JP7404274B2 - フェライトビーズおよび他のパススルー電気的フィルタコンポーネントのためのハウジング - Google Patents

フェライトビーズおよび他のパススルー電気的フィルタコンポーネントのためのハウジング Download PDF

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Description

本出願は、2018年5月31日に出願された米国仮特許出願第62/678,842号の利益を主張し、同出願の内容の全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本開示は、フェライトビーズのためのハウジングに関する。例えば、ハウジングは、プリント回路基板または他の回路基板に搭載するために設計され得る。
フェライトビーズ(フェライトブロック、コア、リング、EMIフィルタ、またはチョークとしても知られる)は、高周波ノイズ、例えば、100kHz台から10MHz以上までの範囲のノイズ、およびコモンモード電流を抑制し得る受動電気コンポーネントである。フェライトビーズは、電流の流れに関連した磁場を集中させ得、および、ノイズを妨げるように、またはフィルタ処理するようにインダクタンスを大きくし得る。フェライトビーズは、フェライト自体内の抵抗損失を更に生成し得る。結果的に得られるものは、比較的広い周波数範囲にわたってノイズを低減または除去する、その比較的広い周波数範囲にわたるインピーダンスである。
本出願は、フェライトビーズのためのハウジングまたは他のフィルタコンポーネントに関する。
ハウジングは、直接的な接続により、または、1つまたは複数の介在要素により間接的に、電気回路基板、例えばプリント回路基板に機械的に結合されるように設計されている。ハウジングは、配線・基板間コネクタと組み合わされて基板に結合され得る。例えば、配線・基板間コネクタはプリント回路基板に接続され得、フェライトビーズハウジングは配線・基板間コネクタに接続され得る。別の例として、フェライトビーズハウジングは、配線・基板間コネクタの近傍においてプリント回路基板に接続され得る。いずれの場合においても、比較的強固な機械的結合がフェライトビーズと基板との間において確立され得る。
このような比較的強固な機械的結合は、プリント回路基板が可動コンポーネントの一部である多くの用途において、または、コンポーネントが振動させられる、揺さぶられる、または別様に機械的に乱される場合に有益であり得る。例えば、プリント回路基板は、例えば、動く車両(例えば自動車、トラム)に、可動部品(例えば風車、発電機)上の発電装置または可動部品付近の発電装置に、建設機器(例えばクレーン)に、産業用途に搭載され得る。比較的強固な結合を形成することにより、フェライトビーズ、基板、および配線、または他の導電体の相対的な位置関係が、より一定に留まる。更に、フェライトビーズおよび基板の動きに関連した力は、例えばビーズを通るどの導電体でもなく、フェライトビーズと基板との間の結合により支えられる。
例えば、デバイスは、回路基板、フィルタコンポーネント、フィルタコンポーネントを収容するように構成されたフィルタコンポーネントハウジングを含み得、フィルタコンポーネントハウジングは、回路基板に結合されており、また、回路基板に電気的に接続された、およびフィルタコンポーネントを通る配線に結合されている。
別の例として、回路基板にフィルタコンポーネントを搭載するためのシステムは、フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められたフィルタコンポーネントハウジングと、回路基板にフィルタコンポーネントハウジングを結合するためにフィルタコンポーネントハウジングと回路基板との間に配置可能な搭載部とを含み得る。
更に異なる別の例として、搭載部は、回路基板にフィルタコンポーネントを結合するように構成され得る。搭載部は、回路基板に配線を接続するための電気接続部を収容するように大きさを決められた収容部を規定し得る。搭載部における電気接続部の収容は、コネクタにより回路基板に電気的に接続された1つまたは複数の配線を、フィルタコンポーネントハウジングに収容されたフィルタコンポーネントと整列させる。
1つまたは複数の実施態様の詳細が添付図面および以下の説明に記載される。他の特徴、目的、および利点が、説明および図面から、ならびに特許請求の範囲から明らかとなる。
以下の図を参照しながら、本発明の非限定的かつ非網羅的な実施形態が説明され、異なる図の中の同様の参照符号は、別段の指定がない限り同様の部分を示す。
図は、プリント回路基板または他の回路基板にフィルタコンポーネント、例えばフェライトを搭載するための組立体、および、回路基板上における組立体の例示的な搭載の概略図である。
様々な図面における類似の参照符号は類似の要素を示す。
フェライトまたは他のフィルタコンポーネントを保持するための組立体の斜視図である。 図1の組立体の分解図である。 配線またはケーブルを含む図1の組立体の分解図である。 図1のフィルタコンポーネントを保持するための組立体のハウジングの斜視図である。 アライニング機構の拡大図を示す図1のハウジングの底部の斜視図である。 図1の組立体の断面図である。 ハウジングの底部および基体の上部、ならびに、それらのそれぞれのアライニング機構を示す図1のハウジングおよび基体の斜視図である。 フィルタコンポーネントおよび配線・基板間コネクタを保持するための組立体の基体を含む電気コネクタ組立体の分解図である。 配線・基板間コネクタを囲む基体を含む図6Aの電気コネクタ組立体の平面図である。 フィルタコンポーネントを保持するための組立体のための代替的な基体の上面斜視図である。 図7Bのフィルタコンポーネントを保持するための組立体のための代替的な基体の底面斜視図である。 回路基板に搭載されたフィルタコンポーネントを保持するための組立体の斜視図である。 図8Aの回路基板に搭載されたフィルタコンポーネントを保持するための組立体の平面図である。 図8Aの回路基板に搭載されたフィルタコンポーネントを保持するための組立体のうちの1つの側面図である。 図8Aの回路基板に搭載されたフィルタコンポーネントを保持するための組立体のうちの1つの断面図である。
以下の説明では、本発明を十分に理解してもらうために、多くの特定の詳細事項が記載される。しかし、本発明を実施する際に特定の詳細事項が使用されるとは限らないことが、当業者に明らかである。他の例では、よく知られた材料または方法については、本発明が理解しにくくなるのを防ぐために、詳細には説明されていない。
本明細書中での、「一実施形態」、「実施形態」、「一例」、または「例」についての言及は、実施形態または例との関連で説明される特定の特徴、構造、または特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。したがって、本明細書中の様々な場所における「一実施形態において」、「実施形態において」、「一例」、または「例」といった表現の使用は、すべてが同じ実施形態または例に関連するとは限らない。更に、特定の特徴、構造、または特性は、1つまたは複数の実施形態または例において、任意の適切な組み合わせ、および/または部分的組み合わせで組み合わされてもよい。特定の特徴、構造、または特性は、説明される機能を提供する集積回路、電子回路、結合論理回路、または他の適切なコンポーネントに含まれてもよい。加えて、本明細書とともに提供される図が当業者への説明を目的としていること、および図面が一定の縮尺で描かれるとは限らないことが理解される。
上述のように、フェライトビーズは、高周波ノイズを抑制し得る受動電気コンポーネントである。フェライトビーズは、様々な異なる形状因子を伴って実装され得る。例えば、フェライトビーズは、伝導体に固定され、または、回路基板コンポーネント、例えば、トランジスタ、コネクタ、および集積回路のピンの周囲に固定され得る。フェライトビーズは、配線(およびその絶縁材)をクランプする「スナップ式の」または「クランプオン」コアとして実装され得る。概して、フェライトビーズは、コネクタを介して回路基板に結合された配線に滑らせて装着される。しかし、回路基板が、振動させられる、揺さぶられる、または別様に機械的に乱される可動コンポーネントの一部である用途では、動きがフェライトビーズを除去するおそれがある。幾つかの例において、フェライトビーズの除去は、振動試験故障をもたらし、または、配線と基板との間の接続部、または更には配線自体を損傷し得る。
