発生具10Xは、その使用前の状態においては、図1に示すように平板状、すなわち平積みすることができる平らな形状をしている。一方、使用時においては、図3に示すように、第1パネル101及び第2パネル102の結合されていない周縁部である第2側縁10Bを拡開することで、開口部を有する略カップ状の立体形状をなすように構成されている。水蒸気発生具10Xが、平板状から立体形状への変形する詳細については後述する。
図4には、図2に示す展開体10X’におけるIV−IV線断面図が示されている。展開体10X’は、水蒸気発生具10Xが、カップ状の立体形状に変形したときに、水蒸気発生具10Xの内面を構成する第1シート11と、水蒸気発生具10Xの外面を構成する第2シート12とを有している。第1シート11と、第2シート12とは、それらの周縁部の全域で結合されている。更に、第1シート11と、第2シート12とは、上述した第1側縁10Aに相当する位置においても結合されている。そして、周縁部よりも内側の領域(ただし、第1側縁10Aに相当する位置は除く)においては、両シート11,12は非結合状態になっている。
第1シート11及び第2シート12は、それらのうちの少なくとも一方のシートが通気性を有していることが好ましい。通気性を有するシートとして用いられるものとしては、例えば不織布等の各種繊維シートや、微多孔性のフィルムなどを用いることができる。不織布の具体例としては、エアスルー不織布やスパンボンド不織布などが挙げられる。第1シート11及び/又は第2シート12が通気性を有する場合、その通気性の程度は、後述する水蒸気発生体20を構成する第1の面23及び第2の面24の通気性の程度よりも大きくする。
第1シート11と第2シート12とが上述の態様で結合されることによって、両シート間には非結合部が存在する。該非結合部は空間になっており、該空間に平板状の水蒸気発生体20が配置されている。本実施形態においては、先に述べたとおり、各パネル101,102に1個ずつ水蒸気発生体20が配置されている。前記の空間内での位置ずれを防止する目的で、各水蒸気発生体20は、その上面及び/又は下面が、それに対向する第1シート11及び/又は第2シート12と部分的に結合されているが、例えば、後述する水蒸気発生体20の収容体22における使用者の肌から遠い側に位置する第2の面24と第2シート12とを接着剤等で接着されていても良い。水蒸気発生体20は、被酸化性金属の粉末及び水を含有しており、該被酸化性金属の酸化反応によって生じた熱を利用して水蒸気を発生させるものである。水蒸気発生体20の詳細については後述する。
以上の説明から明らかなように、水蒸気発生具10Xの各パネル101,102は、第1シート11及び第2シート12のみの部位(例えば図2中、符号Aで示す部位)と、これらの部材に加えて、水蒸気発生体20が重なる部位(例えば図2中、符号Bで示す部位)とを有している。そして、水蒸気発生体20は、後述するように被酸化性金属の粉末等を含んでいるので、部位Aと部位Bとを対比すると、水蒸気発生体20を含んでいる分だけ、部位Bの方が、剛性が高くなっている。その結果、各パネル101,102は、部位Aと部位Bとの境界部において、換言すれば水蒸気発生体20の周縁部に沿って易折曲が可能になっている。したがって、例えば図1に示す平板状の水蒸気発生具10Xを手で持ち、そのときに上縁10C及び下縁10Dに指を掛けて上下方向から力を加え、第2側縁10Bを拡開すると、水蒸気発生体20の下縁20D(図2参照)に沿って各パネル101,102が内側へ向けて折曲し、図3に示すカップ状の立体構造となる。この場合、部位Bの剛性は高いので、パネル101,102にそれらの上下から力が加わっても、部位Bは変形せず、平板状を保ったままでいる。その結果、図3に示すように立体構造となった水蒸気発生具10Xの開口部30を正面からみたときに、開口部30の開口端は、略直線の組み合わせから構成される略三角形、具体的には略二等辺三角形の形状になっている。なお、部位Bの剛性を補強するため、部位Aと部位Bの間に剛性を有する部位B’(図示せず)を更に挟み込んでも良い。
