JP7399484B2 - 作業支援システム及び作業支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、顧客から依頼された作業の予約、実施及び検証を、検知された二次元コードに基づいて確認する作業支援システム及び作業支援方法に関する。
従来から、商品の受発注や配送等の処理や確認において、例えば、顧客が入力した商品の情報や配送先の情報等に応じて、管理システムで二次元コードを生成し、生成された二次元コードを使用し、配送者が配送の確認などをしている。例えば、特許文献1には、物流において、送り主、配送業者、受取主の間で、送り主を特定する第1配送情報を公開情報として含み、受取主を特定する第2配送情報を非公開情報としたコードを生成し、生成された二次元コードを配送伝票に印刷する技術について開示されている。また、例えば、特許文献2には、一般仕様の読取装置で読み取ることができない二次元コードの生成方法を提供することについて開示されている。
特開2015-138312号公報 特開2009-009547号公報
特許文献1では、二次元コードに公開情報と非公開情報を持たせ、非公開情報に受取主の詳細な住所・氏名・電話番号を隠蔽してコード化することで、配送中において適切に顧客(エンドユーザ)の個人情報を保護することが可能となる。しかしながら、1つの二次元コードで利用されるのは、配送業者から受取主への配送の1方向の流れで、配達員による配送業務に限られる。また、非公開情報が利用されるのは、例えば、受取主が不在の時に、配達員が受取主に連絡を取る時に参照する場合に限られる。
そのため、例えば、配送以外のサービスにおいて、複数者間における処理や手続き等での双方向・複数方向の流れがあり、複数者間のそれぞれの業務で、確認や認証等が発生する場合があるため、前述の配達業務のような1方向、1つの二次元コードでは、複数者間における処理や手続き等の流れ、双方向・複数方向の確認や認証に対応するのが難しい。
特許文献2では、一般仕様の読取装置で読み取る利用者には、秘匿データの存在を認識し得ない二次元コードの生成方法を提供することについて開示されており、具体的には、終端識別コードの後の、一般仕様の読取装置では読み取りの対象にならない領域に秘匿データコードを配置させ、専用デコーダーのデコード機能により秘匿データコードを読み取れるようにしている。
そのため、専用デコーダー、デコード機能を有する利用者であれば認識できてしまう可能性がある。このため、利用対象者が真正な者であり、悪徳な業者等が介入していないことが保証される必要があるが、複数の作業者や利用者等との間における処理や手続き等の流れ、双方向・複数方向の確認や認証に対応するのが難しい。
そこで、本発明は、上述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、顧客と作業者の間の各作業段階における確認を、複数のコードの組合せによる認証方法を提供することで、効率的かつ確実な作業実施を支援することを目的とする。
第1発明に係る作業支援システムは、管理サーバ、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援システムであって、前記管理サーバは、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、前記顧客端末は、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、作業者認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、前記顧客端末又は前記作業者端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を認証すること、を特徴とする。
第2発明に係る作業支援システムは、管理サーバ、専門コールセンター、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援システムであって、前記管理サーバは、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記対象識別コードに対応した専門コールセンターに関する専門コールセンター情報と、を関連付けて記憶し、前記専門コールセンターは、前記作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、前記顧客端末は、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードに対する専門コールセンターを振り分け、前記振り分けた専門コールセンターに前記検知された対象識別コードを送信し、前記専門コールセンターは、前記管理サーバにより送信された前記対象識別コードと、前記記憶している前記作業者のスケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記割り当てられた作業者の作業者認証コードを前記管理サーバに送信し、前記管理サーバは、前記専門コールセンターにより送信された前記作業者認証コードに基づいて、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者認証コードに対する作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、前記顧客端末又は前記作業者端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を認証すること、を特徴とする。
第3発明に係る作業支援システムは、第1発明又は第2発明において、前記管理サーバは、前記作業者による作業の着手の認証結果に基づいて、作業着手コードを生成し、前記生成した前記作業着手コードを前記顧客端末に送信し、前記管理サーバは、作業の終了に応じて前記作業者端末により検知された作業者認証コードに基づいて、前記作業の終了に関する作業検証コードを生成し、前記生成された作業検証コードを前記作業が終了した作業者端末に送信し、前記顧客端末又は前記作業者端末は、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、を検知又は読み取り、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記作業者端末により、検知又は読み取られた、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、の組合せに基づいて、前記作業の終了を認証するとともに、前記作業の検収を検証すること、を特徴とする。
第4発明に係る作業支援システムは、第3発明において、前記作業者端末は、顧客毎に予め配布されている対象識別コードと前記作業者認証コードとを検知するとともに、前記管理サーバにより前記作業者端末に送信された作業検証コードを読み取り、前記管理サーバは、前記作業者端末により検知された前記作業者の作業者認証コードと前記対象識別コードと、前記作業者端末により読み取られた前記作業検証コードと、に基づいて、前記作業の終了を認証するとともに、終了の検収を検証すること、を特徴とする。
第5発明に係る作業支援システムは、第1発明、第2発明、第4発明の何れかにおいて、前記対象識別コードは、依頼する作業に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、前記可読領域は、少なくとも前記作業に関する関連情報又は前記作業の対象物に関する対象物識別情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業又は前記対象物の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、を特徴とする。
第6発明に係る作業支援システムは、第1発明~第4発明の何れかにおいて、前記作業者認証コードは、作業を実施する作業者に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、前記可読領域は、少なくとも前記作業又は作業者に関する識別情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、を特徴とする。
第7発明に係る作業支援システムは、第1発明又は第2発明において、前記作業指示コードは、予約が確定した作業指示に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、前記可読領域は、少なくとも前記予約が確定した作業に関する情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、を特徴とする。
第8発明に係る作業支援システムは、第1発明又は第2発明において、前記作業予約コードは、予約が確定した作業予約に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報を含む隠蔽領域と、により構成される二次元コードであって、前記可読領域は、少なくとも前記作業の予約に関する情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記予約の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、を特徴とする。
第9発明に係る作業支援システムは、第3発明において、前記作業着手コードは、作業手配された作業者による作業の開始に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、前記可読領域は、少なくとも前記作業の着手に関する情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、を特徴とする。
第10発明に係る作業支援システムは、第3発明又は第4発明において、前記作業検証コードは、作業指示された作業の終了に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、前記可読領域は、少なくとも前記作業の検証に関する情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の検証の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、を特徴とする。
第11発明に係る作業支援方法は、管理サーバ、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援方法であって、前記管理サーバに、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶する記憶ステップと、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを前記顧客端末により検知する対象識別コード検知ステップと、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、作業者認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に前記管理サーバにより送信する作業予約コード送信ステップと、前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を前記管理サーバにより検知する作業認証コード検知ステップと、前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を、前記管理サーバにより認証する認証ステップと、をコンピュータに実行させること、を特徴とする
第12発明に係る作業支援方法は、管理サーバ、専門コールセンター、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援方法であって、前記管理サーバに、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記対象識別コードに対応した専門コールセンターに関する専門コールセンター情報と、を関連付けて記憶する記憶ステップと、前記専門コールセンターにより、前記作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、前記顧客端末により、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを検知する対象識別コード検知ステップと、前記管理サーバにより、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードに対する専門コールセンターを振り分け、前記振り分けた専門コールセンターに前記検知された対象識別コードを送信し、前記専門コーセンターにより、前記管理サーバにより送信された前記対象識別コードと、前記記憶している前記作業者のスケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記割り当てられた作業者の作業者認証コードを前記管理サーバに送信し、前記管理サーバにより、前記専門コールセンターにより送信された前記作業者認証コードに基づいて、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者認証コードに対する作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、作業予約コード送信ステップと、前記顧客端末又は前記作業者端末により、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を検知し、前記管理サーバにより前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を認証する認証ステップと、をコンピュータに実行させること、を特徴とする。
第13発明に係る作業支援方法は、第11又は第12発明において、前記作業者による作業の着手の認証結果に基づいて、作業着手コードを生成し、前記生成した前記作業着手コードを前記顧客端末に、前記管理サーバにより送信する作業着手送信ステップと、作業の終了に応じて前記作業者端末により検知された作業者認証コードに基づいて、前記作業の終了に関する作業検証コードを生成し、前記生成された作業検証コードを前記作業が終了した作業者端末に、前記管理サーバにより送信する検証コード送信ステップと、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、前記顧客端末又は前記作業者端末により検知又は読み取る作業検証コード検知ステップと、前記顧客端末又は前記作業者端末により、検知又は読み取られた、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、の組合せに基づいて、前記作業の終了を認証するとともに、前記作業の検収を、前記管理サーバにより検証する検証ステップと、をコンピュータに実行させること、を特徴とする。
第14発明に係る作業支援システムは、管理サーバ、顧客端末、介護員端末を介して、顧客から依頼された介護の実施を確認する作業支援システムであって、前記管理サーバは、前記介護の対象となる内容及び前記顧客を識別する対象識別コードと、前記介護を行う介護員の認証に関する介護員認証コードと、前記介護員のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、前記顧客端末は、前記介護を必要とする顧客毎に予め配布されている介護識別コードを検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された前記対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、介護員認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、介護可能な介護員の割り当てを行うとともに、前記介護の依頼内容に関する介護指示コードと、前記介護の予約に関する介護予約コードと、を生成し、前記生成された介護指示コードを前記介護員の介護員端末に送信するとともに、前記生成された介護予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、前記顧客端末又は前記介護員端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された介護予約コードと、前記介護員端末に送信された介護指示コードと、前記介護員の介護員認証コードと、を検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記介護員端末を介して検知された、前記介護予約コードと、前記介護指示コードと、前記介護員認証コードと、の組合せに基づいて、前記介護員による介護の着手を認証すること、を特徴とする。
第15発明に係る作業支援システムは、第14発明において、前記介護員による介護の着手の認証結果に基づいて、介護員着手コードを生成し、前記生成した前記介護員着手コードを前記顧客端末に送信し、前記介護の終了に応じて前記介護員端末により検知された介護員認証コードに基づいて、前記介護の終了に関する介護検証コードを生成し、前記生成された介護検証コードを前記介護が終了した介護員端末に送信し、前記顧客端末又は前記介護員端末は、前記介護着手コードと、前記介護員認証コードと、前記介護検証コードと、を検知又は読み取り、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記介護員端末により、検知又は読み取られた、前記介護員着手コードと、前記介護員認証コードと、前記介護検証コードと、の組合せに基づいて、前記介護の終了を認証するとともに、前記介護の検収を検証すること、を特徴とする。
