JP6775808B1 - 保管庫システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保管庫で保管されるボトルのセキュリティ性を向上できると共に、電磁波の庫外への漏出と庫内への混入とを抑制できるようにする。【解決手段】保管庫システムは、開口部10を有し、ボトルBを保管する収納室20を備えると共に、電磁波に対するシールド対策が施された保管庫1の本体2と、開口部10を開閉する開閉扉3と、開閉扉3の前面を覆うように配置され、電磁シールド装置Sとしての機能を備えたシャッタ部24と、収納室20内に設けられたアンテナ23と、アンテナ23を介して、ボトルBに予め付されたRFIDタグ22のタグ情報を読み取るタグリーダを有し、タグリーダで読み取ったタグ情報に基づいて、保管庫1で保管されるボトルBを管理する管理制御部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、RFID(Radio Frequency IDentification)システムを用いて、冷蔵庫などの保管庫内に収納された物品(ワーク)を管理するための収納品管理機能を備えた保管庫システムに関する。
従来、薬品などの保管対象物を物品として収納・保管する保管庫として、例えば特許文献1に記載されたような冷蔵庫が提案されている。
この特許文献1に記載の冷蔵庫は、出入り口を通過する物品の種別を含む物品情報を検出することによって、庫外に一時的に取り出された物品をも適切に管理できるようにしたものである。
特許第3639408号公報
しかしながら、引用文献1に記載の冷蔵庫は、物品を出し入れする際に、その物品に関する情報を物品情報読み取り装置で読み取るので、読み取りの際に生じる電磁波が冷蔵庫の外部に漏出(漏磁)する可能性がある。電磁波が冷蔵庫の外部に漏出すると、物品に関する各種の情報が第三者などに漏れてしまう恐れがある。逆に、読み取り時に外部の保管対象外の物品の情報が混入する可能性もあり、収納品管理の精度を悪化させる要因となっていた。
特に、昨今の普及が目覚ましい、スライド式の開閉扉を備えた冷蔵庫においては、有効なシールド対策と共に、より強固なセキュリティ対策が模索されていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、保管庫で保管される保管対象物のセキュリティ性を向上できると共に、電磁波の当該保管庫からの漏出や庫外からの混入を抑制することが可能な保管庫システムを提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の一態様の保管庫システムは、開口部を有し、保管対象物を保管する収納室を備え、電磁波に対するシールド対策が施された保管庫の本体と、前記開口部を開閉する開閉扉と、前記開閉扉の前面を覆うように配置され、電磁シールド装置としての機能を備えたシャッタ部と、前記収納室内に設けられたアンテナ部と、前記アンテナ部を介して、前記保管対象物に予め付されたICタグのタグ情報を読み取るタグ情報読み取り部を有し、前記タグ情報読み取り部で読み取った前記タグ情報に基づいて、前記保管庫で保管される前記保管対象物を管理する管理制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様の保管庫システムによれば、保管庫の前面にシャッタ部を配置することによって、収納室が不用意に開放されるのを簡単に防止できるようになる。これにより、開口部を開閉する開閉扉の有無や構造によらず、保管庫で保管される保管対象物のセキュリティ性を格段に向上させることが可能となる。つまり、施錠が比較的に脆弱とされるスライド式の開閉扉の場合であっても、高いセキュリティ性を確保できる。
また、シャッタ部に電磁シールド装置としての機能を備えさせることによって、シャッタ部の閉時には、完全なシールド空間内において、保管対象物の保管とタグ情報の読み取りとを行うことが可能となる。したがって、電磁波の漏出のみならず、混入をも防止できる。よって、保管対象物に関する各種の情報が外部の第三者などに漏出するのを防止できると共に、保管対象外の物品情報を誤って読み取ることにより収納品管理の精度が悪化するのを改善することが可能となる。
