JP7401804B2 - 圧縮機および空気調和装置 - Google Patents
圧縮機および空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7401804B2 JP7401804B2 JP2022075940A JP2022075940A JP7401804B2 JP 7401804 B2 JP7401804 B2 JP 7401804B2 JP 2022075940 A JP2022075940 A JP 2022075940A JP 2022075940 A JP2022075940 A JP 2022075940A JP 7401804 B2 JP7401804 B2 JP 7401804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- hole
- space
- refrigerant
- valve body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 178
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 146
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 146
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 131
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 131
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 25
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 21
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 10
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 9
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 7
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 5
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 101100107642 Arabidopsis thaliana ABI4 gene Proteins 0.000 description 1
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/06—Cooling; Heating; Prevention of freezing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/04—Heating; Cooling; Heat insulation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/12—Arrangements for admission or discharge of the working fluid, e.g. constructional features of the inlet or outlet
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
(1-1)全体構成
図1に示されるように、空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを行うことによって、建物等の室内の冷房および暖房を行うことが可能な装置である。空気調和装置1は、主として、室外ユニット2と、室内ユニット3と、液冷媒連絡管4と、ガス冷媒連絡管5とを備える。液冷媒連絡管4およびガス冷媒連絡管5は、室外ユニット2と室内ユニット3とを接続する。空気調和装置1の蒸気圧縮式の冷媒回路6は、室外ユニット2と室内ユニット3とが液冷媒連絡管4およびガス冷媒連絡管5を介して接続されることによって構成される。
(1-2-1)室内ユニット
室内ユニット3は、室内(居室および天井裏空間等)に設置され、冷媒回路6の一部を構成する。室内ユニット3は、主として、室内熱交換器31を有する。室内熱交換器31は、冷房運転時には冷媒の吸熱器(蒸発器)として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の放熱器(凝縮器)として機能して室内空気を加熱する。室内熱交換器31の液側は、液冷媒連絡管4に接続される。室内熱交換器31のガス側は、ガス冷媒連絡管5に接続される。
室外ユニット2は、室外(建物の屋上、および、建物の壁面近傍等)に設置され、冷媒回路6の一部を構成する。室外ユニット2は、主として、圧縮機21と、四路切換弁22と、室外熱交換器23と、室外膨張弁24と、アキュムレータ25と、液閉鎖弁26と、ガス閉鎖弁27と、エコノマイザ熱交換器28と、制御部29とを有する。
液冷媒連絡管4およびガス冷媒連絡管5は、冷媒回路6を備える空気調和装置1をビル等の設置場所に設置する際に、現地にて施工される冷媒配管である。液冷媒連絡管4およびガス冷媒連絡管5の長さおよび管径は、空気調和装置1の設置場所、および、室外ユニット2と室内ユニット3との組み合わせ等の設置条件に応じて決定される。液冷媒連絡管4を流れる冷媒は、液体であってもよく、気液二相であってもよい。