第16発明に係る作業支援システムは、管理サーバ、顧客端末、送迎員端末を介して、顧客から依頼された送迎の実施を確認する作業支援システムであって、前記管理サーバは、前記送迎の対象となる内容及び前記顧客を識別する対象識別コードと、前記送迎を行う送迎員の認証に関する送迎員認証コードと、前記送迎員のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、前記顧客端末は、前記送迎を必要とする顧客毎に予め配布されている送迎識別コードを検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された前記対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、送迎員認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、送迎可能な送迎員の割り当てを行うとともに、前記送迎の依頼内容に関する送迎指示コードと、前記送迎の予約に関する送迎予約コードと、を生成し、前記生成された送迎指示コードを前記送迎員の送迎員端末に送信するとともに、前記生成された送迎予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、前記顧客端末又は前記送迎員端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された送迎予約コードと、前記送迎員端末に送信された送迎指示コードと、前記送迎員の送迎員認証コードと、を検知し、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記送迎員端末を介して検知された、前記送迎予約コードと、前記送迎指示コードと、前記送迎員認証コードと、の組合せに基づいて、前記送迎員による送迎の着手を認証すること、を特徴とする。
第17発明に係る作業支援システムは、第16発明において、前記送迎員による送迎の着手の認証結果に基づいて、送迎員着手コードを生成し、前記生成した前記送迎員着手コードを前記顧客端末に送信し、前記送迎の終了に応じて前記送迎員端末により検知された送迎員認証コードに基づいて、前記送迎の終了に関する送迎検証コードを生成し、前記生成された送迎検証コードを前記送迎が終了した送迎員端末に送信し、前記顧客端末又は前記送迎員端末は、前記送迎着手コードと、前記送迎員認証コードと、前記送迎検証コードと、を検知又は読み取り、前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記送迎員端末により、検知又は読み取られた、前記送迎員着手コードと、前記送迎員認証コードと、前記送迎検証コードと、の組合せに基づいて、前記送迎の終了を認証するとともに、前記送迎の検収を検証すること、を特徴とする。
第1発明~第10発明によれば、顧客端末及び作業者端末は、公開情報を含む可読領域と非公開情報を含む隠蔽領域により構成される二次元コードを検知する。このため、顧客及び作業者は、それぞれが使用する各端末から作業依頼に関する詳細な項目や情報入力の手間を省くことができる。これにより、顧客及び作業者は、効率的な入力が可能となる。さらに、作業対象を二次元コードで管理する際に真正性を担保することができる。
第1発明~第10発明によれば、顧客端末及び作業者端末は、作業の各段階で検知した複数の二次元コードを管理サーバに送信する。このため、管理サーバは、検知された二次元コードの組合せに基づき、人物や関連する付加作業の処理や認証を行う。これにより、顧客及び作業者間において、確実な認証が可能となる。さらに、人、物等の対象の真正性が担保される。
第1発明~第10発明によれば、管理サーバは、各作業段階で検知された複数の二次元コードに基づき、付加作業のための新しい二次元コードを予め登録されている認証情報に基づきダイナミックに生成し、生成した二次元コードを顧客端末及び作業者端末に送信する。このため、顧客及び作業者は、付加作業の処理や認証を確実にでき、入力等の手間が省ける。これにより、顧客端末及び作業者端末において、効率的な入力及び確実な認証が可能となる。さらに、作業対象を二次元コードで管理する際に真正性を担保することができる。
第1発明~第10発明によれば、管理サーバは、各作業段階で検知された複数の二次元コードを受信する。このため、管理サーバは、受信した複数の二次元コードの組合せに基づき、人物や付加作業の処理や認証を行うことができる。これにより、依頼された作業及び付加作業の各段階において、確実な認証が可能となる。
特に、第1発明によれば、管理サーバは、作業対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、作業者の認証に関する作業者認証コードと、作業者に関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶する。このため、顧客端末により検知された対象識別コードに基づき、対応する作業者とスケジュールを割り当てることができる。これにより、確実な予約の認証が可能となる。
特に、第1発明によれば、顧客端末は、顧客毎に予め配布されている対象識別コードを検知する。このため、顧客毎に予め配布されている対象識別コードを持っている複数の顧客は、それぞれの顧客端末から作業予約をすることができる。これにより、別の場所から指定の場所への一括した作業予約や離れた場所への代行作業予約が可能となり、効率的な入力及び確実な予約の認証が可能となる。
特に、第1発明によれば、管理サーバは、作業の依頼内容に関する作業指示コード及び作業の予約に関する作業予約コードを予め登録されている認証情報に基づきダイナミックに生成し、生成された作業指示コードを作業者端末に送信し、生成された作業予約コードを依頼された顧客端末に送信する。このため、作業者端末及び顧客端末のそれぞれにおいて予約を確認することができる。これにより、依頼した作業の予約を確実に確認できる。
特に、第1発明によれば、管理サーバは、顧客端末又は作業者端末を介して検知された作業予約コード、作業指示コード及び作業者認証コードを受信する。このため、この3つの二次元コードの組合せにより人物や作業を認証することができる。これにより、管理サーバは、依頼された作業着手の認証が確実に行える。
特に、第2発明によれば、管理サーバは顧客端末で検知された対象識別コードに基づいて、対応する専門コールセンターに振り分け、振り分けた専門コールセンターに対象識別コードを送信する。このため、専門コールセンターは、管理サーバより送信された対象識別コードに基づき、対応する作業者とスケジュールを割り当てることができる。これにより、効率よく確実な予約が可能となる。
特に、第2発明によれば、専門コールセンターは、管理サーバにより送信された対象識別コードに基づいて、記憶している作業者のスケジュール情報を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行う。さらに、割り当てられた作業者の作業者認証コードを管理サーバに送信する。このため、管理サーバは、作業者のスケジュール調整が不要となる。これにより、効率がよく、確実な予約の認証が可能となる。
特に、第2発明によれば、管理サーバは、顧客端末又は作業者端末を介して検知された作業予約コード、作業指示コード及び作業者認証コードを受信する。このため、この3つの二次元コードの組合せにより人物や作業の着手を認証することができる。これにより、管理サーバは、依頼された作業着手の認証が確実に行える。
特に、第3~第4発明によれば、管理サーバは、作業の着手の認証に応じて、作業着手に対する作業着手コードを予め登録されている認証情報に基づきダイナミックに生成し、顧客端末に送信する。このため、作業者による作業の着手を確認することができる。これにより、作業者による作業の着手を確実に確認でき、さらに、顧客が離れた場所に居ても、依頼された顧客端末に作業着手の送信がされるので、確実にすることができる。
特に、第3~第4発明によれば、管理サーバは、作業者端末により検知された作業者認証コードに基づいて作業の終了に関する作業検証コードを予め登録されている認証情報に基づきダイナミックに生成し、生成された作業検証コードを作業の終了した作業者の作業者端末に送信する。このため、管理サーバは、人物や作業者毎の作業終了を確認でき、作業者に作業検証の準備をさせることができる。これにより、確実な作業終了の認証が可能となる。
特に、第3発明~第4発明によれば、作業者端末は、顧客毎に予め配布されている対象識別コード又は管理サーバから顧客端末に送信された作業着手コードと、作業者の作業者認証コードとを検知するとともに、管理サーバにより作業者端末に送信された作業検証コードを読み取る。このため、管理サーバは、この3つの二次元コードの組合せにより人物や作業を認証することができる。これにより、管理サーバは、確実な作業終了の認証が可能となる。
特に、第3~第4発明によれば、管理サーバは、予め登録されている認証情報とダイナミックな情報に基づいて生成された二次元コードと、それら生成された二次元コードの組合せにより、人物や作業の終了を認証する。このため、管理サーバは、この3つの二次元コードの組合せにより作業の終了を認証することができる。これにより、作業者による作業の終了と顧客による作業終了の確認ができ、効率よく、確実な作業終了の検証が可能となる。さらに、作業対象を二次元コードで管理する際に真正性を担保することができる。
特に、第5発明によれば、対象識別コードは、可読領域には、特定のURL情報、作業の対象物に関する対象物識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域には、作業の予約や認証に関する関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。このため、表示できる情報を顧客端末又は作業者端末においてそれぞれ制限することができる。これにより、公開領域、隠蔽領域に振り分けての記録が可能となり、様々なサービス提供への応用が可能となる。
特に、第6発明によれば、作業者認証コードは、可読領域には、特定のURL情報、作業者に関する作業者識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域には、作業者や認証に関する関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。このため、表示できる情報を顧客端末又は作業者端末においてそれぞれ制限することができる。これにより、公開領域、隠蔽領域に振り分けての記録が可能となり、様々なサービス提供への応用が可能となる。
特に、第7発明によれば、作業指示コードは、可読領域には、特定のURL情報、予約が確定した作業指示に関する作業指示識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域には、確定した作業や認証に関する関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。このため、表示できる情報を顧客端末、又は作業者端末においてそれぞれ制限することができる。これにより、公開領域、隠蔽領域に振り分けての記録が可能となり、様々なサービス提供への応用が可能となる。
特に、第8発明によれば、作業予約コードは、可読領域には、特定のURL情報、予約が確定した作業予約に関する作業予約識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域には、作業予約や認証に関する関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。このため、表示できる情報を顧客端末又は作業者端末においてそれぞれ制限することができる。これにより、公開領域、隠蔽領域に振り分けての記録が可能となり、様々なサービス提供への応用が可能となる。
特に、第9発明によれば、作業着手コードは、可読領域には、特定のURL情報、作業者による作業の開始に関する作業着手識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域には、作業者や作業着手、認証に関する関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。このため、表示できる情報を顧客端末又は作業者端末においてそれぞれ制限することができる。これにより、公開領域、隠蔽領域に振り分けての記録が可能となり、様々なサービス提供への応用が可能となる。
特に、第10発明によれば、作業検証コードは、可読領域には、特定のURL情報、作業指示された作業の終了に関する作業終了識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域には、作業者や作業終了に関する関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。このため、表示できる情報を顧客端末又は作業者端末においてそれぞれ制限することができる。これにより、公開領域、隠蔽領域に振り分けての記録が可能となり、様々なサービス提供への応用が可能となる。
第11発明~第13発明によれば、顧客端末及び作業者端末は、公開情報を含む可読領域と非公開情報を含む隠蔽領域により構成される二次元コードを検知する。このため、顧客及び作業者は、それぞれが使用する各端末から作業依頼に関する詳細な項目や情報入力の手間を省くことができる。これにより、顧客及び作業者は、効率的な入力が可能となる。
第11発明~第13発明によれば、顧客端末及び作業者端末は、作業の各段階で検知した複数の二次元コードを管理サーバに送信する。このため、管理サーバは、検知された二次元コードに基づき、関連する付加作業の処理や認証を行う。これにより、顧客及び作業者間において、確実な認証が可能となる。
第11発明~第13発明によれば、管理サーバは、各作業段階で検知された複数の二次元コードに基づき、付加作業のための新しい二次元コードを生成し、生成した二次元コードを顧客端末及び作業者端末に送信する。このため、顧客及び作業者は、付加作業の処理や認証に関する入力の手間が省ける。これにより、顧客端末及び作業者端末において、効率的な入力及び確実な認証が可能となる。
第11発明~第13発明によれば、管理サーバは、各作業段階で検知された複数の二次元コードを受信する。このため、管理サーバは、受信した複数の二次元コードの組合せに基づき、付加作業の処理や認証を行うことができる。これにより、依頼された作業及び付加作業の各段階において、確実な認証が可能となる。
第14発明~第15発明によれば、管理サーバは、介護の対象となる内容及び顧客を識別する介護識別コードと、介護員の認証に関する介護員認証コードと、介護員に関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶する。このため、顧客端末により検知された介護識別コードに基づき、対応する介護員とスケジュールを割り当てることができる。これにより、確実な予約の認証が可能となる。
また、第14発明~第15発明によれば、管理サーバは、予め登録されている認証情報とダイナミックな情報に基づいて生成された二次元コードと、それら生成された二次元コードの組合せにより、介護員の作業の終了を認証する。このため、管理サーバは、この3つの二次元コードの組合せにより作業の終了を認証することができる。これにより、介護員による作業の終了と顧客による作業終了の確認ができ、効率よく、確実な作業終了の検証が可能となる。さらに、作業対象を二次元コードで管理する際に真正性を担保することができる。
また、第16発明~第17発明によれば、管理サーバは、送迎の対象となる内容及び顧客を識別する送迎識別コードと、送迎員の認証に関する送迎員認証コードと、送迎員に関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶する。このため、顧客端末により検知された送迎識別コードに基づき、対応する送迎員とスケジュールを割り当てることができる。これにより、確実な予約の認証が可能となる。
また、第16発明~第17発明によれば、管理サーバは、予め登録されている認証情報とダイナミックな情報に基づいて生成された二次元コードと、それら生成された二次元コードの組合せにより、送迎員の作業の終了を認証する。このため、管理サーバは、この3つの二次元コードの組合せにより作業の終了を認証することができる。これにより、送迎員による作業の終了と顧客による作業終了の確認ができ、効率よく、確実な作業終了の検証が可能となる。さらに、作業対象を二次元コードで管理する際に真正性を担保することができる。
図1は、第1実施形態における作業支援システムの全体構成を示すブロック図である。 図2(a)は、第1実施形態における管理サーバの構成の一例を示す模式図である。図2(b)は、第1実施形態における管理サーバの機能の一例を示す模式図である。 図3(a)は、第1実施形態における顧客先に配布されるパレットの一例を示す模式図である。図3(b)は、第1実施形態における作業者識別カードの一例を示す模式図である。 図4(a)は、第1実施形態における予約票の一例を示す模式図である。図4(b)は、第1実施形態における作業指示票の一例を示す模式図である。 図5(a)は、第1実施形態における作業着手票の一例を示す模式図である。図5(b)は、第1実施形態における作業終了票の一例を示す模式図である。 図6は、第1実施形態における対象識別情報の一例を示す情報テーブルである。 図7は、第1実施形態における対象識別情報の一例を示す情報テーブルである。 図8は、第1実施形態における顧客情報の一例を示す情報テーブルである。 図9は、第1実施形態における登録者情報の一例を示す情報テーブルである。 図10は、第1実施形態における作業者情報の一例を示す情報テーブルである。 図11(a)は、第1実施形態における作業者スケジュールの一例を示す情報テーブルである。図11(b)は、第1実施形態におけるスケジュールコードの一例を示す情報テーブルである。 図12は、第1実施形態における作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図13は、第2実施形態における作業支援システムの全体構成を示すブロック図である。 図14は、第2実施形態における作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図15は、第2実施形態における作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図16は、第2実施形態における作業支援システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図17は、本実施形態における二次元コードの生成の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態における作業支援システムの一例について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態:作業支援システム100の構成)