水蒸気発生体20の下縁20Dに沿って各パネル101,102が首尾良く折曲するようにするためには、部位Aと部位Bとの剛性の差が大きいことが好ましい。なお、剛性は、長辺70mm×短辺60mmの矩形試料の両短辺部をそれぞれ10mmの幅で支持体で固定し、両支持体から等距離の位置に支持体に平行にアルミニウム製の平棒(長辺50mm×5mm、重さ5g)のせ、該平棒の板上部から垂直に500g加重して、試料のたわみ量を加重後のアルミニウム平棒の降下部の距離として測定した。測定された部位Aと部位Bとのたわみ量の差が1〜7mm、特に2〜5mmであることが好ましい。
また、各パネル101,102の第1側縁10Aと水蒸気発生体20の第1側縁20Aとの距離が0mm〜30mm、特に0mm〜10mmであると、首尾よくカップ状の立体構造となるため好ましい。
図3に示すように、略三角形の形状になっている開口部30の開口端は、三辺のうちの底辺30Bが、各パネル101,102を水蒸気発生体20の周縁部に沿って折曲した部位Aから構成されている。これに対して、2つの斜辺30Sは、上述した部位A、すなわち第1シート11及び第2シート12並びに水蒸気発生体20から構成されている。このような構成を採用することで、水蒸気発生具10Xの使用中には、主として、2枚のシート11,12から構成される底辺30Bを含む面から空気が水蒸気発生具10X内に流入する。そして流入した空気と被酸化性金属とが反応して生じた熱によって発生した水蒸気は、斜辺30Sを含む面から放出され、水蒸気発生具10X内に充満する。このように、水蒸気発生具10Xにおいては、立体形状を構成する三面のうち、一面が空気の取り込み面であり、他の二面が水蒸気の放出面になっている。つまり、各面に異なる機能を付与している。その結果、水蒸気発生体20の発熱が安定するとともに、水蒸気の発生も安定する。
図3に示す形状の水蒸気発生具10Xを、例えば使用者の口及び鼻を覆うように装着する場合には、底辺30Bが使用者の口の下に位置し、2つの斜辺の交点である頂点が使用者の眉間近傍に位置するように装着する。このような装着形態を採用することで、水蒸気発生具10X内の空間を十分に確保することができ、水蒸気の発生中に使用者が息苦しさを感じることが軽減される。
なお、パネル101,102における水蒸気発生体20の配置の位置によっては、パネル101,102が、水蒸気発生体20の下縁20Dに沿って折曲する代わりに、又はそれに加えて、水蒸気発生体20の上縁20C(図2参照)に沿って折曲する場合もある。パネル101,102が、水蒸気発生体20の下縁20Dに沿って折曲するか、それとも上縁20Cに沿って折曲するかは、水蒸気発生体20の下縁20Dとパネル101,102の下縁10Dとの距離や、水蒸気発生体20の上縁20Cとパネル101,102の上縁10Cとの距離に依存する。一般的に、この距離が大きいほど、折曲は起こりやすくなる。パネル101,102が、水蒸気発生体20の下縁20D及び上縁20Cに沿って折曲する場合には、水蒸気発生具10Xの開口部30を正面からみたときに、開口部30の開口端は略直線の組み合わせから構成される略多角形になる。
具体的には、各パネル101,102の上縁10Cと水蒸気発生体20の上縁20Cとの距離が短い場合には、水蒸気発生具10Xの開口部30は、これを正面からみたときに、上述のとおり略三角形になる。特に、各パネル101,102の上縁10Cと水蒸気発生体20の上縁20Cとの距離が15mm以下、特に10mm以下であると、開口部30の形状が略三角形になりやすい。
これに対して、各パネル101,102の上縁10Cが、第1側縁10Aから第2側縁10Bに向けて上向きに傾斜している場合(後述する図6参照)、つまり、パネル101,102の上縁10Cと、水蒸気発生体20の上縁20Cとの距離が、第1側縁10Aから第2側縁10Bに向けて漸次大きくなる場合には、各パネル101,102が、水蒸気発生体20の上縁20C及び下縁20Dに沿って折曲しやすくなるので、水蒸気発生具10Xの開口部30の形状は略四角形になりやすい。特に、パネル101,102の上縁10Cと、水蒸気発生体20の上縁20Cとのなす角度が15〜45度、特に15〜30度であると、開口部30の形状が略四角形になりやすい。
