JP2005263477A - 配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム - Google Patents

配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005263477A
JP2005263477A JP2004083098A JP2004083098A JP2005263477A JP 2005263477 A JP2005263477 A JP 2005263477A JP 2004083098 A JP2004083098 A JP 2004083098A JP 2004083098 A JP2004083098 A JP 2004083098A JP 2005263477 A JP2005263477 A JP 2005263477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driver
information
mobile terminal
vehicle allocation
dispatch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004083098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Taneda
博晶 種田
Akira Morita
明 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2004083098A priority Critical patent/JP2005263477A/ja
Publication of JP2005263477A publication Critical patent/JP2005263477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 高精度な配車管理を実現する。
【解決手段】 荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理サーバと、該配車管理サーバに配車の割当ての要求を行う運送業者端末とからなる配車管理システムにおいて、前記配車管理サーバは、予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成手段と、画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成手段と、前記メール生成手段により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信手段と、前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成手段とを有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラムに係り、特に、運送業者における配車作業を効率的に行い、高精度な配車管理を実現するための配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラムに関する。
従来、貨物等の荷物を輸出する場合は、港湾施設等の所定区域からコンテナを借り出し、積み込み場所(バンニング場所)に移動してコンテナに貨物を詰めた後、貨物を詰めた実入りコンテナを港湾施設に搬入するという作業が必要となる。一般に、これらの作業は海貨業者等の貨物の荷主から依頼を受けた運送業者等が代行している。
つまり、運送業者では配送担当者がコンテナを搬入するトラック等の車両(ドライバ)の割当てを行い、割当てられたドライバが港湾施設から空のコンテナを搬出し、積み込み場所に移動して荷主から預かった貨物をコンテナに詰め、貨物を詰めたコンテナを車両に積んで港湾施設に搬入する。
ここで、港湾施設からコンテナを搬出する場合や、港湾施設にコンテナを搬入する場合には、港湾施設内において車両へのコンテナの積み込み等の作業が発生するため、予めコンテナを搬入又は搬出する旨の予約を港湾施設に対して行う必要がある。具体的には、運送業者が港湾施設からコンテナを借り出す際にはコンテナの搬出の予約を、貨物を詰め込んだコンテナを港湾施設に搬入する際にはコンテナの搬入の予約を行う。なお、従来では上述した予約を行う場合の運送業者と港湾施設とのやりとりは、電話やFAXによって行われていた。
そのため、最近では、港湾のコンテナ貨物ターミナルにおけるコンテナ貨物等の物流貨物の搬出予約を効率的に行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、搬出時刻に関するデータとユーザ認証に関するデータとを処理することにより、集荷場からの物流貨物の搬出を予約管理する搬出管理サーバと、ユーザ認証に関するデータを入力し通信手段を介してアクセスし、搬出の予約・取消・照会・修正に関するデータを入力し、搬出管理サーバからの処理結果を表示可能な搬出予約端末とを備えている。
また、コンテナを積んだ車両が入退場する所定区域においては、その入場を許可するため料金所やコンテナのチェックを行うためのゲートが設けられているのが一般的である。そのようなゲートでは、作業員が待機しており、車両やコンテナのチェック、又は車両の運転手(乗員)との料金の支払いや身分の証明、その他種々の手続きを行い、予め設定された予約情報と照合して確認作業を行っている。また、最近では、コンテナを積載した車両が所定区域の出入口に設置されたゲートを通過する際に行うゲートチェックを迅速で高精度に行うことができるようにバーコード等の識別コード等をドライバの携帯端末に送信し、ドライバがゲートで、その識別コードを提示することにより、サーバにある予約情報との認証を迅速に行う方法が本出願人により提案されている。
特開2003―12158号公報
しかしながら、配車を行うシステムと港湾施設等の所定区域における荷物の搬出、搬入における予約管理システムとは同一のシステムではなく、オペレータ等が予約情報に基づいて、夫々のシステムに入力処理を行う等の非効率な作業が存在していた。また、高精度な配車管理を行うためには、ドライバへの迅速で正確な情報の連絡が必要であるが、例えば、ドライバが所持する携帯端末にメールで連絡を行うだけの場合には、携帯端末の容量等の問題により十分な情報を送信することができず、認識の違い等が生じる恐れがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、運送業者における配車作業を効率的に行い、高精度な配車管理を実現するための配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するための手段を採用している。
請求項1に記載された発明は、荷物の搬出又は搬入時に利用する所定区域内を管理する管理サーバに予め登録されている予約情報に基づいて、前記荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理サーバと、該配車管理サーバに配車の割当ての要求を行う運送業者端末とからなる配車管理システムにおいて、前記配車管理サーバは、アクセスしてきた前記運送業者端末毎に対応する予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成手段と、前記表示画面生成手段により得られる画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成手段と、前記メール生成手段により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信手段と、前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、運送業者における配車作業を迅速で効率的に行うことができ、ドライバにも配車作業内容を迅速に通知することができる。更に、ドライバは所定区域の入退場時に必要となる識別コードを迅速に取得することができるため、搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。これにより、高精度な配車管理を実現することができる。
請求項2に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記運送業者端末からの配車変更要求に対して、予め登録されている配車情報に基づいて、変更設定を行うための変更設定画面を生成し、前記通信手段は、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、作業の変更についても、運用業者の配車担当者は容易に設定を変更することができる。また、変更した内容をドライバに迅速に通知することができる。
請求項3に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記運送業者端末からの前記ドライバに対するメール送信要求に対して、予め登録されているドライバ情報及び配車情報に基づいてドライバ毎にメール送信の設定を行うためのメール送信設定画面を生成し、前記通信手段は、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、メールを送信したいドライバに対して迅速にメールを送信することができる。また、ドライバ毎にメールの送信を繰り返し行うことができるため、ドライバに迅速で確実に作業内容を通知することができる。
請求項4に記載された発明は、前記携帯端末あるいは前記移動端末は、前記配車管理サーバから送信されたメール中に含まれるアドレス情報に基づいて、前記配車管理サーバへアクセスすることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、ドライバは、携帯端末あるいは移動端末により作業内容の詳細な情報を容易に取得することができる。これにより、ドライバに作業内容の正確な内容を把握させることができる。
請求項5に記載された発明は、前記配車管理サーバは、前記運送業者端末又は前記携帯端末あるいは前記移動端末を認証する認証手段を有し、前記認証手段により得られるユーザ識別情報又は端末固体情報に基づいて、前記運送業者端末又は前記携帯端末あるいは前記移動端末に対応する前記予約情報又は前記配車情報を出力することを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、認証手段により、配車管理サーバの利用者を管理できると共に、認証手段で取得した情報に基づいて、前記予約情報又は前記配車情報を効率的に表示させることができる。これにより、高精度な配車管理を実現することができる。
