JP7405087B2 - 歯牙の再石灰化促進剤及びこれを含有する液体口腔用組成物 - Google Patents

歯牙の再石灰化促進剤及びこれを含有する液体口腔用組成物 Download PDF

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Description

本発明は、フッ素による歯の再石灰化促進作用が効率的かつ満足に発現する歯牙の再石灰化促進剤及びこれを含有する液体口腔用組成物に関する。
フッ化ナトリウム等のフッ素含有化合物は、フッ素による歯の再石灰化促進作用を有し、歯磨剤組成物等の口腔用組成物に広く用いられている。フッ素含有化合物を効果的に歯に作用させ、う蝕を防ぐには、フッ素イオンを歯に滞留させることが重要であり、滞留性向上には例えば高分子化合物を配合する手段が、練歯磨等の歯磨剤組成物に応用されている。しかし、洗口剤等の液体口腔用組成物では、高分子化合物を配合すると製剤の使用感や安定性が損なわれる場合があるため、高分子化合物を用いた手段を採用することが困難であり、高分子化合物によらずにフッ素含有化合物のフッ素による歯の再石灰化促進作用を効率良く発現させる技術が望まれた。
特許文献1(特開2009-155218号公報)は、フッ化ナトリウム含有の歯磨剤組成物に、シリカ系研磨剤とエチレンオキサイドの平均付加モル数15~25のポリオキシエチレンアルキルエーテル又はエチレンオキサイドの平均付加モル数40~80のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを特定割合で配合し、ヒドロキシエチルセルロース等の特定のセルロース誘導体等を配合することで、フッ化ナトリウムの口腔内滞留性が向上し、成形性や液分離安定性も得られることを提案している。特許文献2(特開2015-117215号公報)では、フッ化ナトリウムと、ヒドロキシエチルセルロースジメチルジアリルアンモニウム塩と共に、エチレンオキサイドの平均付加モル数10~30のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油及びエチレンオキサイドの平均付加モル数8以下のポリオキシエチレンアルキルエーテルを特定比率で併用して配合し、フッ素イオンの口腔内滞留性を高めた歯磨剤組成物が提案されている。
特開2009-155218号公報 特開2015-117215号公報 特開2009-46449号公報 特公平7-96492号公報 特開平11-209254号公報 特開2016-199473号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、フッ素による歯の再石灰化促進作用が効率的かつ満足に発現する歯牙の再石灰化促進剤及びこれを含有する液体口腔用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、フッ素含有化合物として(A)フッ化ナトリウムに、(B)後述の特定のポリオキシエチレンアルキルエーテルを併用すると、(A)成分による歯の再石灰化促進作用が効率的に発現し、前記作用効果が向上して優れ、上記(A)及び(B)成分を併用して液体口腔用組成物に配合することで、歯の再石灰化促進効果が優れ、また、使用感や外観安定性を確保することもできることを知見し、本発明をなすに至った。
更に詳述すると、本発明者らは、液体口腔用組成物で、高分子化合物によらずにフッ素の歯への滞留性を向上するため界面活性剤に着目して検討を進めた。その結果、非イオン性界面活性剤のポリオキシエチレンアルキルエーテルには歯の再石灰化促進効果がほとんど認められないものであったが、液体口腔用組成物用のポリオキシエチレンアルキルエーテルとしてはエチレンオキサイドの平均付加モル数が比較的小さい特定範囲の(B)成分を(A)成分と併用すると、意外にも、(B)成分によって、(A)成分の歯への滞留性が改善してフッ素による歯の再石灰化を促進させる作用が効率的かつ満足に発現し、再石灰化率を向上することができた。この場合、ポリオキシエチレンアルキルエーテルであってもエチレンオキサイドの平均付加モル数が不適切であるものを(A)成分と併用すると、歯の再石灰化促進効果は改善せず低く、しかも、口腔内で使用して吐き出した後のスッキリ感が低下したり、保存後にニゴリが発生して外観安定性も悪くなるという問題が発生した。しかし、(B)成分を(A)成分と併用すると、上記のようにスッキリ感低下やニゴリ発生も防止して使用感及び外観安定性を保持しながら、歯の再石灰化促進効果を向上できた。そして、これにより、フッ素を歯へ滞留させることが比較的難しい液体口腔用組成物でも、優れた再石灰化促進効果を与えることができた。
後述の比較例にも示すように、(A)成分に、エチレンオキサイドの平均付加モル数が不適切なポリオキシエチレンラウリルエーテル又はポリオキシエチレンセチルエーテルを併用した比較例1~4は、再石灰化促進効果が低く、(A)成分不含の比較例5と同等程度であり、しかも、使用感(スッキリ感)が劣り、外観安定性(ニゴリのなさ)が悪いものもあった。これに対して、実施例に示すように、本発明の(A)及び(B)成分を含有する液体口腔用組成物は、再石灰化促進効果が優れ、使用感(スッキリ感)及び外観安定性(ニゴリのなさ)も良かった。