図1を参照しながら、空気調和装置1の冷房運転および暖房運転時の動作について説明する。
空気調和装置1が暖房運転を行う場合、四路切換弁22は、図1の実線で示される状態に切り換えられる。冷媒回路6において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機21から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁22、ガス閉鎖弁27およびガス冷媒連絡管5を通じて、室内熱交換器31に送られる。室内熱交換器31に送られた高圧のガス冷媒は、室内熱交換器31において、室内空気と熱交換を行って凝縮して、高圧の液冷媒になる。これにより、室内空気が加熱される。室内熱交換器31で凝縮した液冷媒は、液冷媒連絡管4および液閉鎖弁26を通じて、室外膨張弁24に送られる。室外膨張弁24に送られた冷媒は、室外膨張弁24によって冷凍サイクルの低圧まで減圧される。室外膨張弁24で減圧された低圧の冷媒は、室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた低圧の冷媒は、室外熱交換器23において、室外空気と熱交換を行って蒸発して、低圧のガス冷媒となる。室外熱交換器23で蒸発した低圧の冷媒は、四路切換弁22およびアキュムレータ25を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
空気調和装置1が冷房運転を行う場合、四路切換弁22は、図1の破線で示される状態に切り換えられる。冷媒回路6において、冷凍サイクルの低圧のガス冷媒は、圧縮機21に吸入され、冷凍サイクルの高圧になるまで圧縮された後に吐出される。圧縮機21から吐出された高圧のガス冷媒は、四路切換弁22を通じて、室外熱交換器23に送られる。室外熱交換器23に送られた高圧のガス冷媒は、室外熱交換器23において、室外空気と熱交換を行って凝縮して、高圧の液冷媒となる。室外熱交換器23で凝縮した液冷媒は、室外膨張弁24によって冷凍サイクルの低圧まで減圧される。室外膨張弁24で減圧された低圧の冷媒は、液閉鎖弁26および液冷媒連絡管4を通じて、室内熱交換器31に送られる。室内熱交換器31に送られた冷媒は、室内熱交換器31において、室内空気と熱交換を行って蒸発して、低圧のガス冷媒になる。これにより、室内空気は冷却される。室内熱交換器31で蒸発したガス冷媒は、ガス冷媒連絡管5、ガス閉鎖弁27、四路切換弁22およびアキュムレータ25を通じて、再び、圧縮機21に吸入される。
(2-1)全体構成
図2に示されるように、圧縮機21は、主として、ケーシング10と、圧縮機構15と、駆動モータ16と、クランクシャフト17と、吸入管19と、吐出管20と、インジェクション配管92と、インジェクション弁93とを備える。
ケーシング10は、円筒形の胴部11と、ボウル形の頂部12と、ボウル形の底部13とから構成される。頂部12は、胴部11の上端部と気密状に連結される。底部13は、胴部11の下端部と気密状に連結される。
図2および図3に示されるように、圧縮機構15は、主として、フロントヘッド83と、シリンダ84と、リアヘッド85と、ピストン81と、ブッシュ82とから構成される。フロントヘッド83、シリンダ84およびリアヘッド85は、ボルト等によって一体的に締結される。圧縮機構15の上方の空間は、圧縮機構15によって圧縮された冷媒が吐出される高圧空間HSである。
図4に示されるように、シリンダ84は、主として、シリンダ孔84aと、吸入孔84bと、吐出切り欠き84cと、ブッシュ収容孔84dと、ベーン収容孔84eと、インジェクション通路84gとを有する。シリンダ84は、フロントヘッド83とリアヘッド85との間に位置する。シリンダ84の上側の端面である第1シリンダ端面86aは、フロントヘッド83の下面と接する。シリンダ84の下側の端面である第2シリンダ端面86bは、リアヘッド85の上面と接する。
ピストン81は、シリンダ84のシリンダ孔84aに挿入される略円筒状の部材である。ピストン81の上側の端面は、フロントヘッド83の下面と接する。ピストン81の下側の端面は、リアヘッド85の上面と接する。
ブッシュ82は、一対の略半円柱状の部材である。ブッシュ82は、ベーン81bを挟み込むようにして、シリンダ84のブッシュ収容孔84dに収容される。ブッシュ82は、シリンダ84と摺動可能である。
フロントヘッド83は、シリンダ84の第1シリンダ端面86aを覆う部材である。フロントヘッド83は、ボルト等によって、ケーシング10に締結される。フロントヘッド83は、クランクシャフト17を支持するための上部軸受部23aを有する。
リアヘッド85は、シリンダ84の第2シリンダ端面86bを覆う部材である。リアヘッド85は、クランクシャフト17を支持するための下部軸受部25aを有する。シリンダ84のシリンダ孔84aは、フロントヘッド83およびリアヘッド85によって閉塞される。
駆動モータ16は、ケーシング10の内部に収容され、圧縮機構15の上方に配置されるブラシレスDCモータである。駆動モータ16は、主として、ケーシング10の内壁面に固定されるステータ51と、ステータ51の内側に回転自在に収容されるロータ52とから構成される。ステータ51とロータ52との間には、エアギャップが設けられる。