請求項6に記載された発明は、前記識別コードは、二次元バーコードであることを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、二次元バーコードを用いることにより、多くの情報をバーコードにて表示することができるため、認証チェックを高精度に行うことができ、また認証チェック時にも所定区域の入退場時に通過するゲート等に設けられたバーコードリーダに提示するだけでよいため、迅速な認証手続を実現することができる。
請求項7に記載された発明は、前記荷物はコンテナであり、前記所定区域は港湾施設であることを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、特に港湾施設におけるコンテナの搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。
請求項8に記載された発明は、荷物の搬出又は搬入時に利用する所定区域内を管理する管理サーバに予め登録されている予約情報に基づいて、前記荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理サーバにおいて、前記車両の配車の割当ての要求を行う運送業者端末毎に対応する予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成手段と、前記表示画面生成手段により得られる画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成手段と、前記メール生成手段により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信手段と、前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成手段とを有することを特徴とする。
請求項8記載の発明によれば、運送業者における配車作業を迅速で効率的に行うことができ、ドライバにも配車作業内容を迅速に通知することができる。更に、ドライバは所定区域の入退場時に必要となる識別コードを迅速に取得することができるため、搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。これにより、高精度な配車管理を実現することができる。
請求項9に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記運送業者端末からの配車変更要求に対して、予め登録されている前記配車情報に基づいて、変更設定を行うための変更設定画面を生成し、前記通信手段は、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする。
請求項9記載の発明によれば、作業の変更についても、運用業者の配車担当者は容易に設定を変更することができる。また、変更した内容をドライバに迅速に通知することができる。
請求項10に記載された発明は、前記表示画面生成手段は、前記運送業者端末からの前記ドライバに対するメール送信要求に対して、予め登録されているドライバ情報及び配車情報に基づいてドライバ毎にメール送信の設定を行うためのメール送信設定画面を生成し、
前記通信手段は、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする。
請求項10記載の発明によれば、メールを送信したいドライバに対して迅速にメールを送信することができる。また、ドライバ毎にメールの送信を繰り返し行うことができるため、ドライバに迅速で確実に作業内容を通知することができる。
請求項11に記載された発明は、前記メール生成手段は、前記携帯端末あるいは前記移動端末に送信する前記配車情報における前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コードを取得するためのアドレス情報をメールに付加することを特徴とする。
請求項11記載の発明によれば、ドライバは、携帯端末あるいは移動端末により作業内容の詳細な情報を容易に取得することができる。これにより、ドライバに作業内容の正確な内容を把握させることができる。
請求項12に記載された発明は、前記識別コードは、二次元バーコードであることを特徴とする。
請求項12記載の発明によれば、認証チェックを高精度に行うことができ、また認証チェック時にも所定区域の入退場時に通過するゲート等に設けられたバーコードリーダに提示するだけでよいため、迅速な認証手続を実現することができる。
請求項13に記載された発明は、前記荷物はコンテナであり、前記所定区域は港湾施設であることを特徴とする。
請求項13記載の発明によれば、特に港湾施設におけるコンテナの搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。
請求項14に記載された発明は、荷物の搬出又は搬入時に利用する所定区域内を管理する管理サーバに予め登録されている予約情報に基づいて、前記荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理方法において、前記車両の配車の割当ての要求を行う運送業者端末毎に対応する予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成段階と、前記表示画面生成段階により得られる画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成段階と、前記メール生成段階により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信段階と、前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成段階とを有することを特徴とする。
請求項14記載の発明によれば、運送業者における配車作業を迅速で効率的に行うことができ、ドライバにも配車作業内容を迅速に通知することができる。更に、ドライバは所定区域の入退場時に必要となる識別コードを迅速に取得することができるため、搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。これにより、高精度な配車管理を実現することができる。
請求項15に記載された発明は、前記運送業者端末からの配車変更要求に対して、予め登録されている前記配車情報に基づいて、変更設定を行うための変更設定画面を生成し、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする。
請求項15記載の発明によれば、作業の変更についても、運用業者の配車担当者は容易に設定を変更することができる。また、変更した内容をドライバに迅速に通知することができる。
請求項16に記載された発明は、前記運送業者端末からの前記ドライバに対するメール送信要求に対して、予め登録されているドライバ情報及び配車情報に基づいてドライバ毎にメール送信の設定を行うためのメール送信設定画面を生成し、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする。
請求項16記載の発明によれば、メールを送信したいドライバに対して迅速にメールを送信することができる。また、ドライバ毎にメールの送信を繰り返し行うことができるため、ドライバに迅速で確実に作業内容を通知することができる。
請求項17に記載された発明は、前記メール生成段階は、前記携帯端末あるいは前記移動端末に送信する前記配車情報における前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コードを取得するためのアドレス情報をメールに付加することを特徴とする。
請求項17記載の発明によれば、ドライバは、携帯端末あるいは移動端末により作業内容の詳細な情報を容易に取得することができる。これにより、ドライバに作業内容の正確な内容を把握させることができる。
請求項18に記載された発明は、請求項14乃至17の何れか1項記載の配車管理方法をコンピュータに実行させるための配車管理プログラムである。
請求項18記載の発明によれば、運送業者における配車作業を迅速で効率的に行うことができ、ドライバにも配車作業内容を迅速に通知することができる。更に、ドライバは所定区域の入退場時に必要となる識別コードを迅速に取得することができるため、搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。更に、プログラムを用いることで、特別な装置構成を必要とせず汎用のコンピュータ等で容易に配車管理を実現することができる。
本発明によれば、運送業者における配車作業を効率的に行い、高精度な配車管理を実現することができる。
<本発明の概要>
ここで、本発明の概要について具体例を用いて説明する。本発明は、例えば海貨業者等の貨物の荷主等からの運送依頼に対して、運送業者の配車担当者等が端末のWeb画面から車両(ドライバ)の配車手配を行い、手配を完了するとメール送信画面にて設定されたドライバが所持する携帯端末等に対して通知メールを送信する。
ドライバは、受信したメールの内容を確認し、メールに記載されたアドレス情報に基づいてWebページへアクセスを行って所定の期間(例えば、当日や来週1週間等)の作業内容を確認することができる。
また、配車担当者が作業内容を変更した場合、その変更された配車作業内容の情報を対象となるドライバにメールにて通知することができる。更に、ドライバは、作業内容や港湾施設の情報等の詳細情報を携帯端末あるいは移動端末にて参照することができ、更に、港湾施設の入退場時の認証に必要な識別コードの取得もできる。
また、本発明では、運送業者端末からWeb画面上にて配車の手配や修正、削除等を実現することができる。上述した特徴を有することにより、運送業者における配車作業を効率的に行い、高精度な配車管理を実現することができる。
<実施の形態>