特許文献3~5(特開2009-46449号公報、特公平7-96492号公報、特開平11-209254号公報)では、液体口腔用組成物において、エチレンオキサイドの平均付加モル数10以上のポリオキシエチレンアルキルエーテルによって、デキストラナーゼの安定性や歯垢形成抑制効果、塩化セチルピリジニウムの殺菌力等を改善している。特許文献6(特開2016-199473号公報)では、フッ素化合物によって、イソプロピルメチルフェノール及びノニオン性界面活性剤含有の歯磨剤組成物におけるイソプロピルメチルフェノールの容器吸着を抑制している。これらに対して、本発明は、(B)成分によって(A)成分の歯牙の再石灰化促進作用が向上し、再石灰化促進効果に優れる液体口腔用組成物を提供できたものである。
従って、本発明は、下記の液体口腔用組成物及び歯牙の再石灰化促進剤を提供する。
〔1〕
(A)フッ化ナトリウム、及び
(B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種又は2種以上
を含有する液体口腔用組成物。
〔2〕
(B)成分が、エチレンオキサイドの平均付加モル数が15~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が10~15モルであるポリオキシエチレンセチルエーテルから選ばれる〔1〕に記載の液体口腔用組成物。
〔3〕
(A)成分を0.01~0.2質量%、(B)成分を0.05~0.3質量%含有する〔1〕又は〔2〕に記載の液体口腔用組成物。
〔4〕
(B)/(A)が質量比として2~15である〔1〕~〔3〕のいずれかに記載の液体口腔用組成物。
〔5〕
更に、(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40~100モルであるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を0.1~0.4質量%含有する〔1〕~〔4〕のいずれかに記載の液体口腔用組成物。
〔6〕
洗口剤組成物である〔1〕~〔5〕のいずれかに記載の液体口腔用組成物。
〔7〕
(A)フッ化ナトリウム、及び
(B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種又は2種以上を含有する、液体口腔用組成物用の歯牙の再石灰化促進剤。
〔8〕
(B)/(A)が質量比として2~15である〔7〕に記載の歯牙の再石灰化促進剤。
〔9〕
更に、(C)エチレンオキサイドの平均付加モル数が40~100モルであるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する〔7〕又は〔8〕に記載の歯牙の再石灰化促進剤。
本発明によれば、フッ素による歯の再石灰化促進作用が効率的に発現する歯牙の再石灰化促進剤及びこれを含有する液体口腔用組成物を提供できる。本発明の液体口腔用組成物は、使用感や外観安定性を保持して優れた歯の再石灰化促進効果を付与でき、う蝕の予防又は抑制に効果的である。
以下、本発明につき更に詳述すると、本発明では、(A)フッ化ナトリウムと、(B)エチレンオキサイドの平均付加モル数(以下、E.O.と略記)が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びE.O.が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種又は2種以上とを併用する。この場合、(A)及び(B)成分が、歯の再石灰化促進の有効成分として作用する。
本発明では、歯の再石灰化促進の有効成分として(A)及び(B)成分を併用し、これら有効成分からなる歯牙の再石灰化促進剤として使用することができ、これは両成分を配合することで得ることができるが、必要に応じて、これら成分以外のその他の口腔用として公知の成分を本発明の効果を妨げない範囲で含んでいてもよい。
上記歯牙の再石灰化促進剤は、液体口腔用組成物、特に洗口剤に配合することができる。
本発明の液体口腔用組成物は、(A)及び(B)成分を含有し、これら成分を併用することで歯の再石灰化促進作用が向上する。
(A)フッ化ナトリウムの配合量は、組成物全体の0.01~0.2%(質量%、以下同様)が好ましい。配合量が多いほど、歯の再石灰化促進効果が向上するが、多く配合し過ぎると誤飲時のリスクが高まり、0.2%以下であると誤飲時のリスクを十分に防止できる。
(B)成分は、E.O.が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びE.O.が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる。上記アルキル基の炭素数が14~16のポリオキシエチレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテルを使用できる。これらは、1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
ここで、ポリオキシエチレンラウリルエーテルのE.O.は、歯の再石灰化促進効果の点から10~25モルであり、好ましくは15~25モル、より好ましくは15~20モルである。また、アルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルのE.O.は、歯の再石灰化促進効果の点から、7~17モルであり、好ましくは10~15モル、より好ましくは15モルである。E.O.がそれぞれ上記範囲内であると、歯の再石灰化促進効果が優れるものであり、下限値に満たない場合、あるいは上限値を超える場合は、歯の再石灰化促進効果が劣る。また、外観安定性が損なわれたり、使用感が低下することもある。
