JP7406269B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシンなどの遊技機に係り、特定条件が成立した場合に遊技機の稼働を停止する様に構成された遊技機に関する。
従来、パチンコ機における入玉数と出玉数との差の演算を適宜行ない、入玉数と出玉数との差が所定の打止設定数以上となると、即時に打止制御を行なう端末コンピュータをパチンコ機に内蔵させる提案がなされている(特許文献1)。
特開平6-198065号公報
特許文献1の提案によれば、遊技場における各パチンコ機の打止処理が、ホールコンピュータ等の外部システムによる監視等を要さずに即時に行なえる反面、遊技が佳境に入った状態でいきなり発射停止状態になり、遊技者に混乱や不快感を与えるおそれがある。
本発明は、所定の基準を守りつつ遊技者に混乱や不快感を抱かせることなく遊技媒体のやり取りが可能な遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の遊技機は、所定の遊技媒体を消費しつつ実行する遊技において所定条件を満足することによって前記遊技媒体の払い出しを行い、所定の開始条件を満足したときに図柄変動を開始し、所定の終了条件を満足したときに前記図柄変動を停止し、停止した図柄の組み合わせに応じて有利遊技状態を生起させ得る遊技機であって、演出データ記憶手段に予め記憶しておいた演出データの中から選択した演出データを用いて演出実行手段による演出を実行させる演出制御手段を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする。
(1A)前記遊技媒体の払い出し量と消費量との差を計測する計測手段を備えていること。
(1B)前記計測手段の計測した値が第1の所定値に達したら前記遊技の実行を停止する遊技停止手段を備えていること。
(1C)前記演出データ記憶手段には、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値に達したことを報知するための特定報知用データが記憶され、前記演出制御手段は、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値に達したことを契機に前記特定報知用データに基づく特定報知演出を、その他の演出に優先して実行可能に構成されていること。
(1D)前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値に達したことを契機に外部信号を一定時間出力する外部信号出力手段を備えていること。
(2)前記演出データ記憶手段には、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したことを告知するための事前告知用データが記憶され、前記演出制御手段は、前記計測手段の計測した値が前記第2の所定値に達したことを契機に前記事前告知用データに基づく事前告知演出を、その他の演出に優先して実行可能に構成されていること。
(5)前記演出制御手段は、前記事前告知演出を実行した後に、前記計測手段の計測した値が前記第2の所定値以下の第3の所定値になったときは、前記事前告知演出を終了する様に構成されていること。
本発明の遊技機によれば、遊技媒体を消費しつつ遊技媒体を獲得する遊技を実行するものであって、遊技中は、図柄変動ゲームに基づく有利遊技状態を発生させたり、演出データに基づく各種演出が実行される。その一方、計測手段が、遊技媒体の払い出し量と消費量との差を計測し、この計測手段の計測した値が第1の所定値に達したら遊技停止手段が作動して遊技の実行を停止する。このとき、計測手段の計測した値が第1の所定値に達したことを契機に、演出制御手段が特定報知演出を実行し、外部信号出力手段が外部信号を一定時間出力する。この特定報知演出は、遊技媒体の払い出し量と消費量との差が第1の所定値に達したことを報知するために演出データ記憶手段に記憶させておいた特定報知用データに基づいて演出制御手段が実行するものであって、演出制御手段は、その他の演出に優先して特定報知演出を実行することができる。外部信号が一定時間出力される結果、ホールコンピュータ等において第1の所定値に到達して遊技停止となった遊技機の特定等
が可能になる。なお、「遊技機に対する遊技媒体の払い出しに関する規制値」が存在する場合は、「(1A)前記第1の所定値を、当該遊技機に対する遊技媒体の払い出しに関する規制値よりも所定以上小さい値とすること。」が望ましい。これは、入賞に対する払出等の途中で第1の所定値に達しても、実質的に規制値を超える払い出しが行われない様にするためである。
そして、本発明の遊技機は、前記の通り、以下の構成をも備えることにより、次に述べる作用・効果を発揮する。
(2)前記演出データ記憶手段には、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したことを告知するための事前告知用データが記憶され、前記演出制御手段は、前記計測手段の計測した値が前記第2の所定値に達したことを契機に前記事前告知用データに基づく事前告知演出を、その他の演出に優先して実行可能に構成されていること。
この遊技機によれば、計測手段による計測値が第1の所定値に到達する前に、第2の所定値(<第1の所定値)に達したことを契機に、演出制御手段が事前告知演出を実行する。この事前告知演出は、遊技媒体の払い出し量と消費量との差が第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したことを告知するために演出データ記憶手段に記憶させておいた事前告知用データに基づいて演出制御手段が実行するものであって、演出制御手段は、その他の演出に優先して事前告知演出を実行する。これにより、遊技停止手段が作動して遊技停止となる前に、遊技停止手段が作動する可能性があることを、事前に告知することができる。
ここで、第1の所定値は遊技停止条件として設定されるのに対し、第2の所定値は遊技停止条件の成立がある程度近付いてきたことを告知する値として設定される関係にある。また、本発明の遊技機は、図柄変動ゲームにおける停止図柄の組み合わせに応じた有利遊技状態を生起させ得るものである。従って、「(2A)第2の所定値は、その値に到達した後に有利遊技状態が生起された場合に当該有利遊技状態の途中で遊技停止にならない様な値」とすることが望ましい。例えば、パチンコ機において第1の所定値が95000個に設定されているときに第2の所定値を85000個とするなら、事前告知後に複数回の有利遊技状態を獲得して10000個獲得のチャンスが残っていることを事前告知する役割を持たせることもできる。従って、「(2B)前記第2の所定値は、前記第1の所定値に対して、前記有利遊技状態が複数回連続して生起された場合の前記遊技媒体の払い出し量を基準に設定されていること」が望ましい。これにより、「事前告知」は、遊技者にとって「遊技を躊躇すべき遊技機の情報」としてだけではなく、「遊技媒体を獲得し易い遊技機の情報」としても機能させることができる。