本発明によれば、保管庫で保管される保管対象物のセキュリティ性を向上できると共に、電磁波の当該保管庫からの漏出や庫外からの混入を抑制することが可能な保管庫システムを提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係る保管庫システムの構成例(シャッタ開時)を概略的に示す斜視図である。 図1に示した保管庫システムの構成例(シャッタ開時)を示す概略正面図である。 図1に示した保管庫システムの構成例(シャッタ閉時)を示す概略斜視図である。 本実施の形態に係る保管庫システムが適用される保管庫の内部構造を、開閉扉を透過した状態で示す概略構成図である。 本実施の形態に係る保管庫システムの回路構成例を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る保管庫システムの構成例(シャッタ開時)を示す概略正面図である。
以下、本発明の態様として、いくつかの実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、後述する各実施の形態においては、保管庫として、薬品などが収容された複数のボトル状の容器(以下、ボトルと略記する)を、好ましくは4℃程度で保管するために、例えば2℃から6℃の温度範囲で運転可能な冷蔵庫を例示して説明する。
<第1の実施の形態>
[保管庫システムの全体構成]
図1〜図3は、本発明の第1の実施の形態に係る保管庫システムの構成を概略的に示すもので、図1は、シャッタ部24を開けた状態(シャッタ開時)を例示する斜視図であり、図2は、同じく正面図である。図3は、シャッタ部24を閉めた状態(シャッタ閉時)を例示する斜視図である。また、図4は、保管庫システムを構成する保管庫1の内部構造を、開閉扉3を透過した状態で示す概略図である。
図1〜図3において、本実施の形態に係る保管庫システムは、保管庫1と、該保管庫1で保管される物品(保管対象物)の在庫などに関する在荷情報を管理する管理装置(例えば、RFIDシステム)99と、から構成されている。
保管庫1は、好ましくは4℃程度の低温状態を維持するように、例えば、温度調整された状態で物品である薬品などのボトルBを収納・保管できる冷蔵庫である。
保管庫1は、開口部10を有する冷蔵庫本体2と、冷蔵庫本体2の前面側に摺動自在に設けられ、開口部10を開閉する、例えばスライド式の開閉扉3と、を備える。
冷蔵庫本体2は、好ましくは箱型の筐体であり、上面4と、下面(底面)5と、左右の側面6,7と、背面(裏面)8と、前面(開口面)9と、を有している。冷蔵庫本体2は、少なくとも筐体の外周部分が金属製であり、例えば、SUS(ステンレス鋼)などの特定周波数の電磁波に対するシールド性を有する金属部材によって形成されている。
また、冷蔵庫本体2は、例えば図4に示すように、内部に収納室20を有する。収納室20は、ほぼ直方体形状とされて、上面20A、下面(底面)20B、左右の側面20C,20D、および、背面20Eからなる内面を有する。なお、背面20Eに対向する収納室20の前面側は、開口部10が設けられる開口面となっている。
冷蔵庫本体2には、図4に示すように、収納室20内の温度調整を行うための温度調整空気導入経路30が、収納室20の内面に沿って設けられている。温度調整空気導入経路30は、温度調整のために、後述する温度調整器31からの温度調整空気を収納室20内に循環させるためのものである。温度調整器31は、図示していない熱交換器とヒータとを有しており、収納室20内の温度調整を行うことができる。
収納室20には、少なくとも1つ(ここでは、2段分)の棚板21が着脱自在に設けられている。上下方向の位置である、縦方向の棚板21の幅(間隔)を変更することによって、より高さのあるボトルBも収納可能であり、上下方向に複数のボトルBを積み重ねて収納させることもできる。