(B)成分は、特にE.O.がそれぞれ上記範囲であるポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテルが好ましく、中でも、口に含んだ際の異味のなさから、ポリオキシエチレンセチルエーテルが好ましい。
(A)成分として具体的には、日本エマルジョン(株)製のEMALEX710、712、715、720、725、107、110、112、115、117等を用いることができる。
(B)成分の配合量は、組成物全体の0.05~0.3%が好ましく、0.1~0.2%がより好ましい。0.05%以上であると、十分な歯の再石灰化促進効果が得られ、また、外観安定性を十分に保持できる。0.3%以下であると、十分な再石灰化促進効果を維持でき、また、使用感を十分に保持できる。0.3%を超えると再石灰化促進効果が低下する場合があり、また、吐き出し後のスッキリ感が損なわれることもある。
本発明において、(A)成分と(B)成分との量比を示す(B)/(A)は、質量比として2~15が好ましく、より好ましくは3~10である。上記範囲内であると、歯の再石灰化促進効果がより優れ、また、使用感及び外観安定性が十分に保持される。2未満であると、歯の再石灰化促進効果が低下する場合があり、15を超えると吐き出し後のスッキリ感が低下し、使用感が保てなくなる場合がある。
本発明の液体口腔用組成物には、更に、(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を配合することが好ましい。
(C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油としては、使用感・外観安定性の点から、E.O.が40~100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を使用でき、中でもE.O.が60~100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましい。
(C)成分として具体的には、日光ケミカルズ(株)製のNIKKOL HCO-40、60、80、100を用いることができる。
(C)成分を配合する場合、その配合量は、組成物全体の0.1~0.4%が好ましい。上記範囲内であると、外観安定性がより改善し、また、歯の再石灰化促進効果に影響することもない。0.4%以下であると使用感を十分に保持できる。多く配合し過ぎると、吐き出し後のスッキリ感が低下する場合がある。
また、上記(B)成分、更には(C)成分に加えて、これら以外の界面活性剤が配合されていてもよく、例えばアニオン性界面活性剤を配合することもできる。
アニオン性界面活性剤として具体的には、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸塩;N-ラウロイルサルコシンナトリウム、N-ミリストイルサルコシンナトリウム等のN-アシルサルコシン塩;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウムや、N-パルミトイルグルタミン酸ナトリウム等のN-アシルグルタミン酸塩;N-メチル-N-アシルタウリンナトリウム、N-メチル-N-アシルアラニンナトリウム、α-オレフィンスルフォン酸ナトリウムが挙げられる。アニオン性界面活性剤は、歯の再石灰化促進効果や使用感を損なわない範囲で配合するのが良く、その好ましい配合量は、組成物全体の0.05~0.3%、特に0.1~0.2%である。
本発明の液体口腔用組成物は、溶剤として精製水が用いられ、エタノール等の低級一価アルコールを配合してもよい。特にエタノールの含有量は、刺激抑制の点から、組成物全体の10%以下、特に8%以下が好ましく、また、配合せず0%でもよい。低級一価アルコール、特にエタノールを実質的に含有しない(エタノールの含有量が組成物全体の0.1%以下、好ましくは0.01%以下である)製剤は、低刺激タイプの製剤として好適である。本発明では、エタノール濃度が低く、エタノールを実質的に含有しない液体口腔用組成物であっても外観安定性が保たれ、かつ歯の再石灰化促進効果が優れる。
本発明の液体口腔用組成物は、洗口剤、液体歯磨、口中清涼剤等として調製、適用できるが、特に洗口剤組成物として好適である。また、その剤型や使用目的などに応じて、上記成分以外に、適宜な公知成分を必要に応じて配合できる。具体的には、湿潤剤、防腐剤、甘味剤、着色剤、香料、pH調整剤、有効成分等が配合される。なお、洗口剤等の液体口腔用組成物には、研磨剤等の可溶化しない固形成分は通常、配合されない。
本発明の液体口腔用組成物は、高分子化合物を含有しなくても優れた歯の再石灰化促進効果が得られるものであり、また、使用感の点から、セルロース誘導体等の水溶性高分子化合物を配合する場合は、その含有量は0.1%以下とすることが好ましく、より好ましくは配合しない(含有量0%)ほうがよい。
湿潤剤は、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール等の糖アルコール、グリセリン、エチレングリコール、平均分子量160~400(医薬部外品原料規格2006記載の平均分子量)のポリエチレングリコール等の多価アルコールが挙げられる。湿潤剤の配合量は、通常、5~50%である。