そこで、本発明の遊技機は、さらに、以下の構成をも備えたものとすることができる。
(3)前記演出制御手段は、前記事前告知演出を、前記第1の所定値に到達するまでに獲得可能な前記遊技媒体の量の予測が可能な態様で実行する様に構成されていること。
この遊技機によれば、「事前告知」の内容に基づいて、遊技機を選択しようとし、あるいは遊技を続行しようとする遊技者に対して適確な情報を伝達することが可能になる。
これら事前告知演出を実行し得る遊技機は、さらに、以下の構成をも備えたものとすることができる。
(4A)前記事前告知演出を開始する際に劣後される演出には、図柄変動ゲームに伴う演出を含み得ること。
(4B)前記演出制御手段は、前記事前告知演出は、実行中の図柄変動ゲームにおける停止図柄の表示を阻害しない様に実行すること。
前述の様に、事前告知演出は、遊技媒体の払い出し量と消費量との差が、遊技停止手段が作動する第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したことを契機に実行される。従って、事前告知演出が実施されても遊技が停止する訳ではない。事前告知演出は、遊技者に対して重要な情報を告知するものであるが、図柄変動ゲームにおける停止図柄の表示は、有利遊技状態が発生するか否かを遊技者に知らせるものであるから、事前告知演出よりも優先する必要があり、より優先すべき演出を阻害することがない事前告知を実行することが望ましいからである。この場合も、ステップアップ予告などの図柄変動ゲームに伴って実行される演出は劣後することができ、ステップアップ予告などが劣後されない場合に事前告知演出がステップアップ予告などの視認性を阻害する態様で実施されても構わない。
そして、これら事前告知演出を実行する遊技機は、前記の通り、以下の構成をも備えることにより、次に述べる作用・効果を発揮する。
(5)前記演出制御手段は、前記事前告知演出を実行した後に、前記計測手段の計測した値が前記第2の所定値以下の第3の所定値になったときは、前記事前告知演出を終了する様に構成されていること。
この遊技機によれば、演出制御手段は、事前告知演出を実行した後に、計測手段の計測した値が第2の所定値以下の第3の所定値になったときは事前告知演出を終了する。これは、遊技媒体の払い出し量と消費量との差は、事前告知演出の契機となる第2の所定値に達した後、第2の所定値を十分に下回る可能性があり、事前告知演出を実行したままになっていると遊技者に混乱を来すおそれがあるからである。
これら本発明の遊技機は、さらに、以下の構成をも備えたものとすることができる。
(6)前記演出制御手段は、前記特定報知演出を実行した後は、前記計測手段の計測値が変化しても当該特定報知演出を終了することがない様に構成されていること。
この遊技機によれば、遊技媒体の払い出し量と消費量との差が第1の所定値に到達して一旦特定報知演出が実行された後に計測手段の計測値が変化しても特定報知演出を継続する。これは、第1の所定値に到達したことを契機に遊技停止となるものの、機構的に遊技媒体の消費がなされて第1の所定値を若干下回る状態が生じる場合があるが、この遊技機における遊技は停止された状態となっていることから、デモ状態になった遊技機に特定報知がなされていない結果として誤って遊技媒体を投入するといった混乱を招くことがない様にするためである。
本発明によれば、所定の基準を守りつつ遊技者に混乱や不快感を抱かせることなく遊技媒体のやり取りが可能な遊技機を提供することができる。
実施例1のパチンコ機を示し、(A)は斜視図、(B)は正面図、(C)は分解斜視図である。 実施例1のパチンコ機の遊技盤を示し、(A)は正面図、(B)は球排出通路部分を示す要部背面図である。 実施例1のパチンコ機の制御装置の構成を示すブロック図である。 実施例1のパチンコ機の主制御基板における記憶部の構成を示し、(A)は特図保留記憶部の構成を示す模式図、(B)は変動パターン記憶部の構成を示す模式図である。 実施例1のパチンコ機の演出制御基板における記憶部の構成を示し、(A)は演出データ記憶手段の構成を示す模式図、(B)は変動ゲーム中演出データの構成を示す模式図、(C)は特定演出データの構成を示す模式図である。 実施例1のパチンコ機における特定報知演出及び事前告知演出の態様を例示し、(A)は特定報知演出の表示態様の説明図、(B)は事前告知演出のための画像データの説明図、(C)は事前告知演出の表示態様の説明図である。 実施例1のパチンコ機における累積差玉計測処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は累積発射球数計測処理のフローチャート、(C)は累積払出球数計測処理のフローチャート、(D)は累積差玉計測処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における特定報知演出及び事前告知演出指令処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は特定報知等判定処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における特定報知演出実行及び事前告知演出フラグ設定処理を説明する図であって、(A)は制御系統のブロック図、(B)は特定報知実行・事前告知フラグ設定処理のフローチャートである。 実施例1のパチンコ機における事前告知演出実行処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態として、具体的な実施例を図面に基づき詳細に説明する。
[1 遊技機全体の概要]
実施例1のパチンコ機Pは、図1に示す様に、外枠A、中枠B、遊技盤1、前枠D、上の球受け皿E、下の球受け皿F及び打球発射装置Gを備えている。外枠Aはパチンコ機Pの外郭を構成する縦長方形の枠である。中枠Bは、各種の遊技用構成部材をセットするための縦長方形の枠であって、外枠Aの前面側に開閉可能かつ着脱可能に組み付けられる。遊技盤1は、中枠Bの開口部に取り付けられる。前枠Dは遊技盤1の透視保護窓であって、施錠装置Hの操作によって開閉可能な様に中枠Bの前面側に組み付けられる。上の球受け皿Eは、貸し球や賞球の受け皿で、本実施例においては前枠Dの下部と一体に構成されている。従って、前枠Dを中枠Bに対して開閉するときに上の球受け皿Eも共に開閉される。下の球受け皿Fは、上の球受け皿Eが一杯になったときに排出される遊技球や打ち損じの遊技球等を受ける受け皿であって、中枠Bの下部に固定されている。打球発射装置Gは、上の球受け皿Eから発射レールに送り込まれた遊技球をハンドル操作に対応する強さで打ち出すための装置であって、中枠Bの右下部に装備される。