本出願は、例えば、フェライトビーズまたは他のパススルーフィルタコンポーネント(例えば変圧器)を収容すること、および、収容されたパススルーフィルタコンポーネントを回路基板に結合することに関する。例えば、ハウジングは、直接的な接続により、または、1つまたは複数の介在要素により間接的に、回路基板、例えばプリント回路基板に機械的に結合されるように設計され得る。ハウジングは、配線・基板間コネクタの近傍において基板に結合され得る。例えば、パススルーフィルタコンポーネントハウジングは、配線・基板間コネクタの近傍においてプリント回路基板に接続され得る。いずれの場合においても、比較的強固な機械的結合が、パススルーフィルタコンポーネントと基板との間に確立され得る。
ここまでに説明されているように、プリント回路基板が可動コンポーネントの一部である場合、または、コンポーネントが振動させられる、揺さぶられる、または別様に機械的に乱される場合、比較的強固な機械的結合が多くの用途において有益であり得る。例えば、プリント回路基板は、IGBTゲートドライバを実装し得る。更に、IGBTゲートドライバは、一緒に動く車両において、発電、移送、または消費装置において、建設機器などにおいて、(例えば、並列にまたは直列に)電気的に結合され得る。あるプリント回路基板から別のプリント回路基板に延びた配線が、このような電気的な結合を実現し得る。
IGBTゲートドライバ回路基板に電気的に接続するこれらの、および他の配線が、フィルタコンポーネントハウジングによる恩恵を受け得る。IGBTゲートドライバは、非常にノイズ問題およびコモンモード電流をもたらす傾向が大きい。フェライトビーズおよび他のフィルタコンポーネントは、コモンモードノイズを減らすために、および、信号耐性を高めるために使用され得る。しかし、IGBTゲートドライバ回路基板に電気的に接続された配線にフィルタコンポーネントが単に滑らせて嵌められた場合、配線が機械的に乱されたとき、過度に大きい力により影響を受け得る。
図は、フェライトビーズまたは他のフィルタコンポーネントをプリント回路基板または他の回路基板に搭載するための組立体100、および、回路基板における1つまたは複数の組立体100の例示的な搭載の概略図である。各組立体100は、電気コネクタ組立体105と、フェライトビーズまたは他のフィルタコンポーネントのためのハウジング110とを含む。電気コネクタ組立体105は、図8A、図8B、図8C、および図8Dに示される回路基板230に配線を固定する配線・基板間接続部を形成する。ハウジング110は、フェライトビーズまたは他のフィルタコンポーネント115を収容する大きさにされた組立体である。ハウジング110は開口120を規定しており、1つまたは複数の配線が開口120を通って電気コネクタ組立体105に到達し得る。電気コネクタ組立体105およびハウジング110は、回路基板230および組立体100が動かされる場合でも、安定した機械的および電気的特性を提供する比較的強固な結合を形成するように回路基板230に結合され得る。
便宜上、本説明は以下で、ハウジング110を「フェライトビーズハウジング110」と呼び、フィルタコンポーネント115を「フェライトビーズ115」と呼ぶ。しかし、ハウジング110が幾つかの場合においてフェライトビーズ以外のフィルタコンポーネントを収容し得ることが理解される。
図1は、電気コネクタ組立体105およびハウジング110を含む組立体100の斜視図を示す。図1に示される組立体100の場合、ハウジング110は電気コネクタ組立体105に搭載されている。示される実施態様において、電気コネクタ組立体105は配線・基板間コネクタ135および搭載部125を含む。配線・基板間コネクタ135は図1に示されていないが、配線・基板間コネクタ135は図6A、図6B、図8A、図8B、図8C、および図8Dに示される。配線・基板間コネクタ135は、回路基板の伝導体と基板から離れる方向に延びた配線との間における1つまたは複数の電気接続部を形成することに適した、多くの異なるコネクタのうちの任意のものであり得る。配線・基板間コネクタ135は、電気接続部を形成するために、例えば、ピンおよびソケット、ブレード/接点、はんだ付けなどを含む様々な異なる技術のうちの任意のものを使用し得る。配線・基板間コネクタ135の電気端子は、スルーボードまたは表面搭載構成により回路基板の伝導体に接続し得る。
搭載部125は、フェライトビーズハウジング110と配線・基板間コネクタ135の近傍における回路基板との間の比較的強固な機械的結合を提供するように構成された機械部材である。搭載部125は、概して、機械的に安定した非伝導材料から作られている。搭載部125は、フェライトビーズハウジング110と配線・基板間コネクタ135の近傍における回路基板230との間の中間部材として機能する。概して、搭載部125は配線・基板間コネクタ135を囲み、配線・基板間コネクタ135の周囲において放射状に分布した複数の位置において回路基板に接続される。
示される実施態様において、搭載部125は、収容部140、ある数のスルーボード突出部145、150、および、ある数の搭載フランジ155、160を含む。収容部140は図1において明示的に示されていないが、図4、図5、図6A、図6B、図7A、および図7Cに示されることが理解されなければならない。同様に、搭載フランジ155、160は図1において明示的に示されていないが、図2、図5、図6A、および図6Bに示される。収容部140は、配線・基板間コネクタ135の少なくとも一部を収容するように大きさを決められたボリュームまたは空間を規定する。後で示され、および議論されるように、収容部140は、おおむね搭載部125の中心にある。突出部145、150および搭載フランジ155、160は、収容部140の周囲においておおむね対称に、および放射状に配置される。しかし、こうなるとは限らず、突出部145、150および搭載フランジ155、160は、収容部140の周囲において非対称的に配置されてもよい。実際、起こり得る機械的乱れの指向性が知られている用途では、非対称な構成が好ましい場合がある。
スルーボード突出部145、150は、搭載部125の基板対向面から縦方向に延びており、図8A、図8B、図8C、および図8Dにおいて全体的に見られる回路基板230の厚さにまたがるように大きさを決められている。示される実施態様において、スルーボード突出部145は、翼状部165を含むスナップ留め部材である。組立てられたとき、翼状部165は突出部145から外向きに延びている。翼状部は、回路基板230における適切に大きさを決められた開口を通した挿入中に突出部145に向かって内向きに柔軟であるが、搭載部125の基板対向面が回路基板230に接近したときに外向きに延びた位置に戻り、堅牢な機械的結合を形成する。スルーボード突出部145とは対照的に、スルーボード突出部150は翼状部を含まない。突出部150は回路基板における適切に大きさを決められた、および位置している開口を通るように大きさを決められており、および位置している。したがって、スルーボード突出部150は、回路基板における搭載部125の適切な相対的な配置を確実なものとし得、および、更なる機械的安定性の何らかの手段を提供し得る。
他の実施態様において、搭載部125と回路基板との間の機械的結合は、他の手法により形成され得る。例えば、スルーボード突出部の数および配置は異なり得る。別の例として、他のタイプの機械的結合(圧縮による嵌め合い、ねじ山による嵌め合い、はんだまたは融解結合部、エポキシ樹脂または他の接着剤など)が使用され得る。
示される実施態様において、フェライトビーズハウジング110は、リング形フェライトビーズを収容するように大きさを決められたおおむね管状の部材である。特に、フェライトビーズハウジング110は基体175および蓋180を含み、基体175および蓋180は-それらが一緒に結合されたときに-フェライトビーズを収容するように大きさを決められた空洞を規定する。概して、空洞は、配線と配線・基板間電気コネクタ135との間の電気接続部を形成する場所と縦方向に整列している。基体175および蓋180は-開口120は別として-おおむね中実の構造物として示されるが、こうなるとは限らない。例えば、基体175および/または蓋180は、フェライトビーズ115を露出させる1つまたは複数の開口を含み得る。フェライトビーズハウジング110は、概して機械的に安定した非伝導材料から作られている。