図2に示すように、水蒸気発生具10Xの前駆体である展開体20においては、各パネル101,102はほぼ同形であるが、一部形状が異なっている。具体的には、第1パネル101では、第2側縁10Bにおける直線状の部分と、曲線状の部分との交点が、鈍角の角部Cとなっている。これに対して、第2パネル102では、第1パネル101の角部Cに対応する部位が、湾曲状に切りかかれており、切り欠き部Nとなっている。そして、第1パネル101と第2パネル102とを重ねると、図1に示すように、第2パネル102に切り欠き部Nが形成されていることによって、第1パネル101の角部Cが第2パネル102側からみたときに露出するようになっている。角部Cが露出していることで、図1に示す状態の面状の水蒸気発生具10Xを立体形状に変形させるときに、第2側縁10Bを拡開しやすくなり、変形の操作を行い易くなるという利点が生じる。
図1に示すように、水蒸気発生具10Xは、パネル101,102の下縁10Dから下方に垂下する片部31を有している。片部31は、下縁10Dの延びる方向と同方向に延びている。そして片部31は、その延びる方向の中央域に、凹陥部31Aを有している。凹陥部31Aは、図1に示す平板状の水蒸気発生具10Xを、図3に示す立体形状に変形させる動作を行い易くするために設けられている。詳細には、図1に示す平板状の状態の水蒸気発生具10Xを手で持ち、そのときに上縁10C及び片部31に指を掛けて上下方向から力を加える場合、片部31に凹陥部31Aが設けられていると、凹陥部31Aに指を掛け易くなり、力を加えやすくなる。また、凹陥部31Aは指を掛けるときの目印にもなり、初めて水蒸気発生具10Xを使用する者であっても、立体変形の操作を円滑に行うことができる。
図1及び図2に示すように、水蒸気発生具10Xにおいては、水蒸気発生体20が、開口部の周縁部である第2側縁10Bから所定距離Dだけ隔てた位置に配置されている。開口部の周縁部のすぐ近くに水蒸気発生体20が配置されていると、水蒸気発生体20から生じた水蒸気が、使用者に直接当たりやすく、息苦しさを感じることがあるが、開口部の周縁部から距離を隔てて水蒸気発生体20を配置することで、そのような息苦しさを低減させることができる。この観点から、第2側縁10Bから水蒸気発生体20までの距離Dは、水蒸気発生体20の水蒸気発生能にもよるが、5〜30mmであることが好ましく、5〜20mmであることが更に好ましい。
次に、水蒸気発生体20について説明する。図5には、水蒸気発生体20を一部切り欠いた状態の斜視図が示されている。水蒸気発生体20は、水蒸気発生部21及び水蒸気発生部21を収容する収容体22を備えている。収容体22は扁平なものであり、水蒸気発生体20の輪郭をなしている。収容体22は、単数又は複数のシート材が袋状に貼り合わされることで、水蒸気発生部21が収容される密閉空間が形成されたものである。扁平な形状を有する収容体22は、着用者の肌に近い側に位置する第1の面23、及びそれと反対側であり、使用者の肌から遠い側に位置する第2の面24を有している。第1の面23は、第1シート11と対向している。一方、第2の面24は、第2シート12と対向している。
水蒸気発生部21は化学エネルギーを利用して発熱を起こさせる部位である。利用し得る化学エネルギーとしては、被酸化性金属の酸化反応により生じる酸化熱、酸とアルカリの中和熱、無機塩類(塩化カルシウム、塩化マグネシウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、ゼオライト等)の水和熱などが挙げられる。これらのうち、取り扱い性が良好であることや、発熱量が比較的大きいこと、携帯やコンパクト化が容易であることから、被酸化性金属の酸化反応により生じる酸化熱を用いることが好ましい。