防腐剤は、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸又はそのナトリウム塩等が挙げられる。甘味剤は、サッカリンナトリウム、ステビオサイド等が挙げられる。
着色剤は、青色1号、緑色3号、黄色4号、赤色105号等の安全性の高い水溶性色素が挙げられる。
香料は、ペパーミント油、スペアミント油、アニス油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、グレープフルーツ油、スウィーティー油、柚油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料や、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、液液抽出、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、アネトール、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3-l-メントキシプロパン-1,2-ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N-置換-パラメンタン-3-カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、更に、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料素材を組み合わせて使用することができ、実施例記載の香料に限定されない。
香料の配合量は特に限定されないが、上記の香料素材は、組成物中に0.000001~1%使用するのが好ましく、上記香料素材を使用した賦香用香料は、組成物中に0.1~2%使用するのが好ましい。
本発明では、25℃におけるpHを5.5~8.0に調整することが好ましく、この付近のpH調整剤として、リン酸二水素ナトリウム及びリン酸一水素ナトリウム、あるいはクエン酸及びクエン酸ナトリウムを組み合わせたものを添加することもできる。
任意の有効成分は、(A)成分以外の薬効成分、例えばアラントイン、水溶性ビタミン、水溶性抗炎症剤等が挙げられる。これらの添加量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量である。
また、本発明の歯牙の再石灰化促進剤は、(A)フッ化ナトリウムと(B)E.O.が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びE.O.が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種又は2種以上とを併用し、これら両成分が歯の再石灰化促進の有効成分である。
この場合、(A)及び(B)成分についての詳細、例えば具体的な使用物質、量比、配合量等の詳細は、いずれも液体口腔用組成物に関する上記記載と同様であることが好ましい。また、更に配合し得るその他成分の詳細も液体口腔用組成物に関する上記記載と同様である。
以下、実施例及び比較例、処方例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において%は特に断らない限りいずれも質量%を示す。
[実施例、比較例]
表1~3に示す組成の液体口腔用組成物(洗口剤)を常法によって調製し、下記方法で評価した。結果を表に併記した。
なお、POEはポリオキシエチレンの略記であり、その後に記載の( )内の数値はE.O.のモル数である。
<評価方法>
(1)再石灰化促進効果の評価方法
押野一志他、口腔衛生会誌54:2-8,2004の記載に従って、以下の実験を行った。
1.脱灰試料の調製
牛歯のエナメル質部分を硬組織切断機(アイソメット2000,Buehler社製)で十字に分割して、1歯につき4個のエナメル質ブロックを作製した。これらのブロックのエナメル質表面を鏡面研磨し、約4mm×4mmのウインドウ(試験面)が露出するようにネイルエナメルを用いて被覆した。エナメル質ブロックを、下記組成の脱灰溶液に浸漬し、37℃にて3日間静置して、人工的な表層化脱灰病変を形成させ、脱灰試料とした。
脱灰溶液の組成:(pH4.5)
CaCl2 3.0mmoL/L
KH2PO4 1.8mmoL/L
乳酸 20mmoL/L
乳酸ナトリウム 80mmoL/L
ヒドロキシエチルセルロース(和光純薬工業(株)製)
5.0%
(上記濃度になるように蒸留水で1Lに調製した。)
2.再石灰化処理試料の調製
脱灰試料(各群5ブロック)を、1日2回(9時及び18時頃)、試験組成物(液体口腔用組成物)に5分間浸漬した。浸漬後の脱灰試料は、Window面を歯ブラシ(PCクリニカライオンハブラシ スタンダード、ライオン(株)製)で約10ストローク刷掃後、水道水の流水下で約30秒間洗浄し、その後は1ブロックずつ下記組成の再石灰化溶液10mLに浸漬して37℃に保持した。この再石灰化溶液は、スクロースを摂取して30分間経過後のプラークフルイド組成に類似させて、MFPase活性を有する酸性フォスファターゼ(P-3627 コムギ由来)を添加したものであり、1日2回調製して交換した。この一連の操作を14日間継続し、再石灰化処理試料とした。
再石灰化溶液の組成:(pH6.0)
CaCl2 2.0mmoL/L
KH2PO4 10mmoL/L
乳酸 40mmoL/L
NaCl 30mmoL/L
KOH 適量