以下、上述したような特徴を有する本発明における配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラムを好適に実施した形態について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施形態の所定区域の例としては港湾施設を用いることとし、搬送する荷物の例としてはコンテナを用いることとするが、本発明においてはこの限りではなく他の区域や荷物であってもよい。また、予約情報を管理する管理サーバは、港湾施設(港湾システム)内に設けられているものとするが、港湾施設外に設けられていてもよい。
<システム構成>
図1は、本発明における配車管理システムの一構成例である。図1に示す配車管理システム10は、海貨業者端末11と、運送業者端末12と、ドライバが所持す携帯電話等からなる携帯端末13と、配車管理サーバ14と、港湾施設における港湾システム15とから構成されており、夫々がインターネット等の通信ネットワーク16により接続されている。また、通信ネットワーク16は、無線LAN、公衆電話回線、携帯電話回線等から構成されている。また、図1に示した海貨業者端末11、運送業者端末12、携帯端末13、及び配車管理サーバ14とは、少なくとも1つが通信ネットワーク上に構成される。
海貨業者端末11は、港湾施設における荷物の搬出/搬入を行う場合に、港湾システム15に予約情報を登録した後、運送業者端末12に対して作業依頼を連絡する。海貨業者端末11から運送業者端末12への連絡はメール等にて行うことができる。
運送業者端末12は、海貨業者端末11からの依頼に対して配車担当(ドライバ)の割当てを行う。配車処理については、運送業者配車担当者が、運送業者端末12から通信ネットワーク16を介して配車管理サーバ14にアクセスし、配車管理サーバにて配車担当の割当てを行う。
ドライバが所持する携帯端末13は、メールの送受信及びWebの表示が可能な構成を有しており、配車管理サーバ14から通信ネットワークを介して送信された配車情報が記載されたメールを受信する。
具体的には、配車管理サーバ14のメールには、作業内容の概略が記載され、更に配車管理サーバ14へアクセスするため、URL(Uniform Resource Locators)等のアドレス情報が記載されている。これにより、ドライバは、携帯端末13からアドレス情報に基づいて配車管理サーバ14にアクセスし、配車管理サーバ14に蓄積される配車作業の詳細な内容を把握することができる。
また、ドライバは、携帯端末13から港湾施設の入退場時の認証に必要となる予約管理情報を識別するための識別コードであるバーコード情報を取得する。このバーコード情報は、例えば、一次元バーコードや二次元バーコードを用いることができ、二次元バーコードを用いることにより、携帯端末に設けられた比較的小さな画面上に多くの情報をバーコードにて表示することができるため、認証時のチェックを高精度に行うことができる。また、認証チェック時にも港湾施設のゲート等に設けられているバーコードリーダ25に提示するだけでよいため、港湾施設における迅速な認証チェックを実現することができる。
なお、携帯端末13は、必ずしも携帯電話である必要はなく、例えば、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末でもよい。更に、携帯端末13以外でも、配送するトラックと、配送担当者とが関連付けられている場合には、例えば、トラック等に搭載されたカーナビゲーション装置や、メールやWeb表示を備えた自動車電話等のように車両と共に移動する端末(移動端末)を利用することができる。
配車管理サーバ14は、運送業者端末12から登録された配車情報を蓄積し、更に、海貨業者端末11、運送業者端末12、携帯端末13からのアクセスに対して所定の認証処理を行った後、対応する情報の表示、更新、削除等の処理を実行させ、実行させた後の参照情報、更新情報等を蓄積する。また、配車管理サーバ14は、港湾システム15内にあるデータベースサーバ22のデータベース23に直接データを蓄積したり、参照したりすることができる。
港湾システム15は、ゲート管理サーバ21と、データベースサーバ22と、データベース23と、バーコードリーダ用端末24と、各ゲート毎に設置されるバーコードリーダ25−1〜25−n(n≧1)とを有するよう構成されている。
バーコードリーダ25−1〜25−nは、トラック等の車両が港湾施設の出入口に設置されたゲートを通過する際に、ドライバが所持する携帯端末13に表示されるバーコードを読み取る。バーコードリーダは読み取ったバーコード情報をバーコードリーダ用端末24に出力する。
ゲート管理サーバ21は、バーコードリーダ用端末24から受信したバーコードリーダ25−1〜25−nからの入力情報に基づいてトラックのゲートの通過の可否を判断し、その判断結果をバーコードリーダ用端末24に送信したり、データベースサーバ22のデータベース23に蓄積されている予約情報に基づいて、港湾施設における各種作業情報や荷物、コンテナ等に関する情報の管理等を行う。
更に、ゲート管理サーバ21は、トラックがゲートを通過した旨や、トラックの行き先についての情報等を、通信ネットワークを介して海貨業者端末11、配送業者端末12、配車管理サーバ14に出力する。
また、データベースサーバ22は、データベース23へのデータの更新、変更、削除等の処理を管理するものであるが、ゲート管理サーバ21から必ずしも物理的に独立している必要はなく、例えばゲート管理サーバ21がデータベースサーバ22の役割を兼ねていてもよい。また、バーコードリーダ25は、ドライバが所持する携帯端末13又は車両に搭載された端末等に表示された予約情報に関連付けられたバーコード情報を読み取り、バーコードリーダ用端末24に出力する。
<配車管理サーバ14:機能構成>
次に、配車管理サーバ14の詳細について説明する。図2は、本発明における配車管理サーバ14の機能構成の一例を示す図である。
図2に示す配車管理サーバ14は、通信手段31と、認証手段32と、入力手段33と、出力手段34と、表示画面生成手段35と、メール生成手段36と、識別コード生成手段37と、蓄積手段38とを有するよう構成されている。
通信手段31は、通信ネットワーク16を介して海貨業者端末11や運送業者端末12、携帯端末13、港湾管理システム15等とデータの送受信を行うためのものである。認証手段32は、海貨業者端末11や運送業者端末12、携帯端末13等から配車管理サーバ14へアクセスしてきた場合にユーザ認証を行う。
入力手段33は、配車管理サーバ33の管理者等が使用するキーボードやマウス等から設定の変更等や後述する配車管理プログラムを起動させる場合等に使用される。出力手段34は、配車管理サーバ14の稼動状態等を管理者が参照するために使用され、具体的にはディスプレイやスピーカ等である。
表示画面生成手段35は、海貨業者端末11や運送業者端末12、携帯端末13等から配車管理サーバ14へアクセスしてきた場合に、要求内容に対応する情報を各端末に対応させて表示させるための表示画面を生成する。具体的には、搬送担当者(ドライバ)の登録時に表示される登録画面や、担当者の作業内容一覧等の表示レイアウト等を生成する。生成した表示レイアウトは、通信手段31に出力し、通信手段31から海貨業者端末11や運送業者端末12、携帯端末13等に出力される。
また、メール生成手段36は、運用業者端末12から登録された配車情報を配車担当者に迅速に通知するためのメールを生成するものである。生成されるメール本文の内容としては、配車作業に関する基本情報(日時、場所、作業の簡単な説明等)と、作業の詳細な内容が蓄積された場所にアクセスさせるためのURL等のアドレス情報が付与される。
メール生成手段36は、蓄積手段38又はデータベース23に登録されているドライバのメールアドレスをメールの宛て先に設定し通信手段31に出力する。通信手段31は、入力されたメールを、通信ネットワーク16を介して対応する携帯端末13に出力する。なお、メール生成手段36で生成されるメールは、例えばメールアドレスを海貨業者端末11に割当てられているアドレスに変更することにより、海貨業者端末11にも容易に配信することができる。
メールアドレスを受信した受信者は、メールに付加されているURLを選択することにより、対応するページを参照することができ、配車作業の詳細情報等を取得することができる。
識別コード生成手段37は、携帯端末13からの港湾システム15のゲートを通過する時に必要となる識別コードを取得するために送られる識別コード取得要求にしたがって、識別コードを生成する。なお、識別コードは、例えばバーコード情報等からなり一次元バーコードや二次元バーコードを用いることができる。運送業者端末12から登録された配車情報に基づいて対応する識別コードを生成する。また、識別コード生成手段37は、生成した識別コードを配車担当となったドライバの携帯端末13に出力する。
また、蓄積手段38は、上述した各機能構成部から得られる情報を蓄積する。なお、蓄積手段38に蓄積されている情報は、港湾システム15内のデータベース23に蓄積させ、必要時に、通信ネットワーク16を介してデータベース23を参照、変更等を行うことができる。
このような機能を有することにより、運送業者における配車作業を効率的に行うことができ、ドライバにも割当て内容を迅速に通知することができる。更に、ドライバは、港湾施設の入退場時の認証に必要となる識別コードを迅速に取得することができるため、配車作業を迅速で効率的に行うことができる。これにより、高精度な配車管理を実現することができる。
ここで、配車管理サーバ14は、上述したように専用の装置構成により本発明における配車管理を行うこともできるが、コンピュータに実行させることができる実行プログラムを生成し、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等にプログラムをインストールすることにより、本発明における配車管理を実現することができる。
<ハードウェア構成>
ここで、本発明における実行可能なコンピュータのハードウェア構成例について図を用いて説明する。図3は、本発明における配車管理処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。
図3におけるコンピュータ本体には、入力装置41と、出力装置42と、ドライブ装置43と、補助記憶装置44と、メモリ装置45と、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)46と、ネットワーク接続装置47とを有するよう構成されており、これらはシステムバスBで相互に接続されている。