この場合、水蒸気発生部21は被酸化性金属、反応促進剤、電解質及び水を含んでいる。水蒸気発生部21は被酸化性金属が酸素と接触することによる酸化反応で生じた熱を利用して、所定温度に加熱された水蒸気を発生する部位である。被酸化性金属としては例えば、鉄、アルミニウム、亜鉛、マンガン、マグネシウム、カルシウム等の粉末や繊維が挙げられる。これらの中でも取り扱い性、安全性、製造コストの点から鉄粉が好ましく用いられる。被酸化性金属が粉末である場合その粒径は0.1〜300μmであることが好ましい。反応促進剤としては、水分保持剤として作用する他に、被酸化性金属への酸素保持/供給剤としての機能も有しているものを用いることが好ましい。例えば活性炭(椰子殻炭、木炭粉、暦青炭、泥炭、亜炭)、カーボンブラック、アセチレンブラック、黒鉛、ゼオライト、パーライト、バーミキュライト、シリカ等が挙げられる。これらの中でも保水能、酸素供給能、触媒能を有する点から活性炭が好ましく用いられる。被酸化性金属と効果的に接触し得る点から、反応促進剤の粒径は0.1〜500μmであることが好ましい。電解質としては、水に溶解して電解液となるものであり、特に、被酸化性金属の酸化反応を更に促進するものであることが好ましく、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム等が挙げられる。これらの中でも取り扱い性、安全性、製造コスト等の点から塩化ナトリウムが特に好ましい。
水蒸気発生部21は、例えば発熱シート又は発熱粉体からなる。水蒸気発生部21が発熱シートからなる場合には、該発熱シートは、被酸化性金属、反応促進剤、繊維状物、電解質及び水を含む、含水状態の繊維シートであることが好ましい。すなわち、該発熱シートは、被酸化性金属、反応促進剤及び繊維状物を含有する成形シートに、電解質水溶液を含有させて構成されていることが好ましい。ここで、繊維状物としては、コットン、カボック、木材パルプ、非木材パルプ等の天然繊維、又は例えばレーヨン、ビスコースレーヨン、キュプラ等の半合成繊維やポリアミド、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリウレタン等の合成高分子繊維等を用いることができる。これら繊維状物は、その平均繊維長が0.1〜50mmであることが、発熱シートの強度確保及び繊維状物の水分散性の点から好ましい。発熱シートとしては、湿式抄造により得られたシート状物や、発熱粉体を紙等で挟持してなる積層体等が挙げられる。そのような発熱シートは、例えば本出願人の先の出願に係る特開2003−102761号公報に記載の湿式抄造法や、ダイコーターを用いたエクストルージョン法を用いて製造することができる。
一方、水蒸気発生部21が発熱粉体からなる場合には、該発熱粉体は被酸化性金属、反応促進剤、保水剤、電解質及び水を含んで構成されていることが好ましい。発熱シート及び発熱粉体のうち、どのような姿勢においても水蒸気を均一に適用し得る点から、発熱シートを用いることが好ましい。また、発熱シートは、発熱粉体に比較して、発熱の温度分布を均一化することが容易であり、また、被酸化性金属の担持能力が優れている点からも有利である。
水蒸気発生部21は、賦香されていてもよい。これによって使用者は、水蒸気の発生とともに芳香を感じるようになり、水蒸気発生具10Xを用いたことによるリラックス感を一層感じるようになる。賦香のために用いられる材料としては、例えば、鎖状モノテルペンアルコール類、セスキテルペンアルコール類、モノテルペンアルコール若しくは脂環式アルコールの酢酸エステル類、ジヒドロジャスモン酸メチル、ヨノン、又はダマスコンなどが挙げられるが、これらに制限されない。
水蒸気発生体20を構成する収容体22における第1の面23は空気及び水蒸気の透過が可能なように通気性を有している。一方、第2の面24は、空気及び水蒸気の透過の程度が第1の面23よりも低くなっている。すなわち第2の面24は第1の面23よりも難通気性であるか、又は非通気性である。第2の面24が難通気性であるか、それとも非通気性であるかは、水蒸気発生具10Xの具体的な用途に応じて適宜選択される。