構造の一例において、回路基板は、回路基板に装着された、および、配線・基板間コネクタ135を囲む搭載部125を備え得る。次に、ユーザーは、配線・基板間コネクタ135に1つまたは複数の配線を装着する前に、(フェライトビーズ、基体175、および蓋180を含む)ハウジング110の開口120を通るように1つまたは複数の配線を滑らせ得る。1つまたは複数の配線が配線・基板間コネクタ135に装着された後、ユーザーは、搭載部125にハウジング110の基体175を装着し得る。
図2Aは、フェライトビーズ115を含む、軸Aに沿った組立体100の分解図を示す。示されるように、フェライトビーズハウジング110は概して、フェライトビーズ115を収容するように大きさを決められており、基体175および蓋180を含む。示される実施態様において、基体175は、内壁185、外壁190、および床191を含む。床191が斜視図において全体的に隠れていることを示すために、床191は点線で輪郭を描かれている。内壁185はリング形フェライトビーズ115の内側開口を通るように大きさを決められている。内壁185は、配線・基板間コネクタ135に電気的に接続された1つまたは複数の配線を収容するように大きさを決められた第1の縦開口195を更に提供する。内壁185は、更に、床191により囲まれた第2の縦開口196を提供するように大きさを決められている。外壁190はフェライトビーズ115の外側を囲むように大きさを決められている。示される実施態様において、外壁190は、蓋180における対応する窪み215とともにスナップ留め接続部を形成するように大きさを決められた、および位置した、ある数の突出部192を含む。他の実施態様において、基体175と蓋180との間の機械的結合は他の手法により形成され得る。例えば、突出部および窪みの数および配置は異なり得る。別の例として、他のタイプの機械的結合(圧縮による嵌め合い、ねじ山による嵌め合い、はんだまたは融解結合部、エポキシ樹脂または他の接着剤など)が使用され得る。
床191は、基体175に収容されたリング形フェライトビーズ115を下方から支持するために内壁185と外壁190との間に延びている。床191の底面は、スリット167を規定するある数の突出部168と、突出部170とを含む。突出部170は図2Aにおいて明示的に示されていないが、図5Aに示される。更に、スリット167は図4および図5にも示される。スリット167および突出部170は、搭載部125における対応する搭載フランジ155、160と相互作用するように、第2の縦開口196の周囲におおむね対称に配置されている。図3Bおよび図5を参照して更に説明されるように、突出部168は、スリット167が横方向に配向するように配向されており、第2の縦開口196に向かって半径方向内向きに延びている。各突出部168は、突出部168により規定されたスリット167内に対応する横方向に配向した搭載フランジ155の先端部分を収容するように構成されており、および位置している。特に、各搭載フランジ155は、対応する突出部168およびスリット167に近接して配置され得る。搭載部125とフェライトビーズハウジング110との間の相対的な回転が、それぞれのスリット167内に搭載フランジ155の先端部分を滑り込ませ得る。示される実施態様において、各突出部168は、スリット167の端部を規定する壁197であって、搭載フランジ155の先端部分が対応するスリット167の他方側から出ることを防ぐ壁197を含む。示される実施態様において、搭載部125とフェライトビーズハウジング110とは可逆的に接続される。特に、逆方向における搭載部125とフェライトビーズハウジング110との間の相対的な回転は、いずれにも損傷を与えずに搭載部125からフェライトビーズハウジング110を接続解除するように実施され得る。
蓋180は、おおむねフェライトビーズ115を収容する空洞を-基体175と組み合わされて-形成するように大きさを決められており、および構成されている。示される実施態様において、リング形フェライトビーズ115を収容する空洞はまた、フェライトビーズを支障なく囲むがフェライトビーズとフェライトビーズハウジング110との間の相対的な動きを制限する、より大きい寸法をもつリング形である。示される実施態様において、蓋180は、縦壁205と水平の天井210とを含む。天井210は、縦壁205から半径方向内向きに延びている。天井210は、蓋180が基体175にかぶさったときに第1の縦開口195に整列するように位置した、および大きさを決められた孔220を規定している。孔220は、配線・基板間コネクタ135に接続するために縦開口195を通る同じ1つまたは複数の配線を収容し得る。
縦壁205は、基体175の外壁190を囲むように大きさを決められている。示される実施態様において、縦壁205は、ある数の窪み215を含む。窪み215は、図4、図8A、図8B、図8C、および図8Dにおいて、より明確に確認されるように基体175の外壁190における対応する突出部192とともにスナップ留め接続部を形成するように大きさを決められており、および位置している。突出部192は、基体175に対する蓋180のスナップ留め接続を補助するように角度決めされている。示される実施態様において、窪み215は、縦壁205を通って延びた孔であるが、こうなるとは限らない。
他の実施態様において、蓋180と基体175との間の機械的結合は他の手法により形成され得る。例えば、窪みおよび突出部の数および配置は異なり得る。別の例として、他のタイプの機械的結合(圧縮による嵌め合い、ねじ山による嵌め合い、はんだまたは融解結合部、エポキシ樹脂または他の接着剤など)が使用され得る。更に、蓋180は任意選択的であってよく、フェライトビーズ115は他の手段、例えば接着剤により基体175内に固定されてもよい。
図2Bは、フェライトビーズ115、および、配線117またはケーブルを含む、軸Aに沿った組立体100の分解図を更に示す。ケーブルは、1つのジャケットに2つ以上の絶縁された配線を含み得る。図2Bに示される分解図は、図2Aに示される組立体100の分解図と同様であることが理解されなければならない。しかし、1つの違いは、配線117またはケーブルが組立体100に挿入されて示されていることである。示されるように、ハウジング110は開口120を規定しており、1つまたは複数の配線117(またはケーブル)が開口120を通って電気コネクタ組立体105に到達し得る。
ハウジング110は、基体175および蓋180を含む。図2Bにおいて、フェライトビーズ115が更に示される。ハウジング110の基体175は、内壁185と外壁190とを含む。内壁185はリング形フェライトビーズ115の内側開口を通るように大きさを決められており、配線・基板間コネクタに電気的に接続された1つまたは複数の配線117を収容するように大きさを決められた第1の縦開口195を提供する。蓋180は、蓋180が基体175にかぶせられたときに第1の縦開口195に整列するように位置している、および大きさを決められた、ハウジング110の開口120を規定する孔を更に規定している。開口110は、縦開口195を通る同じ1つまたは複数の配線117を収容し得る。
構造の一例において、回路基板は、回路基板に装着された、および、配線・基板間コネクタ135を囲む搭載部125を備え得る。次に、ユーザーは、1つまたは複数の配線および/またはケーブル117を配線・基板間コネクタ135に装着する前に、(フェライトビーズ、基体175、および蓋180を含む)ハウジング110の開口120に1つまたは複数の配線および/またはケーブル117を滑らせて通し得る。ユーザーが1つまたは複数の配線および/またはケーブル117を配線・基板間コネクタ135に装着した後、ユーザーは、次に、搭載部125にハウジング110の基体175を装着し得る。