中枠Bは、上縁をなす上枠部材B1と、下縁をなし打球発射装置G等が設置された下枠部材B2と、左側縁をなす左枠部材B3と、右側縁をなす右枠部材B4とから構成されて、これら上下左右の枠部材B1~B4を組み付けた際に、全体が外枠Aの開口に整合する矩形枠状に形成される。そして、上下左右の枠部材B1~B4を組み付けた際に開口する開口部分が、遊技盤1を設置する遊技盤保持部B5として機能する。ここで、中枠Bは、外枠Aの左上端部及び左下端部に設けられた支軸を介して枢支され、左側端部を中心として中枠Bを回転させることで外枠Aに対して中枠Bを開閉し得るようになっている。
遊技盤1は、ベニヤ板、透明合成樹脂板などによって形成され、障害釘などが前面側に取り付けられた板部材1aと、この板部材1aの裏面側から取り付けられる裏ユニット3とから構成されている。裏ユニット3には、液晶表示装置LCDをはじめ、電飾装置、可動体役物などが組み付けられる。裏ユニット3は、板部材1aの裏面と液晶表示装置LCDの前面との間で可動体役物が出没等の動作を行うためのスペースを確保できる様に、板部材1aの裏面に取り付けられる。また、可動体等が取り付けられるセンター役物5が、板部材1aの中央開口1bを取り囲み、液晶表示装置LCDの視認領域を形成する。
遊技盤1について説明すると、図2(A)に示す様に、センター役物5は、障害釘11や風車12が植設された遊技領域10の中央に位置する様に取り付けられ、センター役物5の中央直下に始動入賞装置7が備えられる。また、この始動入賞装置7の右斜め下方に大入賞口15が設置され、センター役物5の右上から右下にかけての部分には、右打ち通路20が備えられた構成となっている。遊技盤1には、この他、誘導レール17、普通入賞口18a~18d、アウト口19等も設置されている。
センター役物5は、大型装飾体31、ステージ32、ワープ通路33を備えるリング状を呈している。右打ち通路20は、遊技球を整列させながら流下させる通路幅に構成され、その下方に広がる右側遊技領域40へと遊技球を放出する。右側遊技領域40には、ゲート37が備えられると共に、第2始動入賞装置27及び普通入賞口18dが設置されている。この第2始動入賞装置27は、ゲート37を遊技球が通過したことを契機に実行される普通図柄抽選結果に基づいて開閉動作される電動式チューリップを備えている。本実施例においては、大入賞口15も右側遊技領域40に位置させ、右打ち通路20を経由させて入賞させる大当たり遊技の方式を採用している。また、大当たり遊技終了後に確変や変短が付与された場合には、ゲート37の通過による普通図柄抽選の当選確率を「ほぼ0%の状態」から「ほぼ100%の状態」へと変更し、大当たり後も所定期間に渡って右打ち遊技を楽しませる構成も採用している。
なお、センター役物5と部分的に重なる様に、ソレノイド駆動によって液晶表示装置LCDの前面で落下動作を実行するロゴ可動体100と、モータ駆動によって液晶表示装置LCDの前面で回動動作を実行する振り子可動体200も備えられている。
[2 入賞口、アウト口と球排出通路]
本実施例においては、図2(B)に示す様に、特図1スイッチSW1、特図2スイッチSW2、入賞検知スイッチSW7、及び入賞検知スイッチSW11~SW14が、それぞれ、始動入賞装置7、第2始動入賞装置27、大入賞口15、及び普通入賞口18a~18dへの遊技球の入賞を検知し得る位置に設置されている。これらのスイッチSW1等によって遊技球の入賞が検知されると、各スイッチ毎に設定されている個数の賞球が払い出される。賞球の払い出し個数は、特図1スイッチSW1について4個、特図2スイッチSW2について1個、入賞検知スイッチSW11~SW14については各3個が、そして入賞検知スイッチSW7については14個が設定されている。
始動入賞装置7、大入賞口15、普通入賞口18、及び第2始動入賞装置27のいずれかに入賞した遊技球は、裏ユニット3の裏面側に設けられた球排出通路50へと排出され、アウト口19から排出される遊技球とも集合されて遊技島内の所定位置へと誘導される。本実施例では、球排出通路50において集合されて排出される遊技球をカウントするための排出球検知スイッチSW21を備えている。
[3 制御装置]
[3.1 制御装置の構成]
次に、本実施例のパチンコ機Pのゲーム性等について説明する。まず、制御系統について図3に基づいて説明する。CPU,ROM,RAM,クロック等を備えた主制御基板310に対して、始動入賞装置7に備えられている特図1スイッチSW1、第2始動入賞装置27に備えられている特図2スイッチSW2、ゲート37に備えられている普図スイッチSW37、大入賞口15に備えられた入賞検知スイッチSW7、普通入賞装置18に備えられた入賞検知スイッチSW11~SW14からの検知信号、及び球排出通路50に備えられた排出球検知スイッチSW21の検知信号が入力される様になっている。
また、主制御基板310からは、演出制御基板320、払出制御基板330、発射制御基板340、特図表示器TKZ、大入賞口15の開閉用ソレノイドSOL7、第2始動入賞装置27の普通電動役物開閉用ソレノイドSOL27へとコマンドが出力される様になっている。インタフェース基板350は、払出制御基板330との間でコマンドのやり取りを行う構成となっている。なお、電源基板360は、電源中継基板380を介して主制御基板310への電源供給を行う構成となっている。そして、演出制御基板320は、表示制御基板370へとコマンドを出力する構成となっている。また、貸し玉ボタンQ、カード取り出しボタンRからの押下信号は、球貸し操作基板390へと入力され、この球貸し操作基板390からインタフェース基板350を経由して払出制御基板330へと入力される構成となっている。払出制御基板330は、ホールコンピュータ400と主制御基板310との信号授受の中継機能も有している。インタフェース基板350はまた、カードユニット500との間でもコマンドをやり取りする構成となっている。また、演出操作ボタンSからの押下信号は、演出制御基板320へと入力される構成となっている。
演出制御基板320は、主制御基板310からの指令信号に基づいて、発光装置LED、スピーカーSP,SP、モータMT、ソレノイドSOLに対して制御信号を出力して発光演出、音声演出、可動体演出を実行すると共に、表示制御基板370へと表示演出のための指令信号を出力している。表示制御基板370は、演出制御基板320からの演出表示のための指令信号に基づいて、液晶表示装置LCDに対して制御信号を出力し、表示演出を実行する。
[3.2 主制御基板の記憶部の構成]
主制御基板310は、図4(A)に示す様に、特図1スイッチSW1からの検知信号の入力を契機として取得した特図1判定用乱数を最大4個、特図2スイッチSW2の検知信号入力を契機として取得した特図2判定用乱数を最大4個、それぞれ保留記憶しておくために、RAM内に、特図1保留記憶部311及び特図2保留記憶部312を備えている。これら特図1保留記憶部311,特図2保留記憶部312には、それぞれ乱数取得順に従って始動保留情報が記憶される。なお、本実施例では、始動保留情報の読み出しに当たっては、特図1保留記憶部311及び特図2保留記憶部312の全体の中で乱数記憶順の早いものから順番に読み出す構成としている。