入力装置41は、使用者が操作するキーボード及びマウス等のポインティングデバイスを有しており、使用者からのプログラムの実行等、各種操作信号を入力する。出力装置42は、本発明における配車管理処理を行うためのコンピュータ本体を操作するのに必要な各種ウィンドウやデータ等を表示するディスプレイを有し、CPU46が有する制御プログラムによりプログラムの実行経過や結果等を表示することができる。
ここで、本発明において、コンピュータ本体にインストールされる実行プログラムは、例えば、CD−ROM等の記録媒体48等により提供される。プログラムを記録した記録媒体48は、ドライブ装置43にセット可能であり、記録媒体48に含まれる実行プログラムが、記録媒体48から読み出されて補助記憶装置44にインストールされる。
補助記憶装置44は、ハードディスク等のストレージ手段であり、本発明における実行プログラムや、本発明にて使用される配車登録情報、配信されたメール情報、コンピュータに設けられた制御プログラム等を蓄積し必要に応じて入出力を行うことができる。
CPU46は、OS(Operating System)等の制御プログラム、メモリ装置45により読み出され格納されている実行プログラムに基づいて、各種演算や各ハードウェア構成部とのデータの入出力等、コンピュータ全体の処理を制御して、本発明における配車管理を実現することができる。プログラムの実行中に必要な各種情報は、補助記憶装置44から取得することができ、また格納することもできる。
ネットワーク接続装置47は、通信ネットワーク等と接続することにより、実行プログラムを通信ネットワークに接続されている他の端末等から取得したり、プログラムを実行することで得られた実行結果又は本発明における実行プログラム自体を他の端末等に提供することができる。
上述したようなハードウェア構成により、特別な装置構成を必要とせず、例えば、汎用のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等にプログラムをインストールすることにより、低コストで高精度な配車管理を実現することができる。なお、上述のハードウェア構成は、図1に示す海貨業者端末11や運送業者端末12にも適用することができる。
次に、配車管理サーバ14の蓄積手段38又は港湾システム15のデータベース23にて蓄積されるデータ例について図を用いて説明する。図4は、本発明において蓄積されるデータベースの一例である。ここで、図4(a)は予約情報テーブルの一例を示し、図4(b)はコンテナ情報テーブルの一例を示し、図4(c)は配車情報テーブルの一例を示し、図4(d)はドライバ情報テーブルの一例を示す図である。
図4(a)の予約情報テーブルは、予約番号に割当てられた運送業者を保存するテーブルである。この情報に基づいて配車担当者が予約リスト等の予約情報を表示する。ここで、図4(a)に示す予約情報テーブルの項目例としては、「予約No.」コンテナのタイプを示す「サイズタイプ」、作業が輸出か輸入かを区別する「輸出入区分」、「コンテナNo.」、輸送する車両の識別コードである「トラクタNo.」、「担当運送業者コード」、港湾施設で認証を行った際のゲートの通過時間を蓄積する「ゲート通過日時」、コンテナを引き取った日時を示す「引取り予定日時」等からなる。
また、図4(b)に示すコンテナ情報テーブルは、コンテナに関する各種情報を集約して蓄積されるテーブルである。コンテナ情報テーブルの項目例としては、コンテナを外国へ輸出入する貨物船を識別するためのコードである「本船コード」、「本船名」、「寄港年」、「コンテナNo.」、「サイズタイプ」、輸出するときの船を予約するための番号を示す「Booking No.」、船の証券番号を示す「B/L No.」、発注した海貨業者を示す「海貨業者」等からなる。
また、図4(c)に示す配車情報テーブルは、どの予約番号の配車作業を誰が担当しているかが蓄積されるテーブルである。配車情報テーブルの項目例としては、「予約No.」、作業内容を示す「タイプ」、作業の優先順位を記号や数値等で示す「優先順位」、担当するドライバを識別するためのIDである「ドライバID」、「配送場所」、コンテナを引取る予定の日時を蓄積する「引取予定日時」等からなる。
また、図4(d)に示すドライバ情報テーブルは、ドライバが在籍している会社、メールアドレス、携帯番号等の個人情報を蓄積するテーブルである。ドライバ情報テーブルの項目例としては、「ユーザID」、「パスワード」、「名前」、「ドライバID」、携帯電話(携帯端末)を識別するための識別番号である「携帯電話固体番号」、「会社名」、「携帯電話番号」、「メールアドレス」、そのドライバが担当する車両を識別する「トラクタNo.」、そのドライバが配車管理サーバへ最後にログイン(アクセス)した日時を蓄積しておくための「最終ログイン日時」等からなる。
次に、本発明における配車管理システム全体の処理の概要についてシーケンス図を用いて説明する。なお、処理の一例として、コンテナ内の輸入品を引取る場合(輸入引取業務)について説明する。また、後述する図5に記載のシーケンス図において、点線部分の処理は、携帯端末13を所持するドライバの作業動作を示している。
<輸入引取業務の場合>
図5は、本発明における配車管理システムを輸入引取業務の場合に適用した一例のシーケンス図である。なお、図5としては、図1に示した海貨業者端末11、運送業者端末12、携帯端末13、配車管理サーバ14、港湾システム15の他に、港湾施設から荷物を搬出する場所を示すデバンニング場所51を有する。
まず、海貨業者端末11は、コンテナの積み下ろしを行う予定の港湾システム15に利用予約の登録を行う(S01)。港湾システム15は、海貨業者端末11からの予約情報を登録する(S02)。次に、海貨業者端末11からコンテナを搬送するために運送業者端末12へ連絡を行う(S03)。
次に、運送業者端末12は、配車管理サーバ14へアクセスし配車担当の割当を行う(S04)。このとき、運送業者端末12は、配車管理サーバ14へアクセスするためにユーザID及びパスワード等のユーザ識別情報を入力している。配車管理サーバ14は、認証手段32により、ユーザID及びパスワードのチェックを行い(S05)、認証した結果アクセス可能である場合に運送業者端末12の入力情報に基づく配車処理を行う(S06)。配車処理が終了後、割当てられた配車割当情報を登録する(S07)。この登録は、配車管理サーバ14の蓄積手段38に蓄積されてもよく、また港湾システム15のデータベース23に蓄積させることできる。
また、配信サーバ14は、登録した配車情報を担当のドライバに通知するためにメールを生成し(S08)、ドライバが所持する携帯端末13へ送信する(S09)。携帯端末13は、配車管理サーバ14から送信されたメールを受信し(S10)、ドライバはメールの内容を確認し、更に詳細な情報を取得するために、メール本文に含まれるURL等のアドレス情報を選択して配車管理サーバ14にアクセスする(S11)。このとき、携帯端末13は、配車管理サーバ14に携帯電話固体番号を送信する。
配車管理サーバ14は、携帯端末13からのアクセスに対して認証手段32が携帯電話固体番号により認証を行い(S12)、認証した結果アクセス可能である場合にアドレス情報又は携帯電話固体番号に対応する配車作業の詳細情報を参照させる(S13)。また、配車管理サーバ14は、ドライバが港湾施設の入退場時の認証に必要となる識別コードの取得要求を行った場合に(S14)、要求された作業内容に該当する識別コードを生成し(S15)、携帯端末13に出力する(S16)。
携帯端末13からその情報を取得したドライバは、所定の港湾施設へ車両を移動する(S17)。港湾システム15は、車両の入退場に対して入口ゲートにて認証処理を行う(S18)。このとき、上述の処理で取得した認証コードを提示する。認証を行った車両は、該当する輸入品の入った実入りコンテナを車両に載せて(実入コンテナPick)(S19)、更に港湾施設の出口ゲートにて認証を行う(S20)。
その後、コンテナを所定のデバンニング場所51へ搬送し(S21)、デバンニング場所51でコンテナ内の荷物の降ろしを行う(S22)。
更に、デバンニング場所51から空きコンテナを車両に載せて(空コンテナPick)(S23)、港湾施設へコンテナを搬送する(S24)。次に、港湾システム15は、S18と同様に認証処理を行い(S25)、認証を行った後、空きコンテナを返却する(S26)。なお、S23〜S26までは他のドライバが行うことがある。この場合は、S22の処理が完了した時点で、ドライバが携帯端末13にて配車管理サーバ14にアクセスし次の作業内容を確認する。
図5に示すように、配車管理サーバ14を有することにより、運送業者端末12によりコンテナの配車担当が割当てられてから、ドライバに対して迅速に作業内容を通知することができる。また、港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証コードを迅速に取得することができる。したがって、配車作業内容を迅速に行い搬送作業も迅速に行うことができる。
なお、図5は、本発明における配車管理システムを輸入引取業務の場合に適用した場合のシーケンス図を示したが、例えば、輸出搬入業務でも適用できる。この場合には、ドライバは携帯端末13で作業内容を確認し、識別コードを取得した後、所定の港湾施設へ車両を移動して空きコンテナを車両に積み、バンニング場所へ移動してコンテナに荷物を載せた後、実入りコンテナを車両に積み港湾施設へ搬送することで実入りコンテナの搬入を行う。
つまり、図5のシーケンスにおいて、「デバンニング場所」を「バンニング場所」に、S19の「実入りPick」を「空コンテナPick」に、S22の「デバンニング」を「バンニング」に、S23の「空コンテナPick」を「実入コンテナPick」に、S26の「空コンテナPick」を「搬入」に夫々変更することにより、輸出搬入業務のシーケンスとなる。
これにより、輸出搬入業務であった場合でもコンテナの配車担当が割り当てられてから、ドライバに迅速に作業内容を通知することができる。また、港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証コードを迅速に取得することができる。したがって、配車作業内容を迅速に行い搬送作業も迅速に行うことができる。
次に、配車サーバ14における配車管理の具体的な処理内容と対応する画面構成(レイアウト)例について、図を用いて説明する。
<配車設定処理>