酸性フォスファターゼ(シグマアルドリッチジャパン(株)製)
0.025units/mL
(上記濃度になるように蒸留水で1Lに調製した。)
3.Contact microradiograph(CMR、軟X線発生装置)によるミネラル損失量の測定
<測定切片の作成>
未脱灰試料、脱灰試料及び再石灰化処理試料をn=3にてそれぞれ樹脂包埋(Rigolac2004:パーメックN:プロモーターE=120:1:1,応研商事(株)製)して固化させた後、硬組織切断機(アイソメット2000,Buehler社製)で試験面から垂直方向に厚さ300μmで切断し、自動研磨機(スピードラップML-150DC,マルトー社製)にて切断面を研磨し、厚さ約150μmの切片とした。
<ミネラル損失量の測定>
軟X線発生装置(CMR-III,Softex社製)を用いて、各切片の断面方向から電流3mA、電圧20kV、X線照射時間20分の条件で、画像解析に用いるミネラル量測定用標準試料(アルミステップ:15ステップ)とともにCMR撮影(SO-343,Kodak社製)を行った。撮影は、顕微鏡(OPTIPHOTO T2,(株)Nikon製)下で、試験面の表層から表層下脱灰部を含むCMR像をカメラ撮影(HD camera model HQ-130,(株)Nikon製)した。前記画像を直接コンピューターに取り込み、画像解析ソフト(WinRoof V3.0,Mitani社製)を用いて、グレイスケール処理(256階調)された横(試験面に平行方向)50μm、縦(試験面から深さ方向)300μmの領域のグレイ値から、Angmarの方法*によりミネラル喪失量(ΔZ;vol%・μm)を算出した。前記演算では、バックグラウンドと未脱灰試料のグレイ値をそれぞれミネラル濃度0vol%、100vol%と設定して解析させた。
*;Angmarの方法
Angmar,B.,Carlstrome,D.and Glas,J.E.:Studies on the ultrastructure of dental enamel.IV.The mineralization of normal human enamel.J Ultrastructural Res,8:12~23,1963.
4.再石灰化率の計算
脱灰試料のミネラル喪失量ΔZaと再石灰化処理試料のミネラル喪失量ΔZbをそれぞれ測定し、これらから再石灰化率X(%)を下記式によって計算し、下記評価基準に従って再石灰化促進効果を評価した。○以上を合格とした。
X=(ΔZa-ΔZb)/ΔZa×100
評価基準:
◎:再石灰化率が60%以上
○:再石灰化率が50%以上60%未満
△:再石灰化率が40%以上50%未満
×:再石灰化率が40%未満
(2)使用感(スッキリ感)の評価方法
被験者10名が、試験サンプル(液体口腔用組成物)約10mLを口に含み、吐き出した時のスッキリ感について、下記の4段階の評点基準で評価した。10名の平均点を求め、下記の判定基準に従い、◎、○、△、×で示した。
評点基準:
4点:吐き出し後にスッキリ感を強く感じた。
3点:吐き出し後にややスッキリ感を感じた。
2点:吐き出し後にほとんどスッキリ感を感じなかった。
1点:吐き出し後に全くスッキリ感を感じなかった。
判定基準:
◎:平均点3.5点以上4.0点以下
○:平均点3.0点以上3.5点未満
△:平均点2.0点以上3.0点未満
×:平均点2.0点未満
(3)外観安定性の評価方法
試験サンプル(液体口腔用組成物)を満注量500mLの無色透明なPET容器(吉野工業所製)に450mL充填し、50℃恒温槽に1ヶ月間保存した後、ニゴリのなさについて、下記の4段階の評点基準で目視判定した。3本のサンプルを評価し、平均点を求め、下記の評価基準で評価し、◎、○、△、×で示した。なお、調製直後の液体口腔用組成物は澄明であった。
評点基準:
4点:ニゴリが全くなかった。
3点:ニゴリがほとんどなかった。
2点:ニゴリがややあった。
1点:ニゴリがかなりあった。
評価基準:
◎:平均点3.5点以上4.0点以下
○:平均点3.0点以上3.5点未満
△:平均点2.0点以上3.0点未満
×:平均点2.0点未満
Figure 0007405087000001
Figure 0007405087000002
Figure 0007405087000003
次に、処方例を示す。処方例の液体口腔用組成物(洗口剤)は、再石灰化促進効果に優れ、使用感(スッキリ感)及び外観安定性も良好であった。なお、使用した香料の詳細は後述の通りであり、香料Aの代わりに香料B~Eを使用した液体口腔用組成物(洗口剤)も、良好な評価結果であった。
[処方例1]洗口剤
(A)フッ化ナトリウム 0.02
(B)POE(15)ミリスチルエーテル 0.1
(C)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.1
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 4.0
キシリット 2.0
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.3
香料A 0.2
精製水 残
計 100.0%
(B)/(A)(質量比)=5
[処方例2]洗口剤
(A)フッ化ナトリウム 0.02
(B)POE(15)セチルエーテル 0.1
(C)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
グリセロリン酸カルシウム 0.05