図3Aは、フェライトビーズ115が基体175に挿入された状態の、フェライトビーズハウジング110の基体175の斜視図を示す。基体175に挿入されたフェライトビーズ115をより明確に示すために、蓋180が図示されていないことが理解されなければならない。上述のものと同様に、基体175は、内壁185、外壁190、および床191を含む。この図では、床191は見ることができないことが理解されなければならない。内壁185はリング形フェライトビーズ115の内側開口を通るように大きさを決められている。内壁185は、配線・基板間コネクタ135に電気的に接続された1つまたは複数の配線を収容するように大きさを決められた第1の縦開口195を更に提供する。外壁190は、フェライトビーズ115の外側を囲むように大きさを決められている。示される実施態様において、外壁190は、蓋180における対応する窪み215とともにスナップ留め接続部を形成するように大きさを決められた、および位置しているある数の突出部192を含む。突出部192は基体175に対する蓋180のスナップ留め接続を補助するように角度決めされている。図3Aに示される基体175は、搭載部125における対応する搭載フランジ155と相互作用するスリット167を規定する突出部168を更に示す。突出部168は、スリット167が横方向に配向するように配向されており、(図示されていない)第2の縦開口196に向かって半径方向内向きに延びている。示される実施態様において、各突出部168はスリット167の端部を規定する壁197であって、搭載フランジ155の先端部分が対応するスリット167の他方側から出ることを防ぐ壁197を含む。
図3Bは、突出部170と、スリット167を規定する突出部168とを更に示すための、基体175の底部の斜視図を示す。上述のものと同様に、基体175は、内壁185と外壁190と床191とを含む。内壁185は、床191により囲まれた第2の縦開口196を提供するように大きさを決められている。床191の底面は、スリット167を規定するある数の突出部168を含む。床191の底面は、突出部170を更に含む。示される例において、突出部170はおおむね円形であるが、突出部170は長円形、楕円形、または他の形状であり得る。スリット167を伴う突出部168、および突出部170は、搭載部125における対応する搭載フランジ155、160と相互作用するように、第2の縦開口196の周囲においておおむね対称に配置されている。特に、スリット167を伴う突出部168が搭載フランジ155と相互作用するのに対し、突出部170は搭載フランジ160と相互作用する。突出部168は、スリット167が横方向に配向するように、および第2の縦開口196に向かって半径方向内向きに延びているように配向される。示される実施態様において、各突出部168は、スリット167の端部を規定する壁197を含む。
各突出部168は、突出部168と床191とにより規定されたスリット167内に、搭載部125の対応する横方向に配向した搭載フランジ155の先端部分を収容するように構成されており、および位置している。特に、搭載部125の各搭載フランジ155は、ハウジング110の対応する突出部168およびスリット167に近接して配置され得る。図5に関連して更に示されるように、搭載部125とフェライトビーズハウジング110との間の相対的な回転が、搭載フランジ155の先端部分を突出部168のそれぞれのスリット167に滑り込ませ得る。示される実施態様において、各突出部168は搭載フランジ155の先端部分が対応するスリット167の他方側から出ることを防ぐ壁197を含む。
図4は、電気コネクタ組立体105およびハウジング110を含む、フェライトビーズまたは他のフィルタコンポーネントを搭載するための組立体100の断面図である。電気コネクタ組立体105は、配線、1つまたは複数の配線、および/またはケーブルを回路基板に固定する配線・基板間接続部を形成する。フェライトビーズハウジング110は、フェライトビーズまたは他のフィルタコンポーネント115を収容するように大きさを決められた組立体である。フェライトビーズハウジング110は開口120を規定しており、1つまたは複数の配線が電気コネクタ組立体105に到達するように開口120を通り得る。
電気コネクタ組立体105は搭載部125を含む。搭載部125は、配線・基板間コネクタ135の近傍において、フェライトビーズハウジング110と回路基板との間の比較的強固な機械的結合を提供するように構成された機械部材である。上述のように、搭載部125は、概して機械的に安定した非伝導材料から作られる。搭載部125は、フェライトビーズハウジング110と配線・基板間コネクタ135の近傍における回路基板との間の中間部材の役割を果たす。概して、搭載部125は、(図6Aおよび図6Bを参照して示されるように)配線・基板間コネクタ135を囲んでおり、配線・基板間コネクタ135の周囲において放射状に分布した複数の位置において回路基板に接続される。
図4に示されるように、搭載部125は、収容部140とスルーボード突出部145、150とを含む。更に説明されるように、搭載部125は、搭載フランジを更に含む。収容部140は、配線・基板間コネクタの少なくとも一部を収容するように大きさを決められた、および、搭載部125のおおむね中心にあるボリュームまたは空間を規定する。
突出部145、150は、収容部140の周囲においておおむね対称に、および放射状に配置されている。しかし、こうなるとは限らないこと、および、突出部145、150が、収容部140の周囲において非対称的に配置されることもあり得ることが理解されなければならない。突出部145、150は、搭載部125の基板対向面から縦方向に延びており、回路基板の厚さにまたがるように大きさを決められている。示される実施態様において、スルーボード突出部145は、翼状部165を含むスナップ留め部材である。組立てられたとき、翼状部165は突出部145から外向きに延びている。翼状部165は、回路基板における適切に大きさを決められた開口を通した挿入中に、突出部145に向かって内向きに柔軟であるが、搭載部125の基板対向面が回路基板に接近したときに外向きに延びた位置に戻り、堅牢な機械的結合を形成する。
スルーボード突出部145とは対照的に、スルーボード突出部150は翼状部を含まない。突出部150は、回路基板における適切に大きさを決められた、および位置している開口を通るように大きさを決められており、および位置している。したがって、スルーボード突出部150は、回路基板に対する搭載部125の適切な相対的な配置を確実なものとし得、および、更なる機械的安定性の何らかの手段を提供し得る。点線152は、回路基板の平面を表す。したがって、スルーボード突出部145および突出部145の一部が回路基板の平面152を越えて延びる。
フェライトビーズハウジング110は、フェライトビーズを収容するように大きさを決められている。特に、フェライトビーズハウジング110は、フェライトビーズを収容するように大きさを決められた空洞141を一緒に規定する基体175および蓋180を含む。概して、空洞141は配線と配線・基板間電気コネクタとの間の電気接続部を形成する場所と縦方向に整列する。-開口120は別として-基体175および蓋180はおおむね中実の構造物として示されるが、こうなるとは限らない。例えば、基体175および/または蓋180は、フェライトビーズを露出する1つまたは複数の開口を含み得る。フェライトビーズハウジング110は、概して機械的に安定した非伝導材料から作られる。
ここまでに説明されているように、および図4に更に示されているように、基体175は内壁185、外壁190、および床191を含む。内壁185はリング形フェライトビーズの内側開口を通るように大きさを決められている。外壁190はフェライトビーズの外側を囲むように大きさを決められている。床191は基体175に収容されたリング形フェライトビーズを下方から支持するように、内壁185と外壁190との間に延びている。図4に示されるように、床191の底面は、ある数のスリット167を含む。床191の底面は、後の図に更に示されるように、突出部を更に含み得る。スリット167は、第2の縦開口196の周囲におおむね対称に配置されている。特に、スリット167は横方向に配向しており、縦開口195に向かって半径方向内向きに延びている。更に示されるように、各スリット167は、搭載部125の対応する搭載フランジの先端部分を収容するように構成されており、および位置している。
蓋180は、フェライトビーズを収容する全体的な空洞141を-基体175と組み合わされて-形成するように、大きさを決められており、構成されている。示される実施態様において、蓋180は、縦壁205および水平の天井210を含む。天井210は、縦壁205から半径方向内向きに延びている。天井210は、蓋180が基体175にかぶせられたとき縦開口195に整列するように位置した、および大きさを決められた孔を規定している。蓋180の孔は、縦開口195とともに組立体100の開口120を形成する。