図6は、配車管理サーバにおける配車設定処理手順の一例を示すフローチャートである。図6において、まず配車管理サーバ14は、運送業者端末12からアクセスがあると、ユーザID/パスワード(ユーザ識別情報)を入力させる(S101)。次に、入力されたユーザID/パスワードに基づいて、アクセスしてきた運送業者端末が利用可能であるかの認証を行う(S102)。ここで、認証の結果がOKであるかを判断し(S103)、OKである場合(S103において、YES)、配車設定画面の表示を行う(S104)。なお、配車設定画面についての説明は後述する。次に、運送業者端末12から入力される配車の割当て情報を入力し(S105)、割当てられた配車情報を登録する(S106)。また、搬送を担当するドライバに対して作業内容を連絡するためのメールを生成し対応するドライバが所持する携帯端末13に送信する(S107)。
なお、S103の認証において、認証結果がOKでない場合(S103において、NO)、直ぐに処理を終了する。また、S103のステップにおいては、認証がOKでない場合に、S101に戻り、ユーザID/パスワードを再度入力させるような処理を行ってもよい。
<配車設定画面>
ここで、上述した配車設定画面における具体的なレイアウト例について図を用いて説明する。図7は、本発明における配車設定画面のレイアウトの一例を示す図である。図7に示す配車設定画面100は、担当選択領域101と、予約作業内容表示領域102と、ボタン領域103とを有するよう構成されている。
担当選択領域101は、日付指定領域104にて配車の割当てを行う日付を選択し、表示ボタン105を選択すると、その日に現時点で予約されている作業内容が予約作業内容表示領域102に表示される。次に、ドライバ選択領域106にて、予め図4(d)のドライバ情報テーブルに登録されているドライバから所定のドライバを選択すると、対応するドライバ情報107が表示される。図7では、ドライバ情報107の項目として、「名前」、「会社名」、「トラクタNo.」、その日にドライバに割当てられている作業数を表示する「当日配車割当数」、「最終ログイン日時」等が表示されている。
また、2人以上のドライバの割当てを同時に行う場合は、追加ボタン108を選択した後、ドライバ選択領域106にて選択することにより、ドライバ情報107が複数表示される。また、作業選択領域に表示されているドライバ(担当者)をクリアしたい場合は、担当者クリアボタン109を選択する。
担当者の選択が終了後、予約作業内容表示領域102に表示されている予約リスト110を参照して、配車作業の割当てを行う。割当てを行う場合は、予約情報毎に設けられているチェックボックス111にチェックすることにより、担当を割当てることができる。なお、チェックボックス111は、コンテナをバンニング場所又はデバンニング場所へ搬送するまでの作業と、バンニング場所又はデバンニング場所からコンテナを積んで、港湾施設へ搬送する作業とに分けて作業の割当てを行うことができるよう設定されている。
図7では、予約リスト110として、「予約No.」、輸出入の区分を示す「I/E」、「本船名」、「B/L・Booking No.」、「サイズタイプ」、「タイプ」、「引取数」、「残数」、「担当者」、「配送場所」、「引取予定日時」等が表示される。ここで、予約リスト110において「予約No.」、「I/E」、「本船名」、「B/L・Booking No.」、「サイズタイプ」については、直前の行と同一であるため表示を省略している。また、上述した「残数」は、図4(a)に示す予約情報テーブルから同一の予約No.を集計することでコンテナ数がわかるため、これを「引取数」とし、また同じテーブルに「ゲート通過日時」という項目があるため、この項目に値が入力されている項目を集計して「引取済」とし、「引取数」から「引取済」を引いた値を「残数」として表示している。
また、ボタン領域103は、登録ボタン112と、チェッククリアボタン113と、印刷ボタン114とを有し、担当選択領域101と、予約作業内容表示領域102とにおいて、担当者(ドライバ)に割当て行った後、登録ボタン112を選択することで、割当てられた配車作業を登録することができる。なお、登録された情報は、図4に示したテーブルに蓄積される。また、チェックボックス111にて選択した内容をクリアする場合は、チェッククリアボタン113を選択する。更に、印刷ボタン114を選択することにより、上述にて設定した内容をそのまま印刷することができる。上述した配車設定画面により、運送業者の配車担当者は容易に配車の割当てを行うことができる。
<配車変更処理>
次に、既に登録された配車情報から配車担当の変更や配車順序の変更を行う場合の配車変更処理手順について、フローチャートを用いて説明する。
図8は、配車管理サーバにおける配車変更処理手順の一例を示すフローチャートである。図8において、まず、配車管理サーバ14は、運送業者端末12からアクセスがあると、ユーザID/パスワードを入力させる(S111)。次に、入力されたユーザID/パスワードに基づいて認証を行う(S112)。ここで、認証の結果がOKであるかを判断し(S113)、OKである場合(S113において、YES)、配車変更画面の表示を行う(S114)。なお、配車変更画面についての説明は後述する。
次に、運送業者端末12から入力される配車変更情報を入力され(S115)、入力された配車変更情報を登録する(S116)。また、ドライバに対して作業内容の変更を知らせるメールを生成し、ドライバが所持する携帯端末13に送信する(S117)。なお、S113の認証において、認証結果がOKでない場合(S113において、NO)、直ぐに処理を終了する。また、S113のステップにおいては、認証がOKでない場合に、S111に戻り、ユーザID/パスワードを再度入力させるような処理を行ってもよい。
<配車変更画面>
ここで、上述した配車変更画面のレイアウト例について図を用いて説明する。図9は、本発明における配車設定画面のレイアウトの一例を示す図である。図9に示す配車変更画面120は、担当選択領域121と、作業内容表示領域122と、ボタン領域123とを有するよう構成されている。
担当選択領域121では、日付指定領域124にて、配車の割当てを行う日付を選択し、更に、ドライバ選択領域125にて、予め図4(d)に示すドライバ情報テーブルに登録されているドライバから所定のドライバを選択して、表示ボタン126を選択する。これにより、そのドライバ情報127と、その日に予約された作業内容が作業内容表示領域122に表示される。図9では、ドライバ情報127として、「名前」、「会社名」、「トラクタNo.」、「当日配車割当数」、「最終ログイン日時」等が表示される。
担当者の選択が終了後、作業内容表示領域122に表示されている作業内容情報128を参照して、配車作業の変更を行う。作業内容情報128として、作業の順序を示す「順番」、「予約No.」輸出入の区分を示す「I/E」、「本船名」、「B/L・Booking No.」、「サイズタイプ」、「タイプ」、引取るコンテナの数を示す「引取数」、今までに配車手配された数の残りの配車が必要な数を示す「残数」、「担当者」、「配送場所」、「引取予定日時」等が表示される。なお、作業内容情報128に示す「順番」は、図4(c)に示す配車情報テーブルの「優先順位」に基づいて設定される順序である。これらの情報は、変更可能な情報であり、配車担当者がキーボード等の入力装置により作業内容情報128に直接変更することができる。
また、ボタン領域123は、登録ボタン129と、戻りボタン130と、印刷ボタン131とを有する。作業内容表示領域122に表示されている作業内容情報128を変更して登録ボタン129を選択することにより、変更した内容が更新登録され、変更後の情報が作業内容情報128に表示される。また、戻りボタン130は、登録ボタン129を選択する前に作業内容情報128にて変更した内容を元に戻す場合に使用する。また、印刷ボタン131を選択することにより、上述にて設定した内容をそのまま印刷することができる。
ここで、配車変更画面120により配車変更する具体例を説明する。例えば、作業内容の順番を変更する場合には、順番が「3」と記載されている作業内容の番号を「1」と変更することにより、その作業(予約No.03102740083)が先頭に作業内容情報128の先頭に移動し、変更前の作業内容が「1」であった作業(予約No.03102740001)の順番が「2」に、「2」の作業(予約No.03102740002)の順番が「3」に夫々対応して変更される。これにより、作業内容を容易に変更することができる。なお、順番等は、運送業者端末から設定することにより変更することもできるが、所定の項目の内容の変更に対応させて順番(優先順位)を変更させることもできる。例えば、引取予定日時の日程を早く変更した場合に、その時間を他の作業の引取予定日時に対応させて順序を変更させることができる。
また、印刷ボタン131を選択することにより、上述にて設定した内容をそのまま印刷することができる。
上述した配車設定画面により、運送業者の配車担当者は容易に配車の割当ての変更を行うことができる。また、ドライバも作業内容の変更をメールにより迅速に取得することができる。
<メール送信処理>
次に、携帯端末へのメール送信手順について説明する。図10は、配信管理サーバにおけるメール送信手順の一例を示すフローチャートである。なお、図10においては、図10において、まず、配車管理サーバ14は、運送業者端末12からアクセスがあると、ユーザID/パスワードを入力させる(S121)。次に、入力されたユーザID/パスワードに基づいて認証を行う(S122)。次に、認証の結果がOKであるかを判断し(S123)、OKである場合(S123において、YES)、メール送信画面の表示を行う(S124)。なお、メール送信画面についての説明は後述する。
次に、運送業者端末12から設定されたドライバに対してメール送信を行う(S125)。なお、S123の認証において、認証結果がOKでない場合(S123において、NO)、直ぐに処理を終了する。また、S123のステップにおいては、認証がOKでない場合に、S121に戻り、ユーザID/パスワードを再度入力させるような処理を行ってもよい。
<メール送信画面>
ここで、上述したメール送信画面のレイアウト例について図を用いて説明する。図11は、本発明におけるメール送信画面のレイアウトの一例を示す図である。図11に示すメール送信画面140は、ドライバ選択領域141と、ボタン領域142とを有するよう構成されている。