収納室20内には、さらに、後述する制御用温度計60が配置されている。制御用温度計60は、例えば、収納室20内において最も温度変化の大きい敏感な箇所に配置されるようになっている。
ここで、ボトルBは、その内部に収容される薬品などの影響を受けにくく、また、影響しにくい、例えばガラス瓶などのガラス製の容器によって構成されている。
収納室20に収納され、収納室20内で保管されるボトルBには、それぞれ、RFIDタグ(ICタグ)22が予め付されている。RFIDタグ22には、例えば、ボトルBの製造番号(ロット番号)や、ボトルB内に収容されている薬品などの種類(薬品名)、または、その薬品の使用期限などといったタグ情報(物品情報)が事前に登録されている。
なお、収納室20内では、ボトルB以外にも、RFIDタグを付すことによって、薬品などが収容されている箱体や、薬品以外の、各種の物品を保管することも可能である。
そして、冷蔵庫本体2の前面9に対して、収納室20との間で、ボトルBを出し入れするための開口部10が矩形状に設けられている。
本実施の形態においては、図4に示すように、ボトルBに予め付されたRFIDタグ22のタグ情報に基づいて、保管庫1で保管されるボトルBの在庫などの在荷情報を管理する管理装置99の、アンテナ(アンテナ部)23が収納室20内に配置されている。アンテナ23は、収納室20の、例えば、上面20Aに配置されたアンテナ23Aと、左右の側面20C,20Dの一方(ここでは、側面20C)に配置されたアンテナ23Cと、背面20Eに配置されたアンテナ23Eと、を備えている。アンテナ23(23A,23C、23E)は、RFIDタグ22からのタグ情報を受信するためのもので、例えばシート状の薄型アンテナなどが用いられる。
なお、各アンテナ23の配置数や配置位置、大きさなどは、例えば受信感度に応じて、適宜、最適な状態となるように任意に設定できる。
図1および図2に示すように、冷蔵庫本体2および開口部10の開閉扉3は、外部(庫外)に対する密封性と断熱性とを保持している。特に、開閉扉3は、冷蔵庫本体2の前面9の開口部10を左右方向に半分ずつ開閉可能とすると共に、閉時には、開口部10を隙間なく閉じることができる。
また、開閉扉3は、引き手(または、取っ手)3Aを備えると共に、閉時にも冷蔵庫本体2の収納室20内が見えるように、透光性を有する、例えばガラス窓3Rを備えている。開閉扉3は、例えば、ガラス窓3Rのフレーム枠の部分が樹脂によって形成されて、結露のしにくい構造となっている。
そして、開閉扉3の、ガラス窓3Rの周辺部分および開口部10の周囲部分には、図示していない金属フィンガやパッキンなどが配置されている。したがって、開閉扉3は、開口部10を閉じることにより、内部を透過しつつ、収納室20を密閉状態に保持できる。
スライド式の開閉扉3は、例えば、図示していないシリンダ型の鍵(シリンダ鍵)と錠(シリンダ錠)とによって施解錠することが可能とされている。
保管庫1は、シリンダ鍵の管理を徹底することによって、保管上のセキュリティ性が確保される。例えば、保管庫1が通常の連続運転を行っている際に、認証を受けた使用者(認証者)以外の非認証者または第三者が開閉扉3を開けられないようにすることによって、保管されているボトルBが勝手に取り出されるのを防止できる。
ここで、ガラス窓3Rを有するスライド式の開閉扉3を備えた冷蔵庫が適用される保管庫1の場合、例えば、樹脂からなるフレーム枠の部分にシリンダ錠が設けられるなどの構造上の理由から、施錠が脆弱なものになりやすい。
しかも、ガラス窓3Rの周囲のフレーム枠の部分が、結露を防ぐために樹脂によって形成されてなる開閉扉3の場合においては、特に、そのフレーム枠の部分からの電磁波の漏出を抑える必要がある。
すなわち、ガラス窓3Rを有したスライド式の開閉扉3の場合、ガラス面にシールドフィルムを貼ることによって、ガラス窓3Rからの電磁波の漏出は抑制できるものの、フレーム枠の部分からの電磁波の漏出が問題となる。
このように、ガラス窓3Rを有したスライド式の開閉扉3を備えた冷蔵庫が適用される保管庫1の場合、保管庫1で保管されるボトルBのセキュリティ性を向上させると共に、電磁波の当該保管庫1からの漏出および混入を抑制できるようにすることが望ましい。