図5は、図1のハウジング110および搭載部125の斜視図である。特に、斜視図は、ハウジング110および搭載部125のそれぞれのアライニング機構を示すために、ハウジング110の底部および搭載部125の上部を示す。
図5の右側は、搭載部125を示す。搭載部125は、フェライトビーズハウジング110と配線・基板間コネクタ135の近傍における回路基板との間の比較的強固な機械的結合を提供するように構成された機械部材である。示されるように、搭載部125は、収容部140、スルーボード突出部145、およびある数の搭載フランジ155、160を含む。収容部140は、配線・基板間コネクタ135の少なくとも一部を収容するように大きさを決められたボリュームまたは空間を規定する。図示されるように、収容部140は搭載部125のおおむね中心にある。スルーボード突出部145は、搭載部125の基板対向面から縦方向に延びており、回路基板の厚さにまたがるように大きさを決められている。示される実施態様において、スルーボード突出部145は翼状部165を含むスナップ留め部材である。突出部145、150および搭載フランジ155、160は、収容部140の周囲においておおむね対称に、および放射状に配置されている。しかし、こうなるとは限らず、突出部145、150および搭載フランジ155、160は、収容部140の周囲において非対称的に配置されることもあり得る。実際、起こり得る機械的乱れの指向性が知られた用途では、非対称な構成が好ましい場合がある。図5では、突出部150は見ることができないことが理解されなければならない。
搭載フランジ155、160は、フェライトビーズハウジング110における対応する部材と相互作用するように、および、フェライトビーズハウジング110を搭載部125に接続するように大きさを決められている。示される実施態様において、搭載フランジ155、160は収容部140の周りに分布しており、収容部140の縦方向の(すなわち、回路基板の表面におおむね直交した方向の)壁から横方向に(すなわち、回路基板の表面とおおむね平行な方向に)延びている。搭載フランジ155の各々は、フェライトビーズハウジング110が搭載部125に接続されたときにフェライトビーズハウジング110の基板対向面における突出部168の対応するスリット167に収容されるように、大きさを決められており、および位置している。示される実施態様において、搭載フランジ160の各々が、フェライトビーズハウジング110の基板対向面における対応する突出部170を収容するように大きさを決められた、および位置している窪み171を含む。示される例において、窪み171および突出部170はおおむね円形である。しかし、窪み171および突出部170が長円形、楕円形、または他の形状であり得ることが理解されなければならない。他の実施態様において、フェライトビーズハウジング110の基板対向面が窪みを含み、搭載フランジ160が対応する突出部を含んでいてもよい。いずれの場合においても、搭載フランジ155、160は、フェライトビーズハウジング110と搭載部125との間の比較的強固な接続を提供するために、突出部168、および、突出部170のスリット167と相互作用する。以下で詳細に説明されるように、接続部は可逆であり、フェライトビーズハウジング110は、いずれにも損傷を与えずに搭載部125から離され得る。別の例において、フェライトビーズハウジング110と搭載部125との間の接続は可逆でない。
他の実施態様において、フェライトビーズハウジング110と搭載部125との間の機械的結合は他の手法により形成され得る。例えば、フランジの数および配置は異なり得る。別の例として、他のタイプの機械的結合(圧縮による嵌め合い、ねじ山による嵌め合い、はんだまたは融解結合部、エポキシ樹脂または他の接着剤など)が使用され得る。
図5の左側に示されるように、ハウジング110は基体175および蓋180を含む。基体175は内壁185、外壁190、および床191を含む。内壁185は、配線・基板間コネクタに電気的に接続された1つまたは複数の配線を収容するように大きさを決められた第2の縦開口196を提供する。外壁190は、フェライトビーズの外側を囲むように大きさを決められている。示される実施態様において、外壁190は、蓋180における対応する窪みとともにスナップ留め接続部を形成するように大きさを決められた、および位置しているある数の突出部192を含む。
床191は、基体175に収容されたリング形フェライトビーズを下方から支持するように、内壁185と外壁190との間に延びている。床191の底面はある数のスリット167および突出部170を含む。示される突出部170はおおむね円形であるが、長円形、楕円形、または他の形状が使用され得る。突出部168のスリット167および突出部170は、搭載部125における対応する搭載フランジ155、160と相互作用するように、第2の縦開口196の周囲におおむね対称に配置されている。特に、スリット167は横方向に配向しており、縦開口196に向かって半径方向内向きに延びている。スリット167が対応する横方向に配向した搭載フランジ155の先端部分を収容するように、各突出部168が構成されており、および位置している。特に、各搭載フランジ155は、対応する突出部168およびスリット167に近接して配置され得る。搭載部125とフェライトビーズハウジング110との間の相対的な回転は、搭載フランジ155の先端部分を突出部168のそれぞれのスリット167内に滑り込ませ得る。示される実施態様において、各突出部168は搭載フランジ155の先端部分が対応するスリット167の他方側から出ることを防ぐ壁197を含む。示される実施態様において、搭載部125とフェライトビーズハウジング110とは可逆的に接続される。特に、逆方向における搭載部125とフェライトビーズハウジング110との間の相対的な回転は、いずれにも損傷を与えずに、搭載部125からフェライトビーズハウジング110を接続解除するように実施され得る。
突出部170は縦方向に配向しており、床191の基板対向面から延びている。突出部170は、搭載フランジ155がそれらの対応するスリット167に収容されたとき、搭載フランジ160における対応する窪み171により収容されるように、大きさを決められており、および位置している。搭載フランジ160における対応する窪み171における突出部170の収容は、フェライトビーズハウジング110および搭載部125の相対的な回転位置を可逆的に維持し得る。したがって、スリット167および突出部170は、フェライトビーズハウジング110と搭載部125との間の比較的強固な接続を提供するように搭載フランジ155、160と相互作用する。
図6Aは、搭載部125と配線・基板間コネクタ135とを含む電気コネクタ組立体105の分解図を示し、図6Bは、搭載部125が配線・基板間コネクタ135を囲んだ状態の電気コネクタ組立体105の平面図を示す。
示される実施態様において、電気コネクタ組立体105は、配線・基板間コネクタ135および搭載部125を含む。配線・基板間コネクタ135は、回路基板の伝導体と基板から離れる方向に延びた配線との間の1つまたは複数の電気接続部を形成することに適した多くの異なるコネクタのうちの任意のものであり得る。配線・基板間コネクタ135は、電気接続部を形成するために、例えば、ピンおよびソケット、ブレード/接点、はんだ付けなどを包含する様々な異なる技術のうちの任意のものを使用し得る。配線・基板間コネクタ135の電気端子は、スルーボードまたは表面搭載構成により回路基板の伝導体に接続し得る。
図6Aおよび図6Bに示される実施態様において、配線・基板間コネクタ135はデュアル・ロウプラグである。しかし、回路基板の伝導体と配線との間の他のタイプの電気接続部が使用され得る。例えば、配線は、独立した配線・基板間コネクタが存在する状態で、回路基板におけるパッドにはんだ付けされ得る。別の例として、縮れたコネクタが回路基板の伝導体に配線を接続するために使用され得る。