図1~図2を参照して、第1実施形態における作業支援システム100の構成の一例について説明する。図1は、本実施形態における作業支援システム100の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、作業支援システム100は、管理サーバ1を備え、例えば、管理データベース2を備える。管理サーバ1は、公衆通信網3(ネットワーク)を介して、例えば、地区A~地区Z等の顧客端末4(4a,4b,~,4z等)及び作業者端末5(5a,5b,~,5z等)の少なくとも何れかと接続されてもよい。また、作業支援システム100は、後述する図13に示す第2実施形態においては、専門コールセンター6をさらに備える。専門コールセンター6は、例えば、修理、修繕、営繕等を行う対象物に応じて、それぞれの対象物毎に手配されてもよい。専門コールセンター6は、対象の管理サーバ1と公衆通信網3を介して接続され、作業者端末5を保持する作業者のスケジュール情報等が記憶された手配データベース6aを参照し、作業依頼のスケジュール調整を実施する。
<管理サーバ1>
本実施形態における管理サーバ1は、例えば、クラウド上に構築されたり、作業支援システム100を運営する管理センター内に設けられたりし、作業支援システムの管理及び運用を行う管理者に用いられる。管理サーバ1は、各地区の顧客端末4によって検知された二次元コード50に基づき、管理データベース2等を参照する。ここで検知される二次元コード50は、例えば、後述する図3(a)に示すパレット40に表示される二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50dとなる。
パレット40は、例えば、各顧客の営業担当者によって、各顧客に顧客用のパレット40が事前に配布される。パレット40は、例えば、作業支援システム100をサービスする所定のWebサイトから、顧客自身が顧客端末4によって自分の登録者ID等を入力し、対応するパレット40をユニークなIDを付す等してダウンロードするようにしてもよい。管理サーバ1は、顧客によってパレット40がダウンロードされた場合、そのダウンロード履歴を管理させてもよい。事前配布されたパレット40は、例えば、各顧客、各拠点で管理されるため、プリンターや複合機等(図示せず)により、印刷又はコピーしようとした場合、パレット40に含まれる地紋又は秘匿機能等により、印刷やコピーを防止するようにしてもよい。
管理サーバ1は、顧客端末4に事前にインストールされるアプリケーション(図示せず)によって対象識別コード(二次元コード50)を検知する。管理サーバ1は、顧客端末4又は本サービスを提供するWebサイトを介した検知結果に応じて、各対象物に対応した作業予約の調整を行う。管理サーバ1は、例えば、検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づき、専門コールセンター6への振り分けを行う振分けコールセンターを備えてもよい。
振分けコールセンターは、例えば、AI機能等を備え、検知された二次元コード50等に基づいて、各対象物の過去の修理、修繕、営繕等の情報により、専門コールセンター6に振り分ける。専門コールセンター6は、作業者スケジュール情報テーブルを参照し、作業者の割り当てを行う。
振分けコールセンターにより振り分けられた各々の専門コールセンター6は、手配データベース6aに作業者として登録されている作業者スケジュール情報テーブルから、適切な作業者を選択する。作業者の選択は、例えば、登録されている作業者のスケジュール情報、作業者の作業に関するスキル、作業者の地区、作業者の作業履歴、作業者に関す特記事項等の作業者に関する情報に基づき、適切な作業者を抽出してもよい。
<管理データベース2>
管理データベース2には、作業支援システム100に関するデータ及び情報を記憶する。管理データベース2は、例えば、パレット40に付される対象識別コードに対応する対象物情報、二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)、設置場所等の対象物に関連する情報が各々対応付けられて記憶される「対象識別コード情報テーブル2a」及び「対象識別情報テーブル2b」、パレット40に付される対象識別コードに対応する対象物情報、顧客名・顧客ID、顧客連絡先等、登録者名・登録者ID等の顧客に関連する情報が各々対応付けられて記憶される「顧客情報テーブル2c」を記憶する。
さらに、パレット40に付される対象識別コードに対応する対象物識別名、登録者・登録者ID、登録者地区・登録者住所、登録者連絡先等、登録機種等の登録者に関連する情報が各々対応付けられて記憶される「登録者情報テーブル2d」、作業者名・作業者ID、作業者地区・作業者住所、作業者連絡先等、登録機種等の作業者に関連する情報が各々対応付けられて記憶される「作業者情報テーブル2e」、作業者名・作業者ID、作業者のスケジュール等に関する情報等とスケジュール内容を表すスケジュールコード等が各々対応付けられて記憶される「作業者スケジュール情報テーブル2f」等を、少なくとも記憶する。
作業者情報テーブル2eは、後述する第3実施形態で、作業者の手配を行う専門コールセンター6が備える手配データベース6aに記憶されてもよい。
<公衆通信網3>
公衆通信網3(ネットワーク)は、管理サーバ1、顧客端末4及び作業者端末5等が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。公衆通信網3は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、公衆通信網3は、有線通信網には限定されず、無線通信網で実現してもよい。
<顧客端末4>
顧客端末4は、例えば、本サービスを受ける企業や団体、その他の機関等の管理者又は顧客によって、機器等の修繕や営繕等のアフターサポートの依頼や作業着手の確認、作業終了の検証等で使用される。顧客端末4には、本サービスを利用するための顧客用のアプリケーションが事前にインストールされる。顧客端末4には、各コード類を検知させるための撮像機能(カメラ)が備わる。顧客端末4によって検知されるコードは、例えば、バーコード、二次元コード、その他の形式のコードであってもよい。検知されたコードは、例えば、顧客端末4にインストールされた顧客用のアプリケーション又は本サービスのWebサイトを介して提供される管理サーバ1側の機能によって判別され、処理されてもよい。
顧客端末4にインストールされる顧客用のアプリケーションは、例えば、管理者又は顧客を登録者として登録する「ユーザー登録」、パレット40や作業者認証カード41等に表示されるコードをスキャンする「コードスキャン機能」、作業の予約を行う「作業予約機能」、作業日、作業依頼内容、作業場所等を確定する「予約確定機能」、作業・作業者に関する情報を参照できる「作業認証機能」、作業の終了を検証する「作業終了認証機能」等を少なくとも備える(図示せず)。
また、顧客用のアプリケーションは、上記機能の他に、例えば、「顧客掲示板機能」、「顧客報告機能」、「支払機能」等の各機能が備わってもよい。
これら顧客端末4で機能する顧客用のアプリケーションは、例えば、本サービスを提供するWebサイトから対象の顧客端末4に利用させるようにしてもよい。この場合、顧客端末4には本サービスの顧客用のアプリケーションのインストールは不要となる。各顧客は、本サービスを提供するWebサイトにアクセス後、顧客毎、登録者毎のID、パスワード等を使用してログインし、所望のサービスの提供を受けるようにしてもよい。
また、顧客端末4は、予め利用する者が登録を行い、登録者として管理データベース2に記憶される。顧客端末4は、例えば、顧客が企業や団体、その他の機関等の場合は、顧客端末4の管理者によって、対象となる利用者の端末が一括に登録されるようにしてもよい。登録される顧客端末4は、カメラ機能等の撮像機能が備わった携帯電話、スマートフォン、タブレット型、ウェラブル型の携帯型端末等であってもよい。
また、顧客端末4には、例えば、管理サーバ1によって運営される作業支援システム100のサービスの登録者等に対して提供されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)を介して、管理サーバ1により、例えば、関連商品の売買等に関するサービスを受けられるようにしてもよい。
<作業者端末5>
作業者端末5は、例えば、本サービスを受ける企業や団体、その他の機関等に備わる機器等の修繕や営繕等のアフターサポートにおける予約の対応や作業開始の確認、作業終了の検証等で使用される。作業者端末5には、本サービスを利用するための作業者用のアプリケーションが事前にインストールされる。作業者端末5には、各コード類を検知させるための撮像機能(カメラ)が備わる。作業者端末5によって検知されるコードは、例えば、バーコード、二次元コード、その他の形式のコードであってもよい。検知されたコードは、例えば、作業者端末5にインストールされた作業者用のアプリケーション又は本サービスのWebサイトを介して提供される管理サーバ1側の機能によって判別され、処理されてもよい。
作業者端末5にインストールされる作業者用のアプリケーションは、例えば、作業者を登録者として登録する「作業者登録」、作業者認証カード41及びパレット40等に表示されるコードをスキャンする「コードスキャン機能」、スケジュール登録を行う「スケジュール機能」、作業日、作業依頼内容、作業場所等を確定する「予約確定機能」、依頼作業に関する情報を参照できる「作業確認機能」、作業の終了を検証する「作業終了認証機能」等を少なくとも備える。(図示せず)
また、作業者用のアプリケーションは、上記機能の他に、例えば、「作業者掲示板機能」、「作業者報告機能」、「請求機能」等の各機能が備わってもよい。
これら作業者端末5で機能する作業者用のアプリケーションは、例えば、本サービスを提供するWebサイトから対象の作業者端末5に利用させるようにしてもよい。この場合、作業者端末5には本サービスの作業者用のアプリケーションのインストールは不要となる。各作業者は、本サービスを提供するWebサイトにアクセス後、作業者毎のID、パスワード等を使用してログインし、所望のサービスの提供を受けるようにしてもよい。
また、作業者端末5は、作業する者が登録を行い、登録者として管理データベース2に記憶される。作業者端末5は、例えば、アフターサービス会社等の場合は、予め作業者端末5の管理者によって、対象となる作業者の端末が一括に登録されるようにしてもよい。登録される作業者端末5は、カメラ機能等の撮像機能が備わった携帯電話、スマートフォン、タブレット型、ウェラブル型の携帯型端末等であってもよい。
また、作業者端末5には、例えば、管理サーバ1によって運営される作業支援システム100のサービスの登録者等に対して提供されるSNS(ソーシャルネットワークサービス)を介して、管理サーバ1により、例えば、関連商品の売買等に関するサービスを受けられるようにしてもよい。
<二次元コード50>
二次元コード50は、例えば、顧客端末4及び作業者端末5にインストールされる作業支援システム100のアプリケーションで提供される検知機能により検知される。顧客端末4及び作業者端末5を介して読み取られる二次元コード50は、例えば、パレット40、各票42に表示される対象識別コード、作業者によって提示される作業者認証カード41に表示される作業者認証コード50e等である。
二次元コード50は、例えばQRコード(登録商標)、DataMatrixコード、PDF417コードが知られている。二次元コード50の規格は、例えば、日本ではJIS規格、国際的にはISO規格により規定されている。QRコードは、例えば、JIS X 0510:2004 二次元コードシンボル-QRコード-、ISO/IEC 18004:2000, Information Technology-Automatic identification and data capture techniques-Bar code symbology-QR Codeが知られている。また、DataMatrixコードでは、例えば、JIS X 0512:2015 情報技術-自動認識及びデータ取得技術-バーコードシンボル体系仕様-データマトリックス、ISO/IEC 16022:2006, Information technology-Automatic identification and data capture techniques-Data Matrix bar code symbology specificationが知られている。また、PDF417コードでは、例えば、JIS X 0508:2010 バーコードシンボル体系仕様-PDF417、ISO/IEC 15438:2006, Information technology-Automatic identification and data capture techniques-PDF417 bar code symbology specificationなどが知られている。
二次元コード50は、例えば、第1階層に公開情報がコード化された標準的な二次元コード50の他に、第1階層に公開情報と第2階層に隠蔽情報とをコード化(格納)して記録する二次元コード50が知られている。二次元コード50に公開情報と隠蔽情報をコード化する手法については、例えば、前述の特許文献2に示すような代表的な生成方法と、本実施形態による二次元コード50の生成方法があり、ここで、両者の二次元コード50の生成に関する概略を説明する。
特許文献2に開示の生成方法は、終端記号のあとの埋め草に代えて情報格納する。開示するデータを表すコード語として、コード化された開示データコードの総数が、コード語を配置すべきコード領域に収容可能な容量に満たない場合、コード領域に配置された開示データコードがなすコード列の終端を示す終端識別コードを、このコード列の最後に配置する。
さらに、コード領域の空き部分にデータを表さない埋め草コードを配置する二次元コードの生成方法である。秘匿するデータを表すコード語としてコード化された秘匿データコードを埋め草コードの一部又は全部に代えて、終端識別コードの後に配置することを特徴とする。
一方、本実施形態による二次元コード50の生成方法は、情報のもとのコード語との置換により、例えば、互いに関連付けられた複数の関連する二次元コード50を生成する。管理サーバ1は、例えば、第2階層の隠蔽領域(非公開)に格納する隠蔽対象データ(非公開データコード語)を求め、第1階層の公開領域(公開)に格納する公開対象データ(データコード語)と誤り訂正コード語とを有する置換前のコードブロックを求める。
次に、置換前のコードブロックの一部を、非公開データコード語で置換することにより、非公開のデータコード語が隠蔽された置換後のコードブロックを求める。そして、置換後データブロックに基づいて、関連する二次元コード50を生成する処理を複数回実行する。
これにより、複数の関連する二次元コード50を各々に生成し、各々の処理において非公開のデータコード語を求める際に、複数の関連する二次元コード50が互いに関連付けられていることを特定可能とするための関連コード清報を、非公開データコード語に含ませることにより生成する。
これにより、対象を二次元コード50で管理するような場合に、真正性を担保することを、例えば、関連二次元コードに係る技術を用いて適切に実現することが可能となるが、これらに限定されるわけではない。
関連する二次元コード50は、管理サーバ1によって生成される。関連する二次元コード50は、上述した二次元コード50の他に、バーコード、その他の形式のコードであってもよい。顧客端末4及び作業者端末5にインストールされるアプリケーションの他に、一般的に提供される標準のコードリーダーにより読み取り又は検知可能なコードであればよい。また、二次元コード50の生成は、例えば、上述の規格で定められた構造的連接に基づき、例えば、複数のコードを構成することで組合せによる認証を実現することができる。なお、複数のコードの組合せによる認証の方法は、これだけに限定されるものではない。
図2(a)に、管理サーバ1の構成の一例である模式図を示す。管理サーバ1は、メインフレーム、ミッドレンジ、ワークステーション等の電子機器やクラウド上に構築された環境が用いられる。管理サーバ1は、筐体10と、CPU20と、ROM21と、RAM22と、記憶部23と、I/F24~26とを備える。各構成は内部バス27により接続される。
CPU(Central Processing Unit)20は、管理サーバ1全体を制御する。ROM(Read Only Memory)21は、CPU20の動作コードを格納する。RAM(Random Access Memory)22は、CPU20の動作時に使用される作業領域である。記憶部23は、アプリケーションデータ等の各種情報が記憶される。記憶部23として、例えば、HDD(Hard Disk Drive)の他、SSD(Solid State Drive)やUSBメモリ等のデータ保存装置が用いられる。なお、例えば管理サーバ1は、図示しないGPU(Graphics Processing Unit)を有してもよい。GPUを有することで、通常よりも高速演算処理が可能となる。
I/F24は、公衆通信網3を介して顧客端末4等との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F25は、入力部分29の情報の受信を行うためのインターフェースである。入力部分29として、例えば、キーボードが用いられ、管理サーバ1の管理者等は、入力部分29を介して、各種情報又は管理サーバ1の制御コマンド等を入力する。また、I/F26は、出力部分28との各種情報の送信を行うためのインターフェースである。出力部分28は、記憶部23に保存された各種情報又は管理サーバ1の処理状況等を出力する。出力部分28として、ディスプレイが用いられ、例えば、タッチパネル式であってもよい。
図2(b)に、管理サーバ1の構成の一例である模式図を示す。管理サーバ1は、対象識別コード検知部30、作業予約コード送信部31、作業認証コード検知部32、作業着手認証部33、作業着手コード送信部34、作業検証コード送信部35、認証検証コード検知部36、作業検証部37と、を少なくとも備える。
対象識別コード検知部30は、例えば、AI(人工知能)を有し、過去の顧客からの依頼情報や検出された対象識別コードである二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づき、新たに検出された二次元コード50の連関度による評価等を行い、参照情報等による振り分け等を行わせてもよい。