図1において、管理装置99は、アンテナ23(23A,23C,23E)を介して、各ボトルBに予め付されたRFIDタグ22からタグ情報を非接触で読み取るタグリーダ(タグ情報読み取り部)を有した在荷監視制御部(管理制御部)50、を備える。在荷監視制御部50は、保管庫1の外側(庫外)に設置されるようになっており、各アンテナ23との間がそれぞれ有線ケーブルKを介して電気接続される。
有線ケーブルKは、冷蔵庫本体2を貫通しており、特に、シールド性を備えた保管庫1の場合、その貫通部分には漏磁防止策が施されている。つまり、冷蔵庫本体2の貫通部分と有線ケーブルKとの隙間から、収納室20内に余計な電磁波が入り込むことがないように構成されている。
有線ケーブルKとは、例えば、防磁用の金属製のメッシュが配置された防磁ケーブルである。防磁ケーブルを採用することによって、保管庫1の外側から有線ケーブルKを介して電磁波が混入することや漏出(漏磁)することがないように防止される。
なお、図示していないが、保管庫1に電源を供給するための電源ケーブルや、グランド(GND)に接地される電源ケーブルにも、同様に防磁ケーブルが採用されている。
また、管理装置99は、外部通信ユニット51や表示ユニット(図示省略)などを備えるようにしても良い。すなわち、在荷監視制御部50は、RFIDタグ22から読み取ったタグ情報に基づいて、保管庫1で保管されているボトルBの在荷情報などを管理するもので、例えば、外部通信ユニット51を介して、保管庫1の外部に在荷情報などの送信を行うこともできる。また、在荷監視制御部50は、管理する在荷情報などを、例えば、図示省略の表示ユニットを用いて目視可能に表示するようにしても良い。
一方、冷蔵庫本体2の前面9側には、例えば図1〜図3に示すように、保管庫1の開口部10の、開閉扉3を覆うようにして、シャッタ部24からなる電磁シールド装置Sが配置されている。シャッタ部24は、保管庫1とは別体として、後付けによる取り付けが可能とされている。
このように、保管庫1の前面9側にシャッタ部24を配置することによって、収納室20内に収納されているボトルBのセキュリティ性を向上させることが可能となる。しかも、シャッタ部24にシールド性を持たせ、電磁シールド(電磁シールド装置S)としても機能させることによって、セキュリティ性のみでなく、保管庫1のシールド性も簡単に向上させることが可能となる。
すなわち、シールド性を備えた保管庫1の場合には、シャッタ部24からなる電磁シールド装置Sと冷蔵庫本体2とによって、収納室20に所望のシールド空間を形成することができる。これにより、シャッタ閉時には、収納室20を良好なシールド空間として利用することが可能となる。したがって、シャッタ部24を閉じた状態とすることによって、開閉扉3のガラス窓3Rのフレーム枠の部分からの電磁波の漏出と電磁波の混入とを防止できる。
なお、シャッタ部24としては、ロール式、ジャバラ式、ブラインド型、間仕切り型など、各種のシャッタ機構を適用できる。
また、シャッタ部24は、その筐体部分に、収納室20内の温度をモニタするための温度モニタ62や、認証付ロック機構12などを備えるようにしても良い。
認証付ロック機構12は、例えばシャッタ部24が不用意に開けられるのを制限するためのもので、施錠状態か/解錠状態であるかを示す施錠解錠情報RRを、在荷監視制御部50に出力する。
認証付ロック機構12とは、例えば、認証を受けた使用者が認証用のカードキー(認証用IDカードなど)を近づけることなどにより、シャッタ部24を施錠したり、逆に、シャッタ部24の施錠を解除したりするものである。認証付ロック機構12としては、例えば、商用電源からの電源供給を受けて動作する電磁式ドアロックを採用できる。
このように、認証付ロック機構12を備えることによって、保管庫1が通常の連続運転を行っている際に、認証を受けた使用者以外の非認証者または第三者がシャッタ部24を開けるのを防止できる。したがって、保管庫1内で保管されているボトルBを、使用者以外の者が勝手に取り出すことはできない。これにより、たとえスライド式の開閉扉3の施錠が脆弱であるとしても、ボトルBの保管上のセキュリティを格段に向上できる。