上述のように、搭載部125は、フェライトビーズハウジング110と配線・基板間コネクタ135の近傍における回路基板との間の比較的強固な機械的結合を提供するように構成された機械部材である。搭載部125は、概して、機械的に安定した非伝導材料から作られる。搭載部125は、フェライトビーズハウジング110と配線・基板間コネクタ135の近傍における回路基板230との間の中間部材の役割を果たす。概して、搭載部125は配線・基板間コネクタ135を囲み、配線・基板間コネクタ135の周囲において放射状に分布した複数の位置において回路基板に接続されている。
搭載部125は、収容部140と、ある数のスルーボード突出部145、150と、ある数の搭載フランジ155、160とを含む。収容部140は、配線・基板間コネクタ135の少なくとも一部を収容するように大きさを決められたボリュームまたは空間を規定する。図示されるように、収容部140は搭載部125のおおむね中心にある。図6Bに示されるように、搭載部125は配線・基板間コネクタ135を実質的に囲んでいる。突出部145、150および搭載フランジ155、160は収容部140の周囲においておおむね対称に、および放射状に配置されている。しかし、こうなるとは限らず、突出部145、150および搭載フランジ155、160は、収容部140の周囲において非対称的に配置されることもあり得る。実際、起こり得る機械的乱れの指向性が知られている用途では非対称な構成が好ましい場合がある。
図7Aおよび図7Bは、搭載部125の別の実施形態を示す斜視図である。図7Aおよび図7Bに示される搭載部125は上述の搭載部125と同様である。例えば、図7Aおよび図7Bに示される搭載部125は、回路基板の厚さにまたがるスルーボード突出部145、150を含む。更に、スルーボード突出部145が翼状部165を含むスナップ留め部材であるのに対し、スルーボード突出部150は翼状部を含まない。示される搭載部125は、配線・基板間コネクタ135の少なくとも一部を収容するように大きさを決められたボリュームまたは空間を規定する収容部140を更に含む。しかし、少なくとも1つの違いは、図7Aおよび図7Bに示される搭載部125が載置面235を含むことである。
例えば、図7Aおよび図7Bに示される搭載部125は、フェライトビーズハウジング110のための載置面235を含む。載置面235はおおむね横方向に配向している。フェライトビーズハウジング110を搭載部125に装着する、および配置する隆起部240、245、および250が、載置面235から縦方向に突出している。図8A、図8B、図8C、図8Dは、回路基板230に搭載されたフェライトビーズハウジング110と電気コネクタ組立体105とを含む幾つかの組立体100の斜視図800、平面図801、側面図802、および側面図802の断面図804を示す。様々な図800、801、802、および804は、回路基板230に搭載された2つの組立体100と、周辺の2つの配線・基板間コネクタ135とを示す。フェライトビーズハウジング110および搭載部125により囲まれていない配線・基板間コネクタ135が更に示されている。組立体100により囲まれた配線・基板間コネクタ135が回路基板230の左側に示されており、組立体100により囲まれていない配線・基板間コネクタ135が回路基板230の右側に示されている。
図8Aに示される斜視図800は、回路基板230の左側において配線・基板間コネクタ135を囲む2つの組立体100を示す。組立体100は回路基板230に組み立てられた搭載部125を含む。スルーボード突出部145が斜視図800に示される。それぞれの基体175および蓋が搭載部125に装着されている。開口120が示されており、開口120は、1つまたは複数の配線が組立体を通ること、およびそれぞれの配線・基板間コネクタ135に装着されることを可能にする。
構造の一例において、回路基板230は、回路基板230に装着された、および配線・基板間コネクタ135を囲む搭載部125を備え得る。したがって、ユーザーは、1つまたは複数の配線を配線・基板間コネクタ135に装着する前に、(フェライトビーズ、基体175、および蓋180を含む)ハウジング110の開口120を通るように1つまたは複数の配線を滑らせ得る。1つまたは複数の配線が配線・基板間コネクタ135に装着された後、ユーザーはハウジング110の基体175をそれぞれの搭載部125に装着し得る。
図8Bに示される平面図801は、組立体100が配線・基板間コネクタ135をどのように囲むか、および、1つまたは複数の配線がそれぞれの組立体100を通るための、および、それぞれの配線・基板間コネクタ135に装着されるためのアクセスをどのように可能にするかを示す。配線・基板間コネクタ135は、回路基板の伝導体と基板から離れる方向に延びた配線との間の1つまたは複数の電気接続部を形成することに適した多くの異なるコネクタのうちの任意のものであり得る。配線・基板間コネクタ135は、電気接続部を形成するために、例えば、ピンおよびソケット、ブレード/接点、はんだ付けなどを包含する様々な異なる技術のうちの任意のものを使用し得る。配線・基板間コネクタ135の電気端子は、スルーボードまたは表面搭載構成により回路基板の伝導体に接続し得る。示される実施態様において、配線・基板間コネクタ135はデュアル・ロウプラグである。しかし、回路基板の伝導体と配線との間の他のタイプの電気接続部が使用され得る。例えば、配線は、独立した配線・基板間コネクタが存在する状態で回路基板におけるパッドにはんだ付けされ得る。別の例として、縮れたコネクタが、回路基板の伝導体に配線を接続するために使用され得る。
図8Cに示される側面図802は、スルーボード突出部145、150を使用した回路基板230への組立体100の装着を明確に示す。スルーボード突出部145、150は搭載部125の基板対向面から縦方向に延びており、回路基板230の厚さにまたがるように大きさを決められている。スルーボード突出部145は翼状部165を含むスナップ留め部材である。組立てられたとき、翼状部165は突出部145から外向きに延びている。翼状部は回路基板230において適切に大きさを決められた開口を通した挿入中に突出部145に向かって内向きに柔軟であるが、搭載部125の基板対向面が回路基板230に接近したときに外向きに延びた位置に戻って、堅牢な機械的結合を形成する。スルーボード突出部145とは対照的に、スルーボード突出部150は翼状部を含まない。突出部150は、回路基板における適切に大きさを決められた、および位置している開口を通るように大きさを決められており、および位置している。したがって、スルーボード突出部150は、回路基板における搭載部125の適切な相対的な配置を確実なものとし、更なる機械的安定性の何らかの手段を提供し得る。
図8Dは、図8Cに示される側面図802の断面図804を示す。示されるように、搭載部125は、配線・基板間コネクタ135を実質的に囲んでいる。基体175は、内壁185、外壁190および床を含むものとして図示されている。内壁185は、リング形フェライトビーズの内側開口を通るように大きさを決められており、配線・基板間コネクタ135に電気的に接続された1つまたは複数の配線を収容するための縦開口を提供する。外壁190がフェライトビーズの外側を囲むように大きさを決められている一方で、床191は、基体175に収容されたフェライトビーズをサポートするために外壁190と内壁185との間に延びている。図8Dに示されるように、配線・基板間コネクタ135は、基体175内に、および内壁185により規定された縦開口内に部分的に縦方向に延びている。蓋180は、基体175に装着されたものとして示されており、縦壁205および天井210を含む。天井210は縦壁205から半径方向内向きに延びている。
本発明に関して示される例についての上述の説明は、要約で説明される事項を含め、網羅的であることも、開示される形態そのものへの限定であることも意図したものではない。本発明の特定の実施形態および例が、本明細書において例示を目的として説明されるが、本発明のより広い趣旨および範囲から逸脱することなく様々な同等な変更が可能である。実際、具体的で例示的な電圧、電流、周波数、出力範囲値、時間などが説明のために提示されること、および、本発明の教示による他の実施形態および例において他の値が使用されてもよいことが理解される。
前述の詳細な説明を考慮して、本発明の例に対してこれらの変更が適用され得る。後述の請求項で使用される用語は、本発明を明細書および請求項に開示されている特定の実施形態に限定するように解釈されてはならない。むしろ、範囲は、後述の請求項によりすべて定義されなければならず、確立された請求項の解釈の原則に従って解釈されなければならない。したがって、本明細書および図は、限定するものではなく例示的なものとみなされる。
