JP5203766B2 - 本人確認サービスシステム - Google Patents
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Description
前記受注コンピュータは、
受取人端末からの、受取人本人を確認するための、受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データの各データを含む本人確認情報の入力を受け付ける手段と、
受取人端末から入力された本人確認情報を伝票番号データと対応付けて顧客情報ファイルに登録して記憶手段に格納する手段と、
顧客情報ファイルから本人確認情報と伝票番号データを含む受取人届け先情報をラベル発行コンピュータに送信する手段とを備え、
前記ラベル発行コンピュータは、
受注コンピュータから送信された受取人の本人確認情報の各データと届け先情報を受信し、届け先情報に含まれる伝票番号データをバーコードに変換するバーコード生成手段と、前記本人確認情報と伝票番号データとを一体の2次元コードに変換する2次元コード生成手段と、前記届け先情報から配送ラベル発行データを生成し、前記生成されたバーコード及び2次元コードのデータとともにプリンタへ送信して、一枚のラベル上に、受取人の氏名や届け先住所、郵便番号、電話番号などのデータ、前記バーコード及び前記2次元コードを配送ラベルを印字出力するラベル発行手段とを備え、
前記集配者端末は、
荷物に付された前記配送ラベルのバーコード及び2次元コードをバーコードリーダ部で読み取り、前記読み込んだ2次元コードのデータを復号化して伝票番号データ、受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データの各データを記憶部に記憶するコード処理手段と、
受取人から提示される受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データからなる本人特定データの入力部からのキー操作入力を受け付ける本人特定データ入力手段と、
前記コード処理手段により記憶部に記憶されたデータと、本人特定データ入力手段により入力される生年月日データ、書類の種別データ及び記号番号データの各データとを、当該各データが入力部から操作入力される毎に照合し、データが一致しない場合はその都度データの再入力を促す表示を表示部に表示し、照合の結果データが一致した場合は表示部にデータが一致することを表示する本人確認手段と、
前記入力部から操作入力される本人特定データの照合結果が一致した場合に、受取人本人への配達が完了した日時データ、伝票番号データ、確認書類の種別データ、確認書類の記号番号データ及び受取人の生年月日データの各データを含む本人確認完了データを生成して集配管理コンピュータに送信する手段とを備え、
前記集配管理コンピュータは、
集配者端末から送信された本人確認完了データを受注コンピュータへと送信する手段を備えており、
発送処理において、受注コンピュータから送信された受取人の本人確認情報と伝票番号データを含む届け先情報を受信したラベル発行コンピュータにより荷物に貼り付けられる配送ラベルが印字出力され、
配送処理において、集配サービス業者により荷物が集荷され、その発店、配送中継局を経て受取人の所在地に近い着店まで荷物が配送されるとともに、各支店に設置された端末と集配担当者が携帯する集配者端末で前記配送ラベルに印字されたバーコードが読み込まれて配送情報が収集され、
配達及び本人確認処理において、前記集配者端末で前記配送ラベルに印字された2次元コードが読み込まれて、2次元コードのデータが集配者端末に取り込まれるとともに、受取人が提示する受取人本人を確認するための、受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データが集配者端末に入力され、これらと前記2次元コードから取り込んだデータとが照合されて、データが一致することが集配者端末に表示されたならば、受取人への荷物の引き渡しが行われ、
配達完了処理において、集配者端末により生成された本人確認完了データが集配管理コンピュータへと送信され、集配管理コンピュータは受信した本人確認完了データを受注コンピュータへと送信する処理が行われる構成を有することを特徴とする。
また、前記構成のサービスシステムにおいて、受注コンピュータにラベル発行コンピュータの機能を一体に設けて構成したことを特徴とする。
また、本人確認の処理で用いたデータは、本人確認完了データとして集配者端末から集配管理コンピュータへと送信され、さらに受注コンピュータに送信されるので、法定の本人確認記録を漏れなく確実に荷主の受注コンピュータに入力し、受注コンピュータにおいて所定期間保存に供することができる。
また、本人確認処理は、受取人が自身の端末から受注コンピュータに通知した情報に基づいて行われるので、荷主や受取人に余計な手続きや手間がかかることはなく、また、予め受取人に荷物を届ける日時を通知しておくことで、荷物の集配処理を効率よく行うことが可能である。
図1は本発明の本人確認サービスシステムの一例を示す全体構成ブロック図を示している。図示した構成は、信販会社に対して顧客がクレジットカードの使用などのサービスの提供を申し込み、信販会社である荷主が発行したクレジットカードを顧客である受取人に届ける荷物配送形態に本発明のシステムを適用したものである。
情報受信プログラムは、前記Webサイト上で受取人が受取人端末の入力手段を操作して入力した受取人に関する情報を受信する手段である。受取人が前記Webサイト上で入力する情報には、受取人本人を確認するための本人確認情報、発行カードの送付先に関する情報(送付場所名やその住所、郵便番号、電話番号などのデータ)、受取人の連絡先情報(例えば携帯電話番号や電子メールアドレスなどのデータ)、与信審査に供する情報(例えば受取人の勤務先や勤続年数、年収、取引銀行口座などに関するデータ)の各種データが含まれる。なお、本人確認情報は、受取人の氏名、住所、生年月日の各データからなる本人特定データ、本人特定データが記載され、本人特定データの内容を証明する運転免許証、健康保険証、パスポート又は外国人登録証明書などの何れかの本人確認書類の種類別データ、本人確認書類に記載された記号番号データの各種データが含まれる。
情報登録プログラムは、前記受信した受取人に関する情報を受取人毎で顧客情報ファイル16に登録して記憶手段14に格納する処理手段である。
伝票番号付与処理プログラムは、与信審査を経てカード発行が決定し又はカードが発行された該当の受取人の顧客情報ファイル16と伝票番号データとを対応付けて、顧客情報ファイル16に登録する手段である。なお、伝票番号データは、予め集配サービス業者により割り当てられて荷主に提供され、記憶手段14に格納されているデータである。
また、届け先情報処理プログラムは、受取人のカードの発行後、これを送付する際に、顧客情報ファイル16から該当の受取人の本人確認情報のうち、生年月日データ、本人確認書類の種別データ及びその記号番号データと、伝票番号データ、受取人が指定したカードの送付場所名、その住所、郵便番号及び電話番号からなる受取人届け先情報とを読み出し、ラベル発行コンピュータ2に送信する処理手段である。
本人特定データ入力プログラムは、荷物を受取人に引き渡す際に受取人本人であることを確認するために、受取人から提示される本人確認情報を入力部71を操作して入力する処理手段である。本人確認は、受取人が予め荷主に通知した本人確認書類を集配担当ドライバに提示することにより行われ、同書類に記載された受取人の生年月日データ、書類の種別データ、及び同書類に記載された記号番号データを入力部71を操作して入力し、入力されたデータは記憶部76又は制御部77のメモリに登録される。入力される情報は表示部72に表示される。
本人確認プログラムは、前記バーコードリーダ部73で読み取って取り込んだデータと、入力部71を操作して入力されたデータとを照合し、その結果を表示部72に表示する処理手段である。照合は、生年月日データ、書類の種別データ、及び記号番号データの各データを入力部71で入力操作する毎に行われ、データが一致しない場合にはその都度データの再入力を促す表示が表示部72に表示される。
確認完了処理プログラムは、前記データ照合の結果、受取人本人を特定するデータが全て一致した場合に、その処理がなされた日時データを計時プログラムにより取り込み、受取人本人への配達が完了した日時データ、伝票番号データ、確認書類の種別データ、確認書類の記号番号データ、集配担当ドライバの個人番号データ及び受取人の生年月日データの各データからなる本人確認完了データを生成し、これを通信制御部74から物流ネットワークNを介して集配管理コンピュータ4に送信する処理手段である。
先ず、受取人が受取人端末3を操作して荷主のサービス提供受付Webサイトにアクセスすると、受注コンピュータ1は受取人端末3の表示手段にサービスの提供に必要な受取人に関する情報の入力を促す画面を表示させる。受取人が受取人端末3の入力手段を操作して前記画面に配されたデータ入力欄に、本人確認情報や発行カードの送付先に関する情報などの必要な情報を入力し、データ送信処理をすると、入力された情報は受注コンピュータ1へと送信され、受注コンピュータ1は受信した情報を顧客情報ファイル16に登録し、取引の受け付け処理が完了する。
荷主は、顧客情報ファイル16に登録された与信審査に供する情報に基づき受取人に対するサービス提供の要否を審査した上で、受取人に送付するカードを発行する。また、受注コンピュータ1は、受取人の顧客情報ファイル16に伝票番号データを対応付けて登録しておく。
カード発行後、受注コンピュータ1は、カードを受け取る受取人の本人確認情報と伝票番号データを含む受取人届け先情報をラベル発行コンピュータ2に送信し、ラベル発行コンピュータ2で配送ラベル200を印字出力させる。ラベル発行コンピュータ2により発行された配送ラベル200は発行したカードを梱包した封筒に貼り付けられる。カードの発送準備が整ったならば、受注コンピュータ1から集配サービス業者の集配管理コンピュータ2に集荷依頼が通知される。なお、予め発送予定を集配管理コンピュータ4に通知しておいてもよい。
集荷依頼又は集荷予定の通知を受けた集配管理コンピュータ4は、荷主の所在地に近い発店の端末5に荷物の集荷指示を通知し、発店の集荷担当ドライバが荷主へと出向いて荷物を集荷し、さらに配送中継局を経て、受取人の所在地に近い着店まで荷物を配送する。また、集配管理コンピュータ4は、受注コンピュータ1から受取人端末3の電子メールアドレスデータの通知を受け、受取人が指定した届け先に荷物の配達に出向く予定日時を電子メールで受取人に事前に通知しておく。なお、集荷担当ドライバによる荷物の集荷から荷物を配送先別に仕分けて着店に配送されるまでの荷物の配送情報の収集処理は、配送ラベル200のバーコード202を、PP7や各店の端末5、6などで読み込んで行われる。
着店に届いた荷物は集配担当ドライバが受取人の届け先に配達し、受取人に荷物を引き渡す際に受取人本人であることの確認を行う。
本人確認の手続きは、集配担当ドライバが受取人と対面している状態で、先ず、配送ラベル200の2次元コード203をPP7のバーコードリーダ部73で読み込み、2次元コード203のデータをPP7に取り込む。次いで、受取人が提示した本人確認書類で受取人の氏名、住所を目視で確認する。さらに、同書類に記載された受取人の生年月日データ、書類の種別データ、及び同書類に記載された記号番号データをPP7の入力部71を操作して入力し、これらと前記2次元コード203から取り込んだデータとを照合させる。
照合の結果、データが一致することがPP7の表示部72に表示されたならば、荷物を受取人に引き渡す。
受取人本人への荷物の配達が完了したならば、PP7は、配達が完了した日時データ、伝票番号データ、確認書類の種別データ、確認書類の記号番号データ、集配担当ドライバの個人番号データ及び受取人の生年月日データの各データからなる本人確認完了データを生成し、これを通信制御部74から物流ネットワークNを介して集配管理コンピュータ4へと送信する。
また、本人確認完了データを受信した集配管理コンピュータ4は、受信した本人確認完了データを受注コンピュータ1へと転送し、同データは本人確認記録として受注コンピュータ1において法定期間保存される。
また、クレジットカードを宅配荷物として配送する例を示したが、これに限らず、本発明のサービスシステムは、貴重品や機密品を始め、受取人本人を指定して確実に当人に配達したい適宜な荷物の配送に適用することが可能である。本発明のサービスシステムは、配送する荷物の種類は問わない。さらに、例えば荷主の営業所の店頭で、或いはファクシミリ書面の送信などで、受取人に関する情報、荷物の届け先情報を荷主に対して通知し、通知された情報を受注コンピュータ1の顧客情報ファイル16に登録した後、本人確認情報のみを受取人端末3から受注コンピュータ1に通信回線を介して通知し、これを顧客情報ファイル16に登録するようにしてもよい。要は、本人確認情報は取引の受け付け処理の際に受取人に関する他の情報と同時に通知する必要はなく、配送ラベル200の発行前であれば適宜な時期に受注コンピュータ1に入力すればよい。
図示した宅配サービスシステムの構成は一例であり、本発明はこれに限定されず、他の適宜な形態に構成することが可能である。
Claims (2)
- 荷主が所有する受注コンピュータと、この受注コンピュータと通信回線を介して接続される配送ラベルを発行するラベル発行コンピュータと、前記受注コンピュータと通信回線を介して接続される受取人が所有する受取人端末と、前記受注コンピュータと通信回線を介して接続されていて集配サービス業者による荷主から受取人への荷物の集配に関する集配情報を管理する集配管理コンピュータと、この集配管理コンピュータと通信回線を介して接続される集配サービス業者の各支店に設置される端末及び集配担当者が携帯する集配者端末とを備え、前記荷物を受取人本人であることを確認して配達するための本人確認サービスシステムにおいて、
前記受注コンピュータは、
受取人端末からの、受取人本人を確認するための、受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データの各データを含む本人確認情報の入力を受け付ける手段と、
受取人端末から入力された本人確認情報を伝票番号データと対応付けて顧客情報ファイルに登録して記憶手段に格納する手段と、
顧客情報ファイルから本人確認情報と伝票番号データを含む受取人届け先情報をラベル発行コンピュータに送信する手段とを備え、
前記ラベル発行コンピュータは、
受注コンピュータから送信された受取人の本人確認情報の各データと届け先情報を受信し、届け先情報に含まれる伝票番号データをバーコードに変換するバーコード生成手段と、前記本人確認情報と伝票番号データとを一体の2次元コードに変換する2次元コード生成手段と、前記届け先情報から配送ラベル発行データを生成し、前記生成されたバーコード及び2次元コードのデータとともにプリンタへ送信して、一枚のラベル上に、受取人の氏名や届け先住所、郵便番号、電話番号などのデータ、前記バーコード及び前記2次元コードを配送ラベルを印字出力するラベル発行手段とを備え、
前記集配者端末は、
荷物に付された前記配送ラベルのバーコード及び2次元コードをバーコードリーダ部で読み取り、前記読み込んだ2次元コードのデータを復号化して伝票番号データ、受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データの各データを記憶部に記憶するコード処理手段と、
受取人から提示される受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データからなる本人特定データの入力部からのキー操作入力を受け付ける本人特定データ入力手段と、
前記コード処理手段により記憶部に記憶されたデータと、本人特定データ入力手段により入力される生年月日データ、書類の種別データ及び記号番号データの各データとを、当該各データが入力部から操作入力される毎に照合し、データが一致しない場合はその都度データの再入力を促す表示を表示部に表示し、照合の結果データが一致した場合は表示部にデータが一致することを表示する本人確認手段と、
前記入力部から操作入力される本人特定データの照合結果が一致した場合に、受取人本人への配達が完了した日時データ、伝票番号データ、確認書類の種別データ、確認書類の記号番号データ及び受取人の生年月日データの各データを含む本人確認完了データを生成して集配管理コンピュータに送信する手段とを備え、
前記集配管理コンピュータは、
集配者端末から送信された本人確認完了データを受注コンピュータへと送信する手段を備えており、
発送処理において、受注コンピュータから送信された受取人の本人確認情報と伝票番号データを含む届け先情報を受信したラベル発行コンピュータにより荷物に貼り付けられる配送ラベルが印字出力され、
配送処理において、集配サービス業者により荷物が集荷され、その発店、配送中継局を経て受取人の所在地に近い着店まで荷物が配送されるとともに、各支店に設置された端末と集配担当者が携帯する集配者端末で前記配送ラベルに印字されたバーコードが読み込まれて配送情報が収集され、
配達及び本人確認処理において、前記集配者端末で前記配送ラベルに印字された2次元コードが読み込まれて、2次元コードのデータが集配者端末に取り込まれるとともに、受取人が提示する受取人本人を確認するための、受取人の生年月日データ、本人確認書類種別データ及び当該確認書類の記号番号データが集配者端末に入力され、これらと前記2次元コードから取り込んだデータとが照合されて、データが一致することが集配者端末に表示されたならば、受取人への荷物の引き渡しが行われ、
配達完了処理において、集配者端末により生成された本人確認完了データが集配管理コンピュータへと送信され、集配管理コンピュータは受信した本人確認完了データを受注コンピュータへと送信する処理が行われる構成を有することを特徴とする本人確認サービスシステム。 - 受注コンピュータにラベル発行コンピュータの機能を一体に設けて構成された請求項1に記載の本人確認サービスシステム。
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