担当選択領域141では、運送業者端末12に対応するドライバ、つまり、配車管理サーバ14にアクセスした運送業者端末に所属するドライバの個人情報からなるドライバリスト143が表示されている。図11では、ドライバリスト143として、「名前」、「トラクタNo.」、「メールアドレス」、「携帯電話番号」、運送業者端末が指定した日のドライバの作業割当数を表示する「配車割当数」、「最終ログイン日時」等が表示される。
運送業者の配車担当者は、運送業者端末12からメールを送信する担当者(ドライバ)をチェックボックス144にてチェックして選択する。ボタン領域142には、メール送信ボタン145、全てチェックボタン146、チェッククリアボタン147、及び印刷ボタン148を有する。配車担当者がドライバ選択領域141にてドライバを選択し、メール送信ボタン145を選択することにより、チェックボックス144にチェックされたドライバに対してメールの送信を行う。また、ドライバ選択領域141に表示されたドライバ全てにメール通知する場合は、全てチェックボタン146を選択した後、メール送信ボタン145を選択する。また、チェックボックス144にて選択した内容をクリアする場合は、チェッククリアボタン147を選択する。更に、選択した内容を印刷する場合は、印刷ボタン148を選択する。
また、図11に示すメール送信画面140により、最終ログイン日時が表示されているため、ドライバが作業の通知を見ているかを容易に判断することができ、必要に応じて、ドライバに何度でも繰り返しメールを通知することができるため、ドライバに迅速で確実に作業内容を通知することができる。
次に、配車管理サーバ14が携帯端末にメールを送信した後の処理についてフローチャートを用いて説明する。なお、ドライバが所持する携帯端末13から配車管理サーバへのアクセスする場合の例として、輸入時の実入りコンテナ引取りと、輸入時の空コンテナ返却と、輸出時の空コンテナ引取りと、輸出時のコンテナ搬入とについて夫々説明する。
<輸入時の実入りコンテナ引取処理>
図12は、輸入時の実入りコンテナを引取る場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。
図12において、まず、上述したように配車管理サーバ14が携帯端末13に対してメールを送信する(S201)。次に、携帯端末13の固体番号を取得して携帯端末13の認証を行う(S202)。なお、携帯端末13からユーザID/パスワード等のユーザ識別情報を入力させて認証を行ってもよい。
次に、認証の結果がOKであるかを判断する(S203)。認証の結果がOKである場合(S203において、YES)、携帯端末13に対応するドライバが担当する作業内容を表示する(S204)。また、作業内容が複数ある場合には、引取るコンテナを選択させる(S205)。
次に、選択されたコンテナをドライバが運転する車両が積むことができるかを判断する(S206)。具体的に説明すると、例えば2tトラックに4t以上あるコンテナを輸送することはできないため、その車両と選択したコンテナとの搬送の可否を行う。
コンテナの引取りが可能である場合(S206において、YES)、コンテナの詳細な情報(追加情報)が必要であるかの確認を行う(S207)。この追加情報とは、図4(b)に示すコンテナ情報テーブルに記載されている項目等である。コンテナ情報が必要である場合(S207において、YES)、引取コンテナ情報の表示を行う(S208)。また、コンテナの引取りが可能である場合(S206において、NO)、S204に戻り、他の引取りコンテナを選択させる。
S208のステップが終了後、又はコンテナ情報の追加の指示がない場合(S207において、NO)、選択されたコンテナの引取り時に港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元バーコードを生成し(S209)、その二次元バーコードを携帯端末13に表示させる(S210)。また、S210にて二次元バーコードを表示させた時刻を、図4(d)に示すドライバ情報テーブルの「最終ログイン日時」に登録する。
なお、S203において、認証がOKでなかった場合(S203において、NO)、処理を終了する。これにより、ドライバ毎に所持している携帯端末13を通じて、担当する作業内容を容易に把握することができると共に、港湾施設の入退場時の認証に必要となる識別コードを迅速に取得することができる。
<輸入時の空コンテナ返却処理>
次に、輸入時の空コンテナ返却処理を行う場合の処理手順についてフローチャートを用いて説明する。図13は、輸入時の空きコンテナを返却する場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。
図13において、まず、配車管理サーバ14が携帯端末に対してメールを送信する(S221)。次に、携帯端末13の固体番号を取得して携帯端末13の認証を行う(S222)。なお、なお、携帯端末13からユーザID/パスワード等のユーザ識別情報を入力させて認証を行ってもよい。
次に、認証の結果がOKであるかを判断する(S223)。認証の結果がOKである場合(S223において、YES)、携帯端末13に対応するドライバが担当する作業内容を表示する(S224)。なお、ここでは、携帯端末13に表示させるコンテナ情報は、予めそのドライバに対応する車両の大きさに基づいた空きコンテナが表示される。
次に、返却する空きコンテナをドライバに確認させた後、返却する港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元コードを生成し(S226)、その二次元バーコードを携帯端末13に表示させる(S227)。また、S227にて二次元バーコードを表示させた時刻を、図4(d)に示すドライバ情報テーブルの「最終ログイン日時」に登録する。なお、S223において、認証がOKでなかった場合(S223において、NO)、処理を終了する。
これにより、ドライバ毎に所持している携帯端末13により、担当する作業内容を容易に把握することができると共に、港湾施設の入退場時における認証で必要となる認証用の識別コードを迅速に取得することができる。
なお、上述の輸入時の実入りコンテナ引取処理及び輸入時の空コンテナ返却処理は、上述の図5に示すように1つの作業として行うこともできる。この場合は、S207で取得した識別コードを用いて、空きコンテナの返却を行う際の港湾施設での認証を行う。
<輸出時の空コンテナ引取処理>
次に、輸出時の空コンテナ引取処理について説明する。図14は、輸出時の空コンテナを引取る場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。
図14において、まず、配車管理サーバ14が携帯端末13に対してメールを送信する(S231)。次に、携帯端末13の固体番号を取得して携帯端末13の認証を行う(S232)。なお、携帯端末13からユーザID/パスワード等のユーザ識別情報を入力させて認証を行ってもよい。
次に、認証の結果がOKであるかを判断する(S233)。認証の結果がOKである場合(S233において、YES)、携帯端末13に対応するドライバが担当する作業内容を表示する(S234)。また、作業内容が複数ある場合には、空きコンテナを選択させる(S235)。
次に、選択されたコンテナについて、そのドライバの車両が積むことができるサイズタイプを選択させる(S236)。上述の各ステップにて取得した情報に基づいて港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元コードを生成し(S237)、二次元バーコードを携帯端末13に表示させる(S238)。また、S238にて二次元バーコードを表示させた時刻を、図4(d)に示すドライバ情報テーブルの「最終ログイン日時」に登録する。なお、S233において、認証がOKでなかった場合(S233において、NO)、処理を終了する。
これにより、ドライバ毎に所持している携帯端末13により、担当する作業内容を容易に把握することができると共に、港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードを迅速に取得することができる。
<輸出時のコンテナ搬入処理>
次に、輸出時コンテナ搬入処理を行う場合の処理手順についてフローチャートを用いて説明する。図15は、輸出時のコンテナを搬入する場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。
図15において、まず、配車管理サーバ14が携帯端末13に対してメールを送信する(S241)。次に、携帯端末13の固体番号を取得して携帯端末13の認証を行う(S242)。なお、携帯端末13からユーザID/パスワード等のユーザ識別情報を入力させて認証を行ってもよい。
次に、認証の結果がOKであるかを判断する(S243)。認証の結果がOKである場合(S243において、YES)、携帯端末13に対応するドライバが担当する作業内容を表示する(S244)。次に、搬入するコンテナを選択させ(S245)、選択されたコンテナに搬入するために港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元コードを生成し(S246)、その二次元バーコードを携帯端末に表示させる(S247)。また、S247にて二次元バーコードを表示させた時刻を、図4(d)に示すドライバ情報テーブルの「最終ログイン日時」に登録する。なお、S243において、認証がOKでなかった場合(S243において、NO)、処理を終了する。
これにより、ドライバ毎に所持している携帯端末13により、担当する作業内容を容易に把握することができると共に、港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードを容易に取得することができる。
<携帯端末表示画面例>
次に、上述した配車管理サーバ14の処理において、携帯端末13へ表示される画面の遷移例について図を用いて説明する。図16は、本発明における携帯端末の画面遷移の一例を示す図である。
図16において、配車管理サーバ14からメールを受信し、その受信した内容から配車管理サーバ14へアクセスして認証された後、画面201に示すようなメニュー画面が表示される。このメニュー画面は、アクセスしてきた携帯端末固有のものであり、予め設定しておくことで表示内容を変更することもできる。画面201では、メニューとして「作業リスト」、「港湾システム」、「本船動静」、「コンテナNo.検索」等が表示される。