クランクシャフト17は、ケーシング10の内部に収容され、その軸方向が鉛直方向に沿うように配置される。クランクシャフト17は、駆動モータ16のロータ52、および、圧縮機構15のピストン81に連結される。クランクシャフト17は、偏心軸部17aを有する。偏心軸部17aは、シリンダ84のシリンダ孔84aに挿入されるピストン81に連結される。クランクシャフト17の上側の端部は、駆動モータ16のロータ52に連結される。クランクシャフト17は、フロントヘッド83の上部軸受部23a、および、リアヘッド85の下部軸受部25aによって支持される。クランクシャフト17は、回転軸17gを中心として回転する。
吸入管19は、ケーシング10の胴部11を貫通する管である。ケーシング10の内部にある吸入管19の端部は、シリンダ84の吸入孔84bに嵌め込まれる。ケーシング10の外部にある吸入管19の端部は、冷媒回路6に接続される。吸入管19は、冷媒回路6から圧縮機構15に冷媒を供給する。
吐出管20は、ケーシング10の頂部12を貫通する管である。ケーシング10の内部にある吐出管20の端部は、駆動モータ16の上方の空間に位置する。ケーシング10の外部にある吐出管20の端部は、冷媒回路6に接続される。吐出管20は、圧縮機構15によって圧縮された冷媒を冷媒回路6に供給する。
インジェクション配管92は、ケーシング10の胴部11を貫通する管である。ケーシング10の内部にあるインジェクション配管92の端部は、シリンダ84のインジェクション通路84g内に配置されるインジェクション弁93に接続される。ケーシング10の外部にあるインジェクション配管92の端部は、エコノマイザ配管90に接続される。インジェクション配管92は、エコノマイザ配管90内の冷媒を、インジェクション通路84gに供給する。
インジェクション弁93は、中間インジェクションを行うとともに、圧縮室40からインジェクション通路84gへの冷媒の逆流を抑制する。図5および図6に示されるように、インジェクション弁93は、主として、弁本体94と、弁押さえ95と、弁座96とを有する。弁押さえ95および弁座96は、インジェクション通路84gに圧入されることにより、シリンダ84に固定されている。インジェクション通路84gが延びる第1方向D1に沿って、弁押さえ95および弁座96は、互いに離れるように配置されている。弁押さえ95と弁座96との間の空間は、弁本体94が第1方向D1に沿って移動可能なように収容される第1空間97である。第1空間97は、円筒状の空間である。弁押さえ95は、弁本体94よりもインジェクション配管92側に配置される。弁座96は、弁本体94よりも圧縮室40側に配置される。
駆動モータ16が始動すると、クランクシャフト17の偏心軸部17aは、クランクシャフト17の回転軸17gを中心に偏心回転する。これにより、偏心軸部17aに連結されるピストン81は、シリンダ84のシリンダ孔84a内で公転する。ピストン81が公転している間、ピストン外周面81cは、シリンダ内周面86cと接する。ピストン81の公転によって、ベーン81bは、その両側面をブッシュ82に挟まれながら進退する。
中間インジェクションは、インジェクション弁93が開いている状態において、インジェクション通路84gから高圧室40bに中間圧の冷媒が供給されることにより行われる。中間インジェクションは、圧縮室40(高圧室40b)の圧力が中間圧よりも低い場合に行われ、圧縮室40(高圧室40b)の圧力が中間圧以上の場合には行われない。
(3-1)
圧縮機21は、圧縮機構15と、インジェクション弁93と、インジェクション配管92とを備える。圧縮機構15は、冷媒が圧縮される圧縮室40を有する。インジェクション弁93は、圧縮室40と連通するインジェクション通路84gに配置される。インジェクション配管92は、インジェクション通路84gに冷媒を供給する。
バッファ空間95cは、第2孔94aよりもインジェクション配管92側に形成されている。
バッファ空間95cは、弁押さえ95の弁本体94に対向する面に形成された凹部である。
第1空間97は、円筒状である。弁本体94は、中央に第2孔94aが形成された円形の平板である。バッファ空間95cは、第2孔94aとともに第1空間97の中心軸CL上に位置する。
バッファ空間95cの弁本体94に対向する開口95coの面積と、第2孔94aの流路面積との比は、0.5以上1.0以下である。
バッファ空間95cの第1空間97の第1方向D1における深さdと、第1孔95aの第1方向D1における長さLとの比は、0.3以上0.6以下である。
弁座96は、第1空間97と圧縮室40とを連通する第3孔96aが形成されている。第1空間97及び第3孔96aの容積と、バッファ空間95cの容積との比は、0.2以上0.8以下である。
空気調和装置1は、圧縮機21を備える。
インジェクション弁93は、回転式の圧縮機以外の圧縮機にも適用できる。例えば、インジェクション弁93は、スクロール式の圧縮機にも適用できる。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨および範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
15 :圧縮機構
21 :圧縮機
40 :圧縮室
84g :インジェクション通路
92 :インジェクション配管
93 :インジェクション弁
94 :弁本体
94a :第2孔
95 :弁押さえ
95a :第1孔
95c :バッファ空間
95co:バッファ空間の開口
96 :弁座
96a :第3孔
CL :第1空間の中心軸
d :バッファ空間の第1方向における深さ
L :第1孔の第1方向D1における長さ
D1 :第1方向
Claims (12)
- 冷媒が圧縮される圧縮室(40)を有する圧縮機構(15)と、
前記圧縮室と連通するインジェクション通路(84g)に配置されるインジェクション弁(93)と、
前記インジェクション通路に前記冷媒を供給するインジェクション配管(92)と、