水蒸気発生体20における第1の面23及び第2の面24はいずれもシート材から構成されている。そして水蒸気発生体20の収容体22はその周縁に、第1の面23及び第2の面24をそれぞれ構成するシート材の周縁部を互いに結合して形成された閉じた形状の周縁結合部25を有している。周縁結合部25は連続に形成されている。収容体22は、周縁結合部25よりも内側の部分において第1の面23と第2の面24とが非結合状態になっている。それによって収容体22には、水蒸気発生部21を収容する単一の密閉空間が形成されている。水蒸気発生部21は収容体22に形成されている空間のほぼ全域を占めるように収容されている。
水蒸気発生体20においては、第1の面23及び第2の面24の通気度を適切に調整することで、第1の面23を通じて水蒸気が優先的に放出されるように構成されている。具体的には、第2の面の通気度は、第1の面の通気度よりも大きい。ここで、通気度はJIS P8117によって測定される値であり、一定の圧力のもとで100mlの空気が6.45cm2の面積を通過する時間で定義される。したがって、通気度が大きいことは空気の通過に時間がかかること、すなわち通気性が低いことを意味している。本実施形態において、第1の面23及び第2の面24の通気性を比較すると、第1面23の方が、第2の面24よりも高くなっている。すなわち、先に述べたとおり、第2の面24は非通気性であるか、又は難通気性(即ち、通気性を有するものの、第1の面23よりも低い通気性を有している)である。
収容体22は、通気面である第1の面23と、それに対向する非通気面である第2の面24とを有する扁平な形態をしており、通気面である第1の面23を通じて所定温度に加熱された水蒸気(以下、このような水蒸気を「蒸気温熱」とも言う。)が発生するようになされている。あるいは、収容体22は、通気面である第1の面23と、それに対向する難通気面である第2の面24とを有する扁平な形態をしており、通気面である第1の面23を通じて蒸気温熱が発生するようになされている。
第2の面24が難通気性である場合、第1の面23と第2の面24の通気度をバランスさせることで、空気は第2の面24を通じて優先的に収容体22内に流入するとともに、水蒸気は第1の面23を通じて優先的に放出される。第2の面24が難通気性である場合、第2の面24を通じての空気の流入を確保しつつ、面24を通じての水蒸気の放出を抑制させる観点から、第2の面24の通気度を、第1の面23の通気度の1.5倍以上、特に2倍以上とすることが好ましい。あるいは、第1の面23の通気度と第2の面24の通気度との比(第1の面/第2の面)を0.7以下、特に0.4以下とすることも好ましい。これによって、第2の面24を通じての水蒸気の放出を一層減じさせることができ、かつ第1の面23を通じての水蒸気の放出を一層増加させることができる。一方、第2の面24が非通気性である場合、収容体22内への空気の流入、及び水蒸気の発生は、専ら第1の面23を通じて行われる。
第1の面23の通気度は、1〜25000秒/(100ml)、特に5000〜25000秒/(100ml)、さらに10000〜20000秒/(100ml)とすることが好ましい。一方、第2の面24に関しては、これが難通気性である場合、面24の通気度を30000秒/(100ml)以上、特に40000秒/(100ml)以上とすることが好ましい。
水蒸気発生体20における第1の面23及び第2の面24はいずれもシート材から構成されている。通気度を支配しかつ粉体の漏れ出しを防止するシート材としては、メルトブローン不織布や透湿性フィルムが好適に用いられる。透湿性フィルムは、熱可塑性樹脂及び該樹脂と相溶性のない有機又は無機のフィラーの溶融混練物をフィルム状に成形し、一軸又は二軸延伸して得られたものであり、微細な多孔質構造になっている。種々の通気度及び透湿度を有するシート材を組み合わせて積層シートを構成することで、第1の面23及び第2の面24の通気度を所望の値に設定する自由度が増す。