ここで、「作業リスト」とは、上述したドライバ毎の作業内容の詳細な情報を取得し、また、港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードを取得するための項目である。また、「港湾システム」とは、搬送する港湾施設や港湾施設を管理する港湾システムについての情報を表示するための項目である。また、「本船動静」とは、本船が所定の港に到着しているか否かを確認するための項目である。具体的な内容としては、「本船名」、「予定到着時刻」、「到着時刻」、「予定出発時刻」、「出発時刻」等が表示される。更に、「コンテナNo.検索」では、入力するコンテナが現在どこの港湾施設又はバンニング場所又はデバンニング場所、あるいは本船にあるかを検索することができる。
メニュー画面から「作業リスト」を選択すると、画面202に遷移し、作業日付に対応する当日の作業リスト一覧が表示される。ここで、ドライバにより作業リスト中にあるうちの1つが選択されると、画面203に遷移し、対応する作業の詳細情報を得ることができる「URL」、「バンニング場所又はデバンニング場所」、「本船名」、「Booking No.」等が表示される。
画面203において、表示されるURLを選択し、搬送するコンテナが複数ある場合は、画面204に示すようにそのコンテナ番号のリストが表示される。この中からドライバが携帯端末によりコンテナを選択すると、配車管理サーバ14は、そのドライバが選択したコンテナを搬送することが可能であるかをチェックする。搬送が可能である場合は、搬送する港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元コードを生成し、画面206に示すような二次元バーコードを表示する。
また、画面203にて選択されるURLにて、画面205に示すようにコンテナのサイズタイプが表示される場合は、そのサイズタイプから1つのサイズタイプを選択する。配車管理サーバ14は、搬送する港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元コードを生成し、画面206に示すような二次元バーコードを表示する。
更に、画面203にて選択されるURLにて、対応する作業が1種類しか存在しない場合は、配車管理サーバ14は、直ぐに搬送する港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードである二次元コードを生成し、画面206に示すような二次元バーコードを表示する。
このように、配車管理サーバ14からのメールに基づいて、ドライバは詳細で正確な作業内容を取得することができる。さらに、港湾施設の入退場時の認証で必要となる認証用の識別コードを迅速に取得することができる。
上述したように本発明によれば、運送業者における配車作業を迅速で効率的に行うことができ、ドライバにも配車作業内容を迅速に通知することができる。更に、ドライバは所定区域の入退場時に必要となる識別コードを迅速に取得することができるため、搬送作業を迅速で効率的に行うことができる。これにより、高精度な配車管理を実現することができる。
また、上述した本実施の形態では、港湾施設における予約情報が蓄積された港湾システムと関連付けた配車管理システムについて説明したが、本発明においてはこの限りではなく、例えば物流倉庫等への搬送システム等についても本発明の配車管理システムを適用させることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
本発明における配車管理システムの一構成例である。 本発明における配車管理サーバ14の機能構成の一例を示す図である。 本発明における配車管理処理が実現可能なハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明において蓄積されるデータベースの一例である。 本発明における配車管理システムを輸入引取業務の場合に適用した一例のシーケンス図である。 配車管理サーバにおける配車設定処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における配車設定画面のレイアウトの一例を示す図である。 配車管理サーバにおける配車変更処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明における配車設定画面のレイアウトの一例を示す図である。 図10は、配信管理サーバにおけるメール送信手順の一例を示すフローチャートである。 本発明におけるメール送信画面のレイアウトの一例を示す図である。 輸入時の実入りコンテナを引取る場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。 輸入時の空きコンテナを返却する場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。 輸出時の空コンテナを引取る場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。 輸出時のコンテナを搬入する場合における処理手順を説明するための一例を示すフローチャートである。 本発明における携帯端末の画面遷移の一例を示す図である。
符号の説明
10 配車管理システム
11 海貨業者端末
12 運送業者端末
13 携帯端末
14 配車管理サーバ
15 港湾システム
16 通信ネットワーク
21 ゲート管理サーバ
22 データベースサーバ
23 データベース
24 バーコードリーダ用端末
25 バーコードリーダ
31 通信手段
32 認証手段
33 入力手段
34 出力手段
35 表示画面生成手段
36 メール生成手段
37 識別コード生成手段
38 蓄積手段
41 入力装置
42 出力装置
43 ドライブ装置
44 補助記憶装置
45 メモリ装置
46 CPU
47 ネットワーク接続装置
48 記録媒体
51 デバンニング場所
100 配車設定画面
101,121 担当選択領域
102 予約作業内容表示領域
103,123,142 ボタン領域
104,124 日付指定領域
105,126 表示ボタン
106,125 ドライバ選択領域
107,127 ドライバ情報
108 追加ボタン
109 担当者クリアボタン
110 予約リスト
111,144 チェックボックス
112,129 登録ボタン
113,147 チェッククリアボタン
114,131,148 印刷ボタン
120 配車変更画面
122 作業内容表示領域
128 作業内容情報
130 戻りボタン
140 メール送信画面
141 ドライバ選択領域
143 ドライバリスト
145 メール送信ボタン
146 全てチェックボタン

Claims (18)

  1. 荷物の搬出又は搬入時に利用する所定区域内を管理する管理サーバに予め登録されている予約情報に基づいて、前記荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理サーバと、該配車管理サーバに配車の割当ての要求を行う運送業者端末とからなる配車管理システムにおいて、
    前記配車管理サーバは、アクセスしてきた前記運送業者端末毎に対応する予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成手段と、
    前記表示画面生成手段により得られる画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成手段と、
    前記メール生成手段により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信手段と、
    前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成手段とを有することを特徴とする配車管理システム。
  2. 前記表示画面生成手段は、
    前記運送業者端末からの配車変更要求に対して、予め登録されている配車情報に基づいて、変更設定を行うための変更設定画面を生成し、
    前記通信手段は、
    前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする請求項1に記載の配車管理システム。
  3. 前記表示画面生成手段は、
    前記運送業者端末からの前記ドライバに対するメール送信要求に対して、予め登録されているドライバ情報及び配車情報に基づいてドライバ毎にメール送信の設定を行うためのメール送信設定画面を生成し、
    前記通信手段は、
    前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする請求項1又は2に記載の配車管理システム。
  4. 前記携帯端末あるいは前記移動端末は、
    前記配車管理サーバから送信されたメール中に含まれるアドレス情報に基づいて、前記配車管理サーバへアクセスすることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の配車管理システム。
  5. 前記配車管理サーバは、
    前記運送業者端末又は前記携帯端末あるいは前記移動端末を認証する認証手段を有し、
    前記認証手段により得られるユーザ識別情報又は端末固体情報に基づいて、前記運送業者端末又は前記携帯端末あるいは前記移動端末に対応する前記予約情報又は前記配車情報を出力することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の配車管理システム。
  6. 前記識別コードは、二次元バーコードであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の配車管理システム。
  7. 前記荷物はコンテナであり、前記所定区域は港湾施設であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の配車管理システム。
  8. 荷物の搬出又は搬入時に利用する所定区域内を管理する管理サーバに予め登録されている予約情報に基づいて、前記荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理サーバにおいて、
    前記車両の配車の割当ての要求を行う運送業者端末毎に対応する予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成手段と、
    前記表示画面生成手段により得られる画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成手段と、