また、図2(b)に示した対象識別コード検知部30、作業予約コード送信部31、作業認証コード検知部32、作業着手認証部33、作業着手コード送信部34、作業検証コード送信部35、認証検証コード検知部36、作業検証部37の各機能は、CPU20が、RAM22を作業領域として、記憶部23等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、対象識別コード検知部30、作業予約コード送信部31、作業認証コード検知部32、作業着手認証部33、作業着手コード送信部34、作業検証コード送信部35、認証検証コード検知部36、作業検証部37は、例えば、前述の通り人工知能により制御されてもよい。ここで、「人工知能」は、いかなる周知の人工知能技術に基づくものであってもよい。
<対象識別コード検知部30>
対象識別コード検知部30は、顧客端末4によって撮影されたパレット40の対象識別コードの各々の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)を検知する。対象識別コード検知部30は、検知された二次元コード50に基づき、管理データベース2に記憶される対象識別情報テーブル2bを参照し、二次元コード50に対応する対象識別名、顧客を判別する。
その後、管理サーバ1は、対象識別コード検知部30により判別された対象識別コードに基づいて、例えば、振分けコールセンターにより専門コールセンター6に振り分け、専門コールセンター6により、管理データベース2に記憶されている顧客情報テーブル2c、登録者情報テーブル2d、作業者情報テーブル2e、作業者スケジュール情報テーブル2f等を参照し、作業可能な作業者の割り当てを行う。その後、管理サーバ1は、顧客端末4からの作業の依頼内容に応じた作業者への作業指示コードと、作業の予約に関する作業予約コードを各々に生成する。作業指示コード及び作業予約コード等の生成は、後述する図17において一例を示す。
対象識別コード検知部30は、検知された対象識別コードの各々の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に、例えば、予約や作業依頼に関する顧客要望等の付加情報の有無を合わせて検知するようにしてもよい。対象識別コード検知部30は、二次元コード50の検知と合わせて、他の付加情報があると判断すれば、付加情報に対応する処理を行う。付加情報とは、例えば、「コールバック希望」、「至急」等であり、これらの付加情報の入力は、顧客端末4のアプリケーション画面により選択できるようにしてもよい(図示せず)。
管理サーバ1は、付加情報の内容に応じて、例えば、管理データベース2に記憶される各情報テーブルを参照し、記憶されているパレット設置者、顧客先の登録者等の連絡先情報に基づき、所定のメッセージを返信させる。あるいは、オペレータに、検知した対象識別コードの各々の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に付加情報があること示すようにしてもよい。
対象識別コード検知部30は、検知した二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づいて、例えば、AI機能により、対象識別コード(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づいて、専門コールセンター6の振り分けが可能な振分けコールセンターを管理サーバ1又はクラウド上に設けてもよい(図示せず)。例えば、振分けコールセンターは、対象識別コード検知部30により検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づいて、予め決められた対象の専門コールセンター6への振り分けを行う。振分けコールセンターにより振り分けられた各々の専門コールセンター6は、管理データベース2を参照し、管理データベース2に記録される対象識別情報テーブル2b、顧客情報テーブル2c、作業者情報テーブル2e等を参照し、顧客地区のエリアに登録されている作業者を、作業者地区から選出し、選出された作業者を割り当てるようにしてもよい。後述する専門コールセンター6は、例えば、管理サーバ1と公衆通信網3を介して接続されている場合は、専門コールセンター6は手配データベース6aに登録されている情報を参照する。
<作業予約コード送信部31>
作業予約コード送信部31は、予約が確定した顧客の顧客端末4に、例えば、管理サーバ1で、特定された作業者認証コード50eの認証情報に紐づけてられてダイナミックに生成された作業予約コード50fを含む「作業予約票42a」を送信する。作業予約コード50fは、管理サーバ1において、例えば、検知されたパレット40の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)と特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に紐づけてられてダイナミックに生成される。作業予約コード50fは、例えば、図4(a)に示すような「作業予約票42a」に、作業予約に関するメッセージと共に送信されるようにしてもよい。「作業予約票42a」は、例えば、作業予約のあった予約者の顧客端末4の他に、登録者情報テーブル2dに登録されている同じ二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)で対応付けられる対象識別コードの登録者にも送信されるようにしてもよい。また、「作業予約票42a」の送信先は、例えば、登録者情報テーブル2dに登録されている登録者の連絡先であって、電子メールの他にFAX、郵送で配送されてもよく、複数の送信先を選択できるようにしてもよい。
作業予約コード送信部31は、作業の割り当てが完了した作業者の作業者端末5に対しては、例えば、管理サーバ1は、作成された「作業指示票42b」を送信する。作業指示コード50gは、特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けてダイナミックに生成される。例えば、図4(b)に示す「作業指示票42b」には、作業指示の内容に関するメッセージと共に送信される。「作業指示票42b」は、例えば、作業の規模や内容に応じて、複数の作業者が割り当てられた場合は、それぞれ割り当てられ各々の作業者端末5に、各作業に応じて作成された「作業指示票42b」が送信されるようにしてもよい。このような構成とすることで、例えば、本社から国内の各拠点への作業があった場合に、それぞれの各地区で割り当てられた各々の作業者に対して、各割り振られた作業内容に応じた個別の「作業指示票42b」を送信することが可能となる。なお、「作業指示票42b」の作業指示コード50gには、作業認証のために利用されてもよい。例えば、作業者端末5の作業者用アプリケーションでは判読できないようなプロテクトがかけられるようにしてもよい。これにより、例えば、作業依頼の内容の改竄、不正等出来ない仕組みとすることができる。さらに、人、物等の対象の真正性が担保され、例えば、悪徳な業者等が介入していないことを保証するようにしてもよい。
<作業認証コード検知部32>
作業認証コード検知部32は、例えば、顧客端末4又は作業者端末5において、管理サーバ1により顧客又は顧客端末に送信された「作業予約票42a」の作業予約コード50fと、作業者端末5に送信された「作業指示票42b」の作業指示コード50gと、作業に訪問した作業者が携帯する図3(b)の「作業者認証カード41」の作業者認証コード50eの少なくとも3つの二次元コード50を検知する。作業の認証で必要な二次元コード50の検知は、通常は、例えば、顧客端末4から行うが、顧客が希望する場合は、作業を行う作業者端末5を介して行ってもよい。
作業認証コード検知部32は、顧客端末4の顧客用のアプリケーション又は作業者端末5の作業者用のアプリケーションで提供される「作業認証機能」(図示せず)により、特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けてダイナミックに生成された2種類の二次元コード50と、管理データベース2に登録されている作業者の認証に関する二次元コード50、の3つの二次元コード50を検知する。作業認証コード検知部32は、顧客端末4又は作業者端末5に、この3つの二次元コード50を順次に検知させてもよい。検知の方法は、例えば、「作業認証機能」の指示に従ってもよい。また、顧客端末4又は作業者端末5を介して「作業認証機能」の指示により、対象の二次元コード50を一括で検知させるようにしてもよい。作業認証コード検知部32は、顧客端末4、作業者端末5によって各々の二次元コード50が検知されればよく、作業認証コード検知部32で認証されるコードは、各々の二次元コード50の他に、例えば、バーコードやその他の形式のコードの組合せであってもよい。
<作業着手認証部33>
作業着手認証部33は、管理サーバ1において、顧客端末4又は作業者端末5を介して検知された、作業予約コード50f、作業指示コード50g、作業者認証コード50eの組合せに基づいて、作業者による作業の着手を認証する。作業着手認証部33は、例えば、特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けてダイナミックに生成された二次元コード50と管理データベース2に登録されている作業者の認証情報により、管理サーバ1の管理データベース2に登録されている認証情報であるか否か、さらに、管理データベース2で特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けてダイナミックに生成された二次元コード50であるか等の認証を、作業者情報テーブル2eに登録されている作業者認証コード50eに基づき認証する。また、作業予約コード50f、作業指示コード50g、作業者認証コード50eの第2階層の隠蔽領域に記録される認証情報に基づき、認証するようにしてもよい。
作業着手認証部33は、例えば、検知された各々の二次元コード50の第2階層の隠蔽領域に記録される関連情報の判別により、各々の二次元コード50を認証する。作業着手認証部33は、例えば、各々の二次元コード50の第2階層を参照した認証に加え、さらに、登録されている識別情報の二次元コード50と作業に応じて特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けてダイナミックに生成される複数の二次元コード50の少なくとも3つの異なるコードの組合せによる認証を行う。3つの異なるコードの組合せによる認証は、例えば、各々の二次元コード50に含まれる隠蔽されたキーワード又はコード等の情報の符号化、予め登録された共通するキーワード又はコード等が3つの二次元コード50を組み合わせることにより、全く別の表示がされるようにしてもよい。
<作業着手コード送信部34>
作業着手コード送信部34は、作業着手認証部33によって認証された結果に応じて、管理サーバ1において、例えば、図5(a)に示すような「作業着手票42c」を作成する。「作業着手票42c」に付される作業着手コード50hは、作業者認証コード50eと5作業予約コード50fの認証結果に基づき、それらが管理サーバ1によって正常に認証された場合に、作業者認証コード50eの認証情報に関連して(紐づけて)生成される。作業着手コード50hの生成は、例えば、二次元コード50の第2階層に隠蔽される関連情報を用いた認証が管理サーバ1で行われ、その認証結果に応じて生成されるようにしてもよい。
管理サーバ1は、例えば、作業着手コード50hを生成する場合に、作業着手コード50hの第1階層の公開領域に所定のタイムスタンプを付与し、第2階層の隠蔽領域に作業者や作業検証で用いられる認証情報(例えば、チェック情報等)を付して二次元コード50を形成するようにしてもよい。
作業着手コード送信部34は、管理サーバ1により作成された「作業着手票42c」を顧客端末4に送信する。作業着手コード送信部34は、例えば、顧客情報テーブル2c、登録者情報テーブル2dを参照し、それぞれの送信先として登録される媒体、送信先にて、「作業着手票42c」を送信する。作業着手コード送信部34は、例えば、登録者情報テーブル2dに対象識別コードに対応付けられて登録されている登録者の連絡先に「作業着手票42c」を送信する。作業着手コード送信部34は、登録者情報テーブル2dに、例えば、同じ対象識別コードで複数の登録者がいる場合、作業予約の登録者に「作業着手票42c」の送信先を指定させるようにしてもよい。
<作業検証コード送信部35>
作業検証コード送信部35は、作業が終了した作業者の作業者端末5を介して検知された作業者認証カード41の作業者認証コード50eに基づき、例えば、図5(b)に示すような「作業終了票42d」が作業者端末5に送信される。「作業終了票42d」には、作業終了に関するメッセージと共に関連する作業検証コード50iが特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けて生成される。
また、管理サーバ1は、例えば、作業検証コード50iを生成する場合に、特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報を関係付けてダイナミックに生成する。作業検証コード50iの第1階層の公開領域に所定のタイムスタンプを付与してもよく、また、第2階層の隠蔽領域に認証に関する情報を付して二次元コード50を生成するようにしてもよい。なお、管理サーバ1で生成される作業指示コード50g、作業検証コード50i等の作業者に送信される二次元コード50には、例えば、作業者端末5の作業者用アプリケーションでは判読できないようなプロテクトをかけて生成するようにしてもよい。
<認証検証コード検知部36>
認証検証コード検知部36は、顧客端末4に送信された作業着手コード50h、作業者によって提示された作業者認証カード41の作業者認証コード50eと作業検証コード50iを検知する。また、認証検証コード検知部36は、例えば、顧客が各コードの検知を作業者に依頼した場合は、作業者が作業者端末5から、顧客端末4に送信された作業着手コード50hと作業者自身によって提示された作業者認証コード50eを検知し、作業者端末5に送信された作業検証コード50iを読み取る。
また、認証検証コード検知部36は、例えば、作業の依頼者が別の地区(例えば、神奈川西部)に居り、作業現場が離れている(例えば、鹿児島地区)等の場合又は作業現場の顧客が顧客端末4を有しない等の場合は、作業着手コード送信部34から「作業着手票42c」を受信することができない。そのため、認証検証コード検知部36は、作業着手コード50hを検知することができない。この場合は、例えば、管理サーバ1における作業着手認証の結果を代替とするか、作業現場の顧客が保持するパレット40(登録者間で共通に保持)の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)を代替としてもよい。
<作業検証部37>
作業検証部37は、管理サーバ1によって検知又は読み取られた、作業着手コード50h、作業者認証コード50e、作業検証コード50iの少なくとも3つの二次元コード50の組合せに基づいて、作業の終了を認証するとともに、顧客による作業者の作業の検収を検証する。作業検証部37は、検知された各々の二次元コード50が、管理サーバ1において生成された二次元コード50であるか、作業者情報テーブル2eに登録されている作業者認証コード50eであるかの認証を行う。
作業検証部37は、例えば、検知された各々の二次元コード50の第2階層の隠蔽領域に記録される関連情報の判別により、各々の二次元コード50を認証する。作業検証部37は、例えば、各々の二次元コード50の第2階層を参照した認証に加え、さらに、3つの異なるコードの組合せによる認証を行う。3つの異なるコードの組合せによる認証は、例えば、各々の二次元コード50に含まれる隠蔽された認証に関する関連情報、予め登録された認証情報と特定された作業者の作業者認証コード50eの認証情報に関係付けてダイナミックに生成された二次元コード50の少なくとも3つの二次元コード50を組み合わせることにより判別されるようにしてもよい。
<パレット40>
図3(a)に、顧客毎に予め配布されるパレット40の一例を示す。パレット40には、例えば、可視化された各情報と共に、顧客名、パレット40を管理する登録者の連絡先、二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)がコード化されて印刷される。印刷される二次元コード50は、予め管理データベース2に記憶される。印刷される二次元コード50は、例えば、図6に示す対象識別コード情報テーブル2aのように準備されている。初回利用では、パレット設置者、登録者予定者は、例えば、標準のコードリーダーを使用し、パレット40の対象識別コードと顧客情報、登録者情報等の対応付けを行う。
パレット40の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)には、例えば、可視化情報と共に公開領域(第1階層)にパレットコードがコード化されて形成され、隠蔽領域(第2階層)に関連情報がコード化されて形成される。
パレット40は、予めユニークな対象識別コードと、対象識別コードに対応する二次元コード等が印刷され、その対象識別コードと二次元コードとをセットにしたパレット40が複数枚用意されていてもよい。事前にパレット40を用意し、その後に登録が済んだ登録者等が、自分の部門等の情報を登録することで、効率のよい準備が可能となる。
パレット40のパレットコード50aには、例えば、顧客「A社様用パレット」に関するパレット40の情報が形成される。エアコンコード50bには、例えば、エアコンコード50bに関する可視化情報と共に、公開領域である第1階層にはエアコンのID、隠蔽領域の第2階層には関連情報がコード化されて形成される。LEDコード50cには、例えば、LEDコード50cに関する可視化情報と共に、公開領域である第1階層にLED照明のID、隠蔽領域の第2階層に関連情報がコード化されて形成される。水道コード50dには、例えば、水道コード50dに関する可視化情報と共に、公開領域である第1階層に水道のID、隠蔽領域の第2階層に関連情報がコード化されて形成される。パレット40に形成される二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)の情報は、後述する図7に示す対象識別コード情報テーブルに記憶される。