また、施錠状態を示す施錠解錠情報RRを、例えば、タグ情報の読み取りの契機とすることにより、良好なシールド空間内において、タグ情報の安定した読み取りが可能となる。したがって、読み取り時の電磁波が庫外に漏出したり、読み取り時に電磁波が庫内に混入したりするのを抑制でき、収納品管理の精度を向上させることが可能となる。すなわち、管理するボトルBの情報が外部に漏れるのを防止できると共に、管理対象でないボトルの情報を誤って管理するといった不具合を解消できる。
なお、認証を受けた使用者が認証付ロック機構12を操作してシャッタ部24の施錠を解除しようとした場合には、その認証の結果を、表示ユニットなどを用いて表示させるようにしても良い。表示する認証の結果としては、例えば、ボトルBの出し入れを行った使用者を特定するための登録番号や使用者名などがあげられる。
すなわち、在荷監視制御部50は、RFIDタグ22から読み取ったタグ情報に基づいて、保管されているボトルBの在庫などの在荷情報を管理すると共に、その管理する情報を、外部通信ユニット51を介して、外部に送信するようになっている。また、在荷監視制御部50は、管理する情報や、認証付ロック機構12からの施錠解錠情報RRに応じた認証の結果を、表示ユニットなどによってデジタル表示させることもできる。
[保管庫システムの制御ブロック]
次に、図5を参照して、第1の実施の形態に係る保管庫システムの制御ブロックについて説明する。
保管庫1には、例えば、冷蔵庫本体2内に、温度調整器31、制御用温度計60、異常警報部71、非常ドアロック13、無停電電源装置であるUPS(Uninterruptible Power Supply)電源70、保管庫制御部80、および、アンテナ23などが設けられている。
制御用温度計60としては、例えば熱電対を用いることができる。この制御用温度計60は、例えば、最も温度変化が大きい敏感な場所として、収納室20内の開口部10の近傍などに設けられる。
制御用温度計60は、保管庫制御部80に電気的に接続されると共に、例えば、シャッタ部24の筐体部分に配置された温度モニタ62と無線または有線により接続されている。すなわち、制御用温度計60は、検出した測定温度情報Mを保管庫制御部80および温度モニタ62に供給するようになっている。制御用温度計60は、例えばブルートゥース(登録商標)などの無線通信により、測定温度情報Mを温度モニタ62に提供可能な構成としても良い。
制御用温度計60によって測定された測定温度情報Mは、温度モニタ62の制御温度表示部によりデジタル表示される。
保管庫制御部80は、制御用温度計60からの測定温度情報Mに基づいて、庫内温度が常に一定の温度となるように温度調整器31を制御したり、一定の温度に制御できないような異常時に異常警報部71より警報を出力させたりすることが可能とされている。
温度調整器31は、保管庫制御部80の制御に応じて温度調整を行うもので、収納室20内の温度が一定の低温状態(例えば、2℃〜6℃程度)を連続して保持するように、図示していない熱交換器とヒータとを制御する。これにより、各ボトルBの温度が、好ましくは4℃程度に保持される。
異常警報部71は、収納室20内の温度が所定温度(例えば、6℃)を上回ったときに図示せぬ異常警報灯を点灯して、温度の異常上昇を報知する。また、異常警報部71は、収納室20内の温度が所定温度(例えば、2℃)を下回ったときに図示せぬ異常警報灯を点灯して、温度の異常下降を報知する。また、異常警報部71は、収納室20内の温度が所定の制御温度(例えば、2℃〜6℃)の範囲から外れたときに、図示せぬ異常警報音発生部から警報音を発生させるようにしても良い。
さらに、異常警報部71としては、例えば、開閉扉3の開放が連続して予め設定された時間を経過した場合などに警報音を発生するようにしても良い。