本発明は特許請求の範囲において規定されるが、本発明が代替的に以下の例により規定され得ることが理解されなければならない。
例1.回路基板と、フィルタコンポーネントと、フィルタコンポーネントを収容するように構成されたフィルタコンポーネントハウジングであって、フィルタコンポーネントハウジングが、回路基板に結合された、フィルタコンポーネントハウジングと、回路基板に電気的に接続された、および、フィルタコンポーネントを通る少なくとも1つの配線と、を備える、デバイス。
例2.回路基板に結合された、および、回路基板に少なくとも1つの配線を電気的に接続する配線・基板間電気コネクタを更に備える、例1に記載のデバイス。
例3.フィルタコンポーネントが、フェライトビーズを備え、フィルタコンポーネントハウジングが、フェライトビーズハウジングである、例1または例2に記載のデバイス。
例4.フィルタコンポーネントが、配線と配線・基板間電気コネクタとの間の電気接続部を形成する場所と整列した開口を規定する、例1または例3に記載のデバイス。
例5.開口が、電気接続部を形成する場所と軸方向に整列した例4に記載のデバイス。
例6.フィルタコンポーネントが、おおむねリング形であり、フィルタコンポーネントハウジングが、フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められた空洞を規定する、例1から例5のいずれか1つに記載のデバイス。
例7.フィルタコンポーネントハウジングは、配線・基板間電気コネクタを囲む搭載部により回路基板に結合されている、例1から例6のいずれか1つに記載のデバイス。
例8.搭載部が、例24から例34のいずれか1つに記載の搭載部である、例7のデバイス。
例9.回路基板が、ゲートドライバユニットまたは電力コンバーターの一部である、例1から例8のいずれか1つに記載のデバイス。
例10.回路基板に結合された電力コンバーター制御装置を更に備える、例1から例8のいずれか1つに記載のデバイス。
例11.第2のフィルタコンポーネントと、第2のフィルタコンポーネントを収容するように構成された第2のフィルタコンポーネントハウジングであって、第2のフィルタコンポーネントハウジングが、回路基板に結合された、第2のフィルタコンポーネントハウジングと、回路基板に結合された第2の配線・基板間電気コネクタと、第2の配線・基板間電気コネクタに電気的に接続された、および第2のフィルタコンポーネントを通る第2の配線と、を更に備える、例1から例8のいずれか1つに記載のデバイス。
例12.フィルタコンポーネントが、フェライトブロック、コア、リング、EMIフィルタ、またはチョークのうちの1つである、例1に記載のデバイス。
例13.回路基板にフィルタコンポーネントを搭載するためのシステムであって、システムが、フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められたフィルタコンポーネントハウジングと、フィルタコンポーネントハウジングと回路基板との間の搭載部であって、搭載部が、回路基板にフィルタコンポーネントハウジングを結合するために構成された、搭載部と、を備える、システム。
例14.搭載部が、フィルタコンポーネントハウジングに、および回路基板に接続された、例13に記載のシステム。
例15.搭載部が、回路基板を通って突出するように、および回路基板に搭載部を接続するように大きさを決められた1つまたは複数のスルーボード突出部を備える、例13から例14のいずれか1つに記載のシステム。
例16.搭載部が、配線・基板間電気コネクタを収容するように大きさを決められた収容部を規定しており、搭載部における配線・基板間電気コネクタの収容が、コネクタにより回路基板に電気的に接続された1つまたは複数の配線を、フィルタコンポーネントハウジングに収容されたフィルタコンポーネントに整列させる、例13から例15のいずれか1つに記載のシステム。
例17.フィルタコンポーネントとフィルタコンポーネントハウジングとの各々が、1つまたは複数の配線を通すように大きさを決められたそれぞれの開口を規定しており、フィルタコンポーネントがフィルタコンポーネントハウジングに収容されたとき、それぞれの開口が整列する、例13から例16のいずれか1つに記載のシステム。
例18.フィルタコンポーネントハウジングが、おおむねリング形のフィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められたおおむねリング形の空洞を規定している、例13から例17のいずれか1つに記載のシステム。
例19.フィルタコンポーネントハウジングが、搭載部に可逆的に結合された例13から例18のいずれか1つに記載のシステム。
例20.フィルタコンポーネントハウジングおよび搭載部が、フィルタコンポーネントハウジングと搭載部との間における相対的な回転により接続可能である、例13から例19のいずれか1つに記載のシステム。
例21.フィルタコンポーネントが、少なくとも1つの配線を開口に通すように構成された開口を含み、フィルタコンポーネントハウジングが、開口が回路基板から縦方向に延びた配線を収容するように配向された状態で、フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められている、例13から例20のいずれか1つに記載のシステム。
例22.フィルタコンポーネントが、フェライトビーズであり、フィルタコンポーネントハウジングが、フェライトビーズハウジングである、例13から例20のいずれか1つに記載のシステム。
例23.搭載部が、例24から例34のいずれか1つに記載の搭載部である、例13から例22のいずれか1つに記載のシステム。
例24.回路基板にフィルタコンポーネントを結合するように構成された搭載部であって、搭載部が、回路基板に配線を接続するための電気接続部を収容するように大きさを決められた収容部を規定しており、搭載部における電気接続部の収容が、フィルタコンポーネントがフィルタコンポーネントハウジングに収容されたとき、コネクタにより回路基板に電気的に接続された1つまたは複数の配線を整列させる、搭載部。
例25.電気接続部が、配線・基板間電気コネクタを備える例24に記載の搭載部。
例26.搭載部が、回路基板を通って延びるように大きさを決められたスルーボード突出部を備える、例24から例25のいずれか1つに記載の搭載部。
例27.スルーボード突出部が、回路基板とのスナップ留め接続部を形成するように構成された、例26に記載の搭載部。
例28.回路基板における適切に大きさを決められた開口を通したスルーボード突出部の挿入中に内向きに曲がるが、搭載部の基板対向面が回路基板に接近したときに外向きに延びた位置に戻るように構成された外向きに延びた翼状部を、スルーボード突出部が備える、例26から例27のいずれか1つに記載の搭載部。
例29.搭載部が、フィルタコンポーネントハウジングに可逆的に結合するように構成された、例26から例28のいずれか1つに記載の搭載部。
例30.搭載部とフィルタコンポーネントハウジングとが、搭載部とフィルタコンポーネントハウジングとの間における相対的な回転により接続可能である、例26から例29のいずれか1つに記載の搭載部。
例31.搭載部が、収容部の周りにおいて放射状に配置された2つ以上のフランジを備える、例26から例30のいずれか1つに記載の搭載部。
例32.フランジが、収容部から離れる方向に外向きに横方向に延びた例31に記載の搭載部。
例33.フランジの少なくとも一部が、フィルタコンポーネントハウジングの対応する部分に収容されるように位置している、および大きさを決められている、例31から例32のいずれか1つに記載の搭載部。
例34.フランジが、フィルタコンポーネントハウジングの対応する部分を収容するように位置した、および大きさを決められた窪みを規定している、例31から例33のいずれか1つに記載の搭載部。
例35.フィルタコンポーネントが、フェライトビーズであり、フィルタコンポーネントハウジングが、フェライトビーズハウジングである、例31から例34のいずれか1つに記載の搭載部。
例36.フィルタコンポーネントが、フェライトブロック、コア、リング、EMIフィルタ、またはチョークのうちの1つである、例24に記載の搭載部。