<作業者認証カード41>
ここで、図3(b)に作業者が備える作業者認証カード41の一例を示す。作業者認証カード41は、作業支援システム100の修理、修繕、営繕等のサービスを請け負うに際し、例えば、「Team○○協会」が取りまとめる認証制度等に合格した作業者のみ作業者認証カード41が与えられるようにしてもよい。作業者認証カード41は、例えば、可視化される情報として、会社名「Team○○協会」、作業者の氏名「DD DD」、作業者ID「DD01」、作業者画像51a、作業者認証カード41の有効期間「YYMMDD」等と共に、作業者認証コード50eが印刷される。作業者認証カード41は、例えば、予め複数枚のユニークなカードが印刷されて用意されており、管理データベース2への作業者の作業者認証の登録が済んだ後に作業者に配布されるようにしてもよい。
また、作業者認証カード41には、作業者に関する関連情報が作業者認証コード50eで形成される。作業者認証コード50eには、例えば、可視化情報と共に公開領域である第1階層に作業者氏名「DD DD」、作業者ID「DD01」、隠蔽領域の第2階層に作業者に関する関連情報がコード化されて形成される。作業者認証カード41に関する情報は、後述する図10に示す作業者情報テーブル2eに記憶される。
ここで、図7~図11を参照し、第1実施形態における作業支援システム100の管理データベース2の一例を示す情報テーブルについて説明する。
<対象識別コード情報テーブル2a>
図6に、第1実施形態における対象識別情報の情報テーブルの一例を示す。対象識別コード情報テーブル2aには、例えば、パレット40に記録される対象識別コード名、コード情報が登録される。管理データベース2には、この対象識別コードに基づいて、関連する情報が対応付けられる。例えば、「AAA01」はパレット40の識別情報であり、「AAA01-1」~「AAA01-3」は、「AAA01」と対応付けられる対象物として付される識別情報である。
<対象識別情報テーブル2b>
図7に、第1実施形態における対象識別情報の情報テーブルの一例を示す。対象識別情報テーブル2bには、例えば、パレット40に関する情報が対象識別情報テーブル2bとして記憶される。対象識別情報テーブル2bには、例えば、顧客毎に配布されるパレット40に関する情報が各々対応付けられて記憶される。
対象識別情報テーブル2bの各レコードには、例えば、パレット40に付される対象識別コード(コード)に対応して、対象物に関する情報として「対象識別名」、対象識別コードの第1階層(公開領域)・第2階層(隠蔽領域)に各々コード化される情報として「対象識別コード情報」、パレット40の設置先に関する情報として「地区 / 地区・設置場所・設置部門等」、顧客先にパレット40を設置した「設置日」、設置した設置者名や設置者の連絡先等の「設置情報」、対象物に関する「対象物特記事項」等の情報は、登録者による登録後に各々対応付けられて記憶される。
対象識別情報テーブル2bには、例えば、対象識別コードに対応付けられて、対象識別コードの第1階層(公開領域)には「登録URL情報」、「顧客情報」が記録される。その他の関連情報として、「設置場所情報」、「設置部門情報」等も対応付けられて記憶される。さらに、対象識別情報テーブル2bには、例えば、「No.1」のパレットコードでは、エアコン用のID「AAA01-1」、LED照明用のID「AAA01-2」、水道用のID「AAA01-3」として、1つの対象識別コードとして、各々対応付けられて記憶されてもよい。水道設備は、エアコン、LED照明等とは設置される場所が異なる。そのため、水道用のIDの設置場所として、「エリアB」、「給湯室」等として各々の設置場所が記憶される。
また、対象識別情報テーブル2bには、一般の家庭向けのパレット40が合わせて登録されてもよい。対象識別情報テーブル2bには、例えば、「No.n」は、C様用の一般家庭用の対象識別コード「CCC01」として記憶される。「No.n」は、例えば、エアコン用のID「CCC01-1」、住所及び設置場所として、それぞれ「1階」、「リビング」が記憶される。対象識別情報テーブル2bには、例えば、対象識別コードに関する情報として、「対象物特記情報」も記憶される。対象物特記情報とは、例えば、対象物の設置に関する情報で作業者訪問情報や作業情報の参考になるような情報等であればよく、駐車場の有無、出入口の場所、エレベータの有無、作業時の注意事項、顧客からのコメント等であってもよい。また、「対象物特記情報」は、パレット設置者又は営業担当者等により事前にヒヤリングされ、そのヒヤリングの結果をパレット設置者が登録するようにしてもよい。「対象物特記情報」は、作業者への注意喚起のため、例えば、顧客からの作業依頼の内容、再依頼のブランク期間の長さ等に応じて、各票42の各々の二次元コード50又は文言として、表示されてもよい。これにより、顧客設置先の「対象物特記情報」を共有でき、初めて訪問する作業業者であっても、間違いない作業を実施可能となる。
なお、「対象物特記情報」は、例えば、各票42に表示する文言の情報量と二次元コード50にコード化して形成する情報量に差異をつけてもよい。「対象物特記情報」では、二次元コード化して形成する情報量を多くするような設定をし、管理サーバ1は、二次元コード50の生成を行ってもよい。このような設定とすることで、例えば、作業を実施する作業者の作業者端末5では、より詳しい「対象物特記情報」を参照することができる。これにより、作業者は、より詳しい「対象物特記情報」を、例えば、顧客先に訪問する前に作業者端末5で確認することができる。作業者は、基本的なマナーに加えて、顧客毎の注意事項や固有の作業等、対象物の最新の作業情報、他の作業者によって書き込まれた対象情報に関するアドバイスなどを確認した上で、顧客先での作業を実施することができる。作業者は、これにより顧客先作業の効率化と作業の正確性を達成できる。
<顧客情報テーブル2c>
図8に、第1実施形態における顧客情報の情報テーブルの一例を示す。顧客情報テーブル2cには、例えば、パレット40を有する顧客に関する情報が顧客情報テーブル2cとして記憶される。顧客情報テーブル2cには、例えば、パレット40が配布される顧客に関する情報が各々対応付けられて記憶される。
顧客情報テーブル2cには、例えば、パレット40に付される対象識別コードに対応して、対象物に関する情報として「対象識別名」、パレット40の顧客先に関する情報として「顧客名、顧客ID」、「顧客地区 / 顧客住所」、「顧客電話番号、顧客FAX番号」、「登録者氏名」、「登録者ID」、「顧客特記事項」、「対象識別コード」、「登録日」等の情報が各々対応付けられて記憶される。
顧客情報テーブル2cには、例えば、「No.1」には、顧客「A社」に関する顧客情報が記憶される。「No.1」には、複数のパレット40が「A社用 パレット1,AAA01」、「A社用 パレット2,AAA02」として各々対応付けられて記憶され、それぞれの登録者として「AA AA,A001」、「AB AB,A002」として各々対応付けられて記憶される。
また、「No.n」についても同様に、関連する情報が各々対応付けられて記憶される。「No.m」には、例えば、顧客名「C様」、顧客ID「C001」、顧客地区・顧客地域「鹿児島地区,鹿児島県○○市,・・・ 」であり、登録者名・登録者ID「BB BB,B001」、対象識別名・対象識別コード「C様用 パレット1,CCC01」が各々対応付けられて記録される。この登録者・登録者ID「BB BB,B001」は、例えば、「No.n」の登録者と同一となり、ある登録者が、それぞれ異なるパレット40と合わせて登録されて、顧客情報テーブル2cに記憶されてもよい。
「顧客特記情報」には、例えば、各顧客に関する特記すべき情報が記憶される。各票42は、作業者端末5において表示、参照することが可能となる。「顧客特記事項」に関しては、前述の「対象物特記情報」の説明と同様の表示、参照となるため、説明を省略する。
また、顧客情報テーブル2cには、例えば、一般顧客向けのパレット40が合わせて登録されてもよい。「No.m」は、C様用の一般家庭用の対象識別コード「CCC01」として記憶される。その他のエアコン用のID、LED照明用ID、水道用のIDは、対象識別情報テーブル2bのパレットコード「CCC01」と、各々対応付けられて記憶される。
<登録者情報テーブル2d>
図9に、第1実施形態における登録者情報の情報テーブルの一例を示す。登録者情報テーブル2dには、例えば、顧客先での登録者に関する情報が登録者情報テーブル2dとして記憶される。登録者情報テーブル2dには、例えば、顧客先に関する情報が各々対応付けられて記憶される。
登録者情報テーブル2dには、例えば、パレット40に付される対象識別コードに対応して、対象物に関する情報として「対象識別名」、パレット40の登録者に関する情報として「登録者名、登録者ID」、「登録者地区 / 登録者住所」、「登録者電話番号、登録者FAX番号、登録者メールアドレス」、「登録機種名・機種情報」、「登録者特記事項」、「登録日」等の情報が各々対応付けられて記憶される。
登録者情報テーブル2dには、登録者毎に複数のパレット40を各々対応付けて記憶するようにしてもよい。登録者情報テーブル2dには、例えば、「No.1」の登録者名・登録者ID「AA AA,A001」の登録者として、対象識別名・対象識別コード「A社用 パレット1,AAA01」、「A社用 パレット2,AAA02」等、複数の対象識別コード(二次元コード50)を対応付けて記憶できる。これにより、例えば、複数の二次元コード50を一括して作業予約することができる。
また、登録者情報テーブル2dには、対象となる対象物の設置や稼働の状況、製品の品質の程度等に応じて、各々に作業する優先順位を決め、ある期間において振り分けて作業予約することが可能となる。これにより、一度に発生する修繕等の作業を、各々の対象物の対象数や程度・品質等により、振り分けて修繕・営繕等の作業を集約させる、平準化させる等の対応が可能となり、計画的、効率的な作業を実施することが可能となる。
また、登録者情報テーブル2dには、「No.n」と「No.n+1」に同一の登録者(登録者名「BB BB」、登録者ID「B001」)が登録され、複数のパレット40が対象物名・対象識別コード「B社用 パレット1,BBB01」、「B社用 パレット2,BBB02」と、「C様用 パレット1,CCC01」と、が記憶される。登録者メールアドレスには、例えば、B社用の会社メールアドレスとして「BB@・・・.・・・.jp」、個人用のメールアドレスとして「BBBB@・・・.com」が記憶される。「No.m」は、登録者名「CC CC」、登録者ID「C001」)で登録される登録者は、顧客端末4を保持せず、登録機種名・機種情報には、対応する登録機種名・機種情報が登録されていなため、記憶されないこととなる。
また、登録者情報テーブル2dには、例えば、登録者名「CC CC」、登録者ID「C001」)で登録される登録者のように、顧客端末4を保持しない登録者による対象物の修理等の依頼は、共通の対象物名・対象識別コード「C様用 パレット1,CCC01」として登録されてもよい。また、他の登録者(登録者名「BB BB」、登録者ID「B001」)から、別の地区や設置場所の対象物等を依頼するとしてもよい。
この場合、管理サーバ1からの連絡や作業者の作業者認証カード41の認証は、作業者端末5で行ってもよく、その際、管理サーバ1又は専門コールセンター6は、後に発生する作業予約完了等の各連絡を、例えば、登録者名「CC CC」、登録者ID「C001」)に対応付けられて記憶される登録者FAX番号「Fax: 099X-XX-XXXX」を用いて作業拠点の顧客に連絡してもよい。その他、顧客と作業者の間の認証で用いられる代替情報として、例えば、共通に登録されている対象物名・対象識別コード「C様用 パレット1,CCC01」を用いるようにしてもよい。
<作業者情報テーブル2e>
図10に、第1実施形態における作業者情報の情報テーブルの一例を示す。作業者情報テーブル2eには、例えば、作業を実施する作業者に関する情報が作業者情報テーブル2eとして記憶される。作業者情報テーブル2eには、例えば、作業者に関する情報が各々対応付けられて記憶される。
作業者情報テーブル2eには、例えば、作業を実施する作業者の「作業者名・作業者ID」に対応して、作業者に関する情報として「作業者名、作業者ID」、「作業者地区 / 作業者住所」、「作業者電話番号、作業者FAX番号、作業者メールアドレス」、「登録機種名・機種情報」、「作業者特記事項」、作業者認証コードの第1階層(公開領域)・第2階層(隠蔽領域)に各々コード化される情報として「作業者認証コード情報」、作業者認証の有効期限として「有効期限」等の情報が各々対応付けられて記憶される。
作業者情報テーブル2eには、例えば、作業者情報テーブル2eの「No.1」には、作業者名・作業者IDとして「DD DD,DD01」、作業者地区・作業者住所として「東京23区、東京都○○区,…」、作業者電話番号・作業者FAX番号・作業者メールアドレスとして「Tel:03-XXXX-XXXX,Fax:03-XXXX-XXXX,mail:AA@….com」、登録機種名・機種情報として「メーカ:ABC、機番:123」、作業者特記情報として「ID009」、作業者識別コードの第1階層(公開)には「作業者氏名,Team○○協会,作業者画像,DD01」、第2階層(隠蔽)には「関連情報」、有効期限として「YYMMDD」等が各々対応付けられて記憶される。
作業者情報テーブル2eの作業者特記情報は、前述までの説明同様、作業者に関する特記事項であり、作業者の資格や技能に関する情報、作業に使用する機材や道具に関する設備情報、これまでの作業経験や期間等の情報が登録されてもよい。また、有効期限は、作業者認証IDの有効期間であり、有効期間の間のみ作業者認証カード41の二次元コード50を読取可能としてもよい。有効期限は、例えば、所定の研修や教育や実技、試験等を定期的に受けることで、その難易度や回数、合否などに応じて増減するようにしてもよい。これら作業者情報テーブル2eの作業者に関する情報は、作業者の利用登録の際に行われ、管理サーバ1の管理データベース2に登録される。作業者情報テーブル2eは、例えば、各作業者の手配を専門コールセンター6が行うのであれば、専門コールセンター6の手配データベース6aに登録されるようにしてもよい。
<作業者スケジュール情報テーブル2f>
図11(a)に、第1実施形態における作業者スケジュールの情報テーブルの一例を示す。図11(b)に、第1実施形態におけるスケジュール内容を表すスケジュールコード情報の情報テーブルを示す。図11(a)及び(b)には例えば、作業者のスケジュール等に関する情報等とスケジュール内容を表すスケジュールコード等が各々対応付けられて記憶される。
作業者スケジュール情報テーブル2fは、管理サーバ1の管理データベース2又は専門コールセンター6の手配データベース6aに、例えば、図11(a)に示すように、作業者毎のスケジュールに関する情報と対象識別コード・作業指示情報・ルート情報、更新日時等の情報が各々対応付けられて記憶される。例えば、作業者スケジュール情報テーブル2fの「No.1」には、作業者名・作業者IDとして「DD DD,DD01」のスケジュール情報が登録される。各スケジュールは、例えば、時間帯毎に区切られており、その区切られた時間帯に作業予約が登録される。作業予約の登録は、例えば、一般的なアプリケーションのカレンダー機能に応じて登録される。
また、図11(b)に示すスケジュールコードには、作業者のスケジュールに関する情報が作業者端末を介して作業者によって登録される。作業者スケジュール情報テーブル2fには、作業者の空き時間帯や登録が可能な時間帯等がコードで登録されており、このコードを専門コールセンター6が判別し、作業予約を登録してもよい。あるいは、作業予約は、例えば、手配作業を行うオペレータが、スケジュール確認し、オペレータの端末装置(図示せず)により作業者のスケジュールを登録してもよい。
作業者スケジュール情報テーブル2fは、例えば、作業者スケジュール情報テーブル2fに登録される「No.1」の時間帯「AM1」には「AAA01-1,作業指示情報」、時間帯「AM2」には「AAA01-1,作業指示情報」され、時間帯「PM2」には「AAA02-2,作業指示情報」が登録される。時間帯「AM1,AM2」には「ルートA」が登録され、時間帯「PM2」には「ルートB」が各々対応付けられて記憶される。作業者は、作業者スケジュール情報テーブル2fに記録される自分の作業者スケジュール情報は、作業者情報テーブル2eに登録している作業者端末5で参照、更新することができる。を専門コールセンター6は、この作業者スケジュール情報テーブル2fを参照し、作業者の登録を行い、登録を行った作業に関するルートを設定するようにしてもよい。
作業者スケジュール情報テーブル2fは、例えば、専門コールセンター6によって参照され、スケジュールに応じたルートが設定される。
顧客情報テーブル2c又は登録者情報テーブル2dにおいて、作業場所の住所が判明した住所情報と作業者情報テーブル2eに登録されている作業者住所情報に基づき、2点間のルートを算出し、予約が確定した作業指示情報等と対応付けて算出した設定ルート情報を登録するようにしてもよい。作業者は、予約確定後は設定されたルート情報を作業者端末5により参照できるようにしてもよい。
設定されたルート情報は、作業車で作業場所に移動する際に、作業者端末5からルートを案内するように設定されてもよい。作業者スケジュール情報テーブル2fのスケジュール情報は、作業者への予約が確定した時点で、作業に必要な情報とそれらの情報が「作業指示票42b」として作業者の作業者端末5に通知される。作業者は、作業者端末5を介して作業者用のアプリケーションにより提供されるWebサイトから、例えば、スケジュールに関する情報や予約確定した作業指示の内容を参照、確認することができる。作業者は、例えば、作業に行く前に、作業者端末5を介して作業者用のアプリケーションにより提供されるWebサイトにログインし、作業者毎、あるいは作業者に公開されるWebページにより提供される作業スケジュール、作業依頼で指示される作業指示情報やルート情報等を確認するようにしてもよい。
作業者スケジュール情報テーブル2fに登録されるスケジュールコードは、例えば、「01」として「スケジュール登録・不可」、「02」として「通常スケジュール登録・可」、「03」として「優先スケジュール登録・可」、「04」として「代替スケジュール登録・可」、「05」として「スケジュール調整中」、等を示す。例えば、作業者スケジュール情報テーブル2fの「No.n」には、作業者名・作業者IDとして「NN NN,NN01」が登録されている。