特図1判定用乱数及び特図2判定用乱数は、それぞれ、「当たり/はずれ判定用乱数(乱数1)」、「特図振分判定用乱数(乱数2)」、「演出実行判定用乱数(乱数3)」、及び「変動パターン振分用乱数(乱数4)」から構成される。乱数1は、特図スイッチ検知信号の入力を契機としてハードウェアロジックによって取得され、乱数2~4は、特図スイッチ検知信号の入力を契機としてソフトウェアロジックによって取得される。
主制御基板310は、所定のタイミングで実行する判定処理において、乱数1が予め設定された「大当たり判定値」と一致するときに「大当たり」と判定し、一致しない場合は「はずれ」と判定する。特図振分判定用乱数(乱数2)は、特別遊技のラウンド数など、大当たり種別を振り分けるための乱数である。演出実行判定用乱数(乱数3)は、リーチ演出を行うか否かを決定するための乱数である。リーチ演出は、「当たり」の場合だけでなく、「はずれ」においても所定の割合で実行する構成となっている。変動パターン振分用乱数(乱数4)は、変動パターンを振り分けるための乱数である。
乱数1で「大当たり」となった場合、乱数2による大当たり種別振り分けにより、例えば、「2R」「7R」「15R」など、遊技者に対する有利さの異なる複数種類の当たり種別のいずれかに振り分けられる。「2R」「7R」「15R」とは、特別遊技のラウンド数を意味する。なお、本実施例では、「2R」の場合は、短時間だけ大入賞口を開閉する動作となっていて実質的な出玉は期待できない遊技態様としている。
この他、乱数2による振り分けでは、「大当たり」のラウンド数が15回であっても、(1)30秒間に渡って特別入賞口15を開放する「長時間開放動作」を1ラウンドとして15回実行する特別遊技の態様、(2)途中のラウンド(例えば、7ラウンド)までを「長時間開放動作」のラウンドで構成し、残りラウンドは特別入賞口15を短時間(例えば、数秒あるいは1秒以下)だけ開放する「短時間開放動作」で構成した特別遊技の態様、(3)15ラウンドの全てを上述の「短時間開放動作」で構成した特別遊技の態様、のいずれかへと振り分ける構成とすることもできる。さらに、特別遊技終了後の「変短状態」の継続回数を40回、70回、100回などと複数種類設定し、これらの中のいずれかへ振り分けるための「当たり種別判定」を行う構成を備えることもできる。
乱数3は、乱数1が「はずれ」の場合に、後述の特図開始処理において「はずれリーチ」の有無を決定するのに用いられる。なお、本実施例では、乱数1が「当たり」の場合は、リーチ演出が実行されることとなっているので、この乱数3は、実質的には意味のないものとなる。
乱数4によって振り分けられる「変動パターン」は、「変動時間の長さ」を決定するものとなる。本実施例においては、この変動パターンを決定するための変動パターンテーブルとして、図4(B)に示す様に、通常状態用の変動パターンテーブル315と、変短状態用の変動パターンテーブル316が、主制御基板310のROMに記憶されている。ここで、通常状態用の変動パターンテーブル315における平均変動時間T=T0と変短状態用の変動パターンテーブル316における平均変動時間T1は、T0>T1の関係になる様に設定されている。
[3.3 演出制御基板の記憶部の構成]
演出制御基板320には、音声演出、表示演出、発光演出、及び可動体演出のための演出データ記憶手段325が備えられている。この演出データ記憶手段325には、図5(A)に示す様に、特別図柄変動ゲーム中に実行する変動ゲーム中演出データDHと、大当たり遊技中に実行する大当たり中演出データDVと、デモ中に実行するデモ中演出データDMと、特図変動ゲームにおいて実行される変動パターンに応じた飾り図柄変動ゲームを表示するための飾り図柄変動演出データDKZとが記憶されている。本実施例においては、これらに加えて、特定報知演出用データDTH及び事前告知演出用データDJKも記憶されている。
変動ゲーム中演出データDHnは、図5(B)に示す様に、背景表示用データ(DHn1)、キャラクタ表示用データ(DHn2)、発光演出用データ(DHn3)、音声演出用データ(DHn4)、及び可動体演出用データ(DHn5)の組み合わせとなっている。ここで、例えば、可動体演出を実行しない演出ならば、DHn5がブランクデータとなる。なお、大当たり中演出データDV、デモ中演出データDMも、変動ゲーム中演出データDHと同様に、背景表示用データ、キャラクタ表示用データ、発光演出用データ、音声演出用データ、及び可動体演出用データの一部又は複数の組み合わせ又は全部の組み合わせによって構成される。
大当たり中演出データDVは、大当たり種別に応じてDV1,DV2,…が備えられている。同様に、デモ中演出データDMは、デモ1用(DM1)、デモ2用(DM2)、…と複数パターンを備えている。
飾り図柄変動演出データDKZは、ノーマルはずれ、ノーマル当たり、リーチはずれ、リーチ当たり、スーパーリーチはずれ、スーパーリーチ当たりなど、主制御基板310による抽選の結果に基づいて指令される変動パターンに対応したデータとして記憶されている。このため、本実施例においては、通常状態用変動パターンテーブル315に対応する飾り図柄変動時間となる通常状態用飾り図柄変動演出データDKZaと、変短状態用変動パターンテーブル316に対応する飾り図柄変動時間となる変短状態用飾り図柄変動演出データDKZbとが、演出制御基板320の演出データ記憶手段325に記憶されている。
表示制御基板370は、演出制御基板320から指令される背景表示用データDHn1に従って液晶表示装置LCDに表示した背景画像に対して重ね合わせる様にして、変動パターンに対応する飾り図柄変動演出データDKZを表示する。また、この表示演出においては、キャラクタ表示データDHn2が存在する場合はキャラクタ画像を重ねて表示する演出も実行される。
ここで、本実施例においては、変動ゲーム中演出データDHは、変動パターンに対して1対1対応となっている訳ではなく、例えば、変動パターン1に対して演出1,演出2,…などと複数の中から振り分けによって演出制御基板側で決定する構成となっている。同じく、飾り図柄変動演出データDKZも、例えば、変動パターン1に対しては変動時間1と1対1の対応であるが、飾り図柄変動パターンについては、変動パターン1に対して飾図1a,飾図1b,…の様に、複数の中から振り分けによって演出制御基板側で決定する構成となっている。これら振り分け可能な演出データDHや飾り図柄変動パターンは、変動パターンが大当たりの場合に振り分けられ易く、はずれの場合に振り分けられ難いグループと、その逆のグループといった具合に、信頼度グループを構成する様に振り分け確率を設定している。
[4 特定演出用データ及び事前告知演出用データ]
本実施例においては、図5(A)に示す様に、変動ゲーム中演出データDH、大当たり中演出データDV、及びデモ中演出データDMに加えて、さらに、特定演出データとして、遊技媒体に関する計測値[累積払出球数(ΣHDKS)-累積発射球数(ΣHSKS)]が所定値に達したことを契機に実行される特定報知演出用データDTH及び事前告知演出用データDJKを記憶している。