Claims (23)

  1. 回路基板と、
    フィルタコンポーネントと、
    前記フィルタコンポーネントを収容するように構成されたフィルタコンポーネントハウジングであって、前記フィルタコンポーネントハウジングが、前記回路基板に結合された、前記フィルタコンポーネントハウジングと、
    前記回路基板に電気的に接続された少なくとも1つの配線であって、前記フィルタコンポーネントを通る前記少なくとも1つの配線と、
    前記回路基板に結合された配線・基板間電気コネクタであって、前記回路基板に前記少なくとも1つの配線を電気的に接続する前記配線・基板間電気コネクタと、
    前記配線・基板間電気コネクタを囲む搭載部であって、前記フィルタコンポーネントハウジングが前記搭載部により前記回路基板に結合された、前記搭載部と、
    を備える、デバイス。
  2. 前記フィルタコンポーネントが、フェライトビーズを備え、
    前記フィルタコンポーネントハウジングが、フェライトビーズハウジングである、
    請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記フィルタコンポーネントが、前記配線と配線・基板間電気コネクタとの間の電気接続部を形成する場所と整列した開口を規定している、
    請求項1に記載のデバイス。
  4. 前記開口が、前記電気接続部を形成する前記場所と軸方向に整列した、
    請求項3に記載のデバイス。
  5. 前記フィルタコンポーネントが、おおむねリング形であり、
    前記フィルタコンポーネントハウジングが、前記フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められた空洞を規定している、
    請求項1に記載のデバイス。
  6. 前記回路基板が、ゲートドライバユニットまたは電力コンバーターの一部である、
    請求項1に記載のデバイス。
  7. 前記回路基板に結合された電力コンバーター制御装置を更に備える、
    請求項1に記載のデバイス。
  8. 第2のフィルタコンポーネントと、
    前記第2のフィルタコンポーネントを収容するように構成された第2のフィルタコンポーネントハウジングであって、前記第2のフィルタコンポーネントハウジングが、前記回路基板に結合された、前記第2のフィルタコンポーネントハウジングと、
    前記回路基板に結合された第2の配線・基板間電気コネクタと、
    前記第2の配線・基板間電気コネクタに電気的に接続された第2の配線であって、前記第2のフィルタコンポーネントを通る前記第2の配線と、
    を更に備える、
    請求項1に記載のデバイス。
  9. 前記フィルタコンポーネントが、フェライトブロック、コア、リング、EMIフィルタ、またはチョークのうちの1つである、
    請求項1に記載のデバイス。
  10. 回路基板にフィルタコンポーネントを搭載するためのシステムであって、
    前記システムが、
    前記フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められたフィルタコンポーネントハウジングと、
    前記回路基板に配線を結合するように構成された配線・基板間電気コネクタと、
    前記配線・基板間電気コネクタを収容するように大きさを決められたボリュームまたは空間を規定する収容部を含む搭載部であって、前記搭載部が、前記フィルタコンポーネントハウジングと前記回路基板との間における中間部材の役割を果たすように構成されており、および、前記回路基板に前記フィルタコンポーネントハウジングを可逆的に結合するように構成されており、前記配線・基板間電気コネクタと前記搭載部とが、前記回路基板に独立して結合可能であり、前記フィルタコンポーネントハウジングが前記フィルタコンポーネントハウジングと前記搭載部とのいずれにも損傷を与えずに前記搭載部から分離されることができるように、および、前記搭載部が前記回路基板に結合されたまま留まるように、前記フィルタコンポーネントハウジングが前記搭載部に可逆的に結合される、前記搭載部と、
    を備える、
    システム。
  11. 前記搭載部が、前記回路基板を通って突出するように、および前記回路基板に前記搭載部を接続するように大きさを決められた1つまたは複数のスルーボード突出部を備える、
    請求項10に記載のシステム。
  12. 前記搭載部が、前記配線・基板間電気コネクタを収容するように大きさを決められた前記収容部を規定し、
    前記搭載部における前記配線・基板間電気コネクタの収容が、前記配線・基板間電気コネクタにより前記回路基板に電気的に接続された1つまたは複数の配線を、前記フィルタコンポーネントハウジングに収容された前記フィルタコンポーネントと整列させる、
    請求項10に記載のシステム。
  13. 前記フィルタコンポーネントと前記フィルタコンポーネントハウジングとの各々が、1つまたは複数の配線を通すように大きさを決められたそれぞれの開口を規定しており、
    前記フィルタコンポーネントが前記フィルタコンポーネントハウジングに収容されたとき、それぞれの前記開口が整列する、
    請求項10に記載のシステム。
  14. 前記フィルタコンポーネントハウジングが、おおむねリング形のフィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められたおおむねリング形の空洞を規定している、
    請求項10に記載のシステム。
  15. 前記フィルタコンポーネントが、少なくとも1つの配線を通すように構成された開口を含み、
    前記フィルタコンポーネントハウジングが、前記回路基板から縦方向に延びた配線を収容するように配向された前記開口を含む前記フィルタコンポーネントを収容するように大きさを決められた、
    請求項10に記載のシステム。
  16. 前記フィルタコンポーネントが、フェライトビーズであり、前記フィルタコンポーネントハウジングが、フェライトビーズハウジングである、
    請求項10に記載のシステム。
  17. 回路基板にフィルタコンポーネントを結合するように構成された搭載部であって、
    前記搭載部が、前記回路基板に配線を接続するための配線・基板間電気コネクタを収容するように大きさを決められた収容部を規定しており、
    前記搭載部における前記配線・基板間電気コネクタの収容が、前記フィルタコンポーネントがフィルタコンポーネントハウジングに収容されたとき、コネクタにより前記回路基板に電気的に接続された1つまたは複数の配線を整列させ、
    前記搭載部が、前記フィルタコンポーネントハウジングのための横方向に広がった載置面を含み、
    前記載置面が、前記搭載部に対して前記フィルタコンポーネントハウジングを位置決めするように構成された縦方向に突出した隆起部を含む、
    搭載部。
  18. 前記搭載部が、前記回路基板を通って延びるように大きさを決められたスルーボード突出部を備える、
    請求項17に記載の搭載部。
  19. 前記スルーボード突出部が、前記回路基板とのスナップ留め接続部を形成するように構成された、
    請求項18に記載の搭載部。
  20. 前記スルーボード突出部が、前記回路基板における適切に大きさを決められた開口を通した前記スルーボード突出部の挿入中に内向きに曲がるように構成された外向きに延びた翼状部であって、前記搭載部の基板対向面が前記回路基板に接近したときに外向きに延びた位置に戻るように構成された前記外向きに延びた翼状部を備える、
    請求項18に記載の搭載部。
  21. 前記搭載部が、前記フィルタコンポーネントハウジングに可逆的に結合するように構成された、
    請求項18に記載の搭載部。
  22. 前記フィルタコンポーネントが、フェライトビーズであり、
    前記フィルタコンポーネントハウジングが、フェライトビーズハウジングである、
    請求項17に記載の搭載部。
  23. 前記フィルタコンポーネントが、フェライトブロック、コア、リング、EMIフィルタ、またはチョークのうちの1つである、
    請求項17に記載の搭載部。
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