また、作業者スケジュール情報テーブル2fには、例えば、各時間帯では、時間帯「早朝」、「12:00-13:00」にはスケジュールコード「01」が登録されており、これは、「スケジュール登録・不可」であることを示す。また、時間帯「AM2~AM2」にはスケジュールコード「02」が登録されており、これは「通常スケジュール登録・可」であることを示す。また、時間帯「PM1」にはスケジュールコード「05」が登録されており、これは「スケジュール調整中」であることを示してもよい。
また、作業者スケジュール情報テーブル2fには、時間帯「深夜」にはスケジュールコード「04」が登録されており、これは「代替スケジュール登録・可」であることを示す。作業者スケジュール情報テーブル2fは、管理サーバ1により参照され、顧客から依頼のあった作業予約の内容に応じて、作業者スケジュール情報テーブル2fのスケュールコードを参照し、顧客住所、登録者住所、各時間帯のスケジュールコードに基づいて、スケジュール登録、調整を行う。
(第1実施形態:作業支援システム100の動作)
次に、本発明の第1実施形態における作業支援システム100の動作の一例について説明する。図12は、本発明の第1実施形態における作業支援システム100の動作の一例を示すフローチャートである。
管理サーバ1は、管理データベース2の各情報テーブルに、対象識別コード情報テーブル2a、対象識別情報テーブル2b、顧客情報テーブル2c、登録者情報テーブル2dと、に、作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、作業者スケジュール情報テーブル2fに作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、作業者スケジュール情報テーブル2fに作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶する。
<対象識別コード検知ステップ:S101>
対象識別コード検知部30は、顧客端末4で読み取られた顧客毎に予め配布されているパレット40の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)を検知する(対象識別コード検知S101)。管理サーバ1は、対象識別コード検知部30により検知された二次元コード50に基づき、管理データベース2に記憶される対象識別情報テーブル2b、顧客情報テーブル2c、登録者情報テーブル2d、作業者スケジュール情報テーブル2fを参照し、作業者端末5を割り当て、作業の指示及び予約を行う。
管理サーバ1は、例えば、対象識別コード検知部30によって検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づき、専門の各コールセンターへの振り分けを行うようにしてもよい。専門の各コールセンターへの振り分けは、例えば、AI機能を備え、検知された対象識別コードと顧客情報に基づいて振り分ける振り分けコールセンターが行ってもよい。
対象識別コード検知部30は、検知した対象識別コードに基づいて、管理データベース2に記憶されている顧客情報テーブル2c、登録者情報テーブル2d、作業者情報テーブル2e、作業者スケジュール情報テーブル2f等を参照し、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、作業の依頼内容に関する作業指示コード50gと、作業の予約に関する作業予約コード50fを各々にダイナミックに生成する。
<作業予約コード送信ステップ:S102>
作業予約コード送信部31は、顧客端末4により検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づいて、対象識別情報テーブル2bに記憶している二次元コード50等、作業者認証コード50e、作業者スケジュール情報テーブル2fに登録されている作業者毎のスケジュール情報を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行う。
管理サーバ1は、作業の予約内容に関する作業予約コード50fを含む「作業予約票42a」を作成する。作業の予約に関する作業予約コード50fは、作業者の作業者認証コード50eを特定した上でダイナミックに生成される。その後、管理サーバ1は、この作業予約コード50fを含む「作業予約票42a」を作成する。さらに管理サーバ1は、作業の依頼内容に関する作業指示コード50gを含む「作業指示票42b」を作成する。作業の指示に関する作業指示コード50gは、作業者の作業者認証コード50eを特定した上でダイナミックに生成される。管理サーバ1は、作業指示コード50gを含む「作業指示票42b」を作成し、作業者の作業者端末5に送信する。(作業予約コード送信S102)。
<作業認証コード検知ステップ:S103>
作業認証コード検知部32は、顧客端末4又は作業者端末5は、管理サーバ1により顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コード50f,作業者端末5に送信された作業指示コード50g、作業者の作業者認証コード50eを検知する(作業認証コード検知S103)。
作業認証コード検知部32は、顧客端末4による作業認証の他に、作業者端末5による作業認証を可能とする。作業認証コード検知部32は、作業者端末5を介して、顧客端末4で受信された「作業予約票42a」に表示される作業予約コード50f、作業者認証コード50eを検知するとともに、作業者端末5に送信された作業指示コード50gの読み取りを行う。
<作業着手認証ステップ:S104>
作業着手認証部33は、管理サーバ1により顧客端末4又は作業者端末5を介して検知された、作業予約コード50f、作業指示コード50g、作業者認証コード50eと、の組合せに基づいて、作業者による作業の着手を認証する(作業着手認証S104)。作業着手認証部33は、検知された各々のコードが、管理サーバ1において生成されたコードであるか、作業者認証コード50eについては、作業者情報テーブル2eに登録されているコードであるかの認証を各々の二次元コード50に格納される第2階層の隠蔽領域にコード化された認証情報に基づいて行う。さらに、依頼のあったスケジュールに割り当てられている作業者であるかの確認を行うようにしてもよい。
<作業着手コード送信ステップ:S105>
作業着手コード送信部34は、作業着手認証部33による作業の着手の認証に基づいて、管理サーバ1で生成された作業着手コード50hを含む「作業着手票42c」を、作業予約のあった顧客端末4に送信する(作業着手コード送信S105)。作業着手コード送信部34は、登録者情報テーブル2dを参照し、それぞれの登録者の送信先として登録される媒体、送信先に管理サーバ1で作成された「作業着手票42c」を送信する。また、作業着手コード送信部34は、登録者情報テーブル2dに対象識別コード(二次元コード50)に対応付けられて登録されている登録者が複数登録されている場合は、登録されている複数の登録先に送信するようにしてもよい。
<作業検証コード送信ステップ:S106>
作業検証コード送信部35は、作業の終了に応じて作業者端末5により検知された作業者認証コード50eに基づいて、管理サーバ1で生成された作業の終了に関する作業検証コード50iを含む「作業終了票42d」を、作業が終了した作業者端末5に送信する(作業検証コード送信S106)。
<認証検証コード検知ステップ:S107>
認証検証コード検知部36は、作業着手コード50hと作業者認証コード50e及び作業検証コード50iの読み取り及び検知を行う(認証検証コード検知S107)。認証検証コード検知部36は、顧客端末4から、顧客端末4に送信された作業着手コード50h、作業者によって提示された作業者認証カード41の作業者認証コード50eと作業検証コード50iを検知する。
また、認証検証コード検知部36は、顧客が各コードの検知を作業者に依頼した場合は、作業者の作業者端末5から、顧客端末4に送信された作業着手コード50hと作業者自身によって提示された作業者認証コード50eを検知し、作業者端末5に送信された作業検証コード50iを読み取る。
また、認証検証コード検知部36は、顧客が顧客端末4等を有さない顧客の場合は、管理サーバ1における作業着手認証の記録結果を代替としてもよい。また、認証検証コード検知部36は、作業現場の作業者による作業者端末5を介して検知させる場合は、顧客が保持するパレット40(登録者間で共通に保持)の二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)を代替として検知させてもよい。
<作業検証ステップ:S108>
作業検証部37は、顧客端末4又は作業者端末5により読み取られた又は検知された作業着手コード50h、作業者認証コード50e、作業検証コード50iの3つの二次元コード50の組合せの組合せに基づいて、作業の終了を認証するとともに、作業の検収を検証する(作業検証S108)。
これにより、本実施形態における作業支援システム100の動作が終了する。また、本実施形態における作業支援プログラムとして、上記動作をコンピュータに実行させてもよい。
(第2実施形態:作業支援システム100の動作)
次に、図13は、第2実施形態における作業支援システム100の動作の一例を示すブロック図である。第2実施形態と、第1実施形態との違いは、専門コールセンター6及び手配データベース6aを備える点である。そのほかの点については、上述した実施形態と同様のため、説明を適宜省略する。
<専門コールセンター6>
図13に示す第2実施形態において、作業支援システム100の管理サーバ1は、複数の専門コールセンター6をさらに備える。専門コールセンター6は、例えば、クラウド上に構築されてもよく、各設備に特化したコールセンターの他に、設備メンテナンス会社等であってもよい。専門コールセンター6は、例えば、修理、修繕、営繕等を行う対象物に応じて手配される。専門コールセンター6は、管理サーバ1と公衆通信網3を介して接続され、作業者端末5を保持する作業者のスケジュール情報等が記憶された手配データベース6aを参照し、作業依頼のスケジュール調整を実施する。専門コールセンター6は、ある地区毎に設けられてもよい。
<手配データベース6a>
手配データベース6aは、例えば、図11に示す作業者スケジュール情報テーブル2f及びスケジュールコード情報テーブル2gを備える。
次に、図14~図16を参照しながら、第2実施形態における作業支援システム100の動作の一例のフローチャートについて説明する。第2実施形態と、第1実施形態との違いは、地区Aの顧客端末4aから地区Zの顧客の作業予約を行い、地区Zの作業者端末5を割り当て、作業させる点である。そのほかの点については、上述した実施形態と同様のため、説明を適宜省略する。
<対象識別検知ステップ:S201>
第2実施形態では、例えば、管理データベース2に、予め「C様用 パレット1」、対象識別コード「CCC01-1」を有する顧客端末4aの登録者として、登録者名「BB BB」、登録者ID「B001」、登録者地区「神奈川西部」、顧客端末4zの登録者として、登録者名「CC CC」、登録者ID「C001」、登録者地区「鹿児島地区」が記憶されており、登録者「BB BB」が登録者「CC CC」の作業の予約を行い、登録者地区「鹿児島地区」での作業の予約、作業、検証等が行われるものとする。
まず、顧客である登録者「BB BB」は、予め配布されているパレット40(C様用 パレット)を準備し、顧客端末4aに二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)等を顧客用のアプリケーション機能に従い、検知させる。
管理サーバ1の対象識別コード検知部30は、対象識別コード「CCC01-1」を検知し、振分けコールセンターにより、対象識別コード「CCC01-1」に対応する専門コールセンター6(例えば、エアコン専門コールセンター)に作業の予約が振り分けられる。顧客端末4によって検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)が、例えば、対象識別コード「CCC01」であれば、対象識別コード「CCC01」に対応する専門コールセンター6(例えば、総合コールセンター)が振り分けられるようにしてもよい。
登録者「BB BB」は、登録者「CC CC」の作業の予約を行うため、登録者地区「鹿児島地区」での作業の予約、作業を希望している。管理サーバ1(振分けコールセンター)は、例えば、鹿児島地区の専門コールセンター6を選択する。そして、鹿児島地区の専門コールセンター6は、手配データベース6aに記憶される作業者情報テーブル2e及び作業者スケジュール情報テーブル2f等を参照し、例えば、条件に合う作業者名「NN NN」、作業者ID「NN01」の作業者の割り当てを行う。
鹿児島地区の専門コールセンター6は、作業者の割り当ての結果(作業者名「NN NN」、作業者ID「NN01」)を、管理サーバ1に通知する。専門コールセンターは、例えば、東京地区に全国を統括する総合の専門コールセンター6があり、各都道府県に各地域の専門コールセンター6があってもよい。専門コールセンター6の手配データベース6aは、管理サーバ1と各々の専門コールセンター6で共有できるようにしてもよい。
また、例えば、作業者の個人情報は各々の専門コールセンター6が保持してもよい。その場合、管理サーバ1とのやり取りは、作業者ID(作業者認証コード50e)を用いて行うようにしてもよい。
<作業予約コード送信ステップ:S202>
管理サーバ1は、顧客端末4からの作業依頼と、管理サーバ1が割り当て作業者端末5又は専門コールセンター6によって割り当てられた作業者端末5に関する情報に基づき、例えば、図4(b)に示すような「作業指示票42b」が作成される。「作業指示票42b」には、作業の指示内容に関する作業指示コード50gが含まれる。作業指示コード50gは、作業の予約に関する作業予約コード50fを作業者の作業者認証コード50eを特定した上でダイナミックに生成される。「作業指示票42b」は、例えば、作業指示に関する各情報が所定のメッセージと共に作業指示コード50gとにより構成される。
また、管理サーバ1は、顧客端末4によって検知された対象識別コード「CCC01-1」と顧客端末4からの作業予約に関する情報、専門コールセンター6によって確認された内容に基づき、例えば、図11(a)に示すような「作業予約票42a」が作成される。「作業予約票42a」には、例えば、作業予約に関する各情報が所定のメッセージと共に作業予約コード50fとにより構成される。
続いて、管理サーバ1は、「作業予約票42a」及び「作業指示票42b」を送信する。管理サーバ1は、作業者情報テーブル2eを参照し、「作業指示票42b」を、割り当てられた作業者の作業者ID「NN01」の登録者メールアドレス「Mail: NN@・・・.com」に送信される。
また、登録者情報テーブル2dを参照し、「作業予約票42a」を対象識別コード「CCC01-1」に対応する登録者ID「B001」の登録者メールアドレス「Mail:bbbb@・・・.com」に送信する。続いて、管理サーバ1は、登録者ID「CC001」にも送信するが、登録者ID「C001」の登録者は、住所、電話番号、FAX番号のみが登録されている。そのため、例えば、登録されている住所への郵送又は登録者FAX番号「099X-XX-XXXX」にFAX送信されてもよい。
<作業認証コード検知ステップ:S203>
作業する地区Zの登録者名「CC CC」は顧客端末4としてFAX機能付の機器のみのため、二次元コードの検知ができない。このような場合は、管理サーバ1は、作業者端末5を介して各コードを検知する。管理サーバ1は、作業者端末5を介して、予め配布されるパレット40(C様用 パレット1)に表示される対象識別コード「CCC01-1」が検知され、作業者端末5に送信された「作業指示票42b」に表示される作業指示コード50gが読み取られ、さらに作業者認証カード41に表示される作業者認証コード50eが検知される。管理サーバ1は、作業者端末5を介して、例えば、郵送又はFAX送信された「作業予約票42a」に表示される作業予約コード50fを検知させるようにしてもよい。
<作業着手認証ステップ:S204>
管理サーバ1は、対象識別コード「CCC01-1」、作業指示コード50g、作業者認証コード50eの組合せにより、作業着手の認証を行う。第1実施形態との違いは、第2実施形態では対象識別コード「CCC01-1」であるのに対し、第1実施形態では作業予約コード50fである点であり、対象識別コード「CCC01-1」の認証は、対象識別情報テーブル2b、登録者情報テーブル2dに基づき、共通の対象識別コード「CCC01-1」が登録されているかによって認証される点である。そのほかの点については、上述した実施形態と同様のため、説明を適宜省略する。
<作業着手コード送信ステップ:S205>
管理サーバ1は、作業者による作業の着手の認証に基づいて、作業者認証コード50eの認証情報に紐づけてダイナミックに作業着手コード50hを生成し、生成した作業着手コード50hを含む「作業着手票42c」を登録者ID「B001」の登録者メールアドレス「Mail: bbbb@・・・.com」に送信する。
<作業検証コード送信ステップ:S206>
作業者端末5は、作業者端末5を介して検知された作業者認証コード50eに基づき、作業者認証コード50eの認証情報に紐づけて作業検証コード50iをダイナミックに生成し、生成された作業検証コード50iを含む作業終了票42dを作成し、作業者端末5に送信する。作業検証コード送信S206は、上述した実施形態と同様のため、説明を適宜省略する。
<認証検証コード検知ステップ:S207>
管理サーバ1は、対象識別コード「CCC01-1」と作業者認証コード50e及び作業検証コードの読み取り及び検知を行う。第1実施形態との違いは、管理サーバ1で検知されるコードが、第2実施形態では対象識別コード「CCC01-1」であるのに対し、第1実施形態では作業着手コード50hである点である。そのほかの点については、上述した実施形態と同様のため、説明を適宜省略する。
<作業検証ステップ:S208>