本実施例においては、図5(C)に示す様に、特定報知演出用データDTH及び事前告知演出用データDJKとして、遊技媒体に関する計測値(以下、「累積差玉数Nbm」という。)をパラメータとする発動条件並びに終了条件が設定されたものとなっている。
より具体的には、特定報知演出用データDTHは、累積差玉数Nbmが第1の所定値(95000)に達したときに発動され、一旦発動された後は閉店時まで終了しない演出として設定されている。
事前告知演出用データDJKは、累積差玉数Nbmが第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したときに発動される設定となっている。より具体的には、累積差玉数Nbmが増加傾向にあって85000に達したときに発動される基本告知データDJK0、累積差玉数Nbmが増加傾向にあって85000を超えたときに発動される第1段階告知データDJK1、累積差玉数Nbmが増加傾向にあって87000を超えたときに発動される第2段階告知データDJK2、累積差玉数Nbmが増加傾向にあって89000を超えたときに発動される第3段階告知データDJK3、累積差玉数Nbmが増加傾向にあって91000を超えたときに発動される第4段階告知データDJK4、累積差玉数Nbmが増加傾向にあって93000を超えたときに発動される第5段階告知データDJK5が記憶されている。
これら事前告知演出用データDJKには、一旦発動された後、累積差玉数Nbmが減少して第3の所定値になったときを終了条件に設定されている。より具体的には、基本告知データDJK0及び第1段階告知データDJK1には累積差玉数Nbmが減少傾向にあって85000以下になったとき、第2段階告知データDJK2には累積差玉数Nbmが減少傾向にあって87000以下になったとき、第3段階告知データDJK3には累積差玉数Nbmが減少傾向にあって89000以下になったとき、第4段階告知データDJK4には累積差玉数Nbmが減少傾向にあって91000以下になったとき、第5段階告知データDJK5には累積差玉数Nbmが減少傾向にあって93000以下になったとき、をそれぞれの終了条件に設定されている。
特定報知演出用データDHT及び事前告知演出用データDJKは、いずれも表示演出用のデータとして記憶され、発動条件が成立したときに液晶表示装置LCDに表示される。特定報知演出用データDHTは、図6(A)に示す様に、液晶表示装置LCDの視認範囲全体を覆う様に、他の演出に優先して表示される。事前告知演出用データDJKは、図6(B)に示す様に、基本告知データDJK0と、第1段階告知データDJK1(水色バー)、第2段階告知データDJK2(緑色バー)、第3段階告知データDJK3(黄色バー)、第4段階告知データDJK4(橙色バー)、及び第5段階の告知データDJK5(赤色バー)とから構成される。これらのデータDJK0,DJK1~DJK5による事前告知演出の画像は、図6(C)に例示する様に、図柄変動演出の完了を待つことなく、液晶表示装置LCDの視認範囲内で図柄変動演出の視認性を阻害しない位置の最も前面側のレイヤに表示される。この際、事前告知データDJKは、基本告知データDJK0の下部のレベルゲージが「10000」と「0」の間で変化する様子を表す様に、第1~第5段階の告知データDJK1~DJK5が表示される。事前告知データDJKによる画像の表示レイヤが最前面側である結果、例えば、変動演出中のステップアップ予告やキャラクタ予告によって見えなくなることがない。
[5 主制御基板における遊技性に関する制御処理の概要]
主制御基板310は、特図スイッチSW1,SW2、入賞検知センサSW7,SW11,SW12からの入賞検知信号が入力されると、各スイッチに対応する賞球払出個数に対応する賞球払出コマンドを払出制御基板330に対して出力する賞球払出処理を実行している。
また、主制御基板310は、特図スイッチSW1,SW2のいずれかから検知信号が入力されると、特別図柄を決定するための乱数を取得し、その結果を始動保留情報としてRAMに記憶する特図入力処理を実行している。本実施例においては、始動保留情報として第1特図スイッチSW1による検知信号に基づく始動保留情報(特図1始動保留情報)を最大4個、第2特図スイッチSW2による検知信号に基づく始動保留情報(特図2始動保留情報)を最大4個記憶することができる構成となっている。
主制御基板310は、こうしてRAM内に記憶された始動保留情報を読み出し、「当たり/はずれ」に応じた特別図柄変動を特図表示器TKZに実行させると共に、演出制御基板320を介して音声演出、発光演出、表示演出、可動体演出等を実行させるための特図開始処理を実行している。この特図開始処理では、始動保留情報に基づく抽選処理の結果により、「変動パターン」および「最終停止図柄」を決定し、演出制御基板320に対し、所定の制御コマンドを所定のタイミングで出力する。具体的には、主制御基板310は、変動パターンを指定すると共に図柄変動の開始を指示する変動パターン指定コマンドを出力すると共に、変動パターンで特定された演出時間の計測を開始する。これと同時に、主制御基板310は、特図変動表示を開始させるように特図表示器TKZを制御する。また、主制御基板310は、最終停止図柄となる特別図柄を指示するための特図指定コマンドを出力する。こうして、主制御基板310は、特図開始処理を終了する。その後、特図開始処理とは別の処理において、主制御基板310は、指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、決定した最終停止図柄を表示させるように特図表示器TKZの表示内容を制御する。また、主制御基板310は、指定した変動パターンに定められている演出時間に基づいて、演出制御基板320に対して飾図の変動停止を指示し、図柄組み合わせを確定停止表示させるための全図柄停止コマンドを出力する。
[6 演出御基板における遊技性に関する制御処理の概要]
演出制御基板320は、主制御基板310からの変動コマンドを受信することによって変動演出を実行する。この変動演出は、特別遊技中でなく、デモ表示状態でもないときに実行される。演出制御基板320は、変動コマンドを受信したら、今回の表示演出に用いる飾り図柄変動演出データDKZと変動ゲーム中演出データDHとを決定する。
ここで、本実施例においては、演出データ記憶手段325には、各変動パターン(変動時間)に対して、それぞれ複数個の飾り図柄変動演出データDKZが記憶されているから、主制御基板310からの入力によって変動パターンが特定されたことにより、当該変動パターンについて選択し得る複数個のDKZの中から、今回の変動ゲーム中演出において使用する一つのDKZを抽選によって決定する。
また、演出データ記憶手段325には、各変動パターン(変動時間)に対して、それぞれ複数個の変動ゲーム中演出データDHが記憶されているから、主制御基板310からの入力によって変動パターンが特定されたことにより、当該変動パターンについて選択し得る複数個のDHの中から、今回の変動ゲーム中演出において使用する一つのDHを抽選によって決定する。