を備え、
前記インジェクション弁は、
第1方向(D1)に沿って移動可能に配置された弁本体(94)と、
前記弁本体よりも前記インジェクション配管側に配置され、前記弁本体の前記インジェクション配管側への移動を規制する弁押さえ(95)と、
前記弁本体よりも前記圧縮室側に配置され、前記弁本体の前記圧縮室側への移動を規制する弁座(96)と、
を有し、
前記弁押さえは、
前記冷媒が通過する第1孔(95a)が形成され、
前記弁本体は、
前記冷媒が通過する第2孔(94a)が形成され、
前記弁押さえと前記弁座との間において前記弁本体が収容された第1空間(97)に連通し、前記圧縮室から前記第1空間に流入した前記冷媒が流れ込むバッファ空間(95c)が形成され、
前記バッファ空間の前記弁本体に対向する開口(95co)は、
前記第1方向に沿って見た場合に、前記弁本体の前記第2孔の周囲に位置する環状の周縁部(94b)と重ならない、
圧縮機(21)。 - 冷媒が圧縮される圧縮室(40)を有する圧縮機構(15)と、
前記圧縮室と連通するインジェクション通路(84g)に配置されるインジェクション弁(93)と、
前記インジェクション通路に前記冷媒を供給するインジェクション配管(92)と、
を備え、
前記インジェクション弁は、
第1方向(D1)に沿って移動可能に配置された弁本体(94)と、
前記弁本体よりも前記インジェクション配管側に配置され、前記弁本体の前記インジェクション配管側への移動を規制する弁押さえ(95)と、
前記弁本体よりも前記圧縮室側に配置され、前記弁本体の前記圧縮室側への移動を規制する弁座(96)と、
を有し、
前記弁押さえは、
前記冷媒が通過し、前記圧縮室から前記冷媒が流出する際に前記弁本体により閉塞される第1孔(95a)が形成され、
前記弁本体は、
前記冷媒が通過する第2孔(94a)が形成され、
前記弁押さえと前記弁座との間において前記弁本体が収容された第1空間(97)に連通し、前記圧縮室から前記第1空間に流入した前記冷媒が前記第1孔に達する前に流れ込むバッファ空間(95c)が形成され、
前記バッファ空間の前記弁本体に対向する開口(95co)は、
前記第1方向に沿って見た場合に、前記弁本体の前記第2孔の周囲に位置する環状の周縁部(94b)と重ならない、
圧縮機(21)。 - 前記バッファ空間は、
前記第2孔よりも前記インジェクション配管側に形成されている、
請求項1または2に記載の圧縮機。 - 前記バッファ空間は、
前記弁押さえの前記弁本体に対向する面に形成された凹部である、
請求項1または2に記載の圧縮機。 - 前記第1空間は、
円筒状であり、
前記弁本体は、
中央に前記第2孔が形成された円形の平板であり、
前記バッファ空間は、
前記第2孔とともに前記第1空間の中心軸(CL)上に位置する、
請求項1または2に記載の圧縮機。 - 前記バッファ空間の前記弁本体に対向する開口(95co)の面積と、前記第2孔の流路面積との比は、
0.5以上1.0以下である、
請求項1または2に記載の圧縮機。 - 前記バッファ空間の前記第1空間の前記第1方向における深さ(d)と、前記第1孔の前記第1方向における長さ(L)との比は、
0.3以上0.6以下である、
請求項1または2に記載の圧縮機。 - 前記弁座は、
前記第1空間と前記圧縮室とを連通する第3孔(96a)が形成され、
前記第1空間及び前記第3孔の容積と、前記バッファ空間の容積との比は、
0.2以上0.8以下である、
請求項1または2に記載の圧縮機。 - 冷媒が圧縮される圧縮室(40)と、
前記圧縮室に連通するインジェクション通路に配置される弁(93)と、
を備え、
前記弁(93)は、
第1空間(97)に収容され、第2孔(94a)が形成された弁本体(94)と、
前記第1空間と連通する第1孔(95a)が形成され、前記第1空間を区画する弁押さえ(95)と、
前記第1空間と連通する第3孔(96a)が形成され、前記第1空間を区画する弁座(96)と
を有し
前記弁押さえは、
前記第1空間に対向する面に開口が設けられたバッファ空間(95c)である凹部が形成され、
前記バッファ空間の前記弁本体に対向する開口(95co)は、
前記インジェクション通路が延びる第1方向(D1)に沿って見た場合に、前記弁本体の前記第2孔の周囲に位置する環状の周縁部(94b)と重ならない、
圧縮機(40)。 - 前記弁本体は、
第2孔が形成された円形の平板であり、
前記第1空間は、
円筒状であり、
前記凹部は、
前記第2孔とともに前記第1空間の中心軸(CL)上に位置する、
請求項9に記載の圧縮機。 - 前記バッファ空間は、
前記第1空間に流入した冷媒が流れ込む空間である、
請求項9に記載の圧縮機。 - 請求項1、請求項2、及び請求項9から11のいずれか1項に記載の圧縮機を備える空気調和装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022075940A JP7401804B2 (ja) | 2022-05-02 | 2022-05-02 | 圧縮機および空気調和装置 |
PCT/JP2023/014991 WO2023214497A1 (ja) | 2022-05-02 | 2023-04-13 | 圧縮機および空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022075940A JP7401804B2 (ja) | 2022-05-02 | 2022-05-02 | 圧縮機および空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023165192A JP2023165192A (ja) | 2023-11-15 |