なお、収納室20の温度調整に用いられる測定温度情報Mは、例えば、保管されているボトルB内に収容されている薬品などの温度を直接的に測定するボトル温度計などを用いて取得するようにしても良い。ボトルB内に実際に収容されている薬品などは非常に高価な場合もあるため、測定温度情報Mとしては、ボトル温度計などを用いてダミーのボトル(図示省略)の内部の温度を間接的に測定するようにしても良い。
UPS電源70は、例えば、冷蔵庫本体2に電源を供給する商用電源(図示省略)が停電により給電できないなどの異常時に、管理装置99や温度モニタ62などに電源を供給する。
UPS電源70には、非常ドアロック13が電気的に接続されている。すなわち、商用電源の停電などの異常時には、収納室20内のボトルBが不用意に持ち出されることがないようにするために、非常ドアロック13によって開閉扉3が強制的に施錠される。
停電などの異常時、仮に収納室20内の温度が上昇し、例えば収納室20内の温度が8℃を超えると、ボトルB内に収容されている薬品などの品質が劣化する可能性がある。このような異常時においては、非常ドアロック13によって開閉扉3を強制的に施錠することにより、品質が劣化した薬品などが誤って使用されるのを未然に防ぐことができる。
これに対し、管理装置99の、タグリーダを有した在荷監視制御部50は、アンテナ23を介して、保管庫1の収納室20内で保管されている各ボトルBの、RFIDタグ22からタグ情報を非接触で読み取って、全ボトルBの在庫などの在荷情報を管理する。
在荷情報とは、例えば、各ボトルBのロット番号や、収容されている薬品などの種類、または、その薬品の使用期限などに関する情報であって、各ボトルBの収納室20への出し入れに伴う日時(使用の履歴)などの管理状況を含むものであっても良い。
すなわち、タグ情報の読み取りは、タグリーダから不定期的(例えば、認証付ロック機構12からの施錠状態を示す施錠解錠情報RRを契機とする)に、アンテナ23を介して、保管されている各ボトルBに対して、所定の問い合わせが行われる。
この問い合わせに対して、各ボトルBのRFIDタグ22からは、それぞれが記憶するタグ情報がアンテナ23へと送信される。こうして、タグリーダによるタグ情報の読み取りが行われる。
なお、タグ情報の読み取りのタイミングは、例えば、シャッタ部24が実際に閉じられたことを契機としても良い。
また、外部通信ユニット51を介して、無線もしくは有線により在荷情報などを外部に出力させることで、例えば遠隔地において、管理者などが複数の保管庫システムの在荷情報を集中管理(一括管理)できるように構成することも可能である。
上記したように、本実施の形態によれば、保管庫1で保管されるボトルBのセキュリティ性を向上できると共に、電磁波の保管庫1からの漏出や庫外からの混入を抑制することが可能となる。
すなわち、電磁シールド装置Sとしても機能するシャッタ部24を保管庫1の前面9に配置することによって、収納室20が不用意に開放されるのを簡単に防止できるようにしている。これにより、ボトルBの出し入れを勝手に行えないようにすると共に、シャッタ閉時には、ボトルBの情報が庫外に漏れたり、混入したりするのを確実に防止できるようになる。したがって、保管庫1で保管されるボトルBのセキュリティ性とシールド性とを格段に向上させることが可能となり、収納品管理における精度を高めることが可能となるものである。
特に、施錠が脆弱であるとされる、ガラス窓3Rを有するスライド式の開閉扉3を採用する冷蔵庫を保管庫1として適用する際にも、十分なセキュリティ性とシールド性とを確保できるようになるものである。
なお、本実施の形態においては、開口部10を開閉する開閉扉3の有無や構造に限定されるものではなく、例えば、冷気が逃げないようにロール式の樹脂シートなどを遮断カーテンとして採用する冷蔵庫などにも同様に適用できる。
<第2の実施の形態>
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る保管庫システムの構成例を概略的に示すものである。なお、第1の実施の形態の保管庫システムと同一部分には、同一または類似の符号を付して詳しい説明は省略する。