管理サーバ1は、対象識別コード「CCC01-1」、作業者認証コード50e、作業検証コード50iに基づいて、作業の終了を認証するとともに、作業の検収が検証される(作業検証S108)。第1実施形態との違いは、第2実施形態では対象識別コード「CCC01-1」であるのに対し、第1実施形態では作業着手コード50hである点であり、対象識別コード「CCC01-1」の認証は、対象識別情報テーブル2b、登録者情報テーブル2dに基づき、共通の対象識別コード「CCC01-1」が登録されているかによって認証される点である。そのほかの点については、上述した実施形態と同様のため、説明を適宜省略する。
これにより、第2実施形態における作業支援システム100の動作が終了する。また、本実施形態における作業支援プログラムとして、上記動作をコンピュータに実行させてもよい。
図17に、第1及び第2実施形態における二次元コード生成の一例について説明する。管理サーバ1は、例えば、顧客端末4、作業者端末5によって検知又は読み取られた対象識別コード(二次元コード50)と、特定された作業者認証コード50eの認証情報に紐づけて、作業予約票42a、作業指示票42b、作業着手票42c、作業終了票42dに表示させるための二次元コード50をダイナミックに生成する。
<生成する票の判別ステップ:S301>
生成する票の判別ステップでは、各処理、認証の状況に応じて、生成する各票42の判別を行う(生成する票の判別S301)。管理サーバ1は、第11図に示す処理の各段階に応じて、形成する二次元コードに関する各票42の判別を行い、例えば、生成する各票42のフォーマット、表記メッセージ等を管理データベース2に記憶される情報テーブル(図示せず)より選択する。
<記録情報の抽出ステップ:S302>
管理サーバ1は、生成する票の判別S301の判別の結果に応じて、管理データベース2に記憶される各情報テーブルから、各票42に記載する記録情報の抽出を行う(各記録情報の抽出S302)。記録情報の抽出は、例えば、作成する票が作業予約票42aであれば、図4(a)に示すような各々の記録情報(タイトル、宛先、挨拶文、作業予約内容、特記事項、対応指示、問い合わせ先等)、各記録情報及び特定された作業者認証コード50eの認証に関する情報、二次元コードの組合せ又は復号化に関する情報、各票42の二次元コードの組合せに関する情報等が、管理データベース2の対応する各情報テーブルから抽出される。さらに、各他の作業指示票42b、作業着手票42c、作業終了票42dについても同様である。
<記録領域の判別ステップ:S303>
管理サーバ1は、記録情報の抽出S302で抽出された情報の記録先領域の判別を行う(記録領域の判別S303)。管理サーバ1は、抽出された記録情報の記録先である二次元コード50の第1階層である公開領域と第2階層である隠蔽領域の認証情報の判別を行う。記録領域の判別は、例えば、各票42において抽出した記録情報の各々を、メッセージとして表示するか、二次元コード50として記録するか、さらに二次元コード50の第1階層の公開領域、第2階層の隠蔽領域の何れかに記録するか等を記憶した情報テーブル(図示せず)に基づいて判別するようにしてもよい。
<記録領域への記録ステップ:S304>
管理サーバ1は、記録領域の判別S303で判別された結果に応じて、各票42に表示される二次元コード50の第1階層の公開領域、第2階層の隠蔽領域に抽出された記録情報の記録を行う(記録領域への記録S304)。二次元コード50には、例えば、作業予約票42aの作業予約コード50fの第1階層の公開領域には、予約先URL情報、予約関連情報(日時等)等が公開情報としてコード化されて記録され、第2階層の隠蔽領域には、特定された作業者認証コード50eの認証に関する関連情報等が隠蔽コード化されて格納され、ダイナミックに生成される。顧客端末4からは、例えば、公開領域に記録された情報(URL情報など)は検知可能となるが、隠蔽領域に記録された情報は検知することができないように形成される。
<票の作成ステップ:S305>
管理サーバ1は、各票42に応じたメッセージ等とともに、記録領域への記録S304で生成された二次元コード50(作業予約コード50f、作業指示コード50g、作業着手コード50h、作業検証コード50i)を合わせ、各票42を作成する(票の作成S305)。
これにより、第1及び第2実施形態における二次元コード生成の動作が終了する。また、本発明の実施形態における作業支援プログラムとして、上記動作をコンピュータに実行させてもよい。
また、本実施形態によれば、対象識別コードは、依頼する作業に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される。可読領域は、少なくとも前記作業の対象物に関する対象物識別情報が可読可能なコードで形成され、隠蔽領域は、少なくとも作業の予約に関する予約関連情報と、作業を依頼する顧客に関する顧客関連情報と、を含む関連情報が隠蔽可能なコードで形成される。
また、本実施形態によれば、二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)、その他の二次元コード50等に基づいて、修理、修繕、営繕等の作業が可能な作業者のスケジュールを確認し、作業依頼に対応した作業者の割り当ての調整を行う。専門コールセンター6は、作業毎のスケジュール状況を、例えば、作業者によって登録されたスケジュールに基づいて割り当ての処理がなされるか、又は振り分けられた専門コールセンター6のオペレータによって確認、登録された内容に基づいて、決定するようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、専門コールセンター6は、例えば、顧客端末4からの作業依頼時の情報に、二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)等と共に「コールバック希望」等との指示が付加されれば、依頼のあった顧客にコールバックの対応処理を行ってもよい。コールバックの対応は、修理、修繕、営繕等に関する打ち合わせを行い、顧客のアプリケーション機能を用いて入力してもよい。専門コールセンター6はオペレータが使用する端末の画面上に表示させ、オペレータから入力されたスケジュール調整の調整結果に基づき、作業可能な作業者のスケジュールを決定するようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、管理サーバ1は、検知した二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)から、対象識別コードを判別し、管理データベース2を参照し、対象識別情報テーブル2bから特定された作業者の対象識別コードに対応する関連情報を抽出する。二次元コード50には、対象識別コードの他に、例えば、公開可能な情報が第1階層の領域にコード化されて形成されていてもよい。また、管理サーバ1は、非公開情報(隠蔽情報)が第2階層の領域にコード化されて形成されている場合は、デコード処理により、コード化されている非公開情報を検知し、専門コールセンター6又は作業の依頼先を振り分けるようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、管理サーバ1は、検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づき、対象識別コードの他に、例えば、登録者、顧客の地区、住所、設置場所、設置部門、対象物特記情報等の情報に基づき、専門コールセンター6や作業者等の適切な振り分け先を決定するようにしてもよい。管理サーバ1は、検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に対する登録者や設置場所、設置部門等の関連情報が複数ある場合は、複数の関連情報の中から特定の情報の絞り込みする等してもよい。
また、本実施形態によれば、AI振り分けコールセンターで設定する連関度は、例えば、機械学習を用いて算出される。機械学習は、例えば、深層学習が用いられてもよい。AI振り分けコールセンターは、検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に基づき、修理、修繕、営繕等に適した専門コールセンター6に振り分けられることが可能となる。これにより、例えば、AI振り分けコールセンターは、顧客端末4によって検知された対象識別コード「AAA01-1」であればエアコン専門のコールセンター、対象識別コード「AAA01-2」であれば照明専用のコールセンター、対象識別コード「AAA01-3」であれば水道専用のコールセンター等のように振り分け先を選出するように学習させてもよい。このような構成とすることで、例えば、顧客から検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に対応する対象物の振り分け先を効率よく選出することが可能となる。
また、本実施形態によれば、管理サーバ1は、例えば、対象識別情報テーブル2b、顧客情報テーブル2c、登録者情報テーブル2dなどを参照し、検知された二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)に対する顧客地区や顧客住所又は登録者が複数存在する場合は、一括して振り分ける、又は選択して振り分けるようにしてもよい。
また、本実施形態によれば、図6に示すような情報テーブルで、対象物情報を管理し、パレット40と顧客及び登録者に関する認証情報とを紐づける。このため、顧客及び登録者に関する情報の追加や更新を別の次テーブルで実施することができる。これにより顧客先作業の効率化と作業の正確性を達成できる。
また、本実施形態によれば、管理サーバ1は、このような修理、修繕、営繕等の依頼先を適宜に振り分けることで、例えば、全国に複数の拠点を多数有するチェーン店や拠点を有する企業等又は高層ビルに複数のフロアを多数有するような大手企業等では、本社系の管理部門が複数の拠点の営繕依頼を1つの二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)で一括して行うことが可能となる。また、登録者が複数登録されている場合は、各地域の作業者(例えば、東京23区からの作業依頼で、例えば、鹿児島県で登録されている登録者先の作業を、鹿児島地区で登録されている作業者に依頼する等)に振り分けることが可能となる。
また、本実施形態によれば、管理サーバ1、顧客端末4、作業者端末5を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援システム方法は、二次元コード50(パレットコード50a、エアコンコード50b、LEDコード50c、水道コード50d)等を検知させる対象識別検知ステップと、管理サーバ1によって特定された作業者認証コード50eの認証情報に紐づけてられてダイナミックに生成された作業予約コード50f及び作業指示コード50gを送信させる作業予約コード送信ステップと、作業者の作業者認証コード50eを検知させる作業者認証コード検知ステップと、管理サーバ1によって特定された作業者認証コード50eの認証情報に紐づけてられてダイナミックに生成された作業指示票42b及び作業予約票42aを送信させる作業予約コード送信ステップと、作業者端末5によって検知された作業予約コード50f、作業指示コード50g、作業者認証コード50eの組合せに基づいて、作業着手を認証させる作業着手認証ステップと、作業者端末5によって検知された作業者認証コード50eに基づき、管理サーバ1によって特定された作業者認証コード50eの認証情報に紐づけてられてダイナミックに生成された作業終了票42dを送信させる作業検証コード送信ステップと、顧客端末4又は作業者端末5により検知された作業着手コード50h、作業検証コード50i、作業者認証コード50eに基づき、作業終了及び終了の検収をさせる認証検証コード検知ステップとにより提供することができる。
(第3実施形態:訪問介護などにおける作業支援システム100の動作)
ここまで、作業支援システム100の実施形態として、例えば修理、修繕、営繕等の作業を行う場合について説明したが、他のサービスであってもよい。作業支援システム100が、例えば他のサービスとして第3実施形態として、例えば、訪問介護サービスを行うシステムである場合は、例えば、管理サーバ1は、訪問介護を依頼する顧客の顧客端末4から、顧客が希望する訪問介護の依頼が取得する。顧客は、例えば、あらかじめ配布される訪問介護用の各種のメニュー、サービスと対応する関連二次元コードが表示されたパレットを用いて、訪問介護の依頼を行う。関連二次元コードが表示されたパレットは、例えば、紙媒体の他に、電子機器(例えば、TV、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等)に表示される電子媒体であってもよい。
管理サーバ1は、顧客端末4からの介護の依頼に応じて、介護職員又はヘルパーを介護員として割り当てを行う。管理サーバ1は、介護の依頼内容に関する介護に関する介護指示コードと、介護作業の予約に関する介護予約コードを生成する。管理サーバ1は、生成された介護指示コードを介護員端末に送信する。管理サーバ1は、生成された介護予約コードを依頼された顧客端末4に送信する。管理サーバ1は、顧客端末4又は介護員の介護員端末を介して検知された介護予約コードと、介護指示コードと、介護員認証コードとの組合せに基づいて介護員による介護の作業の着手を認証する。
次に、管理サーバ1は、介護の作業者による作業の着手の認証結果に基づいて、介護員着手コードを生成して顧客端末4に送信する。管理サーバ1は、介護作業の終了に応じて、介護員端末により検知された介護員認証コードに基づいて、介護作業の終了に関する介護検証コードを生成し、介護作業が終了した介護員端末に送信する。顧客端末4又は介護員端末は、介護着手コードと、介護員コードと、介護検証コードとを検知又は読み取る。管理サーバ1は、顧客端末4又は介護員端末により、検知又は読み取られた、介護着手コードと、介護員認証コードと、介護検証コードと、の組合せに基づいて、介護作業の終了を認証するとともに、顧客に介護作業の検収を検証する。
(第4実施形態:配車送迎などにおける作業支援システム100の動作)
次に、第4実施形態として、作業支援システム100が、例えば、顧客に配車などによる送迎の手配を行う送迎配車サービスを行うシステムであってもよい。管理サーバ1は、配車を依頼する顧客の顧客端末4から日時、場所、依頼者、搭乗者数などの配車依頼が、顧客端末4から取得する。顧客は、例えば管理サーバ1から提供される送迎の配車用予約の各種のメニュー、サービスと対応する関連二次元コードが表示された画面から、送迎の配車の依頼を行う。管理サーバ1は、顧客端末4からの配車の依頼に応じて、配車可能な運転手の割り当てを行う。関連二次元コードが表示された画面は、例えば、紙媒体の他に、電子機器(例えば、TV、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末等)に表示される電子媒体であってもよい。
管理サーバ1は、配車の依頼内容に関する送迎指示コードと、配車の予約に関する作業予約コードを生成する。管理サーバ1は、生成された送迎指示コードを、顧客の送迎を行う送迎員端末に送信する。管理サーバ1は、生成された送迎予約コードを依頼された顧客端末4に送信する。管理サーバ1は、顧客端末4又は送迎の送迎員端末を介して検知された送迎予約コードと、送迎指示コードと、送迎員認証コードとの組合せに基づいて送迎員による送迎の作業の着手を認証する。
次に、管理サーバ1は、送迎の送迎員による作業の着手の認証結果に基づいて、送迎員着手コードを生成して顧客端末4に送信する。管理サーバ1は、送迎作業の終了に応じて、送迎員端末により検知された送迎員認証コードに基づいて、送迎作業の終了に関する送迎検証コードを生成し、送迎作業が終了した送迎員端末に送信する。顧客端末4又は送迎員端末は、送迎着手コードと、送迎員コードと、送迎検証コードとを検知又は読み取る。管理サーバ1は、顧客端末4又は送迎員端末により、検知又は読み取られた、送迎着手コードと、送迎員認証コードと、送迎検証コードと、の組合せに基づいて、送迎作業の終了を認証するとともに、顧客に送迎作業の検収を検証する。
本発明の実施形態のいくつかを説明したが、各実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 :管理サーバ
10 :筐体
2 :管理データベース
20 :CPU
21 :ROM
22 :RAM
23 :記憶部
24 :I/F
25 :I/F
26 :I/F
27 :内部バス
28 :出力部分
29 :入力部分
2a :対象識別コード情報テーブル
2b :対象識別情報テーブル
2c :顧客情報テーブル
2d :登録者情報テーブル
2e :作業者情報テーブル
2f :作業者スケジュール情報テーブル
2g :スケジュールコード情報テーブル
3 :公衆通信網
30 :対象識別コード検知部
31 :作業予約コード送信部
32 :作業認証コード検知部
33 :作業着手認証部
34 :作業着手コード送信部
35 :作業検証コード送信部
36 :認証検証コード検知部
37 :作業検証部
4 :顧客端末
4a :顧客端末
4z :顧客端末
40 :パレット
41 :作業者認証カード
42 :各票
42a :作業予約票
42b :作業指示票
42c :作業着手票
42d :作業終了票
5 :作業者端末
5a~5z:作業者端末
50 :二次元コード
50a :パレットコード
50b :エアコンコード
50c :LEDコード
50d :水道コード
50e :作業者認証コード
50f :作業予約コード
50g :作業指示コード
50h :作業着手コード
50i :作業検証コード
51a :作業者画像
6 :専門コールセンター
6a :手配データベース
100 :作業支援システム
A :地区
B :エリア
Z :地区
S101 :対象識別コード検知ステップ
S102 :作業予約コード送信ステップ
S103 :作業認証コード検知ステップ
S104 :作業着手認証ステップ
S105 :作業着手コード送信ステップ
S106 :作業検証コード送信ステップ
S107 :認証検証コード検知ステップ
S108 :作業検証ステップ
S201 :対象識別検知ステップ
S202 :作業予約コード送信ステップ
S203 :作業認証コード検知ステップ
S204 :作業着手認証ステップ
S205 :作業着手コード送信ステップ
S206 :作業検証コード送信ステップ
S207 :認証検証コード検知ステップ
S208 :作業検証ステップ
S301 :生成する票の判別ステップ
S302 :各記録情報の抽出ステップ
S303 :各記録領域の判別ステップ
S304 :各記憶領域への記録ステップ