こうして決定したDH,DKZに対応するデータを演出データ記憶手段325から読み出し、変動演出を開始する。変動ゲーム中演出データDHによる演出は、主制御基板310から全図柄停止コマンドを受信したときに、飾り図柄変動演出における確定図柄の停止を行って終了する。この飾り図柄変動表示における確定図柄停止のタイミングは、主制御基板310による特図表示器TKZへの特別図柄確定のタイミングと同期している。
なお、特別遊技中であるときは、変動ゲーム中演出データDHではなく大当たり中演出データDVを読み出し、大当たり中演出を実行する。また、デモ表示タイミングであるときは、デモ中演出データDMを読み出し、デモ中演出を実行する。
本実施例においては、これら変動ゲーム中演出、大当たり中演出、デモ中演出での発光演出として、遊技盤1に備えた装飾ランプによる役物発光演出に加えて、前枠Dに備えた装飾ランプによる枠発光演出も実行している。演出制御基板320の演出データ記憶手段325には、変動ゲーム中演出において実行する枠発光演出のためのデータについても、変動パターンが大当たりの場合に振り分けられ易く、はずれの場合に振り分けられ難いグループと、その逆のグループといった具合に、信頼度グループを構成する様に振り分け確率を設定した複数の演出データを記憶させてある。
[7 本実施例における特徴的な制御処理]
[7.1 累積差玉数の計測]
次に、累積差玉数を計測するための制御処理について説明する。主制御基板310は、図7(A)に示す制御系統により、営業時間中の累積発射球数ΣHSKS、累積払出球数ΣHDKS、及び累積差玉数Nbm(=ΣHDKS-ΣHSKS)を計測し、それぞれ実働履歴記憶部317に記憶している。
主制御基板310は、図7(B)のフローチャートに示す様に、「営業開始時に累積発射球数ΣHSKSを0にリセットした後(S110)、排出球検知スイッチSW21から検知信号が入力される毎に(S120:YES)、実働履歴記憶部317の累積発射球数ΣHSKSをインクリメントする(S130)という処理」を営業時間が終了するまで実行している(S140:NO→S120,S140:YES→エンド)。
また、主制御基板310は、図7(C)のフローチャートに示す様に、「営業開始時に累積払出球数HDKSを0にリセットした後(S210)、特図スイッチSW1,SW2、入賞検知センサSW7,SW11~SW14からの入賞検知信号が入力される毎に(S220)、各スイッチに対応する賞球払出個数HDKSに対応する賞球払出コマンドを払出制御基板330に対して出力すると共に(S230)、この賞球払出個数HDKSを実働履歴記憶部317の累積払出球数ΣHDKSに加算する(S240)という処理」を営業時間が終了するまで実行している(S250:NO→S220,S250:YES→エンド)。
そして、主制御基板310は、図7(D)のフローチャートに示す様に、「入賞検知信号もしくは排出球検知信号が入力される毎に(S310:YES/S320:YES))、累積払出球数ΣHDKS及び累積発射球数ΣHSKSを読み出し(S330)、累積差玉数Nbm(=ΣHDKS-ΣHSKS)を算出して更新すると共に(S340,S350)、この更新結果を演出制御基板320に対して通知する(S360)という処理」も営業時間が終了するまで実行している(S370:NO→S310,S370:YES→エンド)。
こうして、主制御基板310の実働履歴記憶部317では、営業時間中の累積発射球数ΣHSKS、累積払出球数ΣHDKS、及び累積差玉数Nbm(=ΣHDKS-ΣHSKS)が常時更新されている。この間、累積発射球数ΣHSKS及び累積払出球数ΣHDKSは営業時間内において増加し続けるが、累積差玉数Nbmは増加したり減少したりする。特に、営業開始当初の様に、マイナスの値になる場合も生じ得る。
[7.2 特定報知演出及び事前告知演出]
次に、特定報知演出及び事前告知演出を実行するための制御処理について説明する。主制御基板310は、図8(A)に示す制御系統により、演出制御基板320による特定報知演出及び事前告知演出を実行させている。
主制御基板310は、図8(B)のフローチャートに示す様に、累積差玉数Nbmが更新される毎に(S410:YES)、累積差玉数Nbmが「95000」に達したか否かを判定する(S420)。主制御基板310は、累積差玉数Nbmが「95000」に達したと判断した場合は(S420:YES)、発射制御基板340に対して停止命令を出力すると共に(S430)、演出制御基板320に対して「特定報知演出実行指令」を出力し(S440)、払出制御基板330を介してホールコンピュータ400へと「コンプリート信号」を一定時間にわたって出力する(S450)。
一方、主制御基板310は、累積差玉数Nbmが「95000」に達していないと判断した場合は(S420:NO)、事前告知演出指令フラグFJK1がONであるか否かを判定する(S510)。FJK1=OFFの場合は(S510:NO)、現在の累積差玉数Nbmが「85000」に達したか否かを判定する(S520)。累積差玉数Nbmが「85000」に達していない場合は(S520:NO)、S410へ戻る。
一方、主制御基板310は、FJK1=OFFで(S510:NO)、累積差玉数Nbmが「85000」に達したと判断した場合は(S520:YES)、事前告知演出指令フラグFJK1をONにすると共に(S530)、演出制御基板320に対して「事前告知演出開始指令」を出力し(S540)、S410へ戻る。
これに対し、主制御基板310は、FJK1=ONの場合は(S510:YES)、現在の累積差玉数Nbmが「85000」以下であるか否かを判定する(S550)。主制御基板310は、Nbm≦85000と判定した場合は(S550:NO)、事前告知演出指令フラグFJK1をOFFに切り換えると共に(S560)、演出制御基板320に対して「事前告知演出中止指令」を出力し(S570)、S410へ戻る。
演出制御基板320は、図9(A)に示す様に制御系統により、主制御基板310からの指令に従って表示制御基板370による特定報知演出の実行、事前告知演出の開始及び中止を制御している。
この制御処理において、演出制御基板320は、図9(B)に示す様に、主制御基板310からの「特定報知演出実行指令」を受信したか否かを判断する(S610)。「特定報知演出実行指令」を受信した場合は(S610:YES)、特定報知演出用データDTHを読み出し(S620)、特定報知演出を開始する(S630)。特定報知演出は、営業時間が終了するまで続行される(S640)。
この結果、液晶表示装置LCDに図6(A)の表示を実行すると共に、表示の開始時には、「コンプリート機能が発動されたこと」を直ちに遊技者に知らせるための発光演出及び音声演出による報知も併せて実行する。このとき、主制御基板310によって遊技停止がなされていることを遊技者が直ちに理解できる様に、営業終了までの間、特定報知演出用データDHTが液晶表示装置LCDに表示され続けることとなる。