すなわち、本実施の形態に係る保管庫システムは、例えば図6に示すように、大型モニタのような表示ユニット34を、管理装置99とは別体として備えるようにした場合を例示したものである。管理装置99と別体とすることにより、表示ユニット34の大型化が可能となる。
表示ユニット34は、例えば、ボトルBのRFIDタグ22から読み取ったタグ情報や、タグ情報に基づく在荷情報をデジタル表示したり、ボトルBの出し入れを行った使用者を特定するための情報を認証の結果として表示したりすることが可能とされる。
また、表示ユニット34においては、例えば在荷情報に基づいて、ボトルB内に収容されている薬品などの使用期限切れが間近に迫っていることを警告するようにしても良い。また、収納室20内より取り出されたボトルBが所定の時間を経過した後に再び収納室20に収納される際に、例えば、当該ボトルBは薬品としての効力が著しく低下しており、再度の保管には適さないことなどを注意喚起するようにしても良い。
このように、本発明の第2の実施の形態に係る保管庫システムによれば、ボトルBを保管する際のセキュリティ性およびシールド性の強化や、ボトルBを管理する上での精度の向上のみでなく、各種の情報をより多く目視可能に表示できるようになる。よって、その現場において、出し入れの最中にボトルB内の薬品などの使用期限などを常に確認することが可能となる。
なお、上記した各実施の形態においては、スライド式の開閉扉3を備える保管庫1に限らず、例えば、観音開き(両開き)式の2枚ドアを備える冷蔵庫や、片開き式の1枚ドアを備える冷蔵庫にも同様に適用できる。
また、保管庫1としては、冷蔵庫に限らず、例えば、所定の温度状態を維持するように温度調整された恒温槽、あるいは、ショーケース、整理棚、または、キャビネットなどであっても良い。
上述したように、本発明の一態様の保管庫システムは、開口部10を有し、ボトルBを保管する収納室20を備え、電磁波に対するシールド対策が施された保管庫1の冷蔵庫本体2と、開口部10を開閉する開閉扉3と、開閉扉3の前面を覆うように配置され、電磁シールド装置Sとしての機能を備えたシャッタ部24と、収納室20内に設けられたアンテナ23と、アンテナ23を介して、ボトルBに予め付されたRFIDタグ22のタグ情報を読み取るタグリーダを有し、タグリーダで読み取ったタグ情報に基づいて、保管庫1で保管されるボトルBを管理する在荷監視制御部50と、を備える。
本発明の一態様の保管庫システムによれば、保管庫1の前面にシャッタ部24を配置することによって、収納室20が不用意に開放されるのを簡単に防止できるようになる。これにより、開口部10を開閉する開閉扉の有無や構造によらず、保管庫1で保管されるボトルBのセキュリティ性を格段に向上させることが可能となる。つまり、施錠が比較的に脆弱とされるスライド式の開閉扉3の場合であっても、高いセキュリティ性を確保できる。
また、シャッタ部24に電磁シールド装置Sとしての機能を備えさせることによって、シャッタ部24の閉時には、完全なシールド空間内において、ボトルBの保管とタグ情報の読み取りとを行うことが可能となる。したがって、電磁波の漏出のみならず、混入をも防止できる。よって、ボトルBに関する各種の情報が外部の第三者などに漏出するのを防止できると共に、保管対象外のタグ情報を誤って読み取ることにより収納品管理の精度が悪化するのを改善することが可能となる。
また、タグリーダは、無線通信によりRFIDタグ22に事前に登録されているタグ情報を非接触で読み取る。
これにより、ボトルBのタグ情報を正確に読み取ることが可能となる。
また、アンテナ23と在荷監視制御部50とによって、管理装置99としてのRFIDシステムが構成されている。
これにより、管理装置99を容易に提供することができる。
また、管理装置99は、アンテナ23と在荷監視制御部50とが、防磁用の金属製のメッシュが配置された防磁ケーブルからなる有線ケーブルKを介して接続されている。
これにより、保管庫1の外側から有線ケーブルKを介して電磁波が混入することや漏出(漏磁)することがないように防止される。