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.1
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 4.0
キシリット 2.0
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.3
香料A 0.2
精製水 残
計 100.0%
(B)/(A)(質量比)=5
[処方例3]洗口剤
(A)フッ化ナトリウム 0.02
(B)POE(15)セチルエーテル 0.1
(C)POE(100)硬化ヒマシ油 0.2
グリセロリン酸カルシウム 0.05
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.1
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 4.0
キシリット 2.0
サッカリンナトリウム 0.002
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.3
香料A 0.2
精製水 残
計 100.0%
(B)/(A)(質量比)=5
[処方例4]洗口剤
(A)フッ化ナトリウム 0.02
(B)POE(15)ミリスチルエーテル 0.1
(C)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
ラウロイルメチルタウリンナトリウム 0.1
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 4.0
ソルビトール 2.0
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.3
香料A 0.2
精製水 残
計 100.0%
(B)/(A)(質量比)=5
[処方例5]洗口剤
(A)フッ化ナトリウム 0.02
(B)POE(15)セチルエーテル 0.1
(C)POE(60)硬化ヒマシ油 0.2
グリセロリン酸カルシウム 0.05
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.1
グリセリン 2.0
プロピレングリコール 4.0
キシリット 1.0
ソルビトール 2.0
クエン酸 0.05
クエン酸ナトリウム 0.3
香料A 0.2
精製水 残
計 100.0%
(B)/(A)(質量比)=5
なお、香料は表4~12に示す香料A~Eを使用した。
Figure 0007405087000004
Figure 0007405087000005
Figure 0007405087000006
Figure 0007405087000007
Figure 0007405087000008
Figure 0007405087000009
Figure 0007405087000010
Figure 0007405087000011
Figure 0007405087000012

Claims (10)

  1. (A)フッ化ナトリウム、及び
    (B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種又は2種以上を0.05~0.3質量%
    並びに
    (C)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を0.1~0.4質量%
    含有し、(B)/(A)が質量比として2~15である液体口腔用組成物。
  2. (B)成分が、エチレンオキサイドの平均付加モル数が15~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が10~15モルであるポリオキシエチレンセチルエーテルから選ばれるものである請求項1記載の液体口腔用組成物。
  3. (A)成分を0.01~0.2質量%有する請求項1又は2記載の液体口腔用組成物。
  4. (B)/(A)が質量比として10である請求項1~3のいずれか1項記載の液体口腔用組成物。
  5. C)成分が、エチレンオキサイドの平均付加モル数が40~100モルであるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である請求項1~4のいずれか1項記載の液体口腔用組成物。
  6. 洗口剤組成物である請求項1~5のいずれか1項記載の液体口腔用組成物。
  7. (A)フッ化ナトリウム、及び
    (B)エチレンオキサイドの平均付加モル数が10~25モルであるポリオキシエチレンラウリルエーテル及びエチレンオキサイドの平均付加モル数が7~17モルでアルキル基の炭素数が14~16であるポリオキシエチレンアルキルエーテルから選ばれる1種又は2種以上を含有する、液体口腔用組成物用の歯牙の再石灰化促進剤。
  8. (B)/(A)が質量比として2~15である請求項7記載の歯牙の再石灰化促進剤。
  9. 更に、(C)リオキシエチレン硬化ヒマシ油を含有する請求項7又は8記載の歯牙の再石灰化促進剤。
  10. (C)成分が、エチレンオキサイドの平均付加モル数が40~100モルであるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である請求項9記載の歯牙の再石灰化促進剤。
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