水蒸気発生具10Xは、典型的には、上述したとおり、使用者の口及び鼻を覆うように装着してスチームマスクとして用いることができる。この場合、水蒸気発生具10Xに耳掛け部(図示せず)を取り付けて、該耳掛け部によって水蒸気発生具10Xを保持してもよく、あるいはそのような耳掛け部を用いずに、水蒸気が発生している期間にわたり、水蒸気発生具10Xを使用者が手で保持していてもよい。また、水蒸気発生具10Xは、これを使用者の口及び鼻以外の部位の皮膚に当接させて使用してもよい。
水蒸気発生具10Xを用いることで、それから発生する水蒸気が人体に付与され、喉や鼻孔を潤したり、人体のその他の部位の皮膚を潤したりすることができる。また、リラックス感を付与することもできる。
次に、本発明の第2実施形態の水蒸気発生具について、図6〜図7に基づいて説明する。なお第2実施形態の水蒸気発生具10Y(以下、「発生具10Y」ともいう)については、第1実施形態の水蒸気発生具10Xと異なる点について説明する。特に説明しない点は、第1実施形態の水蒸気発生具10Xと同様であり、第1実施形態の水蒸気発生具10Xの説明が適宜適用される。
第2実施形態の水蒸気発生具10Yは、前記水蒸気発生体が発生する水蒸気により膨張することで、両パネルの結合されていない周縁部が拡開して、開口部30を有する略カップ状の形状をなす点が、第1実施形態の水蒸気発生具10Xと大きく異なる。また、平板状の第1パネル101と同じく平板状の第2パネル102とが同形になっている点も水蒸気発生具10Xと異なる。
図6及び図7に示すように、本実施形態の水蒸気発生具10Yは、互いに同形である第1パネル101と第2パネル102とを備えている。各パネル101,102は、互いに平行な直線状の第1側縁10A、及び第2側縁10Bを有している。また、各パネル101,102は、第1側縁10Aと第2側縁10Bとを連結する上縁10C及び下縁10Dを有している。各パネル101,102は、両パネル101,102が重ね合わされた状態で、パネル101,102の第2側縁10Bを残し、他の周縁部である第1側縁10A、上縁10C及び下縁10Dが結合している。
各パネル101,102の上縁10Cは、第1側縁10Aから第2側縁10Bに向けて上向きに傾斜、すなわち、パネル101,102の上縁10Cと、水蒸気発生体20の上縁20Cとの距離が、第1側縁10Aから第2側縁10Bに向けて漸次大きくなっている。これに対して、各パネル101,102の下縁10Dは、第1側縁10Aから第2側縁10Bに向けて下向きに傾斜、すなわち、パネル101,102の下縁10Dと、水蒸気発生体20の下縁20Dとの距離が、第1側縁10Aから第2側縁10Bに向けて漸次大きくなっている。
先に説明した第1の実施形態においては、水蒸気発生具10Xを手で持って、これに外力を加えることで立体形状に変形させたが、本実施形態の水蒸気発生具10Yにおいては、第1の実施形態と異なり、水蒸気発生具10Yが発熱して水蒸気が発生するだけで、水蒸気発生具10Yが略カップ状の立体形状に変形するようになされている。詳細には、本実施形態においては、各パネル101,102を構成するシートの通気性や、水蒸気発生体20の発熱温度及び水蒸気発生体20に含まれている水の量を調整することで、水蒸気の発生による各パネル101,102の膨張の程度をコントロールしている。第1の実施形態に関して先に述べたとおり、各パネル101,102を構成する第1シート11と第2シート12(図4参照)との間には非結合部が存在するので、発熱によって水蒸気が発生すると、各パネル101,102内に水蒸気が滞留して、パネル101,102が適度に膨張する。それによって、膨張前は互いに当接していたパネル101,102が互いに離間し、第2側縁10Bが拡開する。その離間・拡開によって、各パネル101,102が、水蒸気発生体20の上縁20C及び下縁20Dに沿って折曲し、カップ状の立体構造となる。立体構造となった水蒸気発生具10Yの開口部30を正面からみたときに、開口部30の開口端は、略直線の組み合わせから構成される略四角形になる。