演出制御基板320は、「特定報知演出実行指令」を受信していないと判断した場合は(S610:NO)、事前告知演出開始フラグFJK2がONであるか否かを判断する(S650)。演出制御基板320は、FJK2=OFFと判断した場合は(S650:NO)、「事前告知演出開始指令」を受信しているか否かを判断する(S660)。演出制御基板320は、この判断が「NO」の場合はS610へ戻り、「YES」の場合は、事前告知演出開始フラグFJK2をONにし(S670)、S610へ戻る。
一方、演出制御基板320は、FJK2=ONと判断した場合は(S650:YES)、主制御基板310から「事前告知演出中止指令」を受信したか否かを判断する(S680)。この判断が「NO」の場合はS610へ戻り、「YES」の場合は、事前告知演出開始フラグFJK2をOFFにしてから(S690)、S610へ戻る。
[7.3 事前告知演出]
演出制御基板320は、図10に示す様に、事前告知演出開始フラグFJK2がONか否かを判断し(S710)、ONの場合は(S710:YES)、OFFからONに切り替わった直後か否かを判断する(S720)。OFF→ONの直後であるときは(S720:YES)、基本告知データDJK0を読み出し(S730)、表示制御基板370に対して基本告知データDJK0に基づく表示演出を実行させる(S740)。これにより、液晶表示装置LCDの視認範囲内で図柄変動演出の視認性を阻害しない位置に基本告知データDJK0が表示された状態となる。
次に、演出制御基板320は、主制御基板310から通知されている累積差玉数Nbmが「85000」を超えているか否かを判断する(S810)。「YES」の場合は、第1段階告知データの表示サイズ係数K1=(Nbm-87000)/2000を算出し(S820)、第1段階告知データDJK1とK1に基づく第1段階告知バーを基本告知データDJK0のレベルゲージの第1段階告知位置へと表示させる指令を表示制御基板370に出力する(S830)。
次に、演出制御基板320は、主制御基板310から通知されている累積差玉数Nbmが「87000」を超えているか否かを判断する(S910)。「YES」の場合は、第2段階告知データの表示サイズ係数K2=(Nbm-89000)/2000を算出し(S920)、第2段階告知データDJK2とK2に基づく第2段階告知バーを基本告知データDJK0のレベルゲージの第2段階告知位置へと表示させる指令を表示制御基板370に出力する(S930)。
次に、演出制御基板320は、主制御基板310から通知されている累積差玉数Nbmが「89000」を超えているか否かを判断する(S1010)。「YES」の場合は、第3段階告知データの表示サイズ係数K3=(Nbm-91000)/2000を算出し(S1020)、第3段階告知データDJK3とK3に基づく第3段階告知バーを基本告知データDJK0のレベルゲージの第3段階告知位置へと表示させる指令を表示制御基板370に出力する(S1030)。
次に、演出制御基板320は、主制御基板310から通知されている累積差玉数Nbmが「91000」を超えているか否かを判断する(S1110)。「YES」の場合は、第4段階告知データの表示サイズ係数K4=(Nbm-93000)/2000を算出し(S1120)、DJK4とK4に基づく第4段階告知バーを基本告知データDJK0のレベルゲージの第4段階告知位置へと表示させる指令を表示制御基板370に出力する(S1130)。
次に、演出制御基板320は、主制御基板310から通知されている累積差玉数Nbmが「93000」を超えているか否かを判断する(S1210)。「YES」の場合は、第5段階告知データの表示サイズ係数K5=(Nbm-95000)/2000を算出し(S1220)、第5段階告知データDJK5とK5に基づく第5段階告知バーを基本告知データDJK0のレベルゲージの第5段階告知位置へと表示させる指令を表示制御基板370に出力する(S1230)。
なお、S820,S920,S1020,S1120,S1220での算出結果が1以上となったときは、各係数K1~K5は「1」とする。
一方、S1210で「NO」と判断された場合、即ち、累積差玉数が減少してNbm≦93000となった場合はK5=0とした上で(S1240)、S1230へと進む。同様に、S1110で「NO」と判断された場合はK4=0とし(S11405)、S1010で「NO」と判断された場合はK3=0とし(S1040)、S910で「NO」と判断された場合はK2=0とし(S940)、S810で「NO」と判断された場合、即はK1=0とし(S840)、S1130等へと進む。これにより、累積差玉数の減少に応じて、第5段階~第1段階の告知バーが順次消されていくことになる。
なお、第1段階の告知バーが消えるときは、累積差玉数Nbmが85000以下になるから、図7(C)のフローチャートに示した様に、主制御基板310から「事前告知演出中止指令」を受信する状態となり、事前告知演出事前告知演出開始フラグFJK2がOFFになる(S680)。この結果、本ルーチンのS710がNOとなり、ON→OFFの直後であるときは(S725:YES)、表示制御基板370に対して基本告知データDJK0に基づく表示演出を中止させる(S745)。
以上の制御処理は、営業時間が終了するまで実行される(S1300:NO→S710,S1300:YES→エンド)。
以上説明した様に、本実施例によれば、累積発射球数ΣHSKSと累積払出球数ΣHDKSを計測し、累積差玉数Nbmを算出して更新し、累積差玉数Nbmが第1の所定値(95000)に達したら、主制御基板310が遊技の実行を停止すると共にホールコンピュータ400に対してコンプリート信号を一定時間にわたって出力する。このとき、演出制御基板320は、特定報知演出用データDHTに基づく特定報知演出を実行する。この特定報知演出は、図6(A)に例示する様に、その他の演出に優先して実行される。また、一定時間にわたるコンプリート信号の出力により、ホールコンピュータ400側では、第1の所定値に到達して遊技停止となった遊技機の特定等が可能になる。また、遊技者は、特定報知演出により、遊技球を発射できなくなった理由を直ちに理解することができる。
本実施例によれば、累積差玉数Nbmが第1の所定値(95000)に到達する前に、第2の所定値=85000(<第1の所定値)に達したことを契機に、事前告知演出用データDJKに基づく事前告知演出を実行する。この事前告知演出は、図柄変動演出の完了を待つことなく、液晶表示装置LCDの視認範囲内で図柄変動演出の視認性を阻害しない位置への表示によってなされる。これにより、遊技停止となる前に、遊技停止となる可能性があることを、事前に告知することができる。