    前記メール生成手段により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信手段と、
    前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成手段とを有することを特徴とする配車管理サーバ。
  9. 前記表示画面生成手段は、
    前記運送業者端末からの配車変更要求に対して、予め登録されている前記配車情報に基づいて、変更設定を行うための変更設定画面を生成し、
    前記通信手段は、
    前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする請求項8に記載の配車管理サーバ。
  10. 前記表示画面生成手段は、
    前記運送業者端末からの前記ドライバに対するメール送信要求に対して、予め登録されているドライバ情報及び配車情報に基づいてドライバ毎にメール送信の設定を行うためのメール送信設定画面を生成し、
    前記通信手段は、
    前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする請求項8又は9に記載の配車管理サーバ。
  11. 前記メール生成手段は、
    前記携帯端末あるいは前記移動端末に送信する前記配車情報における前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コードを取得するためのアドレス情報をメールに付加することを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の配車管理サーバ。
  12. 前記識別コードは、二次元バーコードであることを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載の配車管理サーバ。
  13. 前記荷物はコンテナであり、前記所定区域は港湾施設であることを特徴とする請求項8乃至12の何れか1項に記載の配車管理サーバ。
  14. 荷物の搬出又は搬入時に利用する所定区域内を管理する管理サーバに予め登録されている予約情報に基づいて、前記荷物を車両で搬送するための配車の割当てを行う配車管理方法において、
    前記車両の配車の割当ての要求を行う運送業者端末毎に対応する予約情報を前記運送業者端末の画面に表示させるための表示画面生成段階と、
    前記表示画面生成段階により得られる画面により前記運送業者端末から割当てられた配車情報に基づいてメールを生成するメール生成段階と、
    前記メール生成段階により得られるメールを、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信するための通信段階と、
    前記配車情報に基づいて前記携帯端末あるいは前記移動端末からアクセスされた場合に、前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コード生成段階とを有することを特徴とする配車管理方法。
  15. 前記運送業者端末からの配車変更要求に対して、予め登録されている前記配車情報に基づいて、変更設定を行うための変更設定画面を生成し、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする請求項14に記載の配車管理方法。
  16. 前記運送業者端末からの前記ドライバに対するメール送信要求に対して、予め登録されているドライバ情報及び配車情報に基づいてドライバ毎にメール送信の設定を行うためのメール送信設定画面を生成し、前記運送業者端末に配車情報が変更された場合に、搬送作業を担当するドライバが所持する携帯端末あるいは該ドライバが運転する車両と共に移動する移動端末へ送信することを特徴とする請求項14又は15に記載の配車管理方法。
  17. 前記メール生成段階は、
    前記携帯端末あるいは前記移動端末に送信する前記配車情報における前記所定区域の入退場時の認証で必要となる識別コードを生成する識別コードを取得するためのアドレス情報をメールに付加することを特徴とする請求項14乃至16の何れか1項に記載の配車管理方法。
  18. 請求項14乃至17の何れか1項記載の配車管理方法をコンピュータに実行させるための配車管理プログラム。
JP2004083098A 2004-03-22 2004-03-22 配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム Pending JP2005263477A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004083098A JP2005263477A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004083098A JP2005263477A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005263477A true JP2005263477A (ja) 2005-09-29

Family

ID=35088422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004083098A Pending JP2005263477A (ja) 2004-03-22 2004-03-22 配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005263477A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018109896A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 日本メジフィジックス株式会社 配送手配システム及び配送手配方法
CN110178150A (zh) * 2017-01-31 2019-08-27 株式会社电通 船坞管理系统、预约管理服务器、船舶管理者终端以及船坞管理者用终端
WO2020095941A1 (ja) * 2018-11-08 2020-05-14 合同会社 Ark 作業支援システム及び作業支援方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018109896A (ja) * 2017-01-05 2018-07-12 日本メジフィジックス株式会社 配送手配システム及び配送手配方法
CN110178150A (zh) * 2017-01-31 2019-08-27 株式会社电通 船坞管理系统、预约管理服务器、船舶管理者终端以及船坞管理者用终端
CN110178150B (zh) * 2017-01-31 2023-10-20 株式会社电通 船坞管理系统和预约管理服务器
WO2020095941A1 (ja) * 2018-11-08 2020-05-14 合同会社 Ark 作業支援システム及び作業支援方法
JPWO2020095941A1 (ja) * 2018-11-08 2021-09-30 合同会社Ark 作業支援システム及び作業支援方法
JP7399484B2 (ja) 2018-11-08 2023-12-18 株式会社Ark 作業支援システム及び作業支援方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11443396B2 (en) Systems and methods for prioritizing trailers at receiving facility
US10817826B2 (en) Systems and methods for providing personalized delivery services
KR102373372B1 (ko) 적응형 배달 스케줄링용 그래픽 유저 인터페이스를 생성하기 위한 시스템 및 방법
KR102532675B1 (ko) 플렉서블 배달 작업의 자동 할당을 위한 시스템 및 방법
US10089596B2 (en) Systems and methods for providing personalized delivery services
EP2578325B1 (en) Apparatus and method to decentralize processing of a mail piece
US20050216553A1 (en) Mobile apparatus, method and system for delivery management
KR102614931B1 (ko) 플렉서블 배달 작업의 자동 할당 및 재할당을 위한 컴퓨터 구현 방법
US20070210156A1 (en) System and Method for Shipping Freight
KR102615190B1 (ko) 다수의 컴퓨팅 시스템 사이에서 워크로드를 밸런싱하도록 구성된 시스템 및 방법
JP2021528791A (ja) 荷物配送のためのコンピュータ化されたシステムおよび方法
KR20220044697A (ko) 잡 지원 및 셀프-체크인을 위한 시스템 및 방법
CN107274126A (zh) 物流货运考核系统
JP2022511226A (ja) 自動化されたモバイルデバイスベースの労働期間交換のためのシステムおよび方法
JP2005263477A (ja) 配車管理システム、配車管理サーバ、配車管理方法、及び配車管理プログラム
KR102536335B1 (ko) 자동 및 지능형 소포 검색을 위한 시스템 및 방법
JP2002183262A (ja) ロジコーディネータを介在させた求車・求荷・求庫マッチングシステム及び方法
JP2005320110A (ja) 国際海上コンテナ配送管理システム
JP2004178152A (ja) 予約管理方法、予約管理装置、予約管理システム、予約管理プログラム、予約管理プログラムを記録した記録媒体、予約業務支援方法及び予約業務支援システム
TWI837566B (zh) 用於包裹管理之電腦化系統以及電腦實施方法
TWI837064B (zh) 可再使用儲存追蹤及分配的電腦實行系統及方法
KR20220112660A (ko) 패키지 추적 효율 개선을 위한 시스템 및 컴퓨터화된 방법
JP2024021254A (ja) 運送情報処理システム