また、有線ケーブルKは、冷蔵庫本体2を貫通しており、その貫通部分には漏磁防止策が施されている。
これにより、冷蔵庫本体2の貫通部分と有線ケーブルKとの隙間から、収納室20内に余計な電磁波が入り込むことがないように構成されている。
また、管理装置99は、外部通信ユニット51をさらに備える。
これにより、遠隔地などにおいて、管理者などが複数の保管庫システムの在荷情報を集中管理(一括管理)できるようになる。
また、開閉扉3は、ガラス窓3Rを備えたスライド式の開閉扉である。
これにより、施錠が比較的に脆弱とされるスライド式の開閉扉3であっても、高いセキュリティ性を確保できる。
また、開閉扉3は、ガラス窓3Rのフレーム枠が樹脂によって形成されている。
これにより、ガラス窓3Rのフレーム枠が樹脂によって形成されている開閉扉3であっても、高いシールド性を確保できる。
以上、いくつかの実施の形態を例示して本発明の態様について説明したが、各実施の形態は一例であり、特許請求の範囲に記載される発明の範囲は、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更できるものである。
保管庫1に適用される冷蔵庫としては、例えば、非常ドアロック13やUPS電源70などを有さない、温度管理された状態で連続運転が可能な、最もベーシックなタイプの市販の冷蔵庫(既製品)であっても良い。市販の冷蔵庫を適用した場合には、システムとしての大幅な低廉化が可能となる。
1 保管庫
3 開閉扉(スライド式)
10 開口部
12 認証付ロック機構
20 収納室
22 RFIDタグ(ICタグ)
23,23A,23C,23E アンテナ(アンテナ部)
24 シャッタ部
31 温度調整器
34 表示ユニット
50 在荷監視制御部(管理制御部)
51 外部通信ユニット
60 制御用温度計
62 温度モニタ
80 保管庫制御部
99 管理装置(RFIDシステム)
B ボトル(保管対象物)
S 電磁シールド装置

Claims (7)

  1. 開口部を有し、保管対象物を保管する収納室を備え、電磁波に対するシールド対策が施された本体、および、前記本体の前記開口部に開閉自在に設けられ、シリンダ錠が配置される樹脂製のフレーム枠を有したスライド式の開閉扉を備えた保管庫と、
    前記保管庫の前記開閉扉の前面を覆うように後付けにより取り付けられ、電磁シールド装置としての機能を備えた認証ロック機構付きのシャッタ部と、
    前記収納室内に設けられたアンテナ部と、
    前記アンテナ部を介して、前記保管対象物に予め付されたICタグのタグ情報を読み取るタグ情報読み取り部を有し、前記タグ情報読み取り部で読み取った前記タグ情報に基づいて、前記保管庫で保管される前記保管対象物を管理する管理制御部と、
    を備えることを特徴とする保管庫システム。
  2. 前記タグ情報読み取り部は、無線通信により前記ICタグに事前に登録されているタグ情報を非接触で読み取ることを特徴とする請求項1に記載の保管庫システム。
  3. 前記アンテナ部と前記管理制御部とによって、管理装置としてのRFIDシステムが構成されていることを特徴とする請求項1に記載の保管庫システム。
  4. 前記管理装置は、前記アンテナ部と前記管理制御部とが、防磁用の金属製のメッシュが配置された防磁ケーブルからなる有線ケーブルを介して接続されていることを特徴とする請求項3に記載の保管庫システム。
  5. 前記有線ケーブルは、前記本体を貫通しており、その貫通部分には漏磁防止策が施されていることを特徴とする請求項4に記載の保管庫システム。
  6. 前記管理装置は、外部通信ユニットをさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の保管庫システム。
  7. 前記開閉扉は、前記フレーム枠によって保持されたガラス窓を備えることを特徴とする請求項1に記載の保管庫システム。
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