JP7401804B2 true JP7401804B2 (ja) | 2023-12-20 |
Family
ID=88646426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022075940A Active JP7401804B2 (ja) | 2022-05-02 | 2022-05-02 | 圧縮機および空気調和装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7401804B2 (ja) |
WO (1) | WO2023214497A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013145713A1 (ja) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 株式会社デンソー | 圧縮機 |
WO2021039080A1 (ja) | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ダイキン工業株式会社 | 回転式圧縮機 |
-
2022
- 2022-05-02 JP JP2022075940A patent/JP7401804B2/ja active Active
-
2023
- 2023-04-13 WO PCT/JP2023/014991 patent/WO2023214497A1/ja unknown
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013145713A1 (ja) | 2012-03-30 | 2013-10-03 | 株式会社デンソー | 圧縮機 |
WO2021039080A1 (ja) | 2019-08-30 | 2021-03-04 | ダイキン工業株式会社 | 回転式圧縮機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2023165192A (ja) | 2023-11-15 |
WO2023214497A1 (ja) | 2023-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5005579B2 (ja) | 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置 | |
EP1655492A1 (en) | Rotary-type enclosed compressor and refrigeration cycle apparatus | |
JP6291533B2 (ja) | 高圧圧縮機及びそれを備えた冷凍サイクル装置 | |
JP4151120B2 (ja) | 2段圧縮機 | |
JP2000073974A (ja) | 2段圧縮機及び空気調和装置 | |
JP2000087892A (ja) | 2段圧縮機及び空気調和装置 | |
JP4561225B2 (ja) | 容積型膨張機及び流体機械 | |
JP5760836B2 (ja) | ロータリ圧縮機 | |
WO2012086779A1 (ja) | 多気筒回転式圧縮機と冷凍サイクル装置 | |
JP4617812B2 (ja) | 容積型膨張機 | |
JPH02230995A (ja) | ヒートポンプ用圧縮機及びその運転方法 | |
JP7401804B2 (ja) | 圧縮機および空気調和装置 | |
WO2023144953A1 (ja) | 圧縮機及び冷凍サイクル装置 | |
WO2021149180A1 (ja) | 圧縮機 | |
WO2023037972A1 (ja) | 圧縮機、および、空気調和装置 | |
KR101122080B1 (ko) | 공기조화기의 제어방법 | |
JP2010001887A (ja) | 密閉型回転式圧縮機と空気調和機 | |
JP2023013210A (ja) | ロータリー圧縮機、および、空気調和装置 | |
JP2023014507A (ja) | ロータリ圧縮機 | |
WO2022118383A1 (ja) | 圧縮機及び冷凍サイクル装置 | |
CN221568842U (zh) | 压缩机及空调器 | |
CN221568841U (zh) | 压缩机及空调器 | |
WO2022118384A1 (ja) | 圧縮機及び冷凍サイクル装置 | |
WO2022149225A1 (ja) | 圧縮機 | |
JP5588903B2 (ja) | 多気筒回転圧縮機と冷凍サイクル装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230315 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230627 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230807 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231107 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20231120 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7401804 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |