JP7399475B2 - 貯蔵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、医薬品医療機器等法施行規則の規定に基づいて、医薬品(薬品)などを貯蔵するための貯蔵装置に関する。
薬品などを冷却状態で保管する保管庫として、冷蔵庫のような温度管理が可能な恒温槽が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特に、病院などの医療施設においては、貴重な薬品などを保管するための薬品保冷庫として広く利用されている。
特許第6408731号公報
ところで、上記のような医療施設において、貴重な薬品はとても高価であり、治療に欠かすことができないとはいえ、多くの在庫を持てないという問題がある。なぜなら、薬品には使用期限があり、期限切れの薬品は廃棄処分しなければならない。そのため、薬品の在庫を多量にかかえることは医療施設にとってのデメリットが大きい。
そこで、医療施設内に、医薬品卸売販売業の営業所を設け、薬品の使用に伴って、その都度、営業所から補充するという制度の導入が検討され、実際に稼働し始めている。これにより、医療施設は薬品の在庫を多量にかかえる必要がなくなるため、医療施設の負担を軽減できる。
ここで、医薬品卸売販売業の営業所とは、医薬品医療機器等法施行規則の規定に基づいて厚生労働大臣が指定する医療の用に供するガス類その他これに類する医薬品(例えば、第154条第1号)、又は、歯科医療の用に供する医薬品(例えば、第154条第2号)のみを取り扱う卸売販売業者を除く卸売販売業の営業所であって、医薬品の保管設備(倉庫)及び事務室を総称したものである。
そして、その営業所の構造設備の基準として、倉庫及び事務室は他の場所とは床面より天井に達する間仕切りを設け、出入口には戸又は扉を設けること、などが規定されている。
しかしながら、事務室の一角を倉庫とし、薬品などの貯蔵に利用できるようにするためには、倉庫内を温度管理するための設備のほか、排煙などの防火設備を設置しなければならず、大掛かりな工事が必要になるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、既存の医薬品保管庫を倉庫として運用でき、医薬品卸売販売業の営業所を医療施設内に簡単に開設することが可能な貯蔵装置を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の態様の貯蔵装置は、法律上、医薬品の貯蔵が制限されている場所である事務室内に設置され、前記事務室の床面より天井面に達するように設けられた仕切り壁によって区画された設置スペースと、前記設置スペースに設置され、法律上の保管規定に適合した条件下で前記医薬品を保管するための医薬品保管庫と、を備え、前記設置スペースに設置された前記医薬品保管庫を、前記事務室内にて前記医薬品を貯蔵するための倉庫として代用することを特徴とする。
本発明の態様の貯蔵装置によれば、既存の医薬品保管庫を、医療施設内の一角に間借りした医薬品卸売販売業の営業所の事務室に設置される倉庫として代用できるようになる。これにより、本来は医療施設にて保管される医薬品を、医療施設で多くの在庫を持たずとも、営業所より迅速に補充することが可能となる。したがって、営業所を簡単に開設できるようになるとともに、医薬品が期限切れとなって廃棄する場合などの、医療施設の負担を軽減させることができる。
本発明の態様によれば、既存の医薬品保管庫を倉庫として運用でき、医薬品卸売販売業の営業所を医療施設内に簡単に開設することが可能な貯蔵装置を提供できる。
第1実施形態に係る貯蔵装置の適用例を示す概略平面図である。 図1に示す恒温槽の拡大斜視図である。 恒温槽の設置例を示す概略図である。 図1に示す恒温槽の正面図である。 図1に示す恒温槽の左側面図である。 図1に示す恒温槽の右側面図である。 図1に示す恒温槽の背面図である。 図1に示す恒温槽の上面図である。 制御システムの構成例を示すブロック図である。 第2実施形態に係る貯蔵装置の適用例を示す概略平面図である。 その他の実施形態として示す恒温槽の正面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施の形態について説明する。なお、各実施の形態において、図面は、構成の概略を模式的に示すものであって、実際のものとは異なることに留意すべきである。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る貯蔵装置の適用例を示す概略平面図である。図2は、図1中のII付近を拡大して示す概略斜視図である。ここでは、病院などの医療施設において、貯蔵装置としての、保管対象物である薬品(医薬品)などを取り扱う医薬品卸売販売業の営業所を開設する場合を例に説明する。なお、図1においては、医療施設の構造(間取り)を模式的に示すものであって、上床や天井などを透過した状態で示している。
医薬品卸売販売業の営業所は、病院などの医療施設が保管する薬品などを医療施設に代わって貯蔵し、医療施設での使用に応じて、適宜、使用した薬品などを販売・補充できるようにしたものである。これにより、常に貴重な薬品などを欠品させたりすることなしに迅速に提供できるようになるとともに、薬品などの在庫に係る医療施設の負担を軽減可能となるものである。
なお、医薬品卸売販売業の営業所の設置は、例えば都道府県の、医薬品医療機器等法施行規則の規定に基づいた「薬局等許可審査基準及び指導基準」などに則って開設される。以下の説明では、医薬品卸売販売業の営業所を病院などの医療施設の建屋の一角に開設する場合を例示するが、異なる建屋内に開設することも可能である。
図1に示すように、医薬品卸売販売業の営業所は、病院などの医療施設の建屋200内の壁203によって通路205と隔てられた、例えば薬事室210内に設けられる。薬事室210への入退室は、入出口扉(または、戸)212の開閉操作によって可能とされる。
即ち、医薬品卸売販売業の営業所は、薬事室210内に設けられた事務室220と、事務室220内に設けられた倉庫室(設置スペース)230と、倉庫室230内に設置されて、薬品などを保管するための恒温槽(医薬品保管庫)1と、を備える。そして、例えば図2に示すように、倉庫室230内に設置された恒温槽1は、法律上の保管規定に適合した条件下で、薬品などを貯蔵するための倉庫(保管設備)としての運用が可能とされる。
事務室220は、例えば、医療施設の建屋200の一角である薬事室210内に、床面228より天井面207に達するように設けられた仕切りパネル222によって区画される。該仕切りパネル222に設けられた入出口扉(または、戸)224を開閉することによって、事務室220内への医薬品卸売販売業者の入退室が可能とされている。
倉庫室230は、例えば、医療施設の建屋200の一角に設けられた事務室220内に、床面228より天井面207に達するように設けられた仕切りパネル(仕切り壁)226によって区画される。仕切りパネル226には、開口部226aが設けられ、例えば、該開口部226aより恒温槽1の前面側が露出(突出)するようにして、恒温槽1が取り付け固定されている。
この第1実施形態においては、仕切りパネル226の開口部226aより恒温槽1の前面側を突出させ、後述する恒温槽1のドア(開閉扉)3が倉庫の出入口扉としても兼用可能とされる。これによって、薬品などのより厳格な管理が可能とされる。
そして、恒温槽1と仕切りパネル226との間には、ドア3の開閉を妨げない程度に若干の隙間が設けられている。
また、仕切りパネル226には、倉庫室230内において恒温槽1のメンテナンスを行うためのメンテナンス用の出入口部(扉または戸)229が設けられている。
ここで、薬品などの倉庫としての代用が可能とされる恒温槽1の詳細について説明する。
図3~図8は、いずれも図1中のII付近に相当する概略図であって、図3は、恒温槽1の設置例として、一部を取り出して模式的に示す右側面図であり、図4は、恒温槽1の構成を模式的に示す正面図である。図5は、恒温槽1の内部構造を模式的に示す左側面図であり、図6は、恒温槽1の構成を模式的に示す右側面図である。図7は、恒温槽1の構成を模式的に示す背面図であり、図8は、恒温槽1の構成を模式的に示す上面図である。
恒温槽1は、内部温度を精密に管理することが可能な箱型の保管庫である。この恒温槽1を倉庫として代用する場合、例えば図3および図4に示すように、少なくとも恒温槽1の本体(筐体)2の一部が、図示のような固定部材140によって、一体化するように仕切りパネル226に取り付け固定されている。
恒温槽1は、例えば図5に示すように、薬品Lなどが収容された複数のボトルBなどを、好ましくは低温状態を維持した状態で保管することができ、低温恒温庫、冷蔵庫、あるいは、保冷庫などとも称される。即ち、この恒温槽1は、薬品Lなどを収容したボトルBなどを、所定温度範囲(例えば、3.5±1.0℃の範囲)の低温状態に保持できるように内部温度を制御しつつ、保管管理する。
なお、説明の便宜上、以下では、保管対象物をボトルBとし、ボトルBに収容された薬品Lなどの温度をボトルBの温度として説明する。
図2ないし図8に示すように、恒温槽1は、本体2とドア(開閉扉)3とを備える。本体2およびドア3は、いずれも金属製であり、例えばSUS(ステンレス鋼)によって形成されている。
本体2は、好ましくは箱型の収容体である。即ち、本体2は、上面側を形成する上面板4と、下面側を形成する下面板5と、左右の側面側を形成する側面板6、7と、背面側を形成する背面板8と、前面側(正面側)を形成する前面板9と、を有している。
本体2は、下面板5の下側の四隅部に、移動可能にするためのキャスタ5Aを備えている。該キャスタ5Aは、パネル部材などによって覆い隠すことも可能であるし、恒温槽1の仕切りパネル226への取り付け固定時に撤去するようにしても良い。
また、本体2の下方部には、それぞれ、通気口80が設けられている。各通気口80は、後述する電磁波の漏出を防止するための通気口防磁部材(漏磁防止手段)90を備えている。
本体2は、例えば図5に示すように、内部に収容部20を有する。本体2の前面板9には、ボトルBなどを収容部20内へ出し入れするための縦長の開口部(出入口)10が設けられている。
例えば、片開き式の長方形状のドア3は、本体2に対して、ヒンジ部11によって開閉可能に取り付けられている。本体2内の収容部20は、ドア3によって開口部10が塞がれることで、外部に対する密封性と断熱性をと確保している。
ドア3は、例えば図4に示すように、本体2の収容部20内が見えるようにするための、透光性を有する長方形状の観測窓12を備える。この観測窓12には、例えば、透明なペアガラスが嵌め込まれている。ペアガラスを用いることで、一枚板のガラスを用いる場合に比べて、ドア3は十分な断熱性を確保でき、収容部20内の冷却状態を維持しやすくなっている。
また、ドア3は、収容部20内を確認するための観測窓12を閉塞する透明板と、透明板の周囲に配置されている窓防磁部材(漏磁防止手段)62と、を有している。窓防磁部材62は、その部分からの電磁波(後述する)の漏出を防止するためのものであって、ドア3の外面から見えないように、ドア3の内側において、観測窓12に沿って配置されている。
そして、観測窓12のガラス面には、フィルム状の透明板防磁部材(漏磁防止手段)63が貼り付けられている。このフィルム状の透明板防磁部材63は、例えば、細い金属製のメッシュ部材を有しており、その部分からの電磁波(後述する)の漏出を防止する。
通気口防磁部材90、窓防磁部材62およびフィルム状の透明板防磁部材63は、いずれも、電気的にグランドに接地されている。
また、ドア3の内側であって、ドア3の周囲に対応する位置、つまり本体2の前面板9にある開口部10の周囲に沿う位置には、その部分からの電磁波(後述する)の漏出を防止するためのドア用防磁部材(漏磁防止手段)61が設けられている。このドア用防磁部材61としては、電気的にグランドに接地され、例えば、導電材の心材に対して網状の金属物質で覆った構造のものを採用できる。
ドア3は、把手3Aと、電磁ドアロック13と、非常時に用いられる施錠装置14と、を備えている。
電磁ドアロック13は、例えば、使用者である医薬品卸売販売業者が個人認証システムによって認証を受けることで、ドア3を解錠したり、逆にドア3を施錠したりすることができる。この電磁ドアロック13は、例えば使用者が、後述するモニタ表示部15の画面15Aに対して、タッチ入力で所定のパスワードを入力したり、認証用のカードを近づけることで、ドア3を施錠したり、逆にドア3を解錠できるようにしても良い。
このように、電磁ドアロック13は、例えば、商用電源からの電源供給を受けてドア3の施解錠動作を行う。即ち、ドア3は、電磁ドアロック13を備えているために、恒温槽1が通常の連続運転を行っている際には、認証された使用者以外の者がドア3を開けることができない。これにより、恒温槽1の収容部20内に保管されているボトルBは、認証された使用者以外の者によって取り出されることがない。したがって、恒温槽1がボトルBを連続して低温状態で保管しているときには、ボトルBの保管上のセキュリティ性を担保できる。
例えば、停電などの非常時の場合、電磁ドアロック13は、商用電源からの通電がなくなるために、ドア3を解錠してしまう。非常時、例えば、無停電電源(UPS電源)からの通電があれば、電磁ドアロック13は、ドア3を施錠したままにすることができる。
なお、非常時に無停電電源からの通電がない場合には、例えば施錠装置14によって、ドア3をロック(施錠)状態とすることで、ドア3が開かないようにすることができる。これにより、恒温槽1が停電などによって外部からの電源供給を受けられない非常時にあっても、認証された使用者以外の者が恒温槽1の収容部20内に保管されているボトルBを勝手に持ち出すことができない。したがって、恒温槽1は、たとえ停電時であっても、ボトルBの保管上のセキュリティ性を確保できる。
本体2の前面側であって、ドア3の上方部には、庫内温度表示部17と、記録計17Aと、温度調節器17Bと、独立過昇防止器17Cと、が設けられている。この庫内温度表示部17は、グリコール温度計ともいい、例えば図5に示す収容部20内におけるボトル温度計(BT)29が測定するボトル温度の情報を表示する。記録計17Aは、ボトル温度計29が測定するボトル温度の情報と収容部20内の測定温度などとを記録する。温度調節器17Bは、収容部20内の温度を調節する。
また、ドア3の上部には、上限限界温度異常表示部18Aと、下限限界温度異常表示部18Bと、ドア開閉表示部18Cと、異常警報ブザー19と、が設けられている。上限限界温度異常表示部18Aおよび下限限界温度異常表示部18Bは、共に、例えば赤色ランプであり、ドア開閉表示部18Cは、例えば黄色ランプである。
上限限界温度異常表示部18Aは、ボトルBの温度が所定温度範囲(例えば、3.5+1.0℃(=4.5℃))を上回ったときに、後述する制御部100からの指示により、ボトルBの温度の異常上昇を点灯により警報する。
下限限界温度異常表示部18Bは、ボトルBの温度が所定温度範囲(例えば、3.5-1.0℃(=2.5℃))を下回ったときに、制御部100からの指示により、ボトルBの温度の異常下降を点灯により警報する。
ドア開閉表示部18Cは、例えばドア3が所定時間を超えて開いていると制御部100が判断した場合に、制御部100からの指示により点灯し、ドア3が開いたままの状態(開放異常)であることを警報する。
ボトルBの温度の異常上昇および異常降下やドア3の開放異常は、異常警報ブザー19のブザー音でも警報するようにしても良い。
ここで、詳細については後述するが、制御部100は、例えば図9に示すように、設定配置領域Z(図5参照)内に保管されたボトルBを所定温度範囲内で管理する温度管理手段100A、100B、100Cを構成している。
ドア3の内側には、例えば図4および図6に示すように、ドアセンサ18Dが配置されており、ドア3が開いていることを検出して、制御部100に通知する。
例えば、温度調節器17Bおよび独立過昇防止器17Cに対応するドア3の上方部には、図4から図6などに示すように、モニタ表示部15が配置されている。このモニタ表示部15は、例えばカラー液晶表示器であり、使用者が画面にタッチすることで、各種の情報の表示や、本体2に対して指示する項目などを入力することができる。
モニタ表示部15は、例えば図6に示すように、前面板9に対して、脚部16により支持されており、モニタ表示部15の位置と姿勢は、脚部16を用いて、自在に変更することが可能となっている。
一方、図7および図8などに示すように、本体2の上面板4の後方には、本体2の背面側において、恒温槽1の排熱を滞留させないための複数(例えば、4個)の排熱ファン72が配置されている。各排熱ファン72は、上面板4を背面側に延長させるようにして設けられたファン取付け部材70に対し、それぞれ排熱の方向を上方にして取り付けられている。
排熱ファン72は、制御部100によって定期的または不定期的、例えば排熱温度が所定温度を超えそうなことを検知した場合に駆動されるようにしても良いし、常時駆動されるようにすることも可能である。
なお、機械室などを設置スペースとして利用して恒温槽1を設置するようにした場合には、排熱ファン72は配置を省略できる。
また、例えば図7に示すように、本体2の背面板8の上方部には、部材通し用防磁部材(漏磁防止手段)95を備えた部材通し開口96やサービスコンセント99が設けられている。
部材通し開口96は、例えば、LAN(ローカルエリアネットワーク)用のLANポートである。この部材通し開口96は、導電性のシールドコーキングである部材通し用防磁部材95により防磁されている。即ち、収容部20内で発生する電磁波(後述する)が部材通し開口96の付近から外部に漏出するのを、部材通し用防磁部材95が防止する。
また、背面板8の下方部には、本体2内より引き出された電源ケーブル97が設けられている。電源ケーブル97には、例えば、防磁用の金属製のメッシュが配された防磁ケーブルを用いることによって、その部分からの電磁波(後述する)の漏出が防止される。
次に、恒温槽1における収容部20の構造について説明する。
例えば図5に示すように、収容部20の内面は、背面20D、上面20F、下面20G、および、左右の側面20H、20Hを有する。収容部20の背面20D、上面20F、下面20G、および、左右の側面20H、20Hの各外側の周囲には、例えば断熱材(図示省略)を介して、温度調整空気導入経路30が、収容部20の内部温度を調整するために設けられている。
即ち、温度調整空気導入経路30は、収容部20の上面20F、下面20G、左右の側面20H、20H、および、背面20Dの外側において温度調整空気を循環させており、ここを流れる温度調整空気が収容部20内に供給される。
収容部20の上部には、この温度調整空気を収容部20の収容空間内に導く吹出し口Mが形成されており、吹出し口Mの付近には、室内温度計31が配置されている。
なお、図5では、吹出し口Mを背面20Dに配置した場合を例示しているが、特に背面20Dには限定されず、上面20F、下面20G、または、左右の側面20H、20Hに配置しても良い。あるいは、背面20D、上面20F、下面20G、および、左右の側面20H、20Hの全てに、もしくは、いくつかに選択的に配置することも可能である。
温度調整空気導入経路30は、背面20Dの後側に、図示していないが温度調整用の熱交換器とヒータとを有する。熱交換器およびヒータは、収容部20内の設定配置領域Zの温度調整を行う。これにより、設定配置領域Zにおいては、指定の温度に応じて収容部20内を低温状態に維持した状態で、ボトルBの温度を3.5±1.0℃の範囲内に保つことができる。
収容部20内には、複数の棚板21、22が水平に、しかも、所定の間隔を有するようにして配置されている。
左右の側面20H、20Hには、それぞれ、棚板支持部23、23が配置されている。左右の棚板支持部23、23は、上下方向に沿って配置されて、棚板21、22の両端部を保持している。棚板21の上下方向の位置は、棚板支持部23、23において任意に変更することができる。
これに対して、最も下段に位置する棚板22は、上下方向の位置が高さJの位置で固定されている。このように、最も下段に位置する棚板22の上下方向の位置が固定されているのは、この棚板22の下方の位置にボトル温度計29を配置するためである。棚板22の位置を固定させることによって、ボトル温度計29を置くための空間を確保でき、棚板22がボトル温度計29に接触したりするのを防ぐことができる。
図5に示すように、収容部20の下面20G上には、例えば1つのボトル温度計29が配置されている。ボトル温度計29は、ボトルBの温度を直に測定する代わりに、仮にダミーボトルの温度を測定することによって、間接的にボトルBの温度を測定するものである。
即ち、ボトル温度計29は、ダミーボトルを有している。このダミーボトルの大きさや材質は、例えばボトルBと同様のものとすることが望ましい。ダミーボトルの中には、ボトル内部液として、例えば無毒性グリコールが収容されており、温度プローブでこのグリコールの温度を測定するようになっている。
このボトル内部液は、ボトルBに収容されている薬品Lなどに相当するダミーの薬品である。これにより、このボトル温度計29は、収容部20内におけるボトルBの温度を直接的に測定することに代えて、収容部20内におけるボトルBの温度を間接的にモニタリングできる。
例えば、1つのボトル温度計29は、本体2の外界雰囲気の影響を受け易い収容部20の内部の前面側に配置する。即ち、ボトル温度計29は、例えばドア3を開けると温度変化が生じやすいドア3寄りの位置などに配置するのが好ましい。これにより、ボトル温度計29により検出される検出温度を、各ボトルB内の薬品Lなどの温度よりも高い温度にすることができる。
ボトル温度計29が検出するボトル温度の情報(検出温度)は、ワークであるボトルBの温度とみなすことができる。即ち、ボトルB内の薬品Lなどの温度を直に測定するのは望ましくないので、ボトル温度計29で検出する検出温度が、ボトルBの温度であるとして扱われる。この検出温度はボトル温度の情報として、例えば有線を介して、制御部100に通知される。
制御部100が配置された本体2の上部には、コンバータ101や外部通信ユニット102などが配置されている。
また、図5において、収容部20の内部には、好ましくは複数の受信用のアンテナ40~43が配置されている。例えば、アンテナ40は上面20Fに配置され、アンテナ43は下面20Gに配置されている。アンテナ41、42は背面20Dに配置されている。
一方、収容部20で保管されるボトルBには、例えば、ボトルBに関する個別情報を発信するための情報発信機能部50がそれぞれ貼り付けられている。つまり、各ボトルBの情報発信機能部50は、そのボトルBの個別情報、例えばボトルBの製造番号(ロット番号)、ボトルBの重量、ボトルBの中に入っている薬品Lなどの種類に関する情報などを記憶している。
情報発信機能部50は、アンテナ40~43側から無線で問い合わせを受けると、記憶しているボトルBの個別情報を無線によりアンテナ40~43側に送信(返信)する。この情報発信機能部50から送信されてくるボトルBの個別情報は、少なくともアンテナ40~43の1つにより受信されて、制御部100に送られる。
このように、収容部20内においては、複数のアンテナ40~43が互いに異なる位置に配置されているので、ボトルBが収容部20内のどの位置にあっても、各ボトルBの情報発信機能部50からの個別情報を確実に受信できる。
制御部100では、アンテナ40~43が受信したボトルBについての個別情報から、全ボトルBの在荷情報などを求める。そして、制御部100では、在荷情報などに基づいて、ボトルBの管理情報を作成する。この管理情報は、制御部100から外部通信ユニット102を通じて、例えば、本体2の外部である事務室220内の管理サーバ36に送信される(例えば、図9参照)。
上述したように、例示するアンテナ40~43や各ボトルBの情報発信機能部50は、収容部20内に電磁波を発生させる。第1実施形態の恒温槽1は、この発生した電磁波が本体2の収容部20内から外部に漏出するのを防止するための漏磁防止構造(漏磁防止手段)を備えている。これにより、ボトルBに関する個別情報が、本体2の外部に漏れ出るのを防ぐことができる。
図9は、第1実施形態に係る医薬品卸売販売業の営業所の制御システムSを示すブロック図である。ここでは、法律上は薬品などの貯蔵が制限されている事務室220内の倉庫室230に複数台の恒温槽1が設置されて、複数の倉庫としての運用が可能とされてなる場合を例に説明する。
図9に示すように、この制御システムSは、事務室220において、医療施設からの薬品Lなどの発注を処理するために、各倉庫における薬品Lなどを管理する管理センタ38、管理サーバ36、および、恒温槽1A、1B、1Cを備えて構成される。即ち、この制御システムSによれば、例えば、3台の恒温槽1A、1B、1Cの温度管理が遠隔操作によって集中的に可能とされるとともに、各恒温槽1A、1B、1Cで保管されるボトルBの在庫管理が一元的に可能とされる。
管理サーバ36は、各恒温槽1A、1B、1Cの外部通信ユニット102A、102B、102Cから送信される各種のデータを蓄積できるように構成されている。各種のデータとは、例えば、ボトル温度計29A、29B、29Cによって検出されたボトル温度の情報(実体温度)、室内温度計31A、31B、31Cによって測定された室内温度(空調温度)、収容部20A、20B、20Cで保管される全ボトルBの管理情報などである。
管理サーバ36は、収容部20A、20B、20Cの空調温度、ボトルBの実体温度、および、管理情報などが常に最新のものに更新される。
管理センタ38は、管理サーバ36内に蓄積された全ボトルBの管理情報に基づいて、医療施設からの薬品Lなどの発注に応じたボトルBを検索し、該当するボトルBを医療施設に販売するのに伴って、該管理情報の更新を行う。該管理情報の更新は、対応するボトルBの管理情報だけを書き換えるようにしても良いし、定期的または不定期的に、例えば管理センタ38からの指示に応じて、恒温槽1A、1B、1Cから送信される管理情報を蓄積し直すようにしても良い。
また、管理センタ38は、管理サーバ36内に蓄積されたボトルBの実体温度および収容部20A、20B、20Cの空調温度に基づいて、保管されたボトルBが所定温度範囲内で管理されるように常に温度管理手段100A、100B、100Cを監視する。
各温度管理手段100A、100B、100Cは、例えば温度調節器17Bを制御して、各収容部20A、20B、20C内の温度を厳密にコントロールする空冷手段である。
また、管理センタ38において、常時、各恒温槽1A、1B、1Cの状態をチェックし、必要に応じて、仕切りパネル226の出入口部229より倉庫室230内に立ち入り、恒温槽1A、1B、1Cのメンテナンスや修理などを行うことも可能とされる。
このように、第1実施形態によれば、病院などの医療施設において、その建屋200の一角を、医薬品卸売販売業の営業所の倉庫として運用できるようになる。
即ち、床面228より天井面207に達するように設けられた仕切りパネル222によって区画された事務室220内に、床面228より天井面207に達するように設けられた仕切りパネル226によって区画された倉庫室230を設ける。そして、該倉庫室230の仕切りパネル226のパネル面より前面側が露出するように、一体化させるようにして恒温槽1を設置することで、薬品Lなどを貯蔵するための倉庫としての運用が可能となる。これにより、医療施設においては、使用期限のある高価な薬品LなどのボトルBを多量にストックせずとも、必要な時に、必要な分(量)だけ、適宜調達可能となる。したがって、購入時の金額で転売できない場合や、期限切れのボトルBは廃棄しなければならないといった、多量の在庫をかかえることによる医療施設側の負担を大幅に改善できる。
また、病院などの医療施設の建屋200の一角を仕切りパネル222、226で区画することで、法律上は薬品などの貯蔵が制限されている事務室220および倉庫室230を、医薬品卸売販売業の営業所として開設できる。特に、建屋200の防火設備(例えば、消防法等の規定により排煙等のための設備)や警報器類はそのまま使用することが可能となるなど、大掛かりな工事などを必要とすることなく、簡単に開設できる。
<第2実施形態>
図10は、第2実施形態に係る貯蔵装置の適用例として、例えば、医療施設の構造(間取り)を模式的に示す概略平面図であって、上床や天井などを透過した状態で示している。なお、第1実施形態と同一部分には同一または類似の符号を付し、詳しい説明は省略する。
即ち、この第2実施形態に係る医薬品卸売販売業の営業所は、例えば図10に示すように、薬事室210内に、床面228より天井面207に達するように設けられた仕切りパネル222によって区画された事務室220を備える。また、事務室210内に、床面228より天井面207に達するように設けられた仕切りパネル(仕切り壁)226によって区画され、医薬品保管庫としての恒温槽1を設置するための倉庫室(設置スペース)230が設けられている。そして、倉庫室230内に一体化するようにして組み込み固定された恒温槽1は、薬品などを貯蔵するための倉庫(保管設備)としての代用が可能とされる。
その他の構成は、第1実施形態で示した医薬品卸売販売業の営業所の場合とほぼ同様である。
この第2実施形態の場合においては、例えば、倉庫室230の床面積を1平方メートル(1m 2)以下とすることにより、防火設備(消防法等の規定により排煙等のための設備など)の設置が免除される。
また、第2実施形態においては、恒温槽1を、上述した第1実施形態とは異なる方向に向けて設置しているが、恒温槽1を設置する向きに制限はない。
また、倉庫としての代用が可能な恒温槽1は1台に限らず、複数台の恒温槽1を設置することによって、複数の倉庫として運用できるようにしても良い。
このように、第2実施形態の場合にも、上述した第1実施形態の場合とほぼ同様に、病院などの医療施設において、その建屋200の一角に、医薬品卸売販売業の営業所を簡単に開設でき、恒温槽1の倉庫としての運用が可能とされる。
<その他の実施形態>
上記した各実施形態においては、恒温槽1を、いずれも薬品Lなどを貯蔵する倉庫として代用できるようにするために、床面228より天井面207に達するように仕切りパネル222、226を設けるようにしたが、これに限定されないことは勿論である。
即ち、薬品Lなどに限らず、各種の物品を貯蔵する倉庫としての運用が可能である。特に、医薬品Lなどのように厳格な管理を必要としない物品の場合には、該仕切りパネル222、226は、床面228より天井面207に達するものでなくても良い。
また、恒温槽1としては、例えば図11に示すように、本体2の上面板4の前方(本体2の正面側)に、恒温槽1の排熱を滞留させないための複数の排熱ファン72を配置するようにしても良い。
また、排熱ファン72を取り付けるためのファン取付け部材70の、例えば上端部を、仕切りパネル226に取り付け固定させる構成とすることも可能である。
以上、実施形態を例示して本発明の態様について説明したが、一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
1、1A、1B、1C 恒温槽(医薬品保管庫)
2 本体
3 ドア(開閉扉)
10 開口部(出入口)
20 収容部
36 管理サーバ
38 管理センタ
70 ファン取付け部材
72 排熱ファン
100 制御部
100A、100B、100C 温度管理手段
140 固定部材
200 建屋
207 天井面
210 薬事室
220 事務室
222 仕切りパネル
226 仕切りパネル(仕切り壁)
226a 開口部
228 床面
230 倉庫室(設置スペース)
B ボトル(保管対象物)
L 薬品など
S 制御システム

Claims (8)

  1. 法律上、医薬品の貯蔵が制限されている場所である事務室内に設置され、前記事務室の床面より天井面に達するように設けられた仕切り壁によって区画された設置スペースと、
    前記設置スペースに設置され、法律上の保管規定に適合した条件下で前記医薬品を保管するための医薬品保管庫と、
    を備え、
    前記設置スペースに設置された前記医薬品保管庫を、前記事務室内にて前記医薬品を貯蔵するための倉庫として代用することを特徴とする貯蔵装置。
  2. 前記医薬品保管庫は、前記医薬品を出し入れする出入口が前記仕切り壁の開口部より露出するようにして、前記仕切り壁に取り付け固定されていることを特徴とする請求項1に記載の貯蔵装置。
  3. 前記医薬品保管庫は、前記出入口を開閉するための開閉扉を有し、前記開閉扉を前記倉庫の出入口扉として兼用させることを特徴とする請求項2に記載の貯蔵装置。
  4. 前記設置スペースは、床面積が1平方メートル以下とされることを特徴とする請求項1に記載の貯蔵装置。
  5. 前記事務室は、医療施設の建屋内の一角に設けられ、床面より天井面に達するように設けられた仕切パネルによって区画されていることを特徴とする請求項1に記載の貯蔵装置。
  6. 前記医薬品保管庫は、温度管理が可能な恒温槽であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の貯蔵装置。
  7. 前記恒温槽は、アクセス認証と施解錠によるセキュリティ機能、情報通信による在庫管理機能、および、漏磁防止機能の、いずれかを含むことを特徴とする請求項6に記載の貯蔵装置。
  8. 前記仕切り壁の一部には、前記医薬品保管庫のメンテナンスを行うためのメンテナンス用出入口部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の貯蔵装置。
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