また、本実施例によれば、事前告知演出において、基本告知データDJK0に加え、それぞれの発動条件を異ならせた第1~第5段階告知データDJK1~DJK5をも備え、遊技停止となる第1の所定値に到達するまでに獲得可能な遊技媒体の量の予測が可能な態様で事前告知を実行する。この結果、「事前告知」の内容に基づいて、遊技機を選択しようとし、あるいは遊技を続行しようとする遊技者に対して適確な情報を伝達することができる。本実施例では、レベルゲージの表示により、コンプリート機能発動までに獲得可能な賞球数を感覚的に把握させることができる。また、DJK1(水色バー)、DJK2(緑色バー)、DJK3(黄色バー)、DJK4(橙色バー)、DJK5(赤色バー)と、コンプリート機能の発動が近いときは「赤」、遠いときは「水色」と、「コンプリート機能発動前の段階に応じて色を変えたバーによる表示」としたから、コンプリート機能発動までの獲得可能賞球数を、感覚的により一層把握させ易いという利点がある。
また、事前告知演出は、図6(C)に例示した様に、図柄変動演出の完了を待つことなく、液晶表示装置LCDの視認範囲内で図柄変動演出の視認性を阻害しない位置の最も前面側のレイヤに表示される。これにより、図柄変動演出の本体そのものは阻害しないものの、図柄変動演出に伴って実行されるキャラクタ表示などよりも優先され、適確な事前告知が可能となっている。その一方、事前告知演出は図柄変動演出の視認性を阻害しない位置で実行するから、図柄変動ゲームにおける停止図柄の表示を阻害することはない。なお、事前告知の開始時には、発光演出や音声演出に優先して、一定期間だけ「事前告知がなされていること」を遊技者に適確に伝えるための発光演出及び音声演出による報知も併せて実行する。
本実施例では、演出制御基板320は、事前告知演出を実行した後に、累積差玉数Nbmが減少傾向の85000以下(第2の所定値以下の第3の所定値)になったときは、事前告知演出を終了する様にしている。これにより、事前告知後に累積差玉数Nbmが第2の所定値を下回ったときに、その後の獲得可能賞球数の予測を混乱させることがない。
一方、特定報知演出については、一旦これが実行されたら、営業終了までの間、特定報知演出用データDHTが液晶表示装置LCDに表示され続ける。つまり、その後に排出球がカウントされたとしても特定報知演出は解除されない。特定報知演出を実行するときは遊技停止とされているから(S430)、その後の排出球のカウントで特定報知演出を解除すると、故障による発射停止状態であるのかが分からなくなる。本実施例では、発射停止状態となった理由が特定報知演出によって表示される結果、遊技者を混乱させることがない。
以上、発明を実施するための最良の形態としての実施例を説明したが、本発明は、これらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内における種々の変更が可能である。
例えば、スロットマシンにも本発明を適用することができる。また、コンプリート発動までの獲得可能玉数を数値で表示する構成とすることもできる。
本発明は遊技機に利用することができる。
1・・・遊技盤、5・・・センター役物、7・・・始動入賞装置、15・・・特別入賞口、18a~18d・・・普通入賞口、19・・・アウト口、27・・・第2始動入賞口、37・・・ゲート、50・・・球排出通路、310・・・主制御基板、311・・・特図1保留記憶部、312・・・特図2保留記憶部、315,316・・・変動パターンテーブル、317・・・実働履歴記憶部、320・・・演出制御基板、325・・・演出データ記憶手段、330・・・払出制御基板、340・・・発射制御基板、370・・・表示制御基板、400・・・ホールコンピュータ。
DJK・・・事前告知演出用データ、DJK0・・・基本告知データ、DJK1・・・第1段階告知データ、DJK2・・・第2段階告知データ、DJK3・・・第3段階告知データ、DJK4・・・第4段階告知データ、DJK5・・・第5段階告知データ、DTH・・・特定報知演出用、FJK1・・・事前告知演出指令フラグ、FJK2・・・事前告知演出開始フラグ、HDKS・・・賞球払出個数、ΣHDKS・・・累積払出球数、ΣHSKS・・・累積発射球数、LCD・・・液晶表示装置、Nbm・・・累積差玉数、P・・・パチンコ機、SW1・・・特図1スイッチ、SW2・・・特図2スイッチ、SW7・・・入賞検知スイッチ、SW11~SW14・・・入賞検知スイッチ、SW21・・・排出球検知スイッチ。

Claims (2)

  1. 所定の遊技媒体を消費しつつ実行する遊技において所定条件を満足することによって前記遊技媒体の払い出しを行い、所定の開始条件を満足したときに図柄変動を開始し、所定の終了条件を満足したときに前記図柄変動を停止し、停止した図柄の組み合わせに応じて有利遊技状態を生起させ得る遊技機であって、演出データ記憶手段に予め記憶しておいた演出データの中から選択した演出データを用いて演出実行手段による演出を実行させる演出制御手段を備えると共に、さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする遊技機。
    (1A)前記遊技媒体の払い出し量と消費量との差を計測する計測手段を備えていること。
    (1B)前記計測手段の計測した値が第1の所定値に達したら前記遊技の実行を停止する遊技停止手段を備えていること。
    (1C)前記演出データ記憶手段には、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値に達したことを報知するための特定報知用データが記憶され、前記演出制御手段は、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値に達したことを契機に前記特定報知用データに基づく特定報知演出を、その他の演出に優先して実行可能に構成されていること。
    (1D)前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値に達したことを契機に外部信号を一定時間出力する外部信号出力手段を備えていること
    2)前記演出データ記憶手段には、前記計測手段の計測した値が前記第1の所定値よりも小さい第2の所定値に達したことを告知するための事前告知用データが記憶され、前記演出制御手段は、前記計測手段の計測した値が前記第2の所定値に達したことを契機に前記事前告知用データに基づく事前告知演出を、その他の演出に優先して実行可能に構成されていること
    5)前記演出制御手段は、前記事前告知演出を実行した後に、前記計測手段の計測した値が前記第2の所定値以下の第3の所定値になったときは、前記事前告知演出を終了する様に構成されていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えていることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
    (6)前記演出制御手段は、前記特定報知演出を実行した後は、前記計測手段の計測値が変化しても当該特定報知演出を終了することがない様に構成されていること。
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