各パネル101,102の膨張によって水蒸気発生具10Yが略カップ状の立体形状に首尾良く変形するためには、水蒸気発生体20と、各パネル101,102の第1側縁10Aとの距離を適切に設定することが好ましい。具体的には、図7に示す水蒸気発生体20と第1側縁10Aとの距離D’を、0〜15mm、特に0〜5mmに設定することが好ましい。
各パネル101,102の膨張によって水蒸気発生具10Yが略カップ状の立体形状に首尾良く変形するためには、第1の面23の通気度は、特に5000〜25000秒/(100ml)が好ましく、更に10000〜20000秒/(100ml)とすることが好ましい。一方、第2の面24に関しては、面24の通気度を30000秒/(100ml)以上が好ましく、特に40000秒/(100ml)以上とすることが好ましい。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記の実施形態に制限されない。例えば各パネル101,102の形状は上述のものに限られることなく、他の形状であってもよい。
また前記の実施形態においては、片部31が各パネル101,102に設けられていたが、これに代えて一方のパネルにのみ設けられていてもよい。また、平板状の形状から立体形状への変形を容易に行える場合には、片部31は設けなくてもよい。
また前記の実施形態においては、各パネル101,102に水蒸気発生体20が1個ずつ配置されていたが、これに代えて2個以上の水蒸気発生体を配置してもよい。また、各パネル101,102における水蒸気発生体の数は同じでなくてもよい。
10 水蒸気発生具
10A 第1側縁
10B 第2側縁
10C 上縁
10D 下縁
20 水蒸気発生体
30 開口部
31 片部
31A 凹陥部
101 第1パネル
102 第2パネル

Claims (10)

  1. 平板状の水蒸気発生体をそれぞれ有する第1パネル及び第2パネルを備え、
    両パネルは、両パネルが重ね合わされた状態で、該パネルの周縁部のうちの一部を残し、互いに結合することにより袋状をなしており、
    両パネルは、該水蒸気発生体の周縁部に沿って易折曲が可能になっており、該周縁部に沿って両パネルを折曲し、かつ両パネルの結合されていない周縁部を拡開することで、開口部を有する略カップ状の形状をなすように構成されている水蒸気発生具。
  2. 各パネルにおいて、水蒸気発生体が、開口部の周縁部から所定距離だけ隔てた位置に配置されている請求項1記載の水蒸気発生具。
  3. 開口部を正面からみたときに、該開口部の開口端が略直線の組み合わせから構成される略多角形になっている請求項1又は2記載の水蒸気発生具。
  4. 開口部を正面からみたときに、該開口部の開口端が略三角形になっており、その三辺のうちの一辺が、各パネルを水蒸気発生体の周縁部に沿って折曲した部位から構成されている請求項3記載の水蒸気発生具。
  5. 開口部を正面からみたときに、該開口部の開口端が略四角形になっており、その四辺のうちの二辺が、各パネルを水蒸気発生体の周縁部に沿って折曲した部位から構成されている請求項3記載の水蒸気発生具。
  6. 前記水蒸気発生体が発生する水蒸気により膨張することで、両パネルの結合されていない周縁部が拡開して、開口部を有する略カップ状の形状をなす請求項1〜5のいずれか一項に記載の水蒸気発生具。
  7. 前記水蒸気発生体が被酸化性金属の酸化反応により水蒸気を発生するものである請求項1〜6のいずれか一項に記載の水蒸気発生具。
  8. 前記水蒸気発生体が発熱シートである請求項1〜7のいずれか一項に記載の水蒸気発生具。
  9. 前記開口部が口と鼻を覆う大きさを有し、マスクとして用いられる請求項1〜8のいずれか一項に記載の水蒸気発生具。
  10. 前記水蒸気発生具が賦香されている請求項1〜9のいずれか一項に記載の水蒸気発生具。
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