S305 :票の作成ステップ

Claims (17)

  1. 管理サーバ、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援システムであって、
    前記管理サーバは、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、
    前記顧客端末は、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、作業者認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記作業者端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を認証すること、
    を特徴とする作業支援システム。
  2. 管理サーバ、専門コールセンター、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援システムであって、
    前記管理サーバは、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記対象識別コードに対応した専門コールセンターに関する専門コールセンター情報と、を関連付けて記憶し、
    前記専門コールセンターは、前記作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、
    前記顧客端末は、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードに対する専門コールセンターを振り分け、前記振り分けた専門コールセンターに前記検知された対象識別コードを送信し、
    前記専門コールセンターは、前記管理サーバにより送信された前記対象識別コードと、前記記憶している前記作業者のスケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記割り当てられた作業者の作業者認証コードを前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、前記専門コールセンターにより送信された前記作業者認証コードに基づいて、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者認証コードに対する作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記作業者端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を認証すること、
    を特徴とする作業支援システム。
  3. 前記管理サーバは、前記作業者による作業の着手の認証結果に基づいて、作業着手コードを生成し、前記生成した前記作業着手コードを前記顧客端末に送信し、
    前記管理サーバは、作業の終了に応じて前記作業者端末により検知された作業者認証コードに基づいて、前記作業の終了に関する作業検証コードを生成し、前記生成された作業検証コードを前記作業が終了した作業者端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記作業者端末は、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、を検知又は読み取り、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記作業者端末により、検知又は読み取られた、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、の組合せに基づいて、前記作業の終了を認証するとともに、前記作業の検収を検証すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の作業支援システム。
  4. 前記作業者端末は、顧客毎に予め配布されている対象識別コードと前記作業者認証コードとを検知するとともに、前記管理サーバにより前記作業者端末に送信された作業検証コードを読み取り、
    前記管理サーバは、前記作業者端末により検知された前記作業者の作業者認証コードと前記対象識別コードと、前記作業者端末により読み取られた前記作業検証コードと、の組合せに基づいて、前記作業の終了を認証するとともに、終了の検収を検証すること、
    を特徴とする請求項3記載の作業支援システム。
  5. 前記対象識別コードは、依頼する作業に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、
    前記可読領域は、少なくとも前記作業に関する関連情報又は前記作業の対象物に関する対象物識別情報が可読可能なコードで形成され、
    前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業又は前記対象物の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、
    を特徴とする請求項1、2、4の何れか1項記載の作業支援システム。
  6. 前記作業者認証コードは、作業を実施する作業者に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、
    前記可読領域は、少なくとも前記作業又は作業者に関する識別情報が可読可能なコードで形成され、前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、
    を特徴とする請求項1~4の何れか1項記載の作業支援システム。
  7. 前記作業指示コードは、予約が確定した作業指示に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、
    前記可読領域は、少なくとも前記予約が確定した作業に関する情報が可読可能なコードで形成され、
    前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、
    を特徴とする請求項1又は2記載の作業支援システム。
  8. 前記作業予約コードは、予約が確定した作業予約に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報を含む隠蔽領域と、により構成される二次元コードであって、
    前記可読領域は、少なくとも前記作業の予約に関する情報が可読可能なコードで形成され、
    前記隠蔽領域は、少なくとも前記予約の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、
    を特徴とする請求項1又は2記載の作業支援システム。
  9. 前記作業着手コードは、作業手配された作業者による作業の開始に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、
    前記可読領域は、少なくとも前記作業の着手に関する情報が可読可能なコードで形成され、
    前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、
    を特徴とする請求項3記載の作業支援システム。
  10. 前記作業検証コードは、作業指示された作業の終了に関する公開情報を含む可読領域と、非公開情報と、を含む隠蔽領域により構成される二次元コードであって、
    前記可読領域は、少なくとも前記作業の検証に関する情報が可読可能なコードで形成され、
    前記隠蔽領域は、少なくとも前記作業の検証の識別に関する情報が隠蔽可能なコードで形成されたこと、
    を特徴とする請求項3又は4記載の作業支援システム。
  11. 管理サーバ、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援方法であって、
    前記管理サーバに、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶する記憶ステップと、
    顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを前記顧客端末により検知する対象識別コード検知ステップと、
    前記顧客端末により検知された対象識別コードの組合せに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、作業者認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に前記管理サーバにより送信する作業予約コード送信ステップと、
    前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を前記管理サーバにより検知する作業認証コード検知ステップと
    前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を、前記管理サーバにより認証する認証ステップと、
    をコンピュータに実行させること、
    を特徴とする作業支援方法。
  12. 管理サーバ、専門コールセンター、顧客端末、作業者端末を介して、顧客から依頼された作業の実施を確認する作業支援方法であって、
    前記管理サーバに、前記作業の対象となる対象物及び顧客を識別する対象識別コードと、前記作業の作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記対象識別コードに対応した専門コールセンターに関する専門コールセンター情報と、を関連付けて記憶する記憶ステップと、
    前記専門コールセンターにより、前記作業者の認証に関する作業者認証コードと、前記作業者のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、前記顧客端末により、顧客毎に予め配布されている前記対象識別コードを検知する対象識別コード検知ステップと、
    前記管理サーバにより、前記顧客端末により検知された対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードに対する専門コールセンターを振り分け、前記振り分けた専門コールセンターに前記検知された対象識別コードを送信し、前記専門コールセンターにより、前記管理サーバにより送信された前記対象識別コードと、前記記憶している前記作業者のスケジュール情報と、を参照して、作業可能な作業者の割り当てを行うとともに、前記割り当てられた作業者の作業者認証コードを前記管理サーバに送信し、前記管理サーバにより、前記専門コールセンターにより送信された前記作業者認証コードに基づいて、前記作業の依頼内容に関する作業指示コードと、前記作業の予約に関する作業予約コードと、を生成し、前記生成された作業指示コードを前記作業者認証コードに対する作業者の作業者端末に送信するとともに、前記生成された作業予約コードを前記依頼された顧客端末に送信する作業予約コード送信ステップと、
    前記顧客端末又は前記作業者端末により、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された作業予約コードと、前記作業者端末に送信された作業指示コードと、前記作業者の作業者認証コードと、を検知し、前記管理サーバにより前記顧客端末又は前記作業者端末を介して検知された、前記作業予約コードと、前記作業指示コードと、前記作業者認証コードと、の組合せに基づいて、前記作業者による作業の着手を認証する認証ステップと、
    をコンピュータに実行させること、
    を特徴とする作業支援方法。
  13. 前記作業者による作業の着手の認証結果に基づいて、作業着手コードを生成し、前記生成した前記作業着手コードを前記顧客端末に、前記管理サーバにより送信する作業着手送信ステップと、
    作業の終了に応じて前記作業者端末により検知された作業者認証コードに基づいて、前記作業の終了に関する作業検証コードを生成し、前記生成された作業検証コードを前記作業が終了した作業者端末に、前記管理サーバにより送信する検証コード送信ステップと、
    前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、前記顧客端末又は前記作業者端末により検知又は読み取る作業検証コード検知ステップと、
    前記顧客端末又は前記作業者端末により、検知又は読み取られた、前記作業着手コードと、前記作業者認証コードと、前記作業検証コードと、の組合せに基づいて、前記作業の終了を認証するとともに、前記作業の検収を、前記管理サーバにより検証する検証ステップと、
    をコンピュータに実行させること、
    を特徴とする請求項11又は請求項12記載の作業支援方法。
  14. 管理サーバ、顧客端末、介護員端末を介して、顧客から依頼された介護の実施を確認する作業支援システムであって、
    前記管理サーバは、前記介護の対象となる内容及び前記顧客を識別する対象識別コードと、前記介護を行う介護員の認証に関する介護員認証コードと、前記介護員のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、
    前記顧客端末は、前記介護を必要とする顧客毎に予め配布されている介護識別コードを検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された前記対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、介護員認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、介護可能な介護員の割り当てを行うとともに、前記介護の依頼内容に関する介護指示コードと、前記介護の予約に関する介護予約コードと、を生成し、前記生成された介護指示コードを前記介護員の介護員端末に送信するとともに、前記生成された介護予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記介護員端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された介護予約コードと、前記介護員端末に送信された介護指示コードと、前記介護員の介護員認証コードと、を検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記介護員端末を介して検知された、前記介護予約コードと、前記介護指示コードと、前記介護員認証コードと、の組合せに基づいて、前記介護員による介護の着手を認証すること、
    を特徴とする作業支援システム。
  15. 前記管理サーバは、前記介護員による介護の着手の認証結果に基づいて、介護員着手コードを生成し、前記生成した前記介護員着手コードを前記顧客端末に送信し、前記介護の終了に応じて前記介護員端末により検知された介護員認証コードに基づいて、前記介護の終了に関する介護検証コードを生成し、前記生成された介護検証コードを前記介護が終了した介護員端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記介護員端末は、前記介護着手コードと、前記介護員認証コードと、前記介護検証コードと、を検知又は読み取り、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記介護員端末により、検知又は読み取られた、前記介護員着手コードと、前記介護員認証コードと、前記介護検証コードと、の組合せに基づいて、前記介護の終了を認証するとともに、前記介護の検収を検証すること、
    を特徴とする請求項14記載の作業支援システム。
  16. 管理サーバ、顧客端末、送迎員端末を介して、顧客から依頼された送迎の実施を確認する作業支援システムであって、
    前記管理サーバは、前記送迎の対象となる内容及び前記顧客を識別する対象識別コードと、前記送迎を行う送迎員の認証に関する送迎員認証コードと、前記送迎員のスケジュールに関するスケジュール情報と、を関連付けて記憶し、
    前記顧客端末は、前記送迎を必要とする顧客毎に予め配布されている送迎識別コードを検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末により検知された前記対象識別コードに基づいて、前記記憶している対象識別コードと、送迎員認証コードと、スケジュール情報と、を参照して、送迎可能な送迎員の割り当てを行うとともに、前記送迎の依頼内容に関する送迎指示コードと、前記送迎の予約に関する送迎予約コードと、を生成し、前記生成された送迎指示コードを前記送迎員の送迎員端末に送信するとともに、前記生成された送迎予約コードを前記依頼された顧客端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記送迎員端末は、前記管理サーバにより前記顧客又は前記顧客端末に送信された送迎予約コードと、前記送迎員端末に送信された送迎指示コードと、前記送迎員の送迎員認証コードと、を検知し、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記送迎員端末を介して検知された、前記送迎予約コードと、前記送迎指示コードと、前記送迎員認証コードと、の組合せに基づいて、前記送迎員による送迎の着手を認証すること、
    を特徴とする作業支援システム。
  17. 前記管理サーバは、前記送迎員による送迎の着手の認証結果に基づいて、送迎員着手コードを生成し、前記生成した前記送迎員着手コードを前記顧客端末に送信し、前記送迎の終了に応じて前記送迎員端末により検知された送迎員認証コードに基づいて、前記送迎の終了に関する送迎検証コードを生成し、前記生成された送迎検証コードを前記送迎が終了した送迎員端末に送信し、
    前記顧客端末又は前記送迎員端末は、前記送迎着手コードと、前記送迎員認証コードと、前記送迎検証コードと、を検知又は読み取り、
    前記管理サーバは、前記顧客端末又は前記送迎員端末により、検知又は読み取られた、前記送迎員着手コードと、前記送迎員認証コードと、前記送迎検証コードと、の組合せに基づいて、前記送迎の終了を認証するとともに、前記送迎の検収を検証すること、
    を特徴とする請求項16記載の作業支援システム。
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